№2437 JRグループ 2022年3月12日(土)ダイヤ改正
昨日は予告なく更新を見送って、申し訳ありませんでした。去年もだったのだが、JRグループの来年3月13日(土)のダイヤ改正について突っ込んで書いていたら、時間がなくなってしまいました。1日遅れになります。
コロナ禍の影響は今年も甚大で、輸送人員が各社・各地域とも大幅に減少しています。それを反映し、北海道や東日本で事前に予告があったように、全体的に減量色が濃い、厳しい内容になっています。新幹線の看板列車や、首都圏・近畿圏の主要路線、それもラッシュ時にまで減量が及んでいます。「目玉商品」が例年以上にない改正で、辛いなあ、という印象は隠せません。
ともかく、今回も東日本から順にチェックしていきます。
(列車名・列車番号は原則現行)
JR東日本
新幹線
◆ 上越新幹線にE7系を追加導入。〔とき〕2往復・〔たにがわ〕4往復増。
◆ 山形新幹線は全列車全車指定席となり、山形・秋田両新幹線の料金体系を変更。現在は新幹線~在来線直通と在来線のみでは、在来線区間の特急料金が異なっているが、新設される共通の特急料金に統一する。指定席は、直通の利用の場合は新幹線区間のみの料金とする。
東京~山形間(通常期):現行5,500円(新幹線4,270円+在来線1,230円)→改定後5,400円(新幹線4,270円+在来線1,170円)
東京~秋田間(通常期):現行8,110円(新幹線6,430円+在来線1,680円)→改定後8,010円(新幹線6,430円+在来線1,070円)
◆ 一部列車を臨時列車に変更し、利用状況に応じて運行する。
東北新幹線:はやぶさ29・33号 東京~新青森間
新函館北斗行を短縮 改正後は27・31号を新函館北斗まで運行
はやぶさ3・9号及び12・26・36号 東京~新青森間
※36号以外は現状も臨時列車
はやぶさ105・109号及び104・106号 東京~盛岡間
改正後は東京~仙台間の一部〔やまびこ〕が盛岡発着に延長
はやぶさ6号 東京←盛岡間
※現状も臨時列車 〔こまち6号〕と併結 改正後は〔こまち6号〕として運行
はやぶさ30号 東京←仙台間
こまち9・40号 東京~秋田間
〔こまち40号〕は〔はやぶさ40号〕と併結 改正後は盛岡→東京間〔はやぶさ40号〕として運行)
やまびこ129・135・137・139・141・143・153・159号及び128・132・136・138・140・146・148・158号
全て〔つばさ〕と併結 改正後は東京~福島間は〔つばさ〕の単独運行
なすの273号 東京→那須塩原間
上越新幹線:とき327・345号及び324・332号
※大宮~長岡間ノンストップ
たにがわ409号 東京→越後湯沢
たにがわ473号 上野→高崎
北陸新幹線:かがやき511・517号及び504・508号
◆ 一部列車を取りやめる。
東北新幹線:なすの284号 東京←郡山間
新白河・那須塩原・小山からの東京行最終が30~34分繰り上がる。
上越新幹線:たにがわ416号 東京←越後湯沢間
上毛高原・本庄早稲田・熊谷からの東京行最終が1時間15~16分繰り上がる。
たにがわ474号 東京←高崎間
在来線
◆ 〔スワローあかぎ〕は、現行8号(高崎8時50分発)は取りやめ、新たに4号(高崎5時52分発 → 上野7時37分着)を設定する。
◆ 〔さざなみ〕は、現行6号(君津8時10分発)は取りやめ、新たに4号(木更津7時03分発 → 東京8時10分着)を設定する。
◆ 〔湘南〕は、現行23号(新宿21時30分発)は取りやめ、新たに21号(新宿18時25分発)を設定する。新宿発着列車は全て、大崎に新規停車。
◆ 〔かいじ2号〕は、運行時刻を14~18分繰り上げる(竜王6時58分発 → 新宿8時42分着)。
◆ 〔湘南6号〕は品川→東京間、〔かいじ43号〕(現行〔あずさ43号〕)・〔あずさ8号〕(現行6号)・〔あずさ12号〕は新宿~東京間、〔ひたち3号〕〔ときわ52・55号〕は上野~品川間を延長する(〔ときわ53・54号〕も土休日のみ上野~品川間延長)。
◆ 常磐線の上野東京ライン直通を毎時2→3本に増強する。
◆ 南武線は、土休日の快速運転時間帯を拡大する。
◆ 宇都宮線(小山・宇都宮~黒磯間)・日光線にE131系を新規導入、相模線にE131系を追加導入する。いずれもワンマン運転を開始する。
◆ 〔踊り子5・18号〕〔湘南17号〕〔はちおうじ7号〕〔スワローあかぎ11・13号〕〔いなほ5・10号〕(酒田~秋田間)を臨時列車に変更し、利用状況に応じて運行する。
◆ 〔はちおうじ9号〕〔ときわ73・77・81号及び58・60・66号〕〔しらゆき8・9号〕は全区間取りやめる。
◆ 〔あずさ19・43号及び14・58号〕は甲府~松本間を取りやめ、〔かいじ〕に変更。〔ときわ63・82号〕は勝田~高萩間、〔ときわ89号〕は土浦→勝田間を取りやめる。
◆ 〔成田エクスプレス〕は、千葉停車を追加する(日中1時間毎に停車)。池袋・大宮発着は全て新宿発着に短縮。17・36号は大船~東京間を取りやめ。
◆ 首都圏の大半の線区で、最も運行本数が多くなる1時間の運行本数を、1~4本減便する。山手線など5路線は日中、8路線は夕刻の運行本数を見直す。その他の路線でも利用の少ない時間帯の運行本数を見直す。
◆ 東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線のグランクラス・グリーン料金・JR東日本区間内の特急のグリーン料金を改定する(実施日は後日通知)。
横浜支社
◆ 相模線は、横浜線への直通運転を取りやめる。
八王子支社
◆ 〔かいじ8・12号〕は松本始発に延長し、〔あずさ〕として運行する(石和温泉・山梨市・塩山は通過)。〔あずさ〕から運行区間を短縮する〔かいじ〕2往復は、塩山・山梨市・石和温泉に停車。〔あずさ〕は一部列車で、韮崎・小淵沢・富士見・上諏訪・下諏訪・岡谷・塩尻に追加で停車。
※新宿発8~19時台は、00分発〔あずさ〕・30分発〔かいじ〕に統一される。
◆ 〔おうめ3号〕は東京発を22時30分→22時15分に繰り上げる。
◆ 八高線は、朝夕の中央快速線直通を取りやめる。併結を行う五日市線の中央快速直通も取りやめ。
◆ 中央本線は、高尾~大月間で夜間、大月~塩山~甲府~小淵沢間で日中に一部列車が取りやめ。平日の大月7時12分発の通勤特快(746M~746T)を、快速に変更する。
大宮支社
◆ 宇都宮線は、宇都宮~黒磯間は原則折り返し運転となり、上野東京ラインからの直通は廃止。氏家7時35分発宇都宮行を増発する。平日夜間の一部の快速を普通に変更する。
◆ 日光線は、多客期に臨時快速を運転。宇都宮9時53分発→日光10時35分着・日光16時06分発→宇都宮16時44分着(途中鹿沼・今市に停車)。205系は「いろは」も含めて、定期運用を終了する。
◆ 埼京線は、朝方下りの一部の通勤快速を快速に変更する。
高崎支社
◆ 〔スワローあかぎ2号〕は、本庄始発(5時50分発)に延長する。
◆ 高崎線は、平日の高崎5時49分発上野行824M、上野22時30分発前橋行快速アーバン3939Mを取りやめる(湘南新宿ライン籠原行1944Eを前橋に延長)。
◆ 上越線は、水上5時51分発高崎行722Mの水上→渋川間、高崎22時26分発757Mの全区間を取りやめる。
◆ 八高線は、上り1本(242D)・下り3本(2223D・225D・2269D)以外は全てワンマン列車で運行。全ドアから乗降が可能になる。
水戸支社
◆ 常磐線(取手以北)は、特別快速は土浦9時00分発・10時00分発、上野(品川始発)15時11分発・16時11分発のみ運行。日中は、土浦以南は普通列車のみ20分間隔で、全て品川発着の直通運転になる。土浦で系統を分断し、土浦以北は主に5連で運行。土浦では、水戸・勝田方面は2番線・上野・品川方面は3番線発着として、同一ホームでの乗り換えを可能とする。
(15連で品川方面から土浦に到着後、前5連が水戸行・後10連が折返し品川方面行となる列車が2本ある)
広野5時36分発660Mを17分繰り上げ、〔ひたち2号〕(いわき5時53分発に繰り上げ)との接続で、東京圏の滞在時間を拡大する。いわき5時40分発水戸行524Mは3分繰り上げ、いわき5時08分発広野行は取りやめ(下り初発は5時23分発原ノ町行663M)。
◆ 水郡線は、郡山6時06分発320Dの常陸大子以南を繰り上げ、水戸での特急への接続を改善。常陸大子19時05分発846Dは、水戸までの所要時分を13分短縮。ワンマン運転列車を拡大。
千葉支社
◆ 〔成田エクスプレス〕は、2・4号の所要時間を短縮する。「N’EXえきねっとトクだ値」(チケットレス特急券)設定区間を拡大する。
◆ 〔しおさい〕〔さざなみ〕〔わかしお〕は、平日と土休日で指定席の号車を統一し、一部列車は増強する。「えきねっとトクだ値」を期間・区間限定で発売(〔新宿さざなみ〕〔新宿わかしお〕を含む)
なお、「えきねっとトクだ値」拡充により、〔成田エクスプレス〕〔しおさい〕〔さざなみ〕〔わかしお〕の企画券は、発売を終了する。
◆ 成田線は、E131系で運用する成田~佐原間2往復でワンマン運転を行う。総武快速線に直通する平日の通勤快速は全て、快速に変更。
◆ 京葉線は、内房線・外房線から直通する通勤快速各1本を、各駅停車に変更。平日日中の東京発着は快速:各駅停車:海浜幕張折返しを、3:1:3→2:2:2に変更。
◆ 内房線は、安房鴨川6時16分発2122Mから千葉方面は、現行の上総湊乗り換え→館山乗り換えに変更(館山→上総湊間は209系8連となり、輸送力が増強される)。千葉6時31分発127Mは、君津で乗り換え(E131系2連)になる。館山6時21分発134Mは、君津行に変更(千葉方面は上総湊または君津で乗り換え)。
仙台支社
◆ 仙石線は、日中はあおば通⇔松島海岸以遠を20分間隔で運転(+多賀城折返しが入る時間がある)。なお、高城町~石巻間の各駅停車は減便になり、日中は上下とも、2時間前後各駅停車がない時間帯が発生する。
あおば通5時00分発521Sと5時28分発523Sは5時17分発に一本化、初電が17分繰り下げ。小鶴新田5時10分発572Sは、10分繰り上げ。石巻22時26分発2222Sは30分程度繰り上げ(東塩釜→あおば通間は現行とほぼ変わらない)。
土休日ダイヤを設定する。
◆ 仙石東北ラインは、石巻19時53分発快速5538D→20時01分発特別快速5520D、20時59分発特別快速5520D→20時56分発快速5538Dに変更。
◆ 磐越西線(東部)は、日中(9~16時台)は、郡山発毎時30分発・会津若松発快速2時間毎30分発・普通2時間毎20分発に規格化。快速〔あいづ5・2号〕は4連に増結。喜多方直通3往復は、会津若松で分断(同一ホームで乗り換え)。
◆ 仙台空港アクセス線は、14時台に1往復増発(東北本線岩沼行からのシフト)し、仙台発の11~16時台は毎時10・30・50分発に規格化。
◆ 福島駅構内の工事(新幹線上り⇔在来線連絡線建設)工事のため、山形線(奥羽本線)・福島~庭坂間は、日中は普通列車を取りやめ、バス代行輸送を実施(本日12月22日、代行バスの時刻がリリースされている。1年程度の予定)。
◆ この他、東北本線・奥羽本線・陸羽東線・米坂線・陸羽西線・石巻線で、日中を中心に一部列車を取りやめ(土休日のみ取りやめの列車がある)。夕方の阿武隈急行直通・仙台発丸森行は梁川まで運行。
盛岡支社
◆ 津軽線は、蟹田発下り341D・上り334M、三厩発338Dの時刻を変更。下り339M→341Dの接続を改善。上り338Dは津軽二股で、奥津軽いまべつからの北海道新幹線〔はやぶさ34号〕に乗り換えられる(乗車券の営業キロは通算できない)。定期列車は全列車ワンマン化。
◆ 山田線は、盛岡20時11分発645Dの上米内→宮古間を取りやめ。盛岡から宮古へ行く列車は、17時46分発が最終になる。川内8時03分発633Dは、盛岡始発(6時32分)に延長。宮古5時00分発630Dの宮古→上米内間を取りやめ。宮古6時56分発川内行634Dが盛岡へ延長し、宮古から盛岡へ行く初発となる。宮古5時32分発632Dは、川内へ延長。
◆ 東北本線は、小牛田11時35分発547M・一ノ関11時53分発546Mの石越~一ノ関間を取りやめ。同区間は日中、2時間列車の間隔が空く事になる。
◆ 大船渡線は、一ノ関発325D・341D、気仙沼発322D(気仙沼→千厩間)を取りやめ。一ノ関21時25分発343Dは10分程度繰り上げ。
◆ 北上線の平石・矢美津両駅は廃止。両駅は既に冬季の全列車通過期間に入っていて、停車がないまま廃止となる。
秋田支社
◆ 奥羽本線は、新庄14時17分発2447M・秋田11時48分発2438Mの新庄~湯沢間を取りやめ。湯沢・横手・大曲→秋田方面・秋田→湯沢方面は、日中の毎時の発車時刻を統一する。
新潟支社
◆ 信越本線の快速〔信越〕を廃止。直江津~長岡間のみ、E129系による快速を運転する(犀潟・宮内にも停車)。
◆ 羽越本線・村上~鶴岡間の普通列車はGV-E400系に統一し、ワンマン運転を開始する。夜間の鶴岡22時15分発231D・酒田21時08分発228Dは取りやめ(鶴岡→酒田間の最終は21時22分発になる)。酒田22時39分発230Dは、21時40分発に繰り上げ。
◆ 陸羽西線は、新庄11時15分発157D・酒田14時02分発快速〔最上川〕の余目~酒田間を取りやめ(羽越本線に乗り換え)。
◆ 磐越西線(西部)は、快速〔あがの〕を取りやめ。上りの新潟→馬下間・野沢→会津若松間、下りの五泉→新津間は、近接する時刻に普通列車を設定する。会津若松8時14分発227Dを9時48分発に変更。
長野支社
◆ 小海線・篠ノ井線・大糸線・飯山線で、ワンマン運転を拡大する。
JR北海道
JR北海道は、9月には既に、今改正の基本線が示されていました。
◆ 〔北斗〕の時刻を変更し、新函館北斗での北海道新幹線との接続が、上り9本・下り4本で1~22分短縮。
下り〔はやぶさ13号〕→〔北斗13号〕は接続時間が39分→17分に短縮し、東京→札幌間は7時間54分。
◆ 〔おおぞら〕は、261系22両の追加導入により、3往復を283系から置き換え、全列車261系に統一。9号は札幌→帯広間7分・札幌→釧路間6分の短縮。下りの浦幌停車は11号→9号に変更。閑散期の平日(年間60日程度)は自由席を1両減車し、4連で運行。
◆ 〔ライラック38・39号〕は臨時列車化し、年間36日程度運行。土休日運転の〔カムイ9・28・29・42号〕は、年間35日程度の運行に縮小。
◆ 学園都市線(札沼)・あいの里公園~太美間にロイズタウン駅が開業。駅ナンバリングG11-1。全列車ではなく、下り37本・上り38本停車(全体の9割)。石狩太美→太美、石狩当別→当別に改称。札幌発19・20時台は00・20・40分発の20分間隔で運行。この時間帯は全て6連。日中の一部列車(12本)は6→3連に減車。
◆ 函館本線は、小樽~札幌~江別間で、土休日運休の列車を追加。
◆ H100形の運行区間を拡大する。根室本線・新得~帯広~釧路間は全列車H100形となり、新得~帯広間は平均7分(最大21分)・帯広~池田間は平均4分(最大13分)・白糠~釧路間は平均3分(最大8分)、所要時間を短縮する。石北本線・旭川~上川間は24本中19本が新規にH100形となり(2本が既に置き換え済み)、旭川~上川間は平均6分(最大11分)、所要時間を短縮する。旭川での〔ライラック〕〔カムイ〕との接続改善により、札幌~上川間で最大21分、所要時間が短縮される。
◆ 宗谷本線・東風連駅は1.5㎞名寄方に移転し、名寄高校前と改称する。快速・普通列車全列車が停車(現在の東風連駅は、普通列車も一部が通過)。比布発8時46分1362Dは15分繰り上げ、旭川で〔ライラック14号〕に接続、札幌までの所要時間を短縮する。
◆ 函館本線・函館12時31分発4835Dと、森13時44分発893Dを一本化し、函館→長万部間直通運転とする。
◆ 函館本線(岩見沢~滝川間)・室蘭本線(糸井~苫小牧~岩見沢間)・日高本線・根室本線(新得~帯広~池田間)・宗谷本線(旭川~名寄間)・函館本線(函館~森間)で、一部の列車が、土休日を中心に編成両数を削減する。函館発16時14分1875Dは、土休日運休。
◆ 函館本線の池田園・流山温泉・銚子口・石谷・本石倉、花咲線(根室本線)の糸魚沢、宗谷本線の歌内、合計7駅を廃止。流山温泉駅は2002(H14)年4月27日の開業で、20年足らずで廃止になる。大沼~鹿部間14.6㎞、森~石倉間12.6㎞、厚岸~茶内間20.2㎞、天塩中川~問寒別間13.9㎞の間に、駅がなくなる。
以上の結果、この改正で、年間1.3億円の経費節減効果を見込んでいる。
JR東海
新幹線
◆ 〔のぞみ〕30本(定期13本・上り14本)を速達化する。定期〔のぞみ〕の、東京~新大阪間の平均所要時間は1分短縮し、2時間28分。下り〔のぞみ7・201号〕、上り〔のぞみ58号〕は6分短縮し、東京~新大阪間を2時間24分で運行。
◆ 〔のぞみ109号〕は東京発を9分繰り下げて20時00分発となり、広島・福山からの東京滞在時間を10時間3分に拡大する。
◆ 〔のぞみ2号〕は博多発を15分繰り上げて6時00分発となり、、東京着は18分繰り上がって10時57分となって、東京に10時台に到着する。また、博多・小倉からの名古屋滞在時間が11時間14分に拡大する。
◆ 〔のぞみ82号〕(姫路6時00分発)は、東京着が8時57分になって、東京に8時台に到着する。
◆ 〔のぞみ107号〕を広島に延長し、東京発の広島方面行〔のぞみ〕の運行間隔を改善する。
(現行広島行〔ひかり521号〕は、岡山行に短縮)
◆ 〔ひかり〕⇔山陽直通〔のぞみ〕3本(下り2本・上り1本)の時刻を変更し、名古屋で直接接続する。これにより、〔ひかり〕停車駅⇔〔のぞみ〕停車駅間の所要時間を短縮する。
◆ 〔こだま755号〕は新大阪まで延長し、名古屋で〔のぞみ115号〕から接続する。これにより、岐阜羽島・米原両駅からの東京滞在時間が拡大する。〔こだま753号〕は名古屋行に変更し、名古屋で〔ひかり663号〕に接続する。
◆ 車いすスペース6席確保のN700S系を、東京~新大阪間18往復(のぞみ下り4本・上り5本 ひかり下り2本・上り1本 こだま2往復)に固定して運用する。
在来線
◆ 中央本線・名古屋~中津川間は、終日全列車8連化。315系を導入し、2023(R5)年度には315系で統一する。
10連の運行がなくなるため、平日朝ラッシュ時に土岐市・多治見・高蔵寺→名古屋間普通3本を増発し、多治見始発名古屋行1本を瑞浪始発に延長する。
〔ホームライナー〕は、名古屋~瑞浪間〔ホームライナー瑞浪〕に統一し、朝方瑞浪発・夜間名古屋発各2本を運行。全列車高蔵寺・大曽根・鶴舞に停車。〔ホームライナー〕縮小のため、名古屋20時台発の瑞浪行快速を中津川へ延長する。
名古屋発0時5分快速瑞浪行は、23時57分普通(現行の多治見行を延長)に変更。0時20分高蔵寺行最終は、0時05分に繰り上げ。
◆ 関西本線の区間快速は、全列車八田・春田に停車する。名古屋発23時39分発四日市行は23時40分発亀山行となり、亀山行の運転間隔を改善する。23時57分亀山行は、四日市行に短縮。
◆ 東海道本線・名古屋→豊橋方面は、名古屋23時16分発豊橋行快速を12分繰り下げ、〔のぞみ78号〕から接続。23時57分発豊橋行区間快速は快速に変更。0時20分発大府行普通は取りやめ、名古屋→大府は、最終が21分繰り上がる。
なお、最終の豊橋行快速は、岡崎からの普通列車の接続がない模様で、岡崎から先、通過各駅への最終は、23時16分発快速豊橋行(刈谷で普通に乗り換え)になると思われる。
この結果、名古屋から24時を過ぎて出発する列車は、東海道本線下り0時02分発普通大垣行と、中央本線下り0時05分発高蔵寺行の2本のみとなる。
◆ 高山本線は、岐阜23時台発の美濃太田行普通2本の時刻を繰り上げて、運転間隔を22時台からの約30分間隔に統一する。最終は23時40分発美濃太田行になる。
◆ 静岡地域の〔ホームライナー沼津・静岡・浜松〕は全列車、土休日は運休する。
この他、在来線の特急は、愛称で使用されていた「ワイドビュー」の副称がなくなる。ダイヤ・編成等の運行形態には、今回は変更がない。
JR西日本
新幹線
◆ 〔さくら545・549・559・569号〕〔さくら548・552・564・572号〕は臨時列車化し、利用状況に合わせて運行する。
※JR九州のリリースでは、現状では毎日の運行を予定しているとの事。
◆ 〔みずほ615号〕は熊本行となり、利用状況に応じて鹿児島中央へ延長する。
◆ 〔ひかり〕〔こだま〕は、区間によって片道1~3本減便する。
在来線
◆ 〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕〔こうのとり〕〔きのさき〕〔はしだて〕〔スーパーはくと〕〔やくも〕は、一部列車を金~日曜日の週末・祝日の運行に変更する。
サンダーバード 15・29・43号及び4・30・46号
しらさぎ 55号及び58号
くろしお 5・15・31号及び18・30・34号
こうのとり 7・13・25号及び6・16・26号
きのさき3・19号及び6号
はしだて 10号
スーパーはくと 9号及び6号
やくも 13・17・29号及び12・16・28号
◆ 〔はるか〕は、7・10号の運行を再開する。17~45・49・53・57号及び14~40・44・48・52・56号は、引き続き運休する。
◆ 〔くろしお6号〕の時刻を変更(平日の和歌山発を24分繰り下げ)、阪和線・日根野→新大阪間の朝ラッシュ時間帯の特急は、〔くろしお〕〔はるか〕合わせて約25分間隔で運行する。
◆ 〔くろしお〕〔こうのとり〕〔きのさき〕〔はしだて〕〔まいづる〕は全車両指定席とし、「e5489チケットレスサービス」を拡充する。
(これらの列車の特急用定期券「パスカル」は、発売を終了する)
◆ 朝通勤時間帯のJR京都・神戸線の新快速、大阪環状線・大和路線(関西本線)・阪和線の運行間隔を変更し、均一化する。
福岡支社
◆ 山陽新幹線の下り〔こだま783号〕〔こだま839号〕(広島→博多間)〔こだま789号〕・上り〔ひかり590号〕(博多→小倉間)〔こだま770号〕(小倉→新下関間)〔こだま866号〕(博多→岡山間)〔こだま874号〕(博多→広島間)は取りやめる。
博多発6時台は、現行〔ひかり590号〕と〔のぞみ2号〕が入れ替わる形になる。
博多南線の運行本数の変更はない。
金沢支社
◆ 北陸新幹線〔つるぎ716・726号〕は、毎日運行に変更する。
◆ 〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕は、指定席を拡大する。
◆ 七尾線は、〔能登かがり火9・10号〕を取りやめる。普通列車は、上下合計4本を削減。金沢~高松間1往復は、土休日は七尾に延長する。初列車は、七尾5時00分発822Mは11分繰り下げ。最終列車は、金沢23時06分発七尾行873Mは約40分、23時44分発高松行875Mは約20分、七尾22時20分発金沢行872Mは約10分繰り上げ。夜間は金沢発毎時19分・七尾発毎時08分に統一。
◆ 氷見線は全列車ワンマン化。
近畿統括本部
◆ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・JR宝塚線・大和路線・阪和線で朝ラッシュ時の運行間隔を変更し、一部削減する。
◆ 新快速「Aシート」は、全席指定席となる。
◆ 琵琶湖線は、9~15時台の米原~草津間の新快速5往復を取りやめる。同区間の新快速は1時間間隔になる。
◆ 湖西線は、10~15時台の近江舞子~近江今津間の普通5往復を取りやめる。
◆ 草津線は、11~13時台の草津~貴生川間の普通(区間運転)3往復を取りやめる。草津23時54分発5396Mを取りやめ、草津発最終を23分繰り上げる。
◆ 嵯峨野線は、11~15時台の亀岡~園部間の普通4往復(土休日3往復)を取りやめる。
◆ 学研都市線は、11~14時台の同志社前~木津間の普通4往復を取りやめる。
◆ 加古川線は、9~15時台の加古川~厄神間の普通(区間運転)下り7本・上り6本(土休日3往復)を取りやめる。
◆ 姫新線は、10~14時台の姫路~播磨新宮間の普通3往復を取りやめ、一部列車の行先を変更する。
◆ 和歌山線は、平日のみ11~14時台の王寺~高田間の普通4往復を取りやめる。万葉まほろば線(桜井線)は、平日のみ11~14時台の奈良~桜井間の普通4往復を取りやめる。日中は王寺~高田~和歌山間・奈良~桜井間に運行形態を変更する。
◆ 大阪環状線は、内回りの大阪0時11分発天王寺行・天王寺0時04分発大阪行を取りやめるなど、最終列車を最大16分繰り上げる。
◆ この他、各線区で減便を行う。
◆ おおさか東線の普通列車は全て、201系→221系に置き替える。
和歌山支社
◆ 阪和線は、日中の和歌山発紀州路快速を0・15・30・40分発に統一する。
◆ きのくに線(紀勢本線)は、日中及び夜間の和歌山~湯浅間折返しを、和歌山~箕島間に短縮する(箕島折返しが初めて設定になる)。和歌山9時17分発337Mは取りやめ、和歌山17時03分発箕島行を設定。
◆ 和歌山線は、和歌山~五条・橋本間各1往復を取りやめ、一部運行区間を短縮。下りの五条→橋本間は、午前中に1時間50分程度、列車がない時間がある。
◆ 阪和線は、和歌山~日根野間で上下計18本(土休日17本)を取りやめる。同区間では一部の快速が各駅停車で運行される。17~19時台の普通列車は、上下とも1時間4本の運行。
福知山支社
◆ JR宝塚線(福知山線)では、新三田~篠山口間で一部列車の見直しを行うとともに、下り区間快速は新三田での特急通過待ちを解消し、大阪→篠山口間の所要時間を6~7分短縮する。
◆ 山陰本線・浜坂~鳥取間は、9~16時台の普通列車は5往復運行。
岡山支社
◆ 臨時列車となる〔やくも29号〕は、岡山発を20分繰り上げ、21時20分発に変更。〔やくも16号〕は総社を通過し、〔やくも14号〕が総社に停車。
◆ 瀬戸大橋線快速〔マリンライナー〕は、上下の最終77・72号を取りやめ、最終が繰り上がる。75号は植松・木見・上の町に停車。
◆ 各方面で、初列車の繰り下げを行う。
山陽本線下りは、和気→岡山間は和気5時13分発→5時39分発(三石始発)となって、26分繰り下げ。岡山→福山間は岡山5時15分発→5時34分発となって、19分繰り上げ。福山→糸崎間は福山5時37分発→6時10分発となって、33分繰り下げ。
山陽本線上りは、糸崎→福山間は糸崎4時39分発→5時04分発となって、25分繰り下げ。福山→岡山間は福山4時48分発→4時50分発となって、2分繰り下げ。
伯備線上りは、備中高梁4時54分発→5時29分発(新見始発)となって、35分繰り下げ。
◆ 各方面で、最終列車の繰り上げを行う。
山陽本線下りは、福山→糸崎間は福山23時48分発→23時34分発となって、14分繰り上げ。
山陽本線上りは、岡山→三石間は岡山23時27分→23時00分となって、27分繰り上げ。
赤穂線下りは、備前片上→岡山間は備前片上23時16分発→23時04分発となって、12分繰り上げ。
赤穂線上りは、岡山→備前片上間は岡山23時21分発→23時11分発となって、9分繰り上げ。
伯備線下りは、岡山→備中高梁間は岡山発23時37分→23時09分発となって、35分(岡山→倉敷間は福山行5779Mがあるので4分)繰り上げ。
◆ 山陽本線は、快速〔サンライナー〕は全て廃止。吉永~岡山間1往復・岡山~福山・糸崎間4往復・福山~糸崎間4往復を取りやめ、岡山~福山・三原間4往復を岡山~金光間、糸崎→岡山間1本を糸崎~福山間に短縮。下りの金光→糸崎間では、1時間列車がない時間がある。岡山~倉敷間1往復は、土休日は運休。
岡山22時19分発瀬戸行730Mは、三石まで延長。三原20時05分発福山行は、岡山まで延長。
◆ 赤穂線は、長船22時51分発1985Mを取りやめ。西大寺~岡山間1往復は、土休日は運休。
岡山22時02分発長船行1982Mは、備前片上まで延長。
◆ 伯備線は、倉敷5時43分発米子(~西出雲)行825Mが、岡山始発に延長。岡山からの時刻は記載されていないが、この列車が、岡山→倉敷間の初列車となる。
◆ 津山線は、野々口7時45分発岡山行2923D、岡山~法界院間2980D・2981Dを取りやめ(全て休日運休)。津山6時45分発3931D快速〔ことぶき〕は、牧山・玉柏・備前原に停車。
◆ 因美線は、智頭6時33分発那岐行653Dを取りやめ。
米子支社
◆ 〔やくも〕は3往復の臨時列車化により、定期列車の下り15・19号は生山に、上り10・14・18・22・26号は根雨に、14・18号は加えて宍道に停車。
(20・24号は根雨は通過)
現行の〔やくも〕は、原則生山と根雨のどちらかに停車だったが、新ダイヤでは、下り15・19号、上り10・14・18・22・26号は両方に停車する。
◆ 〔スーパーおき1号〕は、浜田→新山口間の所要時間を18分短縮、新山口では〔のぞみ3号〕への乗り換えが可能になって、博多着が14分早くなる。
◆ 山陰本線・浜坂~益田間で、区間によって上下計で平日4~8本・土休日2~8本を取りやめ、平日1~4本・土休日2~4本の運行区間を短縮する。夕方・夜間には一部列車が3・4連に増結する。
◆ 境港線は、上下系で平日6本・土休日2本を取りやめる。夕方には一部列車が3・4連に増結する。平日・土休日共、2時間程度列車がない時間がある。
広島支社
◆ 山陽新幹線は、〔ひかり521・593号〕〔こだま783・789・835・839号〕〔こだま836・866・874号〕を全区間または一部区間を取りやめる。〔ひかり593号〕の代替で、〔こだま871号〕は広島→博多間を延長。
一部区間で、〔ひかり〕〔こだま〕の初列車・最終列車を繰り上げる。新山口6時37分発〔ひかり590号〕(新ダイヤでは小倉始発?)は10分、新岩国6時38分発〔こだま838号〕は4分繰り上げ。広島23時05分発〔こだま873号〕(岡山始発)は9~11分、三原23時22分発〔こだま877号〕(新大阪始発)は3~8分、新下関22時18分発〔こだま878号〕(博多始発)は7~11分の繰り上げ。
◆ 広島発在来線(芸備線を除く)の23時台は、下り〔のぞみ〕から接続を考慮したダイヤに変更する。広島→五日市・坂間各1本を新規設定し、広島→白市・広・あき亀山・岩国間各1本の時刻を変更する。
◆ 227系の運用範囲が、新山口まで拡大される。徳山~新山口間4往復が227系で運行。
◆ 海田市・横川・岩国・徳山・宇部・厚狭・長門市・小串・新下関で、接続を改善する。
◆ 山陽本線・広島エリアは、白市~広島~岩国~由宇間で朝・夕時間帯に、一部列車の取りやめや、運行区間の短縮を行う。白市7時02分発快速5403Mと、西条7時16分発1509Mを1本化。見直しに合わせ、運転間隔や編成を調整する。
◆ 山陽本線・山口エリアは、宇部~下関間で朝方に、岩国~下関間で夜間に、一部列車の取りやめや、運行区間の短縮を行う。見直しに合わせ、運転間隔や編成を調整する。
◆ 呉線は、日中の広島毎時40分発の広行普通を、呉行に短縮する。
◆ 可部線は、平日朝夕時間帯の全列車4連で運行する。土休日の広島発16~19時台は、あき亀山行のみ20分間隔で運行する。
◆ 美祢線は、厚狭19時31分発719Dと21時28分発721Dを、19時58分発に一本化する。同列車が下り最終となり、厚狭発の最終は1時間23分繰り上げ。長門市11時36分発710Dと13時33分発712Dを、12時38分発に一本化する。長門市発最終は21時01分→19時54分になり、1時間7分繰り上げ。
◆ 山口線は、新山口~山口間で2往復を取りやめる。益田6時28分発山口行2534Dと、宮野8時21分発新山口行650Dを、益田→新山口間に一本化する。新山口18時52分発益田行683D~2557Dは、津和野行に短縮。津和野からの益田行最終列車は19時36分発となり、1時間3分の繰り上げ。益田20時59分発津和野行2558Dは取りやめる。益田からの津和野方面最終列車は19時20分発となり、1時間39分の繰り上げ。特急・SLを除き、終日ワンマン運転になる。
◆ 山陰本線は、長門市5時26分発961Dと、6時02分発821D(下関行)を、5時43分発に一本化。人丸6時20分発益田行960D~1562Dの人丸→長門市間は、土曜日も運休する。
この他、一部線区・一部区間で、初列車・最終列車の時刻の変更が行われる。
JR四国
◆ 〔南風17・20号〕が大杉に新規停車する。嶺北観光自動車が運行する、大杉~田井のバス便と接続する。
◆ 〔しまんと10号〕は、高知21時20分発(宿毛始発)→20時34分発(高知始発)の〔しまんと8号〕に変更する。高松で、高徳線オレンジタウン行に接続する。宿毛→高知間は、宿毛19時26分発〔あしずり18号〕となる。宿毛から高松・岡山方面への最終は、宿毛17時00分発の普通列車(中村で〔あしずり16号〕・高知で〔南風28号・しまんと8号〕乗り換え)になる。高知を直通する特急は、下り〔しまんと1号〕のみになる。〔しまんと9・6号〕は取りやめ(〔南風〕の単独運行になる)。
◆ 現在休日運休の〔モーニングEXP高松〕〔モーニングEXP松山〕は、毎日運行する。〔しおかぜ29号・いしづち29号〕の伊予北条→松山間、〔いしづち106号〕の新居浜→高松間は取りやめる。
◆ 快速〔マリンライナー77・72号〕は取りやめる。〔マリンライナー75・70号〕は、鬼無・国分は通過になる。
◆ 高徳線・板野~徳島間、鳴門線でパターンダイヤを導入する。徳島発9~15時台は、毎時00分→鳴門行(10時台はなく、9時50分発。13時台は04分発)、23分→〔うずしお〕、30分→高松方面行(9・13時台はなし)。〔うずしお〕は、一部停車駅を変更する。
◆ 土讃線・土佐山田~高知間でパターンダイヤを導入する。高知発9時30分~15時30分は、毎時13分→特急、16分→ごめん・なはり線直通、44分→土佐山田方面行。後免13時43分始発4233Dを土佐山田始発に延長し、土佐山田発高知方面行普通は、9~14時台は毎時33分に出発。
◆ 一部路線で、最終列車の繰り上げ、列車の新設・取りやめ(土休日のみの列車もある)を行う。
この結果、JR四国で24時を過ぎて運行される列車は、〔南風27号〕〔マリンライナー73・75号〕の3本のみになると思われる。
JR九州
秋に西九州新幹線開業を控えているからだろう、今回は大規模な変更はなし。
◆ 九州新幹線は、鹿児島中央6時25分発〔つばめ304号〕を、6時37分発〔つばめ306号〕に変更する(304号が熊本始発に短縮、306号が鹿児島中央始発に延長)。23時43分発〔つばめ342号〕は取りやめる(最終は23時00分発〔つばめ340号〕熊本行)。〔さくら571号〕は、新八代・新水俣・出水は通過になる。川内6時02分発〔つばめ301号〕は、6時17分発に繰り下げ。
◆ 朝方下りの〔きらめき1号〕〔ソニック2・4・6号〕〔かもめ101号〕、夜間上りの〔きらめき2号〕〔ソニック47・51・59号〕が、福間に新規停車する。
◆ 小倉23時53分発下関行5226Mは23時42分発となり、下関行最終は11分繰り上げ。
◆ 折尾駅は、鹿児島本線下りの新①・②番ホーム(直方方面直通)が使用を開始する。連絡線上のA・Bホームは廃止。現在、直方方面⇔福間・博多方面相互間は、黒崎でも乗り換えができる(折尾⇔黒崎間復乗)特例があるが、今改正以降廃止する。
JR貨物
◆ 越谷ターミナル~百済ターミナル・姫路貨物駅間に、特定の事業者向けの直行輸送ルートを新設する。26両中20両を貸切とする「ブロックトレイン」となる。
◆ 東京ターミナル~神戸ターミナル間1往復を東京ターミナル~大阪ターミナル間に変更し、12ftコンテナの輸送力を25個増強する。
◆ 南福井→百済ターミナル間の輸送力を12ftコンテナ10個分新設し、南福井→岡山ターミナル間の輸送力を12ftコンテナ10個分増強する。
◆ 広島ターミナル→東京ターミナル間の輸送力を31ftコンテナ2個分新設し、広島ターミナル→越谷ターミナル間の輸送力を、1列車で31ftコンテナ2個分新設・1列車で2個分増強する。
◆ 盛岡ターミナル→安治川口間、陸前山王→吹田ターミナル間「ブロックトレイン」各1本の所要時間を短縮する。
EF210形10両・EF510形1両・DD200形8両、HD300形1両・DB500形3両を新製。※EF510形は初の九州向けになる。
コンテナは3種類合計4,600個、フォークリフト・トップリフターを合計97台新製。
以上、今回も少し突っ込んで書いてみたが、逆に、読みづらくなってしまったかも知れません。JR以外では、小田急(VSE引退にはビックリ)や、JR線と直通する第3セクター鉄道の一部からもリリースが出ているが、来年改めて、機会をみて書きたいと思います。
ある程度見えてくる傾向としては、首都圏が顕著だが、通勤時間帯の特急の運行時刻のシフトが目立つと思った。朝方も夕方も、運行時間帯が1時間位前倒しになっている列車が多い。特に朝方は、東京や新宿に8時台に到着する特急の新規設定がいくつかあるが、ラッシュのピークに近い時間帯の到着は、以前だったら考えられない事でした。普通列車の削減が可能にしたと思われます。また、夜間は22~23時台→17~18時台へのシフトが見られます。これはJR以外の〔THライナー〕〔メトロホームウェイ〕でも見られる事で、深夜帯の需要が相当数減少している一方で、比較的早くなった帰宅時間帯に設定する事で、この時間の着席サービス提供による利用のつなぎ止めを図ろうとしていると、考えられます。
また、特急の指定席の拡大も、コロナ禍の最中、混雑を確実に避けたい、という向きの利用の獲得を狙っていると思われます。JR西日本でも、在来の特急の全車指定席化、という方向に向かいつつあるようです。「ライナー」的な利用を狙った停車駅の追加や、Web限定の料金割引サービスの拡大も、この流れの一環だろう。コロナ禍そのものと合わせ、それがもたらす営業政策の変化もまた、注視すべきでしょう。
オミクロン株出現により、コロナ禍の行方はまた不透明なものになってきたように思えるが、来年は西九州新幹線開業や、只見線全線再開という話題もあります。来春は今年以上に辛い改正になるが、再来年以降への希望を抱かせるものになって欲しいと、願います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
20日 日本人宇宙飛行士 13年ぶり新規応募受付開始
21日 千島海溝・日本海溝の巨大地震・津波被害 想定を公表 最悪19万9000人の犠牲を予測
22日 オミクロン株 家族3人「市中感染」 大阪府知事公表
東京都でも、オミクロン株かどうかはともかく、今日一日の感染者が40人と公表され、1週間前より10人増加、との事。いよいよ「第6波」の前触れなのか。欧州や韓国はかなり深刻な状況になっているそうで、当然日本も他人事にはなり得ない。ブースター接種の在り方も何やかや議論されているようだが、ともかく我々としては、今の所は、ここまで続けてきた感染対策を継続するのみ。しつこく書くが、他人の事はどうでもいい、我が身と自由な暮らしを護るのは、自分自身のみ。
次回は、金曜日に更新します。