№2446 バスラマインターナショナル189(ぽると出版)

「バスラマインターナショナル189」、昨年末に刊行になったが、少々遅くなってしまいました。
 表紙は京福バスの一般路線車と貸切車、それに「バステクin首都圏」。京福バスは、一般路線車は、近年の新車は皆中型だろうと勝手に思い込んでいたがそうでもなくて、長尺車の新車導入があるとは知らなかった。

 関東バスがアストロメガを導入したが、今のところ、アストロメガの大半は夜行バスへの導入で、むろん昼行路線への導入も若干あるが、当初私が期待した、比較的短距離の路線で高需要、具体的には東京~鹿島とか、あるいは空港バスなどへの導入はほぼ見られないようです。この辺が一番効果的だと思うのだが(現状はそんな状況ではないだろうが)。関東バス〔やまと号〕は新宿~五条系統が運行を再開し、奈良~天理間は連絡バスが運行されているそうだが、イメージ的には逆なのではないか?と思いました。奈良発着の方が利用が多いはずと思っていたので。

100年に一度のエネルギー変革は 商用EVから始まる!
 EVモーターズ・ジャパンのCEO,佐藤 裕之氏の寄稿。今回は後編。
 前回、あるいは過去に書いた事の繰り返しになってしまうが、バスへの供給体制とか言う以前に、電力がキチンと、必要になる分だけ確保できる体制を作れるのか?そこが問題だと思う。日本だけでなく、欧州などでも去年の後半あたりからエネルギー不足が深刻になり、一部の国は石炭火力に回帰するとして大問題になっている事があらわになった。今年に入ってからも、EUは原子力発電をクリーンエネルギーとして認証する(積極的に活用せよ、という事だろうか?)としたが、これにドイツの新政権(特に「緑の党」)が反対するなど、混乱が見られます。まずこれをどうにかしなければならないが、どうも「何から電力を生み出すのか」という部分だけで、世界的に議論が止まっているように思える。エネルギーの消費そのものを抑え込む、という発想が見られない。そこで、EVバスの出番だ、という趣旨なのかもしれない。
 ここで私の考え方を記させていただくと、ここでは先に小型の、コミュニティバスなどからEV化を進め、やがて大型へ、というステップを想定しているようだが、去年、平和交通のBYDのEVに乗った時に思った事なのだけれど(№2425でも書いた事の繰り返しになるが)、それよりも駅と団地を結ぶ、比較的便数が多い路線で、1路線でも2路線でも(予備車両まで含めて)初発から最終まで全便をEVバス(この際海外製でもいいから)で固定して運行する、というのが、次のステップとして考えられるべきではないか。あるいはそこから、EV普及のための別の課題が見えてくるかも知れない。今のところはどのEV、どの事業者も「目玉商品的」な扱いに見えるが、それこそ、そこから次のフェーズに進むべきと思う。EV化でも、あるいはそこから公共交通そのものの地位を高めるためにも、利用者への訴求効果を高める必要がありますので。
 あとは既存の国内メーカーの反応・態度がどうか、でしょうか。日野ポンチョZ EVが間もなくデビューすると思われるが、そこから先は、水素バスやハイブリッドバスもあるので、どう発展していくのか。

バス事業者訪問 234 京福バス
 京福バスは初めてだったか。約10年前、2011(H23)年9月の127号では福井鉄道が取り上げられていて、そこで少しだけ、京福バスについても紹介されていた。エリアの棲み分けははっきりしていて、福井市中心部から北部が京福バス、南と嶺南が福井鉄道。
 輸送人員の推移は3年おきになっているが、路線は、1996(H8)年が8,641千人、2002(H14)年が7,306千人(旧京福電鉄の電車が長期不通になっていた影響だろう)、そこから確かに減少傾向にはあるが、一昨年2020(R2)年が一気に3,000千人を割ってしまっている。高速も、2017(R9)年が65千人が、13分の一のわずか5千人。貸切も半分以下。いかにコロナ禍が大打撃になったかが解るが、県庁所在地を地盤としてある程度路線があり、一方で高速バスが経営を支えている、という事業者が、ひょっとしたら一番堪えるのかも知れない。
 一乗谷は、一昨年の「麒麟が来る」で出てきたけれど、「大都会」みたいな賑わいが描かれていて少々ビックリ、という印象がありました(織田 信長に攻め滅ぼされる事になるが)。JR越美北線に一乗谷駅があるが、何しろ本数が少ないし、駅も、画像を検索して見た感じだと、単線でホームに小屋があるだけの無人駅なので、遠い昔の栄華、みたいなものは思い浮かばなかった。
 ICカードは、最近は「Visaタッチ」の導入が多いようだ(横浜市営でも入っているし)。ただ、当然クレジットカードのひも付きが必要、しかもマスターやJCBなど他ブランドでは当然利用できないので、地方だとどこまで普及するか。
 高速バスは、特に東京線は、去年の最初の緊急事態宣言発出時から、2年近く運休が続いている。今現在は東京と福井をダイレクトに結ぶ列車もなく、便利な高速バスのはずなのだが。
 この観点で行くと、今回一切文言がなかったが、再来年に予想される北陸新幹線の敦賀延伸は、京福バス、に限らず福井の交通に大きな影響を与えるはずだ。特に高速バス。新幹線が開通すると東京へは乗り換えなしになるが、逆に京都・大阪や名古屋へは、敦賀乗り換えとなる事が予想される(北陸本線が第3セクターに転換されるので)。まずはコロナ禍終息を待つしかないが、新幹線開業後は、福井鉄道も交えて、高速バスの再編成が予想される。一般路線バスの営業(特に観光面)にも影響を与えるはずで、どのような戦略を描くのだろうか。

低公害車の系譜をたどる

相鉄バス 三菱ふそうKL-MP337M.jpg
 第1回はハイブリッドバス、昭和40年代の黎明期から、20世紀の終わりまで。
 まず、バスに限らず、路上の交通機関で「ハイブリッド」という発想は、いつ生まれたのだろう?海外はどうだったのだろうか。
 初代のハイブリッド車はメーカーではなく、東京都と、車体メーカーの主導で生まれた、と読めるのが興味深い。一番長くて6年程度の稼働で終わったようだが、やはりこの車両も、どこかでキチンと保存されるべきだった…。
 その後、平成の世になってから本格的にハイブリッド車の開発が進む事になるが、この後の連載でおいおい書かれるはずだが、平成になってから20世紀が終わるまでの10年の間で、それ以降のハイブリッドバスの、メーカー毎の命運が決まった気がする。今回一番テキストが割かれていたのが最先発の日野HIMRで、その後ブルーリボンシティ・ハイブリッド、現行のブルーリボン・ハイブリッドと脈々と続いて、事業者によっては一大勢力にまで成長するのに対し、日産ディーゼルはERIPが最初で最後(21世紀にはいると、アドブルーで後処理するディーゼルエンジンで行く事になる)、三菱ふそうはノンステップのエアロスター・ハイブリッドを出すが短命に終わり、いすゞも車内にシステムを配置したエルガ・ハイブリッドを出すが、結局現行は(同じジェイ・バスの)日野と同型、という事になった。経験値の違い、だろうか。
 いずれにしろ、この時代は他にCNG車とかもあり、今にして思えばどの方式が最も低公害で、かつ運用がしやすいか、メーカーも事業者も行政等も手探りだったのか、と思う。この辺、今後の連載で整理されると良いと思います。

 次号は、事業者訪問の社名は予告されていないが、いよいよスタートした、阿佐海岸鉄道のDMVについて詳報されるようです。どのような評価が下されるか(過去の記事から見て、バスラマ誌はあまり高く評価していないように思えるが)。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 
 9日 中国・天津でオミクロン株確認 PCR検査開始
10日 ミャンマー アウン・サン・スー・チー氏 新たに禁錮4年判決
11日 三浦 知良 JFL鈴鹿ポイントゲッターズ 期限付き移籍

№2445 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.90

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 年明け三が日が過ぎたら、待ってました!?とばかりの、突然の爆発的な感染。減るのも早かったが、増えるのも早かったねえ。今日は全国で8,311人、明日には1万人を超えるでしょう。東京都も去年秋以来の1,000人超え、とか。確かに、「第6波」なんて来る事はない、なんて考えは大甘だけれど、ここまで極端な増加は、正直予想外でした。これもオミクロン株の脅威、なのか。これだけ急激に感染者が増えると、交通の運行に影響が出ないかが懸念されます。今日の時点では、少なくとも私が見聞きした限りでは、乗務員がいなくなってしまったから運休・減便、という鉄道やバス等はないようだが、やはり心配です。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日1月7日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。ついに鉄道でも、普通運賃の値上げを発表した所が出てきました(来年になるが)。なおバスに関しては、ウィルスとは別に、6日の大雪で運休や経路変更などが発生している路線があります。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は、成田空港行9~39号・成田空港発2~38・48号が運休を継続している(38号は東京始発大船行で運行)。その他の新幹線・在来線は、定期列車は通常通り運行している。
 東北・北海道・上越・北陸新幹線(〔こまち〕〔つばさ〕〔つるぎ〕を除く)では1、8号車を「新幹線オフィス車両」として運用してる(土休日・繁忙期を除く)。必要な乗車券類があれば利用可能。追加料金は不要。予約はできない。〔はやぶさ7・21・25号〕〔はやぶさ14・28・110号〕では、専任アテンダントによるリモートワーク支援ツールの無料貸し出しを行う利用者にはサブスクリプションサービスを提供する(~2月28日(販売・利用は3月31日まで))。
 ワクチン接種証明書・PCR 陰性証明書を活用した取り組みを、今後展開する。びゅうトラベルサービスによるツアー、グループのホテルの割引など。
「とれいゆつばさ」の、2022(R4)年3月をもっての運行終了が発表になった。関東地方ではないが、釜石線〔SL銀河〕の、2023(R5)年春を持っての運行終了が発表になっている。
 山形新幹線は、来年春より全車指定席となる。山形・秋田両新幹線は、新幹線区間・在来線区間共通の特急料金を適用する。
 来年春、東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線のグランクラス・グリーン料金、在来線特急のグリーン料金、〔サフィール踊り子〕のプレミアムグリーン・グリーン個室料金の値上げを行う。詳細は後日。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。首都圏では、平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減便が行われる。相模線及び八高線・川越線(八王子~高麗川~川越間)でワンマン運転を開始。東北新幹線や特急の一部取りやめ・臨時列車化・運行区間短縮等も行われる。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は通常通り運行。冬の臨時列車は、1月31日までは予定の全列車を運行する。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。〔のぞみ〕の30本は、東京~新大阪間を6分短縮。御殿場線・身延線は変更がない模様。
 
東京メトロ 通常通り運行している。
 3月12日、全線でダイヤ改正を実施。銀座線・丸ノ内線・有楽町線では日中(有楽町線は池袋以北)と夜間、日比谷線・千代田線は夜間の減便を行う。夜間の〔THライナー〕〔メトロホームウェイ〕は運行時間帯を1時間前倒し。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。「都営地下鉄 冬のワンデーパス」を、1月16日までの土休日を発売する。大人500円・小児250円。磁気券の他、定期券・企画券情報が付加されていないPASMOにも発売できる。都営地下鉄のみ有効。
 来年春、三田線・新宿線でダイヤ改正を実施。三田線は、西高島平行最終を高島平止まりに短縮。新宿線は平日朝方に1往復増発、一部の急行を各駅停車化、本八幡行最終を瑞江止まりに短縮。なお、地下鉄及び日暮里・舎人ライナーでは改正以降、現状の最終が正規の最終の時刻となる。

京成
 全〔スカイライナー〕の運行を再開している。「KEISEI SMART ACCESS」対象列車も拡大している。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)は継続する。その他の列車は通常通り運行している。
 10月1日(予定)より、成田空港線の運賃の値下げを行う。通学定期は京成高砂~成田空港間全駅、普通運賃・通勤定期は京成高砂~印旛日本医大間で値下げを実施。
 1月中の土休日ダイヤ運行日、〔シティライナー(成田山開運号)〕を運行。下り91号:京成上野発9時07分 → 10時04分京成成田着・上り92号:京成成田発15時14分 → 16時15分京成上野着(日暮里・青砥・京成船橋に停車)

東武 通常通り運行している。
「SL大樹」は毎日運行を開始している。基本的に土曜日・日曜日が4往復、その他の日が2往復。〔SL大樹ふたら〕は、主に平日に運行。
 スマホアプリ「NIKKO MaaS」が始まっている。「日光世界遺産デジタルフリーパス」「中禅寺・奥日光デジタルフリーパス」「鬼怒川温泉デジタルフリーパス」「湯西川温泉デジタルフリーパス」を発売する。
 3月12日、スカイツリーライン関連路線でダイヤ改正を実施。全体的に減量される他、栃木県内のワンマン運転が日光線全線・鬼怒川線に拡大される。
 2023(R5)年の新特急車N100系の導入が発表になっている。

西武 通常通り運行している。
 企画乗車券「ムーミンバレーパークおでかけパス」を、ムーミン物語・イーグルバス・国際興業・西武バスと共同で発売する。西武線全線(多摩川線は除く)一日乗車券+飯能駅北口~メッツァ間バス往復乗車券(西武・国際・イーグルいずれも可)+ムーミンバレーパークのワンデーパス。大人3,300円+小児2,000円。2月27日まで。
「L-train」のデザインを、新宿線系統は今日1月8日から、池袋線系統は明日1月9日から変更する(20104F・20105F)。
 3月12日、ダイヤ改正を実施(多摩川線を除く)。平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減量。「Fライナー」含む日中の快速急行は、飯能発着が小手指発着に短縮される。多摩湖線は増発。

京王 通常通り運行している。
〔京王ライナー〕〔Mt.TAKAO号〕は土休日のみ、上下全列車が明大前に停車する(下りは乗車・上りは降車のみ)。新宿~高尾山口間の座席指定列車は、往復とも〔Mt.TAKAO号〕の愛称で、2月28日まで運行する。下りは明大前→高尾山口間ノンストップで2本、上りは2本を運行する(6号(高尾山口17時15分発)は、当面の間取りやめ)。
 春(具体的な期日はまだ未発表)のダイヤ改正が発表になった(井の頭線を除く)。特急・準特急を統合し、特急が現在の準特急の停車駅で運行される。〔Mt.TAKAO号〕は通年運転になる。

小田急 通常通り運行している。
「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
 江ノ電と共同で、江の島・鎌倉エリア誘客施策「絵はがきになる日常を。」を展開している。
 小田急百貨店新宿店本館の、今年9月いっぱいでの閉店が発表になっている。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
「子育てパートナー宣言」の一環として、来年春より小児IC運賃を一律50円均一とする。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減量。日中の新宿~新松田間急行は、町田~小田原間(6連・新松田~小田原間各駅停車)に変更。千代田線直通準急は急行に変更。江ノ島線は平日・土休日共、藤沢で運転系統を分断する。VSE50000形は3月11日を持って定期運転を終了し、2023(R5)年秋に引退。

東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~213号(大井町21時41分発)の8本で実施。22時台2本は引き続き取りやめ(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。「電車とバスの博物館」は、ミニ・ライブラリーは当面の間閉鎖。B棟はシェアオフィスとして営業している。
 来年(2023(R5)年)3月実施予定で、鉄軌道の運賃の変更(値上げ)を申請した。改定率12.9%。普通運賃(据え置きのこどもの国線を除き)は、初乗り運賃はIC・乗車券とも140円。他はほぼ改定率と同程度となる。渋谷~横浜間は、IC272→309円、乗車券280→310円。世田谷線はIC・乗車券とも160円。通勤定期券の平均割引率は37.8%で変わらない。通学定期券は73.9%→77.1%に引き上げる事で、相殺して運賃は据え置きになる。「子育て世代・シニア層に向けた施策」も合わせて検討するとしている。
 3月12日、東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・こどもの国線でダイヤ改正を実施。目黒線は奥沢駅の通過線整備により、急行1本の所要時間を短縮。東横線は、日中の菊名折返しを取りやめ。大井町線「Q SEAT」サービス提供列車は1本増発。

京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
 大師線は1月10日まで、日中6分間隔の臨時ダイヤで運行。
 3月12日より、「空港連絡特殊割引」の割引額の見直しを行う。現在、羽田空港各ターミナル駅~空港第2ビル及び成田空港各駅間は、3者合算額から90円(京急・都営・京成各30円)、羽田空港各ターミナル駅~その他の京成線各駅・都営地下鉄線各駅間は、合算額から60円(京急・都営各30円)の割引を行っているが、この内京急の割引額を、30→20円に引き下げる。羽田空港第1・第2ターミナル~成田空港間(スカイアクセス経由)は(10円単位の乗車券で)大人1,720→1,730円・小児860→870円、など(都営・京成の割引額の変更はない)。「羽田みらいきっぷ」は、3月11日を持って発売を終了する。

相鉄 通常通り運行している。

りんかい線 通常通り運行している。コミックマーケット99開催記念の一日乗車券は、完売した。

つくばエクスプレス 通常通り運行している。

関東鉄道 通常通り運行している。
 
新京成 通常通り運行している。

北総 通常通り運行している。11月30日までの土休日、秋の行楽きっぷ「北総線1日乗車券」を発売。大人1,000円・子供500円。北総線各駅・京成高砂駅定期券発売窓口のほか、「RYDE PASS」 アプリでも電子チケットを発売(クレジットカード、GooglePay、ApplePayでの決済となる)。沿線の施設で優待あり。
 10月1日(予定)より、運賃の値下げを行う。全体で15.4%、通学定期で64.7%の値下げ。普通運賃(現金)は新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間580円→480円(▲100円)、通勤定期は京成高砂~新鎌ヶ谷間6ヶ月134,360円→108,870円(▲25,490円)、通学定期は京成高砂~印西牧の原間80,950円→26,950円(▲54,000円)など。

東葉高速 通常通り運行している。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、2編成目の「トゥインクルツアー編成」(10031F)が運行を開始している。在来の1編成(10041F)は、「キラキラスター編成」として運行。1月11日までは「ILLUMI GOLD号」として、17時00分~21時00分の間はイルミネーションを点灯して運行する。今月一杯の運用を公表している。
 2月11日、浜松町~天王洲アイル間のJR並行部鋼支柱の補修工事のため、夜間の工事運休を行う。浜松町22時19分発・羽田空港第2ターミナル22時19分発が最終列車となる。振替輸送が行われるが、代行バス等の運行はない。

ゆりかもめ 通常通り運行している。

多摩都市モノレール 通常通り運行している。1月15日、臨時列車を運行する。朝方は高松→多摩センター及び多摩センター→立川北間各3本、夕方は中央大学・明星大学及び大塚・帝京大学→立川北間5本、中央大学・明星大学→多摩センター間4本を運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行している(リゾートゲートウェイ・ステーション発6時31分~23時30分)。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」ラッピング列車は、2022(H4)年3月31日まで運行を延長。「千葉モノレール×初音ミクコラボ」ラッピングモノレールを、3月29日まで運行する。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。3月12日のダイヤ改正が予告されているが、具体的な内容は発表になっていない。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 通常通り運行している。ブルーラインへの新形式4000形の導入が発表になった。営業運転開始は来年5月の予定。2023(R5)年度までに8編成を導入し、3000A形を置き替える。
 普通回数券は、3月31日を持って発売を終了する。昼間割引回数券・土休日回数券・通学割引回数券・障害者割引回数券は発売を継続。昼間割引券は、平日の適用時間を9時00分~16時00分に拡大。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」ラッピングトレインを運行中。3月までの予定。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで(3月13日までは「木下大サーカス号」(湘南深沢駅前で開催)として運行される)。

江ノ電 通常通り運行している。普通回数券は、発売を終了した。「江ノ電1日乗車券のりおりくん引換券と新江ノ島水族館入場券」セット券は、全国のセブンイレブン各店舗で発売を再開している。

箱根登山 通常通り運行している。箱根登山鉄道の公式Webは、2022(R4)年に閉鎖予定。「箱根ナビ」に項目が順次移行する。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。小田原~箱根湯本間は、初発を20分程度繰り下げ、最終電車を30分程度繰り上げ。日中は毎時上下計8本→6本に削減。箱根湯本~強羅間は、朝方・夕方でそれぞれ上下計2本を削減。

伊豆箱根 通常通り運行している。
「イケメンシリーズ」(株式会社サイバード運営の恋愛ゲーム)とのタイアップが行われている。コラボの一日乗車券「旅助け」(大人1,040円)と、「旅助け」+「オリジナルガイドマップ」のセット(1,600円 ガイドマップはセットのみで、図柄は選択できない)を、三島・伊豆長岡・修善寺駅で発売。このオリジナル「旅助け」を伊豆箱根交通タクシー利用時に運転手に提示すると、オリジナルポストカードがプレゼントされる。「LOVEキュン♥スタンプラリー」を、3期に渡って展開。スタンプラリー用紙(1,000円)を購入して参加する。第1期は1月31日まで、第2期は2月1日~3月31日、第3期は4月1日~5月31日。
 一般の「旅助け」は、「こどもたびだすけ」(子供専用デザイン:子供のみ520円)の発売を開始している。12月31日より、「干支シリーズ・寅年バージョン」を、終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)で発売(大人のみ)。
 沿線のJA3組合(3JA)との包括連携協定締結を記念し、「3JA コラボ駿豆線 1 日フリー乗車券旅助け」を5月31日まで、終日有人駅・「いずっぱこSHOP」で発売。3月13日までデジタルスタンプラリーを実施。
 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ラッピング列車(3505F)の運行を、明日1月9日(第1話放送日)より開始する。当日は三島9時54分発の臨時列車から運用を開始し、三島駅では出発式を行う(この臨時列車は、1月15・29日にも運行する)。デジタルスタンプラリーなど、コラボ企画も展開する。
「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」でも発売している。発売金額・効力は紙券と同じ。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。

 現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。
「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 1月31日まで
「イケメンシリーズ」(7501F) 1月31日まで
「鎌倉殿の13人」(3505F) 1月9日~2月3日(1月9・15・29日は変運用)
 また、「いずっぱこGEO TRAIN」(3503F 運行期間未定)が運行されているが、運用は公表されていない。

伊豆急行 通常通り運行している。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。
「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season2」は1月31日まで発売。
 JR東日本E209系を、3000系として導入する。4連×2本。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は再開している。2月いっぱいまでの土休日(12月25日~1月3日を除く)設定)。なお1月12・19日及び3月2・24日は整備点検のため、他車両で代走。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。
 4月1日をめどにした、鉄道部門の分社が発表になっている。準備会社「富士山麓電気鉄道株式会社」が設立されている。

小湊鐵道 通常通り運行。

いすみ鉄道 通常通り運行。キハ28形は1月1日より運用に復帰し、四国で運行されていた急行〔いよ〕〔うわじま〕のヘッドマークを、JR四国からの貸与を受けて掲出している。

銚子電鉄 朝方3往復・夕方2往復が運休中。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は料金を改定している。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。
「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。3月31日まで、「超平和バスターズトレインスタンプラリー」を開催。
 小田急のMaaSアプリ「EMoT」に秩父鉄道が参入し、フリーきっぷ2種を発売している。「秩父路遊々フリーきっぷ デジタル版」は、大人1,500円・小児500円で、通年利用できる(紙券は大人1,600円・小児800円で土休日のみ)。「宝登山ロープウェイフリーきっぷ」は大人750円・小児380円で一日乗り降り自由(紙券は大人830円・小児420円で往復利用のみ)。
 3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
 11月から流通が始まっている新500円硬貨について、いくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。

東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。3月29日まで、劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ)。
 東京女子医科大学附属足立医療センター開院に伴い、1月4日より路線の再編成を行った。〔里48-3〕系統(江北駅前~医療センター(一方循環))を新設。平日日中に30分間隔運転。〔里48-2〕系統(日暮里駅~加賀温泉(循環))の経路を変更し、日中も45分間隔で運行。〔里48〕系統(日暮里駅~見沼代親水公園駅)は、朝夕のみ運行に変更。〔王49折返〕系統(王子駅~足立区役所)は、ハートアイランド経由は全便、北区神谷町経由は一部が医療センター経由に変更(〔王49〕系統は変更なし)。
  
日立自動車交通 「晴海ライナー」は通常通り運行。
 新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。

ちばレインボーバス 通常通り運行。3月27日まで、土休日限定1日乗車券を発売。1,000枚限定。大人1,000円・小児1,000(2枚)。車両の写真付き。船尾・白井両車庫、バス車内で発売。電話予約も受け付ける。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。一般路線は通常通り運行。
 東京女子医科大学附属足立医療センター開院に伴い、〔西08〕系統(西新井駅西口~東京女子医大足立医療センター)を新設し、〔北05〕系統を医療センターに延伸、〔王30〕系統を医療センター経由に変更した。
 日光駅~大笹牧場系統(霧降高原~大笹牧場間)は、12月31日を持って廃止した。
 新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。

国際興業 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行。
 東京女子医科大学附属足立医療センター開院に伴い、1月4日、〔赤27H〕系統(赤羽駅東口~東京女子医科大学付属足立医療センター~西新井駅)を新設した。〔赤26・27〕系統もダイヤ改正を行っている。

西武バス 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行。
「子ども50円運賃」制度は、廃止した。
 本川越駅~南古谷駅系統(通常土休日のみ日中1往復運行)は喜多院付近の渋滞予想のため、2月4日まで運休。
 深夜急行バス「Midnight S-tarmine」(池袋駅東口→小手指駅北口)は、Web上の予約限定による完全座席指定制。「発車オーライネット」から。
 ナビタイムジャパンと共同で、「Bluetooth Low Energy」スキャンを利用してバス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを実施中。練馬・上石神井・滝山・新座各営業所の350台が対象。

関東バス 一般路線は通常通り運行。お台場直行バス(土休日のみ運行)は有明ガーデンまで延長している。武蔵野市「ムーバス」は全系統全日、特別ダイヤで運行。

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 
西東京バス 一般路線は、通常通り運行している。
 バスの運行と直接関係ないが、小菅の湯は1月28日まで、新ボイラー設置工事のため休業している。
  
京王バス 一般路線は通常通り運行。〔八97〕系統は1月5日より、運行経路を上小比企・要石経由に変更している。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は全系統全日、特別ダイヤで運行。
 6月頃からを予定として、始発地を23時を過ぎて出発する便を深夜バスとして設定し、系統によって異なる深夜バス設定時間帯を統一する。
 小田急シティバスは、1月1日付で小田急箱根高速バスに吸収合併され、新会社・小田急ハイウェイバスとなった。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 ナビタイムジャパンと共同の、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。

京浜急行バス 通常通り運行中。
「よこすか潮風ライナー」の実証運行が行われている。1月23日までの土休日、JR横須賀駅~燈明堂入口間で運行。途中汐留(京急線汐入駅が最寄り)、観音崎京急ホテル・横須賀美術館前、ドック前に停車(京急の横須賀中央駅は経由しない)。所要時間は全区間で34分。横須賀駅9時50分~15時55分発・燈明堂入口10時18分~16時08分発の間で10往復。運賃は全区間で500円。座席定員制(空港バス車両を使用)。運行日のみ「よこすか潮風ホリデーパス」を発売。「ライナー」の他、周辺の京急バス一般路線で利用可能。スマホ乗車券のWebサイト上での購入で700円、「ライナー」や「三笠循環バス」車内、横須賀案内所・汐入案内所での購入で800円(いずれも小児半額)。
 旧京急油壺マリンパーク敷地周辺を活用した「京急油壷キャンプパーク」の1月24日オープンに合わせ、同日より、油壷バス停を「油壷温泉(東京大学臨海実験所前)」に改称する。
 YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入している。
 新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。

KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ運行中。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、11系統(新浦安駅→望海の街)2便・17系統(新浦安駅→ベイシティ浦安)4便・18系統(新浦安駅→高洲北小学校)2便が運休している。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダン㈱の「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
 新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。一般路線バスは通常運行に復帰している。
「市原里山ぐるっと周遊バス」を、3月27日までの土休日に運行している。上総牛久駅~養老渓谷間を6往復運行。全区間で大人800円・小児400円。鉄道の「1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」(上総牛久駅~湖畔美術館間のみ)所持者も利用できる。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、日東交通との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(小湊・日東各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。
  
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、小湊鐵道との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(日東・小湊各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。
 土浦駅西口駅~筑波山口間でサイクルバスの実証運行を行っている。対象は平日2往復・土休日4往復(1往復は土浦駅西口~高岡間区間運転)。実証実験期間中の持ち込み料金は無料。先着2台だが、車いす利用者が乗車している場合は、そのまま持ち込む事は出来ない。
 PASMO・Suicaの「バス特」サービスは(観光・パープル・グリーン各分社を含めて)継続中。

朝日自動車 通常通り運行。
 新田駅東口~南町・伊原循環線は、2022(R4)年3月いっぱいで廃止。南越谷駅北口~藤塚~吉川車庫・吉川駅北口路線及び越谷駅東口~藤塚~吉川駅北口路線は1月31日を持って廃止し、2月1日より〔KS15〕系統(越谷駅東口~藤塚~越谷レイクタウン駅北口)を新設する。この他、越谷市内の路線でダイヤ改正を行う。

阪東自動車 鳥の博物館線(土休日のみ運行)は運休している。その他の路線は通常通り運行。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。 
 マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
 東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)
 入西団地線の2便は、12月28日より運行を再開している。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。
 2月7日より、熊谷〔営〕各路線の一部区間で、運賃改定を行う。全区間ではないが、対象区間では10~最大100円値上げになる。熊谷駅~籠原駅290円(IC284円)→390円(IC388円)、熊谷駅~東松山駅580円(IC576円)→590円(IC587円)など。

関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中(一部、ICカードの導入そのものがない路線がある)。

イーグルバス 一般路線は通常通り運行。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。

横浜市営 215系統の「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。

横浜市営バスVISAタッチ.jpg
「Visaのタッチ決済」を、12月1日より「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」に拡大している。12月5日までと、以降来年5月までの毎月10・20・30日は50%キャッシュバックを実施(109系統特急は除く)。
 1月4日、109系統のダイヤ改正を行った。8時台の特急をとりやめている。
 
横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは運休を継続。時差登校終了時に運行を再開。
 2月1日より、元住吉を中心とした、川崎駅西口・横須賀線小杉駅~井田病院・蟹ヶ谷・新城駅の再編成を行う。〔杉01〕系統(小杉駅東口~中央教育センター~井田病院)・〔杉02〕系統(横須賀線小杉駅~井田病院)・〔杉03〕系統(横須賀線小杉駅~蟹ヶ谷)・〔杉04〕系統(横須賀線小杉駅新城駅前)・〔川66〕系統(川崎駅西口~井田病院)に集約。
 新500円硬貨は、全線で使用できる。

神奈中バス 一般路線は通常通り運行。〔湘29〕系統(湘南台駅東口~俣野公園・横浜薬大前:急行)は、学校のオンライン講義のため、運休を継続している。
 舞岡〔営〕は1月15日、大和・中山〔営〕は1月16日にダイヤ改正を実施。〔東10〕系統(東戸塚駅東口→緑園都市駅)の深夜バスは廃止。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行される。
 川崎駅→浮島バスターミナル間で、2月15日までの平日、川崎市と共同の「着席バス導入実証実験」として、高速バス車両使用の定員制着席バスを運行している。川崎駅西口6時30分・7時10分・7時50分の3本。キングスカイフロント入口・浮島橋西・東芝エネルギーシステムズ浜川崎工場前・浮島町五番地・浮島町十番地・浮島バスターミナルに停車。浮島バスターミナルまで38分の予定。乗車は川崎駅(⑲番乗り場)のみ。定員49人で先着順。運賃大人340円・小児170円(IC利用可)。
  
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)。
「鎌倉フリー環境手形」は発売を取りやめている。

箱根登山バス 定期観光バス「まるごと箱根号」は運休中。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。1月15日、箱根新道線(R)・箱根旧街道線(K)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線でダイヤ改正を実施。
 座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている。下り小田原駅10時15分発(箱根ターンパイク経由)・箱根湯本駅11時50分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発・16時00分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行。乗車券小田原駅発大人1,200円・小児600円、箱根湯本駅発着大人980円・小児490円+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発見。
 箱根登山バスの公式Webは、2022(R4)年に閉鎖予定。「箱根ナビ」に項目が順次移行する。

伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している。
 湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、特別ダイヤにおいて運行中。
 伊豆の国市と提携した「観光周遊バス」の実証運行が行われている。「歴バスのるーら」は、通常運行は休止している。来年1月15日には大河ドラマ館を巡るルートの運行開始も予定されている。「伊豆の国ぐるっとパス」1日券 300 円 2日券 500 円。コース・時刻等は「いずのくに観光周遊」特設Web(https://izuspamirai.com/izunokuni_shuyu/)に掲載。
「函南町拠点循環バス」実証運行を開始している。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。3月31日まで運行予定(来年10月一杯までは運行の意向の模様)。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。 

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
 
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線は、通常通り運行。

富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は9~17時台の20分間隔運行を行っている(1月1日より、富士急ハイランド~河口湖駅間は取りやめ、河口湖駅~河口湖自然生活館間で運行)。「グリーンライン」(西湖)は4本、「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。1月15日より松田町寄で「ロウバイまつり」が開催される(2月6日まで予定)が、臨時便は運行されない。

富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。
 高速バスは、土休日のみ一部便の運行を再開している。沼津~東京駅線及び沼津・(三島)~渋谷・新宿線は一部便で運行する。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。「三島エクスプレス」は、一部便の運行を再開している。平日・土休日共、大平車庫7時35分・9時35分発、バスタ新宿14時30分・16時50分発。土休日のみ大平車庫8時35分発、バスタ新宿18時40分発を追加で運行。
 定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。
 下田市水仙まつり開催に合わせて、1月31日まで、伊豆急下田駅~爪木崎間で、臨時便を5往復増発する(臨時便は、須崎海岸は経由しない)。
 1月14日、三島駅~伊豆ゲートウェイ函南~大平車庫路線を新設する。三島駅南口→大平車庫間平日6本・土休日7本、大平車庫→三島駅南口間平日7本・土休日8本。「三島1日券」の利用エリアを、伊豆ゲートウェイ函南まで拡大する。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している。
 フリーきっぷ全種類の、小田急のMaaSアプリ「EMoT」での発売を開始した。「EMoT」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円になる(大人1人に対し、小児5人まで)。
 来年3月より、PASMOを全エリアの一般路線に導入する。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
 東京駅~ムーミンバレーパーク(メッツァ)間直行バスは、2月27日までの運行日が発表されている。12月より、メッツァ発は15時15分→17時00分発に変更。
 東京駅~秦野丹沢登山口大倉間の高速バスを、3月27日までの土休日に運行している。
 JR竹芝水素シャトルバスは、平日は東京駅丸の内南口11時00分~19時30分発の8回、土休日10時50分~19時30分発の11回を運行。
 12月20日より、東京駅(下り八重洲南口発・上り日本橋口着)~国際展示場駅・東京ビッグサイト・東京港フェリーターミナル間の運行を開始している。下り13本・上り14本運行。所要35分。4列シートの高速バス車両を使用。運賃大人400円・小児200円。IC可。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 東急の運賃改定は、実施されれば(消費税転嫁を除いて)18年ぶりとなるらしいが、平均12.9%という改定率は、結構高いと思う。初乗り運賃140円という額は、現在のJR東日本の山手線内及び、東京電車特定区間の初乗りと同額になります(ICは高くなる)。また4~7㎞は、乗車券・ICともJRより高額になります。もう少し長距離になれば東急の方が圧倒的に安いが(40㎞だと東急は改定後乗車券・ICとも430円、JR電車特定区間は乗車券650円・IC649円)、わずかでも私鉄とJRの間で運賃面での逆転現象が現れるというのは、30~40年位前の、国鉄分割・民営化に至る経緯や、世論の動向を見てきた者からしたら、複雑な心境もあります。まして東急は、いわゆる「ローカル線」がないので。無論、今の状況が続けば、JRや他大手私鉄も追随する可能性はあります。バスも既に数社で運賃値上げが行われていて、来月には国際十王交通の一部区間運賃値上げがあるが、いくら「経営の多角化」を進めていると言ったって、交通事業者の収入の主力は、移動のための利用者に手段を提供した、その対価になるはずなので、その移動が封じられれば、事業者はなすすべがないでしょう。また、それを外野が全否定する事も、難しくなっているでしょう。今回のオミクロン株による「第6波」の影響が経営面でどこまで現れるのか、またしても懸念される状況になりつつあると思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 こんな状況ではあるが、東京メトロ有楽町線・南北線の延伸のための作業が始まる見通しだとか。有楽町線は豊洲から分岐して住吉まで、南北線は白金高輪から分岐して品川までで、2030年台半ばの開業を想定しているそう。

《今日のニュースから》 
 7日 日米外務・防衛閣僚協議「2プラス2」 中国念頭に共同発表
 8日 全国高校ラグビー 東海大大阪仰星高6度目優勝

 沖縄県の感染拡大の影響で、Jリーグ・セレッソ大阪は沖縄でのキャンプは取りやめにしたそうだが、2月になるとプロ野球のキャンプも始まります。沖縄でやる予定の各球団はどうするのか。沖縄は、米軍基地から派生した感染らしいが、岩国と合わせ、これだけ軍の内部で感染者を出したら、今何かあったら、即応体制を取れるのか?
 今日は久留里線の踏切で列車と乗用車が衝突し、乗用車のドライバーは意識不明の重体との事。この踏切は遮断機も警報器もない「第4種」らしく、となると運輸安全委員会の事故調査が入るはずだが、どうもこの手の事故は、なかなかなくならないようです。

№2444 2021年度年末年始 航空利用データ分析

 年末年始の休みがつつがなく終わったと思ったら、途端に日本でもウィルスの感染が爆発的に拡大し始めました。今日は全国で4,000人を超えたという。欧米では昨年から、日本の数十~数百倍感染者が多く発生していて、日本も「第6波」は来ないなんて大甘だろうな、でもやはりこのまま無事に過ぎて欲しいなあ、と思っていたのだが。それにしてもこれが「オミクロン株」の脅威、という事なのか。いくら何でもあまりに増え方が急なので、どうしたものかと、戸惑いを感じずにはいられません。
 今回のオミクロン株は、デルタ株などと比べると症状はそんなに重くはならないのではないか、とも聞くが、油断はなりません。また、そうだったとしても、感染者数が激増すると、もちろん医療現場のひっ迫という問題になるが、日常生活を支える人々も感染でいなくなってしまうので、特に交通機関の運行の維持が、大問題になってしまうかも知れません(現に一昨年の暮れは、都営大江戸線で一時減便に追い込まれた)。沖縄・広島・山口で「まん延防止等重点措置」が発出される事になりそうだが、さらにこれが、またまた「緊急事態宣言」という方向に向かってしまうのか。今年もまた、ウィルスの動向に、一喜一憂しながら過ごす日々が続くと、覚悟をしなければならないのか。

羽田空港.jpg
 さて、年末年始の航空輸送の実績が、基本的には5日、各社からリリースされました。今回は、12月25日~1月4日の11日間が対象です。今回は、もう少しだけ突っ込んで「分析」も、やってみます。
 各社から示された数字を並べます。基本的には(会社によって呼び方が若干違うが)「座席数」「旅客数」「利用率」の数値のみ記します。注記以外は、コードシェア販売分の扱いは記されていません。カッコ内は前年比です。今季も、ANAとJALグループ、それとSKY・SNAも前々年度、つまり2019(H31~R元)年の年末年始の実績を公表しているので、比較も記しています。前々年度の数値は、アンダーラインを引いて並べて記す事にします。また、この状況もあってか、はっきりと「ピークは〇〇日」とは記さないキャリアが少なくないので、今回から、利用率が一番高かった日と、パーセンテージを記す形に統一します。

全日空
国内線 座席数 1,629,003席(94.3%・78.7%) 旅客数 1,163,916人(165.5%・69.9%) 利用率 71.4%(+30.7%・▲9.0%)
国際線 座席数 89,600席(107.3%・20.9%) 旅客数 30,503人(167.4%・8.7%) 利用率 34.0%(+12.2%・▲48.3%)
 国内線は座席数が減っているが、B777の運航停止の影響があるだろう(今の国内線で一番の大型は、国際線から転用されているB787-10)。一番利用率が高くなったのは、下りは29日(93.6%)、上りは3日(94.5%)。羽田を中心に、合計332便の臨時便を設定。
 国際線は、中国路線の利用率が58.2%と、他路線に比較して「かなり」高くなりました(他の方面は40%にも届かない)。日本発・着とも4日が利用率最高でした(発47.7%・着46.4%)。シカゴ発関空行の臨時便1便が運航されています。
   
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日本航空
国内線 座席数 1,306,841席(137.3%・93.8%) 旅客数962,045人(233.6%・85.1%) 利用率 73.6%(+30.3%・▲7.6%)
国際線 座席数107,557席(137.6%・31.4%) 旅客数 32,697人(199.1%・10.8%) 利用率 30.4%(+9.4%・▲58.0%)
 ANAもだったが、「東北・北陸」「中国・四国」各方面が7割を切っているのは、大雪の影響が出たためと思われる。一番利用率が高くなったのは、下りは29日(94.7%)、上りは3日(
95.9%)でした。羽田から各方面、鹿児島~徳之島で合計164便の臨時便を運航。
 国際線は、今回は方面別の実績が公表されていない。日本発は30日(37.3%)、日本着は4日(32.5%)が、最も利用率が高くなりました。
   
日本トランスオーシャン航空
 座席数 123,090席(108.6%・97.4%) 旅客数 83,912人(163.0%・79.3%) 利用率 68.2%(+22.88%・▲15.5%)
 福岡~那覇・那覇~宮古・石垣・久米島間で合計30便の臨時便を運航。
   
琉球エアコミューター
 座席数 22,150席(103.0%・96.9%) 旅客数 15,983人(129.7%・93.2%) 利用率 45.6%(+14.9%・▲2.8%)
 那覇~北大東・南大東間各4便ずつの臨時便を運航。

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スカイマーク
国内線 座席数 312,051席(103.1%・107.9%) 旅客数 241,964人(170.3%・95.3%) 利用率 77.5%(+30.6%・▲10.2%
国際線 運航なし
 最高の利用率は、下りは29日(93.9%)、上りは4日(97.1%)。上下合計の平均では、1日以外は70%を超えました。
   
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エア・ドゥ
 座席数 96,043席(111.6%) 旅客数 82,986人(254.9%) 利用率 86.4%(+48.6%)
 これを見る限り、大雪の影響は、特に感じられませんでした(欠航便は出たそうだが)。最高の利用率は、下りは29日(98.7%)・上りは4日(99.3%)。羽田~札幌間26便・羽田~旭川間1便の臨時便を運航。

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ソラシドエア
(ANA販売分は含まず)
 座席数 103,523席(107.2%・113.3%) 旅客数 75,328人(228.3%・110.6%) 利用率 72.8%(+38.6%・▲1.7%)
 羽田~熊本・宮崎・鹿児島で臨時便を運航。11月30日に早々に発表になっていて、その効果なのか、旅客数は去年の倍以上になりました。ただ、上下合計の平均で80%を超えたのは、29日と3日だけ。最高の利用率は、下りは29日(87.1%)、上りは3日の88.0%で、片道では、90%を上回る日がありませんでした。

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スターフライヤー
(ANA販売分は含まず)
国内線 座席数 540,987席(89.9%) 旅客数 42,180人(161.0%) 利用率 78.0%(+36.8%)
国際線 運航なし
 最高の利用率は、下りは29日(’97.9%)、上りは3日の99.1%。片輸送の傾向がはっきり出ていて、上下どちらかが90%を上回ると、反対方向は70%未満になりました(1日は上下とも70%台)
   
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フジドリームエアラインズ
 座席数 74,569席(113.2%) 旅客数 58,953人(211.7%) 利用率 79.1%(+36.8%)
 最高の利用率は、小牧は発が29日(96.9%)・着が4日(98.4%)、静岡は発が29日(97.2%)・着が3日(98.7%)、松本は発が3日(94.4%)・着が29日(96.0%)、神戸は発が29日(94.9%)・着が3日(94.8%)。路線別では、松本~新千歳路線が97.2%と、最も高くなりました。去年3月以降の就航路線は、静岡~新千歳路線94.2%・神戸~花巻路線81.5%・静岡~熊本間79.2%。
   
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IBEXエアラインズ
 座席数 15,603席(174.7%) 旅客数 12,479人(266.5%) 利用率80.0%
 最高の利用率は、下りは30日(91.9%)、上りは3日(93.5%)。なおこのリリースでは、去年の利用率が記されていない。去年は51.1%でした。

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ピーチ
 利用実績についてのリリースは確認できなかった。なお、新機材A321LRは、当初予定を前倒しして、12月28日より就航している(初便はMM133便・ 関空→仙台)。新規就航セレモニー・搭乗旅客への記念品進呈は当初の予定通り、1月18日の関空(7時15分発)→那覇路線MM21便で行う。

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ジェットスター・ジャパン
国内線 座席数 138,960席(67.2%) 旅客数 95,174人(54.4%) 利用率 68.5%(△16.2%)
国際線 運航なし
 最高の利用率は、下りは30日(91.9%)、上りは3日(93.5%)。

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スプリング・ジャパン
 11月1日に社名を変更。例年出ていた運航実績のリリースは、今回は、今日の時点では確認できなかった。

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ZIP AIR TOKYO
 利用実績についてのリリースは確認できなかった。

 全体的には、国内線に関しては、パンデミック直前の一昨年のレベルに、少しは戻りつつあるようです。ただし、この傾向が定着できるかどうかは…。
 次回の分析はGWに行います。今年のGWは曜日の並びがとても良くて、5月2・6日に休みを取れば、最大10連休になります。例年だったら「さあ皆さん、10連休はヒコーキでどこへ出かけます?」みたいな具合にどこも大張り切りになる、はずなのだが。それでも一昨年・去年よりは良くなるはずだ、と思っていたのだが、爆発的に広がりだした「第6波」の行方が、大きな影響を与えるはずです。これが遅くても3月いっぱいまでで波が引いてくれればまだ望みもあるだろうが、4月を超すようだと、また一昨年のような悪夢になりかねません。航空に限らない事だが、非常に懸念される事態が、また起ころうとしています。とりあえず、感染の行方には注視が必要でしょう。なんとかここで踏みとどまって、少しは皆がハッピーになる春が、3年ぶりに訪れて欲しいものです。飛行機に楽しく乗れるような。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 今日はJRの新幹線・特急の利用状況も発表になっていて、前年比2.5倍、一昨年の75%のレベルにまで戻ったとの事。

《今日のニュースから》 
 4日 大相撲田子の浦部屋 初場所全員休場 親方ら4人感染判明
 5日 イギリス政府 水際対策緩和方針表明
 6日 津山市女児殺害事件 被告に無期懲役判決

 ウィルスも非常に懸念されるが、関東地方は午後から本格的な雪になり、戸塚の我が家の周りも、結構積もりました。21時現在では雪は降りやんで、明日は再び晴れになりそうだが、出勤の足が心配…。