№2412 2021年10月 今月は何があった 何をやった

 劇的過ぎるくらいの感染者の減少に戸惑いも覚えつつ、少しづつ日常が戻りつつある日本。「政治の秋」はクライマックス、「アフターコロナ」の政治の進路は?スティーブ・ジョブズ没後10年。あの頃、ジョブズが率いたアップルを始めとするIT・ソーシャルネットが、国境を超越したグローバルな人々のつながりをもたらし、世の中のシステムを根底から変えてくれる、と皆、思い込んでいた。あれは、買いかぶりすぎたのか?現代の私たちはGAFA、特にフェイスブックに騙されているのではないか?ひょっとしたら、精神・思想的な部分までITに支配されつつあるのか?そう思えてならないほど、ITに関するスキャンダルが世界中で噴出した10月。甲子園を、日米のプロ球界を沸かせた「平成の怪物」がマウンドに別れを告げた今月は、どんな事が起きたのだろう?

29日 マニー・パッキャオ 現役引退 フィリピン大統領選挙専念
30日 横綱 白鵬引退・年寄「間垣」襲名 相撲協会理事会で承認

 1日 日本ハム 斎藤 佑樹 引退発表
 2日 日本郵便 土曜日配達廃止
 3日 バスケットボール女子 アジアカップ 日本 大会史上初5連覇達成
 4日 北朝鮮 韓国との連絡ルート復旧
 5日 飲酒運転5人死傷事故 求刑上回る懲役11年判決
 6日 岩手県沖震源の地震発生 青森県で震度5強
 7日 日大理事・医療法人前理事長 背任容疑で逮捕
 8日 上野動物園 双子パンダ 「シャオシャオ」「レイレイ」に名前決定
 9日 東京オリ・パラボランティア 感謝イベント開催

10日 台湾 「双十節」式典 軍事パレード挙行
11日 プロ野球ドラフト会議 西日本工業大 隅田 知一郎(ちひろ)投手 西武が交渉権獲得
12日 名古屋市 河村市長の給与返上条例案 市議会反対多数で否決
13日 子供の自殺 年間初の400人超 文部科学省公表
14日 山口フィナンシャルグループ 前会長に辞任勧告決議 可決
15日 EUミシェル大統領 中国・習近平国家主席と電話会談
16日 ASEAN首脳会議 ミャンマー軍トップ招待せず 声明発表
17日 ロシア 初の「父の日」
18日 熱海市土石流 「盛り土」対応記録の文書 静岡県公開
19日 北朝鮮 弾道ミサイル発射 日本海に落下と推定

20日 阿蘇山で噴火発生 噴火警戒レベル3に引き上げ
21日 韓国 初の国産衛星「ヌリ号」打ち上げ
22日 ユニバーサルスタジオジャパンで停電 ジェットコースター コース上に停止
23日 スピードスケート女子1000m 高木 美帆5連覇達成
24日 自転車世界選手権 佐藤 水菜 ケイリン銀メダル 日本女子初
25日 スーダン 軍がクーデター 首相・閣僚ら拘束
26日 H2Aロケット44号機 打ち上げ成功
27日 リニア中央新幹線中津川トンネル工事現場で崩落 作業員死亡
28日 三菱自動車 プラグインハイブリッド車新モデル 9年ぶり発表
29日 関西スーパー臨時株主総会 エイチ・ツー・オーリテイリングとの経営統合承認

30日 「Tシャツアート展」 高知県黒潮町で開幕

 新型コロナウィルス関連のできごとです。少なくとも日本では、切羽詰まった事態はなくなってきました。このまま行ってくれれば。

29日 北京オリンピック 中国本土居住者限定のチケット販売決定
30日 東京都感染レベル 10か月ぶり 上から2段目に引き下げ

 1日 米カリフォルニア州 対面授業児童・生徒全員にワクチン義務化
 2日 ワクチン2回接種で飲食制限なし 黒岩知事 技術実証開始を明言
 3日 東京都内新規感染者161人確認 日曜日では今年最少
 4日 ワクチン2回目接種完了 全人口の60%超達成
 5日 東京都 「第6波」対応「即時体制」構築検討
 6日 大阪府 予約なしワクチン接種 府庁新別館で開始
 7日 東京都 医療提供体制警戒レベル 約10か月ぶり 2番目のレベルに引き下げ
 8日 石川県 「Go To イート」食事券販売再開
 9日 大分市 ロードレース大会 観戦者のワクチン接種確認実施

10日 コロナ禍で延期 成人式開催 鳥取県米子市
11日 オーストラリア・シドニー 飲食店店内営業 3カ月半ぶり再開
12日 奈良県 3か月振りに対面の合同企業説明会開催
13日 韓国 「アフターコロナ」ロードマップ作製 委員会初会合
14日 インドネシア・バリ島 外国人観光客受け入れ再開
15日 412万回分のワクチン 3回目接種に向け配分決定
16日 神奈川県 36人感染確認
17日 コロナ禍で中止国体の代替「東海フレンドシップゲーム」 三重県伊勢市で開催
18日 米パウエル元国務長官死去 コロナ感染に伴う合併症
19日 「ブースター接種」来月下旬開始 愛知県大村知事表明

20日 米FDA モデルナ・J&J製新型コロナワクチンの追加接種許可
21日 塩野義製薬 国産ワクチン臨床実験開始を発表
22日 ロシア 感染者37,000人・死者1,064人 一日当たり過去最多
23日 札幌市 協力支援金申請期間 11月30日までに統一
24日 茨城県 新型コロナウィルス感染者なし 370日ぶり
25日 KMバイオロジクス 自社開発3回目接種用ワクチン 年内の臨床実験開始を表明
26日 新型コロナウィルスワクチン2回接種 全人口の70%超
27日 政府調達マスク8000万枚余り未配布 会計検査院指摘
28日 ワクチン「ブースター接種」 2回接種者全員対象 厚生労働省分科会で一致
29日 予約なしのワクチン集団接種 札幌市が開始

30日 Jリーグ・ルヴァンカップ決勝 名古屋グランパス優勝 「ワクチン・検査パッケージ」活用で観戦者数上乗せ検証

 今月はこの他、最低賃金が過去最大の引き上げ、「パンドラ文書」暴露、和歌山市の送水路崩落による断水、ノーベル物理学賞に真鍋 淑郎氏、連合新会長に女性初の芳野 友子氏、落語家柳屋 小三治師匠・パキスタンの科学者アブドゥル・カーン博士・森山 眞弓元官房長官・直木賞作家山本 文緒氏・韓国盧 泰愚元大統領・漫画家白土 三平氏死去(作曲家すぎやま こういち氏の死去も明らかになった)、熊本の観光牧場からエミュー逃亡、財務省事務次官の「バラマキ合戦」記事、台湾・高雄市ビル火災で46人死亡、文化勲章に長嶋 茂雄氏、小室 圭・眞子さん結婚、米で映画撮影中の銃発射殺傷事件、などがありました。
 川崎の路上刺傷事件、甲府の放火、新居浜の元同僚ら殺害、上野駅でも刺傷事件、尼崎の路上で殺傷、海外でもノルウェーの弓矢による通り魔にイギリスの国会議員の殺傷、今月はずいぶんと悲惨、かつ敢えて言えば、不快な事件が多かったです。
 JR東海・JR東日本・ANA・HISが、1年間の決算が大幅な赤字になる見通しと発表しました。交通・観光・旅行の業界の苦境は、まだまだ続きそうです。

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≪今月この一枚≫

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 緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が全国的にきれいさっぱり終わってくれた今月、実は連続3日休みを使って、特に東海~紀伊半島の方のJR線を中心に乗ってきました。来月書くが、今回は途中、和歌山線と南海高野線が接続する橋本に泊りました。翌朝、和歌山線の高田に向かおうとする直前の10月6日、橋本駅のJR線ホームから撮影した、南海高野線の6000系です。なんば行の急行で出発する直前です。
 6031号車は1968(S43)年の製造、もう53年も走っています。サイドを見たら、帯色こそ平成の「ファイン&ブライト」だけど、コルゲート・片開き扉・二段サッシ・小型分散クーラーと、今の目線だと、さすがに「レトロ」だなあと思います(ちなみに、一般的なロングシート通勤電車で片開き扉なのは、極寒地のJR北海道と、地方私鉄の中古車両を除くと、6000系が最後になった)。6000系は製造開始が1962(S37)年だから前回の東京オリンピックの前、初期車はさすがに廃車が進み、4月現在では30両が姿を消して42両となっているが、大手私鉄では、最古参の部類になるでしょう。南海も状況は苦しいが、それでも8300系の導入はコンスタントに続いており、今のペースだと、遅くとも3~4年後にはサヨナラ運転、になると思われます。見る・撮る・乗るなら今のうち、でしょう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 札幌市電(札幌市交通事業振興公社)のM101号車が今日、ラストランを迎えました。1961(S36)年デビュー、札幌五輪に2回の東京五輪(しかも今年のマラソンは札幌開催)、そして札幌の路面電車の衰退も復活も目の当たりにしながら走り続けた、60年間でした。お疲れさま。

《今日のニュースから》 
31日 競馬・天皇賞 エフフォーリアV 横山 武史騎手 親子三代天皇賞優勝

 去年の4月から、新型コロナウィルス関連のニュースを別枠で書いてきましたが、日本は今の所、かなり落ち着いた状態になっていて、切羽詰まった状況にはならなくなっています。無論今後また「第6波」などという事態が起こるかも知れず、油断はならないのだが、このため今月一杯を持って、別枠でコロナ関連のニュースについて書くのは終わりとします(一般のニュースと同列に扱います)。何度も書くが、どうかこのまま穏やかな秋、年末年始を迎えて欲しい。
 総選挙の結果については、火曜日に簡単な感想を書く予定。

№2411 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.81

JR秋葉原駅.jpg
 総選挙の最終盤に(元)皇族の結婚、地球温暖化問題、その他日本の内も外も騒々しいが、一方で新型コロナウィルス関連のニュースは、急速に扱いが小さくなってきました。甘いのだろうが、どうか「第6波」が来る事なく、穏やかな秋、そして年末年始を迎えたい。明日投票の総選挙の結果は、コロナ禍対策そのものも、関連する経済対策(個人的にはやはり交通・観光等の救済をキチンとやって欲しいと思う)も、どのような影響を与えるのか。感染防止策に関しては、感染が人の移動・行動とダイレクトに連動して起きる以上、政権が変わろうが変わるまいが、たぶん大きくは変わらない(変えられない)気がするけれどね。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日10月29日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。コロナ禍が列車・バスの運行に与えている影響もまた徐々に少なくなってきている印象だが、運賃・料金面に関しては、じわりじわり影響が出てきています。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は、成田空港行9~39号・成田空港発2~38・48号が運休を継続している(38号は東京始発大船行で運行)。その他の新幹線・在来線は、定期列車は通常通り運行している。
 東北・秋田新幹線は11月8~30日、運休・編成変更を予定していた一部列車を通常通り運行する。〔はやぶさ9・15号〕〔はやぶさ26・40号〕〔こまち9号〕〔こまち6・40号〕は8日以降毎日、〔はやぶさ3号〕〔はやぶさ6・12号〕は13・20・25・26・27日運行。
 東北・北海道・上越・北陸新幹線(〔こまち〕〔つばさ〕〔つるぎ〕を除く)では11月22日より、8号車を「新幹線オフィス車両」として運用する(土休日・繁忙期を除く)。必要な乗車券類があれば利用可能。追加料金は不要。予約はできない。利用者にはサブスクリプションサービスを提供する(詳細は後日通知)。
 冬の臨時列車(12月1日~2月28日)の運行計画が発表になった。首都圏における新規設定は、新宿~鹿島神宮間の特急〔開運初詣号〕。1月2・3日運行。E257系5500番台。GALA湯沢スキー場は、12月11日のオープンを予定している。
 ワクチン接種証明書・PCR 陰性証明書を活用した取り組みを、今後展開する。証明書提示者を対象とした団体臨時列車の運行、びゅうトラベルサービスによるツアー、グループのホテルの割引など。
「とれいゆつばさ」の、2022(R4)年3月をもっての運行終了が発表になった。
 相模線向けE131系500番台は、11月18日より営業運転を開始する。今年度中に12編成48両を導入。相模線では開業100周年記念イベントを展開している。ヘッドマーク付電車の運行、デジタルスタンプラリーの開催、記念グッズの販売などの他、茅ヶ崎駅相模線ホーム(1・2番線)の出発時のメロディーを、加山 雄三「海 その愛」に変更する。
 来年春、東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線のグランクラス・グリーン料金、在来線特急のグリーン料金、〔サフィール踊り子〕のプレミアムグリーン・グリーン個室料金の値上げを行う。詳細は後日。
 2023(R5)年春開業予定の京葉線新駅の名称が、「幕張豊砂(まくはりとよすな)」と決定した。

JR東海 東海道新幹線の臨時列車は、11月は予定の全列車を運行する。また11月8~10日・15~17日・29・30日、東京~新大阪間〔のぞみ〕4往復を追加で運行する。
 冬の臨時列車は、東海道新幹線は12月1日~1月10日は予定の全列車を運行する。1月11日以降は別途通知。関東地方ではないが、在来線特急〔しなの〕〔ひだ〕〔南紀〕も12月1日~1月5日、予定の全列車を運行。指定券は1か月前の10時より発売する。
 豪雨による被災のため、飯田線・伊那新町~辰野間が不通になっている。11月中旬運行再開の見込み。代行バスを運行している。

東京メトロ 通常通り運行している。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。

京成 本日10月30日より、全〔スカイライナー〕の運行を再開した。「KEISEI SMART ACCESS」対象列車も拡大している。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)は継続する。その他の列車は通常通り運行している。

東武 通常通り運行している。
「SL大樹」は毎日運行を開始している。基本的に土曜日・日曜日が4往復、その他の日が2往復。なお、「SL大樹運行開始4周年祭」は、内容の一部を中止する。〔SL大樹ふたら〕は、主に平日に運行。
 10月28日より、スマホアプリ「NIKKO MaaS」が始まっている。「日光世界遺産デジタルフリーパス」「中禅寺・奥日光デジタルフリーパス」「鬼怒川温泉デジタルフリーパス」「湯西川温泉デジタルフリーパス」を発売する。

西武 通常通り運行している。
 多摩川線「サイクルトレイン」は、本実施に移行した。平日は9時(改札入場)~17時(改札出場)、土休日は終日。多磨駅は利用不可。武蔵境方先頭の1号車に持ち込む。上限8台。
「52席の至福」はディナーコースの運行、ブランチコースの酒類提供を再開している。
 12月中旬までの間、「DORAEMON-GO!」(通常新宿線系統で運用)を池袋線系統(池袋・豊島・狭山・西武秩父各線)で運用する。
 11月30日まで、通常はインバウンド向けの企画券「SEIBU 1Day Pass + Nagatoro」を、期間限定で日本人向けに発売する。西武線全線(多摩川線を除く)+秩父鉄道・野上~三峰口間が1日乗り放題になる。西武鉄道公式Web・ジョルダンクーポン・コンビニエンスストア(ファミマ・セブンイレブン・ローソン・ミニストップの端末設置店のみ)・JTBウェブサイトで発売し、池袋駅東口の西武鉄道ツーリストインフォメーションセンター池袋(8時~15時)でQRチケットまたは予約番号を提示した上で引き換える。駅での発売は行わない。大人1,500円・子供750円。

京王 通常通り運行している。
 本日10月30日より土休日のみ、〔京王ライナー〕〔Mt.TAKAO号〕上下全列車が明大前に停車する(下りは乗車・上りは降車のみ)。新宿~高尾山口間の座席指定列車は、往復とも〔Mt.TAKAO号〕の愛称で、11月28日まで運行する。下りは明大前→高尾山口間ノンストップで2本、上りは3本を運行する。
 12月26日まで、土休日のみ下り〔京王ライナー〕〔Mt.TAKAO号〕に「お子さま連れ専用車両」を設定し、「こどもといっしょ割 座席指定券」を発売する。大人・子供のセットで500円。新宿・明大前(10月30日~)駅で発売。購入時、トレーディングカードがプレゼントされる。現金のみで、チケットレスサービスの取り扱いはない。車内では発売しない。

小田急 通常通り運行している。臨時特急〔ふじさん31・32号〕を、11月20・21・23日運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。
 江ノ電と共同で、江の島・鎌倉エリア誘客施策「絵はがきになる日常を。」を展開している。
 小田急百貨店新宿店本館の、来年9月いっぱいでの閉店が発表になっている。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
 小田急ホテルセンチュリー相模大野8Fに、大規模ワクチン接種会場を開設している。木・金(15時~20時)、土(14時~18時30分)、日(10時15分~17時30分)。11月30日までの予定。

東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~213号(大井町21時41分発)の8本で実施。22時台2本は引き続き取りやめ(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。「電車とバスの博物館」は、ミニ・ライブラリーは当面の間閉鎖。B棟はシェアオフィスとして営業している。

京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
 明日10月31日まで、「マリンパークギャラリー号」を運行している。600形(606F "KEIKYU BLUE SKY TRAIN")に、過去に運行された「マリンパーク号」のものを模したヘッドマークを、車内には公募した写真・エピソードを掲出する。マリンパークは、9月30日を持って閉園している。

相鉄 通常通り運行している。

りんかい線 通常通り運行している。

つくばエクスプレス 通常通り運行している。

関東鉄道 通常通り運行している。
 
新京成 通常通り運行している。

北総 通常通り運行している。11月30日までの土休日、秋の行楽きっぷ「北総線1日乗車券」を発売。大人1,000円・子供500円。北総線各駅・京成高砂駅定期券発売窓口のほか、「RYDE PASS」 アプリでも電子チケットを発売(クレジットカード、GooglePay、ApplePayでの決済となる)。沿線の施設で優待あり。

東葉高速 通常通り運行している。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、今月一杯の運行スケジュールを公開している。
 ワクチン接種証明書・PCR 陰性証明書提示者を対象に、11月の土休日は、通常東京モノレールの駅では発売しない「モノレール羽割往復きっぷ」を、浜松町及び羽田空港各ターミナルの各駅の窓口で発売する。また、オリジナルグッズ1,000円以上の購入者に、「リトルツインスターズ」(キキ&ララ)のA5クリアファイル・A6シールをプレゼントする(11月1日~)。

ゆりかもめ 新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。

多摩都市モノレール 通常通り運行している。

舞浜リゾートライン 通常通り運行している(リゾートゲートウェイ・ステーション発6時31分~23時30分)。なお、11月1日よりTDLは20時まで、TDRは21時まで営業時間を延長する。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」ラッピング列車は、2022(H4)年3月31日まで運行を延長。「千葉モノレール×初音ミクコラボ」ラッピングモノレールを、11月1日~3月29日に運行する。現在、ラッピングモノレールの愛称を、同社公式Web上で募集している。11月7日まで。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。本日行われたJリーグ・ルヴァンカップ決勝(名古屋vsC大阪 13時05分開始)の輸送として、開始前に浦和美園行6本、終了後に浦和美園→赤羽岩淵間11本(赤羽岩淵始発の延長運転)の臨時列車の運行を行った。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 通常通り運行している。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」ラッピングトレインを運行中。来年3月までの予定。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。

江ノ電 通常通り運行している。普通回数券は、12月31日を持って発売を終了する。

箱根登山 通常通り運行している。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分発・23時20分発(大場止まり)、修善寺22時52分発。大雄山線は小田原23時12分発、大雄山22時38分発。駿豆線は三島22時50分発・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。
 駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け Vol.2」(大人のみ1,300円)付属のアクリルバッジは、購入時に「(Over the Rainbow編成)ラストラン記念」と「5周年記念」を選択できる。利用当日のみ、三津シーパラダイスの入園が割引になる(伊豆長岡駅から伊豆箱根バス)。10月1日より、三島・伊豆長岡両駅での対面発売が始まっている(通信販売も引き続き実施)。発売・有効期限は共に11月30日まで延長。ラストラン記念のクリアファイル3種及びアクリルジオラマキーホルダーも通信販売を行い、キーホルダーはポストカードもプレゼントされる(通信販売のみ)。「HAPPY PARTY TRAIN」は11月1日までの運用が公表されている。
「イケメンシリーズ」(株式会社サイバード運営の恋愛ゲーム)とのタイアップが行われている。7501Fにラッピングを施し、ヘッドマークを掲出。5月31日まで運行予定で、12月24日までの運用が公表されている。この他、コラボの一日乗車券「旅助け」(大人1,040円)と、「旅助け」+「オリジナルガイドマップ」のセット(1,600円 ガイドマップはセットのみで、図柄は選択できない)を発売。このオリジナル「旅助け」を伊豆箱根交通タクシー利用時に運転手に提示すると、オリジナルポストカードがプレゼントされる。「LOVEキュン♥スタンプラリー」を、3期に渡って展開。スタンプラリー用紙(1,000円)を購入して参加する。第1期は1月31日まで、第2期は2月1日~3月31日、第3期は4月1日~5月31日。
 佐野美術館(三島田町駅が最寄り)の「宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展」とタイアップ、1編成(2202F)にヘッドマークを取り付け、中吊・車額ポスター3種類を、車内に掲示する(車体へのラッピングはしない)。12月19日まで運行、運用も公表されている。24日より、記念乗車券も三島・三島広小路両駅で発売。三島市内ではコラボスタンプラリーも実施。 
「ハロウィン電車」を11月1日まで運行する(2201F「イエローパラダイストレイン」)。運用が公表されている。なお、10月31日に修善寺駅で「修善寺ファミリーハロウィン」が行われるが、参加できるのは、小学生以下の伊豆市民のみ。
 一般の「旅助け」は10月23日より、「こどもたびだすけ」(子供専用デザイン:子供のみ520円)の発売を開始した。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。

伊豆急行 通常通り運行している。「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。デッキ側3列は使用再開。
「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season2」は1月31日(12月29日~1月3日を除く)まで発売。
 JR東日本E209系の導入が発表になっている。運用は来年春からの予定。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は休止中。1号車のドリンクサービスは再開している)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。
 来年4月1日をめどにした、鉄道部門の分社が発表になっている。準備会社「富士山麓電気鉄道株式会社」が設立されている。

小湊鐵道 通常通り運行。

いすみ鉄道 通常通り運行。

銚子電鉄 朝方3往復・夕方2往復が運休中。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は料金を改定している。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。
「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。来年3月31日まで、「超平和バスターズトレインスタンプラリー」を開催。
 来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。

東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。12月22日まで、劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ:期間が延長になった)。
 渋谷駅西口の「ハロウィン」に対応し、〔渋66〕系統は、明日10月31日は、阿佐ヶ谷駅16時09分発以降は渋谷区役所前(臨時停留所)が終点、渋谷駅17時11分発以降は放送センター西口が起点になる。
  
日立自動車交通 「晴海ライナー」は通常通り運行。文京区コミュニティバス「Bーぐる」千駄木・駒込ルートは11月1日よりダイヤを改正。日本医科大学付属病院ロータリーへの乗り入れを開始し、⑯日本医大病院を新設。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

 京成バスとグループ各社(京成バス・船橋新京成バス・松戸新京成バス・千葉交通・千葉中央バス・成田空港交通・千葉海浜交通・千葉内陸バス・東京ベイシティ交通・ちばフラワーバス・ちばレインボーバス・ちばシティバス・ちばグリーンバス・京成タウンバス・京成トランジットバス・京成バスシステム)では、「バスの日」の記念行事として、バスの正面に『地域応援バスマスク』を掲出して運行している。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。
 角栄団地線(南中野~志津駅・南中野~ユーカリが丘線)は11月1日よりダイヤ改正を実施(平日のみ)。志津駅発着を減便、ユーカリが丘駅発着を増便する。勝田台駅発着、及び土休日は変更なし。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。一般路線は通常通り運行。

国際興業 一般路線は通常通り運行。埼玉スタジアムサッカー輸送は行っていない。

西武バス 一般路線は通常通り運行。〔狭山31〕系統(狭山市駅東口~狭山台団地)は11月1日より平日のみ、運行回数・時刻を変更。西武観光バス軽井沢〔営〕は11月1日より、冬ダイヤに移行。
 深夜急行バス(池袋駅東口→小手指駅北口)は、Web上の予約限定による完全座席指定制となっている。ただし当面の間、運休を継続。
 ナビタイムジャパンと共同で、「Bluetooth Low Energy」スキャンを利用してバス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを実施中。練馬・上石神井・滝山・新座各営業所の350台が対象。

関東バス 一般路線は通常通り運行。お台場直行バスは運行を再開しているが(土休日のみ運行)、大江戸温泉物語が9月に閉館しているため、当面の間は国際展示場駅発着で運行。武蔵野市「ムーバス」は全系統全日、特別ダイヤで運行。11月16日より、〔中20〕系統・丸山営業所5時36分発中野駅行・丸山営業所5時40分発江古田駅行を増発する(平日のみ)。

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 
西東京バス 一般路線は、通常通り運行している。
 11月1日より、関越交通との共同運行で、八王子~高崎・伊香保温泉・四万温泉間高速バス「高崎・伊香保・四万温泉号(八王子線)」の運行を開始する。八王子~四万温泉・八王子~伊香保温泉間各1往復、合計2往復。
  
京王バス 一般路線は通常通り運行。
 渋谷駅西口の「ハロウィン」に対応し、〔渋66〕系統は、明日10月31日も、阿佐ヶ谷駅16時09分発以降は渋谷区役所前(臨時停留所)が終点、渋谷駅17時11分発以降は放送センター西口が起点になる。〔渋60〕系統は16時頃以降終車まで〔渋69〕系統(渋谷区役所発着)に変更して運行(放送センター西口は経由しない)。〔宿51〕〔渋63・64〕系統は16時頃以降終車まで、渋谷区役所発着に変更して運行(放送センター西口は経由しない)。「ハチ公バス」丘を越えてルートは16時30分頃~、東急百貨店本店~渋谷駅西口間は運休。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は全系統全日、特別ダイヤで運行。
 渋谷駅西口の「ハロウィン」に対応し、〔渋24・26・54〕系統は、明日10月31日も18時以降、迂回運行を行う。〔渋24〕系統は、渋谷駅西口は4番から出発(〔渋54〕と同じ)。〔渋24・26〕系統の渋谷駅発は玉川通り経由に変更し、道玄坂上バス停も玉川通り上に変更。2019(R元)年実績では、渋谷駅行の渋谷駅到着は最大40分の遅延になり、歩いた方が早い場合もあったとの事。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 11月1日より、〔東98〕系統(東京駅南口~目黒駅~等々力操車場)は、日中は東京駅南口~目黒駅~清水間に短縮。〔等21〕系統(等々力操車場~等々力小学校(循環))を新設(平日・土休日共、等々力操車場9時30分~16時30分発の30分間隔)。〔黒02・07〕系統も交えた、清水及び等々力7丁目におけるICカード乗り継ぎ割引を導入する。〔た92〕系統(たまプラーザ駅~センター南駅)は廃止、〔た91〕(たまプラーザ駅~センター北駅)に統合する。「ハチ公バス」神宮の杜ルートの一部便の運行を、フジエクスプレスから引き継ぐ(12月16日より全便東急バスの運行となるが、東急バスからは発表されていない)。
 ナビタイムジャパンと共同の、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。

京浜急行バス 通常通り運行中。
「よこすか潮風ライナー」の実証運行が行われている。1月23日までの土休日(11月3日・1月1・2日は除く)、JR横須賀駅~燈明堂入口間で運行。途中汐留(京急線汐入駅が最寄り)、観音崎京急ホテル・横須賀美術館前、ドック前に停車(京急の横須賀中央駅は経由しない)。所要時間は全区間で34分。横須賀駅9時50分~15時55分発・燈明堂入口10時18分~16時08分発の間で10往復。運賃は全区間で500円。座席定員制(空港バス車両を使用)。運行日のみ「よこすか潮風ホリデーパス」を発売。「ライナー」の他、周辺の京急バス一般路線で利用可能。スマホ乗車券のWebサイト上での購入で700円、「ライナー」や「三笠循環バス」車内、横須賀案内所・汐入案内所での購入で800円(いずれも小児半額)。
※11月3日の運行がないのは「観音崎フェスタ」の開催が予定されていたためと思われるが、中止が決定している。

KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ運行中。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。17系統(新浦安駅→ベイシティ浦安)の深夜バスは、新浦安駅発23時59分発・24時31分発が運休している。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。
 11月1日より、日吉台地域(富里市内)の路線の再編を行う。京成成田駅東口~日吉台~ベイシア線は、日吉台四丁目経由→メイン通り経由に変更。また、京成成田駅東口~ジョイフル本田~ベイシア線(直行)の新設を予定(申請中)。この他成田〔営〕各系統、銚子〔営〕神里線(佐原発初便のみ)の時刻変更を行う。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダン㈱の「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。一般路線バスは通常運行に復帰している。
 
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。11月1日より、八千代台駅~八千代緑が丘駅~八千代中央駅・医療センター線・八千代台駅~グランド~八千代中央駅・医療センター線・米本団地~八千代中央駅・医療センター線・勝田台駅~村上団地線・勝田台駅~村上車庫線でダイヤ改正を実施。土休日に最終バス繰り上げを含む運行回数の変更を実施。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。
 PASMO・Suicaの「バス特」サービスは(観光・パープル・グリーン各分社を含めて)継続中。

朝日自動車 通常通り運行。
 新田駅東口~南町・伊原循環線は、11月1日より大幅に減便(新田駅東口発平日31→3本・土休日30→2本)の上、2022(R4)年3月いっぱいで廃止。

阪東自動車 鳥の博物館線(土休日のみ運行)は運休している。その他の路線は通常通り運行。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 入西団地・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。
 入西団地線 北坂戸駅西口発23時24分・23時55分発は運休(最終22時56分)
 マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
 東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。

関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中(一部、ICカードの導入そのものがない路線がある)。
 11月1日より、西東京バスとの共同運行で、四万温泉・伊香保温泉・高崎~八王子間高速バス「高崎・伊香保・四万温泉号(八王子線)」の運行を開始する。四万温泉~八王子・伊香保温泉~八王子間各1往復、合計2往復。高崎駅~四万温泉間の利用も可能(ただし、高崎駅⇔渋川駅及び伊香保温泉内各乗降場所相互間の利用は不可)。

イーグルバス 一般路線は通常通り運行。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。
 
横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは運休を継続。時差登校終了時に運行を再開。

神奈中バス 一般路線は通常通り運行。〔湘29〕系統(湘南台駅東口~俣野公園・横浜薬大前:急行)は、学校のオンライン講義のため、運休を継続している。
 11月28日までの土休日、〔巻03〕系統(大山ケーブル→鶴巻温泉駅)を運行している。大山ケーブル発14時00分・15時10分・16時20分発。「丹沢・大山フリーパス」「デジタル丹沢・大山フリーパス」の自由乗降対象区間。〔伊11〕系統の直行便は11月28日までの土休日、伊勢崎駅北口④8時35分・9時35分・10時35分、大山ケーブル14時32分・15時32分・16時39分・17時39分発で運行している。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月17日まで運行する。
 川崎駅→浮島バスターミナル間で、来年2月15日までの平日、川崎市と共同の「着席バス導入実証実験」として、高速バス車両使用の定員制着席バスを運行している。川崎駅西口6時30分・7時10分・7時50分の3本。キングスカイフロント入口・浮島橋西・東芝エネルギーシステムズ浜川崎工場前・浮島町五番地・浮島町十番地・浮島バスターミナルに停車。浮島バスターミナルまで38分の予定。乗車は川崎駅(⑲番乗り場)のみ。定員49人で先着順。運賃大人340円・小児170円(IC利用可)。
  
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)。
「鎌倉フリー環境手形」は発売を取りやめている。

箱根登山バス 定期観光バス「まるごと箱根号」は運休中。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
 箱根登山バスの公式Webは、2022(R4)年に閉鎖予定。今月より「箱根ナビ」に項目が順次移行する。

伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している。
 湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、特別ダイヤにおいて運行中。
「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピングバス3号車は点検のため、運用を外れている。1号車はラッピング劣化のため、別車両に交換して運行を継続。10月20日より、主に伊豆長岡駅~三津シーパラダイス路線で運用している。
「函南町拠点循環バス」実証運行を、11月1日より開始する。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。3月31日まで運行予定(来年10月一杯までは運行の意向の模様)。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。 

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
 
フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは、土休日は30分間隔で運行。11月1日より、平日・土休日とも23分間隔運行となり、大半の便が東急バスの運行になる。12月16日より全便が東急バスの運行となり、フジエクスプレスは撤退する。

富士急バス 「レッドライン」は10往復(9~17時台)、「グリーンライン」は4本、「ブルーライン」は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。富士スバルライン五合目線は、1日5往復運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。南アルプス登山バスが11月3日までの間運行される(甲府駅~夜叉神峠登山口~広河原・市営芦安駐車場~夜叉神峠登山口~広河原・奈良田~広河原)。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。「三島エクスプレス」は、2往復の運行を再開している。平日・土休日共、大平車庫7時35分・9時35分発、バスタ新宿14時30分・16時50分発。定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。修善寺駅~八丁池口路線は、今年度は11月までの土休日及びGW期間中運行。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
 10月29日の運行を持って、伊東駅~南伊東駅~伊藤市民病院系統は廃止(現状は平日のみ下り4本・上り5本運行)。伊東駅8時40分発萩車庫行(平日のみ運行)は取りやめ。11月1日より、ニュータウン入口7時05分発修善寺駅行は、瓜生野経由→牧之郷経由に変更。
 熱海駅~七尾原(循環)路線は、往復とも国道135号線経由で運行している(市道伊豆山神社線の通行規制は解除されているが、迂回運行は引き続き継続)。熱海駅発6時30分~20時30分の60分間隔。熱海駅~湯河原駅路線は全区間、通常の経路での運行を再開。熱海駅~伊豆山折返しは引き続き運休。紅葉ヶ丘・ひばりが丘~伊豆山直通系統は10月17日より、伊豆山(循環)→伊豆山神社→熱海駅→紅葉ヶ丘・ひばりが丘間系統の運行を再開し(熱海駅9時15分~15時15分発60分間隔)、紅葉ヶ丘→熱海駅→逢初橋先回り→伊豆山(循環)系統は2便を追加(熱海駅始発6時25分・19時00分発)して運行している。沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
 東京駅~ムーミンバレーパーク直行バスを、11月28日までの土休日に運行している。
 東京駅~秦野丹沢登山口大倉間の高速バスを、3月27日までの土休日に運行している。
 成田・日光の定期観光バスは、運行を再開している。
 10月28日より、東京・新宿~京阪神間高速バスは、全便新東名高速道路経由に変更し、所要時間を最大30分短縮する。西日本JRバス乗務員との交代場所を新城(道の駅もっくる新城)に変更し、昼行便は乗降も取り扱う。昼行便は東名綾瀬にも停車し、東名富士・東名静岡・東名浜松北は廃止。〔中央ドリーム号〕は廃止する。なお10月28日以降も、〔ドリームルリエ〕を含め夜行6往復が運休を継続している(〔ドリームルリエ10・17号〕〔グランドリーム2・11号〕は11月2日出発より運行を再開する)。
 JR竹芝水素シャトルバスは、平日は東京駅丸の内南口11時00分~19時30分発の8回、土休日10時50分~19時30分発の11回を運行。

 この他、各事業者で、駅の窓口や改札口、バスの案内所等の営業体制の変更(時間短縮や、駅では駅員配置の取りやめ)などを行っている所が多数ある。また、「緊急事態宣言」及び「まん延等防止措置」適用に伴う乗車券・指定券等の取り扱いが、各事業者より発表されている。

 コロナ禍とは関係ないが、PASMOは2022(R4)年春より、払い戻し手数料(220円)を再設定する。具体的な日時は後日通知。また、PASMO鉄道事業者では、ICカード乗車券取扱い規則の特約の改定を発表している(モバイルのPASMOに通学定期券を搭載する際の通学証明書が、電子ファイル形式の送信でも認められる)。11月1日から。
 11月1日より流通する新500円硬貨の扱いについて、いくつかのバス事業者からリリースが出ている。確認した所では、京浜急行バス(東京都内・神奈川県内の均一運賃区間・高速及び空港バス)・川崎市営バスは車内の運賃・料金箱で使用できるが、他の事業者ではできない。鉄道の券売機については、リリースは確認できない。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 今年も、残り2か月となりました。そろそろ「忘年会」のシーズンも視野に入って来るが、相当落ち着いているとはいえ、コロナ禍はいつどんな展開になるか解らない(海外ではまた感染が拡大している国が多い)。それに、今年は春先に各鉄道で最終電車の繰り上げが行われているし、バスも深夜バス・深夜急行バスが多数廃止になったり、運休が続いたりして、コロナ禍以降、夜が急速に早まってきています。これが、どう影響するか。それと、年末年始輸送、特に前シーズンは尽く取りやめになった終夜運転は、今シーズンはどうなるのか。やはりもう1シーズンは慎重にならざるを得ないと思うので、「今年も終夜運転はやりません」という事業者が多数出てきても、驚くには値しない。来春以降のダイヤの行方も気になるシーズンだし、今後も各交通事業者の動向は、注視していくべきでしょう。少なくとも日本ではどうか「第6波」など起こらず、穏やかな暮れを迎えたいものです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
29日 関西スーパー臨時株主総会 エイチ・ツー・オーリテイリングとの経営統合承認
(予約なしのワクチン集団接種 札幌市が開始)
30日 「Tシャツアート展」 高知県黒潮町で開幕
(Jリーグ・ルヴァンカップ決勝 名古屋グランパス優勝 「ワクチン・検査パッケージ」活用で観戦者数上乗せ検証)

 埼玉スタジアムは、まだ空席にされている方が多いはずだけれど、だいぶ活気が戻ってきたように見えました。今年はレッズ戦があと2試合あるが、どういう扱いになるのだろうか。

 次回は明日更新、今月のできごとを振り返ります。総選挙については、火曜日に軽く触れるつもりです。

№2410 「よんさんとお」復刻版 読んでみた 1.索引地図

よんさんとお時刻表復刻版.jpg
 10月6日、1968(S43)年10月号、鉄道史に名を残す国鉄の白紙改正「よん・さん・とお」の復刻版が発売されました。以前にも電子書籍版が発売されていたが、待望の紙の時刻表です。 今月から月1回程度、復刻版を読んだ印象を、少しづつ書き記していきたいと思います。
「よん・さん・とお」と、それ以前はどう違う?というのは、直前の時刻表はないから比較のしようがありません。あっても、手に負えないだろうと思う。なので、あくまで令和の世の現状からみて、当時はどうだった?という目線で書く事になります。
 当然一度にたくさんは書けず、ほんの少しづつ、読んでみた印象を書き連ねる事になるので、できるだけ手短に書くつもりだが、相当な期間(ひょっとして数年?)を要する事になると思うが、ご承知おきください。

 最初に書店で手に取った印象として、「思いの外薄い」と感じました。全体のページ数は測っていないが、今2021年11月号と比較で、1/3、あるいはそれ以下ではないかと。復刻版では旅館・ホテル一覧表のページを省略しているという事もあるが、グラビアもないし。当時の「180円」の価格は、東海道新幹線のビュフェのカレーライスと同じだが、今の価値だとどの程度のレベルになるのか。
(復刻版は10%の税込みで1,980円、2021年11月号は税込み1,205円)

 今回は索引地図。デザインそのものは、後に分割・民営化でJRになり、「国鉄監修」ではなくなってからも続くものになっています。一般周遊券の周遊指定地も緑の網で描かれているので。読みやすくなっているかな?の印象がありました。
 国鉄・私鉄・バス等々、当時はなかった路線も、逆に当時はあったのになくなってしまった路線も、多数あります。ここではそのあたりを中心に書きます。
 全体として今と比較すると、空港のマークがない。県庁所在地駅の二重丸は赤色の二重丸、そのほかの市の代表駅を(私鉄のみ、バスのみも含めて)白の二重丸で表していた。一方で「みどりの窓口」所在駅は、索引地図では区別されていない(この後の緑色のページに記載があるが、今よりだいぶ少ない)。

九州地方(P2・3):福岡の炭鉱輸送の路線が、ほぼそのまま存在する。「特定地方交通線」以前に廃線になった幸袋線(小竹~二瀬)や世知原線(肥前吉井~世知原)、臼ノ浦線(佐々~臼ノ浦)、細島線(日向市~細島)がある。皆1~4駅の短路線。後の高千穂線(→高千穂鉄道→廃線)は日ノ影までの開通で日ノ影線、後の大隅線(→廃線)は国分~海潟間が開通しておらず、古江線と称していた。長崎本線は喜々津~浦上間の、肥前古賀経由の新線が開通していない。筑肥線は、博多~姪浜間は地下鉄開通前の、筑前高宮経由のルート。また、東唐津と唐津はつながっていない。
 私鉄では大分交通や鹿児島交通があり、熊本電鉄は菊池まで走っていた(藤崎宮の路線がなぜか記されていない)。
 なお、沖縄は返還前だからだろう、与論~那覇間の航路以外は一切記載がない。

中国地方(P4・5):山陰本線の今の倉吉は上井(あげい)と称し、ここから分岐して、後に廃止になる倉吉線に倉吉駅(ここが市の代表駅)があった(4年後に上井→倉吉・倉吉→打吹と改称)。三江線は口羽~浜原間が未開通で、三次~口羽間が三江南線・浜原~江津間が三江北線と称していた。口羽~浜原間の交通の記載がない。連絡船で宇高航路・宮島航路の他、仁堀航路・大島航路があった。
 私鉄では井笠鉄道があり、下津井電鉄も茶屋町からの分岐だった。一畑電鉄の現雲州平田は、当時も雲州平田と称していた。当時は旧平田市(今は合併して出雲市)の代表駅で、2年後に平田市と改称。

四国地方(P4・5):後に土佐くろしお鉄道となる中村線は土佐佐賀まで、中村にはまだ到達していない。予土線も江川崎~若井間が未開通で、宇和島線と称していた。窪川~江川崎間は国鉄バスが連絡していた。牟岐線は牟岐まで。後にごめんなはり線が開業する後免~安芸間には、土佐電気鉄道が運行されている。

近畿・中部地方(P6・7):何しろ湖西線が未開通。江若鉄道が浜大津~近江今津間で運行されていた。国鉄は篠山線(篠山口~福住)があり、舞鶴線には東舞鶴~中舞鶴間の支線があった。中部地方は、後に愛知環状鉄道となる岡多線は、影も形もない。越美北線は勝原まで。
 私鉄は、石川県には、北陸鉄道の路線が相当数残されていた。尾小屋鉄道も健在。一方で近鉄鳥羽線がまだ開通していない。静岡鉄道は、駿遠線が新藤枝~大井川間のみ残存していた(2年後廃線)が、現存する静岡~清水間の静岡清水線は記載がない。

関東地方(P8・9):只見線が全通していない。なぜか、既に只見に到達している福島県側が(会津滝ノ原(現会津高原尾瀬口)への路線と共に)「会津線」で、大白川までだった新潟県側が「只見線」と称している。現吾妻線の長野原線は、本体は長野原(現長野原草津口)までだったが、長野原~太子間の支線があった。五日市線も武蔵五日市~武蔵岩井間の支線がある。鹿島臨海鉄道はもちろん、鹿島線も開通していない。外房線は房総東線、内房線は房総西線と称していた。
 私鉄は、上田交通は現別所線以外にも丸子町・真田・傍陽への路線があった。越後交通も鉄道線があり、新潟交通、蒲原鉄道も全線が運営されていた。東野鉄道も健在。成田空港がまだないから、京成は成田まで(国鉄と同じ駅に発着しているように書かれている)。

東北地方(P10・11):気仙沼線は本吉~気仙沼間のみ開通していて、現在鉄道として残存する前谷地~柳津間はまだ。川俣線が残っていた。後に三陸鉄道に転換される各路線は、この時点では全く開通していない。今の八戸は尻内と称し、南部鉄道が五戸へ延びていた(ただし、時刻表刊行時点では地震のため不通になっていて、結局立ち直れず廃線となる)。
 私鉄はこの他、山形交通・庄内交通・羽後交通・福島臨海鉄道の鉄道線が残っているが、皆国鉄線の支線的な、短区間の路線だった。福島交通も福島・伊達~梁川・掛田の路線があった。十和田観光電鉄の終点だった十和田市は、当時は三本木と称していた。

北海道地方(P12・13):当然石勝線は開通していない。「特定地方交通線」以外にも、根北線(斜里~越川)・胆振線(京極~脇方間の支線)があった。札沼線は石狩沼田で留萌本線と接続していた。千歳線は、苗穂~上野幌間は旧ルートで、途中の東札幌から定山渓鉄道が分岐していた。
 私鉄は野幌~夕張本町間の夕張鉄道、黒松内~寿都間の寿都鉄道、釧路からの雄別鉄道、さらには羽幌炭鉱鐡道、留萌鉄道、士別軌道、そして歌登町営軌道も健在。

神戸・大阪・京都付近(P14・15):和歌山線の和歌山付近が複雑で、田井ノ瀬から紀和を経由(途中紀伊中ノ島で阪和線と接続)し、南海の和歌山市に発着していた。本来の和歌山発着は連絡線的な扱い。
 私鉄は泉北高速鉄道、近鉄難波線がまだ開通していない。能勢電鉄は川西能勢口~川西国鉄前の区間が残る一方、日生線が開通前。南海多奈川線の深日港からは、淡路島だけでなく、徳島、高知への航路があった。 

名古屋付近(P15):伊勢線(現伊勢鉄道)は未開通。名鉄はある程度、支線の整理が一段落した頃と思われるが、上挙母~大樹寺間の支線が残されている。一方で知多新線・羽島線・豊田線は未開通。新安城は今村と称していた。

東京付近(P16):かなり意外だが、1ページしか充てられず、船橋(東武野田線)より東の千葉県は、ここでは出てこない。武蔵野線は開通していないし、根岸線はまだ磯子まで。競馬場支線が国分寺~東京競馬場間を走っていた。
 後の多摩ニュータウンへの路線は、京王も小田急もまだ開通していない(京王相模原線は、まだ京王多摩川まで。小田急は新百合ヶ丘駅がない)。東急は砧線が残っているし、渋谷~二子玉川園(現二子玉川)は、まだ玉川線。田園都市線はつくし野まで。東急は鉄道線も、都内の一部の駅が省略されている。京急の久里浜線は三浦海岸までで、久里浜~三崎公園(現三崎港)間のバス路線が記されている。なお、井土ヶ谷の「土」の字が「戸」になってしまっていた。

 地下鉄はまだ全体の路線数が少ないためか、東京(今の銀座・丸の内・日比谷・東西・浅草線)も名古屋(今の東山・名城線)も大阪(今の御堂筋・谷町・四ツ橋・中央線)も、別枠にはなっていない(一部区間のみ開通の路線がまだ大半)。また、いわゆる「路面電車」は、当時は横浜や京都などにも残っていたが、西鉄北九州線以外は記載がない。。
 あとは、国鉄バスのネットワークが相当広い。国鉄も私鉄もバスも、残っていたらファンがわんさか押しかけそうな路線ばかりでした。

 これからはおいおい、各路線・地域ごとの時刻を、本当に簡単なものになると思うが、令和の現代との単純比較を中心にチェックしていきます。

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 JR東日本は、来年3月までの1年間の業績を下方修正し、1,600億円と2年連続の赤字になる見通しと発表しました。ボーナスカットの可能性に言及しているほか、さらにコスト削減を進めるとしていて、いよいよ首都圏でも、ワンマン運転を実施・拡大する路線が増えてきそうです。びゅうプラザも(元々コロナ禍とは関係なく)閉鎖が進んでいるし、みどりの窓口も廃止になる所が、急速に増えてくるでしょう。駅務体制そのものにも影響が出てきそうで、今後1~2年の間で、利用に大きな影響が出てきそうです。JR東海も2年連続の最終赤字の見通しと言っているし、この2社でこうなら、他のJR、そしてJR以外の私鉄・公営も推して知るべし、だと思う。

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
27日 リニア中央新幹線中津川トンネル工事現場で崩落 作業員死亡
(政府調達マスク8000万枚余り未配布 会計検査院指摘)
28日 三菱自動車 プラグインハイブリッド車新モデル 9年ぶり発表
(ワクチン「ブースター接種」 2回接種者全員対象 厚生労働省分科会で一致)