№2364 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 18.福井県(2)

 東京都に4度目の「緊急事態宣言」。もはやため息以外の何物でもないのだが(そんなに軽いものだったっけ?)、それより今度は西日本が大雨で、3年前に豪雨被害があって追悼の式典が行われたばかりの広島県はまた記録的な豪雨、山陽本線の糸崎駅が冠水してしまいました。松永・三次より南の、広島県西部のJR在来線は、今日は全て運転見合わせ、明日の運行も、多分難しいだろう。新幹線も大雨で一部が運休になっているみたいだし(広島~博多間で各駅停車の臨時〔のぞみ〕〔ひかり〕が走るらしい)、広電の路面電車やアストラムラインは運行されているようだが、バスは相当運休になっているよう。山陰では一畑電車が今日まで全面運休、明日も川跡~雲州平田間はバス代行となり、運行区間も特急・急行など一部は運休となるようです。このところ、毎年7月になると、必ずと言っていいほど大雨になって、日本のあっちこっちで、大雨で被災する路線が出てきて、こっちもため息が出てしまう。そういえば神奈川も、この数日、まともに青空や太陽を見ていない気がする(昨日は午後の短時間だけ青空がのぞいたが、「天気の子」を思い出した)。コロナ禍と、その他もろもろの社会情勢も合わせると、どうにもこうにも毎日毎日、気が弱い者にとっては、息が詰まって窒息してしまいそうな日々が、続いています。

「平成の鉄道」、福井県編の2回目、データ編です。石川県の所でも少し触れたが、JR北陸本線は近年の新駅は少なく、福井県では1968(S43)年10月1日、越美北線の分岐駅となる越前花堂に、北陸本線側にもホームが造られて、それが最新です。純粋な新駅は、北陸トンネル開通時に同時に開業した、南今庄(1962(S37)年6月10日)までさかのぼらなくてはなりません。県内のJRで一番新しい駅は、越美北線延伸時の越前下山及び九頭竜湖の両駅(1972(S47)年12月15日)で、だから半世紀近くの間福井県内では、国鉄~JR西日本の新駅は造られていません。3年後に予定される、北陸新幹線敦賀延伸時に新設になる、越前たけふ駅が、52年ぶりの新駅(JR西日本としては県内初)となるでしょう。
 ゆえに、平成の30年間の福井県内の新駅は、福井を巡る私鉄2社に集中しました。それと、駅名の改称が、比較的多い。福井鉄道では、新設して数年後に改称、という駅もあります。

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1989(H元)年10月1日
 福井鉄道 福武線 花堂南
1992(H4)年9月10日
 京福電気鉄道 三国線 仁愛グランド前〔臨〕
1997(H9)年9月20日
 福井鉄道 福武線 ハーモニーホール
2007(H9)年9月1日
 えちぜん鉄道 三国芦原線 日華化学前
              八ッ島
2010(H22)年3月25日
 福井鉄道 福武線 スポーツ公園
2011(H23)年3月22日
 福井鉄道 福武線 泰澄の里
          清明
2015(H27)年9月27日
 えちぜん鉄道 三国芦原線 まつもと町屋

◆平成時代の改称駅
1993(H5)年4月15日
 福井鉄道 福武線 ベル前(←花堂南)
2003(H15)年2月20日
 えちぜん鉄道 勝山永平寺線 永平寺口(←東古市)
2003(H15)年7月20日
 えちぜん鉄道 三国芦原線 福大前西福井(←西福井)
              あわら湯のまち(←芦原湯町)
2010(H22)年3月25日
 福井鉄道 福武線 越前武生(←武生新)
          北府(←西武生)
          サンドーム西(←上鯖江)
          赤十字前(←福井新)
          仁愛女子高校(←裁判所前)
2016(H28)年3月27日
 福井鉄道 福武線 商工会議所前(←木田四ッ辻)
          足羽山公園口(←公園口)
          福井駅(←福井駅前)
2017(H29)年3月25日
 えちぜん鉄道 三国芦原線 太郎丸エンゼルランド(←太郎丸)
              西春江ハートピア(←西春江)
              西長田ゆりの里(←西長田)
              下兵庫こうふく(←下兵庫)
2018(H30)年3月24日
 福井鉄道 福武線 福井城趾大名町(←市役所前)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(県内のみ)〕 日付は営業最終日
2002(H4)年10月20日
 京福電気鉄道 永平寺線 東古市~永平寺
 〔諏訪間/京善/市野々/永平寺〕

◆平成時代の電化路線・区間
2003(H15)年3月15日
 西日本旅客鉄道 小浜線 敦賀~東舞鶴(京都府)(直流1500V)

◆平成時代の電気方式変更路線・区間
2006(H18)年10月21日
 西日本旅客鉄道 北陸本線 長浜(滋賀県)~敦賀
(直流1500V←交流25000V)
※交直切り替えは敦賀~南今庄間

◆平成時代の営業譲渡路線・区間
2003(H15)年2月1日
 えちぜん鉄道 勝山永平寺線 福井~勝山(←京福電気鉄道 勝山線)
        三国芦原線 福井口~三国港(←京福電気鉄道 三国線)

18福井県.JPG

福井県の歴代知事
栗田 幸雄→(2003(H15)年4月23日~)西川 一誠→(2019(H31)年4月23日~)杉本 達治


令和以降の福井県の鉄道
 新型コロナウィルス感染禍は、福井県の鉄道にも影響を与え、需要の減少により、北陸本線の特急〔サンダーバード〕は多数が運行を取りやめた。本2021(R3)年3月改正では、〔サンダーバード〕は正式に減便となり。日中の速達タイプを中心に、削減が行われている。
 この改正では、平成末期より導入が進められていた521系により、北陸本線(交流区間)の国鉄型車両の置き換えが完了した。県内のJR在来線は越美北線、小浜線も含め、定期列車は全て、JR西日本発足以降の車両に統一されている。
 北陸新幹線・金沢(石川県)~敦賀間の延伸は、当初の予定より1年遅れ、2024(R6)年春の見込みとなった。工事費用も約2,600億円の大幅な増加となり、検証委員会の報告を受け、整備の主体となる鉄道・運輸機構には、国土交通省より、業務改善命令が出されている。今年5月には、ルート上に建設される新駅の駅名が正式に決定した。このうち、新幹線単独となる(仮)南越は、「越前たけふ」となった。JR西日本の新幹線では、初めて駅名にひらがなが入る。県内の他3駅は(芦原温泉・福井・敦賀)は、現状の北陸本線と同じ駅名の駅に併設される。
 一方、2017(H29)年に小浜経由と決定した敦賀~新大阪間は、令和の世になって間もない2019(R元)年5月31日、鉄道・運輸機構により、大まかなルートが提示された。小浜市内は、小浜線・東小浜駅付近への駅の新設が想定されている(京都~新大阪間は京田辺市経由)。以降4年程度をかけて環境アセスメントを行った後、2046(R28)年開業を目標に、工事が行われる事になる。地元では早期着工・開業時期大幅前倒しを期待する声があるが、一方で並行在来線(小浜線と、湖西線(滋賀県))の扱いなど、課題も山積している。

 次回は、山梨県です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 京阪は今日、9月25日のダイヤ改正(同社は「変更」と呼称)を発表しました。1月に改正を行ったばかり、なのだが。全体的に輸送量が大幅に減少、土休日は終日で30%以上、平日も含めた24時以降は60~70%の減少になっているというデータが示されていて、全体に渡って大幅な減便となり、京阪線は、日中は15分サイクルになって特急・準急・普通を毎時4本(+快速急行(プレミアムカー営業)毎時2本)を運行、交野線・宇治線も15分間隔、平日17時以降もサイクルを10~12分→12~15分に拡大、最終電車は20分程度の繰り上げ(深夜急行は廃止)。平日はライナーを上下とも増発。石山坂本線は、日中の近江神宮前~比叡山坂本間を10→20分間隔に減便し、学校が長期休校となる期間は、朝方の減便を行う(初電・最終の変更はなし)。詳細は準備が整い次第公式Webで発表。京阪は、緊急事態宣言下の土休日臨時ダイヤもあったし(№2351で書いたが、クロスシート車は運用されなかったらしい)、関西では一番状況が厳しい、という事だろうか?最終電車繰り上げは、関西では様子見、の感もあったが、JR・私鉄とも、もう持ちこたえられなくなっているようです。近鉄も減量ダイヤ改正を行ったし、JRも秋口には減便を伴うダイヤ改正を行う予定。関西も辛いねえ…。京阪5000系は、この改正の時点で引退、となるのだろう。
 コロナに大雨、こんな状況ではあるが、叡山電鉄は今日、ちょう1年前の豪雨で被災した、鞍馬線・市原~鞍馬間は、このまま工事が滞りなく進められれば、9月中には運行を再開させる見込みと発表しました。紅葉シーズンに間に合いそうで、これは数少ない朗報です(コロナ禍の心配は残るはずだが)。また早く見に、乗りに行きたいです。

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
 7日 ハイチ モイーズ大統領 銃撃で暗殺
(米ニューヨーク市 医療従事者ら称えパレード)
 8日 大学共通テスト 有識者会議 提言書提出 
(変異ウイルス感染有無・種別同時に判別 神奈川県のバイオベンチャー 試薬開発)

 松坂 大輔投手の引退が発表になりました。平成の世の球界を駆け抜けた、まさに「怪物」でした。お疲れさま。プロ入り前の、甲子園での準決勝が印象的だったかも。2点ビハインドの9回に登板したら、その裏に逆転サヨナラになって、実況を聴いていたのだけれど、こんな事あるのかと驚いたものだ。
 8月の横浜市長選挙に、以前長野県知事を務めた作家が、名乗りをあげました。これで8人が立候補を表明、現職の林市長も立候補する意向。東京都知事選並みじゃん?横浜市はコロナと共に、IRが最大の争点の一つとなるが、今度は地元の事なので避けては通れないけれど、この状況の中の「政治ゲーム」には、正直あまり関わりたくはないなあと思う。とりあえずウルサイのはイヤ。

№2363 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 18.福井県(1)

 平成の鉄道回顧、北陸の最後は福井県です。№2361(バスラマインターナショナル186)で書いた事の繰り返しになってしまうが、福井県が北陸4県の中では、一番地味なイメージをいだいてしまうのは、申し訳ないが間違いない。無論魅力がないわけでは決してないが、県都の福井市の人口が約26万5千人、次いで脇を固める坂井市が約9万2千人、越前市が約8万3千人、鯖江市が約6万9千人、この4市を合計して、石川県の金沢市(約47万人)・富山県の富山市(約42万人)をやっと追い抜くわけで、日本有数の城下町の金沢、アルペンルートへの玄関の富山と比較して、「核」がぼやけて見えてのかも知れない。しかも、嶺北と嶺南は生活圏がかなり異なり、特に嶺南は滋賀・京都と言った関西との結びつきも強いので、つかみどころがないのだろう。この事は嶺北の、ある程度有力な町を結ぶ路線を持つ私鉄の存在を可能にしていた一方、嶺南では平成の30年の間に、近畿との、鉄道ネットワークの結びつきを強める方向に向かわせた、と思う。

福井県2.jpg

直流電化 敦賀に到達 新快速関西直通
福井市巡る2私鉄 LRT相互直通開始


嶺南は特急街道から アーバンネットワークへ
 日本海縦貫線を構成する北陸本線は、1957(S32)年~1969(S44)年にかけて電化・複線化が強力に進められたが、その先駆けとなったのは、1957(S32)年の田村(滋賀県)~敦賀間の電化である。以降電化区間は1969(S44)年に完成したが、そのほぼ全区間が交流20000V(60Hz)であり、国鉄における長距離路線の交流電化の先駆けとなった。当時は米原~田村間は非電化で、E10型SLやDD50型などが交流区間と直流区間を結んでいた。
 その後、米原~坂田間に交直セクションを新設、EF81型ELや、特急は485系や583系など、急行は471系や475系などの交直両用車両を導入していた。一方普通列車は客車列車が中心となっていたが、国鉄時代末期に急行からの転用車輛や、寝台特急削減により近郊型転用改造で製作された419系が、福井県のみならず、北陸本線全区間のローカル輸送を担っていた。
 しかし、滋賀県湖東地域、福井県嶺南地域から、近畿圏の「アーバンネットワーク」から直通する新快速等の延長運転の要望が強まり、1991(H3)年の米原~長浜間に続き、2006(H18)年10月21日に敦賀まで(湖西線・長浜~近江塩津間含む)が、交流→直流1500Vに転換された。これにより、日中は1時間毎に新快速が近畿圏から直通するようになり、嶺南はアーバンネットワークの一部に組み込まれる事になった。大半は湖西線経由だが、時間によっては米原経由の設定もあり、兵庫県最西端近くの赤穂線・播州赤穂まで、275㎞を走破する新快速も設定されている。
 交直セクションは米原~北陸トンネル間に移設され、嶺北地域の普通列車は、新たに新型521系電車が導入、在来車両を置き換えていった。2両1ユニットでワンマン運転にも対応、3ドア転換クロスシートと、新快速並みのアコモデーションを誇る。北陸本線全域に運用範囲を広げたが、後の北陸新幹線開業に伴う並行在来線の第3セクター鉄道転換に伴い、譲渡された車両も存在する。
 特急列車は大阪発着の〔雷鳥〕、名古屋発着の〔しらさぎ〕に加えて、東海道新幹線接続の〔加越〕があり、さらに早朝の米原行、深夜の金沢行で、県内は福井のみ停車の全車指定制ビジネス特急〔きらめき〕の設定があった。〔きらめき〕は米原での東海道新幹線〔ひかり〕接続により、東京→福井間を3時間32分、福井→東京間は3時間35分で結んだ。
 1989(H元)年3月改正では、主要駅のみ停車の大阪~富山間特急〔スーパー雷鳥〕が設定された。県内は福井のみの停車、湖西線内130㎞/h運転により、大阪~福井間を最速1時間52分で結んでいる。
 翌1992(H4)年4月、JR西日本初の新型特急電車、681系が試作された。臨時〔雷鳥〕での実績を基に、1995(H7)年に量産車が製造され、同年4月のダイヤ改正時より、正式な営業運転に入った。当初は〔スーパー雷鳥〕に「サンダーバード」の副名称が入り、7往復に導入され、大阪~福井間は最速1時間46分で結んでいる。1997(H9)年3月には列車名が正式に〔サンダーバード〕となって、485系と差別化。2001(H13)年3月には後継の683系もデビューし、485系の置き換えを進め、2011(H23)年3月ダイヤ改正で完了した。
683系は〔しらさぎ〕にも導入され、こちらは2003(H15)年に置き換えを完了している。〔加越〕は〔しらさぎ〕に統合され、愛称は姿を消した。北越急行が開業した1997(H9)年3月改正では、〔きらめき〕が姿を消しており、福井県から米原方面に向かう特急は、〔しらさぎ〕に統一された。
 日本海縦貫線に組み込まれていた北陸本線では、新潟県や東北地方へ向かう長距離列車も多数設定されていたが、大阪~青森間の最長昼行特急〔白鳥〕は2001(H13)年3月改正で廃止、大阪~金沢間は〔雷鳥〕となった。夜行では寝台特急〔日本海〕が2往復設定されており、1往復は青函トンネルを通過して北海道の函館まで足を伸ばしていた(1994(H6)年廃止の寝台特急〔つるぎ〕は、福井県内には停車していない)。また、豪華寝台特急〔トワイライトエクスプレス〕が1989(H元)年より運行を開始し、福井県内は敦賀・福井に停車。当初はツアー専用で、年末より一般の利用が可能になっていた。この他大阪~新潟間急行〔きたぐに〕と、1994(H6)年より金沢から延長されていた、上野発着の急行〔能登〕があった。〔能登〕は首都圏と福井県を結ぶ唯一の列車となり、後の北陸新幹線の一部となる長野新幹線開業後は長野経由から長岡経由に変更されたが、福井~金沢間は2001(H3)年3月改正で廃止されている。〔日本海〕は2012(H24)年までに、〔きたぐに〕も臨時格下げの後、2013(H25)年1月を持って、運行が取り止めとなって、福井県から夜行列車が姿を消した。

新幹線金沢延伸と 福井県のJR線
 2015(H27)年3月の北陸新幹線金沢開業は、福井県の特急にも影響を与えた。〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕は金沢止まりとなり(〔サンダーバード〕1往復のみ和倉温泉へ直通)、金沢で富山発着の〔つるぎ〕と接続する形態となった。また、対東京のアクセスとして、福井~金沢間の〔ダイナスター〕が新規に設定されている。福井発早朝、金沢発深夜に設定され、金沢では〔かがやき〕(上り1本のみ〔はくたか〕)に接続。福井~東京間は最速3時間29分で結ばれ、かつての〔きらめき〕+〔ひかり〕を上回る事になった。
 今後も金沢経由・米原経由の両ルートで対東京のアクセスが確保される事になるが、焦点は北陸新幹線の福井県内、そして大阪への延伸の時期となる。建設が進む金沢~敦賀間は2023(R5)年の開業が見込まれている。選定が難航していた敦賀~大阪間の延伸ルートは2017(H29)年、小浜を経由し京都へ南下するルートが発表になった。しかし全線開業はかなり先となる見込みで、並行在来線の処遇もあり、課題は山積している。
 小浜線は、平成の世が始まった時点では急行〔わかさ〕〔はしだて〕が設定されていたが、舞鶴線電化の1999(H11)年までに廃止となった。2003(H15)3月15日に全線の電化が開業、新型クモハ125形電車が直接導入された。全線直流電化で、北陸本線に先行して直流区間が福井県に到達している。電化のための事業費の約半分は、沿線に立地する原子力発電所などを運営する電力系事業者が負担した
 越美北線は、本来は越美南線(現長良川鉄道)と結ばれて岐阜県へ路線延伸が計画されていたが、両白山地越えを果たせず、国鉄~JR東海バスが両路線を連絡していた。しかし、平成の世になった時点ではシーズン中のみの運行に縮小されており、2002(H14)年9月をもって廃線となって、南北の鉄路は完全に連絡を絶たれた。2004(H16)年7月には集中豪雨に拠る橋梁流出のため、3年間に渡り、一部区間が長期の不通に追い込まれた。この間、西日本JRバスが代行輸送を担っている。1995(H7)年より、「九頭竜線」の愛称が与えられている。

再生期す2私鉄 田原町で直結
 福井から北部の私鉄路線は、京都の京福電気鉄道が福井に支社を置き、運営していた。平成の世になった時点では勝山への越前本線と永平寺線、三国港への三国芦原線があったが、年間利用者は400万人を割っており、同社は一部区間の廃止を表明、地元自治体とのせめぎ合いが見られた。
 その最中、2000(H12)~2001(H13)にかけて2度の正面衝突事故が発生、全線の運行停止が命令される事態となった。京福電鉄は全線の廃止届を提出したが、交通渋滞により鉄道輸送の重要性が再認識された事で、沿線の自治体などの出資による第3セクター鉄道、えちぜん鉄道が設立。京福より譲渡を受け、2003(H15)年7月より勝山永平寺線(京福時代の越前本線を改称)・三国芦原線の一部区間の運行を再開した(永平寺線は廃止)。10月には全線の運行を再開している。その後は「えちてつサポーターズクラブ」などのバックアップも得て、愛知環状鉄道やJR東海からの中古車両導入による車両近代化や新駅の開業、アテンダントの乗務によるソフト面のサービス改善が図られた。福井~福井口間は、北陸新幹線工事に関連して、2015(H27)年には北陸新幹線用の高架橋上の仮線に移転、2018(H30)年9月に、本設の専用の高架駅に再度移転した。
 一方、名鉄の系列にあった福井鉄道は福井市と、南に位置する鯖江市・武生市を結ぶインターバン的な性格を持っていて、平成の始まりの時期には終日急行も運行されていた。しかし、並行するJR西日本のダイヤが充実すると利用者の減少に歯止めが掛からなくなり、1998(H10)年には日中の急行を取り止め、各駅停車のフリークエントサービスに切り替えた。また2006(H18)年以降は、廃止となった名鉄線で使用されていた低床車両を導入し、車両面での近代化を図った。しかし名鉄は2008(H10)年に経営から撤退。以降は地元自治体が出資する第3セクターや、地元の支援団体などが運営に携わる形になって、新駅設置や、福井駅付近の運行形態の変更などのサービス改善を図ってきた。
 2011(H23)年になり福井県は、田原町で接続するえちぜん鉄道と福井電鉄の相互乗り入れの計画を発表。2016(H28)年3月より、両社が導入したLRTタイプの超低床車両により、えちぜん鉄道鷲塚針原~福井鉄道越前武生間の相互直通運転を開始した。LRT車両による2社相互直通運転は全国でも初の試みであり、今後の輸送動向が注目される。LRT車両導入により、在来の高床車両は淘汰された。

 次回はデータ編です。

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《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
 4日 日本支援 モンゴル新国際空港開港
(インドネシア 新型コロナ死者 1日最多555人 )
 5日 非正規公務員約半数 年収200万円未満 アンケート調査結果発表
(劇団員などへワクチン集団接種 国立劇場で開始)
 6日 「特定商取引法」改正 「送り付け商法」商品 消費者が処分可
(バヌアツ 東京パラリンピック選手派遣取りやめ コロナ禍懸念)

 プロ野球大島 康徳氏の逝去が発表になりました。お悔やみを申し上げます。70歳って…。星野 仙一さんも70歳、だったよね…。かつてのドラゴンズの盟友、天国で驚いている事だろう。「お前、来るの早すぎ!」と…。「余命一年」の宣告もなされていたそうだが、もし私自身が同じ立場に立たされたら、彼のように最後まで前向きに明るく生きていく事、できるだろうか?
 はっきり言って、今はコロナ禍より、オリ・パラより、都議選より心配な熱海の豪雨災害だが、東海バスに関しては、被災車両は回送車で、ドライバーは救助されたそうです。何よりでした。

№2362 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.64

 ショックです。熱海の土石流。ニュース画像を見たら、東海バスが巻き添えになっているように見えました。乗客やドライバーは、大丈夫だったのでしょうか!?
 今日は我が神奈川県も朝から大雨で、平塚の川で氾濫とか聞いていたし、京急線も神奈川新町から先が夕方まで止まるなど、交通機関は皆混乱していました。行方不明の方々の安否が一番心配だが、交通機関への影響もまた、心配です(既に明日の運行の取りやめを発表している列車・バス等が多数発生している)。

相鉄線大和駅.jpg
 東京オリンピック・パラリンピックは、制限をつけながらも観客を迎えて開催する事になりました。賛否両論…否定的な意見の方が多いのは、仕方がないか…ある決定だが、これを受けて、今週になって、首都圏の各鉄道のオリ・パラ輸送の計画が発表になりました。首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日2日までのリリースで確認できた事項、特に鉄道のオリ・パラ輸送計画を中心まとめました。
 青い文字がオリ・パラ関連輸送計画、赤い文字は、オリ・パラ以外でのこの一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。
 なお、今回の豪雨の影響で、しばらくの間、影響が出そうな事業者もあるはずです。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は、成田空港行9~39号・成田空港発2~38・48号が運休を継続している(38号は東京始発大船行で運行)。その他の新幹線・在来線は、定期列車は通常通り運行している。
 7月15日までの臨時列車は、〔新宿さざなみ3・2号〕〔新宿わかしお〕(7月3・4・10・11日)は運行。〔踊り子1・9号〕〔踊り子2・6・12号〕〔あずさ75・79・81・83号〕〔あずさ74・78・84号〕〔かいじ95号〕〔富士回遊91・92号〕は取りやめ。
 東北・北海道・上越・北陸新幹線のグランクラス(アテンダント乗務でフルサービス提供)・〔サフィール踊り子〕のカフェテリア・車内販売は、7月1日よりサービスを再開する(〔サフィール踊り子〕のカフェテリアは当面の間、酒類は提供しない)。その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て営業中止。
 インバウンド向けの期間限定企画乗車券「JR EAST Welcome Rail Pass 2020」は、発売の取りやめが発表になった。
オリンピック・パラリンピック対策:首都圏の21路線で、7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行する(青梅線・八高線は一部日程のみ)。一部定期列車は運行区間を延長する。東海道線の品川発3本は横須賀線経由となり、川崎は停車しない。西大井・武蔵小杉・新川崎・保土ケ谷・東戸塚に停車する。この他、各競技場へのアクセスとなる京葉線・川越線・総武快速線・総武本線(普通列車)・成田線・鹿島線・横浜線・東海道本線・伊東線で、競技日程に合わせて増発・臨時列車運行・快速の臨時停車(横浜線小机・下りのみ)を行う。また、開会式前の7月21・22日にサッカー競技が始まるため、アクセスとなる路線で増発・臨時列車運行・快速の臨時停車(横浜線小机・下りのみ)を行う。22日深夜は東海道線の臨時列車(横浜始発1時15分小田原行)を運行する。横須賀線経由で、保土ヶ谷・東戸塚にも停車。なお、臨時列車では(昼間も含め)全て、グリーン車は利用できない。この他、東北新幹線で臨時〔やまびこ〕〔つばさ〕を運行するほか、仙台地域でも東北本線・仙石線・仙山線の臨時列車の運行、仙石東北ライン快速の岩切臨時停車がある。

JR東海 東海道新幹線の臨時列車は7月20日まで、全て取りやめ。7月21日~30日は合計665本、1日当たり定期列車と合わせて平均364本を運行する。8月以降は別途通知。在来線は通常通り運行。
オリンピック・パラリンピック対策:御殿場線(ロードレースを行う富士スピードウェイへのアクセス)で7月24・25・28日に臨時列車を運行する。下りは松田→御殿場間(24日)1本・(25日)2本、上りは御殿場→国府津間3本・御殿場→沼津間1本を運行。また、定期列車の一部を増結する。

東京メトロ 通常通り運行している。
オリンピック・パラリンピック対策:全路線で、7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。また、有楽町線では期間中、競技日程に合わせて夕方に増発を行う。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。
オリンピック・パラリンピック対策:全路線で、7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。時刻は日によって異なる。

京成 一部〔スカイライナー〕は運休。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)の運行を継続している。その他の列車は通常通り運行している。上野動物園のパンダ「シンシン」の出産を記念したヘッドマークを、3000形1編成に掲出している(8月31日まで)。
 京成は、昨日の時点ではオリンピック・パラリンピック関連のリリースは出していない。

東武 アーバンパークライン(野田線)の平日の最終電車繰り上げは終了、通常ダイヤで運行している。その他の路線・列車は通常通り運行。
〔尾瀬夜行23:55〕を運行している。10月15日までの金・土曜日、浅草を23時55分に出発、会津高原尾瀬口3時18分着。専用バスに乗り換え、尾瀬沼山峠6時10分着。北千住・新越谷・春日部からも乗車可。500系「リバティ」3連。東武トップツアーズの旅行商品「東武の尾瀬」よりプランを選んで購入する。
 7月31日までの間、ソーシャルディスタンス確保のため、特急列車において、隣の席の特急券を小児料金で購入が可能になる特例措置が導入される。下りは、平日は日光線・伊勢崎線とも浅草を16時50分以前に発車する全列車。〔アーバンパークライナー〕は浅草発を除く全列車。土休日は、日光線は浅草を11時30分以降に発車する列車、伊勢崎線は全列車。上りは平日・土休日とも、伊勢崎線・日光線全列車。同時に購入する小児特急券に対する乗車券等は不要。無人駅等一部を除く本線各駅の窓口で発売。券売機・チケットレスサービスではこの取り扱いはできない(期間が延長になった)
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。スカイツリーラインは北千住1時10分発(日比谷線から直通)普通北春日部行・北越谷0時24分発普通(日比谷線直通)恵比寿行。東上線は池袋1時02分発普通川越市行。

西武 通常通り運行している。
 7月1日から3か月間、多摩川線で「サイクルトレイン」の実証実験を行っている。平日は10時(改札入場)~16時(改札出場)、土休日は8時(改札入場)~18時(改札出場)。多磨駅は利用不可。武蔵境方先頭の1号車に持ち込む。上限8台。
 PCR検査に特化した医療施設「チームメディカルクリニック池袋」が、池袋駅(西武池袋南口)に開院した。土日も含め、毎日9時30分~18時の間、検査を受け付ける。また、トモニーの全有人店舗で9月30日まで、PCR検査キットを試験販売する。どちらも、株式会社アルムとの提携。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。池袋線は池袋0時55分発各駅停車小手指行。新宿線は西武新宿0時59分発各駅停車新所沢行。

京王 通常通り運行している。8月29日までの土休日、新宿~高尾山口間の座席指定列車を運行。往路は〔Mt.TAKAO号〕として、新宿→高尾山口間ノンストップで2本、復路は〔京王ライナー〕として、高尾山口→新宿間3本を運行する。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。下りは新宿1時4分発各駅停車橋本行・1時20分発快速京王八王子行(調布で橋本行に接続)。飛田給駅への臨時列車を実施。7月21・22日、8月5~7日は競技の時刻に合わせて停車。7月24日~8月2日及び8月25~27日は終日。〔Mt.TAKAO号〕〔京王ライナー〕を除く全列車。

小田急 通常通り運行している。〔ふじさん31・32号〕を、7~8月の土休日に運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。
「箱根フリーパス」「デジタル箱根フリーパス」及び「富士箱根パス」「箱根鎌倉パス」(共にインバウンド対象)は、10月1日より、大人向けのみ料金改定。全て400円の値上げ。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。新宿1時00分発各駅停車相模大野行。

東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本で実施。21時台以降は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。二子玉川からの乗車も可能。「電車とバスの博物館」は、ミニ・ライブラリーとB棟は当面の間閉鎖。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。東横線は渋谷1時11分発(副都心線小竹向原始発)各駅停車元町・中華街行。目黒線は目黒1時13分発(埼玉高速浦和美園始発)各駅停車武蔵小杉行。田園都市線は渋谷1時15分発(半蔵門線押上始発)各駅停車中央林間行。大井町線は大井町1時12分発各駅停車二子玉川行。東横線は一部の日に上りで運行区間の延長がある。7月30日・8月2日は横浜0時11分発(みなとみらい線から直通)各駅停車元住吉行→(副都心線直通)池袋行。7月31日・8月7日は横浜0時09分発(みなとみらい線から直通)各駅停車元住吉行→(副都心線直通)池袋行・0時29分発(みなとみらい線から直通)各駅停車菊名行→渋谷行。

京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
 京急油壺マリンパークの、9月いっぱいを持っての閉館が発表になっている。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。泉岳寺0時30分発・1時00分発特急金沢文庫行。途中停車駅での普通電車の接続は一切ない。

相鉄 通常通り運行している。
オリンピック・パラリンピック対策:7月30・31日、8月2・7日深夜に臨時列車を運行。横浜1時20分発海老名行・二俣川1時43分発湘南台行を運行。現行の最終横浜0時20分発かしわ台行を海老名へ延長。

りんかい線 通常通り運行している。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23~8月8日の間、臨時ダイヤで運行し、最終電車の繰り下げも行う。ダイヤは日によって異なる。一部定期列車の時刻変更も行われる。また7月26・27日、8月4・5日は、通常の初電の前に臨時列車2往復を運行する。8月28・29日は新木場→大崎間で通常の初電の前に臨時列車を2往復を運行する。

つくばエクスプレス 通常通り運行している。なお、オリンピック・パラリンピック期間中も通常ダイヤで運行。

関東鉄道 通常通り運行。

新京成 通常通り運行している。

北総 通常通り運行している。

東葉高速 通常通り運行している。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」「シン・エヴァンゲリオン劇場版公開記念装飾モノレール」は、今月一杯の運行スケジュールを公開している。 
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日の間、平日・土休日共臨時ダイヤで運行。13~14時台の上りは快速運転を取りやめ、普通列車を5分間隔で運行。また、深夜に臨時列車を運行する。

ゆりかもめ 新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日・8月24日~9月5日の間、平日・土休日共臨時ダイヤで運行。7月26・27日(トライアスロン)、8月4・5日(マラソンスイミング)、8月28・29日(トライアスロン)は、通常の初電の前に、新橋→豊洲で臨時列車4本を運行する。7月23日~8月8日は深夜に臨時列車を運行する。

多摩都市モノレール 多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。当面の間継続する。

舞浜リゾートライン 通常通り運行している(リゾートゲートウェイ・ステーション発6時31分~23時30分)。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。下りは赤羽岩淵1時00分発(東急東横線日吉始発)浦和美園行。上りは浦和美園発0時22分発・32分発のいずれも目黒行。埼玉スタジアムでの競技開催日に関しては、別途通知。 
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 6月26日の改正ダイヤによって、通常通り運行している。
オリンピック・パラリンピック対策:7月30・31日、8月2日・7日の深夜、臨時列車を運行する。上永谷→あざみ野間・あざみ野→関内間各1本(時刻は日によって異なる。定期列車の延長もある)。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。
オリンピック・パラリンピック対策:7月23日~8月8日深夜に臨時列車を運行。横浜2時00分発(副都心線小竹向原始発)各駅停車元町・中華街行。一部の日程は上りで、東急東横線内での運行区間の延長がある。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。
 モノレールの一日乗車券と、水族館の入場券がセットになったパックプラン「モノレールdeえのすい」を発売している。湘南モノレールの定期券で、那須岳ロープウェイ(湘南モノレールと同じみちのりHD傘下の関東自動車が運営)の割引、大船フラワーセンター内のカフェでコーヒーまたは紅茶の1杯無料サービスが受けられる。

江ノ電 鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめている。7月16日まで継続する。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」で、「のりおりくん」デジタル版を実証実験で販売(9月30日まで。大人用のみ)。
 7月17日(土)、深夜帯のダイヤの変更を行う。下りは、藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行最終(現在運休中)は9分繰り上げ、23時40分発になる(平日は〔湘南17号〕からの乗り換えができなくなる)。上りは、鎌倉23時55分発稲村ケ崎行を取りやめる。
オリンピック・パラリンピック対策:7月25日~8月4日(セーリング期間中)、夜間の4連運行時間帯を拡大する。

箱根登山 通常通り運行している。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕3往復は全て、通常の運転日に運行。全車指定席で指定席料金が必要。駿豆線内のみ利用の場合、未指定券200円。
 駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、7月8日までの運用を公表している。「Over the Rainbow」編成は、「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行(「HAPPY PARTY TRAIN」への掲出は終了した)。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け Vol.2」(大人のみ1,300円(ヘッドマークを模したクリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)及び通信販売「いずっぱこ SHOP」で発売している。利用当日のみ、三津シーパラダイスの入園が割引になる。
「富士山三島東急ホテル開業1周年コラボ記念乗車券」を発売している。ホテル宿泊プランがあり、シリアルナンバー001~010及び109(東急)は宿泊プラン利用者限定、そのほかは30日より、三島駅で発売する。去年運行されたPRラッピング電車のヘッドマークとドア部ラッピングを模したステッカー付。1,040円。合計109セット限定。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。

伊豆急行 通常通り運行している。「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season1」は4月1日~7月31日、「Season2」は9月1日~1月31日(12月29日~1月3日を除く)の間発売。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は休止中)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。〔富士回遊91・92号〕は、7月3・4・10・11日は取りやめ。
 7月16日まで(7月9~11日は除く)、「富士急サイクルトレイン」の実証実験を行う。大月9時13分発~14時17分発、河口湖8時57分発~14時20分発。大月・都留市・谷村町・都留文科大学前・三つ峠・下吉田・月江寺・富士山・河口湖の各駅で乗降可能。大月・河口湖側の先頭車両に持ち込む。6台まで。特急とJR直通は対象外。
 来年4月1日をめどにした、鉄道部門の分社が発表になっている。準備会社「富士山麓電気鉄道株式会社」が設立されている。

小湊鐵道 通常通り運行。キハ40形の定期運用については、今日現在発表はない。

いすみ鉄道 通常通り運行。

銚子電鉄 夕方2往復は引き続き取りやめている。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は料金を改定している。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。9月26日までの間、この2種類のフリーきっぷの枚数に応じたプレゼントキャンペーンを実施する。「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。
 来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。

 関東地方26社局が企画していたインバウンド向けIC企画乗車券「TOKYO SUPPORTERS PASS」は、発売の取りやめが発表になっている。

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。

東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中。
 
日立自動車交通 「晴海ライナー」は、改正ダイヤで通常通り運行。晴海一丁目・呉服橋に新規停車。オリ・パラ開催に伴い、9月30日(予定)まで一部経路を変更。有楽町駅は臨時バス停(外堀通りの平和交通高速バス乗り場)に発着する。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。一般路線は通常通り運行。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。埼玉スタジアムサッカー輸送は行っていない。
 7月1日、ほぼ全系統でダイヤ改正を行なっている。〔浦15〕系統(浦和駅西口~(西堀氷川トンネル)~桜区役所)を新設。

西武バス 〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちのリニューアルオープンにより、西武園駅~西武園ゆうえんち間の運行を再開している。なお、西武園ゆうえんちバス停から新しいメインエントランスまでは、徒歩で20分程かかる。他の系統は通常通り運行。
 西武観光バス秩父〔営〕では、秩父病院がドライブスルー方式の臨時ワクチン接種会場となるため、ミューズパーク線・久那線は、臨時会場となる日のみ、終日秩父病院(久那線は巴町も)を経由しない。
 さいたまスーパーアリーナでのオリンピック競技(バスケットボール)の開催に伴い、〔新都11〕系統は8月13日までの間、迂回運行を行う。北与野入口駅バス停は利用できない。
 深夜急行バス(池袋駅東口→小手指駅北口)は、Web上の予約限定による完全座席指定制となっている。ただし当面の間、運休を継続。
 ナビタイムジャパンと共同で、「Bluetooth Low Energy」スキャンを利用してバス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを実施中。練馬・上石神井・滝山・新座各営業所の350台が対象。

関東バス 一般路線は通常通り運行。お台場直行バスは、運行を再開している。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。

立川バス 一般路線は通常通り運行。

西東京バス 一般路線は通常通り運行。奥多摩駅~丹波・鴨沢西路線の小袖川~丹波・鴨沢西間(山梨県丹波山村内区間)で、アニメ声優鬼頭 明里(「鬼滅の刃」(竈門禰 豆子役)など出演)による車内アナウンスを行っている。(特設ページを開設)。武蔵五日市~つるつる温泉間「青春号」は、平日のみ運行再開。土休日は一般車両で運行される(つるつる温泉も平日のみ開館)。八王子市の新型コロナウィルスワクチンの接種会場へのアクセスとなる路線を案内している。
 八王子・日野地域~新宿駅西口間の高速バス「通勤ライナー」の運行を開始した。平日のみ運行。朝方は横川(4時39分発)→大和田団地下・北八王子駅入口・宇津木台南・日野駅など経由→新宿駅西口26番(ヨドバシカメラ脇・旧高速バスターミナル 6時48分着)・夜間は新宿駅西口26番(17時30分発)→日野駅・小宮駅入口など経由→北八王子駅入口(19時25分着)及び新宿駅西口26番(21時35分発)→日野駅・宇津木台南・JR京王八王子駅など経由→高尾駅南口(23時37分着)。高速バスタイプの車両を使用し、WC・Wi-Fi設置。朝方の便のみ、ハイウェイバスドットコムからの予約・クレジットカード決済が可能。運賃大人1,000円(IC・クレジットカード決済)・1,100円(現金)。

京王バス 一般路線は通常通り運行。7月1日より、めじろ台駅→法政大学間の急行バスに連節バスが導入されるが、当面は利用動向に合わせた臨時便でのみ運行。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
〔蒲01・12〕〔井03(出入庫)〕(池上〔営〕)・〔た31・41・81〕〔柿01・02〕(虹ヶ丘〔営〕)・〔鷺01・03・04〕(東山田〔営〕)の各系統は、7月1日に運行回数の変更を伴うダイヤ改正を実施した。〔た82〕は廃止し、〔た81〕に一本化(循環部の周回方向を統一)。
 ナビタイムジャパンと共同の、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。

京浜急行バス 大井町駅・大森駅・蒲田駅発着の一部の系統・便が追加で運休している。〔井30〕〔森30・40〕系統(東京クルーズターミナル駅発着系統・土休日のみ運行)は、全便運休。9月26日までの間、油壷マリンパークバス停は土休日を中心に休止し、発着各系統は手前の油壷で折り返し。
 ワンコイン運賃は、蒲田・浦賀・久里浜各エリアは終了した。羽田空港エリアと、大森駅東口及び平和島駅~ビッグファン・ボートレース平和島劇場(平和島競艇)間は、交通系ICカードでも取り扱いを開始している。
 横浜のオープントップバスは、運行を取りやめている。

KMバス 通像通り運行。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ運行中。東京オリ・パラ開催に伴い、23日~9月12日の間、晴海BRT→勝どきBRT間でルートの変更を行う(バス停の休止はない)。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。メッセ中央線・ベイタウン線(イオンモール幕張新都心方面行)は、東京オリ・パラのため、9月14日までの間、プレナ幕張・タウンセンター・幕張メッセ中央は通過する。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。シーサイドバスの花島公園平日8時25分発幕張メッセ中央行は、オリ・パラのため、9月18日まで海浜幕張駅止まりで運行されている。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。
 東京駅~境町高速バスターミナル(茨城県)間の高速バスの運行を開始する。ジェイアールバス関東との共同運行で1日8往復。所要時間下り1時間20分・上り(王子駅経由)平日1時間40~50分・土休日1時間30分。境町では、自動運転バスがルートを変更し、高速バスターミナルに乗り入れる。
 PASMO・Suicaの「バス特」サービスは(観光・パープル・グリーン各分社を含めて)継続中。

朝日自動車 通常通り運行。

阪東自動車 通常通り運行。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 入西団地・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。
 入西団地線 北坂戸駅西口発23時24分・23時55分発は運休(最終22時56分)
 マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
 東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)
 森林公園駅~森林公園南口路線(土休日のみ運行予定)は、運行を再開している。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。

関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは継続中(一部、ICカードの導入そのものがない路線がある)。

イーグルバス 一般路線は通常通り運行。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。桜木町駅発臨時便を3本(7時28分・48分・8時08分)を運行している。7月31日までの予定。
(ハンマーヘッドでは7月31日まで、ワクチンの大規模接種が行われる)
 横浜スタジアムでのオリンピック競技(野球・ソフトボール)開催に伴い、32・79・101・105・106・328系統では7月11日~8月9日の間、運行ルートや、始発地・終点の変更が行われる。地下鉄関内駅・開港記念会館前バス停は休止し、港町バス停は、根岸線より南の新横浜通り上に仮移転。横浜スタジアム前バス停も移転する。
 7月11日、ダイヤ改正を実施。188系統(上永谷駅→野庭住宅E街区→野庭地区センター・ケアプラザ→上永谷駅(循環))・209系統(横浜駅西口→市民病院→和田町→横浜駅西口(循環・平日のみ運行で12日から))・321系統(三井アウトレットパーク~富岡・能見台駅入口~三井アウトレットパーク(循環))を新設し、45系統(循環のみ)・294系統を廃止。・1・2・7・8・12・29・45(循環以外)・58・76・108・112・130・202・208の各系統で運行回数の変更を伴う改正を実施。他にも時刻の変更がある系統がある。

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは全便運休(時差登校のため。通常登校再開まで)。

神奈中バス 〔湘29〕系統(湘南台駅東口~〈直行〉~俣野公園・横浜薬大前)は7月29日まで(予定)、大学のオンライン授業により運休。〔原19〕〔湘25〕系統(連節バス)は通常運行を再開した。その他の系統は通常通り運行。
 明日4日、津久井やまゆり園開所式開催に伴い、〔湖28〕系統(相模湖駅~桂橋~三ケ木)で臨時便を1往復運行する。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。
〔綱23〕系統(綱島駅~トレッサ横浜~新横浜駅)を新設した。急行浮島中央線は、現行の終点から路線を延伸している。元の終点は「ENEOS浮島南」となり、新しい終点が「ENEOS株式会社浮島前」となる。
 新横浜駅~羽田空港線は7月15日を持って撤退し、16日より京浜急行バスの単独運行になる。

江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)となった。
 オリンピック競技(セーリング)に伴うヨットハーバー閉鎖に伴い、〔T31〕系統(藤沢駅~湘南港桟橋)は8月31日のまで間、江ノ島~湘南港桟橋間が運休(〔T3〕系統として運行)。

箱根登山バス 定期観光バス「まるごと箱根号」は運行を再開している(土・日・月曜日、祝日のみ運行)。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行。湯河原~箱根線は運休している。
 三島・沼津地域の路線にPASMOを導入している(韮山・修善寺駅発着計4路線及びEVは除く)。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。

富士急バス 「レッドライン」は10往復(9~17時台)、「グリーンライン」は4本、「ブルーライン」は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。富士スバルライン五合目線は、平日2往復・土休日3往復で運行。
 7月21日~8月31日(富士スバルラインのマイカー規制期間)、富士山パーキング~富士山五合目間のシャトルバスを運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。7月10日~9月10日、新松田駅~須走浅間神社~須走五合目口間のシャトルバスを運行する。平日2往復・土休日4往復(7月24・25日はオリンピック競技のため運休)

富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。富士急ハイランド・コニファーフォレストのライブイベントに伴い、7月9~11日、富士急ハイランド→三島駅南口間で臨時便を運行。毎日1便だが、日によって時刻が異なる。ららぽーと沼津発沼津駅行は、22時15分発・48分発が運休している。最終は21時38分発。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。新富士駅・富士宮駅~富士宮口五合目間の富士山登山バスは、7月10日より運行を開始する。8月30日までは4往復、9月1~10日は2往復。水ヶ塚~富士宮口五合目間のシャトルバスも、7月10日~9月10日運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。南アルプス登山バスが11月3日までの間運行される(甲府駅~夜叉神峠登山口~広河原・市営芦安駐車場~夜叉神峠登山口~広河原・奈良田~広河原)。期間・曜日によりダイヤが異なるので注意。なお、広河原~北沢峠間の南アルプス市営バスは、今シーズンも運休。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は、18便中12便の運行を再開している(「湯~遊~バス 彩」はうち6便で運行)。「三島エクスプレス」・定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。修善寺駅~八丁池口路線は、今年度は11月までの土休日及びGW期間中運行。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
「JR竹芝 水素シャトルバス」は、7月1日より運行時刻を変更している。東京駅丸の内南口発は平日11時00分~18時30分の6便・土休日11時00分~21時30分の12便。ポートシティ竹芝は引き続き通過。
 東京駅~ムーミンバレーパーク直行バスを、8月29日までの土休日運行している。
 7月1日より、東京駅~境町高速バスターミナル(茨城県)間の高速バスの運行を開始する。関東鉄道との共同運行で1日8往復。所要時間下り1時間20分・上り(王子駅経由)平日1時間40~50分・土休日1時間30分。境町では、自動運転バスがルートを変更し、高速バスターミナルに乗り入れる。

 この他、各事業者で、駅の窓口や改札口、バスの案内所等の営業体制の変更(時間短縮や、駅では駅員配置の取りやめ)などを行っている所が多数ある。また、「緊急事態宣言」及び「まん延等防止措置」適用に伴う乗車券・指定券等の取り扱いが、各事業者より発表されている。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 しかし、東京都の感染者はまた拡大傾向(今日は716人)で、来週の見直しで、オリ・パラは無観客開催となる可能性も大です。そうなると、臨時列車は全て取りやめとなるはずです。今後の動向に注視したいと思います。

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《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
 2日 米軍 アフガニスタン首都近郊バグラム空軍基地から全面撤退
(ウズベキスタン代表ホストタウン 京都府舞鶴市 関係者にワクチン接種)
 3日 藤井聡太二冠 棋聖戦 史上最年少で初防衛 九段昇格
(プロ野球DeNA乙坂 智 外出禁止の球団ルール違反で謹慎処分)

 とにかく、熱海の土砂流が大いに心配…。今月も、良い出だしではなくなってしまいました。