№2467 2022年2月 今月は何があった 何をやった

 日本はついに一日の感染者が10万人、世界全体では累積4億人を突破。それでも数多くの混乱を招きながらも日本で、世界で、「アフターコロナ」への模索が続く、ウィルス感染禍。政治的な思惑が絡んだ上に、15歳の少女に降りかかったドーピング疑惑。一方で平野 歩夢・小林 陵侑・高木 美帆・ロコソラーレらの活躍に、羽生 結弦・小平 奈緒らの健闘も讃えたい、北京オリンピック。しかし、ロシアのウクライナ侵攻は、何もかもを塗りつぶして、どこかへ追いやってしまった。世界中で高まる反戦の叫びも、「独裁者」の耳には、届くのだろうか?(先月の「核戦争に勝者なし」宣言には、ロシアも入っているんだよね!?)太平洋戦争中の日系人強制収容から80年、米ニクソン大統領訪中から50年、あさま山荘事件からも50年、日航機羽田沖墜落事故から40年、結局今月は、どんな事が起きたのだろう。

 1月30日 「アンコウつるし切り」 糸魚川市海洋高校生徒が動画をネット公開
 1月31日 中小企業への国の給付金最大250万円 申請受付開始

 1日 ミャンマー クーデターから1年 市民「沈黙のストライキ」で抗議
 2日 NFLワシントン 新チーム名「コマンダーズ」発表
 3日 自民党 茂木幹事長 家族コロナ感染で自主待機
 4日 ナスカ地上絵遊覧の軽飛行機墜落 乗客乗員全員死亡
 5日 政府分科会尾身 茂会長 ワクチン3回目接種
 6日 カナダ 運転手ワクチン接種接種義務反対デモ オタワ市長 非常事態宣言
 7日 アメリカ政府 日本への渡航「中止勧告」に引き上げ
 8日 台湾 福島県など原産の食品 輸入規制緩和方針を発表
 9日 北海道音更町「山本忠信商店」とJALUX 農産品・食品販路拡大で提携

10日 ファイザー開発 新型コロナウィルス飲み薬「パキロビッドパック」 後藤厚生労働大臣 正式に承認
11日 日米豪印外相会合 安全保障などの広範囲提携で一致
12日 「“こどもの本”総選挙」 一位は「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
13日 NFLスーパーボウル ラムズ22年ぶり2度目優勝
14日 ヤマダデンキ 大塚家具吸収合併を発表
15日 大阪市ヘイトスピーチ条例は合憲 最高裁初の判断
16日 IAEA 福島第一原発現地調査 動画で公開
17日 立憲民主党 新年度予算案組み替え案まとめ 医療従事者への支援充実盛り込み
18日 香港政府行政長官選挙 5月に延期発表
19日 神奈川県 コロナ重点観察対象 65歳以上・2歳未満限定の方針決定

20日 韓国大統領選挙 アン・チョルス候補 野党一本化提案撤回
21日 ミャンマー ロヒンギャ迫害問題 国際司法裁判所の審理再開
22日 旧優生保護法不妊手術 大阪地裁 国に初の賠償命令
23日 上野動物園 双子パンダ生後8ヶ月 映像を公開
24日 亀田3兄弟への処分は違法 JCBに約1億円支払い命令
25日 富士急ハイランド 連続ジェットコースター事故 調査結果公表
26日 5~11歳へのワクチン接種開始 足立区

 今月はこの他、佐渡山の金山の世界文化遺産推薦が閣議で了解、元運輸大臣・東京都知事石原 慎太郎氏(成田空港アクセス鉄道の引き金となった「一声」でも知られた)・映画監督恩地 日出夫氏・芥川賞作家西村 賢太氏・漫画家とりい かずよし氏・「御三家」歌手西郷 輝彦氏死去、NFLトム・ブレイディ引退、藤井 聡太の最年少「五冠」と羽生 善治のA級陥落、英エリザベス女王が在位70年、北日本記録的大雪でJR北海道混乱、無免許運転の元都議に有罪判決、グーグルがスマホアプリ利用履歴の広告利用制限を発表、アニメ「半島の鳥」がベルリン国際映画祭「特別表彰」、ブラジルで大規模土砂災害、台湾が福島県産などの輸入規制を緩和、長崎県知事選挙で現役最年少知事誕生、米連邦最高裁判所の判事に初の黒人女性指名、などがありました。
 アサリの産地偽装と「内密出産」、熊本発の出来事が、波紋を呼びました。
 今月は国土交通省で、「ローカル鉄道の在り方について」の検討会、「鉄道の運賃料金制度の検証」の小委員会と、2つの議論が行われました。「アフターコロナ」を見据えた部分もあるだろうが、前者は必ずしも鉄道の維持にはこだわらない、という姿勢が見えるようです。後者は、航空や高速バスで見られる「ダイナミックプライシング」導入が視野に入っているようだが、交通はどこもコロナ禍で利用の減り方が半端ではないし、輸送の安全に関わるコストが増しているので(運行そのものだけでなく、去年続発した車内での事件などへの対策も必要)という事で、どちらも難しい話し合いが続きそう。
(どちらも、今日現在では議論の中身は公表されていない。運賃制度に関しては、明日明後日、鉄道事業者を呼んで第2・3回の小委員会が行われる)

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≪今月この一枚≫

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 千葉県の新交通システム・山万です。7日に撮影しました。山万というのは基本的には不動産の会社なのだが、同社が佐倉市に開発したユーカリが丘の住宅地の足として、新王通システムも運営しています。京成線のユーカリが丘を基点として、公園からラケット状の循環路線になっているが、その公園=ユーカリが丘南公園で撮影したものです。3編成あり、「こあら1~3号」と命名されていて、平日朝夕は2編成、それ以外は1編成がひたすらグルグル回っています(京成の快速に合わせておおむね20分間隔)。ループの内側は開発されておらず、案外ローカルな車窓が展開します。山万は一昨年からバス事業にも参入していて、通しで「こあら4~10号」(4~7がレインボー、8~10がポンチョ)と命名されています。バスも、「鉄道事業本部」が運営しています。この事からも、バスは鉄道を補完する役割を担っていると考えられます。
 メインの新交通システムは、1982(S57)年11月2日に、ユーカリが丘~中学校間が開業しました。なので、今年の暮れには40周年を迎える事になります。「こあら1~3号」はその時からの車両です。老朽化もあるのだが、冷房がないので、夏場はちょっとしんどいかも知れません。先述のバス事業開始もあって、新交通自体はどうなる?なんて噂も聞こえてくるが、山万自体は引き続き運営の意向のようです(特にラッシュ時だとこの位の輸送力が必要だろう)。であれば、そろそろ車両の更新を考えるべき時かも知れません。40周年記念という事で、新車両導入の期待したいです。いかが?

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 ロシアのウクライナ侵攻は航空にも影響が出ていて、EU等がロシア機の領空の飛行を禁止した事への対抗措置として、ロシアも欧州機の領空通過を禁止、日本~欧州路線のルートを変更せざるを得ないため、欧州キャリアでは代替ルート確定までの間、運休も発生しているようです。日本は今のところ対象外で、JALやANAの欧州便はロシア経由で飛んでいるそう。逆にアエロフロートが土曜日に羽田に来ているのも見たが、この先どうなるのか。8年前のマレーシア機撃墜事件のような大惨事は、本当にご勘弁!

 いすゞと日野は、2024(R6)年度より、EVのフルフラット路線バスの生産を開始すると発表しました(実際の生産はJBUS)。また、トヨタも含めて、次世代の燃料電池バスの企画・開発に向けた検討を開始するともしています。まだ2年以上先だが、いよいよ日本のバスも脱ディーゼルエンジンに向けて、本格的に動き出すのか。三菱ふそうはどうする?

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 今年の「Myカレンダー」、2月は東急東横線と、横浜高速鉄道みなとみらい線です。先月にも書いた「反則かも知れない手」とはこの事で、神奈川県の鉄道事業者14者を13枚(表紙含む)に収めるには、どこかで2社を1つの画像の中にまとめなければならず、苦肉の策でこうなりました。昨年の2月20日、大倉山駅での撮影だが、みなとみらい線Y500系は東急と完全に共通運用(東急に委託なので)だから、目撃したら、東急発行の時刻表に記された列車番号から運用と、東急編成とどの駅で並ぶかを推測して、その駅のホームで並ぶのを待つ。この方法しか思いつきませんでした。走行中にすれ違う両者をピッタリな構図で撮る、なんて器用なマネはできませんから。だから季節感がない、つまらない画像なのは、どうかご勘弁ください。

《今日のニュースから》 
27日 北朝鮮 弾道ミサイル発射 EEZ外落下と推定
28日 外環道トンネル工事 東京地裁 一部区間の中止命令を決定


 明日はお休みし、次回は木曜日に更新します。3月になるが、「まん延等防止措置」はどうなる。大阪府は3週間程度延長したいそう、神奈川県も、6日の終了は難しいとしているそうだが。

№2466 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.97

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 オミクロン株の感染者数自体は減少傾向にあるようだが、重症者数はピークの最中、死亡者数も増加傾向とは、まだまだ油断ならぬよう。世界的にはそろそろ、コロナ禍自体とどう向き合うべきかという方向に、議論が進められる事になりそうです。「ゼロコロナ」はもはや非現実的らしいから(まだこだわる国もあるが)。もっともその前に、ロシアのウクライナ侵攻という一大事を、今すぐ何とか終わらせなければならないのだが、どうしたものか。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日2月25日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。なおバスでは、3月6日の東京マラソン開催で、運行内容の変更を予告している事業者がいくつかあります。重点措置の期限の最終日に当たるわけだが、開催にこぎつけられるのかどうか。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は、成田空港行9~39号・成田空港発2~38・48号が運休を継続している(38号は東京始発大船行で運行)。なお、3月12日より9・13・15・19・23・27・31・35・39・43号及び10・14・18・22・26・30・34・38号(全て千葉停車)は全区間の運行を再開し、「NEXえきねっとトクだ値」の発売区間を拡大する。その他の新幹線・在来線は、定期列車は通常通り運行している。
 東北・北海道・上越・北陸新幹線(〔こまち〕〔つばさ〕〔つるぎ〕を除く)では、8号車を「新幹線オフィス車両」として運用してる(土休日・繁忙期を除く)。必要な乗車券類があれば利用可能。追加料金は不要。予約はできない。〔はやぶさ7・21・25号〕〔はやぶさ14・28・110号〕では、専任アテンダントによるリモートワーク支援ツールの無料貸し出しを行う利用者にはサブスクリプションサービスを提供する(~2月28日(販売・利用は3月31日まで))。
 ワクチン接種証明書・PCR 陰性証明書を活用した取り組みを、今後展開する。びゅうトラベルサービスによるツアー、グループのホテルの割引など。
 春の臨時列車の運行計画が発表になった。「とれいゆつばさ」は、3月5・6日の〔とれいゆつばさ1号〕(福島10時02分発→新庄)・〔とれいゆつばさ2号〕(新庄15時00分発→福島)を持って、一般の旅客列車としての運行を終了する。
 5月21日(土)22時頃~5月22日(日)いっぱいにかけて、浜松町駅の京浜東北線南行(大宮→大船方向)ホーム拡幅に伴う線路切り替え工事を行う。21日は工事時間中、東海道線・東京~品川間及び常磐線品川~上野間が休止となり、東海道線は品川で、宇都宮線・高崎線(上野東京ライン)は東京で、常磐線は上野で折り返し運転を行う。〔ひたち30号〕〔ときわ83・84・85・86号〕は上野~品川間を取りやめ。22日は、京浜東北線は東十条~蒲田間は約10分間隔、山手線外回りは約4~5分間隔で運行する。京浜東北線は、快速運転は取りやめ。両日とも工事時間中は、京浜東北線南行は、田端→田町間で山手線外回りの線路を運行する。なお、5月22日の4~12時頃、大門通りのJR交差部が通行止めになる(歩行者は利用可)。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。首都圏では、平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減便が行われる。相模線及び八高線・川越線(八王子~高麗川~川越間)でワンマン運転を開始。東北新幹線や特急の一部取りやめ・臨時列車化・運行区間短縮等も行われる。山形新幹線は、全車指定席となる。山形・秋田両新幹線は、新幹線区間・在来線区間共通の特急料金を適用する。東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線のグランクラス・グリーン料金、在来線特急のグリーン料金、〔サフィール踊り子〕のプレミアムグリーン・グリーン個室料金の値上げを行う。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は通常通り運行。冬の臨時列車は、2月28日までは予定の全列車を運行する。
 春の臨時列車は、3月は全て運行し、指定券の発売を開始している。4月以降は別途通知。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。東海道新幹線〔のぞみ〕の30本は、東京~新大阪間を6分短縮。なお、16両編成の列車の喫煙ルームは、7号車を廃止し(「ビジネスブース」試験的導入のため)、3・15号車(普通車)及び10号車(グリーン車)とする。御殿場線・身延線は変更がない模様。
 
東京メトロ 通常通り運行している。
 3月12日、全線でダイヤ改正を実施。銀座線・丸ノ内線・有楽町線では日中(有楽町線は池袋以北)と夜間、日比谷線・千代田線は夜間の減便を行う。夜間の〔THライナー〕〔メトロホームウェイ〕は運行時間帯を1時間前倒し。南北線は4月より順次、8連運転を開始する。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。浅草線は本日2月26日、ダイヤ改正を実施を行っている。
 都電おもいで広場・再生可能エネルギーPR館(エコっと白丸)は当面の間、休館する。
 三田線・新宿線・大江戸線・日暮里・舎人ライナーは3月12日にダイヤ改正を行う。新宿線の急行は運行本数を削減(線内各駅停車に変更)。各線とも、現状の最終列車が正規の最終列車となる。三田線は4月より順次8連運転を開始し、6500形は5月14日より運行を開始する予定。

京成 本日2月26日の改正ダイヤの下に、通常通り運行している。
 10月1日(予定)より、成田空港線の運賃の値下げを行う。通学定期は京成高砂~成田空港間全駅、普通運賃・通勤定期は京成高砂~印旛日本医大間で値下げを実施。
 
東武 通常通り運行している。
 スマホアプリ「NIKKO MaaS」が始まっている。「日光世界遺産デジタルフリーパス」「中禅寺・奥日光デジタルフリーパス」「鬼怒川温泉デジタルフリーパス」「湯西川温泉デジタルフリーパス」を発売する。
 竹ノ塚駅構内高架切り替え工事のため、3月19日は22時40分頃以降最終列車まで、北千住~草加間で普通・日比谷線直通の運転を取りやめる。北千住~西新井間・西新井~草加間で代行バスを運行する(小菅は停車しない。五反野または千代田線綾瀬から徒歩約20分)。急行線は通常通り運行する。
 3月12日、スカイツリーライン関連路線でダイヤ改正を実施。全体的に減量される他、栃木県内のワンマン運転が日光線全線・鬼怒川線に拡大される。東上線は同日、地下鉄直通の一部列車の時刻・行先変更を行う。
 2023(R5)年の新特急車N100系の導入が発表になっている。

西武 通常通り運行している。「52席の至福」は3月6日までディナーコースは休止、ブランチコースは酒類を提供しない。
 企画乗車券「ムーミンバレーパークおでかけパス」を、ムーミン物語・イーグルバス・国際興業・西武バスと共同で発売する。西武線全線(多摩川線は除く)一日乗車券+飯能駅北口~メッツァ間バス往復乗車券(西武・国際・イーグルいずれも可)+ムーミンバレーパークのワンデーパス。大人3,300円+小児2,000円。2月27日まで。
「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」は一時発売を停止し、通常の「秩父漫遊きっぷ」を発売している。
「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」を開催中。4月10日まで。
 3月12日、ダイヤ改正を実施(多摩川線を除く)。平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減量。「Fライナー」含む日中の快速急行は、飯能発着が小手指発着に短縮される。多摩湖線は増発。

京王 通常通り運行している。
〔京王ライナー〕〔Mt.TAKAO号〕は土休日のみ、上下全列車が明大前に停車する(下りは乗車・上りは降車のみ)。新宿~高尾山口間の座席指定列車は、往復とも〔Mt.TAKAO号〕の愛称で、現行ダイヤでは3月6日まで運行する。下りは明大前→高尾山口間ノンストップで2本、上りは2本を運行する(6号(高尾山口17時15分発)は、当面の間取りやめ)。
 3月12日、ダイヤ改正を実施(井の頭線を除く)。特急・準特急を統合し、特急が現在の準特急の停車駅で運行される。〔Mt.TAKAO号〕は通年運転になり、6号は3月12日より再開する。〔京王ライナー〕は平日も明大前に停車する。

小田急 通常通り運行している。
「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
 江ノ電と共同で、江の島・鎌倉エリア誘客施策「絵はがきになる日常を。」を展開している。
 小田急百貨店新宿店本館の、今年9月いっぱいでの閉店が発表になっている。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
 3月12日より、小児IC運賃を一律50円均一とする。小児用の学定期券は(IC・磁気券とも)一律1ヶ月800円均一・3か月2,280円均一・6ヶ月6,320円に改定する(ただし、通学証明書に記載された区間のみ発売)。小児用各種フリーパスは、小田急線利用分を低廉化する。2月10日~3月25日、新規に小児用PASMOを購入し、アンケートに回答すると、先着10,000人に、GSEデザインのオリジナルカードケースがプレゼントされる。
 小田急ホテルセンチュリー相模大野8Fで、2月11日より、ワクチン3回目接種(ブースター接種)を行っている。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減量。日中の新宿~新松田間急行は、町田~小田原間(6連・新松田~小田原間各駅停車)に変更。千代田線直通準急は急行に変更。江ノ島線は平日・土休日共、藤沢で運転系統を分断する。VSE50000形は3月11日を持って定期運転を終了し、2023(R5)年秋に引退。3月12日より、豪徳寺、祖師ヶ谷大蔵、柿生の各駅は始発~6時30分まで駅員が不在となる。また、新宿以外の定期券発売窓口・乗車券類発売窓口の営業時間を、7時30分~20時00分に短縮する。

東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~213号(大井町21時41分発)の8本で実施。22時台2本は引き続き取りやめ(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。「電車とバスの博物館」は、ミニ・ライブラリーは当面の間閉鎖。B棟はシェアオフィスとして営業している。
 東京工業大学と共同で、「列車内の混雑状況の可視化」に関する実証実験を、2月28日まで行う。駒沢大学駅の上りホームに混雑解析装置を設置し、列車内の乗客が保有するスマホのブルートゥース信号を取得、クラウド上のAIにて、混雑状況を分析する。AIの精度を高めるため、高速度カメラも併設し、撮影・測定した混雑状況と組み合わせで、AIをチューニングする。
 来年(2023(R5)年)3月実施予定で、鉄軌道の運賃の変更(値上げ)を申請した。改定率12.9%。普通運賃(据え置きのこどもの国線を除き)は、初乗り運賃はIC・乗車券とも140円。他はほぼ改定率と同程度となる。渋谷~横浜間は、IC272→309円、乗車券280→310円。世田谷線はIC・乗車券とも160円。通勤定期券の平均割引率は37.8%で変わらない。通学定期券は73.9%→77.1%に引き上げる事で、相殺して運賃は据え置きになる。「子育て世代・シニア層に向けた施策」も合わせて検討するとしている。
 3月12日より、東急とみなとみらい線にまたがる連絡割引定期券(通勤のみ)の発売額を改定(値上げ)する。
 東急新横浜線は、来年3月に開業予定と発表があった。
 3月12日、東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・こどもの国線でダイヤ改正を実施。目黒線は奥沢駅の通過線整備により、急行1本の所要時間を短縮。東横線は、日中の菊名折返しを取りやめ。大井町線「Q SEAT」サービス提供列車は1本増発。目黒線は4月より順次、8連運転を開始する。

京急 本日2月26日の改正ダイヤの下に、通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
 3月12日より、「空港連絡特殊割引」の割引額の見直しを行う。現在、羽田空港各ターミナル駅~空港第2ビル及び成田空港各駅間は、3者合算額から90円(京急・都営・京成各30円)、羽田空港各ターミナル駅~その他の京成線各駅・都営地下鉄線各駅間は、合算額から60円(京急・都営各30円)の割引を行っているが、この内京急の割引額を、30→20円に引き下げる。羽田空港第1・第2ターミナル~成田空港間(スカイアクセス経由)は(10円単位の乗車券で)大人1,720→1,730円・小児860→870円、など(都営・京成の割引額の変更はない)。「羽田みらいきっぷ」は、3月11日を持って発売を終了する。

相鉄 通常通り運行している。相鉄新横浜線(新横浜~羽沢横浜国大間)は、来年3月に開業と発表があった。
 3月12日、ダイヤの見直しを行う。ホームドア整備に伴い、停車時間の見直しを行う。このため、初発列車の時刻が一部の駅で繰り上がる。二俣川での本線→いずみ野線の接続を改善。JR直通列車は、一部列車の相鉄線内の種別を変更する。

りんかい線 通常通り運行している。

つくばエクスプレス 通常通り運行している。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。平日朝ラッシュ時、つくば発の運行間隔を平均化。ピーク時及びピーク後各1時間で、秋葉原到着列車は合計2本減便。深夜の北千住折返しは廃止(つくば発北千住行最終は八潮止まりになる)。

関東鉄道 通常通り運行している。
 3月12日、ダイヤ改正を行う。常総線・竜ケ崎線とも、全体的に減便。常総線は、15~16時台の取手~水海道間で増発。JR・TXとの接続時間の調整を行う。
 
新京成 通常通り運行している。

北総 本日2月26日の改正ダイヤの下に、通常通り運行している。
 10月1日(予定)より、運賃の値下げを行う。全体で15.4%、通学定期で64.7%の値下げ。普通運賃(現金)は新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間580円→480円(▲100円)、通勤定期は京成高砂~新鎌ヶ谷間6ヶ月134,360円→108,870円(▲25,490円)、通学定期は京成高砂~印西牧の原間80,950円→26,950円(▲54,000円)など。

東葉高速 通常通り運行している。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、2編成目の「トゥインクルツアー編成」(10031F)が運行を開始している。在来の1編成(10041F)は、「キラキラスター編成」として運行。今月一杯の運用を公表している。

ゆりかもめ 通常通り運行している。

多摩都市モノレール 通常通り運行している。
 3月12日、ダイヤ改正を行う。平日朝方は主要駅の停車時間見直しにより、所要時間を短縮する。夜間は運転間隔を拡大し、本数を削減する。初列車の繰り下げ・最終列車の繰り上げは行わない。

舞浜リゾートライン 通常通り運行している。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」ラッピング列車は、3月31日まで運行を延長。「千葉モノレール×初音ミクコラボ」ラッピングモノレールを、3月29日まで運行する。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。本日2月26日のJリーグ輸送(浦和vsG大阪 15時開始)は、開始前に浦和美園行5本、終了後に浦和美園発4本の臨時列車を運行を行った。
 3月12日のダイヤ改正が予告されているが、具体的な内容は発表になっていない。4月より順次、8連運転を開始する。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。平日・土休日共日中及び夜間は運行間隔を15分に拡大。平日は一部が丸山発着になり、5分間隔運行時間帯を短縮。

横浜市営地下鉄 通常通り運行している。ブルーラインへの新形式4000形の導入が発表になった。営業運転開始は5月の予定。2023(R5)年度までに8編成を導入し、3000A形を置き替える。
 普通回数券は、3月31日を持って発売を終了する。昼間割引回数券・土休日回数券・通学割引回数券・障害者割引回数券は発売を継続。昼間割引券は、平日の適用時間を9時00分~16時00分に拡大。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」ラッピングトレインを運行中。3月までの予定。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」自体は来年3月31日まで開催を延長し、本日より3月13日までイベント「GUNDAM PORT YOKOHAMA」も開催されるが、ラッピングトレインの運行については発表がない。
 3月12日より、みなとみらい線と東急にまたがる連絡割引定期券(通勤のみ)の発売額を改定(値上げ)する。
3月12日、ダイヤ改正を行う。みなとみらい線内は、一部列車の時刻・行先の変更を行う。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで(3月13日までは「木下大サーカス号」(湘南深沢駅前で開催)として運行される)。

江ノ電 通常通り運行している。
 ヴァル研究所・OpenStreetと共同で、2月23~28日の間、「R134BUS ~鎌倉⇔国道134号線⇔江の島~ シャトルバス実証実験」を行う。鎌倉八幡宮16時30分発→江ノ島島内17時20分着・江ノ島島内19時00分発→鎌倉駅19時40分。運賃無料。予約制で、ヴァル研究所の「Sokko-bus」にて予約する。

箱根登山 通常通り運行している。
 4月1日付で、箱根ロープウェイを吸収合併する。
 箱根登山鉄道の公式Webは、2022(R4)年内に閉鎖予定(今日現在は存続している)。「箱根ナビ」に項目が順次移行する。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。小田原~箱根湯本間は、初発を20分程度繰り下げ、最終電車を30分程度繰り上げ。日中は毎時上下計8本→6本に削減。箱根湯本~強羅間は、朝方・夕方でそれぞれ上下計2本を削減。

伊豆箱根 通常通り運行している。
「イケメンシリーズ」(株式会社サイバード運営の恋愛ゲーム)とのタイアップが行われている。コラボの一日乗車券「旅助け」(大人1,040円)と、「旅助け」+「オリジナルガイドマップ」のセット(1,600円 ガイドマップはセットのみで、図柄は選択できない)を、三島・伊豆長岡・修善寺駅で発売。このオリジナル「旅助け」を伊豆箱根交通タクシー利用時に運転手に提示すると、オリジナルポストカードがプレゼントされる。「LOVEキュン♥スタンプラリー」を、3期に渡って展開。スタンプラリー用紙(1,000円)を購入して参加する。第2期は3月31日まで、第3期は4月1日~5月31日。
 一般の「旅助け」は、「こどもたびだすけ」(子供専用デザイン:子供のみ520円)の発売を開始している。
 沿線のJA3組合(3JA)との包括連携協定締結を記念し、「3JA コラボ駿豆線 1 日フリー乗車券旅助け」を5月31日まで、終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)・「いずっぱこSHOP」で発売。3月13日までデジタルスタンプラリーを実施。
 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とのコラボ企画を展開している。大河ドラマ館入館引換券と、三島~韮山間往復乗車券をセットにした「大河ドラマ館セット乗車券」(大人のみ800円)、入館引換券と「旅助け」(通常デザイン)をセットにした「旅助け・大河ドラマ館セット券」(大人のみ1,340円)を、来年1月15日まで間発売する(大河ドラマ館は、韮山駅隣接の時代劇場)。
「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」でも発売している。2月24日より「ジョルダンモバイルチケット」でも発売している。いずれも発売金額・効力は紙券と同じ。
「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス」を、終日有人駅で発売している。クーポン券3枚セットで、沿線の菓子店などで使用できる。3月31日までの発売だが、なくなり次第終了する。大人1,000円(2,000枚限定)・小児800円(100枚限定)。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
 十国峠のケーブルカー及びレストハウスは、2月11日より、富士急行グループとなった。

 現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。
「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 3月17日まで
「イケメンシリーズ」(7501F) 3月17日まで
「鎌倉殿の13人」(3505F) 3月17日まで
「北条義時号」(2201F)「北条政子号」(3504F)「源頼朝号」(3501F) いずれも3月17日まで
 また、「日大三島高校選抜出場記念」ヘッドマーク掲出列車(2202F)を3月30日まで運行するが、運用は公表されていない。

伊豆急行 通常通り運行している。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。
 臨時〔踊り子〕の運行日が追加されている。
「伊豆満喫フリーきっぷ」は3月31日まで、伊豆急行線内の特急停車駅(伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田)で発売する。大人1,900円・小児950円。枚数限定。
 JR東日本E209系を、3000系として導入する。4連×2本。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。普通列車は、午後の熱海~伊豆急下田間1往復を、熱海~伊豆高原間に短縮。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は再開している。2月いっぱいまでの土休日(12月25日~1月3日を除く)設定)。(3月2・24日は整備点検のため、他車両で代走)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。
 2月23日より、「富士河口湖温泉郷×温泉むすめプロジェクト」を展開する。富士急行グループでは、電車の河口湖駅到着時アナウンス、河口湖周遊バスアナウンス、富士パノラマロープウェイのアナウンスが、温泉むすめ「河口湖多佳美」(CV:大西 沙織)バージョンになるほか、グッズ販売・コラボメニュー提供などが行われる。
 十国峠のケーブルカー及びレストハウスは、2月11日より、富士急行グループとなった。
 4月1日より、鉄道部門は新会社・富士山麓電気鉄道に分社して運営する(路線の案内は引き続き「富士急行線」)
 3月12日、ダイヤ改正を実施。最終電車を繰り下げ(大月発22時52分→23時10分・河口湖発21時52分→22時10分)、下りは東京21時45分発〔かいじ57号〕からの乗り換えが可能になる。〔フジサン特急〕は土休日のみ2往復で運行を再開。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕共、3月12日以降運行分の指定券の発売を開始している。〔富士登山電車〕は引き続き運休する。

小湊鐵道 通常通り運行。
「里山トロッコ」は、今年は3月12日より運行を開始する。
「小湊鐵道1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」は2月7日より、「ジョルダンモバイルチケット」の発売を開始している。

いすみ鉄道 通常通り運行。キハ28形は、四国で運行されていた急行〔いよ〕〔うわじま〕のヘッドマークを、JR四国からの貸与を受けて掲出している。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。大原でのJRとの接続を考慮して変更する。全体の運行本数は変わらない。〔急行〕は上下とも、運転区間・時刻を変更。

銚子電鉄 朝方3往復・夕方2往復は運休中。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は、今年は3月19日より運行を開始する。全車指定席。「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。
「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。3月31日まで、「超平和バスターズトレインスタンプラリー」を開催。
 小田急のMaaSアプリ「EMot」に秩父鉄道が参入し、フリーきっぷ2種を発売している。「秩父路遊々フリーきっぷ デジタル版」は、大人1,500円・小児500円で、通年利用できる。「宝登山ロープウェイフリーきっぷ」は大人750円・小児380円で一日乗り降り自由(紙券は大人830円・小児420円で往復利用のみ)。
 3月12日より、PASMOを全線で導入する。なお、羽生・熊谷・武川・ふかや花園・寄居・長瀞・御花畑・影森・三峰口以外の各駅は、3月11日を持って、駅員の配置を終了する(無人化)。影森・三峰口駅では、PASMOの発売等は行わない。

 東急・相鉄・東京メトロ・埼玉高速・東京都営・東武・西武の各社は連名で、来年3月予定の東急新横浜線・相鉄新横浜線開業に合わせた、相互直通ネットワークの形成を発表している。
(西武は、新横浜線には直通しない)

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
 新500円硬貨についていくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。

東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。3月29日まで、劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ)。
  
日立自動車交通 通常通り運行。
 新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。

ちばレインボーバス 通常通り運行。3月27日まで、土休日限定1日乗車券を発売。1,000枚限定。大人1,000円・小児1,000(2枚)。車両の写真付き。船尾・白井両車庫、バス車内で発売。電話予約も受け付ける。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便(千葉内陸バス1便含む)、土休日は1往復が運休。本日2月26日、順大線、白銀線、角栄団地線、酒々井プレミアム・アウトレット線、下志津線(平日のみ)でダイヤ改正を実施した。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。一般路線は通常通り運行。
 新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。

国際興業 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行しているが、感染の状況によって、運行ダイヤを変更する場合があると予告している。

西武バス 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。東久留米駅~東久留米団地~新座団地間及び吉祥寺駅~西武車庫~大泉学園駅~都民農園セコニック間の各系統で、平日の一部の便が運休している(土休日は通常運行)。なお、他の系統でも感染の拡大により、平日ダイヤを土曜日または休日のダイヤに変更する場合があると予告している。
 3月12日より、〔志32〕系統(志木駅南口~東北通り~跡見女子大)・〔朝24〕系統(朝霞台駅~泉水三丁目~志木駅南口)は大幅に減便し、〔朝21〕系統(朝霞台駅~野火止七丁目~志木駅南口)・〔志35〕系統(志木駅南口~野火止七丁目~新座駅南口)を新設する。この他、新座・川越・狭山・飯能各営業所でダイヤ改正を行う。
 深夜急行バス「Midnight S-tarmine」(池袋駅東口→小手指駅北口)は、運行を休止している。
 ナビタイムジャパンと共同で、「Bluetooth Low Energy」スキャンを利用してバス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを実施中。練馬・上石神井・滝山・新座各営業所の350台が対象。

関東バス 〔阿01・02・04・51・52〕〔萩04・05・06・07〕〔中03〕系統は、土休日ダイヤで運行している(2月一杯の予定)。お台場直行バス(土休日のみ運行)は、当面の間運休する。阿佐谷〔営〕で2月14日に予定していたダイヤ改正は、当面の間延期。
 4月1日より、始発地点を23時00分以降に出発する便全てに、深夜運賃を適用する。

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 
西東京バス 一般路線は通常通り運行。〔通勤ライナー〕は、3月31日まで運休している。
 バス運行と直接関係ないが、「秋川渓谷瀬音の湯」に通じる石舟橋が3月上旬に通行止めになり、十里木バス停からは大幅な迂回になるため、訪問者には「秋川渓谷瀬音の湯」発着便の利用を推奨している。
  
京王バス 一般路線は通常通り運行。

小田急バス 一般路線は通常通り運行(ただし〔渋24〕系統は、東急バス便が一部運休している)。
 6月頃からを予定として、始発地を23時00分以降に出発する便を深夜バスとして設定し、系統によって異なる深夜バス設定時間帯を統一する。
 
東急バス 〔渋21・22・23・24〕〔杉06〕系統は、平日は臨時ダイヤで運行している。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 3月1日より、市が尾駅~羽田空港路線を新設する(京浜急行バスと共同運行・羽田空港発は新横浜駅経由)。同時にセンター北駅・センター南駅・新横浜駅~羽田空港路線もダイヤ改正を行う。
 ナビタイムジャパンと共同の、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。
 渋谷駅西口は、転回路がスクランブル交差点近辺に移動したため、到着・出発双方の遅延が予想されると告知している。

京浜急行バス 通常通り運行中。
 3月1日より、羽田空港~市が尾駅路線を新設する(東急バスと共同運行・羽田空港発は新横浜駅経由)。同時に羽田空港~新横浜駅・センター南駅・センター北駅路線もダイヤ改正を行う。
 3月1日より、横浜駅~五井駅路線と、羽田空港~五井駅・蘇我駅路線を統合する(横浜発朝方2本・五井発夕方2本は引き続き直行で運行)。
 YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入している。
「KEIKYU OPEN TOP BUS三浦」は、乗車の年齢制限が撤廃されている。1歳以上6歳未満の幼児は、小児運賃500円で乗車可能。大人の膝上に乗せて乗車させる場合は「抱っこ紐」等の着用が必須になる(大人1人に対し、小児1人が無料)。
 新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。

KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ(一次)運行中。なお、プレ運行(二次)は、工事の入札が不調に終わったため、開始が遅れると思われる(東京都都市整備局のWebより)。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、14系統は全4便、11・17系統は4便中2便が運休している。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。香取市循環バス(休日周遊ルート)は、当面の間運休。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。2月25日より、ミチノテラス豊洲(ゆりかもめ市場前駅に隣接)~成田空港間の空港バスを運行している。1日1往復。豊洲発12時00分・成田空港第3ターミナル発14時05分。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダン㈱の「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
 新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。一般路線バスは通常通り運行。
「市原里山ぐるっと周遊バス」を、3月27日までの土休日に運行している。上総牛久駅~養老渓谷間を6往復運行。全区間で大人800円・小児400円。鉄道の「1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」(上総牛久駅~湖畔美術館間のみ)所持者も利用できる。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、日東交通との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(小湊・日東各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。
  
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、小湊鐵道との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(日東・小湊各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。
 土浦駅西口駅~筑波山口間でサイクルバスの実証運行を行っている。対象は平日2往復・土休日4往復(1往復は土浦駅西口~高岡間区間運転)。実証実験期間中の持ち込み料金は無料。先着2台だが、車いす利用者が乗車している場合は、そのまま持ち込む事は出来ない。
 PASMO・Suicaの「バス特」サービスは(観光・パープル・グリーン各分社を含めて)継続中。

朝日自動車 通常通り運行。
 新田駅東口~南町・伊原循環線は、2022(R4)年3月いっぱいで廃止。

阪東自動車 鳥の博物館線(土休日のみ運行)は運休している。その他の路線は通常通り運行。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。 
 マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
 東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)
 入西団地線の2便は、運行を再開している。現在は通常運賃だが、3月7日より深夜バスとして、深夜運賃(通常運賃の倍額)を適用する。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。

関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中(一部、ICカードの導入そのものがない路線がある)。

イーグルバス 〔W02〕系統(和紙の里~小川町駅)・〔W03〕系統(和紙の里~寄居駅)は土休日のみ、一部の便が運休している(平日は通常通り)。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。

横浜市営 215系統の「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。
「Visaのタッチ決済」を、「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」に拡大している。5月までの毎月10・20・30日は50%キャッシュバックを実施(109系統特急は除く)。
 
横浜交通開発 通常通り運行。100系統(鴨居駅~ららぽーと横浜)は、3月31日を持って廃止する。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは運休を継続。時差登校終了時に運行を再開。
 新500円硬貨は、全線で使用できる。

神奈中バス 一般路線は通常通り運行。3月1日より、相模大野・町田~TDR間高速バスの運行を開始する(京成バスと神奈川中央交通東の共同運行)。1日2往復。戸塚・港南台・上永谷・東戸塚~羽田空港路線は、今月いっぱいで廃止になる(現在運休中)。
 3月12日、二宮駅・国府津駅~橘団地・テクノパーク方面各系統の再編成を行う。〔二46・47・48・49〕系統は廃止し、〔二38・41〕〔国04・05・06〕系統に集約。
 小田急のMaaSアプリ「EMot」で、神奈MaaSチケット「バスもやりMaaS~神奈中がちょっと本気出してみたチケット~」を期間・枚数限定で発売している。1ヶ月1万円で神奈中の一般路線バスが全線乗り放題となり(平日は9時以降の乗務員への提示から)、さらにチケット利用月の25日までに、対象施設40か所(「らーめん花楽」など、沿線の一部ファストフード店舗や、イオン・ららぽーとなど)中4か所を利用する事で、翌月は無料で再度全線乗り放題となる。2~4月の各月分を、前月の17日10時から発売する。各月先着200枚限定。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。

臨港バス 〔川21・22・23・25〕〔鶴08〕系統は、通常通りの運行に復帰している。
「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行される。
  
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)。

箱根登山バス 定期観光バス「まるごと箱根号」は運休中。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
 座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている。下り小田原駅10時15分発(箱根ターンパイク経由)・箱根湯本駅11時50分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発・16時00分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行。乗車券小田原駅発大人1,200円・小児600円、箱根湯本駅発着大人980円・小児490円+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発見。
 箱根登山バスの公式Webは1月31日をもって閉鎖し、「箱根ナビ」に項目が移行している。

伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している。
 湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、特別ダイヤにおいて運行中。
 伊豆の国市と提携した「観光周遊バス」の実証運行が行われている。「歴バスのるーら」は、通常運行は休止している。「伊豆の国ぐるっとパス」1日券 300 円 2日券 500 円。コース・時刻等は「いずのくに観光周遊」特設Web(https://izuspamirai.com/izunokuni_shuyu/)に掲載。
「函南町拠点循環バス」実証運行を開始している。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。3月31日まで運行予定(来年10月一杯までは運行の意向の模様)。
 中伊豆線(修善寺駅~地蔵堂・筏場)は3月31日をもって退出し、4月1日以降は伊豆市自主運行バスとなる(東海バスが運行)。時刻・運賃は変更ないが、伊豆箱根バスの回数券等は使用できなくなる。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。
 新500円硬貨は、全線で使用できる(同社公式ツィッターより)。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
 
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線共に、通常通り運行。

富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は、9~17時台の30分間隔運行に減便している。「グリーンライン」(西湖)は4本、「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。富士スバルライン五合目線は、土休日のみ1往復運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。新松田駅~西丹沢路線は、3月12日より土休日のみ、春ダイヤに移行する。

富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。
 高速バス・沼津~東京駅線及び沼津・(三島)~渋谷・新宿線は、再度運休している。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。「三島エクスプレス」は、一部便を運行している。平日・土休日共、大平車庫7時35分・9時35分発、バスタ新宿14時30分・16時50分発。土休日のみ大平車庫8時35分発、バスタ新宿18時40分発を追加で運行。
 定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。
 三島~松崎間特急・快速バス2往復は、2月16日より高速バス車両で運行している。
 ボンネットバス「伊豆の踊子号」は、105周年記念の一環で、半年間のリニューアル整備に入っている。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している。
 フリーきっぷ全種類の、小田急のMaaSアプリ「EMot」での発売を開始した。「EMot」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円になる(大人1人に対し、小児5人まで)。
 伊豆観光情報サイト「Izu-Letters」を開設している。
 3月下旬より、PASMOを全エリアの一般路線に導入する。なお3月一杯を持って、通学関連以外の現行の回数券は、発売を終了する。通学関連は4月1日発売より、枚数を13→11枚つづりに変更する。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
 東京駅~ムーミンバレーパーク(メッツァ)間直行バスは、4月30日までの運行日が発表されている。
 東京駅~秦野丹沢登山口大倉間の高速バスを、3月27日までの土休日に運行している。
 JR竹芝水素シャトルバスは、平日は東京駅丸の内南口11時00分~19時30分発の8回、土休日10時50分~19時30分発の11回を運行。
 東京駅(下り八重洲南口発・上り日本橋口着)~国際展示場駅・東京ビッグサイト・東京港フェリーターミナル間の運行を開始している。下り13本・上り14本運行。所要35分。4列シートの高速バス車両を使用。運賃大人400円・小児200円。IC可。

 この他、一部の事業者より、新型コロナウィルス感染禍に対応した、乗車券・特急券等の取扱い方について発表がある。一部の窓口・案内所は休業または営業時間の短縮を行っている。
 PASMOは3月12日より、払い戻し時手数料(220円)を徴収(再設定)する。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 デジタルチケットが、JRや大手ばかりではなく、中小の鉄道・バスにも広がりつつあります。このコロナ禍だし、デジタル化の流れにも合うのだろうが、乗り遅れてしまう人を見捨てない策を施して欲しいと思います。さて、首都圏に出されている「まん延等防止重点措置」の期限が来月6日に迫っているが、スンナリ終わりとなるだろうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 
25日 富士急ハイランド 連続ジェットコースター事故 調査結果公表
26日 5~11歳へのワクチン接種開始 足立区


 次回は月曜日に更新し、今月のできごとをまとめます。コロナもオリンピックも、ウクライナ侵攻でどこかに行ってしまった感も…。

№2465 年鑑バスラマ2021→2022(ぽると出版)

平和交通 BYD EV.jpg
「年鑑バスラマ2021→2022」、先月末には刊行になりました。

巻頭言
 今年もコロナ禍に苦しみながらもなんとか光明を見出そうとするバス業界、を中心に据えているが、今年はもう少し手広く、ポスト・ピュアディーゼルエンジン車の行方や自動運転、それらを踏まえた次世代の国産バスについて取り上げられています。
 オミクロン株の急拡大でまたブレーキがかかった格好のバス業界だが、一方で日本に限らず、そろそろ「コロナ禍とどう向き合うべきか」というテーマが、侃々諤々議論が展開されるようになってきました。もはやウィルスを完全に駆逐する事は不可能なのだから、どう共存するのか、という方向で話が進んでいるように感じられます。その議論の行方は、バスに限らず交通業界全体にとって、重大な関心事となるでしょう。とにかく「移動のニーズ」が失われたら、EVも自動運転もヘッタくれもなく、どの交通も生きては行けなくなるのだから。

緊急提言 コロナ禍と貸切バス
 伊勢国際観光常務取締役・中西 亮太氏の寄稿。伊勢国際観光は、去年秋の187号・「事業者訪問228」で取り上げられていて、中西氏の顔写真もありました。
 中西氏は、現行の貸切運賃制度には相当な不満のようで、それは187号でも垣間見えました。もっと自由競争を、と言いたいようだが、ただ、現行の貸切バス運賃制度は、もうすぐ発生から10年になる関越ツアーバス事故、あるいは先日慰霊の式典が行われた軽井沢のツアーバス事故の反省から生まれたものでは、なかったのか?「零細事業者に冷たい」との批判もあるが、私は、最低限の決まり事さえ守れない、いや守ろうとしなかった「ブラック事業者」がこのコロナ禍で淘汰されるなら、そこまでは歓迎してもいいと思う。それが、他の真面目な事業者のためにもなるはずだから。
 路線バスの場合は、路線の廃止や減便は日常生活に悪影響を与える一大事となるから、時にはメディアも大きく報道する事になる。その点、「不要不急」(バスに限らないが、非常にネガティブなイメージが植えつけられる事になった)の印象が強いだろう貸切バスは、やはり優先度が低くなってしまうのか。読んでみて、政治・行政以上に、メディアを中心とした外野の態度の影響が大のように感じました。業界の側が束になって、公共的な場面でもっと大きく、声をあげるべきかも知れません。

国内バスハイライト 2021
 トップに来たのは、今年はEVだった。BYDのJ6はポンチョのライバルになりそう…だが、そのポンチョのEVはBYDのOEMと聞く。という事は、基本的な仕様はJ6で、ボディだけ変える、という事だろうか?(今のところはまだ、発売開始のアナウンスはない)
 日野・いすゞのハイブリッド連節バスは普及が進んではいるようでも、まだ「お試し」的な印象がある。走らせるなら幕張の京成バスのように、BRTというのではなくても、1時間に何本も走るような感染的な路線で、もっと展開が見たい(道路条件にもよるが)。
 当然車両面が中心になるが、このコロナ禍を機に様々な非接触対応のデジタルチケットサービルが普及し、あるいは試行され、富士急行グループでは顔認証制度の実証実験まで行われている。今年も各地で展開されるはず、さながらデジタルの実験場の様相を呈しているが、小さくてもいいから、どこかでスペースを取ってこれらを紹介して欲しい。

国内バスカタログ 2021→2022
 国産は、小改良はあるが、目玉商品と呼べるようなものは出なかった。日産シビリアンがなくなったので、このポジションはトヨタコースター/日野リエッセⅡ、三菱ふそうローザが引き継ぐ事になるのだろうか。今書いて気づいたが、この、いわゆる「マイクロバス」のEV化、というのは、あり得ないのか?乗用車にあって、逆にもっと大型のバスでも普及できるのなら、小型バスでも展開できそうだと思うのだが。海外市場も期待できる気がするし。

海外バスカタログ 2021→2022
 バンホールのアストロメガは、大型観光・高速用で航続距離300~500㎞とはすごい。あるいはこれも日本向けの展開がありうるのか。
 バスそのものはともかく、問題なのは日本もだが電力の供給で、何度か書いているが、市中の乗用車を片っ端からEV化した時、必要な電力を全部賄えるのか?しかも欧州では去年の暮れごろから、エネルギー価格が高騰し社会問題になっているし、今年に入ってから、EUが原子力発電所を「クリーンエネルギー」と位置付けた事から加盟国間でスッタモンダが起きている所へ今のウクライナ危機で、このままだと西側は直接対ロシアの戦場にはならなくても、エネルギー確保の点で一大事になると思う。どう乗り切るつもりなのだろうか。公共交通に影響が出なければ良いが、その源が何であれ、もうジャブジャブエネルギーを使っていい時代ではない。この機にエネルギー使用の優先順位付けが、必要な時かもしれない(それは日本も同じ)。

トヨタ燃料電池バスの20年

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 その「バスのエネルギー源」というポイントで解答の一つとされる燃料電池バスは、トヨタの開発発表から20年。その歴史の回顧と共に、開発者へのインタビュー記事。
 ちなみに水素とかは抜きにして、トヨタの大型路線バスは、確か1972(S47)年のDR15型などが最後になっていたから、2017(H29)年先行市販車TFCBは、35年ぶりのトヨタ大型路線バス、でもあります。
 欧州は純粋なEVが中心だし、日本にも中国製のEVがかなりみられるようになっているが、水素のバスはEVとの比較では、何がアドバンテージになるのだろうか?販売戦略上大事な部分のはずなので、その辺の意見を聞きたかったです。あとは、現状は10.5mクラスのみだが、事業者によってはもっと全長が長い車両を欲しい、という所も出てくるかもしれない。ベースのBRCハイブリッドは2種類あったが、SORAは対応できるだろうか。あるいは思い切って連接バスは?逆にもっと短い9m車は開発可能か?(オノエンスターのEVへの対抗もあるし)コンポーネントの改良もあるが、量産が軌道に乗った時、バリエーションをいかに展開できるかも、販路拡大のカギになるのではないか。

 今号は、歴史編はなし(トヨタ燃料電池バスがその位置づけだったのかもしれないが)。去年の3月一杯で廃止になった、京浜急行バスの夜行高速バスなんてやるのではないかと、勝手に思っていたのだが。昭和末期の夜行高速バスブームのトップランナーだったし、「超長期実用テストレポート」でも、同社の夜行高速用セレガが起用されていたのだから。

 今年もウィルスの感染状況に左右される事は間違いないが、そろそろ「アフターコロナ」の戦略も考えなければならない時分かと思われる。他の交通以上にバス業界の現況は深刻で、単に路線バスの廃止や減便、に留まらず、業界内部の再編劇も、今後(特に貸切で)展開されていくのだろうと思われます。我が家の近くでも路線バスの減便は止まらないし、たまに利用していた空港バスが運休のまま廃止が決定したりと辛い事が多々あるのだけれど、何とかバス業界全体に明るいものが、見出されて欲しいと思います。
 あとは、ポスト・ピュアディーゼルバスの行方。鉄道でも実用に向けて動き出した燃料電池か、あるいは性能が格段に向上しつつあるEVか、それとも共存していく事になるのか。その方向性は、見えてくるのか。

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《今日のニュースから》 
23日 上野動物園 双子パンダ生後8ヶ月 映像を公開
24日 亀田3兄弟への処分は違法 JCBに約1億円支払い命令


 ウクライナ危機は、あくまで私の考え方でしかないが、単に「戦争反対」だけでは済まされない部分が、多々あると思う。個人的に感じるのは、「これはいったい、どういう事なんだ」という事。私は若いころ、特に労働組合の平和運動の現場などで「反戦思想」を刷り込まれてきました。むろん反戦自体は全く正しいのだが、刷り込んできた側にあったのは、純粋な平和の希求、ではなく、「帝国資本主義の権化のアメリカ」「安保条約などでアメリカに忖度する自民党政権」「自民党政権とつるんで労働者を弾圧する財界」、への(敢えて言えば、自己満足的な)抵抗、でしかなかったのではないか?だから社会主義体制へ世の中を変えていこう、と主張はするが、平成の世になって以降、社会主義体制は、東欧を中心に自壊するか、逆に中国や、今のロシアなどのように強権化・軍事大国化するかのどちらかになり(そうでなければ、こんな事は起きないでしょう?)、いずれにしろ、社会主義体制は、社会主義活動家が唱えてきたような、アンチ帝国資本主義体制の「競争も格差もない、働く者のユートピア」ではなかった、なくなった事が、平成の30年間であからさまになってしまった。反戦思想は、それ自体は正しいし、少なくとも日本では今さら議論の余地はない。が、世界の、特にロシアや中国のような強権化した大国の指導者の思想を変える事は、はっきり言ってできない。ではどうすれば良いのか。反戦運動は、これを考える事から再出発すべきだと思う。でないと、日本だって既に中国の脅威にさらされつつあるようだし、世界全体が、もっと重大な危機に陥りかねないと思う。
 私だって、反戦平和主義者の端くれのつもりです。でも、これは言えると思う。「おとぎ話で平和は来ない」と。