№2386 2021年8月 今月は何があった 何をやった

 開催の是非に賛否別れつつも、アスリートの熱闘・奮闘が人々の共感も呼び、数多くのドラマも生んだ東京オリンピックが、とにもかくにも終わりました。と思ったら、待ってましたとばかりに感染が爆発的に拡大、医療体制は、今度こそ重大な危機、なのか。公然と「ロックダウン」も発言されるまでに至ったが、街をそぞろ歩く人々は、何を思うのだろうか?アフガニスタンの暴力的な大混乱、またもハイチの大地震、山火事に水害、月末にはアメリカにハリケーン「アイダ」、8月は日本も世界も「カオス」だったのか?ベルリンの壁建設60年、向田 邦子没(台湾の旅客機墜落事故だった)後40年、旧ソ連クーデター未遂から30年、結局今月は、何があったのか?

 7月30日 サッカーミャンマー代表ピエ・リアン・アウン選手 YSCC横浜練習初参加
 7月31日 ふじみ野市プール 小学生死亡事故から15年 市長ら献花

 1日 「不適切発言」在韓日本大使館総括公使 外務省が帰国命令
 2日 保育園児死亡事件 福岡県・中間市 保育園に特別監査
 3日 ASEAN・日中韓外相オンライン会議 茂木外相 債権国の規則順守必要性強調
 4日 小山田 圭吾氏インタビュー雑誌 発売休止発表
 5日 サッカー リオネル・メッシ バルセロナ退団発表
    (この後パリ・サンジェルマンへの移籍が決定)
 6日 日本水泳連盟 元常務理事 ストーカー規制法違反で有罪判決
 7日 「まんが甲子園」オンライン決勝 宇都宮文星女子高校 初の2連覇
 8日 熊本地震 犠牲者の慰霊碑 除幕式
 9日 地球温暖化は人間の活動が原因 国連IPCC 報告書で断定

10日 国家公務員ボーナス 人事院 2年連続引き下げを勧告
11日 日本ハム 中田 翔 暴力行為で出場停止
    (この後20日、巨人にトレード)
12日 ピエ・リアン・アウン選手 難民認定決定
13日 サムスングループ 李 在鎔(イ・ジェヨン)副会長 仮釈放
14日 足跡化石「ノビタイ」レプリカ 藤子・F・不二雄ミュージアムで公開開始
15日 「ゼロ戦」墜落の水田 合同慰霊祭 千葉県大多喜町
16日 公立学校にスクールバス導入 議員連盟立ち上げ
17日 熱海土石流災害 遺族が告訴状提出
18日 敦賀原発2号機データ上書き問題 原子力規制委員会 再稼働審査中断
19日 Jリーグ浦和レッズ 懲罰適用巡りスポーツ仲裁裁判所に提訴

20日 米駐日大使 ラーム・エマニュエル氏指名
21日 「ド・ドドンパ」連続負傷事故 山梨県 富士急ハイランド立入り調査
22日 「原爆小頭症」の人たちの集い オンラインで開催
23日 全国高校女子野球大会 神戸弘陵優勝 決勝戦 初の甲子園開催
24日 特定危険指定暴力団「工藤会」トップ 4人殺傷で死刑判決
25日 藤井 聡太二冠 「王位」初防衛
26日 甲子園高校野球 史上初 ベスト4関西勢独占
27日 「布川事件」再審 2審 国・県に賠償命令
28日 障害者のダンスパフォーマンス映画 松江市で上映会

 新型コロナウィルス関連のできごとです。

 7月30日 若者向けワクチン接種 繁華街での実施検討 東京都小池知事表明
 7月31日 金沢 兼六園 今日から休園

 1日 クチン接種協力の歯科医師に実技研修 秋田県医師会
 2日 福岡市 高島市長記者会見 全国知事会「ロックダウン」検討要求意見に異議
 3日 大阪府 通天閣・太陽の塔 赤色にライトアップ
 4日 タイ 感染者2万200人・死者188人 1日では過去最多
 5日 米CNN ワクチン未接種理由に3人解雇 現地複数メディア報道
 6日 帰省・旅行自粛の協力 西村経済再生大臣 経済3団体に要請
 7日 「まん延防止」の琵琶湖 沿岸の駐車場 今日から全て閉鎖
 8日 甲子園 高校野球大会 関係者1人 陽性確認
 9日 神奈川県 コロナ対策会議 黒岩知事「より厳しい対処方針」国に要求

10日 東京都内重症者 過去最多176人
11日 全教職員のワクチン接種・PCR検査義務付け 米カリフォルニア州
12日 感染急拡大地域にワクチン集中配分 東京都内6区市長緊急提言
13日 ラオックス 7店舗閉店発表 インバウンド需要喪失理由
14日 甲子園出場 東北学院選手 PCR検査で陽性確認
15日 奈良県 総人口の35.3% 2回目ワクチン接種完了
16日 フィギュアスケート中国大会 コロナ禍で中止決定
17日 阪急うめだ本店 クラスター確認で今日から一部臨時休業
18日 カンタス航空 全社員にワクチン接種義務づけ
19日 相模原市小中学校106校 2学期 今月一杯臨時休校決定

20日 酸素ステーション 県内に整備 栃木県福田知事発表
21日 緊急事態宣言対象地域へのワクチン供給増前倒し検討 河野担当大臣表明
22日 西川 貴教主催 草津市「イナズマロックフェス」 開催中止決定
23日 米FDA ファイザー社製ワクチン正式承認
24日 佐賀県 旧唐津市市域「まん延防止等重点措置」適用 国に要請
25日 デルタ航空 ワクチン未接種社員 医療保険料月額200$(≒22,000円)上乗せ表明
26日 ベンチャー企業「ユーグレナ」 国内初 オンライン株主総会開催
27日 アメリカ情報機関 コロナ発生源報告書公表
28日 大相撲 逸ノ城 ウィルス感染 協会発表

 今月はこの他、大津市で兄妹の暴行死事件、五輪出場ベラルーシ陸上選手が亡命、名古屋市河村市長が五輪金メダルを噛んで処分、漫画家サトウ サンペイ氏・プロ野球中日木下 雄介投手・歌手ジェリー 藤尾氏・サッカー元ドイツ代表“爆撃機”ゲルト・ミュラー氏・アニメーター須田 正己氏・「数独」名付け親鍛冶 真起氏・俳優千葉 真一氏・辻 萬長氏・落語家笑福亭 仁鶴師匠・作家高橋 三千綱氏・ローリングストーンズのドラマー・チャーリー・ワッツ氏、五輪東京開催決定時のIOCジャック・ロゲ前会長ら死去、米ニューヨーク州クオモ知事がセクハラ疑惑で辞任、出入国在留管理局収容のスリランカ人女性死亡事件で関係者処分、最低賃金が全国平均28円の引き上げ、国内初の鉄道築堤「高輪築堤跡」が国の史跡に指定、C・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッド復帰、などがありました。
 わが横浜市の市長選挙は、立憲民主党推薦の山中 竹春氏が当選、12年ぶりに新市長誕生という事になりました。「カジノ」が、コロナ禍対策と並ぶ最大の争点となったが、私個人に限っては、「カジノ」は正直どうでもよかった。存在のあるなし、やるやらないが、自分の暮らしに直接影響するとは思えなかったので。これで横浜の「カジノ」は立ち消えとなるはずだが、コロナ禍がとにもかくにも終息したら、その先の市政運営をどうしてくれるのか。個人的には交通局を中心とする、市内の交通網をどう維持・整備してくれるのか、という方向に関心があります。特にバスは市営も民営も、コロナ禍の影響で青息吐息になりつつあるので。それと、この結果が秋の衆議院選挙にどう影響を与えるのか。市内の選挙区から出ている総理大臣が出馬を認めた候補が敗れたので、世間はどうのこうの言っているが、ストレートに連動するものなのか。
 今月の頭には小田急の快速急行の車内で、後半には東京メトロの白金高輪駅で、傷害事件が起きました。オリ・パラ開催でテロ対策に関してはどの交通機関でも強化されていたようだが、「通り魔」は正直、決定的な抑止対策は見いだせないのではないか。交通に限った事ではない、けれど、これもまた、総選挙の争点になり得るだろうか?(でも、後回しにされそうな気がする)

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≪今月この一枚≫

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 結局今月も「自主規制」で東京都に足を踏み入れる事はなく、今月に関しては神奈川県の外に出る事もありませんでした。ほとんど横浜市内をグルグル回っただけ。猛暑でもあったし。たまには天候が崩れて涼しく感じられた日もあったが、そんな一日だった24日、桜木町駅前で撮影した、「YOKOHAMA AIR CABIN」です。
 このロープウェイは、「日本初の都市型循環式ロープウェイ」の謳い文句で、4月22日に開業しました。泉陽興業株式会社の運営で、桜木町駅前と、新港地区の運河パークを結んでいます。運賃大人片道1,000円・往復1,800円、観覧車の「コスモクロック」(同じ泉陽興業の運営)とのセット券が大人片道1,500円・往復2,300円との事。まだ乗った事はないです。いつかは機会を作れるでしょうか。
(現在はコロナ禍のため、10時~20時の短縮営業中)
 なお横浜では、32年前の横浜博覧会開催時、横浜駅東口と会場を結ぶ循環式ロープウェイが運行された事もありました。
 手前のバスはフジエクスプレスの134系統です。横浜市営バスから転換されて、早14年が経ちました。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 このブログでも何度か触れたが、中部横断自動車道・下部温泉早川IC~南部IC間が、29日夕方開通し、静岡~山梨間は全通しました。静岡~甲府(竜王)間はしずてつジャストラインと山梨交通が高速バスを運行していて(土休日のみ)、コロナ禍で運休していたようだが、29日に運行を再開、静岡駅~甲府駅間は15分短縮し、所要1時間55分と2時間を切りました。しばらくはこの体制が続くと思われるが、コロナ禍終息後には毎日運行、増便もありうるのか。さて、JR東海の特急〔ふじかわ〕はどうなる。現在、静岡~甲府間が最速2時間14分(1号)、身延線の線形からして、大幅な所要時間の短縮は望めない。何か打つ手は用意されているのだろうか?

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
29日 ビーチサッカーW杯 日本 準優勝
(イスラエル 3回目ワクチン接種対象者 12歳以上に拡大)
30日 児童死傷事故の現場道路 速度違反取締実施 千葉県八街市
(厚木市立病院 専用病床を倍増)
31日 菅首相 米ケリー大統領特使と会談
(ワクチン接種義務化の議論 経済同友会櫻田代表幹事言及)


 結局、7月からの緊急事態宣言は終わりが見えなくなり、それどころか範囲も拡大されて、8月をまるまる費やすになりました。新しい期限の9月12日の期限も、神奈川県の黒岩知事は「厳しい」と発言していて、延長になってしまうのだろうか。「なるようにしかならないのではないか?」と、どこかで思ってしまうのだけれど、やはり早く終わりになって欲しい。少しは明るいムードで、新しい月を迎えたいと思います。

№2385 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.72

東急シェアオフィス「エキスル長津田」.jpg
 この画像は、東急のシェアオフィス「エキスル長津田」です。以前は定期券発売所だったところで、先月12日よりシェアオフィスとして再出発しています。武蔵小杉も同様にシェアオフィスに転換していて、「電車とバスの博物館」B棟も、今月からシェアオフィスとして再開しています。コロナ禍で「働き方」の変革を余儀なくされている一方、券売機の多機能化やスマホアプリ定期券の登場などで、定期券購入のための専用の「窓口」を必要としなくなっている(これもコロナ禍の影響があるはず)という事もあって、今後とも東急以外も含めて、このようなケースは増えていくのでしょう。「盆暮れ関係なし」という仕事しか経験した事がない(「ソーシャルワーカー」などと気取るつもりもないが)私には、シェアオフィスを必要とする方々とは、住む世界が違うようであるが。本来「移動」を「商品」とするはずの交通事業者が、「移動」を必要としない「商品」を売り込まなければならないとは、辛い時代になってしまったと思います。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日27日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。また、上の東急のような、交通の運行と直接は関係ないような事項(ワクチン接種・シェアオフィスなど)も、少しあります。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は、成田空港行9~39号・成田空港発2~38・48号が運休を継続している(38号は東京始発大船行で運行)。その他の新幹線・在来線は、定期列車は通常通り運行している。
 9月2日まで、臨時〔はやぶさ〕〔とき〕〔MAXとき〕〔新宿さざなみ〕〔新宿わかしお〕を追加で運行する。臨時〔MAXとき374号〕は明日8月22日、新潟→東京間で運行。臨時〔はやぶさ510号〕は8月23日、新青森→大宮間で運行するが、一部の車両は荷物輸送のため、利用できない。
 関東地方ではないが、小海線〔八ヶ岳高原列車1~5号〕は、8月31日まで運休する。
 各新幹線のグランクラス(アテンダント乗務でフルサービス提供)、〔サフィール踊り子〕のカフェテリアは当面の間、酒類は提供しない。その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て、再開している(当面の間、酒類の販売は行わない)。
 豪雨による被災のため、中央本線の一部区間が不通になっている。茅野~みどり湖~塩尻間は一部列車が運休。〔しなの〕全面運休のため、篠ノ井線で臨時快速4往復を運行。
 秋の臨時列車(10月1日~11月30日)が発表になった。在来線特急186本・快速及び「のってたのしい列車」904本、合計1,090本。
 10月2日より、上越新幹線にE7系を追加導入し、〔とき〕は定期列車26往復中16往復がE7系の運行になる。〔とき300号〕は、平日の普通車は全車自由席だが、10月2日より指定席を設定する。E4系は10月1日を持って、定期運行を終了。

JR東海 東海道新幹線の臨時列車は、8月は合計666本の臨時列車を運行、1日平均では定期列車を含めて331本(8月6~17日は345本)を運行する。9月は1日平均324本(当初発表より△12本)を運行する。関東地方ではないが、9月18・20日の〔しなの85・82号〕、9月18・20・26日の〔ひだ81・82号〕は取りやめ。状況に応じて、定期列車の増結を行う。
 新幹線回数券は、一部の区間は9月30日を持って発売を終了する。首都圏絡みでは、普通車指定席用の東京(都区内)⇔新神戸(神戸市内)・姫路・岡山・新倉敷・福山・広島・博多(福岡市内)、横浜(市内)⇔新神戸(神戸市内)。
 10月1日より、東海道・山陽新幹線の16両編成〔のぞみ〕の7号車を「S Work」車両として設定する。EXサービス専用の商品として販売する。東海道区間のN700S系では、ビジネスサポートツール(膝上クッション・簡易衝立・PC用ACアダプタ・USB充電器・小型マウス)の無料貸し出しを行う。東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪の各駅では、INFORICHの提供により、モバイルバッテリーの貸し出しサービスを行う(有料)。10月以降、N700S系の7号車(普通車)・8号車(グリーン車)では、新Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」を導入する。通信容量が2倍になり、時間も無制限、暗号化も設定する。来春より、N700S系の7・8号車間の喫煙ブースを改造し、「ビジネスブース」として試験的に運用する。この他、東京・品川・名古屋駅の駅待合室にビジネスコーナーを整備、EXサービス会員向けのワークスペース事業も展開する。
 関東地方ではないが、豪雨による被災のため、中央本線と飯田線で一部区間が不通になっている。中央本線は、上松~奈良井間は運行を再開している。奈良井~塩尻間は本日8月28日、運行を再開した。南木曽~上松間は9月3日運行再開を予定。再開までは代行バスを運行する。〔しなの〕は9月3日に運行を再開する。飯田線は、伊那松島~伊那新町間は8月23日より運行を再開する。大海~平岡間は状況調査中、伊那新町~辰野間は、再開まで長期間を要する見込み。伊那新町~辰野間で代行バスを運行している。〔伊那路〕は大海~平岡間運行再開まで運休。

東京メトロ 通常通り運行している。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。

京成 一部〔スカイライナー〕は運休。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)の運行を継続している。その他の列車は通常通り運行している。上野動物園のパンダ「シンシン」の出産を記念したヘッドマークを、3000形1編成に掲出している(8月31日まで)。8月31日まで「京成線ワンデーパス」を発売中。大人2,000円・小児1,000円。スカイアクセスを含む全線に乗車できるが、北総線区間(京成高砂~印旛日本医大)の各駅の乗降はできない。

東武 通常通り運行している。
〔尾瀬夜行23:55〕を、10月15日までの金・土曜日に運行している。浅草を23時55分に出発、会津高原尾瀬口3時18分着。専用バスに乗り換え、尾瀬沼山峠6時10分着。北千住・新越谷・春日部からも乗車可。500系「リバティ」3連。東武トップツアーズの旅行商品「東武の尾瀬」よりプランを選んで購入する。
 8月31日までの間、ソーシャルディスタンス確保のため、特急列車において、隣の席の特急券を小児料金で購入が可能になる特例措置が導入される。下りは、平日は日光線・伊勢崎線とも浅草を16時50分以前に発車する全列車。〔アーバンパークライナー〕は浅草発を除く全列車。土休日は、日光線は浅草を11時30分以降に発車する列車、伊勢崎線は全列車。上りは平日・土休日とも、伊勢崎線・日光線全列車。同時に購入する小児特急券に対する乗車券等は不要。無人駅等一部を除く本線各駅の窓口で発売。券売機・チケットレスサービスではこの取り扱いはできない。
「SL大樹」は毎日運行を開始している。9月30日までの運行計画が発表になっている。基本的に土曜日・日曜日が4往復(9月25日は運行されない)、その他の日が2往復。なお、「SL大樹運行開始4周年祭」は、内容の一部を中止する。
「スペーシア」「リバティ」の車内販売(現在休業中)、飲料自動販売機は、8月31日を持って終了する(販売機は20日から順次終了)。〔SL大樹〕〔DL大樹〕の車内販売は継続。
 会津鉄道線内の工事のため、10月2日は会津田島直通全列車(〔リバティ会津〕4往復含む)が会津高原尾瀬口折返しになる。〔会津マウントエクスプレス〕は、東武日光・鬼怒川温泉~会津田島間運休。会津高原尾瀬口~会津田島間はバス代行輸送を実施。※会津鉄道線では10月3日も、野岩・東武に直通しない早朝2往復が運休する。
〔けごん〕〔きぬ〕(スペーシア)・〔りょうもう〕の一部に設定されている「午後割」「夜割」料金は、9月30日を持って終了する。10月1日以降乗車分は、前売りの時点から通常料金で発売する。

 普通回数券・時差回数券・土休日割引回数券は、9月30日を持って発売を終了する。
「東武動物公園駅西口商業施設」が9月16日にオープンする。旧杉戸工場跡地。

西武 通常通り運行している。
 多摩川線で「サイクルトレイン」の実証実験を行っている。平日は10時(改札入場)~16時(改札出場)、土休日は8時(改札入場)~18時(改札出場)。多磨駅は利用不可。武蔵境方先頭の1号車に持ち込む。上限8台。
「52席の至福」は9月12日まで、ディナーコースは休止、ブランチコースは酒類を提供しない。なお、10月23日に「「52席の至福」ディナーコース体験会in豊島園駅」、10月29日に「「52席の至福」ハロウィンとれいん」を開催・運行予定。
 8月29日までの土休日、西武新宿~多摩湖間で臨時急行を運行。下り西武新宿発9時12分・9時51分、上り多摩湖発16時25分・16時45分。
 9月16日、高田馬場・武蔵境・国分寺各駅に、JR東日本が展開するシェアオフィス「STATION BOOTH」を開業する。

京王 通常通り運行している。11月28日までの土休日、新宿~高尾山口間の座席指定列車を運行。往路は〔Mt.TAKAO号〕として、新宿→高尾山口間ノンストップで2本、復路は〔京王ライナー〕として、高尾山口→新宿間3本を運行する。
 会員制サテライトオフィス「KEIO BIZ PLAZA 新宿・都庁前」で、非会員対象の「ドロップインサービス」を開始する。1時間1,100円(11月30日まではキャンペーンで880円)。クレジットカード支払いのみ。

小田急 通常通り運行している。〔ふじさん31・32号〕を、7~8月の土休日に運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。
「箱根フリーパス」「デジタル箱根フリーパス」及び「富士箱根パス」「箱根鎌倉パス」(共にインバウンド対象)は、10月1日より、大人向けのみ料金改定。全て400円の値上げ。
 小田急百貨店新宿店本館の、来年9月いっぱいでの閉店が発表になっている。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
 9月4日より、小田急ホテルセンチュリー相模大野8Fに、大規模ワクチン接種会場を開設する。木・金(15時~20時)、土(14時~18時30分)、日(10時15分~17時30分)。11月30日までの予定。

東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本で実施。21時台以降は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。「電車とバスの博物館」は、ミニ・ライブラリーは当面の間閉鎖。B棟はシェアオフィスとして営業している。

京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
「よこすか満喫きっぷ」「葉山女子旅きっぷ」は発売中止。「みさきまぐろきっぷ」始発~9時59分と、13時00分からの限定発売。
 京急油壺マリンパークは9月いっぱいを持って閉館するが、記念して9月18日~10月31日、「マリンパークギャラリー号」を運行する。600形(606F "KEIKYU BLUE SKY TRAIN")に、過去に運行された「マリンパーク号」のものを模したヘッドマークを、車内には公募した写真・エピソードを掲出する。写真・エピソードは8月29日まで、公式WEB特設ページで募集中。なお、マリンパークは現在、一日の入場者数を2,500人に限定している。

相鉄 通常通り運行している。

りんかい線 通常通り運行している。

つくばエクスプレス 通常通り運行している。

関東鉄道 通常通り運行。

新京成 通常通り運行している。

北総 通常通り運行している。

東葉高速 通常通り運行している。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、今月一杯の運行スケジュールを公開している。 

ゆりかもめ 新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。

多摩都市モノレール 多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。当面の間継続する。

舞浜リゾートライン 通常通り運行している(リゾートゲートウェイ・ステーション発6時31分~23時30分)。なお、TDL・TDRは短縮営業を継続。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 通常通り運行している。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」ラッピングトレインを運行中。来年3月までの予定。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。

江ノ電 通常通り運行している。
 小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」で、「のりおりくん」デジタル版を実証実験で販売(9月30日まで。大人用のみ)。「江ノ電1日乗車券のりおりくんと新江ノ島水族館入場券」は、引き続き発売を休止している。

箱根登山 通常通り運行している。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分発・23時20分発(大場止まり)、修善寺22時52分発。大雄山線は小田原23時12分発、大雄山22時38分発。駿豆線は三島22時50分発・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕3往復は全て、通常の運転日に運行。全車指定席で指定席料金が必要。駿豆線内のみ利用の場合、未指定券200円。
 駿豆線の「Over the Rainbow」「HAPPY PARTY TRAIN」編成は9月20日までの運用を公表しているが、「Over the Rainbow」編成は、9月20日を持っての、ラッピング列車としての運行の終了が発表になった。「Aqours」結成5周年記念ヘッドマーク掲出は8月31日まで、9月1日からはラストラン記念のヘッドマークを掲出して運行する。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け Vol.2」(大人のみ1,300円(ヘッドマークを模したクリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)及び通信販売「いずっぱこ SHOP」で発売している。利用当日のみ、三津シーパラダイスの入園が割引になる(伊豆長岡駅から伊豆箱根バス)。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。

伊豆急行 通常通り運行している。「リゾート21」の展望席は、使用を停止している。
「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season2」は9月1日~1月31日(12月29日~1月3日を除く)の間発売。
 JR東日本E209系の導入が発表になっている。運用は来年春からの予定。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は休止中)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。
「富士急サイクルトレイン」の実証実験を、9月30日まで延長している(一部除外日がある)。大月9時13分発~14時17分発(土休日は15時50分発)、河口湖8時57分発~14時20分発。大月・都留市・谷村町・都留文科大学前・三つ峠・下吉田・月江寺・富士山・河口湖の各駅で乗降可能。大月・河口湖側の先頭車両に持ち込む。6台まで。特急とJR直通は対象外。
「BanGDream!ガールズバンドパーティ!in富士急ハイランド」ラッピング電車を、9月12日まで運行中。時刻は、富士急行公式Webに公表されている。
 来年4月1日をめどにした、鉄道部門の分社が発表になっている。準備会社「富士山麓電気鉄道株式会社」が設立されている。

小湊鐵道 水害のため、光風台~上総牛久間でバス(一部タクシー)の代行輸送を行っている。里見~上総中野間は運行を再開した。同区間は3往復(土休日は+里見~養老渓谷間1往復)を運行する(代行バスも一部運行)。五井~光風台間は下り22本・上り23本を運行。光風台~上総牛久間は10月中旬の運行再開の見込み。

いすみ鉄道 ダイヤは平日・土休日共通常通りだが、土休日の急行は国鉄型の運行を取りやめ、いすみ形で代走となる。レストラン列車・各イベントは休止。

銚子電鉄 夕方2往復は引き続き取りやめている。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は料金を改定している。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。9月26日までの間、この2種類のフリーきっぷの枚数に応じたプレゼントキャンペーンを実施する。「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。来年3月31日まで、「超平和バスターズトレインスタンプラリー」を開催。
 来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。

東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。〔早81〕系統は9月16日まで、迂回運行を実施。
 PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中。
 
日立自動車交通 「晴海ライナー」は9月30日(予定)まで一部経路を変更。有楽町駅は臨時バス停(外堀通りの平和交通高速バス乗り場)に発着する。

京成バス 一般路線は通常通り運行。〔幕22〕系統・幕張本郷駅→海浜幕張駅方向は、パラリンピックによる交差点の規制のため迂回運行となり、富士通・NTT・テクノガーデンは停車しない。8月24日→9月6日。逆方向は通常通り。
〔海58〕系統・幕張ベイパーク線(千葉海浜交通と共同運行)は、当面の間休止。
 京成バスとグループ各社(京成バス・船橋新京成バス・松戸新京成バス・千葉交通・千葉中央バス・成田空港交通・千葉海浜交通・千葉内陸バス・東京ベイシティ交通・ちばフラワーバス・ちばレインボーバス・ちばシティバス・ちばグリーンバス・京成タウンバス・京成トランジットバス・京成バスシステム)では、「バスの日」の記念行事として、バスの正面に『地域応援バスマスク』(正面に掲げる幕)に掲出するメッセージを募集している。京成バスの公式WEB上のフォームより応募する。9月6日まで。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。なお、8月の観光バスツアーは全て催行中止。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。千葉~幕張間〔ツインシティライナー ちばまく〕は、運休を継続している。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。
 成東車庫・成東駅~蓮沼ウォターガーデンの直通臨時バスは運行を継続しているが、土休日も、平日と同じ時刻(午前・午後各2便)に削減している(蓮沼ウォーターガーデンは、今季は「アソビュー」からの事前登録が必要)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。一般路線は通常通り運行。
 9月1日より、イースト・日光でダイヤ改正を実施。イーストは運行回数の変更を伴う他、〔柏13〕系統は平日のみの運行となり、土休日は取りやめ。〔北柏01〕系統は、深夜バス(現在運休中)を廃止する。日光は「秋季ダイヤ」と称し、全線で減便を行う。
 東武バスセントラルの、東武バスイースト吸収合併が発表になっている。10月1日予定。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。埼玉スタジアムサッカー輸送は行っていない。

西武バス 一般路線は通常通り運行。
〔立34〕〔久84〕系統は9月1日より、土休日のみ運行回数の変更を伴うダイヤ改正を実施。〔大22・31〕系統は9月1日より、時刻の変更を実施(〔大22〕系統は平日の川越グリーンパーク→西遊馬間のみ)。
 深夜急行バス(池袋駅東口→小手指駅北口)は、Web上の予約限定による完全座席指定制となっている。ただし当面の間、運休を継続。
 ナビタイムジャパンと共同で、「Bluetooth Low Energy」スキャンを利用してバス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを実施中。練馬・上石神井・滝山・新座各営業所の350台が対象。

関東バス 一般路線は通常通り運行。お台場直行バスは、再度運休中。

立川バス 一般路線は通常通り運行。

西東京バス 8月31日まで、奥多摩駅~日原鍾乳洞路線は全日全便、東日原折返しで運行。その他の一般路線は、通常通り運行している。
 京王・JR八王子駅及び秋川駅~東京サマーランド間の直通バスを増便している。今月一杯は毎日、9月は土休日に増便(便数は期間によって異なる)。
 機関車バス(トレーラーバス)「青春号」は、9月6~17日はつるつる温泉休館(設備の点検・修繕)のため運行しない(一般中型バスで代走)。
 
京王バス 一般路線は通常通り運行。
 多摩地域は9月6日より、一部区間の運賃見直しを行う(全区間ではない)。10~30円の値上げを実施(現金)。桜ヶ丘地区の100円運賃は、9月5日を持って終了。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 ナビタイムジャパンと共同の、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。
 9月1日より、〔川31・33・34〕〔溝02・03〕系統で、運行回数の変更を伴うダイヤ改正を実施。〔杉05〕系統(横須賀線小杉駅~市民ミュージアム間・土休日のみ5往復運行)は廃止。
 9月1日より、センター北駅・センター南駅~羽田空港線と、京浜急行バス運行の新横浜~羽田空港線を統合して運行する。新横浜プリンスホテル~羽田空港間の便も、一部東急バスが運行する。

京浜急行バス 9月26日までの間、油壷マリンパークバス停は土休日を中心に休止し、発着各系統は手前の油壷で折り返し。その他の一般路線は、通常通り運行(〔八8〕系統・金沢八景駅~関東学院(循環)は、学校休校のため臨時ダイヤ)。
〔中央1〕〔三53・54・55・56〕は、8月24日より全便運休している。〔須28〕系統(休日のみ運行)は8月29日より、観音崎~観音崎自然博物館間を運休する(観音崎折返し)。
 東京地区の一般路線バスは現在、次の便が運休している。
〔森21〕系統:羽田空港第2ターミナル 24時08分発 大森駅行
〔蒲31〕系統:蒲田駅 24時38分発 羽田車庫行(通常平日のみ運行)
       羽田空港第2ターミナル 23時35分・24時15分発 蒲田駅行
〔蒲33〕系統:蒲田駅 24時18分発 羽田車庫行
 9月1日より、センター北駅・センター南駅~羽田空港線と、新横浜~羽田空港線を統合して運行する。

KMバス 通像通り運行。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ運行中。9月12日までの間、晴海BRT→勝どきBRT間でルートの変更を行う(バス停の休止はない)。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。「佐倉循環バス」は運休中(9月12日までの予定)。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。メッセ中央線・ベイタウン線(イオンモール幕張新都心方面行)は9月14日まで、プレナ幕張・タウンセンター・幕張メッセ中央は通過する。
 幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。
 コロナ禍対策として、8月29日までの間、一部路線で計画運休・減便を行っている。千葉駅~蘇我駅~鎌取駅間は平日のみ、夜間の下り3便(1便は蘇我駅→鎌取駅)・上り2便を運休し、最終バスが繰り上がる。千葉駅~千葉県がんセンター路線は全日、午後の4往復(1往復は蘇我駅東口~千葉県がんセンター)を運休し、蘇我駅東入口~千葉県がんセンター間は最終バスが繰り上がる。喜多~神崎~辰巳団地・喜多~うるいど南~辰巳団地・喜多~神崎~喜多の各路線は全便運休。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。シーサイドバスの花島公園平日8時25分発幕張メッセ中央行は、9月18日まで海浜幕張駅止まりで運行されている。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。守谷駅西口~自然博物館入口の臨時便は、自然博物館が休館となるため、8月は運行しない(自然博物館入口経由岩井バスターミナル路線定期便は通常通り運行)。
 PASMO・Suicaの「バス特」サービスは(観光・パープル・グリーン各分社を含めて)継続中。

朝日自動車 通常通り運行。10月1日より、一部系統で運賃改定を行う。全区間ではないが、対象区間では最大で50円の値上げ(南越谷駅北口~花田市立図書館前)。

阪東自動車 通常通り運行。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 入西団地・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。
 入西団地線 北坂戸駅西口発23時24分・23時55分発は運休(最終22時56分)
 マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
 東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。伊勢崎駅~本庄路線の本庄駅~本庄早稲田駅間は、今月一杯を持って廃止(現状は土休日に1往復のみ運行)。

関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中(一部、ICカードの導入そのものがない路線がある)。

イーグルバス 一般路線は通常通り運行。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。
「ナイトズーラシア」臨時便は運行を取りやめる。
 
横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは、8月25日以降も運休を継続。時差登校終了時に運行を再開。
 川崎駅発着の〔川04・05・07・10・21・40〕系統、生田駅発着の〔生01・02・03〕系統、西菅団地発着の〔登14〕系統は、9月1日にダイヤ改正を実施。一部は運行本数の変更を伴う。

神奈中バス 通常通り運行。なお通学系統は、学校の休みに合わせた運休がある。
 9月12日まで、大磯駅~大磯ロングビーチ間直行バスを運行する。伊豆箱根バスとの共同運行。8月は毎日、9月は土休日運行。サザンビーチちがさき海水浴場シャトルバスは、海水浴場休業のため、運行を取りやめ。
 伊勢原〔営〕は9月9日、厚木・厚木北〔営〕は9月10日、ダイヤ改正を実施。いずれも土休日を中心とした運行回数の変更(ほとんどが減便)や、最終バスの繰り上げを行う。〔厚26〕系統の急行便を新設。平日に厚木バスセンター→東京工芸大学間6便を運行。
 8月18日より、「金額式IC定期券」を発売している(使用開始は9月1日から)。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。
「ナイトズーラシア」臨時便は運行を取りやめる。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。
 川崎駅→浮島バスターミナル間で、来年2月15日までの平日、川崎市と共同の「着席バス導入実証実験」として、高速バス車両使用の定員制着席バスを運行している。川崎駅西口6時30分・7時10分・7時50分の3本。キングスカイフロント入口・浮島橋西・東芝エネルギーシステムズ浜川崎工場前・浮島町五番地・浮島町十番地・浮島バスターミナルに停車。浮島バスターミナルまで38分の予定。乗車は川崎駅(⑲番乗り場)のみ。定員49人で先着順。運賃大人340円・小児170円(IC利用可)。
「ちびっこフリーパス」は、今年は発売しない。
 
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)。
「鎌倉フリー環境手形」は発売を取りやめている。
〔T31〕系統(藤沢駅~湘南港桟橋)は8月31日まで、江ノ島~湘南港桟橋間が運休(〔T3〕系統として運行)。

箱根登山バス 定期観光バス「まるごと箱根号」は運行を継続している(土・日・月曜日、祝日のみ運行)。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
「箱根旧街道・1号線きっぷ」は9月30日を持って、発売を終了する。

伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している。
 湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、特別ダイヤにおいて運行中。
 静岡県の緊急事態宣言発出のため、「歴バス のる~ら」は9月12日まで運休。三島市老人福祉センターが休館になるため、関連する系統は三島市老人福祉センターを経由しない。
 9月12日まで、大磯駅~大磯ロングビーチ間直行バスを運行する。神奈中バスとの共同運行。8月は毎日、9月は土休日運行。
「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピングバス3号車は定期点検のため、当分の間運用しない。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。 

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
 
フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。

富士急バス 「レッドライン」は10往復(9~17時台)、「グリーンライン」は4本、「ブルーライン」は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。富士スバルライン五合目線は、平日2往復・土休日3往復で運行。
 7月21日~8月31日(富士スバルラインのマイカー規制期間)、富士山パーキング~富士山五合目間のシャトルバスを運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。9月10日まで、新松田駅~須走浅間神社~須走五合目口間のシャトルバスを運行する。平日2往復・土休日4往復。

富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。
 新富士駅・富士宮駅~富士宮口五合目間の富士山登山バスは、8月30日までは4往復、9月1~10日は2往復。なお、大雨からの復旧作業により富士山スカイラインの一部区間が通行止めとなるため、迂回運行を行っている。グリーンキャンプ場入口は利用不可。水ヶ塚~富士宮口五合目間のシャトルバスは通常運行(9月10日まで)。乗車券購入前に検温が必要。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。南アルプス登山バスが11月3日までの間運行される(甲府駅~夜叉神峠登山口~広河原・市営芦安駐車場~夜叉神峠登山口~広河原・奈良田~広河原)。期間・曜日によりダイヤが異なるので注意。なお、広河原~北沢峠間の南アルプス市営バスは、今シーズンも運休。「新宿発南アルプス登山者用直行バス」は、まん延防止等重点措置発出に伴い、9月10日まで取りやめ。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。「三島エクスプレス」・定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。修善寺駅~八丁池口路線は、今年度は11月までの土休日及びGW期間中運行。
 国道135号線の通行再開により、熱海駅~七尾原(循環)路線は、往復とも国道135号線経由で運行を再開している(市道伊豆山神社線は引き続き不通のため、往復とも経由しない)。熱海駅発6時30分~20時30分の60分間隔。熱海駅~湯河原駅路線は全区間、通常の経路での運行を再開。熱海駅~伊豆山折返しは引き続き運休。紅葉ヶ丘・ひばりが丘~伊豆山直通系統は、引き続き紅葉ヶ丘・ひばりが丘~熱海駅間のみ運行している。沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
「JR竹芝 水素シャトルバス」は、東京駅丸の内南口発は平日11時00分~18時30分の6便・土休日11時00分~21時30分の12便を運行。ポートシティ竹芝は引き続き通過。
 東京駅~ムーミンバレーパーク直行バスを、11月28日までの土休日に運行している。9月よりムーミンバレーパーク(メッツァ)発を15時15分に繰り上げ。
 成田・日光の定期観光バスは運休中。
 9月11日より、東京駅~秦野丹沢登山口大倉(塔ノ岳への登山口で、神奈中バス〔渋02〕系統(渋沢駅~大倉)の終点)の高速バスを運行する。毎土休日運行(3月までの運行日が発表になっている)。東京駅八重洲南口発6時30分、秦野丹沢登山口大倉発15時30分。大人片道1,800円(ネット予約1,620円、バス車内で精算する場合は2,000円)、往復3,330円(ネット予約3,000円)。

 この他、各事業者で、駅の窓口や改札口、バスの案内所等の営業体制の変更(時間短縮や、駅では駅員配置の取りやめ)などを行っている所が多数ある。また、「緊急事態宣言」及び「まん延等防止措置」適用に伴う乗車券・指定券等の取り扱いが、各事業者より発表されている。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 このところ運賃・料金面の見直しが目立ちます。春先のPASMO「バス特」終了があり(今の所、東京都営バス・関東鉄道バス(グループ分社含む)・関越交通はポイント付与を継続)、鉄道では一部の企画券(いわゆる「おトクなきっぷ」)の廃止や値上げ、バスでも運賃値上げや、「ワンコイン」区間廃止、などがあります。鉄道の回数券廃止も、関東地方では今の所東武だけだが、関西では京阪などが既に実施していて、今後全国的な動きになるような気もします。JR九州は、来年4月には特急料金の値上げを行います。いずれも、コロナ禍による利用者の減少が背景にあるのは、間違いないでしょう。どんなに鉄道・バス自体がウィルス対策を施しても、そもそも「外出・移動はやめてくれ」では、利用を繋ぎとめられるわけがないので。しかし、この運賃・料金面の見直しが、アフター・コロナにおいても、公共交通の運営にさらに悪影響を与えたりしないか、心配な材料だと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
27日 「布川事件」再審 2審 国・県に賠償命令
(アメリカ情報機関 コロナ発生源報告書公表)
28日 障害者のダンスパフォーマンス映画 松江市で上映会
(大相撲 逸ノ城 ウィルス感染 協会発表)

№2384 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 20.長野県(2)

 平成の鉄道回顧・長野県、今回はデータ編です。前回も少し書いたが、長野電鉄の衰退が残念です。廃線もそうだし、残存区間も、便数が平成の30年間で相当減ってしまったので。平成になった頃は、日中でも長野発は毎時特急1本・普通4本のパターンダイヤになっていました。県庁所在地を起点とする、ある程度都市鉄道的な機能も保持していたはずの路線まで衰えていくというのは、如何に地方の鉄道が厳しい状況にさらされているかという事でしょう。コロナ禍の影響も不安材料だが、何とか踏ん張って欲しい。7月にしなの鉄道のスカ色を撮りに行った時は、残念ながら長電までは手が回らなかったので、次回訪問時には必ず行きたいと考えています。

◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕
1997(H9)年10月1日
 東日本旅客鉄道 長野新幹線 高崎(群馬県)~長野
 〔佐久平〕
2015(H27)年3月14日
 東日本旅客鉄道 北陸新幹線 長野~上越妙高(新潟県)

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1997(H9)年10月1日
 東日本旅客鉄道 小海線 佐久平
1999(H11)年4月1日
 しなの鉄道 テクノさかき
2001(H13)年3月22日
 しなの鉄道 屋代高校前
2002(H14)年3月29日
 しなの鉄道 信濃国分寺
2007(H19)年3月18日
 東日本旅客鉄道 篠ノ井線 平田
2010(H22)年3月14日
 しなの鉄道 千曲

◆平成時代の改称路線・区間
2012(H24)年9月18日
 長野電鉄 長野線 須坂~信州中野
          (←河東線)
          信州中野~湯田中
          (←山之内線)
 長野電鉄 屋代線 屋代~須坂
          (←河東線)
※長野~須坂~信州中野~湯田中間を長野線、屋代~須坂間を屋代線に再編成
2015(H27)年10月1日
 東日本旅客鉄道 北陸新幹線 高崎(群馬県)~長野
         (←長野新幹線)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(県内のみ)〕 日付は営業最終日
1997(H9)年9月30日
 東日本旅客鉄道 信越本線 横川(群馬県)~軽井沢
2002(H18)年3月31日
 長野電鉄 河東線 信州中野~木島
 〔中野北/四ヶ郷/赤岩/柳沢/田上/信濃安田/木島〕
2012(H24)年3月31日
 長野電鉄 屋代線 屋代~須坂
 〔屋代/東屋代/雨宮/岩野/象山口/松代/金井山/大室/信濃川田/若穂/綿内/井上〕
2018(H30)年11月30日
 関西電力〈無軌条〉 扇沢~黒部ダム(富山県)
 〔扇沢〕

◆平成時代の廃止駅 〔廃線に伴わない単独廃止駅〕 日付は営業最終日
2019(H31)年3月15日
 東日本旅客鉄道 大糸線 ヤナバスキー場前〔臨〕

◆平成時代の営業譲渡路線・区間
1997(H9)年10月1日
 しなの鉄道 軽井沢~篠ノ井
(←東日本旅客鉄道 信越本線)
2015(H27)年3月24日
 しなの鉄道 北しなの線 長野~妙高高原(新潟県)
(←東日本旅客鉄道 信越本線)

◆平成時代の事業者名称変更
2005(H17)年10月1日
 上田電鉄 ←上田交通 ※鉄道部門分社
2011(H23)年4月1日
 アルピコ交通 ←松本電気鉄道

20長野県.JPG

長野県の歴代知事
吉村 午良→(2000(H12)10月26日~)田中 康夫→(2006(H18)年9月1日~)村井 仁→(2010(H22)9月1日)→阿部 守一


令和以降の長野県の鉄道
 2019(R元)年10月の台風19号は、長野県内に深刻な被害を与えた。鉄道も例外ではなく、特に北陸新幹線・長野新幹線車両センターは千曲川の氾濫によって敷地が浸水、留置中のE7系・W7系120両が被災・全車廃車となる前代未聞の損害を被り、北陸新幹線の運行に支障が出る事になった。東京~金沢間直通全列車の運行再開は11月、暫定ダイヤの終了は、翌2020(R2)年3月のダイヤ改正時となった。代替車両が鋭意製造された他、上越新幹線に投入されていた編成も暫定的に北陸新幹線に転用されたが、このため上越新幹線E4系「MAX」の引退時期にも、影響が及んでいる。
 上田電鉄別所線も台風の被害を受け、千曲川橋梁が被災。上田~城下間が1年半の長期に渡って不通となった。運行再開は今年2021(R3)年3月28日。大部分を再利用して修復した事により、上田市のランドマークの「赤い鉄橋」が、被災前と同じ姿で復活した。上田電鉄は今年6月、前身の上田温泉電軌による開業から100周年を迎えたが、期せずして華を添える事となった。
 しなの鉄道は、115系置き換え用として、新型車両SR1系を導入した。JR東日本E129系をベースとしているが、2020(R2)年には、座席をクロス/ロング転換式とした100番台が先行してデビュー。7月1日より、平日の〔しなのサンライズ〕〔しなのサンセット〕、土休日の〔軽井沢リゾート〕を中心に運用を開始した。これらの列車では、SR1系置き換えと同時に全車指定席となり、指定席料金を必要とする有料の列車となった。今年3月には一般仕様の200番台もデビューし、115系の置き換えが進められている。
 長野電鉄では、元東京メトロ03系改造の3000系が、2020(R2)年5月より営業運転を開始した。元営団地下鉄3000系の3500系・3600系を置き換えていくが、昭和~平成にかけて日比谷線で展開された新旧交代劇が、令和の長野電鉄でも見られる事になる。

 なお、今月の豪雨により、今日現在、JR東日本の中央東線・辰野~小野~塩尻間、JR東海の中央西線・南木曽~上松間及び奈良井~塩尻間、飯田線の大海(愛知県)~平岡間及び伊那新町~辰野間、アルピコ交通の松本~新村間が不通となっている。中央本線は9月3日までに全線の運行を再開、現在は全面運休中の〔しなの〕も運行再開の予定。

 次回からは東海地方に移り、まずは静岡県です。

 ところで、7月に長野に行った時の記録(№2377№2378)では書かなかった事だけれど、1997(H9)年に新幹線が長野まで先行開業した時、信越本線の軽井沢~篠ノ井間はしなの鉄道に転換されたが、篠ノ井~長野はJR東日本の運営のまま残されました。一方、2015(H27)年の新幹線金沢延伸時には、長野~妙高高原間は全区間しなの鉄道北しなの線として転換され、JR飯山線の列車は、長野~豊野間は北しなの線に直通する形態となりました。
 しかしこの結果、篠ノ井~長野~豊野間は、そんな長距離でもないのに2つの鉄道会社に分割される事になり、通しで利用する場合(例えば上田~長野~妙高高原、松本~長野~飯山)は、途中区間は別会社の運賃を別払いしなければならなくなります。後者の例では、「青春18きっぷ」利用でも、長野~豊野間は別に運賃を支払わなければなりません。やはり不合理ではないでしょうか?特に(今はいないけれど)外国人の目から見たら、どう映るでしょう?(しなの鉄道は、「JAPAN RAIL PASS」でも乗れないし)整備新幹線開業に伴う並行在来線の転換は、その政策そのものを問題視する声も今でも少なからずあるが、ここではそれは置きます。が、長野のケースの場合、少なくとも篠ノ井~長野間はしなの鉄道、長野~豊野間はJR東日本も第2種鉄道事業者として旅客営業に携わらせ、会社による営業区間の分断から来る旅客の不利益を解消する必要があると思います。長野でのJR~しなの間の乗り換えが、決して少なくないようなので。
(この場合、篠ノ井~長野間はしなの鉄道車両の使用料として、長野~豊野間は線路使用料として、いずれもJR東日本がしなの鉄道にコストを支払うスキームとする。JR東日本の不利益をしなの鉄道が肩代わりしてくれているのだから、そのくらいの見返りはあっても良いと思うがどうか)

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《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
25日 藤井 聡太二冠 「王位」初防衛
(デルタ航空 ワクチン未接種社員 医療保険料月額200$(≒22,000円)上乗せ表明)
26日 甲子園高校野球 史上初 ベスト4関西勢独占
(ベンチャー企業「ユーグレナ」 国内初 オンライン株主総会開催)

 甲子園は、一方で関東勢は40年ぶりに準々決勝に進めませんでした。今回は雨、雨、雨で順延の繰り返しになった上、コロナ禍による制限もあって(2校が辞退したほどなので)、他地域の学校にとっては、難しい部分が多々あったのではないでしょうか。