№2434 鳥取・島根 ローカル鉄道とバスの旅 3〈終〉.JAL284便 目もくらむ大東京
帰宅です。出雲空港からのJAL便は、これもまた2年ぶり。あの時も夕方の284便でした。ただし2年前はB737-800だったが、今回はB767-300ERです。
2年前と同じく、松江しんじ湖温泉駅始発の松江一畑交通便。今回は先代ガーラ。
何のかんの言っても羽田便への接続なので、松江駅からはかなりの乗車がありました。
空港到着。高速道路経由で、松江しんじ湖温泉駅からは40分強。
改めて、出雲空港のターミナルビル。どこかしら、「神話の国」のイメージが感じられます。
1Fの、JALのカウンター。
頭上のモニターでは、機内の換気など、ウィルス対策について動画が放映されていました。
展望デッキに上がってしばらくすると、羽田からの283便が着陸しました。雨が降っていたので、スラストリバーサーが濛々と水煙を上げる。
2番スポットに到着。この便は定刻の到着だった。
手荷物検査場に続く、2Fのコンコース。
一角では、公募していたらしい特製絵馬が展示されていました。この画像は少し大きめのサイズでアップしています。
手荷物検査場。チェックインの頃には「出発間際は手荷物検査場が混みあうので、15時50分(284便出発の35分前)までには通過してください」みたいなアナウンスが流れていたが、幸いそんな大層な大混雑にはならなかった。
出発ロビー。ウィルス対策を除けば、例年と変わらぬ様子と映った。
搭乗開始。グループ別に分けられ、自分は後方の63A席だったから、「グループ3」(事前改札、その後上級会員の1・2、その次)になる。
搭乗中のキャビン。
モニターでは、櫻井 翔と松本 潤を起用した、機内のウィルス対策のビデオが放映されていた。二人はフェイスガードを付けている。「嵐」としての活動は終わったが、二人のJALとのお付き合いは、まだ続いているんだね。
出発直前の空模様。松江市内からそうだったけれど、空港の上空も不安定。
搭乗そのものは順調だったように見えたのに、預かった手荷物の数を再確認をしなければならなくなった、とかで、出発時刻を過ぎてしまった。
出発。結局、18分の遅れになってしまった。グランドスタッフが手を振ってくれる。
今日は2年前とは逆で、湖側のR/W25からの離陸になる。誘導路はなく、滑走路の端で方向転換。
離陸。急角度で持ち上げられるような感覚。山陰道が山間部に延びていくのを見て、右旋回。
海岸線を見る。
美保関。左下は境港。
キャビン。もうお分かりのように、このJA654Jは国際線機材。去年の旭川線もそうだったが、国際線が大幅に減便されているので、国内線に転用されているようだ。
オーディオを聞きたかったのに、この便では用意されていないようだった。スマホのアプリの接続も、ちょっとうまくいかなかった。慣れたお客さんは、ゲームを楽しんでいる。
一応Wi-Fiはあるようで、マップは表示できた。ただこの後アップデートになってしまって、プログラムは楽しめず。
ドリンクサービスが回ってきた。空港で和菓子を買ってあったので、今回は冷たいお茶をリクエスト。
上空は晴れているが、17時を過ぎるから、夕暮れはあっという間だ。主翼がオレンジ色に染まる。
雲の合間から大都市も見えたりするが、もう具体的にどのあたり、というのは分からなくなった。
まもなくベルトサイン点灯、というアナウンスの後、降機の方法がモニターで表示される。前の方から順番に降機する、案内があるまでは着席したまま待機、その後は前の乗客とは間隔を空けて降機を、そんな内容だった。
もう房総半島上空。関東地方は真っ暗だ。東京湾にはアクアラインが延びているのが分かって、その向こうには三浦半島。富士山がシルエットで小さく見えるのが、解るでしょうか。
あれ、この先のルートって、ひょっとして…。
千葉の東側だと思うのだけれど、これって、去年からの着陸の新ルートだ?南風卓越時のルートだが、もう11月なのにこのルートとは。当然初めて飛ぶが、この時点で、地上はかなりまぶしい。
浦安を左に見る。高度がまだかなり高い。間違いなく新ルートだ。
手前にスカイツリー、後方に東京タワー。
東京の夜景を、実際に自分の目で見るなんてなかったから、目が眩むような感覚を覚える。本当に。
川口付近の上空。荒川は分かる。
望遠で撮ってみたが、これは赤羽駅。
池袋。サンシャイン60も、分かりますかね?
この後神宮球場の真上を横切って、さっきは遠くに見えた東京タワーと、手前は六本木ヒルズ、だよね?こんなところを飛ぶんだ!まじめな話、眩しい!
高輪ゲートウェイ駅も見て、ライトアップされたレインボーブリッジも、こんな近くに。
コンテナ基地上空。対岸にお台場を見て、R/W16にランディング。
いやあ凄かった。去年になってから、東海道線や京急の電車から、羽田に向けて降下する機体を見る機会はあった。いつかは飛ぶ機会があるだろうと思ったルートだったが、冬場のこの時期に、とは思わなかった。今度はR/W16R着陸機でも体験したいし、もっとどこを飛んでいるのかがはっきり分かる、日の長い夏場に飛んでみたい。
空港の滑走路は、一転して真っ暗。誘導灯の明かりは美しい。
結局18時04分到着、遅れが24分に増幅してしまった。自分はここがこの旅の終点になるからいいが、乗り継ぎの客は困るだろうね。
しかも、先のモニターに見る通り、降機に時間がかかる事になるので。私は後方だから、一番最後のグループになる。指示があるまで座ったまま(立ってストウェージから荷物を出す、というのもNG)。スポットインしてから、10分は経っていた。この不便、いつまで続くのやら。
案の定バゲージクレームでは、出雲空港で預けた荷物が、先にターンテーブルをグルグル回っていた。
到着ロビーでは、東京都によるモニタリング検査が行われていた。
いろいろあったけれど、空の旅自体は快適だった。ただ、ウィルス感染禍の影響がそこかしこに見られて、多少息苦しさを感じたのも事実。いつか乗客もCAも地上スタッフも、再びマスクなしで応対する日が、早く来て欲しい。そうなった時が、感染禍の終息、となるのだろうが、いつになるのか…。
結局、今年の空の旅は、1月3日のANA新千歳路線と、今回の2回だけで終わり。合計915マイルは、本格的に空の旅に臨むようになってから、年間では最低になってしまいました。来年は、状況を見ながらになるが、もう少し増やしたい。間違いなく、国内線だけになるけれどね…。
帰りは京急のエアポート急行。神奈川新町で快特に抜かれるが、上大岡まで乗り通しました。
こうして、夜行込み2泊3日の旅も、つつがなく終わりました。今回は画像撮影取得より、鉄道・バスの乗り歩きが中心という、やや異色の旅となったと思います。が、しばらくは、こんな感じの旅が続くんじゃ、ないかな…。
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《今日のニュースから》
15日 キャロライン・ケネディ元駐日米大使 オーストラリア大使に指名
16日 米ノババックス社 新型コロナウィルスワクチン 厚生労働省に承認申請
今日は東京20時過ぎの東海道線に乗る機会があって、たった今帰ってきたばかりなのだが、通常利用する機会がない時間なので過去との単純な比較などできないのだけれど、確かに、そんなに大変な混雑にはなっていないなあ、と感じました。横浜まで併走した横須賀線なんてもっとガラガラだったし。東京都・神奈川県はかなり久しぶりに一日の感染者数が30人を超えた、東京都はオミクロン株感染者を新規に確認(しかも濃厚接触者がサッカーを見に行っていて確認作業中とか)、神奈川県はクラスター発生とか、こんな話を聞くと、ついに「第6波」到来なのか?と身構えてしまうのだが。せめて、年末年始は乗り切って欲しいのだけれど。こんな内外様々な空気を反映しているだろうJRグループの来年春のダイヤ改正が、明日リリースされると思われます。された場合、火曜日に書きたいと思います。