東京・大阪・京都・兵庫の一都3県に出されている緊急事態宣言は今月一杯まで延長になり、同時に愛知・福岡の両県も宣言が発出される事になりました。また、まん延防止等重点措置の範囲も拡大される事になります。ここまで来てしまうと、正直なところ、ため息しか出なくなりました。当然いろいろな人が、いろいろな立場から、いろいろな発言をしているけれど、あくまで私個人が見聞きしている現状も合わせての印象だが、政治家、行政、そして一般の市民、どうもそれぞれの言い分や行動が、対立しているというよりは、どこか深刻な「ズレ」が生じてているような気がします。どこがどうズレているのか、指摘するのは難しいのだが、誰もかれもが、コロナ禍そのものも、コロナ禍から派生する各種事項(特にオリ・パラ)においても、難しい局面を迎えたように思えます。
さて、今年のGWもまた、良い環境にはならなくなったが、その期間中の航空の利用の状況が6日、各航空会社からリリースされました。今回は4月29日~5月5日の7日間が対象で、去年より1日少なくなりました。
今回は、「分析」とまでは言えないけれど、気が付いた部分を簡単にコメントしてみたいと思います。
会社によって呼び方が若干違うが、「座席数」「旅客数」「利用率」で統一。注記以外は、コードシェア販売分の扱いは記されていません。
なお、カッコ内は前年比、だが、対前年比だけで見てしまうと、パーセンテージのほとんどが3ケタ・4ケタの伸びになっていて、恐ろしく劇的に改善されたような錯覚に陥るはずです。だからなのか、ANAとJALグループのみ前々年度、つまり2019(H31~R元)年の10連休との比較のパーセンテージも記しています。ここでは前々年度の数値を、アンダーラインを引いて並べて記す事にします。2年前を思い出せば、まさに「天国から地獄」。
全日空
国内線 座席数 875,218席(432.6%・67.6%) 旅客数 414,381人(1115.5%・36.6%) 利用率 47.3%(+29.0%・△40.1%)
国際線 座席数 49,792席(210.0%・19.3%) 旅客数9,059人(156.2%・4.3%) 利用率 18.2%(△6.3%・△64.1%)
国内線は全方面がほぼ50%弱。下りは5月1日(67.1%)、上りは5日(70.7%)が、一応のピーク。羽田~札幌(新千歳)・那覇・宮古・石垣間に臨時便を37便運航。
国際線は、去年は運航がなかったホノルル路線が、854席を提供し、利用が286人だって…(利用率33.5%)。日本発4月29日(21.5%)と5月2日(20.4%)、日本着5月2日(21.1%)のみ、利用率が20パーセントを上回りました。
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日本航空
国内線 座席数 568,240席(236.6%・26.7%) 旅客数 281,714人(798.4%・35.8%) 利用率 49.6%(+34.9%・△42.4%)
国際線 座席数 57,929席(474.0%・26.7%) 旅客数 11,143人(581.6%・5.8%) 利用率 19.2%(+4.5%・△68.7%)
内際とも、減便の対応を行ったという事。具体的な「ピーク」はいつ、という事は示していない。国内線は、下りは4月29日(65.5%)・上りは5月5日(72.9%)、国際線は、日本発は5月1日(26.9%)・日本着は5月1日(26.0%)が最高になりました。
(国内線は去年の冬スケジュールから、JAC運航便はJAL便として運航されている)
日本トランスオーシャン航空
座席数 68,475席(253.0%・82.9%) 旅客数 28,971人(553.2%・39.4%) 利用率 42.3%(+22.9%・△46.6%)
琉球エアコミューター
座席数 12,550席(154.0%・88.1%) 旅客数 7,870人(791.8%・63.5%) 利用率 62.7%(+50.5%・△24.2%)
沖縄の2社は、座席数に限れば、一昨年のレベルに近づいていました。
なお、JALは同日、中期経営計画のリリースを別途出していて、A350-1000の2023(R5)年度導入と、春秋航空日本の完全子会社化を発表しています。
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スカイマーク
国内線 座席数 199,302席(518.9%) 旅客数 87,415人(1322.3%) 利用率 43.9%(+26.7%)
国際線 運航なし
国内線の「ピーク」は、下りが5月1日(54.7%)、上りが5月5日(58.9%)。
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エア・ドゥ
座席数 50,583席(307.6%) 旅客数 27,651人(1684.0%) 利用率 54.7%(+44.7%)
「ピーク」は、下りが4月29日~5月1日(29日75.1%)、上りが5月5日(79.6%)。
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ソラシドエア
(ANA販売分は含まず)
座席数 66,049席(406.3%) 旅客数 25,986人(1421.6%) 利用率 12.2%(+28.1%)
羽田~那覇線が開設になっています。具体的な「ピーク」は示されていない。下りは5月1日(57.7%)、上りは5月2日(63.9%)が最高。完全な片道輸送となりました(2日~3日で上下が逆転)。
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スターフライヤー
(ANA販売分は含まず)
国内線 座席数 31,893席(314.2%) 旅客数 17,097人(863.5%) 利用率 53.6%(+34.1%)
国際線 運航なし
ここも具体的な「ピーク」は示されていない。下りは5月1日(73.7%)、上りは5月6日(78.0%)が最高。全ての日で上下とも、30%は超えました。
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フジドリームエアラインズ
座席数 45,488席 旅客数23,314人 利用率 51.8%
最高の利用率になったのは、小牧は発5月1日(71.1%)・着5月5日(69.6%)、静岡は発5月1日(76.2%)・着5月5日(73.8%)、松本は発5月5日(80.5%)・着5月1日(72.5%)、神戸は発5月1日(54.1%)・着5月5日(61.6%)。兵庫県に緊急事態宣言が発出された影響だろう、神戸空港は全体的に相当低調でした。
※前年度のGWは運航を取りやめていたので、比較はできない。
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IBEXエアラインズ
座席数 5,460席(107.4%) 旅客数 3,096人(394.4%) 利用率 56.7%
「ピーク」は、下りが5月1日の71.3%。上りが5月5日の76.6%。小型機オンリーという事もあるだろう、全日上下両方向とも40%以上。なお利用率は、去年の数字が示されていない。去年も56.7%だったが、対象日数が1日多かったので、単純比較はできない。
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ピーチ
利用実績についてのリリースは確認できなかった。
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ジェットスター・ジャパン
国内線 座席数 117,540席(816.3%) 旅客数 87,642人(1490.8%) 利用率 74.6%(+33.3%)
国際線 運航なし
国内線は17路線を運行。「ピーク」は、下りが5月2日になり86.3%、上りが5月5日の89.2%。利用率がとても良かった。60%を割ったのは、4月29・30日の上りだけ。
国際線は全便運休(成田~上海・香港・台北・マニラ、中部・関空~マニラ路線が設定されている)。
なお、「確認できなかった」と記した前年のGWの実績を発表したリリースを、今回確認しました。国内線の成田~新千歳・関空・福岡・那覇路線のみ運行し、座席数16,200席(2019年度比10.2%)・旅客数6,765人(4.6%)・利用率41.8%(△51.3%)。
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春秋航空日本
国内線 座席数 7,938席(700.0%) 旅客数 3,995人(1752.2%) 利用率 50.3%(+30.2%)
国際線 座席数 803席(284.8%) 旅客数555人(342.6%) 利用率 69.1%(+11.7%)
国内線の「ピーク」は、下りは平日となる4月30の75.0%でした。上りは5月5日の76.0%。
国際線はこの期間中、4月30日に南京線、5月2日にハルビン線、5月3日に天津線のみ運航。
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ZIP AIR TOKYO
利用実績についてのリリースは確認できませんでした。
国内線に関しては、復調…という言い方はまだ、正しくないな。去年があまりに酷すぎたので、ほんのちょっとだけ一息付けたかな、という程度。FDAの神戸空港路線のように、直前の緊急事態宣言の発出も、影響を与えたはずです。ただLCCは、この状況下では健闘した方なのかも知れない。
国際線は、ここでも今回は何も言う事はない。
次回は夏休みのお盆シーズン、開催されるなら、オリンピックとパラリンピックの間という事になるが(個人的にはやって欲しいと今でも思うが、どうも雰囲気的には限りなく赤信号に近い黄信号、鉄道で言えば黄色2つの「警戒信号」)、やはり感染状況に左右される事になるのでしょう。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
JR東日本は、「みどりの窓口」がある駅を、4年後までに7割削減し、140駅程度に集約する計画を発表しました。代わりに、オペレーターと対話できるタイプの券売機の導入を推進するという事。JR西日本もすでに「みどりの窓口」削減に着手していて、オペレーター対話タイプの券売機が関西本線の加茂駅で見かけた(「みどりの窓口プラス」と称する)というのは、№1993で書いています。アプリ等の予約が普及している事に加えてこのコロナ禍、この傾向は他のJRや大手クラスの私鉄でも続くのだろうが、指定券発売の面だけならまだしも、都心でも駅から完全に駅員がいなくなって、普段の利用から遠隔操作、という駅も、これからJRや大手でもうんと増えそうです。
《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
9日 新東名高速 マイクロバス炎上
(新成人 カラオケ・飲食でクラスター発生 北海道岩見沢市)
10日 経団連 中西 宏明会長の来月退任発表 後任は十倉 雅和氏
(北海道北見市市長 コロナ感染判明)
11日 総理大臣官邸公式アカウント 「+メッセージ」に開設
(ワクチン接種に歯科医師の協力発表 神奈川県大和市)
№2338 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.56
現在東京・大阪・兵庫・京都の4都府県に出されている緊急事態宣言は今月一杯まで延長となり、同時に愛知・福岡両県も対象となる事になりました。我が神奈川県は、緊急事態宣言の対象とはならなかったが、まん延防止等重点措置の範囲が拡大されます。感染そのものももちろん不安だけれど、なんだか精神的に、どんどん追い詰められるような感覚があります。今の所は上も下も、右も左も、どこか右往左往しているように感じられるが、どこかで精神的なうっぷんから来る、暴力的な事態など起きたりしなければ、良いのだが…。
首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日7日までのリリースで確認できた事項を中心にまとめます。と言っても、GWが終わったばかりなので新規事項はほとんどないが。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。
*** 鉄道 ***
JR東日本 定期列車は、新幹線・在来線とも通常通り運行している。
東北・北海道・上越・北陸新幹線のグランクラスは、アテンダント乗務でフルサービスが行われる列車は、グランクラスサービスそのものを取りやめる(予約があっても、グリーン車などへの変更が必要)。座席営業のみの列車は、引き続き発売。〔サフィール踊り子〕のカフェテリア、その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て営業中止。新幹線改札内の物販店舗では、11日まで酒類の販売を停止(今日現在発表がないが、延長は間違いないだろう)。
JR東海 東海道新幹線の臨時列車は全て取りやめ。定期列車は全て運行。御殿場線は通常通り運行。
東京メトロ 通常通り運行している。「しぶさわくん×駅街かける 東京メトロスタンプラリー」を、16日まで開催。
東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。
浅草線:平日・土休日共 押上24時05分発西馬込行 → 泉岳寺行に変更
三田線:平日・土休日共 白金高輪24時07分発新板橋行 → 取りやめ
新宿線:平日・土休日共 新宿23時59分発瑞江行 → 大島行に変更
24時10分発大島行 → 岩本町行に変更
24時22分発岩本町行 → 取りやめ
本八幡24時00分発新宿行 → 大島行に変更
24時17分発大島行 → 取りやめ
大江戸線:平日・土休日共 都庁前23時37分(土休日23時34分)発清澄白河経由光が丘行 → 都庁前行に変更
23時47分発清澄白河経由光が丘行 → 都庁前行に変更
23時59分発清澄白河経由都庁前行 → 清澄白河行に変更
24時32分発清澄白河行 → 取りやめ
光が丘23時13分発清澄白河経由都庁前行 → 新御徒町行に変更
24時35分発都庁前行 → 取りやめ
日暮里・舎人ライナー:平日のみ 日暮里24時38分発見沼代親水公園行 → 取りやめ
見沼代親水公園1時03分発舎人公園行 → 取りやめ
京成 一部〔スカイライナー〕は運休。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)の運行を継続している。その他の列車は通常通り運行している。
東武 アーバンパークライン(野田線)では、平日の柏発最終電車の繰り上げを実施している(公式Webサイトには記載がない。NAVI TIME調べ)。柏発0時56分発(大宮始発)高柳行・0時50分発(船橋始発)七光台行が運休している。その他の路線・列車は通常通り運行。〔DL大樹〕は6月5・6・17・18日、3・4・7・8号が運休する。6月11日まで、〔THライナー〕(下り・霞ケ関→久喜)が草加に停車する。草加までの利用の場合、新越谷までの指定券を購入する(料金同額)。
「スペーシア」「大樹」の車内販売は休止中。
西武 通常通り運行している。6月27日までの毎日、〔ちちぶ3・5号〕〔ちちぶ30・32号〕が武蔵横手・東吾野に臨時停車する。
「レッドアロー・クラシック」(10105F)の定期運行終了を記念した「レッドアロー・クラシック ラストランキャンペーン」を実施している。15・16日は池袋~西武秩父間の臨時特急で運行する(池袋・西武秩父は特急専用ホームではない。所沢・入間市・横瀬は通過)。方向幕は「臨時」。29日は西武新宿~本川越間の臨時特急で運行する。方向幕は「小江戸」。いずれも、グッズ等の販売がある。
京王 通常通り運行している。6月20日までの土休日、新宿~高尾山口間の座席指定列車を運行。往路は〔Mt.TAKAO号〕として、新宿→高尾山口間ノンストップで2本、復路は〔京王ライナー〕として、高尾山口→新宿間3本を運行する。
小田急 通常通り運行している。「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。
東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本で実施。21時台以降は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。世田谷線の「バス特」は、終了した。「電車とバスの博物館」は11日まで休館。
京急 通常通り運行している。〔モーニング・ウィング3号〕の金沢文庫→品川間を12連に増強した。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要になった。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。「1000形新造車両デビュー記念乗車券」の新しい発売開始日は、別途通知。
相鉄 通常通り運行している。
りんかい線 通常通り運行している。
つくばエクスプレス 通常通り運行している。
関東鉄道 通常通り運行。旧塗装復刻のキハ2401は、土休日に時刻を指定して運行。運用を公表している(平日は運行しないのか、運用を固定しないで運行するのかは不明)。下妻・下館両駅に「COCOKARA」(少人数向け有料カラオケボックス)を設置した。
新京成 通常通り運行している。
北総 通常通り運行している。
東葉高速 通常通り運行している。
東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」「シン・エヴァンゲリオン劇場版公開記念装飾モノレール」は、今月一杯の運行スケジュールを公開している。
ゆりかもめ 新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。
多摩都市モノレール 多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。当面の間継続する。
舞浜リゾートライン 通常通り運行している(リゾートゲートウェイ・ステーション発6時31分~23時30分)。
千葉都市モノレール 通常通り運行している。
埼玉高速鉄道 通常通り運行している。明日9日のJリーグ輸送(浦和vs仙台 16時開始)は、開始前に鳩ヶ谷→浦和美園間5本、終了後に浦和美園→鳩ヶ谷間4本の臨時列車を運行。
埼玉新都市交通 通常通り運行している。
横浜市営地下鉄 通常通り運行している。スマホアプリ「my route」で、「市営バス1日乗車券」「市営地下鉄1日乗車券」「市営地下鉄・バス1日乗車券」の購入が可能。「市営地下鉄1日乗車券」「市営地下鉄・バス1日乗車券」は、PASMOへの搭載が可能になる(Suicaを含む他ICカード、クレジットカード一体タイプ、モバイルは不可)。
横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯 上の画像)。コロナ禍終息まで。新江ノ島水族館 えのすい公式キャラクター"あわたん"のデビューを記念した"えのすい あわたん"号を、6月30日まで運行する。5603F(青色帯)。モノレールの一日乗車券と、水族館の入場券がセットになったパックプラン「モノレールdeえのすい」を発売している。湘南モノレールの定期券で、那須岳ロープウェイ(湘南モノレールと同じみちのりHD傘下の関東自動車が運営)の割引、大船フラワーセンター内のカフェでコーヒーまたは紅茶の1杯無料サービスが受けられる。
江ノ電 鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめている。当面の間継続する。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」で、「のりおりくん」デジタル版を実証実験で販売(9月30日まで。大人用のみ)。
伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕3往復は全て、通常の運転日に運行。全車指定席で指定席料金が必要。駿豆線内のみ利用の場合、未指定券200円。
駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、27日までの運用を公表している。6月までは運行の見込みで、両編成とも「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行される。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け」(大人のみ1,300円(ヘッドマークを模したクリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)及び通信販売「いずっぱこ SHOP」で発売している。利用当日のみ、三津シーパラダイスの入園が割引になる。「ホロライブ」(女性Vtuberのアイドルグループ)とタイアップしたラッピング電車「ホロ伊豆ム」トレイン(7501F)を運行中。27日までの運用を公表している。「限定ツアーパッケージ」も販売中。なお、三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
伊豆急行 通常通り運行している。「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season1」は4月1日~7月31日、「Season2」は9月1日~1月31日(12月29日~1月3日を除く)の間発売。
富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は休止中)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。〔富士回遊91・92号〕を、30日までの土休日運行。「オオカミくんには騙されない」(Amebaオリジナルドラマ)とのタイアップ電車を、今月いっぱい運行。運用は日によって異なるが、翌日分が公表される。
来年4月1日をめどにした、鉄道部門の分社が発表になった。準備会社「富士山麓電気鉄道株式会社」が設立されている。
小湊鐵道 新ダイヤの下で通常運行。「房総里山トロッコ」は、今年度の運行を開始している。「こみなと待合室」(カフェ)もオープン。キハ40形がツアーでデビューしたが、定期運用については、今日現在発表はない。
いすみ鉄道 通常通り運行。
銚子電鉄 夕方2往復は引き続き取りやめている。
秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は料金を改定している。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。9月26日までの間、この2種類のフリーきっぷの枚数に応じたプレゼントキャンペーンを実施する。「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。
来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。
*** バス ***
基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
「バス特」の終了前に付与された「特典バスチケット」は、10年間有効。今日現在、「バス特」サービスがありながら、終了の発表を確認していないのは、東京都営バス、関東鉄道グループ各社、関越交通(最初から「バス特」がない事業者もある)。
東京都営
「みんくるガイド」(路線図)は、今年度の発行は行っていない。昨年度(2020年4月発行)のものを利用するよう案内している。
日立自動車交通 「晴海ライナー」は、土休日は臨時ダイヤで運行中。
京成バス 一般路線は通常通り運行。中山競馬場臨時直通バス(東中山駅~中山競馬場)は、中山競馬の無観客開催により、9日まで運休。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
京成タウンバス 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。ふなばし三番瀬海浜公園潮干狩りの臨時バスを、 9・15・16・29・30日、二俣新道(京葉線二俣新町駅から徒歩5分)及び京成船橋駅~船橋海浜公園間で運行する。潮干狩り開始1時間前~終了1時間後の運行を予定している。京成船橋発着は大幅な遅延が予想されるため、二俣新道発着便の利用を推奨している。なお今年の潮干狩りは、土休日は、コンビニの端末で日付を指定した利用券の事前の購入が必要になる。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。
京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
ちばレインボーバス 通常通り運行。中山競馬場臨時直通バス(西船橋駅~中山競馬場)は、中山競馬の無観客開催により、9日まで運休。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。「佐倉1日フリー乗車券」を発売中。限定1,000枚。大人600円。5月16日までのうちの1日有効。佐倉草ぶえの丘などの観光施設が、団体割引料金で入場できる。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、スカイツリータウン臨時休業に伴い、全便運休。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」は、14日より再度運休する。「午後から世界遺産満喫半日コース」は、引き続き運休。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
国際興業 一般路線は通常通り運行。埼玉スタジアムサッカー輸送は行っていない。「IC一日乗車券」を、26日より発売している。大人700円・小児350円。飯能〔営〕路線・催事輸送(サッカー輸送など)・IC定期券の取り扱いが無いコミュニティバスを除いた、東京都・埼玉県内の一般路線全線で利用可能。車内での当日発売のみ。〔西川64〕系統(西川口駅西口~南町~蕨駅西口:朝5往復・夕刻4往復運行)は、15日を持って廃止になる。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
西武バス 土休日運行の〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちの休園に伴い、西武園駅発着の〔所18〕系統として運行。他の系統は通常通り運行。メットライフドームの観客輸送は、運行を開始している。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
関東バス 一般路線は通常通り運行。お台場直行バスは全便運休。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
立川バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
西東京バス 一般路線は通常通り運行。奥多摩駅~丹波・鴨沢西路線の小袖川~丹波・鴨沢西間(山梨県丹波山村内区間)で予定していた、アニメ声優鬼頭 明里(「鬼滅の刃」(竈門禰 豆子役)など出演)による車内アナウンスは、実施の延期が発表になった(特設ページを開設している)。都民の森急行バス(武蔵五日市駅~都民の森)・連絡バス(数馬~都民の森)は、施設閉鎖のため、11日まで全日運休(一般路線バス・武蔵五日市駅~数馬間は通常運行)。機関車バス「青春号」は、つるつる温泉の施設休館のため、一般車両で代替運行になる。奥多摩湖前(小河内ダム)道路の閉鎖のため、当面の間水根・奥多摩湖バス停は休止。〔奥15〕系統(奥多摩駅~奥多摩湖)は、滝のり沢起終点で運行。〔奥9・10・11・12・14〕系統は、両バス停を通過。八王子市の新型コロナウィルスワクチンの接種会場へのアクセスとなる路線を案内している。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
京王バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
ナビタイムジャパンと共同で、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内する実証実験を行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
京浜急行バス 29日より、大井町駅・大森駅・蒲田駅発着の一部の系統・便が追加で運休している。〔井30〕〔森30〕〔森40〕系統(東京クルーズターミナル駅発着系統・土休日のみ運行)は、全便運休。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
KMバス 9日まで、臨時(減便)ダイヤで運行。
銀河鉄道 通常通り運行。
東京BRT:プレ運行中。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」を、発売している。紙券の他、モバイルチケット(LECIPのスマホアプリ「QUICK RIDE」)でも発売する。大人700円・小児350円。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
新京成バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
千葉交通 一般路線は通常通り運行。
千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
成田空港交通 一般路線は通常通り運行。
小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。「戦翼のシグルドリーヴァ」デザインの、房総館山地域の共通1日乗車券を発売している。館山市内線と、JRバス関東の洲の崎線・南房総本線(共に館山駅~相の浜間)で通用。2,000円。限定800枚。君津駅南口~マザー牧場線は、5日までマザー牧場(まきばゲート)で折り返し運行。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。
平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。BYDのEV(大型K8RA・小型J6)の導入がツィッター上で公表されており、3月より営業運行に入っている。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
あすか交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。「京成ローズきっぷ」を、6月6日までの間発売する。京成線往復乗車券(乗車駅~勝田台)・東葉高速線往復乗車(引換)券(東葉勝田台~八千代緑が丘)・東洋バス乗車券(八千代緑が丘駅~京成バラ園間往復分)・京成バラ園入園券・京成バラ園店舗割引券のセット販売。
ICカード「バス利用特典サービス」:30日を持って終了する。
関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。5日まで、守谷駅西口~自然博物館入口路線の直行便を増発運行。「守谷駅~茨城県自然博物館1DAYパス」を発売中。
朝日自動車 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
阪東自動車 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
川越観光 入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
国際十王交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
関越交通 一般路線は通常通り運行。なお、上越新幹線・上毛高原駅にある利根沼田広域観光案内所は、21日まで休業する。
イーグルバス 小江戸巡回バスは平日・土休日統一の時刻となり、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)の平日運行が再開している。その他の一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は29日より運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。「こどもバス50円・地下鉄110円」キャンペーンの終了が発表されている。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。
横浜交通開発 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。
川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは全便運休(時差登校のため。通常登校再開まで。)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
神奈中バス 〔原19〕系統(相原駅西口~〈急行・連節バス〉~法政大学)は当面の間、〔湘29〕系統(湘南台駅東口~〈直行〉~俣野公園・横浜薬大前)は14日まで(予定)、共に大学のオンライン授業により運休。〔原19〕系統(急行・普通とも)は16日にダイヤ改正を実施(平日のみ・連節バスの運休は継続)。〔湘25〕系統(連節バス)は、慶応大学のオンライン授業により、16日より運行回数を変更。その他の系統は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。YCAT~浮島(江川一丁目)間高速バスは、浮島→YCATは迂回のため、10分程度の遅延になる。YCAT→浮島は通常運行。〔川03〕系統(川崎駅~浮島BT)も、大幅な遅延が予想される。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)となった。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
箱根登山バス 定期観光バスは運休。小田原宿観光回遊バス「うめまる号」は、運行を再開している。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行。湯河原~箱根線は運休している。沼津駅~沼津港間の シンクトゥギャザーのEVは、定期点検のため10日より運休(一般車で代走)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。三島・沼津地域の路線にPASMOを導入している(韮山・修善寺駅発着計4路線及びEVは除く)。
富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。「TOKYO NO KABA」は、運行を再開している。
ICカード「バス利用特典サービス」(横浜市内路線のみ):終了した。
富士急バス 富士五湖エリアは5日より、「レッドライン」は10往復(9~17時台)、「グリーンライン」は4本、「ブルーライン」は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。
5月30日まで、「芝桜ライナー」(河口湖駅(一部富士山駅発着)~富士芝桜まつり会場)を運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。ららぽーと沼津発沼津駅行は6日より、22時15分発・48分発が運休。最終は21時38分発。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。
5月30日までの土休日、「芝桜ライナー」(新富士駅~富士宮駅~富士芝桜まつり会場)を運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
山梨交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
東海バス 全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は、18便中12便の運行を再開している(「湯~遊~バス 彩」はうち6便で運行)。「三島エクスプレス」・定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。修善寺駅~八丁池口路線は、今年度は11月までの土休日及びGW期間中運行。
「あまんちゅ!」ラッピングバス2号車を、伊東〔事〕各路線で運行している。運用を公表している(1号車も公表を再開したが、公表中断前とは運用が異なる)。
熱海市内路線(熱海自然郷線を除き、湯河原線・「湯~遊~バス」は含む)でPASMOを導入している。小田急電鉄のMaasアプリ「EMot」で、「伊東観光フリーパス」「みしまるきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ ワイド」の電子チケットを発売している。「伊東観光フリーパス」は、電子チケットのみ有効が2日になる。「EMot」では、東海バス一般路線の運行情報のリアルタイム配信も行う。
「車庫巡り撮影ツアー」「反転地(折返場の事か?)巡り撮影ツアー」の募集を行っている。
JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
館山支店では、「戦翼のシグルドリーヴァ」デザインの、房総館山地域の共通1日乗車券を発売している。洲の崎線・南房総本線(共に館山駅~相の浜間)と、日東交通の館山市内線で通用。2,000円。限定800枚。
「JR竹芝 水素シャトルバス」(JR東日本から委託 無料)は、運行時刻を変更している。東京駅丸の内南口発は平日11時00分~18時00分の6便・土休日11時00分~21時30分の12便。ポートシティ竹芝は引き続き通過。6月30日までこの形態で運行し、7月以降は別途通知。
東京駅~ムーミンバレーパーク直行バスを、8月29日までの土休日運行している。
首都高速地下化工事により呉服橋出口が廃止されるため、5月10日より、高速バスの一部の路線(常磐道・東関道・アクアライン方面からの路線)がルート変更を行い、一部の路線で東京駅到着が5分程度遅くなる。このため、一部高速路線で、10日よりダイヤの修正が行われる(共同運行会社も同じ)。〔つくば号〕〔みと号〕〔ひたち号〕は6月7日より、平日も浅草・上野停車を終了し、全日全便、東京駅日本橋口に直行する。具体的な新ダイヤは後日通知。
この他、各事業者で、駅の窓口や改札口、バスの案内所等の営業体制の変更(時間短縮や、駅では駅員配置の取りやめ)などを行っている所が多数ある。また、「緊急事態宣言」及び「まん延等防止措置」適用に伴う乗車券・指定券等の取り扱いが、各事業者より発表されている。
一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
関西の各鉄道事業者の対応も、簡単にまとめてみました。
JR西日本 … 土休日の10~15時台は、大阪環状線は通常の80%、ゆめ咲線(桜島線)は50%の運行に削減。土休日の10~15時台は、京阪神間の新快速は毎時4本中1本が運休(Aシート指定席設定列車も1往復運休)。この他、新幹線・在来線特急でも、定期・臨時とも運休が発生する。
大阪メトロ … 土休日、全路線で、日中~夕方にかけて減便(御堂筋線・新大阪~天王寺間で最大50%)を実施。この他、1月から実施している、平日深夜帯の一部減便を継続。
近鉄 … 奈良線の特急は全列車運休。けいはんな線は、日中の生駒折返し電車を取りやめ。この他、先月から実施している特急・一般列車の運休を継続する。
京阪 … 京阪線は、土休日は臨時ダイヤで運行。全体で20%程度の減便。特に日中は大幅な減便になり、特急(出町柳~淀屋橋)・準急(出町柳~淀屋橋・枚方市~淀屋橋)・普通(萱島~中之島)・宇治線・交野線各線内列車を20分間隔で運行。「プレミアムカー」は休止。
阪急 … 堺筋線直通列車の一部を取りやめ。「京とれいん」「京とれいん雅楽」の運休を継続。
阪神 … 土休日の大阪梅田発11~14時台の尼崎行急行12本を運休(逆方向は運行)。
南海 … 〔ラピート〕の運休を継続(平日難波発8時30分~16時30分・関西空港発9時33分~17時35分、土休日難波発10時30分以降・関西空港発11時35分発以降)。
能勢 … 休日ダイヤの8時台以降、山下~妙見口・山下~日生中央間区間運転を取りやめ。
京都市 … 土休日は烏丸線・東西線とも、全体の20%程度を削減。
神戸市 … 土休日の22時台以降、西神・山手線で20%削減。この他、西神・山手線(平日)、海岸線(全日)の夜間の減便を継続。
叡山電鉄 … 土休日の9~18時台、出町柳~市原・出町柳~八瀬比叡山口間とも、20分間隔で運行(市原~鞍馬間は災害によりバス代行中。「ひえい」は定期点検のため運休中)。
この他、大半の鉄道事業者で、最終電車付近の運休(一部区間運休を含む)により、繰り上げを行っている。
また、福岡県では、西鉄は12日以降、最終電車近辺の運転取りやめにより繰り上げを行う。西鉄福岡(天神)発最終は、23時00分発西鉄柳川行急行になる。その他、最大59分の繰り上げを実施。土休日の日中は急行を取りやめ、西鉄福岡(天神)~西鉄二日市間は、特急30分・普通約10分間隔で運行。JR九州・筑肥線及び福岡市営地下鉄も最終の繰り上げを行う。愛知県のJR東海・名鉄・名古屋市営地下鉄は、今日の時点では発表がない。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
7日 津久井やまゆり園 パラリンピック聖火採火 相模原市が撤回表明
(東京都 コロナ感染者907人 900人越えは5月1日以来)
8日 北陸新幹線はくたか 軽井沢町内でクマと衝突
(プロ野球巨人 長崎・佐賀の公式戦開催見送り)
オリ・パラの中止を求める署名が、3日間で20万人を超えたそうです。私個人は、ここまで開催に向けて努力した人々(アスリートも、それ以外も)が大勢いるのだから、どんな形でもやって欲しい、という希望は変わっていない。が、「日常の暮らしが脅かされているこの非常時に、何をのんきな事を言っていやがる」と憤る人々が多くなるのもまた無理からぬ事、彼らの言い分も解る。3月の2度目の緊急事態宣言終了から、少なくともそのままの小康状態が続けば、そこまでの声にはならなかったとも思うが、去年の春から緊迫した状況が長く続く内に、世論の中に、どこかシラケた感情が広がってきている事は、間違いない。いずれにしろオリンピックまではもう2カ月しかないし、最低でも今回の緊急事態宣言が今月いっぱいでキッパリ終えられなかったら、オリ・パラ中止も、いよいよ現実味を帯びるものと覚悟せねばならないでしょう。
去年半ばから、日曜日も更新日を追加し、週4日更新でやってきました。が、こういう状況の中で、正直ブログ記事を書く気力が、少々失せてきてしまっていると感じます。明るい話題が(特に交通で)ほとんどないんだもん。外出も安易にはできない雰囲気だし、なにより私自身の中に、どこかへ行こうという気力が少し、足りなくなってきているようです。自分自身、何で?とビックリもするのだが。
なので、来週からまた、火・木・土の週3日更新に戻します。次回は火曜日に更新し、先日発表された、GW期間中の航空輸送のデータについて書きます。今年も、「分析」にはならないが。しばらくは、仕事以外の外出は、可能な範囲(だろ?この程度は?と思うレベル)でして、あとは「おうち」で、交通に関するデータの整理などに時間を充てたいと思っています。
№2337 もう一度 JR東日本は 旅客への案内の優先順位を誤っていないか
今回は、昨年7月の№2184の内容の繰り返しになってしまう部分が多々ある事を、お断りしておきます。
まず、先月の30日の戸塚駅下りホームの、発車案内表示です。
この朝、公衆の線路内立ち入りという一件があり、東海道線・横須賀線は徐々にダイヤが乱れ始めていました。
さて、この状況下での東海道線、特に平塚より先、小田原・熱海方面へ行きたいという場合、どの列車が先に出る事になり、どの列車に乗れば良いのか、判断できるでしょうか?
参考までに、通常ダイヤの発車順はこうなります。
7時20分 2821Y(湘南新宿ライン) 平塚行 4番線発
(平塚で始発の熱海行733Mに接続)
7時25分 1523E(上野東京ライン) 平塚行 3番線発
※ ただしこの列車は定刻に出発済み
7時30分 1823E(上野東京ライン) 小田原行 3番線発
(小田原で熱海行733Mに接続)
7時38分 1825E(上野東京ライン) 熱海行 3番線発
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩ 横須賀線発車後
他の駅…JRに限らないが、特にJR東日本の駅でありがちだと思う、これらの表示から、私が考える問題点は、次の通りです。
1 そもそも、東海道線に向かう列車が3・4番線双方から出発するのに、いちいち両方を見比べてなければならない。
2 遅れの表示が思い出したようにしか現れないし、発車時刻との交互表示なので、具体的に列車がいつ現れるのか、判断しづらい。
3 7時38分より前の列車に、平塚始発熱海行への接続があるのに、普段から表示が全くない(ホームの時刻表にも記されていない)。小田原より先、熱海方面に行きたい乗客は、38分発1825Eまで待たなければならない、と考えるだろう(この日の場合は、遅延が大きくなって、接続を取らなくなる可能性もあるが)。
4 両ホームとも2番目の出発は、JR東日本からのお知らせ(この日は、GW中の首都圏各線区の運休の発生がたびたび流されていた)に遮られる事が多い。しかもそのお知らせは、今この地点・この時間とは、ほぼ関係ない。⑤では、「遅れ5分」の表示もあって、次の小田原行は何時出発の列車を指すのかが、解らなくなってしまった。4番線の2821Yの表示もなくなり、この表示では、東海道線の運行状況が全く解らない。
それでも、表示があるだけまだいいのかも知れない。ところが。
地下の改札口から、ホームに上がった所です。大船寄りだと、ホームの発着案内が全くない。
次は今朝の改札口の表示です。
東海道線で大幅な遅延が生じているが、これだけだと、順番が「狂って」いるだけ(湘南新宿ラインは定刻)で、初めて見ると、なんだ?と思うでしょう。
遅れの表示は、やや遅れて出てきます。しかし、今度は正規の発車時刻は解らなくなりました。「〇〇時〇〇分発の△△行は、どの程度の遅れなのか」という事が、ひと目では解らないわけです。
さらに問題なのは、この表示は横須賀線と共用になっている事で、東海道線の遅延のとばっちりで、横須賀線の時刻は、一切表示されません。鎌倉や逗子の方へ行きたい乗客は、困ってしまうでしょう。
結論は№2184で書いた事の繰り返しになるが、特にダイヤが乱れている時に、今のJR東日本の表示内容は、相当問題だと思う。これでは、乗客が、自分が行きたい目的地に行くのはどの列車か、それはいつ頃、どこから出発するのかという事が系統だっては表示されず、くるくる変わる表示内容、しかも全く無関係の内容が混在する中から、自分で判断しなければならない。場合によっては、(今朝の横須賀線の如く)全く表示が見えない事もある。これは、通常時・異常時問わず、旅客を適切に誘導しなければならないJR東日本としても、困る事になるのではなないでしょうか?
もう一つ、横須賀線北鎌倉駅の、下りホームの時刻表です。
日中の横須賀線は、逗子~久里浜間の3本中2本は4連の折り返し運転になり、北鎌倉からだと直通は毎時1本のみ、他は逗子で乗り換え、という事になります。
ところが、この時刻表には、その辺の情報が一切ありません。事情を知らない乗客だと、久里浜へ行きたいのに、例えば12時ちょうどの久里浜直通を逃したら、次は13時01分(土休日だと13時00分)まで待たなければならないのか?と、考えてしまうかもしれません。
接続に関する情報は、どこまで提供すべきかというのも考えなければならないのではあるが、少なくとも自線内で折り返し運転への乗り換えがある、という路線だったら(他だと青梅線など)、終点から先の接続の情報は、提供されて然るべきではないでしょうか?これは、先のホームの表示も同じです。
(乗り換えの存在そのものが問題、という考え方もあるが、とりあえずここでは置く)
どうもJR東日本の、駅(だけでなく列車もそうだが)の行先や時刻の案内表示は、明らかに間違った方向に行っているように思えてなりません。放送も(駅も車内もだが)含めて、極端に言ってしまうと、
「必要な情報を犠牲にして、どうでもいい情報を過多に流している」
傾向が、明らかに見えます。E235系の後部の行先種別表示は、山手線でも横須賀線でも、出発する際には花とかを描いたアニメーションを出すけれど、無用で無駄な機能、ですよね?車内も、さらには駅も、何か広告ばかりに埋め尽くされて、列車の利用に必要な情報が置き去りにされている、という印象が、最近は否めません。エキナカでコンコースが埋め尽くされる一方で、ホームの時刻表の掲示がなくなるというのは、駅にあるべき方向性としては間違っている。時刻表もないのに、さらにホームの表示の内容がが混乱していては、乗客は何を目印にして、行きたい行先に行く列車を探せばよいのか。
これは何度も繰り返し主張している事だが、
「駅の基本は、列車への乗り降りのためにある」
のが、大前提です。JR以外の私鉄でも「ちょっと違うだろ?」な傾向がないわけではないが、特に近年のJR東日本は運転形態が相当複雑化しているので、提供する情報の内容をよく吟味しないと、場合によっては相当な大混乱を与える事になりかねません。一度、良く考えて欲しいと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
5日 米トランプ前大統領のフェイスブックアカウント停止
(NYブロードウェイ 9月再開 州知事発表)
6日 国民投票法改正案 衆議院憲法審査会で可決
(インドの変異ウィルス 東京都内で感染者5人から検出)
結局、明日のJR東日本の通勤電車は各線とも、通常ダイヤに復帰する事になるようです。東急池上線・世田谷線は、今日から通常ダイヤです。西武新宿線もそうだが、混雑度を増すだけで、感染防止対策にはつながらなかった、という事でしょう。
(どの道長期の旅行はできないし、と言ってリモートワークもできない環境だから電車で通勤、という利用者も、少なくなかったのだろう)
緊急事態宣言は31日まで延長の上、愛知県と福岡県も加える方向になるようです。そうなった場合のJR東海やJR九州、あるいは名鉄・西鉄などの対応は、今日の時点では発表になっていないが、どうしたものかというのが、正直なところです。延長は予想通りだったけれど、また大幅な減便を強いられるとしたら、交通はやはり、無力と言わざるを得ない。「乗り物の力で元気を」と書き続けているけれど、それも、移動のニーズ、ひいては欲求があればこそ、なので。
まず、先月の30日の戸塚駅下りホームの、発車案内表示です。
この朝、公衆の線路内立ち入りという一件があり、東海道線・横須賀線は徐々にダイヤが乱れ始めていました。
さて、この状況下での東海道線、特に平塚より先、小田原・熱海方面へ行きたいという場合、どの列車が先に出る事になり、どの列車に乗れば良いのか、判断できるでしょうか?
参考までに、通常ダイヤの発車順はこうなります。
7時20分 2821Y(湘南新宿ライン) 平塚行 4番線発
(平塚で始発の熱海行733Mに接続)
7時25分 1523E(上野東京ライン) 平塚行 3番線発
※ ただしこの列車は定刻に出発済み
7時30分 1823E(上野東京ライン) 小田原行 3番線発
(小田原で熱海行733Mに接続)
7時38分 1825E(上野東京ライン) 熱海行 3番線発
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩ 横須賀線発車後
他の駅…JRに限らないが、特にJR東日本の駅でありがちだと思う、これらの表示から、私が考える問題点は、次の通りです。
1 そもそも、東海道線に向かう列車が3・4番線双方から出発するのに、いちいち両方を見比べてなければならない。
2 遅れの表示が思い出したようにしか現れないし、発車時刻との交互表示なので、具体的に列車がいつ現れるのか、判断しづらい。
3 7時38分より前の列車に、平塚始発熱海行への接続があるのに、普段から表示が全くない(ホームの時刻表にも記されていない)。小田原より先、熱海方面に行きたい乗客は、38分発1825Eまで待たなければならない、と考えるだろう(この日の場合は、遅延が大きくなって、接続を取らなくなる可能性もあるが)。
4 両ホームとも2番目の出発は、JR東日本からのお知らせ(この日は、GW中の首都圏各線区の運休の発生がたびたび流されていた)に遮られる事が多い。しかもそのお知らせは、今この地点・この時間とは、ほぼ関係ない。⑤では、「遅れ5分」の表示もあって、次の小田原行は何時出発の列車を指すのかが、解らなくなってしまった。4番線の2821Yの表示もなくなり、この表示では、東海道線の運行状況が全く解らない。
それでも、表示があるだけまだいいのかも知れない。ところが。
地下の改札口から、ホームに上がった所です。大船寄りだと、ホームの発着案内が全くない。
次は今朝の改札口の表示です。
東海道線で大幅な遅延が生じているが、これだけだと、順番が「狂って」いるだけ(湘南新宿ラインは定刻)で、初めて見ると、なんだ?と思うでしょう。
遅れの表示は、やや遅れて出てきます。しかし、今度は正規の発車時刻は解らなくなりました。「〇〇時〇〇分発の△△行は、どの程度の遅れなのか」という事が、ひと目では解らないわけです。
さらに問題なのは、この表示は横須賀線と共用になっている事で、東海道線の遅延のとばっちりで、横須賀線の時刻は、一切表示されません。鎌倉や逗子の方へ行きたい乗客は、困ってしまうでしょう。
結論は№2184で書いた事の繰り返しになるが、特にダイヤが乱れている時に、今のJR東日本の表示内容は、相当問題だと思う。これでは、乗客が、自分が行きたい目的地に行くのはどの列車か、それはいつ頃、どこから出発するのかという事が系統だっては表示されず、くるくる変わる表示内容、しかも全く無関係の内容が混在する中から、自分で判断しなければならない。場合によっては、(今朝の横須賀線の如く)全く表示が見えない事もある。これは、通常時・異常時問わず、旅客を適切に誘導しなければならないJR東日本としても、困る事になるのではなないでしょうか?
もう一つ、横須賀線北鎌倉駅の、下りホームの時刻表です。
日中の横須賀線は、逗子~久里浜間の3本中2本は4連の折り返し運転になり、北鎌倉からだと直通は毎時1本のみ、他は逗子で乗り換え、という事になります。
ところが、この時刻表には、その辺の情報が一切ありません。事情を知らない乗客だと、久里浜へ行きたいのに、例えば12時ちょうどの久里浜直通を逃したら、次は13時01分(土休日だと13時00分)まで待たなければならないのか?と、考えてしまうかもしれません。
接続に関する情報は、どこまで提供すべきかというのも考えなければならないのではあるが、少なくとも自線内で折り返し運転への乗り換えがある、という路線だったら(他だと青梅線など)、終点から先の接続の情報は、提供されて然るべきではないでしょうか?これは、先のホームの表示も同じです。
(乗り換えの存在そのものが問題、という考え方もあるが、とりあえずここでは置く)
どうもJR東日本の、駅(だけでなく列車もそうだが)の行先や時刻の案内表示は、明らかに間違った方向に行っているように思えてなりません。放送も(駅も車内もだが)含めて、極端に言ってしまうと、
「必要な情報を犠牲にして、どうでもいい情報を過多に流している」
傾向が、明らかに見えます。E235系の後部の行先種別表示は、山手線でも横須賀線でも、出発する際には花とかを描いたアニメーションを出すけれど、無用で無駄な機能、ですよね?車内も、さらには駅も、何か広告ばかりに埋め尽くされて、列車の利用に必要な情報が置き去りにされている、という印象が、最近は否めません。エキナカでコンコースが埋め尽くされる一方で、ホームの時刻表の掲示がなくなるというのは、駅にあるべき方向性としては間違っている。時刻表もないのに、さらにホームの表示の内容がが混乱していては、乗客は何を目印にして、行きたい行先に行く列車を探せばよいのか。
これは何度も繰り返し主張している事だが、
「駅の基本は、列車への乗り降りのためにある」
のが、大前提です。JR以外の私鉄でも「ちょっと違うだろ?」な傾向がないわけではないが、特に近年のJR東日本は運転形態が相当複雑化しているので、提供する情報の内容をよく吟味しないと、場合によっては相当な大混乱を与える事になりかねません。一度、良く考えて欲しいと思います。
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《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
5日 米トランプ前大統領のフェイスブックアカウント停止
(NYブロードウェイ 9月再開 州知事発表)
6日 国民投票法改正案 衆議院憲法審査会で可決
(インドの変異ウィルス 東京都内で感染者5人から検出)
結局、明日のJR東日本の通勤電車は各線とも、通常ダイヤに復帰する事になるようです。東急池上線・世田谷線は、今日から通常ダイヤです。西武新宿線もそうだが、混雑度を増すだけで、感染防止対策にはつながらなかった、という事でしょう。
(どの道長期の旅行はできないし、と言ってリモートワークもできない環境だから電車で通勤、という利用者も、少なくなかったのだろう)
緊急事態宣言は31日まで延長の上、愛知県と福岡県も加える方向になるようです。そうなった場合のJR東海やJR九州、あるいは名鉄・西鉄などの対応は、今日の時点では発表になっていないが、どうしたものかというのが、正直なところです。延長は予想通りだったけれど、また大幅な減便を強いられるとしたら、交通はやはり、無力と言わざるを得ない。「乗り物の力で元気を」と書き続けているけれど、それも、移動のニーズ、ひいては欲求があればこそ、なので。