№2439 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.89

京急×沖縄.jpg
 京急では来年1月31日まで、「京急×沖縄」キャンペーンを展開していて、2100形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の車内では、広告類を全て、このキャンペーン関連の展示の類になっています。この中づり広告である程度推測できる通り、「さあ、沖縄へ行こう!」というものではなく、京急の沿線で、沖縄気分を満喫、という形式のキャンペーンになっています。この車両だけでなく、沿線の京急グループの店舗などがキャンペーンに協賛しているのだが、とにかく今年もまた、大手を振って遠くへ行く事がはばかられる一年になってしまいました。その空気を反映したキャンペーンなのだろう、と思います。沖縄に限らず、来年こそ、人目を気にする事なく、堂々とあちらこちらへ旅に行ける一年になって欲しいと思います。海外はまだ、ムリだろうけれどねえ。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日12月24日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。バスに関しては、初詣や箱根駅伝開催による規制や渋滞予測により、運行形態の変更を行う路線がいくつかあります。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は、成田空港行9~39号・成田空港発2~38・48号が運休を継続している(38号は東京始発大船行で運行)。その他の新幹線・在来線は、定期列車は通常通り運行している。
 東北・秋田新幹線は12月28日~1月5日の間、運休・編成変更を予定していた一部列車を通常通り運行する。〔はやぶさ9・15号〕〔はやぶさ26・40号〕〔こまち9号〕〔こまち6・40号〕は全日、〔はやぶさ3号〕〔はやぶさ6・12号〕は25・26・27日及び12月28日~1月5日運行(〔はやぶさ15号〕は、12月は新青森行、1月は仙台行で運行)。〔はやぶさ9・26号〕〔こまち9号〕は12月10日~12月27日も運行する。
 東北・北海道・上越・北陸新幹線(〔こまち〕〔つばさ〕〔つるぎ〕を除く)では1、8号車を「新幹線オフィス車両」として運用してる(土休日・繁忙期を除く)。必要な乗車券類があれば利用可能。追加料金は不要。予約はできない。〔はやぶさ7・21・25号〕〔はやぶさ14・28・110号〕では、専任アテンダントによるリモートワーク支援ツールの無料貸し出しを行う(12月1日~)。利用者にはサブスクリプションサービスを提供する(12月1日~2月28日(販売・利用は3月31日まで))。
 冬の臨時列車(12月1日~2月28日)の運行計画が発表になっている。首都圏における新規設定は、新宿~鹿島神宮間の特急〔開運初詣号〕。1月2・3日運行。E257系5500番台。
 初日の出観賞の臨時列車の運行が発表になっている。〔外房初日の出号〕(両国1月1日0時50分発→安房鴨川2時55分着・千倉3時00分着)・〔犬吠初日の出号〕(両国1月1日1時30分発→銚子3時39分着・銚子で銚子電鉄の専用電車犬吠行に接続)。いずれもE257系5連。全車指定席。
 ワクチン接種証明書・PCR 陰性証明書を活用した取り組みを、今後展開する。ワクチン接種済または PCR検査陰性者等を対象にした団体専用臨時列車「巡るたび出会う旅号」を、12月18日に東北新幹線・東京~新青森間で運行する。各旅行会社が旅行商品として販売する。この他、びゅうトラベルサービスによるツアー、グループのホテルの割引など。
「とれいゆつばさ」の、2022(R4)年3月をもっての運行終了が発表になった。関東地方ではないが、釜石線〔SL銀河〕の、2023(R5)年春を持っての運行終了が発表になっている。
 山形新幹線は、来年春より全車指定席となる。山形・秋田両新幹線は、新幹線区間・在来線区間共通の特急料金を適用する。
 来年春、東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線のグランクラス・グリーン料金、在来線特急のグリーン料金、〔サフィール踊り子〕のプレミアムグリーン・グリーン個室料金の値上げを行う。詳細は後日。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。首都圏では、平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減便が行われる。相模線及び八高線・川越線(八王子~高麗川~川越間)でワンマン運転を開始。東北新幹線や特急の一部取りやめ・臨時列車化・運行区間短縮等も行われる。
年末年始:12月31日~1月1日、山手線・京浜東北線・中央総武線各駅停車・中央線快速(新宿・三鷹~高尾間)・埼京線・湘南新宿ライン(大宮~逗子間)・総武成田線(千葉~成田間 東千葉は通過)で終夜運転を行う。青梅線・立川~御岳間は2往復(青梅~御岳間ノンストップ)、宇都宮線は大宮→小山・宇都宮間2本(湘南新宿ラインからの直通)、高崎線は上野→籠原間2本を運行する。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は通常通り運行。冬の臨時列車は、1月31日までは予定の全列車を運行する。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。〔のぞみ〕の30本は、東京~新大阪間を6分短縮。御殿場線・身延線は変更がない模様。
 
東京メトロ 通常通り運行している。
 3月12日、全線でダイヤ改正を実施。銀座線・丸ノ内線・有楽町線では日中(有楽町線は池袋以北)と夜間、日比谷線・千代田線は夜間の減便を行う。夜間の〔THライナー〕〔メトロホームウェイ〕は運行時間帯を1時間前倒し。
年末年始:12月31日~1月1日、銀座線・上野~浅草間で終夜運転(15分間隔)を行う。渋谷~上野間は1・2時台まで3往復を運行。丸ノ内線は池袋~銀座間で2時30分過ぎまで最終電車繰り下げ(15~30分間隔)を行う。その他の路線・区間は終夜運転を行わない。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。「都営地下鉄 冬のワンデーパス」を、12月18日~1月16日の土休日(12月29日~1月3日含む)を発売する。大人500円・小児250円。磁気券の他、定期券・企画券情報が付加されていないPASMOにも発売できる。都営地下鉄のみ有効。
 新宿線は11月29日より順次、8連の列車を10連に変更し、2022(R4)年度末までに、全列車が10連になる。
 来年春、三田線・新宿線でダイヤ改正を実施。三田線は、西高島平行最終を高島平止まりに短縮。新宿線は平日朝方に1往復増発、一部の急行を各駅停車化、本八幡行最終を瑞江止まりに短縮。なお、地下鉄及び日暮里・舎人ライナーで最終電車の繰り上げを行っているが、改正以降、現状の最終が正規の最終の時刻となる。
年末年始:12月31日~1月1日、浅草線・浅草橋~押上間で終夜運転(30~40分間隔)を行う(京成線は押上で乗り換え)。また、西馬込0時05分発西馬込行・押上4時36分発西馬込行臨時列車を運行する。丸ノ内線は池袋~銀座間で2時30分過ぎまで最終電車繰り下げ(15~30分間隔)を行う。三田線は1・2時台まで西高島平・高島平→目黒間3本及び目黒→西高島平・高島平・新板橋間3本の臨時列車を運行する。大江戸線は1・2時台まで都庁前~飯田橋~清澄白河間で2往復の臨時列車を運行し、光ヶ丘→六本木→新御徒町間の1本を都庁前まで延長する。その他の路線・区間は終夜運転を行わない。

京成
 全〔スカイライナー〕の運行を再開している。「KEISEI SMART ACCESS」対象列車も拡大している。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)は継続する。その他の列車は通常通り運行している。
 来年10月1日(予定)より、成田空港線の運賃の値下げを行う。通学定期は京成高砂~成田空港間全駅、普通運賃・通勤定期は京成高砂~印旛日本医大間で値下げを実施。
年末年始:12月31日~1月1日、終夜運転を実施。京成上野~京成成田:20~50分間隔で上下各9本・押上~京成金町:20~40分間隔で上下各10本(4連で折り返し運転)。京成上野~京成成田間に〔シティライナー〕を運行。下り225号:京成上野発22時40分 → 23時34分京成成田着・上り226号:京成成田発3時10 分→ 4時08分京成上野着(日暮里・青砥・京成船橋に停車)。1月1~3日、京成高砂~京成金町間で上下各12本、京成臼井~京成成田間で下り7本・上り6本(京成臼井折り返しを延長運転)を増発。1月の土休日ダイヤ運行日、〔シティライナー(成田山開運号)〕を運行。下り91号:京成上野発9時07分 → 10時04分京成成田着・上り92号:京成成田発15時14分 → 16時15分京成上野着(日暮里・青砥・京成船橋に停車)

東武 通常通り運行している。
「SL大樹」は毎日運行を開始している。基本的に土曜日・日曜日が4往復、その他の日が2往復。〔SL大樹ふたら〕は、主に平日に運行。
 スマホアプリ「NIKKO MaaS」が始まっている。「日光世界遺産デジタルフリーパス」「中禅寺・奥日光デジタルフリーパス」「鬼怒川温泉デジタルフリーパス」「湯西川温泉デジタルフリーパス」を発売する。
 3月12日、スカイツリーライン関連路線でダイヤ改正を実施。全体的に減量される他、栃木県内のワンマン運転が日光線全線・鬼怒川線に拡大される。
 2023(R5)年の新特急車N100系の導入が発表になっている。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。大師線は1月1~3日、西新井発10時02分~16時53分の間51往復(8~10分間隔)に増発する。

西武 通常通り運行している。
 12月中旬までの間、「DORAEMON-GO!」(通常新宿線系統で運用)を池袋線系統(池袋・豊島・狭山・西武秩父各線)で運用する。
 ライオンズ松坂 大輔引退記念の乗車券を2種類発売する。「埼玉西武ライオンズ 松坂大輔引退 記念乗車券 ~THE LAST MOUND~」(1セット1,000円・硬券3枚)は、明日12月5日からは池袋・所沢・西武新宿・本川越の各駅で発売する。「埼玉西武ライオンズ 松坂大輔引退 記念乗車券 ~23years~」(1セット3,000円・西武線全線一日乗車券2枚)は、西武トラベルオンラインストアで、12月31日23時59分まで発売(クレジットカード決済のみ。別途送料700円必要)。
 企画乗車券「ムーミンバレーパークおでかけパス」を、ムーミン物語・イーグルバス・国際興業・西武バスと共同で発売する。西武線全線(多摩川線は除く)一日乗車券+飯能駅北口~メッツァ間バス往復乗車券(西武・国際・イーグルいずれも可)+ムーミンバレーパークのワンデーパス。大人3,300円+小児2,000円。2月27日まで。
 3月12日、ダイヤ改正を実施(多摩川線を除く)。平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減量。「Fライナー」含む日中の快速急行は、飯能発着が小手指発着に短縮される。多摩湖線は増発。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。

京王 通常通り運行している。
〔京王ライナー〕〔Mt.TAKAO号〕は土休日のみ、上下全列車が明大前に停車する(下りは乗車・上りは降車のみ)。新宿~高尾山口間の座席指定列車は、往復とも〔Mt.TAKAO号〕の愛称で、2月28日まで運行する。下りは明大前→高尾山口間ノンストップで2本、上りは2本を運行する(6号(高尾山口17時15分発)は、当面の間取りやめ)。
 12月26日まで、土休日のみ下り〔京王ライナー〕〔Mt.TAKAO号〕に「お子さま連れ専用車両」を設定し、「こどもといっしょ割 座席指定券」を発売する。大人・子供のセットで500円。新宿・明大前駅で発売。購入時、トレーディングカードがプレゼントされる。現金のみで、チケットレスサービスの取り扱いはない。車内では発売しない。
 10月31日の事件を受けて、鉄道事業本部安全推進部に「鉄道テロ・災害対策担当」を新設した。全駅の巡回の強化、〔京王ライナー〕の警戒添乗、特急列車の一部区間の車内巡回を行っている。
 2022(R4)年春(具体的な期日はまだ未発表)のダイヤ改正が発表になった(井の頭線を除く)。特急・準特急を統合し、特急が現在の準特急の停車駅で運行される。〔Mt.TAKAO号〕は通年運転になる。
年末年始:12月31日~1月1日、終夜運転を実施。新宿~高尾山口間・新線新宿~笹塚間を60分間隔で運行。また〔京王ライナー迎春号〕を、新宿→高尾山口間で4本運行する。

小田急 通常通り運行している。臨時特急〔ふじさん31・32号〕を、12月25・26・30・31日・1月1~3日・8・9日運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
 江ノ電と共同で、江の島・鎌倉エリア誘客施策「絵はがきになる日常を。」を展開している。
 小田急百貨店新宿店本館の、来年9月いっぱいでの閉店が発表になっている。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
「子育てパートナー宣言」の一環として、来年春より小児IC運賃を一律50円均一とする。
 3月12日、ダイヤ改正を実施。平日朝ラッシュ時を含め、全体的に減量。日中の新宿~新松田間急行は、町田~小田原間(6連・新松田~小田原間各駅停車)に変更。千代田線直通準急は急行に変更。江ノ島線は平日・土休日共、藤沢で運転系統を分断する。VSE50000形は3月11日を持って定期運転を終了し、2023(R5)年秋に引退。
年末年始:1月1日早朝、特急ロマンスカー〔ニューイヤーエクスプレス号〕下り1本・各駅停車上下各1本を運行。〔ニューイヤーエクスプレス号〕は新宿4時50分→6時05分片瀬江ノ島(途中成城学園前・新百合ヶ丘・町田・相模大野・大和・藤沢に停車)。VSEを使用。各駅停車は町田4時30分→5時19分片瀬江ノ島・片瀬江ノ島5時28分→5時35分藤沢。その他の、12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。

東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~213号(大井町21時41分発)の8本で実施。22時台2本は引き続き取りやめ(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。「電車とバスの博物館」は、ミニ・ライブラリーは当面の間閉鎖。B棟はシェアオフィスとして営業している。
 3月12日、東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・こどもの国線でダイヤ改正を実施。目黒線は奥沢駅の通過線整備により、急行1本の所要時間を短縮。東横線は、日中の菊名折返しを取りやめ。大井町線「Q SEAT」サービス提供列車は1本増発。
年末年始:12月31日の最終電車の後、東横線・田園都市線で渋谷始発の各駅停車を各1本運転。東横線は渋谷→横浜間、田園都市線は渋谷→中央林間間。どちらも渋谷1時25分発。

京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
 三代目J SOUL BROTHERSとタイアップした「BEST BROTHERS CAMPAIGN」を、明日12月26日まで展開する。スタンプラリー、10周年記念の企画展(羽田空港第1ターミナル5F)、LDH kitchen THE TOKYO HANEDA、羽田 エクセルホテル東急フライヤーズテーブルでの3,000円以上の購入者から抽選で20名をトークショーに招待、など。キャンペーン特設Webサイト:https://www.keikyu.co.jp/cp/jsb3-bestbrothers/
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。大師線は1月1~10日、日中6分間隔の臨時ダイヤで運行。12月30日~1月3日は、一部快特の「ウイングシート」サービスは行わない。

相鉄 通常通り運行している。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。

りんかい線 通常通り運行している。コミックマーケット99開催記念のの一日乗車券を発売している。オフィシャルストア(オンライン)でも発売する。大人のみ730円。コミケ99では一般的なカタログを発行しないので、キービジュアルを使用した、唯一の商品となる。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。コミケ99開催に伴い、12月30・31日は5時台に臨時列車1往復を運行する。新木場5時28分発大崎行・大崎5時52分発新木場行。

つくばエクスプレス 通常通り運行している。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。12月中の金曜日の北千住始発八潮行の守谷延長は行わない。

関東鉄道 通常通り運行している。
 
新京成 通常通り運行している。
「ありがとう8000形引退記念イベント」を開催する。記念乗車券を各駅(京成津田沼を除く)で発売している。1,000円。特設サイトを開設(https://shinkeisei-arigatou8000.jp/)。引退記念ムービーの配信や、グッズ紹介などを行っている。
(8000形は11月1日を持って全車退役している)。

北総 通常通り運行している。11月30日までの土休日、秋の行楽きっぷ「北総線1日乗車券」を発売。大人1,000円・子供500円。北総線各駅・京成高砂駅定期券発売窓口のほか、「RYDE PASS」 アプリでも電子チケットを発売(クレジットカード、GooglePay、ApplePayでの決済となる)。沿線の施設で優待あり。
 来年10月1日(予定)より、運賃の値下げを行う。全体で15.4%、通学定期で64.7%の値下げ。普通運賃(現金)は新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間580円→480円(▲100円)、通勤定期は京成高砂~新鎌ヶ谷間6ヶ月134,360円→108,870円(▲25,490円)、通学定期は京成高砂~印西牧の原間80,950円→26,950円(▲54,000円)など。

東葉高速 通常通り運行している。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、2編成目の「トゥインクルツアー編成」(10031F)が運行を開始している。在来の1編成(10041F)は、「キラキラスター編成」として運行。1月11日までは「ILLUMI GOLD号」として、17時00分~21時00分の間はイルミネーションを点灯して運行する。今月一杯の運用を公表している。
 2月11日、浜松町~天王洲アイル間のJR並行部鋼支柱の補修工事のため、夜間の工事運休を行う。浜松町22時19分発・羽田空港第2ターミナル22時19分発が最終列車となる。振替輸送が行われるが、代行バス等の運行はない。
年末年始:12月30日~1月3日、夜間に臨時列車を運行する。羽田空港第2ターミナル21時35分・22時28分発空港快速及び浜松町21時55分発羽田空港行普通。

ゆりかもめ 通常ダイヤに復帰している。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。コミケ99開催に伴い、12月30・31日は臨時ダイヤで運行する。新橋発初発を5時20分に繰り上げ。豊洲発は5時17分発を増発。以降8時30分頃まで運行間隔を短縮する(最短5分間隔)。それ以降は通常の土休日ダイヤ(4分間隔)。

多摩都市モノレール 通常通り運行している。1月15日、臨時列車を運行する。朝方は高松→多摩センター及び多摩センター→立川北間各3本、夕方は中央大学・明星大学及び大塚・帝京大学→立川北間5本、中央大学・明星大学→多摩センター間4本を運行。
年末年始:12月31日~1月1日、終夜運転を行う。1時間に1~2本程度運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行している(リゾートゲートウェイ・ステーション発6時31分~23時30分)。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」ラッピング列車は、2022(H4)年3月31日まで運行を延長。「千葉モノレール×初音ミクコラボ」ラッピングモノレールを、3月29日まで運行する。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。3月12日のダイヤ改正が予告されているが、具体的な内容は発表になっていない。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 通常通り運行している。ブルーラインへの新形式4000形の導入が発表になった。営業運転開始は来年5月の予定。2023(R5)年度までに8編成を導入し、3000A形を置き替える。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」ラッピングトレインを運行中。来年3月までの予定。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで(12月12日~3月13日は「木下大サーカス号」(湘南深沢駅前で開催)として運行される)。
年末年始:1月1日早朝に臨時列車を運行する。下りは大船→湘南江の島間2本を増発し、湘南深沢始発1本を大船始発(5時19分発)に延長する。上りは湘南江の島→大船間1本・湘南深沢→大船間2本を増発し、湘南深沢始発1本を湘南江の島始発に延長する。

江ノ電 通常通り運行している。普通回数券は、12月31日を持って発売を終了する。「江ノ電1日乗車券のりおりくん引換券と新江ノ島水族館入場券」セット券は、全国のセブンイレブン各店舗で発売を再開している。
年末年始:12月31日~1月1日の終夜運転等は実施しない。

箱根登山 通常通り運行している。箱根登山鉄道の公式Webは、2022(R4)年に閉鎖予定。「箱根ナビ」に項目が順次移行する。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車の繰り上げ運転は終了し、通常ダイヤに復帰している。
「イケメンシリーズ」(株式会社サイバード運営の恋愛ゲーム)とのタイアップが行われている。コラボの一日乗車券「旅助け」(大人1,040円)と、「旅助け」+「オリジナルガイドマップ」のセット(1,600円 ガイドマップはセットのみで、図柄は選択できない)を、三島・伊豆長岡・修善寺駅で発売。このオリジナル「旅助け」を伊豆箱根交通タクシー利用時に運転手に提示すると、オリジナルポストカードがプレゼントされる。「LOVEキュン♥スタンプラリー」を、3期に渡って展開。スタンプラリー用紙(1,000円)を購入して参加する。第1期は1月31日まで、第2期は2月1日~3月31日、第3期は4月1日~5月31日。
 佐野美術館(三島田町駅が最寄り)の「宮西 達也の世界 ミラクルワールド絵本展」とタイアップ、記念乗車券を三島・三島広小路両駅で発売。三島市内ではコラボスタンプラリーも実施。 
 一般の「旅助け」は、「こどもたびだすけ」(子供専用デザイン:子供のみ520円)の発売を開始している。12月31日より、「干支シリーズ・寅年バージョン」を、終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)で発売(大人のみ)。
 沿線のJA3組合(3JA)との包括連携協定締結を記念し、「3JA コラボ駿豆線 1 日フリー乗車券旅助け」を5月31日まで、終日有人駅・「いずっぱこSHOP」で発売。3月13日までデジタルスタンプラリーを実施。
「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」でも発売している。発売金額・効力は紙券と同じ。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
年末年始:大雄山線は12月31日~1月1日、終夜運転を行う。36分間隔。大雄山駅より、道了尊行伊豆箱根バスが接続。

 現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。
「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 1月31日まで
「イケメンシリーズ」(7501F) 1月31日まで
 また、「いずっぱこGEO TRAIN」(3503F 運行期間未定)・「3JAコラボ」(3505F 12月下旬まで)が運行されているが、運用は公表されていない。1月9日より大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ラッピング列車(3505F)の運行を開始する。

伊豆急行 通常通り運行している。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。
「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season2」は1月31日(12月29日~1月3日を除く)まで発売。
 JR東日本E209系を、来年春より3000系として導入する。4連×2本。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は今日12月18日より再開している。2月いっぱいまでの土休日(12月25日~1月3日を除く)設定)。なお1月12・19日及び3月2・24日は整備点検のため、他車両で代走。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。
 来年4月1日をめどにした、鉄道部門の分社が発表になっている。準備会社「富士山麓電気鉄道株式会社」が設立されている。

小湊鐵道 通常通り運行。

いすみ鉄道 通常通り運行。キハ28は車両故障のため、運用から外れている。「レストラン列車」は休止。

銚子電鉄 朝方3往復・夕方2往復が運休中。
年末年始:1月1日は特別ダイヤで運行し、臨時列車7往復を運行。仲ノ町5時37分始発列車は銚子始発に延長。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は料金を改定している。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。
「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。来年3月31日まで、「超平和バスターズトレインスタンプラリー」を開催。〔SLパレオエクスプレス〕は、12月26日は〔SLあの花10th Anniversary FINAL Express〕として運行。
 小田急のMaaSアプリ「EMoT」に秩父鉄道が参入し、フリーきっぷ2種を発売している。「秩父路遊々フリーきっぷ デジタル版」は、大人1,500円・小児500円で、通年利用できる(紙券は大人1,600円・小児800円で土休日のみ)。「宝登山ロープウェイフリーきっぷ」は大人750円・小児380円で一日乗り降り自由(紙券は大人830円・小児420円で往復利用のみ)。
 来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
 11月から流通が始まっている新500円硬貨について、いくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。

東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。3月29日まで(延長になった)、劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ)。
 東京女子医科大学附属足立医療センター開院に伴い、1月4日より路線の再編成を行う。〔里48-3〕系統(江北駅前~医療センター(一方循環))を新設。平日日中に30分間隔運転。〔里48-2〕系統(日暮里駅~加賀温泉(循環))の経路を変更し、日中も45分間隔で運行。〔里48〕系統(日暮里駅~見沼代親水公園駅)は、朝夕のみ運行に変更。〔王49折返〕系統(王子駅~足立区役所)は、ハートアイランド経由は全便、北区神谷町経由は一部が医療センター経由に変更(〔王49〕系統は変更なし)。
  
日立自動車交通 「晴海ライナー」は通常通り運行。
 新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。

ちばレインボーバス 通常通り運行。1月1日~3月27日、土休日限定1日乗車券を発売。1,000枚限定。大人1,000円・小児1,000(2枚)。車両の写真付き。船尾・白井両車庫、バス車内で発売。電話予約も受け付ける。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。一般路線は通常通り運行。
 東京女子医科大学附属足立医療センター開院に伴い、1月4日より、〔西08〕系統(西新井駅西口~東京女子医大足立医療センター)を新設し、〔北05〕系統を医療センターに延伸、〔王30〕系統を医療センター経由に変更する。
 新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。

国際興業 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行。

西武バス 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行。
 深夜急行バス「Midnight S-tarmine」(池袋駅東口→小手指駅北口)は、Web上の予約限定による完全座席指定制。「発車オーライネット」から。
 ナビタイムジャパンと共同で、「Bluetooth Low Energy」スキャンを利用してバス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを実施中。練馬・上石神井・滝山・新座各営業所の350台が対象。

関東バス 一般路線は通常通り運行。お台場直行バス(土休日のみ運行)は本日12月25日より、有明ガーデンまで延長する。年内は明日12月26日まで、新年は1月8日より運行。武蔵野市「ムーバス」は全系統全日、特別ダイヤで運行。

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 
西東京バス 一般路線は、通常通り運行している。
 12月31日~1月1日は、御嶽駅(JR到着時刻から接続)→ケーブル下間の臨時バスを運行する。
 バスの運行と直接関係ないが、小菅の湯は1月28日まで、新ボイラー設置工事のため休業している(食事処は12月19日まで、金曜日を除き営業)。
  
京王バス 一般路線は通常通り運行。12月31日~1月1日の深夜は、調布駅北口及びつつじヶ丘駅北口~深大寺間で22時40分~2時ごろまで(電車に接続したダイヤ)、初詣臨時バスを運行。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は全系統全日、特別ダイヤで運行。
 小田急シティバス(小田急バス若林〔事〕受託)は、1月1日付で小田急箱根高速バスに吸収合併され、新会社・小田急ハイウェイバスとなる。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。「ハチ公バス」神宮の杜ルートは、12月16日より全便が東急バスの運行になる。
 ナビタイムジャパンと共同の、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。

京浜急行バス 通常通り運行中。
「よこすか潮風ライナー」の実証運行が行われている。1月23日までの土休日(1月1・2日は除く)、JR横須賀駅~燈明堂入口間で運行。途中汐留(京急線汐入駅が最寄り)、観音崎京急ホテル・横須賀美術館前、ドック前に停車(京急の横須賀中央駅は経由しない)。所要時間は全区間で34分。横須賀駅9時50分~15時55分発・燈明堂入口10時18分~16時08分発の間で10往復。運賃は全区間で500円。座席定員制(空港バス車両を使用)。運行日のみ「よこすか潮風ホリデーパス」を発売。「ライナー」の他、周辺の京急バス一般路線で利用可能。スマホ乗車券のWebサイト上での購入で700円、「ライナー」や「三笠循環バス」車内、横須賀案内所・汐入案内所での購入で800円(いずれも小児半額)。
 YCAT~東扇島線は「祝日ダイヤ」を導入した。休日ダイヤと比較し、朝夕に増発を行う。実施日は月~金曜日で祝日に当たる日となり、日曜日が祝日になる場合は、翌日の振替休日が祝日ダイヤとなる(12月30日も祝日ダイヤで運行する)。
 YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は11月16日より、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入する。
 新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。

KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ運行中。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、11系統(新浦安駅→望海の街)2便・17系統(新浦安駅→ベイシティ浦安)4便・18系統(新浦安駅→高洲北小学校)2便が運休している。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダン㈱の「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
 新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。一般路線バスは通常運行に復帰している。
「市原里山ぐるっと周遊バス」を、3月27日までの土休日に運行している。上総牛久駅~養老渓谷間を6往復運行。全区間で大人800円・小児400円。鉄道の「1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」(上総牛久駅~湖畔美術館間のみ)所持者も利用できる。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、日東交通との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(小湊・日東各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。
  
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、小湊鐵道との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(日東・小湊各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。
 土浦駅西口駅~筑波山口間でサイクルバスの実証運行を行っている。対象は平日2往復・土休日4往復(1往復は土浦駅西口~高岡間区間運転)。実証実験期間中の持ち込み料金は無料。先着2台だが、車いす利用者が乗車している場合は、そのまま持ち込む事は出来ない。
 PASMO・Suicaの「バス特」サービスは(観光・パープル・グリーン各分社を含めて)継続中。
 12月20日より、関東鉄道の各営業所でダイヤ改正を実施。全体的に減便・最終バス繰り上げを行う。

朝日自動車 通常通り運行。
 新田駅東口~南町・伊原循環線は、2022(R4)年3月いっぱいで廃止。

阪東自動車 鳥の博物館線(土休日のみ運行)は運休している。その他の路線は通常通り運行。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 入西団地・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。
 入西団地線 北坂戸駅西口発23時24分・23時55分発は運休(最終22時56分)
 マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
 東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。

関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中(一部、ICカードの導入そのものがない路線がある)。

イーグルバス 一般路線は通常通り運行。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。

横浜市営 215系統の「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。
「Visaのタッチ決済」を、12月1日より「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」に拡大している。12月5日までと、以降来年5月までの毎月10・20・30日は50%キャッシュバックを実施(109系統特急は除く)。
 1月4日、109系統のダイヤ改正を行う。8時台の特急は取りやめ。
 
横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは運休を継続。時差登校終了時に運行を再開。
 新500円硬貨は、全線で使用できる。

神奈中バス 一般路線は通常通り運行。〔湘29〕系統(湘南台駅東口~俣野公園・横浜薬大前:急行)は、学校のオンライン講義のため、運休を継続している。12月29日は一部を除き土曜ダイヤで運行されるが、舞岡・茅ヶ崎・綾瀬各営業所では、一部の系統で臨時便を運行する。1月1~3日、〔伊11〕系統(伊勢原駅北口~直行~大山ケーブル)・大山小学校前臨時駐車場~大山ケーブル間で臨時便を運行する。また、本厚木駅南口及び茅ヶ崎駅北口~寒川神社間で初詣臨時バスを運行する。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。12月29日は土曜ダイヤで運行されるが、〔綾61・62〕系統は臨時便を運行する。1月1~3日、海老名駅~寒川神社間の初詣臨時バスを運行(12月31日~1月3日の終夜運行は行わない)。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、来年2022(R4)年11月まで、1年間運行期間が延長された。
 川崎駅→浮島バスターミナル間で、来年2月15日までの平日、川崎市と共同の「着席バス導入実証実験」として、高速バス車両使用の定員制着席バスを運行している。川崎駅西口6時30分・7時10分・7時50分の3本。キングスカイフロント入口・浮島橋西・東芝エネルギーシステムズ浜川崎工場前・浮島町五番地・浮島町十番地・浮島バスターミナルに停車。浮島バスターミナルまで38分の予定。乗車は川崎駅(⑲番乗り場)のみ。定員49人で先着順。運賃大人340円・小児170円(IC利用可)。
 YCAT~東扇島線は、「祝日ダイヤ」を導入している。休日ダイヤと比較し、朝夕に増発を行う。実施日は月~金曜日で祝日に当たる日となり、日曜日が祝日になる場合は、翌日の振替休日が祝日ダイヤとなる(12月30日も祝日ダイヤで運行する)。
 年始の川崎駅~川崎大師間直行バスは、今シーズンは運行しない。
  
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)。
「鎌倉フリー環境手形」は発売を取りやめている。

箱根登山バス 定期観光バス「まるごと箱根号」は運休中。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
 座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている。下り小田原駅10時15分発(箱根ターンパイク経由)・箱根湯本駅11時50分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発・16時00分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行。乗車券小田原駅発大人1,200円・小児600円、箱根湯本駅発着大人980円・小児490円+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発見。
 箱根登山バスの公式Webは、2022(R4)年に閉鎖予定。「箱根ナビ」に項目が順次移行する。

伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している。
 湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、特別ダイヤにおいて運行中。
 伊豆の国市と提携した「観光周遊バス」の実証運行が行われている。「歴バスのるーら」は、通常運行は休止している。来年1月15日には大河ドラマ館を巡るルートの運行開始も予定されている。「伊豆の国ぐるっとパス」1日券 300 円 2日券 500 円。コース・時刻等は「いずのくに観光周遊」特設Web(https://izuspamirai.com/izunokuni_shuyu/)に掲載。
「函南町拠点循環バス」実証運行を開始している。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。3月31日まで運行予定(来年10月一杯までは運行の意向の模様)。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。 

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
 
フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは、12月16日より全便が東急バスの運行となり、フジエクスプレスは撤退した。

富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は9~17時台の20分間隔運行を行っている。1月1日より、富士急ハイランド~河口湖駅間は取りやめ、河口湖駅~河口湖自然生活館間で運行。「グリーンライン」(西湖)は4本、「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。
 高速バスは、土休日のみ一部便の運行を再開している。沼津~東京駅線は沼津営業所7時35分発・東京駅八重洲口18時00分。沼津・(三島)~渋谷・新宿線は沼津営業所5時45分発・バスタ新宿18時45分発(三島駅は経由しない)。12月25日より京王バス運行便が再開している。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。「三島エクスプレス」は、一部便の運行を再開している。平日・土休日共、大平車庫7時35分・9時35分発、バスタ新宿14時30分・16時50分発。土休日のみ大平車庫8時35分発、バスタ新宿18時40分発を追加で運行。
 定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。
 下田市水仙まつり開催に合わせて、1月31日まで、伊豆急下田駅~爪木崎間で、臨時便を5往復増発する(臨時便は、須崎海岸は経由しない)。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している。
 フリーきっぷ全種類の、小田急のMaaSアプリ「EMoT」での発売を開始した。「EMoT」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円になる。
 来年3月より、PASMOを全エリアの一般路線に導入する。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
 東京駅~ムーミンバレーパーク(メッツァ)間直行バスは、2月27日までの運行日が発表されている。12月より、メッツァ発は15時15分→17時00分発に変更。
 東京駅~秦野丹沢登山口大倉間の高速バスを、3月27日までの土休日に運行している。
 JR竹芝水素シャトルバスは、平日は東京駅丸の内南口11時00分~19時30分発の8回、土休日10時50分~19時30分発の11回を運行。
 12月20日より、東京駅(下り八重洲南口発・上り日本橋口着)~国際展示場駅・東京ビッグサイト・東京港フェリーターミナル間の運行を開始する。下り13本・上り14本運行。所要35分。4列シートの高速バス車両を使用。運賃大人400円・小児200円。IC可。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 さて、コロナ禍に苦慮しながら対応する、首都圏の事業者の動向を、去年4月から書いてきましたが、状況に関わらず、少なくとも来年3月一杯までは継続する予定です。その先は…、オミクロン株が何としても不気味で、市中感染という話が各地から聞こえてきます。日本はまだ、やや増加傾向か?という状況で踏みとどまっているように見えるが、海外はイギリスが一日12万人とかになっているそうで(逆にいくら何でも、何でそんなに?とも思うのだが)、日本も、今日は空港検疫で過去最多の56人の感染が確認されたそうで、海外のような事態にならないとは言えません。無論そうならない事を祈りたいし、コロナ禍で痛めつけられる交通の姿はもう見たくもないのだが、状況によっては、4月以降も継続して、記録を続けたいと考えています。とりあえず次回は、1月8日の予定です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 一昨年の京急線の神奈川新町踏切事故については、今年2月に運輸安全委員会からの報告書が出ているが、今日は事業用自動車事故調査委員会からの報告書が出ました。トラック側が、予定していた運行経路の急な変更が遠因になっているとして、適切な指示ができる運行管理者の選任を、事業者に求めています。

《今日のニュースから》
24日 来年度予算案 閣議決定 一般会計総額107兆円超
25日 ベトナム 初の国産EV 顧客への引き渡し開始


 来週は27・29・31日に更新します。29日には、鉄道を中心とした、今年の日本の交通を回顧します。

№2438 バスジャパン・ハンドブックシリーズV107 北陸鉄道

北陸鉄道バス.jpg
「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」(以下「BJシリーズ」)最新刊、「V107 北陸鉄道」、10月には刊行されていたが、例によって遅くなりました。なんとか今年中に書けて良かったです。

 北陸鉄道は、金沢市内からの鉄道2路線を運営する事業者だが、現在では、グループ全体を見ると、バス事業の方が圧倒的に規模が大きく、分社も含めれば、石川県内全域にエリアがあります。
 BJシリーズでは、23年前の1998(H10)年のNEW26で、一度取り上げられています。分社化の経緯がなかなか複雑で、23年前は北陸鉄道のバス部門を中心に(当時は能登地域も一部直営だった)、能登中央バス・七尾バス・能登西部観光バス・加賀温泉バス・加賀白山バス・北鉄金沢中央バス(貸切オンリー)の分社がありました。同じ地域でも複数の分社があったりしたが、その後再度分社の再編が進み、さらに今年になって、小松バス(旧尾小屋鉄道)と北陸交通を合併し、ようやく落ち着いた感があります。石川県は、西日本JRバスの他、加越能バスがJRとの共同運行の形で金沢駅に乗り入れているが、基本的に石川県のバスは、北陸鉄道グループの独占に近いと言えます。
 表紙は、一般乗合車の新カラーをベースに、新ブルーリボンをあしらっています。

◆ 北陸鉄道グループの車両たち

 適宜23年前と比較しながら、車両の傾向を分析してみます。

1. まず、グループ全体で601台、と記されているが、602台ではないだろうか?他にも多少数値が違っている所もあるようで、ここでは自ら整理して得たデータを基に分析します。
 まず、600台以上の車両を保有する、日本でも有数のバス事業者でありながら、いすゞが今も23年前も、1台もないのは今どき珍しい(さらに昔はあったらしい)。日野が313台で全体の51.99%、三菱ふそうが259台で43.02%。23年前は日野が46.39%・三菱ふそうが49.68%だったから逆転はしているが、この2社でほぼ2分されていると言っていい。なぜだろう?北陸に日野・三菱ふそうに関連する有力な企業が立地しているからだろうか?しかし、一方で日産ディーゼルも少数ながら導入している(現在は3.98%・23年前も3.91%)。末期のスペースランナーA(エアロスターのOEM)もある程度入れているのだから、少々理解が難しい。
 28年前はグループ全体で638台だったそうだから、今は小松バス・北陸交通を加えながら、相当数減少している。一般の乗合車は、分社の変遷が複雑なので単純な比較は難しいが、金沢市周辺のエリアからして、28年前(北陸鉄道(以下「鉄道」)の金沢・西部・柳橋・東部・南部各営業所)368台→現状(鉄道+北鉄金沢バス(以下「金沢」))287台、奥能登エリアが28年前(能登中央バス+鉄道輪島〔支))49台→現状(北鉄奥能登バス・(以下「奥能登」))46台、能登エリア(七尾を中心とした、能登半島の中央部)が28年前(能登西部バス・七尾バス+鉄道能登〔営〕)64台→現状(北鉄能登バス(以下「能登」))42台、加賀エリアが28年前(加賀温泉バス)22台→現状(北鉄加賀バス(以下「加賀」)29台、白山エリアが28年前(加賀白山バス)7台→現状(北鉄白山バス(以下「白山」))29台。金沢エリアが1/5以上と、意外に大幅な減少になっている。一方で、北鉄白山バスが4倍以上になっているのは意外だが、29台中17台は、白山市・能美市のコミュニティバス。(今の白山は本社が鶴来から移転し、鉄道の南部〔支〕と同じ場所なので、白山も金沢市内の運行の一翼をになっているかと思ったが、金沢市中心部への乗り入れ回数は希少)。
 グループ全体では、一般の乗合車が441台で全体の73.26%、高速車が51%で8.4%、定観車が7台あって1.16%、貸切車は103台で17.11%。23年前は乗合が517台で83.65%、高速が28台で4.3%、貸切が90台で14.10%だったので、一般乗合が減少、高速が増加しているものの、他事業者ほどは、高速の割合は高くない。しかも高速は県内路線も含まれるので、県外へ行く路線の車両の割合は、グループ全体でも、そんなに高くないと言える。
(28年前は他に特定が3台あったが、定観は独自には計上されていない)

2. グループ各社の現状の割合は、乗合は鉄道29.02%・金沢36.05%・奥能登10.43%・能登9.52%・加賀6.58%・白山8.39%。当然金沢市を中心としたエリアに2/3に近くが集中する、一極集中の傾向にあります。加賀は、小松バス吸収で小松市に路線網を広げながら、割合は高くはならなかった。
 事業所別では、金沢の北部〔営〕が59台で最も多いが、金沢市外になる金沢・野々市〔営〕(野々市市)が51台、鉄道・南部〔支〕(白山市)が金沢・中央〔営〕と並ぶ49台で、金沢市の衛星都市と、金沢市中心部を結ぶ便の割合が高いものと見る事が出来る。最少は能登・富来〔車〕で6台に過ぎない。かつての鉄道・能登線の代替バスの運行があったはずで、23年前は独立した営業所として、16台の配置があったのだが。富来以北も門前へ路線が繋がっていて、支線も相当数あったのに、今は、北陸鉄道グループとしては、行き止まりの終点になってしまいました。
 高速車は白山を除く4社・9事業所に配置され、鉄道・金沢〔営〕が最も多いが、奥能登・輪島〔営〕も9台と比較的多いのが目を惹く。金沢と奥能登地域を結ぶ県内高速の割合が高いと言えます。
 定観車は、金沢・中央〔営〕に5台と、能登・七尾〔営〕に2台の配置があります。
 貸切車は、北陸交通を加えた白山が25台と、一番多くなりました。

3. 平均車齢を、用途別に出してみました。今年2021(R3)年を0年とします。

① 乗合車は、グループ全体では9.45年。やはり金沢エリアと地方では差があり、鉄道は3事業所が全て7年台(東部〔支〕が7.31年で最若)、金沢も3事業所全てが8~9年台だが、奥能登・能登・加賀は全て10年以上になりました。一番高いのは富来〔車〕の15.83年で、最も若くて2006(H18)年式。白山が8.14年と相当若いが、2008(H10)年以降、白山市・能美市コミュニティ用のポンチョやハイエースを継続的に導入している事が、理由になると思われます。
 年式別では、2006(H18)年式が33台で7.48%、2012(H24)年式が32台で7.26%だが、極端に導入が多い、あるいは少ないという年は、これまでは基本的にはなかった。それが去年(2020(R2))年が9台、今年(2021(R3)年)が3台と少ないのは、やはりコロナ禍の影響が出たと考えて間違いないでしょう。
 最高齢は輪島〔営〕の2000(H12)年式の、中古導入のトヨタハイエースで、唯一の20世紀の車両になります。
② 高速車は5.82年。2018(H30)年に8台導入されて、全体の15.69%になっています。最高齢は奥能登・飯田〔支〕の2005(H17)年式1台。
③ 定観車は、7台の平均がちょうど10.00年。
④ 貸切車は7.06年で、小松バスが前身となる加賀・小松〔営〕が5.94年、北陸交通が加わった白山が6.28年と、比較的若い。北陸交通は当然、小松バスも、合併前は貸切が営業の主力になっていたと考えられます。金沢・中央〔営〕で5.23年と最も若いが、同じ金沢の北部〔営〕は11.60年と最も経年化している。2016(H28)年・2018(H30)年に13台ずつの導入があり、共に12.62%。これらを含めて2015(H27)年以降に合計53台の導入があり、全体の半数以上になっています。やはり有名な観光地の上、北陸新幹線延伸後でもあるから、ある程度新車の導入を多くして、若返りを図る必要があった、という判断もあったと思われます。最高齢は、鉄道・南部〔営〕と金沢・中央〔営〕に合計4台ある、2006(H28)年式。
 したがって、28年前のNEW26時点で在籍した車両は、少なくとも北陸鉄道グループには現存しない。

4. 乗合車のノンステップ率は、グループ全体では60.77%で、2/3近くになりました。ここはむしろ地方の方が高くなり、奥能登は4事業所が全て、グループ平均を上回っています。宇出津〔支〕は100%。加賀・加賀〔営〕が90.91%、奥能登・飯田〔支〕が90.00%です。奥能登の乗合車は1台を除いて中小型車だが、中古導入だけでなく、新車でもノンステップの新車の直接導入が、案外多いようです。一方で金沢・北部〔支〕は35.59%にしかなりません。

5. 他事業者からの中古導入は、公表されている分で(元自家用を含めて)27者から48台(他に譲渡元を公表していない車両が2台ある)。全車両が地方部の分社。一番多いのが奥能登の26台で、全体の4割に近いが、地方であっても中古導入車両が主力、ともなっていない。譲渡元では、岐阜バスが6台で一番多いが、どこかが図抜けて多いという事はない。驚いたのは、北海道からの移籍車が3台(北紋バス・道北バス)ある事。福島交通から白山に移籍したエアロミディは2017(H29)年式だから、相当若い。福島交通で何があったのだろう。

6. 型式毎に中小型、大型、貸切高速で分類して集計すると、中小型が147台で全体の24.42%、大型が296台で49.17%・貸切高速が159台で26.41%。金沢市を運行する鉄道・金沢は大型が全体3/4以上で、中小型は鉄道6台(金沢ふらっとバス用ポンチョ)・金沢2台のみ。逆に地方の4社は全て、中小型が半分以上。加賀は、貸切高速が44.23%で、50%ちょうどの中小型に肉薄している。
 一時は「ふらっと」でポンチョのCNG改造車も在籍したが、現在はCNG・ハイブリッド・EV等の低公害車両は存在しない。それと、NEW26と今号の間で「ふらっと」にクセニッツの導入があったが、現在は再び全部国産。

 ところで、現在の「城下まち金沢周遊」は、大型のブルーリボンⅡ・新ブルーリボンになっているが、登録番号は希望ナンバー。しかし、右回り(赤系)が709、左回り(緑系)が1225で統一されているが、どのような意味があるのだろうか?城下町だから歴史に関係があるのかといろいろ調べてみたが、ちょっと解りませんでした。

◆北鉄バスのあゆみ
 戦前は個人・小規模事業者が乱立し、競争に疲弊して合併、という流れになった事、戦後は経営難から労働争議が先鋭化し、それに付け入るような形で公営や他県資本が参入しようとして、対抗するために大手私鉄の支援を仰いだ、という流れは、他の事業者でも見られる事で、北陸鉄道も例外ではないなあ、という感じ。当然バスが中心になるが、鉄道も残っていればなあ、という路線が多かったようで、特に加南線(大聖寺~山中間)は、戦後に転換クロスシートの高性能車両が導入されていた。廃線後は大井川鉄道に移籍し、21世紀になるまで走っていたそうで、乗った事がなかったのはもったいない(今は山中温泉に戻って、有志の手によって静態保存されているそうだ)。
 バス部門の分社は1989(H元)に始まるが、NEW26の時点では、社名が皆、北鉄のグループである事が希薄に思えた。しかもNEW26以降も奥能登観光開発とかほくてつバスとかのバス事業が始まって、地方部の利用が少なさそうな能登半島でも多数分社があり、しかも北鉄との関連性がなさそうに思える社名なので、前述の通り、何か整理できていない印象がありました。現在は本体を含めて6社に集約され、分社も全て頭に「北鉄」とついたので、ようやくスッキリした感があります。
 一つだけ、多少気になったのは、今回合併して北鉄加賀バスとなった小松バスの前身、尾小屋鉄道についてほとんど触れられていなかった事。北陸鉄道は、鉄道も石川県内各地に点在していた私鉄が、太平洋戦争末期の頃までに合併し、「石川県全県の鉄軌道・バスの一元化が完成した」と記されているが、当然この中に、尾小屋鉄道は含まれない。762㎜軌間の軽便鉄道だから、他路線とは規格が違い過ぎ(他の路線は全て1,067㎜軌間)、それが一元化から除外された理由にもなるだろう。列車の写真1枚くらいは欲しかった。
 金沢市内路線には、モノコックなのに中ドア4枚折戸が入っていた。
 
◆北鉄バスのいる風景
 金沢駅は新幹線開業、いや、北陸本線高架化前の旧駅舎時代にも数回来ているが、すごく変わった、の印象が強い。ここは、旧尾小屋鉄道路線の写真が1枚あるが、このバスの道路が廃線跡、ではないだろう。

◆金沢と能登の“暮らし”を訪ねる
 NEW26の紀行は、池袋から出発、金沢から能登を訪ねたのち、和倉温泉に宿泊するまでが芳賀 郁雄氏、和倉温泉から金沢経由で山中温泉に抜け、大聖寺からTDLへ帰るまでが富田 康裕氏によるリレー形式でした。往復とも、今はなき東京への夜行路線でした。
 今回の谷口 礼子さんの紀行は、23年前は富田氏が定期観光バスで回った金沢市内を一般の路線バスで巡り、その後は能登へ、という行程になっています。金沢、というと、前号「V106 西日本JRバス・中国JRバス」で来たばかりだ、と思ったが、あの時は定期観光バスで白川郷を周遊していて、金沢市内は回っていない。8月なので緊急事態宣言の真っただ中、「城下まち金沢周遊」は運休になっていたそうだ。運行されていれば、当然利用したはずだが。
 のと鉄道の能登線は、乗った事はあったけれど、跡がまだ相当残っているのか。「1964年開業」(松波~蛸島間)という事は、廃線になったのが2005(H17)年3月なので、能登線は、最端の区間では41年にしかならず、短命だった(全線が戦後の開業)。もう少し、能登半島北部の基幹交通として生かす道はなかったのかと、ちょっと思いました。
 後半の「隣の芝生は青く見える」的な会話は、ちょっと考えさせられた。私はたぶん、谷口さんと同じ意見になると思うが、田舎の人にも当然、都会への憧憬というものは、昔も今も、あるものだろう。都会と田舎、優劣つけて対立するのではなく、自然を生かしつつ、両者の折り合いをつける術が欲しいと感じます。

◆終点の構図
 NEW26は、中宮温泉でした。鉄道の石川線・鶴来駅からの路線の終点だったが、現在は瀬女から先は廃線になり、その先は白山市コミュニティバス「めぐーる」(北鉄白山バスが受託)に乗り換えが必要。しかも大半の便は遥か手前の白山一里野が終点で、中宮温泉に入るのは日中の1往復だけ、それも土休日と冬季は運休。公共交通で行くのは、極めて難しい場所になってしまいました(JTB時刻表にも掲載)。
 今回は、「花咲くいろは」の舞台のモデルとなった湯涌温泉、尾小屋鉄道の終点だった尾小屋、どちらかだったらいいなと思っていたがどちらでもなく、同じ旧小松バスでも、ハニベ前になりました。この路線も元北陸鉄道小松線の代替バスで、JTB時刻表の索引地図にも記されているから、ハニベとはどういう意味なのかと、少々気になる場所ではありました。ここには記されていないが、公式Webサイトに拠れば、ハニベとは「土で彫刻をつくる人=土部師(はにべし)」で、現代の彫塑家の事を言うのだそう。山の中腹に大仏様の頭部がデンと控えているのは、なかなかシュールな光景です。近年は若者の来訪が少なくないそうで、バスで来てくれると嬉しいのだが、残念ながらバスは平日7往復・土休日5往復のみ(元気な人なら軽海まで歩けば、もう少し本数が多くなるが)。

◆北鉄バスの路線エリア
 NEW26は高速・特急なども同列に記されていたから単純な比較はできないが、石川県全県を網羅しているのは変わっていないものの、地方は支線がだいぶ少なくなりました。金沢を中心としたエリアと、奥能登、能登、それに加賀の加賀〔営〕は、一般の路線ではつながりがなくなっている。一方で、能登半島北部の穴水~宇出津にかけて、及び小松市の中心部に、ある程度の網が出来ています。前者は西日本JRバスの代替、後者は小松バスの吸収(小松付近は、NEW26より前に、一度小松バスに移譲しているらしい。北鉄に戻った事になる)。一路線だけ、能登の七尾駅から富山湾沿いに南下する路線が、富山県に越境して脇に達しています(加越能バスと接続)。
 鉄道を代替したバスも数路線あるが、寺井(現能美根上)~鶴来間の能美線は、北鉄のバスとしてはなくなってしまい、能美市のコミュニティ「のみバス」(北鉄白山バスが受託)が、鶴来駅→能美根上駅間を2本運行するだけ(反対側は先端大学まで1本のみで、鶴来駅には入らない)。能美市側は比較的路線・便数はあるが、鶴来は白山市なので、能美市との交流がほとんどなくなってしまった、という事だろう。

 北陸鉄道のバスも、日常的に利用するわけではないからあまりアレコレは書けないが、今後ともJRの鉄道やのと鉄道を補完しつつ、自社の鉄道と共に、石川県の交通事業の主役を担っていくものと期待されます。気になるのは西日本JRバスとの関係があまり良くなさそうな事で、戦後の経営混乱期に乗じて当時の国鉄が市内路線の参入をもくろんでいた、なんて事が「あゆみ」にも記されていたが、ひょっとしたらそれを未だに引きずっているのか(考えすぎか?)例えばICカードはJRバス(PiTaPa)との互換性がないし、従ってJRやIRいしかわ鉄道が導入しているICOCAや、相互利用している全国の交通系ICカードでは利用できない。観光の利用が相当数あったはずなのに、これはプラスではないだろう。自社の電車に入っていないのも、ちょっと?JRバスとは、金沢市内のコミュニティバスにおいても軋轢があったと聞いていて、どこかの機会で関係の改善が図られる事が望まれます。
 地方部はやはり、現状の利用を何としてもつなぎとめる、事に尽きるのだろう。全国レベルの著名な観光地は全県にあるし、新幹線や空港(小松・能登)と有効に組み合わせて、観光客の誘致にも努めたい(そのためにも、地方部にも全国相互利用受け入れのICカードシステムが欲しいと思うのだが)。
 新幹線と言えば、北陸新幹線の敦賀延伸が、資金面のゴタゴタの影響で遅れているが、それでも2023(R5)年度末の開業が見えてきました。あと2年あるが、延伸区間では小松と加賀温泉に停車するので、特に北鉄加賀バスには大いに影響が及ぶはず。新幹線や、並行在来線として北陸本線を引き継ぐ事になるIRいしかわ鉄道との連携で、観光客の誘致を図りたいところ。また、これはいつになるか現状では解らないが、敦賀より先、京都・大阪に延伸した時には、グループ全体にはどのような影響が出るのだろうか。
 ともかく、石川県のみならず、北陸全体の交通のリーダーとして、交通のレベルアップの先頭を走ってくれる事が、大いに期待されます。

 次回刊は、ちょっと驚きだったのだが、沖縄の那覇バスと、琉球バス交通。沖縄県のバス事業者が取り上げられるのは、(前身の「バス・ジャパン」シリーズからカウントしても)当然初めて。元々は別々の企業グループだったと思うが、共に経営破綻の後、福岡県の第一交通の下で再建された事業者です。個人的には私鉄勤務時代に、特に那覇バス(当時は那覇交通)の先鋭的な労働争議について労組幹部だった同僚から聞かされたりしたものだったが。その後何度か沖縄にも行って、両社のバスにも乗っているが、モノレールの開通も見た現状はどうなのだろうか、大いに興味がもたれるところです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 一昨年の京急線の神奈川新町踏切事故については、今年2月に運輸安全委員会からの報告書が出ているが、今日は事業用自動車事故調査委員会からの報告書が出ました。トラック側が、予定していた運行経路の急な変更が遠因になっているとして、適切な指示ができる運行管理者の選任を、事業者に求めています。

《今日のニュースから》
23日 香港大学 天安門事件追悼の像 撤去
24日 入管施設スリランカ人死亡事件 法務委員会理事らに映像開示

 オミクロン株、市中感染拡大…か…?息をひそめる暮らしは、もうしたくないのだけれど…。

№2437 JRグループ 2022年3月12日(土)ダイヤ改正

相模線 E131系.jpg
 昨日は予告なく更新を見送って、申し訳ありませんでした。去年もだったのだが、JRグループの来年3月13日(土)のダイヤ改正について突っ込んで書いていたら、時間がなくなってしまいました。1日遅れになります。
 コロナ禍の影響は今年も甚大で、輸送人員が各社・各地域とも大幅に減少しています。それを反映し、北海道や東日本で事前に予告があったように、全体的に減量色が濃い、厳しい内容になっています。新幹線の看板列車や、首都圏・近畿圏の主要路線、それもラッシュ時にまで減量が及んでいます。「目玉商品」が例年以上にない改正で、辛いなあ、という印象は隠せません。
 ともかく、今回も東日本から順にチェックしていきます。
(列車名・列車番号は原則現行)

JR東日本

新幹線
◆ 上越新幹線にE7系を追加導入。〔とき〕2往復・〔たにがわ〕4往復増。
◆ 山形新幹線は全列車全車指定席となり、山形・秋田両新幹線の料金体系を変更。現在は新幹線~在来線直通と在来線のみでは、在来線区間の特急料金が異なっているが、新設される共通の特急料金に統一する。指定席は、直通の利用の場合は新幹線区間のみの料金とする。
 東京~山形間(通常期):現行5,500円(新幹線4,270円+在来線1,230円)→改定後5,400円(新幹線4,270円+在来線1,170円)
 東京~秋田間(通常期):現行8,110円(新幹線6,430円+在来線1,680円)→改定後8,010円(新幹線6,430円+在来線1,070円)
◆ 一部列車を臨時列車に変更し、利用状況に応じて運行する。
 東北新幹線:はやぶさ29・33号 東京~新青森間
        新函館北斗行を短縮 改正後は27・31号を新函館北斗まで運行
       はやぶさ3・9号及び12・26・36号 東京~新青森間
       ※36号以外は現状も臨時列車
       はやぶさ105・109号及び104・106号 東京~盛岡間
        改正後は東京~仙台間の一部〔やまびこ〕が盛岡発着に延長
       はやぶさ6号 東京←盛岡間
       ※現状も臨時列車 〔こまち6号〕と併結 改正後は〔こまち6号〕として運行
       はやぶさ30号 東京←仙台間
       こまち9・40号 東京~秋田間
        〔こまち40号〕は〔はやぶさ40号〕と併結 改正後は盛岡→東京間〔はやぶさ40号〕として運行)
       やまびこ129・135・137・139・141・143・153・159号及び128・132・136・138・140・146・148・158号
        全て〔つばさ〕と併結 改正後は東京~福島間は〔つばさ〕の単独運行
       なすの273号 東京→那須塩原間
 上越新幹線:とき327・345号及び324・332号
        ※大宮~長岡間ノンストップ
       たにがわ409号 東京→越後湯沢
       たにがわ473号 上野→高崎
 北陸新幹線:かがやき511・517号及び504・508号
◆ 一部列車を取りやめる。
 東北新幹線:なすの284号 東京←郡山間
        新白河・那須塩原・小山からの東京行最終が30~34分繰り上がる。
 上越新幹線:たにがわ416号 東京←越後湯沢間
        上毛高原・本庄早稲田・熊谷からの東京行最終が1時間15~16分繰り上がる。
       たにがわ474号 東京←高崎間        

在来線
◆ 〔スワローあかぎ〕は、現行8号(高崎8時50分発)は取りやめ、新たに4号(高崎5時52分発 → 上野7時37分着)を設定する。
◆ 〔さざなみ〕は、現行6号(君津8時10分発)は取りやめ、新たに4号(木更津7時03分発 → 東京8時10分着)を設定する。
◆ 〔湘南〕は、現行23号(新宿21時30分発)は取りやめ、新たに21号(新宿18時25分発)を設定する。新宿発着列車は全て、大崎に新規停車。
◆ 〔かいじ2号〕は、運行時刻を14~18分繰り上げる(竜王6時58分発 → 新宿8時42分着)。
◆ 〔湘南6号〕は品川→東京間、〔かいじ43号〕(現行〔あずさ43号〕)・〔あずさ8号〕(現行6号)・〔あずさ12号〕は新宿~東京間、〔ひたち3号〕〔ときわ52・55号〕は上野~品川間を延長する(〔ときわ53・54号〕も土休日のみ上野~品川間延長)。
◆ 常磐線の上野東京ライン直通を毎時2→3本に増強する。
◆ 南武線は、土休日の快速運転時間帯を拡大する。
◆ 宇都宮線(小山・宇都宮~黒磯間)・日光線にE131系を新規導入、相模線にE131系を追加導入する。いずれもワンマン運転を開始する。
◆ 〔踊り子5・18号〕〔湘南17号〕〔はちおうじ7号〕〔スワローあかぎ11・13号〕〔いなほ5・10号〕(酒田~秋田間)を臨時列車に変更し、利用状況に応じて運行する。
◆ 〔はちおうじ9号〕〔ときわ73・77・81号及び58・60・66号〕〔しらゆき8・9号〕は全区間取りやめる。
◆ 〔あずさ19・43号及び14・58号〕は甲府~松本間を取りやめ、〔かいじ〕に変更。〔ときわ63・82号〕は勝田~高萩間、〔ときわ89号〕は土浦→勝田間を取りやめる。
◆ 〔成田エクスプレス〕は、千葉停車を追加する(日中1時間毎に停車)。池袋・大宮発着は全て新宿発着に短縮。17・36号は大船~東京間を取りやめ。
◆ 首都圏の大半の線区で、最も運行本数が多くなる1時間の運行本数を、1~4本減便する。山手線など5路線は日中、8路線は夕刻の運行本数を見直す。その他の路線でも利用の少ない時間帯の運行本数を見直す。
◆ 東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線のグランクラス・グリーン料金・JR東日本区間内の特急のグリーン料金を改定する(実施日は後日通知)。

横浜支社
◆ 相模線は、横浜線への直通運転を取りやめる。

八王子支社
◆ 〔かいじ8・12号〕は松本始発に延長し、〔あずさ〕として運行する(石和温泉・山梨市・塩山は通過)。〔あずさ〕から運行区間を短縮する〔かいじ〕2往復は、塩山・山梨市・石和温泉に停車。〔あずさ〕は一部列車で、韮崎・小淵沢・富士見・上諏訪・下諏訪・岡谷・塩尻に追加で停車。
  ※新宿発8~19時台は、00分発〔あずさ〕・30分発〔かいじ〕に統一される。
◆ 〔おうめ3号〕は東京発を22時30分→22時15分に繰り上げる。
◆ 八高線は、朝夕の中央快速線直通を取りやめる。併結を行う五日市線の中央快速直通も取りやめ。
◆ 中央本線は、高尾~大月間で夜間、大月~塩山~甲府~小淵沢間で日中に一部列車が取りやめ。平日の大月7時12分発の通勤特快(746M~746T)を、快速に変更する。

大宮支社
◆ 宇都宮線は、宇都宮~黒磯間は原則折り返し運転となり、上野東京ラインからの直通は廃止。氏家7時35分発宇都宮行を増発する。平日夜間の一部の快速を普通に変更する。
◆ 日光線は、多客期に臨時快速を運転。宇都宮9時53分発→日光10時35分着・日光16時06分発→宇都宮16時44分着(途中鹿沼・今市に停車)。205系は「いろは」も含めて、定期運用を終了する。
◆ 埼京線は、朝方下りの一部の通勤快速を快速に変更する。

高崎支社
◆ 〔スワローあかぎ2号〕は、本庄始発(5時50分発)に延長する。
◆ 高崎線は、平日の高崎5時49分発上野行824M、上野22時30分発前橋行快速アーバン3939Mを取りやめる(湘南新宿ライン籠原行1944Eを前橋に延長)。
◆ 上越線は、水上5時51分発高崎行722Mの水上→渋川間、高崎22時26分発757Mの全区間を取りやめる。
◆ 八高線は、上り1本(242D)・下り3本(2223D・225D・2269D)以外は全てワンマン列車で運行。全ドアから乗降が可能になる。

水戸支社
◆ 常磐線(取手以北)は、特別快速は土浦9時00分発・10時00分発、上野(品川始発)15時11分発・16時11分発のみ運行。日中は、土浦以南は普通列車のみ20分間隔で、全て品川発着の直通運転になる。土浦で系統を分断し、土浦以北は主に5連で運行。土浦では、水戸・勝田方面は2番線・上野・品川方面は3番線発着として、同一ホームでの乗り換えを可能とする。
(15連で品川方面から土浦に到着後、前5連が水戸行・後10連が折返し品川方面行となる列車が2本ある)
  広野5時36分発660Mを17分繰り上げ、〔ひたち2号〕(いわき5時53分発に繰り上げ)との接続で、東京圏の滞在時間を拡大する。いわき5時40分発水戸行524Mは3分繰り上げ、いわき5時08分発広野行は取りやめ(下り初発は5時23分発原ノ町行663M)。
◆ 水郡線は、郡山6時06分発320Dの常陸大子以南を繰り上げ、水戸での特急への接続を改善。常陸大子19時05分発846Dは、水戸までの所要時分を13分短縮。ワンマン運転列車を拡大。

千葉支社
◆ 〔成田エクスプレス〕は、2・4号の所要時間を短縮する。「N’EXえきねっとトクだ値」(チケットレス特急券)設定区間を拡大する。
◆ 〔しおさい〕〔さざなみ〕〔わかしお〕は、平日と土休日で指定席の号車を統一し、一部列車は増強する。「えきねっとトクだ値」を期間・区間限定で発売(〔新宿さざなみ〕〔新宿わかしお〕を含む)
 なお、「えきねっとトクだ値」拡充により、〔成田エクスプレス〕〔しおさい〕〔さざなみ〕〔わかしお〕の企画券は、発売を終了する。
◆ 成田線は、E131系で運用する成田~佐原間2往復でワンマン運転を行う。総武快速線に直通する平日の通勤快速は全て、快速に変更。
◆ 京葉線は、内房線・外房線から直通する通勤快速各1本を、各駅停車に変更。平日日中の東京発着は快速:各駅停車:海浜幕張折返しを、3:1:3→2:2:2に変更。
◆ 内房線は、安房鴨川6時16分発2122Mから千葉方面は、現行の上総湊乗り換え→館山乗り換えに変更(館山→上総湊間は209系8連となり、輸送力が増強される)。千葉6時31分発127Mは、君津で乗り換え(E131系2連)になる。館山6時21分発134Mは、君津行に変更(千葉方面は上総湊または君津で乗り換え)。

仙台支社
◆ 仙石線は、日中はあおば通⇔松島海岸以遠を20分間隔で運転(+多賀城折返しが入る時間がある)。なお、高城町~石巻間の各駅停車は減便になり、日中は上下とも、2時間前後各駅停車がない時間帯が発生する。
  あおば通5時00分発521Sと5時28分発523Sは5時17分発に一本化、初電が17分繰り下げ。小鶴新田5時10分発572Sは、10分繰り上げ。石巻22時26分発2222Sは30分程度繰り上げ(東塩釜→あおば通間は現行とほぼ変わらない)。
  土休日ダイヤを設定する。
◆ 仙石東北ラインは、石巻19時53分発快速5538D→20時01分発特別快速5520D、20時59分発特別快速5520D→20時56分発快速5538Dに変更。
◆ 磐越西線(東部)は、日中(9~16時台)は、郡山発毎時30分発・会津若松発快速2時間毎30分発・普通2時間毎20分発に規格化。快速〔あいづ5・2号〕は4連に増結。喜多方直通3往復は、会津若松で分断(同一ホームで乗り換え)。
◆ 仙台空港アクセス線は、14時台に1往復増発(東北本線岩沼行からのシフト)し、仙台発の11~16時台は毎時10・30・50分発に規格化。
◆ 福島駅構内の工事(新幹線上り⇔在来線連絡線建設)工事のため、山形線(奥羽本線)・福島~庭坂間は、日中は普通列車を取りやめ、バス代行輸送を実施(本日12月22日、代行バスの時刻がリリースされている。1年程度の予定)。
◆ この他、東北本線・奥羽本線・陸羽東線・米坂線・陸羽西線・石巻線で、日中を中心に一部列車を取りやめ(土休日のみ取りやめの列車がある)。夕方の阿武隈急行直通・仙台発丸森行は梁川まで運行。

盛岡支社
◆ 津軽線は、蟹田発下り341D・上り334M、三厩発338Dの時刻を変更。下り339M→341Dの接続を改善。上り338Dは津軽二股で、奥津軽いまべつからの北海道新幹線〔はやぶさ34号〕に乗り換えられる(乗車券の営業キロは通算できない)。定期列車は全列車ワンマン化。
◆ 山田線は、盛岡20時11分発645Dの上米内→宮古間を取りやめ。盛岡から宮古へ行く列車は、17時46分発が最終になる。川内8時03分発633Dは、盛岡始発(6時32分)に延長。宮古5時00分発630Dの宮古→上米内間を取りやめ。宮古6時56分発川内行634Dが盛岡へ延長し、宮古から盛岡へ行く初発となる。宮古5時32分発632Dは、川内へ延長。
◆ 東北本線は、小牛田11時35分発547M・一ノ関11時53分発546Mの石越~一ノ関間を取りやめ。同区間は日中、2時間列車の間隔が空く事になる。
◆ 大船渡線は、一ノ関発325D・341D、気仙沼発322D(気仙沼→千厩間)を取りやめ。一ノ関21時25分発343Dは10分程度繰り上げ。
◆ 北上線の平石・矢美津両駅は廃止。両駅は既に冬季の全列車通過期間に入っていて、停車がないまま廃止となる。

秋田支社
◆ 奥羽本線は、新庄14時17分発2447M・秋田11時48分発2438Mの新庄~湯沢間を取りやめ。湯沢・横手・大曲→秋田方面・秋田→湯沢方面は、日中の毎時の発車時刻を統一する。

新潟支社
◆ 信越本線の快速〔信越〕を廃止。直江津~長岡間のみ、E129系による快速を運転する(犀潟・宮内にも停車)。
◆ 羽越本線・村上~鶴岡間の普通列車はGV-E400系に統一し、ワンマン運転を開始する。夜間の鶴岡22時15分発231D・酒田21時08分発228Dは取りやめ(鶴岡→酒田間の最終は21時22分発になる)。酒田22時39分発230Dは、21時40分発に繰り上げ。
◆ 陸羽西線は、新庄11時15分発157D・酒田14時02分発快速〔最上川〕の余目~酒田間を取りやめ(羽越本線に乗り換え)。
◆ 磐越西線(西部)は、快速〔あがの〕を取りやめ。上りの新潟→馬下間・野沢→会津若松間、下りの五泉→新津間は、近接する時刻に普通列車を設定する。会津若松8時14分発227Dを9時48分発に変更。

長野支社
◆ 小海線・篠ノ井線・大糸線・飯山線で、ワンマン運転を拡大する。

JR北海道
 JR北海道は、9月には既に、今改正の基本線が示されていました。

◆ 〔北斗〕の時刻を変更し、新函館北斗での北海道新幹線との接続が、上り9本・下り4本で1~22分短縮。
 下り〔はやぶさ13号〕→〔北斗13号〕は接続時間が39分→17分に短縮し、東京→札幌間は7時間54分。
◆ 〔おおぞら〕は、261系22両の追加導入により、3往復を283系から置き換え、全列車261系に統一。9号は札幌→帯広間7分・札幌→釧路間6分の短縮。下りの浦幌停車は11号→9号に変更。閑散期の平日(年間60日程度)は自由席を1両減車し、4連で運行。
◆ 〔ライラック38・39号〕は臨時列車化し、年間36日程度運行。土休日運転の〔カムイ9・28・29・42号〕は、年間35日程度の運行に縮小。
◆ 学園都市線(札沼)・あいの里公園~太美間にロイズタウン駅が開業。駅ナンバリングG11-1。全列車ではなく、下り37本・上り38本停車(全体の9割)。石狩太美→太美、石狩当別→当別に改称。札幌発19・20時台は00・20・40分発の20分間隔で運行。この時間帯は全て6連。日中の一部列車(12本)は6→3連に減車。
◆ 函館本線は、小樽~札幌~江別間で、土休日運休の列車を追加。
◆ H100形の運行区間を拡大する。根室本線・新得~帯広~釧路間は全列車H100形となり、新得~帯広間は平均7分(最大21分)・帯広~池田間は平均4分(最大13分)・白糠~釧路間は平均3分(最大8分)、所要時間を短縮する。石北本線・旭川~上川間は24本中19本が新規にH100形となり(2本が既に置き換え済み)、旭川~上川間は平均6分(最大11分)、所要時間を短縮する。旭川での〔ライラック〕〔カムイ〕との接続改善により、札幌~上川間で最大21分、所要時間が短縮される。
◆ 宗谷本線・東風連駅は1.5㎞名寄方に移転し、名寄高校前と改称する。快速・普通列車全列車が停車(現在の東風連駅は、普通列車も一部が通過)。比布発8時46分1362Dは15分繰り上げ、旭川で〔ライラック14号〕に接続、札幌までの所要時間を短縮する。
◆ 函館本線・函館12時31分発4835Dと、森13時44分発893Dを一本化し、函館→長万部間直通運転とする。
◆ 函館本線(岩見沢~滝川間)・室蘭本線(糸井~苫小牧~岩見沢間)・日高本線・根室本線(新得~帯広~池田間)・宗谷本線(旭川~名寄間)・函館本線(函館~森間)で、一部の列車が、土休日を中心に編成両数を削減する。函館発16時14分1875Dは、土休日運休。
◆ 函館本線の池田園・流山温泉・銚子口・石谷・本石倉、花咲線(根室本線)の糸魚沢、宗谷本線の歌内、合計7駅を廃止。流山温泉駅は2002(H14)年4月27日の開業で、20年足らずで廃止になる。大沼~鹿部間14.6㎞、森~石倉間12.6㎞、厚岸~茶内間20.2㎞、天塩中川~問寒別間13.9㎞の間に、駅がなくなる。
 以上の結果、この改正で、年間1.3億円の経費節減効果を見込んでいる。

JR東海

新幹線
◆ 〔のぞみ〕30本(定期13本・上り14本)を速達化する。定期〔のぞみ〕の、東京~新大阪間の平均所要時間は1分短縮し、2時間28分。下り〔のぞみ7・201号〕、上り〔のぞみ58号〕は6分短縮し、東京~新大阪間を2時間24分で運行。
◆ 〔のぞみ109号〕は東京発を9分繰り下げて20時00分発となり、広島・福山からの東京滞在時間を10時間3分に拡大する。
◆ 〔のぞみ2号〕は博多発を15分繰り上げて6時00分発となり、、東京着は18分繰り上がって10時57分となって、東京に10時台に到着する。また、博多・小倉からの名古屋滞在時間が11時間14分に拡大する。
◆ 〔のぞみ82号〕(姫路6時00分発)は、東京着が8時57分になって、東京に8時台に到着する。
◆ 〔のぞみ107号〕を広島に延長し、東京発の広島方面行〔のぞみ〕の運行間隔を改善する。
(現行広島行〔ひかり521号〕は、岡山行に短縮)
◆ 〔ひかり〕⇔山陽直通〔のぞみ〕3本(下り2本・上り1本)の時刻を変更し、名古屋で直接接続する。これにより、〔ひかり〕停車駅⇔〔のぞみ〕停車駅間の所要時間を短縮する。
◆ 〔こだま755号〕は新大阪まで延長し、名古屋で〔のぞみ115号〕から接続する。これにより、岐阜羽島・米原両駅からの東京滞在時間が拡大する。〔こだま753号〕は名古屋行に変更し、名古屋で〔ひかり663号〕に接続する。
◆ 車いすスペース6席確保のN700S系を、東京~新大阪間18往復(のぞみ下り4本・上り5本 ひかり下り2本・上り1本 こだま2往復)に固定して運用する。

在来線
◆ 中央本線・名古屋~中津川間は、終日全列車8連化。315系を導入し、2023(R5)年度には315系で統一する。
  10連の運行がなくなるため、平日朝ラッシュ時に土岐市・多治見・高蔵寺→名古屋間普通3本を増発し、多治見始発名古屋行1本を瑞浪始発に延長する。
  〔ホームライナー〕は、名古屋~瑞浪間〔ホームライナー瑞浪〕に統一し、朝方瑞浪発・夜間名古屋発各2本を運行。全列車高蔵寺・大曽根・鶴舞に停車。〔ホームライナー〕縮小のため、名古屋20時台発の瑞浪行快速を中津川へ延長する。
  名古屋発0時5分快速瑞浪行は、23時57分普通(現行の多治見行を延長)に変更。0時20分高蔵寺行最終は、0時05分に繰り上げ。
◆ 関西本線の区間快速は、全列車八田・春田に停車する。名古屋発23時39分発四日市行は23時40分発亀山行となり、亀山行の運転間隔を改善する。23時57分亀山行は、四日市行に短縮。
◆ 東海道本線・名古屋→豊橋方面は、名古屋23時16分発豊橋行快速を12分繰り下げ、〔のぞみ78号〕から接続。23時57分発豊橋行区間快速は快速に変更。0時20分発大府行普通は取りやめ、名古屋→大府は、最終が21分繰り上がる。
  なお、最終の豊橋行快速は、岡崎からの普通列車の接続がない模様で、岡崎から先、通過各駅への最終は、23時16分発快速豊橋行(刈谷で普通に乗り換え)になると思われる。
  この結果、名古屋から24時を過ぎて出発する列車は、東海道本線下り0時02分発普通大垣行と、中央本線下り0時05分発高蔵寺行の2本のみとなる。
◆ 高山本線は、岐阜23時台発の美濃太田行普通2本の時刻を繰り上げて、運転間隔を22時台からの約30分間隔に統一する。最終は23時40分発美濃太田行になる。
◆ 静岡地域の〔ホームライナー沼津・静岡・浜松〕は全列車、土休日は運休する。
 この他、在来線の特急は、愛称で使用されていた「ワイドビュー」の副称がなくなる。ダイヤ・編成等の運行形態には、今回は変更がない。

JR西日本

新幹線
◆ 〔さくら545・549・559・569号〕〔さくら548・552・564・572号〕は臨時列車化し、利用状況に合わせて運行する。
 ※JR九州のリリースでは、現状では毎日の運行を予定しているとの事。
◆ 〔みずほ615号〕は熊本行となり、利用状況に応じて鹿児島中央へ延長する。
◆ 〔ひかり〕〔こだま〕は、区間によって片道1~3本減便する。

在来線
◆ 〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕〔こうのとり〕〔きのさき〕〔はしだて〕〔スーパーはくと〕〔やくも〕は、一部列車を金~日曜日の週末・祝日の運行に変更する。
 サンダーバード 15・29・43号及び4・30・46号
 しらさぎ 55号及び58号
 くろしお 5・15・31号及び18・30・34号
 こうのとり 7・13・25号及び6・16・26号
 きのさき3・19号及び6号
 はしだて 10号
 スーパーはくと 9号及び6号
 やくも 13・17・29号及び12・16・28号
◆ 〔はるか〕は、7・10号の運行を再開する。17~45・49・53・57号及び14~40・44・48・52・56号は、引き続き運休する。
◆ 〔くろしお6号〕の時刻を変更(平日の和歌山発を24分繰り下げ)、阪和線・日根野→新大阪間の朝ラッシュ時間帯の特急は、〔くろしお〕〔はるか〕合わせて約25分間隔で運行する。
◆ 〔くろしお〕〔こうのとり〕〔きのさき〕〔はしだて〕〔まいづる〕は全車両指定席とし、「e5489チケットレスサービス」を拡充する。
 (これらの列車の特急用定期券「パスカル」は、発売を終了する)
◆ 朝通勤時間帯のJR京都・神戸線の新快速、大阪環状線・大和路線(関西本線)・阪和線の運行間隔を変更し、均一化する。

福岡支社
◆ 山陽新幹線の下り〔こだま783号〕〔こだま839号〕(広島→博多間)〔こだま789号〕・上り〔ひかり590号〕(博多→小倉間)〔こだま770号〕(小倉→新下関間)〔こだま866号〕(博多→岡山間)〔こだま874号〕(博多→広島間)は取りやめる。
  博多発6時台は、現行〔ひかり590号〕と〔のぞみ2号〕が入れ替わる形になる。
  博多南線の運行本数の変更はない。

金沢支社
◆ 北陸新幹線〔つるぎ716・726号〕は、毎日運行に変更する。
◆ 〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕は、指定席を拡大する。
◆ 七尾線は、〔能登かがり火9・10号〕を取りやめる。普通列車は、上下合計4本を削減。金沢~高松間1往復は、土休日は七尾に延長する。初列車は、七尾5時00分発822Mは11分繰り下げ。最終列車は、金沢23時06分発七尾行873Mは約40分、23時44分発高松行875Mは約20分、七尾22時20分発金沢行872Mは約10分繰り上げ。夜間は金沢発毎時19分・七尾発毎時08分に統一。
◆ 氷見線は全列車ワンマン化。

近畿統括本部
◆ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・JR宝塚線・大和路線・阪和線で朝ラッシュ時の運行間隔を変更し、一部削減する。
◆ 新快速「Aシート」は、全席指定席となる。
◆ 琵琶湖線は、9~15時台の米原~草津間の新快速5往復を取りやめる。同区間の新快速は1時間間隔になる。
◆ 湖西線は、10~15時台の近江舞子~近江今津間の普通5往復を取りやめる。
◆ 草津線は、11~13時台の草津~貴生川間の普通(区間運転)3往復を取りやめる。草津23時54分発5396Mを取りやめ、草津発最終を23分繰り上げる。
◆ 嵯峨野線は、11~15時台の亀岡~園部間の普通4往復(土休日3往復)を取りやめる。
◆ 学研都市線は、11~14時台の同志社前~木津間の普通4往復を取りやめる。
◆ 加古川線は、9~15時台の加古川~厄神間の普通(区間運転)下り7本・上り6本(土休日3往復)を取りやめる。
◆ 姫新線は、10~14時台の姫路~播磨新宮間の普通3往復を取りやめ、一部列車の行先を変更する。
◆ 和歌山線は、平日のみ11~14時台の王寺~高田間の普通4往復を取りやめる。万葉まほろば線(桜井線)は、平日のみ11~14時台の奈良~桜井間の普通4往復を取りやめる。日中は王寺~高田~和歌山間・奈良~桜井間に運行形態を変更する。
◆ 大阪環状線は、内回りの大阪0時11分発天王寺行・天王寺0時04分発大阪行を取りやめるなど、最終列車を最大16分繰り上げる。
◆ この他、各線区で減便を行う。
◆ おおさか東線の普通列車は全て、201系→221系に置き替える。

和歌山支社
◆ 阪和線は、日中の和歌山発紀州路快速を0・15・30・40分発に統一する。
◆ きのくに線(紀勢本線)は、日中及び夜間の和歌山~湯浅間折返しを、和歌山~箕島間に短縮する(箕島折返しが初めて設定になる)。和歌山9時17分発337Mは取りやめ、和歌山17時03分発箕島行を設定。
◆ 和歌山線は、和歌山~五条・橋本間各1往復を取りやめ、一部運行区間を短縮。下りの五条→橋本間は、午前中に1時間50分程度、列車がない時間がある。
◆ 阪和線は、和歌山~日根野間で上下計18本(土休日17本)を取りやめる。同区間では一部の快速が各駅停車で運行される。17~19時台の普通列車は、上下とも1時間4本の運行。

福知山支社
◆ JR宝塚線(福知山線)では、新三田~篠山口間で一部列車の見直しを行うとともに、下り区間快速は新三田での特急通過待ちを解消し、大阪→篠山口間の所要時間を6~7分短縮する。
◆ 山陰本線・浜坂~鳥取間は、9~16時台の普通列車は5往復運行。

岡山支社
◆ 臨時列車となる〔やくも29号〕は、岡山発を20分繰り上げ、21時20分発に変更。〔やくも16号〕は総社を通過し、〔やくも14号〕が総社に停車。
◆ 瀬戸大橋線快速〔マリンライナー〕は、上下の最終77・72号を取りやめ、最終が繰り上がる。75号は植松・木見・上の町に停車。
◆ 各方面で、初列車の繰り下げを行う。
  山陽本線下りは、和気→岡山間は和気5時13分発→5時39分発(三石始発)となって、26分繰り下げ。岡山→福山間は岡山5時15分発→5時34分発となって、19分繰り上げ。福山→糸崎間は福山5時37分発→6時10分発となって、33分繰り下げ。
  山陽本線上りは、糸崎→福山間は糸崎4時39分発→5時04分発となって、25分繰り下げ。福山→岡山間は福山4時48分発→4時50分発となって、2分繰り下げ。
  伯備線上りは、備中高梁4時54分発→5時29分発(新見始発)となって、35分繰り下げ。
◆ 各方面で、最終列車の繰り上げを行う。
  山陽本線下りは、福山→糸崎間は福山23時48分発→23時34分発となって、14分繰り上げ。
  山陽本線上りは、岡山→三石間は岡山23時27分→23時00分となって、27分繰り上げ。
  赤穂線下りは、備前片上→岡山間は備前片上23時16分発→23時04分発となって、12分繰り上げ。
  赤穂線上りは、岡山→備前片上間は岡山23時21分発→23時11分発となって、9分繰り上げ。
  伯備線下りは、岡山→備中高梁間は岡山発23時37分→23時09分発となって、35分(岡山→倉敷間は福山行5779Mがあるので4分)繰り上げ。
◆ 山陽本線は、快速〔サンライナー〕は全て廃止。吉永~岡山間1往復・岡山~福山・糸崎間4往復・福山~糸崎間4往復を取りやめ、岡山~福山・三原間4往復を岡山~金光間、糸崎→岡山間1本を糸崎~福山間に短縮。下りの金光→糸崎間では、1時間列車がない時間がある。岡山~倉敷間1往復は、土休日は運休。
  岡山22時19分発瀬戸行730Mは、三石まで延長。三原20時05分発福山行は、岡山まで延長。
◆ 赤穂線は、長船22時51分発1985Mを取りやめ。西大寺~岡山間1往復は、土休日は運休。
  岡山22時02分発長船行1982Mは、備前片上まで延長。
◆ 伯備線は、倉敷5時43分発米子(~西出雲)行825Mが、岡山始発に延長。岡山からの時刻は記載されていないが、この列車が、岡山→倉敷間の初列車となる。
◆ 津山線は、野々口7時45分発岡山行2923D、岡山~法界院間2980D・2981Dを取りやめ(全て休日運休)。津山6時45分発3931D快速〔ことぶき〕は、牧山・玉柏・備前原に停車。
◆ 因美線は、智頭6時33分発那岐行653Dを取りやめ。

米子支社
◆ 〔やくも〕は3往復の臨時列車化により、定期列車の下り15・19号は生山に、上り10・14・18・22・26号は根雨に、14・18号は加えて宍道に停車。
 (20・24号は根雨は通過)
  現行の〔やくも〕は、原則生山と根雨のどちらかに停車だったが、新ダイヤでは、下り15・19号、上り10・14・18・22・26号は両方に停車する。
◆ 〔スーパーおき1号〕は、浜田→新山口間の所要時間を18分短縮、新山口では〔のぞみ3号〕への乗り換えが可能になって、博多着が14分早くなる。
◆ 山陰本線・浜坂~益田間で、区間によって上下計で平日4~8本・土休日2~8本を取りやめ、平日1~4本・土休日2~4本の運行区間を短縮する。夕方・夜間には一部列車が3・4連に増結する。
◆ 境港線は、上下系で平日6本・土休日2本を取りやめる。夕方には一部列車が3・4連に増結する。平日・土休日共、2時間程度列車がない時間がある。

広島支社
◆ 山陽新幹線は、〔ひかり521・593号〕〔こだま783・789・835・839号〕〔こだま836・866・874号〕を全区間または一部区間を取りやめる。〔ひかり593号〕の代替で、〔こだま871号〕は広島→博多間を延長。
  一部区間で、〔ひかり〕〔こだま〕の初列車・最終列車を繰り上げる。新山口6時37分発〔ひかり590号〕(新ダイヤでは小倉始発?)は10分、新岩国6時38分発〔こだま838号〕は4分繰り上げ。広島23時05分発〔こだま873号〕(岡山始発)は9~11分、三原23時22分発〔こだま877号〕(新大阪始発)は3~8分、新下関22時18分発〔こだま878号〕(博多始発)は7~11分の繰り上げ。
◆ 広島発在来線(芸備線を除く)の23時台は、下り〔のぞみ〕から接続を考慮したダイヤに変更する。広島→五日市・坂間各1本を新規設定し、広島→白市・広・あき亀山・岩国間各1本の時刻を変更する。
◆ 227系の運用範囲が、新山口まで拡大される。徳山~新山口間4往復が227系で運行。
◆ 海田市・横川・岩国・徳山・宇部・厚狭・長門市・小串・新下関で、接続を改善する。
◆ 山陽本線・広島エリアは、白市~広島~岩国~由宇間で朝・夕時間帯に、一部列車の取りやめや、運行区間の短縮を行う。白市7時02分発快速5403Mと、西条7時16分発1509Mを1本化。見直しに合わせ、運転間隔や編成を調整する。
◆ 山陽本線・山口エリアは、宇部~下関間で朝方に、岩国~下関間で夜間に、一部列車の取りやめや、運行区間の短縮を行う。見直しに合わせ、運転間隔や編成を調整する。
◆ 呉線は、日中の広島毎時40分発の広行普通を、呉行に短縮する。
◆ 可部線は、平日朝夕時間帯の全列車4連で運行する。土休日の広島発16~19時台は、あき亀山行のみ20分間隔で運行する。
◆ 美祢線は、厚狭19時31分発719Dと21時28分発721Dを、19時58分発に一本化する。同列車が下り最終となり、厚狭発の最終は1時間23分繰り上げ。長門市11時36分発710Dと13時33分発712Dを、12時38分発に一本化する。長門市発最終は21時01分→19時54分になり、1時間7分繰り上げ。
◆ 山口線は、新山口~山口間で2往復を取りやめる。益田6時28分発山口行2534Dと、宮野8時21分発新山口行650Dを、益田→新山口間に一本化する。新山口18時52分発益田行683D~2557Dは、津和野行に短縮。津和野からの益田行最終列車は19時36分発となり、1時間3分の繰り上げ。益田20時59分発津和野行2558Dは取りやめる。益田からの津和野方面最終列車は19時20分発となり、1時間39分の繰り上げ。特急・SLを除き、終日ワンマン運転になる。
◆ 山陰本線は、長門市5時26分発961Dと、6時02分発821D(下関行)を、5時43分発に一本化。人丸6時20分発益田行960D~1562Dの人丸→長門市間は、土曜日も運休する。
 この他、一部線区・一部区間で、初列車・最終列車の時刻の変更が行われる。

JR四国
◆ 〔南風17・20号〕が大杉に新規停車する。嶺北観光自動車が運行する、大杉~田井のバス便と接続する。
◆ 〔しまんと10号〕は、高知21時20分発(宿毛始発)→20時34分発(高知始発)の〔しまんと8号〕に変更する。高松で、高徳線オレンジタウン行に接続する。宿毛→高知間は、宿毛19時26分発〔あしずり18号〕となる。宿毛から高松・岡山方面への最終は、宿毛17時00分発の普通列車(中村で〔あしずり16号〕・高知で〔南風28号・しまんと8号〕乗り換え)になる。高知を直通する特急は、下り〔しまんと1号〕のみになる。〔しまんと9・6号〕は取りやめ(〔南風〕の単独運行になる)。
◆ 現在休日運休の〔モーニングEXP高松〕〔モーニングEXP松山〕は、毎日運行する。〔しおかぜ29号・いしづち29号〕の伊予北条→松山間、〔いしづち106号〕の新居浜→高松間は取りやめる。
◆ 快速〔マリンライナー77・72号〕は取りやめる。〔マリンライナー75・70号〕は、鬼無・国分は通過になる。
◆ 高徳線・板野~徳島間、鳴門線でパターンダイヤを導入する。徳島発9~15時台は、毎時00分→鳴門行(10時台はなく、9時50分発。13時台は04分発)、23分→〔うずしお〕、30分→高松方面行(9・13時台はなし)。〔うずしお〕は、一部停車駅を変更する。
◆ 土讃線・土佐山田~高知間でパターンダイヤを導入する。高知発9時30分~15時30分は、毎時13分→特急、16分→ごめん・なはり線直通、44分→土佐山田方面行。後免13時43分始発4233Dを土佐山田始発に延長し、土佐山田発高知方面行普通は、9~14時台は毎時33分に出発。
◆ 一部路線で、最終列車の繰り上げ、列車の新設・取りやめ(土休日のみの列車もある)を行う。
 この結果、JR四国で24時を過ぎて運行される列車は、〔南風27号〕〔マリンライナー73・75号〕の3本のみになると思われる。

JR九州
 秋に西九州新幹線開業を控えているからだろう、今回は大規模な変更はなし。
◆ 九州新幹線は、鹿児島中央6時25分発〔つばめ304号〕を、6時37分発〔つばめ306号〕に変更する(304号が熊本始発に短縮、306号が鹿児島中央始発に延長)。23時43分発〔つばめ342号〕は取りやめる(最終は23時00分発〔つばめ340号〕熊本行)。〔さくら571号〕は、新八代・新水俣・出水は通過になる。川内6時02分発〔つばめ301号〕は、6時17分発に繰り下げ。
◆ 朝方下りの〔きらめき1号〕〔ソニック2・4・6号〕〔かもめ101号〕、夜間上りの〔きらめき2号〕〔ソニック47・51・59号〕が、福間に新規停車する。
◆ 小倉23時53分発下関行5226Mは23時42分発となり、下関行最終は11分繰り上げ。
◆ 折尾駅は、鹿児島本線下りの新①・②番ホーム(直方方面直通)が使用を開始する。連絡線上のA・Bホームは廃止。現在、直方方面⇔福間・博多方面相互間は、黒崎でも乗り換えができる(折尾⇔黒崎間復乗)特例があるが、今改正以降廃止する。

JR貨物
◆ 越谷ターミナル~百済ターミナル・姫路貨物駅間に、特定の事業者向けの直行輸送ルートを新設する。26両中20両を貸切とする「ブロックトレイン」となる。
◆ 東京ターミナル~神戸ターミナル間1往復を東京ターミナル~大阪ターミナル間に変更し、12ftコンテナの輸送力を25個増強する。
◆ 南福井→百済ターミナル間の輸送力を12ftコンテナ10個分新設し、南福井→岡山ターミナル間の輸送力を12ftコンテナ10個分増強する。
◆ 広島ターミナル→東京ターミナル間の輸送力を31ftコンテナ2個分新設し、広島ターミナル→越谷ターミナル間の輸送力を、1列車で31ftコンテナ2個分新設・1列車で2個分増強する。
◆ 盛岡ターミナル→安治川口間、陸前山王→吹田ターミナル間「ブロックトレイン」各1本の所要時間を短縮する。
 EF210形10両・EF510形1両・DD200形8両、HD300形1両・DB500形3両を新製。※EF510形は初の九州向けになる。
 コンテナは3種類合計4,600個、フォークリフト・トップリフターを合計97台新製。

 以上、今回も少し突っ込んで書いてみたが、逆に、読みづらくなってしまったかも知れません。JR以外では、小田急(VSE引退にはビックリ)や、JR線と直通する第3セクター鉄道の一部からもリリースが出ているが、来年改めて、機会をみて書きたいと思います。
 ある程度見えてくる傾向としては、首都圏が顕著だが、通勤時間帯の特急の運行時刻のシフトが目立つと思った。朝方も夕方も、運行時間帯が1時間位前倒しになっている列車が多い。特に朝方は、東京や新宿に8時台に到着する特急の新規設定がいくつかあるが、ラッシュのピークに近い時間帯の到着は、以前だったら考えられない事でした。普通列車の削減が可能にしたと思われます。また、夜間は22~23時台→17~18時台へのシフトが見られます。これはJR以外の〔THライナー〕〔メトロホームウェイ〕でも見られる事で、深夜帯の需要が相当数減少している一方で、比較的早くなった帰宅時間帯に設定する事で、この時間の着席サービス提供による利用のつなぎ止めを図ろうとしていると、考えられます。
 また、特急の指定席の拡大も、コロナ禍の最中、混雑を確実に避けたい、という向きの利用の獲得を狙っていると思われます。JR西日本でも、在来の特急の全車指定席化、という方向に向かいつつあるようです。「ライナー」的な利用を狙った停車駅の追加や、Web限定の料金割引サービスの拡大も、この流れの一環だろう。コロナ禍そのものと合わせ、それがもたらす営業政策の変化もまた、注視すべきでしょう。
 オミクロン株出現により、コロナ禍の行方はまた不透明なものになってきたように思えるが、来年は西九州新幹線開業や、只見線全線再開という話題もあります。来春は今年以上に辛い改正になるが、再来年以降への希望を抱かせるものになって欲しいと、願います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
20日 日本人宇宙飛行士 13年ぶり新規応募受付開始
21日 千島海溝・日本海溝の巨大地震・津波被害 想定を公表 最悪19万9000人の犠牲を予測
22日 オミクロン株 家族3人「市中感染」 大阪府知事公表

 東京都でも、オミクロン株かどうかはともかく、今日一日の感染者が40人と公表され、1週間前より10人増加、との事。いよいよ「第6波」の前触れなのか。欧州や韓国はかなり深刻な状況になっているそうで、当然日本も他人事にはなり得ない。ブースター接種の在り方も何やかや議論されているようだが、ともかく我々としては、今の所は、ここまで続けてきた感染対策を継続するのみ。しつこく書くが、他人の事はどうでもいい、我が身と自由な暮らしを護るのは、自分自身のみ。

 次回は、金曜日に更新します。