№2342 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 15.新潟県(1)

「平成の鉄道回顧」、今回からは中部です。第1回は新潟県です。
 下の画像は1990(H2)年1月24日、新潟駅で撮影した夜行快速〔ムーンライト〕(後に〔ムーンライトえちご〕)です。後述する通り、当時台頭していた高速バスへの対抗策として、165系3連を改造して夜行快速専用車としていたもので、グリーン車から転用した座席を配置、読書灯や、小規模ながらフリースペースを設けた、夜行仕様に特化した意欲作でした(東京側で快速〔フェアーウェイ〕にも使用されたが)。こういう、〔青春きっぷ〕で乗れる夜行快速、やはりもう復活の目はないのでしょうかねえ…?新潟県時代、昭和末期~1990年代には新潟交通や蒲原鉄道の電車目当てで何度か足を運んだが(蒲原鉄道はバスもあったが)、両鉄道がなくなって以降は、何となく遠のいた感じがします。

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新幹線主軸に 首都圏~北陸の中継点 役割を果たす
歴史的中小私鉄は全て消滅


スピードアップと輸送力増強 上越新幹線二面作戦
 1982(S57)年11月15日に開業した上越新幹線は、新潟県と首都圏の所要時間を大幅に短縮し、県の発展に大きく貢献してきた。開業当初は、速達タイプの〔あさひ〕と、各駅停車タイプの〔とき〕に2本建てだった。
 1990(H2)年3月改正で、下り〔あさひ〕の一部列車が、改造工事を施した200系を使用して275㎞/h運転を開始、500系〔のぞみ〕がデビューするまでの、日本最速だった。
この年の12月、越後湯沢駅からの保線用車両が走行する線路を活用した、ガーラ湯沢駅までの路線が開業した。JR東日本が開発した「GALA湯沢スキー場」へのアクセスとして、冬季のみ、越後湯沢発着の列車が延長する形で乗り入れる。戸籍上は在来線の上越線の扱いとなっている。
 平成の世になった時点では上野まで開業していた上越(東北)新幹線は、御徒町の陥没事故もあり、予定より遅れた1991(H3)年に東京まで延伸した。この時点では東京駅は1面2線のみで、臨時列車の大半は上野発着で残されていた。
 1992(H4)年には、全2階建て「MAX」E1系がデビューした。首都圏の通勤利用の増大に対応した車両で、着席定員を増加させるため、自由席車両は3-3の座席配置としている。1997(H9)年には後継のE4系もデビュー。8連を基本とし、2本連結した16連運転も行う。
 後の北陸新幹線となる長野行新幹線が開業した1997(H9)年10月、行先別に愛称が整理され、〔とき〕は〔あさひ〕と統合、新たに越後湯沢発着列車が〔たにがわ〕と命名された。しかし、〔あさひ〕の名が長野行新幹線に召し上げられた〔あさま〕と混同されやすいため、2002(H14)年には名称が改められ、〔とき〕の愛称が復活した。
 2013(H25)年、1998(H10)年に導入されながら数年で撤退していたE2系が上越新幹線に復帰、その一方で、開業以来の顔だった200系が、3月に定期運用を終えた。新幹線で最後まで営業していた食堂車・ビュフェの営業終了も意味していた。
 2016(H28)年3月より、秋田新幹線用E3系を転用した「GENBI SHINKANSEN」が営業を開始している。現代アートを車内で楽しむ、新しいコンセプトの観光列車で、越後湯沢~新潟間で週末を中心に運行されている。

越中・越前へのアクセス スーパー特急から新幹線へ
 上越新幹線開業後の首都圏⇔北陸間の鉄道は、上越新幹線接続がメインとなった。1988(S63)年、長岡~金沢間に新設された特急〔かがやき〕には、専用色をまとい、グレードアップ改造された485系が導入されていた。しかし、1997(H9)年3月、高規格の第3セクター鉄道、北越急行ほくほく線が開業すると、新幹線接続の役割は、越後湯沢で接続し、北越急行経由で走行する〔はくたか〕に移った。北越急行は国鉄北越北線として計画され、国鉄の財政難により工事が一時凍結されたのち、第3セクター鉄道として建設が再開され、鍋立山トンネルなどの難工事の末開通した路線である。特急列車は最高速度140㎞/hで走り、2002(H14)年には在来線最速の160㎞/h運転を、JR西日本と北越急行の681・683系によって実現、最大13往復まで運行本数が拡大した。金沢~越後湯沢間は最速2時間30分に短縮された。一部は和倉温泉まで直通していた。
 しかし、2015(H27)年3月の北陸新幹線金沢開業で、状況は一変した。〔かがやき〕は東京~金沢間を最速2時間28分で結び、開業前の上越新幹線+〔はくたか〕の最速3時間47分から大幅に短縮される事になった。在来線〔はくたか〕は廃止、北越急行保有の特急車両は、JR西日本に転籍していった。
 北陸新幹線は、新潟県内は上越妙高(脇野田を改称)と糸魚川に停車、上越新幹線と合わせ、県内に(ガーラ湯沢を除き)7つの駅が設けられる事になった。岩手県と並び最多となる。〔かがやき〕は、新潟県は素通りとなり、新幹線に召し上げられた〔はくたか〕が両駅に停車する。東京~上越妙高間は最速1時間52分となり、長野新幹線〔あさま〕+信越線から1時間程度の短縮となった。上越妙高~金沢間はJR西日本によって運営されており、開業前から長野新幹線に導入されていたE7系に加え、JR西日本保有のW7系も使用されている。
 E7系は3月16日改正より、上越新幹線にもデビューした。今後E4系MAX、E2系を順次置き換えていく事になる。E4系が引退すると、2階建て車両は、全ての新幹線から消える事になる。
 北陸新幹線の開業により、北陸本線・信越本線の新幹線並行区間は、第3セクター鉄道に転換された。新潟県内はえちごトキめき鉄道の運営となり、旧北陸本線区間は「日本海ひすいライン」、旧信越本線区間は「妙高はねうまライン」となった。日本海ひすいラインは交直セクションを抱えているため、全線電化にもかかわらず、DC列車で運行されている。旧北陸本線はJR西日本、旧信越本線はJR東日本の運営だったが、移管前が別のJRの運営だったものが、単一の第3セクター鉄道に一本化される、初のケースとなった。なお、旧北陸本線の市振より西の富山県内区間はあいの風とやま鉄道により運営されるが、一部を除き、トキめきのDC列車が泊まで直通して乗り換えとなる。旧信越本線の妙高高原より南側、長野県内区間は、しなの鉄道北しなの線となった。

夜行列車 バスに対抗も県内から消滅
 第3セクター鉄道開業により、新潟県内の信越本線は、直江津~新潟間のみとなった。新幹線開業前の特急〔北越〕・快速〔くびきの〕は廃止、新潟県内の特急〔しらゆき〕に再編された。〔フレッシュひたち〕から転用のE653系が導入されている。一部はトキめき・妙高はねうまラインの新井まで直通する。また、新潟~糸魚川間の快速が485系で設定されたが、2017(H29)年改正で廃止されている。日本全国の特急ネットワークに足跡を記した485系は、定期列車からは全て撤退した。
 東北方面へは、上越新幹線開業後は特急〔いなほ〕が、新幹線から接続し、山形・秋田県の日本海側を結ぶ役割を果たした。2013(H25)年には、〔フレッシュひたち〕から転用のE653系が導入され、485系を順次置き換えて行った。2017(H29)年の新潟駅構内在来線ホームの一部高架化時より、同一ホームへの乗継ぎサービスを提供している。
大阪~青森間の「日本海縦貫線」では、昼行では特急〔雷鳥〕の一部が富山県から延長する形で乗り入れており、金沢~新潟間〔北越〕が補完していた。また、在来線最長となる特急〔白鳥〕が、大阪~新潟~青森間を結んでいた。夜行は大阪~青森間の寝台特急〔日本海〕の他、新潟向けには寝台特急〔つるぎ〕、急行〔きたぐち〕が大阪と新潟県内を結んでいた。しかし〔つるぎ〕は1994(H6)年に臨時格下げで事実上廃止、〔きたぐに〕は臨時格下げの後、2013(H25)年に廃止となった。583系最後の定期運用でもあった。昼行の〔白鳥〕も2001(H13)年3月改正で廃止、新潟県内は〔北越〕と〔いなほ〕に分割されている。
 上越自動車道開通により開業した高速バスに対抗し、民営化直後の1987(S62)年、新宿~新潟~村上間に全車指定席の夜行快速〔ムーンライト〕が設定されていた。急行用165系にグリーン車と同等の座席を備えたサービス列車で、当初は編成毎に異なるカラーが注目されていた。後に〔ムーンライトえちご〕と改称、グリーン車組み込みの485系に置換えられたが、臨時格下げの後、2014(H26)年以降は設定がなくなった。
 新潟県を経由する長距離夜行列車は、北陸方面行は長岡経由の寝台特急〔北陸〕と、長野経由の急行〔能登〕が、上野~金沢間を運行していた。また、信越本線長野経由の急行〔妙高〕は、上野~直江津間を結んでいた。しかし〔妙高〕は1993(H5)年に廃止、その名は、長野行新幹線開業後の長野~直江津間に設定された快速・普通列車の愛称に受け継がれ、北陸新幹線開業まで見られる事になる。また、寝台特急〔北陸〕は2010(H22)年3月廃止、急行〔能登〕は1993(H5)年の電車化の後、信越本線碓井峠区間の廃止により1997(H9)年に長岡経由に変更して運行を継続したが、やはり2010(H22)年3月に臨時列車に格下げ、以降廃止への道をたどった。
 東北方面へは、秋田行寝台特急〔出羽〕が設定されていたが、1993(H5)年12月改正で廃止、代わって、山形新幹線工事のためルートを変更した〔あけぼの〕を改称した青森行〔鳥海〕が運行。後に秋田新幹線開業時に〔あけぼの〕の愛称を襲名したが、2014(H26)年3月改正をもって臨時列車に格下げ、事実上廃止となる。この結果、新幹線開業までは昼夜問わず特急・急行列車が行き交っていた上越線は、旅客輸送では普通列車のみのローカル輸送に徹する事になった。

SL列車の始発地新津 JR車両製造の拠点に
 磐越西線は、かつては急行〔あがの〕なども運行されていたが、現在は快速〔あがの〕の他は、普通列車のみの運行になっている。県内の馬下・五泉までは増発も行われた。1999(H11)年4月29日より、SL列車〔SLばんえつ物語〕が運行されている。旧新津市内の小学校で静態保存されていた、C57 180号が動態復元され、グリーン車を含んだ12系客車を牽引して、新潟~会津若松間を結んでいる。
 新潟県内のローカル列車は、信越本線や北陸本線、越後線、白新線や羽越本線などの直流区間では115系、米坂線や只見線などの非電化区間ではキハ40系が主力となっていたが、115系の代替として通勤型のE127系、後には近郊型のE129系が導入された。E127系は、後に一部がえちごトキめき鉄道に譲渡されている。米坂線や磐越西線には、他路線から転入の110系に加え、2008(H20)年にはキハ120形が導入され、110系と共通に運用されている。羽越本線では、50系客車による秋田県方面への直通運転が見られていたが、電車化・DC化により、大半は村上で系統が分割された。
 大糸線はJR西日本により運営されているが、北陸本線の第3セクター転換により、在来線としては他線から孤立する事になった。民営化後、スキーシーズンには大阪方面からの〔シュプール号〕が運行された時期もあった。長らくキハ52形が使用され、最後の現役車両としてファンの注目を集めていたが、2010(H22)年にキハ120形に置換えられ、姿を消したが、その末期には、1両毎に異なる国鉄時代の旧塗装を復刻して運行していた。1両が千葉県のいすみ鐵道に引き取られている。
「鉄道の町」として発展した旧新津市のJR新津工場は、1994(H6)年10月、新津車両製作所として再編され、209系を手始めに、車両の製造を行うようになった。後に相鉄・東京都・小田急など向けの車両の製造も行っている。その後、JR東日本が東急車輌を買収して生まれた総合車両製作所が、新津車両製作所の車輌製造事業を統合した事により、2014(H26)年4月より、同社の新津事業所となった。新津には別に「新津鉄道資料館」がある。

ローカル私鉄 経営努力も新世紀迎えられず
 新潟県内にはかつて、頸城鉄道や越後交通など、全域にわたってローカル私鉄の路線が見られたが、昭和末期までには大半が廃線となり、新潟交通と蒲原鉄道の小規模な路線が残るのみだった。燕~白山前間を結んでいた新潟交通は、新潟市中心部に近い東関屋~白山前間が、公道上の併用軌道を走るユニークな路線だったが、同区間は1991(H3)年3月いっぱいで廃止、東関屋駅にバスターミナルを新設し、新潟駅からの連絡バスを発着させていた。その後、1993(H5)年7月いっぱいで燕~月潟間が廃止、他鉄道路線から孤立する形態となり、残存区間も1999(H11)年3月いっぱいを持って、全線が廃止となった。
 蒲原鉄道は元々、五泉~村松~加茂間を結ぶ路線だったが、1985(S60)年3月の村松~加茂間廃止以降は、残存区間4.2㎞のミニ私鉄として、磐越西線との接続に徹していた。しかし、利用の減少、車両・施設の老朽化に加え、村松~新潟間の高速バスの運行を同社自らが開始した事により、1999(H11)年9月いっぱいを持って、全線が廃止となった。現役車両の電動車両は、最後まで全車両吊り掛け式だった。両鉄道の廃止により、新潟県内からは、昔ながらのローカル私鉄路線は全滅した。

 次回はデータ編です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 北九州市で、西鉄バスが電柱に衝突する事故があり、更新時点では12人が重軽傷を負いました。犠牲者が出なかったのは幸い。原因は更新時点では解らず、今後はドライブレコーダーの解析などで事故原因の追究が進められる事になります。慎重かつ迅速な調査を希望します。

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
16日  プロ野球ロッテ佐々木 朗希 プロ初登板は5回4失点 
(みなとみらいで流鏑馬 コロナ禍終息祈願)
17日 日本・ロシア宇宙飛行士 日本の子供たちとオンライン交流
(海老名市歯科医師 高齢者ワクチン接種で検修)
18日 昨年度GDPマイナス4.6% リーマンショック時以上の下落
(プロ野球ソフトバンク 緊急事態宣言期間中 主催試合無観客開催を発表)

№2341 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.57

みなとみらい線横浜駅.jpg
 緊急事態宣言が北海道と岡山・広島両県に拡大、まん延防止等重点措置の範囲も、さらに拡大される事になりました。毎朝ニュースを見ても、明るい話がほとんどなくなってしまった。と思ってしまうのだが、実は今日、東急の田園都市線やこどもの国線に乗る機会があったのだけれど、たまプラーザは多くの買い物客がコンコースを行き交い、こどもの国駅のホームは、帰宅の行楽客でごった返していました。ベビーカーの多かった事。この点が、以前書いた「ズレ」、なのかと感じました。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日14日までのリリースで確認できた事項を中心にまとめます。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。

*** 鉄道 ***

JR東日本 定期列車は、新幹線・在来線とも通常通り運行している。
 東北・北海道・上越・北陸新幹線のグランクラスは、アテンダント乗務でフルサービスが行われる列車は、グランクラスサービスそのものを取りやめる(予約があっても、グリーン車などへの変更が必要)。座席営業のみの列車は、引き続き発売。〔サフィール踊り子〕のカフェテリア、その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て営業中止。

JR東海 東海道新幹線の臨時列車は全て取りやめ。定期列車は全て運行。御殿場線は通常通り運行。

東京メトロ 通常通り運行している。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは、最終列車の繰り上げを継続中。
 浅草線:平日・土休日共 押上24時05分発西馬込行 → 泉岳寺行に変更
 三田線:平日・土休日共 白金高輪24時07分発新板橋行 → 取りやめ
 新宿線:平日・土休日共 新宿23時59分発瑞江行 → 大島行に変更
               24時10分発大島行 → 岩本町行に変更
               24時22分発岩本町行 → 取りやめ
             本八幡24時00分発新宿行 → 大島行に変更
                24時17分発大島行 → 取りやめ
 大江戸線:平日・土休日共 都庁前23時37分(土休日23時34分)発清澄白河経由光が丘行 → 都庁前行に変更
                 23時47分発清澄白河経由光が丘行 → 都庁前行に変更
                 23時59分発清澄白河経由都庁前行 → 清澄白河行に変更
                 24時32分発清澄白河行 → 取りやめ
              光が丘23時13分発清澄白河経由都庁前行 → 新御徒町行に変更
                 24時35分発都庁前行 → 取りやめ
 日暮里・舎人ライナー:平日のみ 日暮里24時38分発見沼代親水公園行 → 取りやめ
                 見沼代親水公園1時03分発舎人公園行 → 取りやめ

京成 一部〔スカイライナー〕は運休。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)の運行を継続している。その他の列車は通常通り運行している。

東武 アーバンパークライン(野田線)では、平日の柏発最終電車の繰り上げを実施している(公式Webサイトには記載がない。NAVI TIME調べ)。柏発0時56分発(大宮始発)高柳行・0時50分発(船橋始発)七光台行が運休している。その他の路線・列車は通常通り運行。〔DL大樹〕は6月5・6・17・18日、3・4・7・8号が運休する。6月11日まで、〔THライナー〕(下り・霞ケ関→久喜)が草加に停車する。草加までの利用の場合、新越谷までの指定券を購入する(料金同額)。
「スペーシア」「大樹」の車内販売は休止中。
 6月25日より〔尾瀬夜行23:55〕を運行する。10月15日までの金・土曜日、浅草を23時55分に出発、会津高原尾瀬口3時18分着。専用バスに乗り換え、尾瀬沼山峠6時10分着。北千住・新越谷・春日部からも乗車可。500系「リバティ」3連。東武トップツアーズの旅行商品「東武の尾瀬」よりプランを選んで購入する。
 6月5日より、100系「スペーシア」・200系「りょうもう」で、旧塗装を復刻して運行する。100系は5編成に、デビュー当時のカラーを復刻させる。今年度は2編成に実施。また、100系のもう1編成と200系2編成に別デザインの復刻デザインを施すが、詳細は後日発表。


西武 通常通り運行している。6月27日までの毎日、〔ちちぶ3・5号〕〔ちちぶ30・32号〕が武蔵横手・東吾野に臨時停車する。 
「レッドアロー・クラシック」(10105F)の定期運行終了を記念した「レッドアロー・クラシック ラストランキャンペーン」を実施している。明日16日は池袋~西武秩父間の臨時特急で運行する(池袋・西武秩父は特急専用ホームではない。所沢・入間市・横瀬は通過)。方向幕は「臨時」。29日は西武新宿~本川越間の臨時特急で運行する。方向幕は「小江戸」。いずれも、グッズ等の販売がある。

京王 通常通り運行している。6月20日までの土休日、新宿~高尾山口間の座席指定列車を運行。往路は〔Mt.TAKAO号〕として、新宿→高尾山口間ノンストップで2本、復路は〔京王ライナー〕として、高尾山口→新宿間3本を運行する。

小田急 通常通り運行している。「ロマンスカーミュージアム」は、当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。

東急 通常通り運行している。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本で実施。21時台以降は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。世田谷線の「バス特」は、終了した。「電車とバスの博物館」は、休館を継続している。

京急 通常通り運行している。〔モーニング・ウィング3号〕の金沢文庫→品川間を12連に増強した。土休日の「ウイング・シート」は、10日より休止している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要になった。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。「1000形新造車両デビュー記念乗車券」の新しい発売開始日は、別途通知。
 京急油壺マリンパークの、9月いっぱいを持っての閉館が発表になった(コロナ禍の直接の影響ではなさそうだが)。

相鉄 通常通り運行している。

りんかい線 通常通り運行している。

つくばエクスプレス 通常通り運行している。

関東鉄道 通常通り運行。旧塗装復刻のキハ2401は、土休日に時刻を指定して運行。運用を公表している(平日は運行しないのか、運用を固定しないで運行するのかは不明)。

新京成 通常通り運行している。

北総 通常通り運行している。

東葉高速 通常通り運行している。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」「シン・エヴァンゲリオン劇場版公開記念装飾モノレール」は、今月一杯の運行スケジュールを公開している。 

ゆりかもめ 新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。

多摩都市モノレール  多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。当面の間継続する。

舞浜リゾートライン 通常通り運行している(リゾートゲートウェイ・ステーション発6時31分~23時30分)。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。19日のJリーグ(ルヴァンカップ)輸送(浦和vs横浜FC 19時開始)は、終了後に浦和美園→鳩ヶ谷間2本の臨時列車を運行し、2本の時刻を変更する。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 通常通り運行している。スマホアプリ「my route」で、「市営バス1日乗車券」「市営地下鉄1日乗車券」「市営地下鉄・バス1日乗車券」の購入が可能。「市営地下鉄1日乗車券」「市営地下鉄・バス1日乗車券」は、PASMOへの搭載が可能になる(Suicaを含む他ICカード、クレジットカード一体タイプ、モバイルは不可)。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。新江ノ島水族館 えのすい公式キャラクター"あわたん"のデビューを記念した"えのすい あわたん"号を、6月30日まで運行する。5603F(青色帯)。モノレールの一日乗車券と、水族館の入場券がセットになったパックプラン「モノレールdeえのすい」を発売している。湘南モノレールの定期券で、那須岳ロープウェイ(湘南モノレールと同じみちのりHD傘下の関東自動車が運営)の割引、大船フラワーセンター内のカフェでコーヒーまたは紅茶の1杯無料サービスが受けられる。

江ノ電 鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめている。当面の間継続する。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」で、「のりおりくん」デジタル版を実証実験で販売(9月30日まで。大人用のみ)。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕3往復は全て、通常の運転日に運行。全車指定席で指定席料金が必要。駿豆線内のみ利用の場合、未指定券200円。
 駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、27日までの運用を公表している。6月までは運行の見込みで、両編成とも「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行される。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け」(大人のみ1,300円(ヘッドマークを模したクリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)及び通信販売「いずっぱこ SHOP」で発売している。利用当日のみ、三津シーパラダイスの入園が割引になる。「ホロライブ」(女性Vtuberのアイドルグループ)とタイアップしたラッピング電車「ホロ伊豆ム」トレイン(7501F)を運行中。27日までの運用を公表している。「限定ツアーパッケージ」も販売中。なお、三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。

伊豆急行 通常通り運行している。「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season1」は4月1日~7月31日、「Season2」は9月1日~1月31日(12月29日~1月3日を除く)の間発売。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行(「スイーツプラン」は休止中)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。〔富士回遊91・92号〕を、30日までの土休日運行。「オオカミくんには騙されない」(Amebaオリジナルドラマ)とのタイアップ電車を、今月いっぱい運行。運用は日によって異なるが、翌日分が公表される。
 来年4月1日をめどにした、鉄道部門の分社が発表になった。準備会社「富士山麓電気鉄道株式会社」が設立されている。

小湊鐵道 新ダイヤの下で通常運行。「房総里山トロッコ」は、今年度の運行を開始している。「こみなと待合室」(カフェ)もオープン。キハ40形は今月一杯、「夜行急行『さと山』号」として、ツアーで運行。29日までの金・土曜の夜間催行。定期運用については、今日現在発表はない。

いすみ鉄道 通常通り運行。

銚子電鉄 夕方2往復は引き続き取りやめている。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は料金を改定している。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。9月26日までの間、この2種類のフリーきっぷの枚数に応じたプレゼントキャンペーンを実施する。「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。
 来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。 

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
「バス特」の終了前に付与された「特典バスチケット」は、10年間有効。今日現在、「バス特」サービスがありながら、終了の発表を確認していないのは、東京都営バス、関東鉄道グループ各社、関越交通(最初から「バス特」がない事業者もある)。

東京都営 
「みんくるガイド」(路線図)は、今年度の発行は行っていない。昨年度(2020年4月発行)のものを利用するよう案内している。
 
日立自動車交通 「晴海ライナー」は、土休日は臨時ダイヤで運行中。

京成バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

京成タウンバス 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。ふなばし三番瀬海浜公園潮干狩りの臨時バスを、 16・29・30日、二俣新道(京葉線二俣新町駅から徒歩5分)及び京成船橋駅~船橋海浜公園間で運行する。潮干狩り開始1時間前~終了1時間後の運行を予定している。京成船橋発着は大幅な遅延が予想されるため、二俣新道発着便の利用を推奨している。なお今年の潮干狩りは、土休日は、コンビニの端末で日付を指定した利用券の事前の購入が必要になる。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

ちばレインボーバス 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、スカイツリータウン臨時休業に伴い、全便運休。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。〔尾31・32〕〔大60・62・65〕系統は、24日より運行回数・時刻を変更する。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。埼玉スタジアムサッカー輸送は行っていない。「IC一日乗車券」を発売している。大人700円・小児350円。飯能〔営〕路線・催事輸送(サッカー輸送など)・IC定期券の取り扱いが無いコミュニティバスを除いた、東京都・埼玉県内の一般路線全線で利用可能。車内での当日発売のみ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

西武バス 〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちのリニューアルオープンにより、22日より西武園駅~西武園ゆうえんち間の運行を再開する。なお、西武園ゆうえんちバス停から新しいメインエントランスまでは、徒歩で20分程かかる。他の系統は通常通り運行。メットライフドームの観客輸送は、運行を開始している。
深夜急行バス(池袋駅東口→小手指駅北口)は10日より「Midnight S-tarmine」(ミッドナイト・スターマイン)と称し、Web上の予約限定による完全座席指定制となる。ただし当面の間、運休を継続。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

関東バス 一般路線は通常通り運行。お台場直行バスは全便運休。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

立川バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

西東京バス 一般路線は通常通り運行。奥多摩駅~丹波・鴨沢西路線の小袖川~丹波・鴨沢西間(山梨県丹波山村内区間)で予定していた、アニメ声優鬼頭 明里(「鬼滅の刃」(竈門禰 豆子役)など出演)による車内アナウンスの実施は延期されている(特設ページを開設している)。奥多摩湖前(小河内ダム)道路の閉鎖のため、当面の間水根・奥多摩湖バス停は休止。〔奥15〕系統(奥多摩駅~奥多摩湖)は、滝のり沢起終点で運行。〔奥9・10・11・12・14〕系統は、両バス停を通過。八王子市の新型コロナウィルスワクチンの接種会場へのアクセスとなる路線を案内している。
 6月1日より、八王子・日野地域~新宿駅西口間の高速バス「通勤ライナー」の運行を開始。平日のみ運行。朝方は横川(4時39分発)→大和田団地下・北八王子駅入口・宇津木台南・日野駅など経由→新宿駅西口26番(ヨドバシカメラ脇・旧高速バスターミナル 6時48分着)・夜間は新宿駅西口26番(17時30分発)→日野駅・小宮駅入口など経由→北八王子駅入口(19時25分着)及び新宿駅西口26番(21時35分発)→日野駅・宇津木台南・JR京王八王子駅など経由→高尾駅南口(23時37分着)。高速バスタイプの車両を使用し、WC・Wi-Fi設置。朝方の便のみ、ハイウェイバスドットコムからの予約・クレジットカード決済が可能。運賃大人1,000円(IC・クレジットカード決済)・1,100円(現金)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

京王バス 一般路線は通常通り運行。八王子・豊田エリアの「100円割引運賃」は、今月一杯を持って終了する。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。みたかシティバス・三鷹の森ジブリ美術館循環ルートは今月一杯、休館日臨時ダイヤで運行(明日は開館日ダイヤで運行)。〔宿44〕〔調35〕(小田急バスのみ)〔吉03・04・11〕系統は17日、ダイヤ改正を実施。〔吉03〕系統は、吉祥寺駅~杏林大学病院前系統を新設。〔宿44〕〔調35〕〔吉11〕系統は、担当が武蔵境〔営〕→吉祥寺〔営〕に変更。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 ナビタイムジャパンと共同で、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内する実証実験を行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

京浜急行バス 大井町駅・大森駅・蒲田駅発着の一部の系統・便が追加で運休している。〔井30〕〔森30・40〕系統(東京クルーズターミナル駅発着系統・土休日のみ運行)は、全便運休。東京地域は、12日より一部便の運行を再開している。〔須6〕系統(横須賀駅~三崎東岡間)は、土曜日の夜間1往復が運休。久里浜〔営〕が明日16日、海岸沿いの長瀬二丁目バス停付近に移転し、京急久里浜駅~長瀬二丁目間の〔久29〕系統を新設。他の系統も運行回数や初便・最終の時刻の変更を伴うダイヤ改正を実施する。

ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

KMバス 通像通り運行。。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ運行中。連節バスは19~21日、点検のため、一般車両(単車)で運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」を、発売している。紙券の他、モバイルチケット(LECIPのスマホアプリ「QUICK RIDE」)でも発売する。大人700円・小児350円。
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新京成バス 一般路線は通常通り運行。
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千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。「戦翼のシグルドリーヴァ」デザインの、房総館山地域の共通1日乗車券を発売している。館山市内線と、JRバス関東の洲の崎線・南房総本線(共に館山駅~相の浜間)で通用。2,000円。限定800枚。君津駅南口~マザー牧場線は、5日までマザー牧場(まきばゲート)で折り返し運行。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。BYDのEV(大型K8RA・小型J6)が、3月より営業運行に入っている。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。「京成ローズきっぷ」を、6月6日までの間発売する。京成線往復乗車券(乗車駅~勝田台)・東葉高速線往復乗車(引換)券(東葉勝田台~八千代緑が丘)・東洋バス乗車券(八千代緑が丘駅~京成バラ園間往復分)・京成バラ園入園券・京成バラ園店舗割引券のセット販売。
ICカード「バス利用特典サービス」:30日を持って終了する。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。〔つくば号〕〔みと号〕は6月7日より、平日も浅草・上野停車を終了し、全日全便、東京駅日本橋口に直行する。具体的な新ダイヤは後日通知。

朝日自動車 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

阪東自動車 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

川越観光 入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

関越交通 一般路線は通常通り運行。なお、上越新幹線・上毛高原駅にある利根沼田広域観光案内所は、21日まで休業する。群馬アリーナ(バスケB2群馬クレインサンダースのホーム)・正田醬油スタジアム(サッカーJ2ザスパクサツ群馬のホーム)へのアクセスを案内している。

イーグルバス 小江戸巡回バスは平日・土休日統一の時刻となり、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)の平日運行が再開している。その他の一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は29日より運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。「こどもバス50円・地下鉄110円」キャンペーンの終了が発表されている。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。
 
横浜交通開発 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは全便運休(時差登校のため。通常登校再開まで。)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

神奈中バス 〔原19〕系統(相原駅西口~〈急行・連節バス〉~法政大学)は当面の間、〔湘29〕系統(湘南台駅東口~〈直行〉~俣野公園・横浜薬大前)は14日まで(予定)、共に大学のオンライン授業により運休。〔原19〕系統(急行・普通とも)は16日にダイヤ改正を実施(平日のみ・連節バスの運休は継続)。〔湘25〕系統(連節バス)は、慶応大学のオンライン授業により、16日より運行回数を変更。その他の系統は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。YCAT~浮島(江川一丁目)間高速バスは、浮島→YCATは迂回のため、10分程度の遅延になる。YCAT→浮島は通常運行。〔川03〕系統(川崎駅~浮島BT)も、大幅な遅延が予想される。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、戸塚駅発の飯島団地行23時18分・33分・55分、見晴橋行23時30分、京急ニュータウン行23時30分、平島行24時07分、合計6本の運行(全て平日のみ)となった。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。小田原宿観光回遊バス「うめまる号」は、運行を再開している。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行。湯河原~箱根線は運休している。沼津駅~沼津港間の シンクトゥギャザーのEVは、定期点検のため10日より運休(一般車で代走)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。三島・沼津地域の路線にPASMOを導入している(韮山・修善寺駅発着計4路線及びEVは除く)。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。「TOKYO NO KABA」は、運行を再開している。
ICカード「バス利用特典サービス」(横浜市内路線のみ):終了した。

富士急バス 富士五湖エリアは5日より、「レッドライン」は10往復(9~17時台)、「グリーンライン」は4本、「ブルーライン」は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。
 30日まで、「芝桜ライナー」(河口湖駅(一部富士山駅発着)~富士芝桜まつり会場)を運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中。ららぽーと沼津発沼津駅行は、22時15分発・48分発が運休している。最終は21時38分発。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。
 5月30日までの土休日、「芝桜ライナー」(新富士駅~富士宮駅~富士芝桜まつり会場)を運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は、18便中12便の運行を再開している(「湯~遊~バス 彩」はうち6便で運行)。「三島エクスプレス」・定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。修善寺駅~八丁池口路線は、今年度は11月までの土休日及びGW期間中運行。
「あまんちゅ!」ラッピングバス2号車を、伊東〔事〕各路線で運行している。運用を公表している(1号車も公表を再開したが、公表中断前とは運用が異なる)。
 小田急電鉄のMaasアプリ「EMot」で、「伊東観光フリーパス」「みしまるきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ ワイド」の電子チケットを発売している。「伊東観光フリーパス」は、電子チケットのみ有効が2日になる。「EMot」では、東海バス一般路線の運行情報のリアルタイム配信も行う。
「車庫巡り撮影ツアー」「反転地(折返場の事か?)巡り撮影ツアー」の募集を行っている。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
 館山支店では、「戦翼のシグルドリーヴァ」デザインの、房総館山地域の共通1日乗車券を発売している。洲の崎線・南房総本線(共に館山駅~相の浜間)と、日東交通の館山市内線で通用。2,000円。限定800枚。
「JR竹芝 水素シャトルバス」(JR東日本から委託 無料)は、運行時刻を変更している。東京駅丸の内南口発は平日11時00分~18時00分の6便・土休日11時00分~21時30分の12便。ポートシティ竹芝は引き続き通過。6月30日までこの形態で運行し、7月以降は別途通知。
 東京駅~ムーミンバレーパーク直行バスを、8月29日までの土休日運行している。
 首都高速地下化工事により呉服橋出口が廃止されたため、高速バスの一部の路線(常磐道・東関道・アクアライン方面からの路線)がルート変更を行い、一部の路線でダイヤの修正が行われている(共同運行会社も同じ)。〔つくば号〕〔みと号〕〔ひたち号〕は6月7日より、平日も浅草・上野停車を終了し、全日全便、東京駅日本橋口に直行する。具体的な新ダイヤは後日通知。

 この他、各事業者で、駅の窓口や改札口、バスの案内所等の営業体制の変更(時間短縮や、駅では駅員配置の取りやめ)などを行っている所が多数ある。また、「緊急事態宣言」及び「まん延等防止措置」適用に伴う乗車券・指定券等の取り扱いが、各事業者より発表されている。
 一部バス事業者では、東京オリ・パラの聖火リレーに伴う交通規制を予告している。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 ウィルス感染禍の状況を反映してだろうが、何だか世の中の雰囲気そのものに、どこかとげとげしさを感じてなりません(一番上で書いた事と矛盾しそうだけれど)。特にワクチンとか、オリ・パラとかで。無論、人それぞれに思想・言い分はあり、もちろん尊重するけれど、少なくとも、一部の諸外国のような先鋭的な争い事には、なって欲しくない。まして、鉄道・バスなどの交通機関が、とばっちりを受ける事などないよう、強く願いたいと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


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 東急は昨日、「新・中期事業戦略 “3つの変革・4つの価値” 」と称する事業戦略を発表しました。「3つの戦略」とは①運行・駅サービス体系の変革 ②テクノロジーを活用したオペレーション変革 ③旧来からの慣習にとらわれない社内諸制度・ルールの変革、「4つの価値」とは①安全・安心・環境の更なる追求 ②ユニバーサルなサービスの進化 ③都市交通における快適性の向上と課題の解決 ④人、街、暮らしをつなげるプラットフォーム、を指しています。精神的な事はここでは置くとして、鉄道ファンとして直接気になる事項としては、東横線のワンマン運転の検討・実施、列車ダイヤの見直し(運行本数の適正化や終電繰り上げ、駅配置人員の見直しを挙げている)、でしょうか。有料着席列車の導入も挙げられています。東京都内に路線がある大手私鉄で1編成まるまる有料列車となる車両を保有していないのは東急だけ、となり、一昔前なら考えられなかった事ではあるが、「S-TRAIN」や「Q SEAT」の前例もできたし、案外早いうちに、東急も本格的な有料列車を運行する事になるかも知れません。
 今年度の事業計画も、この中期事業戦略の中に記載されました。2020系は9編成を導入。目黒線の8連化と、東急新横浜線開業に向けた準備を推進、奥沢駅の南北連絡デッキと、上り待避線を新設(始発列車が使用していた3番線を閉鎖して何か工事をやっていると思ったが、ここで追い抜きを行うのか)。目黒線はドア上のモニターの新設工事を行っていて、目黒線の東急編成は全車両に設置。長原駅のリニューアルは今秋完成。投資額435億円は、去年は250億円としていたから大幅な増額になるが、一方で収支の悪化から、駅の改良やホームの上屋延伸(都立大学駅は進行中)、豪雨対策の法面補強など、先送りを余儀なくされている工事もあるとして、近い将来の運賃値上げも示唆した文言も、盛り込まれていました。私鉄、というより、日本有数の大企業でさえ(今の鉄道部門は分社だが)こうなのだから、如何に日本の鉄道の現状が厳しいか、という事なのでしょう。

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
14日 ジャーナリスト北角 裕樹氏 帰国 ミャンマー軍から解放  
(JR西日本 「一時帰休」6月末まで延長)
15日 中国の火星探査機「天問1号」 着陸成功と発表
(台湾 感染者急増 台北市など警戒レベル引き上げ)

№2340 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅

小田急電鉄片瀬江ノ島01駅舎 20210305.jpg
 小田急江ノ島線の終点、片瀬江ノ島駅は、年間を通じて、数多くの観光客が訪れます。今はコロナ禍で減少はしているが、それでも休日の昼間は、賑わいが絶える事はありません。
 この片瀬江ノ島駅は、昔から竜宮城を模した駅舎が有名だったが、近年全面的に立て替えられ、昨年7月30日に全面オープンしました。竜宮城スタイルを活かしつつ、一回り大きな駅舎となりました。これには、オリンピックの対策もあったと思う。江ノ島海岸がセーリングの会場になっているので。
 今回はこの、新生片瀬江ノ島駅をご覧いただきます。
 片瀬江ノ島駅は、言うまでもなく、江ノ島の最寄り駅。江ノ電や湘南モノレールを含めても、江ノ島に一番近い駅、でもあります。箱根に次ぐ、小田急グループの代表的な観光資源がいくつもあります。しかし、2019(H31~R元)年度の1日平均乗降人員は19,828人。前年度比-6.5%、2018(H30)年度は21,217人だったそうだからかなりの減少になりました。年度末となる2020(R2)年1~3月の、新型コロナウィルス感染禍の影響が相当出たと考えられます。駅ナンバリングOE16。

小田急電鉄03-16片瀬江ノ島.jpg
 駅舎建て替え前の、片瀬江ノ島駅です。30年近く前の撮影、ですかね?駅名標は、当時の小田急の標準仕様。

小田急電鉄片瀬江ノ島02駅舎 20210305.jpg
 駅舎上部は、神殿風。

小田急電鉄片瀬江ノ島03江ノ島水族館 20210305.jpg
 新江ノ島水族館の、「クラゲ水槽」が造られました。新駅舎の最大の目玉。

小田急電鉄片瀬江ノ島04セブンイレブン 20210305.jpg
 駅にはセブン・イレブンが入りました。駅の売店の発展形、ではなく、本格的なコンビニスタイル。

小田急電鉄片瀬江ノ島05エントランス 20210305.jpg
 エントランス。

小田急電鉄片瀬江ノ島06窓口20210311.jpg
 窓口。ロマンスカーの特急券も買えます。なお、この画像は後日(3月11日・他は3月5日)の撮影です。だからほかの画像とは天気が違ってしまっています。ご承知おき願います。

小田急電鉄片瀬江ノ島07券売機 20210305.jpg
 券売機。しかし普通の乗車券が買えるのは右側の2台で、3番はICカードのチャージ専用。

小田急電鉄片瀬江ノ島08改札口1 20210305.jpg
 改札口は、以前は中央部の1か所だけだったものが2か所に分かれて、通路がトータルで増設になりました。これは南側で、駅員の窓口もあります。

小田急電鉄片瀬江ノ島09改札口2 20210305.jpg
 北側にも新設されています。

小田急電鉄片瀬江ノ島10精算機 20210305.jpg
 精算機と、ICカードチャージ機、ロマンスカーの特急券販売機。 

小田急電鉄片瀬江ノ島11改札内コンコース 20210305.jpg
 改札内のコンコース。頭端式ホームなので、階段がなくてラク。

小田急電鉄片瀬江ノ島12発車案内表示 20210305.jpg
 コンコースの、発車案内表示。この駅は2面3線で、2番ホームと3番ホームは、同じ線路の左と右。

小田急電鉄片瀬江ノ島13待合室 20210305.jpg
 ホームの待合室。

小田急電鉄片瀬江ノ島14時刻表 20210305.jpg
 時刻表。3月13日改正前の旧ダイヤだが、基本線は変わっていません。終電の繰り上げも、片瀬江ノ島では上下とも行われていない(平日5時台の新宿行急行の時刻が変わった)。観光で賑わう片瀬江ノ島ではあるが、一般的な輸送に関しては、藤沢~片瀬江ノ島間に関しては支線化しつつあり、平日の快速急行・急行はほとんど全てが藤沢始終着になって、ロマンスカーは朝夕に数本あるものの、ほとんどが各駅停車になりました。土休日は快速急行が延長して乗り入れ、日中のロマンスカーもあり、近年は〔メトロえのしま〕の設定もあります。だから、平日と土休日では相当な差があります。土休日は行楽重視か。

小田急電鉄片瀬江ノ島15ホーム発車案内表示 20210305.jpg
 各ホームの、発車案内表示。

小田急電鉄片瀬江ノ島16ホーム 20210305.jpg
 最後にホーム。1番ホームのみ10連対応。急行の全線10連対応化工事で延伸されたもの(他のホームは、渡り線のポイントがあるので延伸できない)だが、平日は前述の通り、優等列車の発着自体がほとんどなくなったので、10連の発着もわずかになりました。

 以前は、インバウンドの利用も相当数あったはずの片瀬江ノ島。コロナ禍がいつ終息するか見通しが立たないが、いつか終わりが来て、外国の方々が戻ってくると、初めて真新しい片瀬江ノ島の駅舎を目の当たりにする事になります。どのように評価してくれるだろうか。いつか、あの賑わいが戻ってくる事を信じたいと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


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 京急が昨日、西武が今日、今年度の設備投資計画を発表しました。

京急 … 車両面では、1800形(1890番台)3編成を新造(2編成は既にデビュー済み)、8連1編成を更新。平和島・京急東神奈川・日ノ出町・追浜・汐入の各駅で、引き続きホームドアを整備。前年(2020(R2)年)度の計画の時にも書いたが、これらのどの駅よりも乗降が多い快特停車駅、横須賀中央が後回しになっているが、ホームが狭いところを優先させるという事だろう。特に日ノ出町と追浜はホームがカーブ上にあるので、この点も考慮に入っているはずだ。いよいよ品川付近の連続立体交差工事事業が本格着手になり、大師橋(旧産業道路)の立体化は残存工事を進める。その他の安全対策として、運行管理支援システム・発光信号機増設・踏切障害物検知装置改良が挙げられていて、2年前の神奈川新町事故を踏まえたものと見ていいのでしょう。投資総額206億円は、昨年度に比べて、31億円の増加になりました。
 なお京急は別に、「三浦半島のエリアマネジメントを加速する」とするリリースを別途出していて、城ヶ島の高級温泉旅館オープン、油壷は大手デベロッパーと共同で開発を検討、長井はソレイユの丘のリニューアル、三浦海岸は「街づくりによる沿線活性化」の検討を推進するとしてます。
 そして油壷に関して、マリンパークが今年の9月いっぱいを持って、閉館する事になりました。これにはさらに別のリリースが出ていて、「建物や施設の老朽化が著しく、これ以上の維持管理は困難」である事を、直接の理由に挙げています。1968(S43)年4月オープン以来、53年余りの歴史に終止符が打たれる事になりました。今後はこの跡地も含めた観光再開発が進める事になります(2025(R7)年度を目標)。これらの事項は、京急グループの電車・バスには、どのような影響が現れるのでしょうか。でもまずは、今のコロナ禍がどうにか好転しないと…。

西武 … 車両面では、40000系3編成を新造。全てロングシート仕様。ひばりが丘駅「エミオひばりが丘」は今夏のオープンを目指し、多摩駅の橋上駅舎化工事も、今年度中に完了の予定。西武園ゆうえんち(旧遊園地西)駅は、西武園ゆうえんちのグランドオープン(19日)に合わせてリニューアルを実施。なお別リリースで、山口線で、旧塗装(黄色+茶色)を模したラッピング編成を15日より運行すると発表している。連続立体交差事業は、中井~野方間と東村山駅付近で引き続き推進する他、野方~井荻・井荻~西武柳沢間の事業の早期開始に向けた準備を進める。ホームドアは、今年度は「設置を検討する」とあるだけで、具体的な駅名は掲げられていない(ここまで乗降10万人以上の池袋・練馬・西武新宿・高田馬場・所沢・国分寺が整備済み)。投資総額214億円は、昨年度と比べて16億円の増。

 近鉄は今日、7月3日のダイヤ改正を発表しました(近鉄は「ダイヤ変更」と呼称)。ダイヤを相当数減量した厳しい内容になっていて、主要線区では22時台以降の深夜帯で減便(種別変更を行う列車が多い)、大阪線・京都線・南大阪線では最終を繰り上げ。22時以降の利用が、この2年で約1/3に減少しているそう。日中は大阪線・橿原線・田原本線・南大阪線・御所線・名古屋線・志摩線で普通列車の減便を行い、大阪線・青山町~伊勢中川間の中間各駅・志摩線各駅の一般列車は毎時2→1本、南大阪線・古市~尺土間の中間各駅・御所線の一般列車は毎時4→2本に半減する(南大阪線の急行は区間急行に変更)。特急は全線合計で、定期列車が平日51本・土休日59本を削減、この内平日25本・土休日29本は「お客さまの需要に応じて運転する」として、運行計画は決定の都度発表する、としている(JRでいう所の「臨時列車」という所だろうか?)。名阪特急は変わらないので、やはり観光需要の減退があるのは、間違いないだろう。土休日の大阪上本町9時50分発宇治山田行特急は大阪難波9時45分発鳥羽行に変更。途中停車駅は大阪上本町・鶴橋・大和八木・伊勢市・宇治山田のみ(「しまかぜ」と同じになる)。さて、時刻表は発売されるのだろうか?(今日の時点では一切記載がない)

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
12日 ソフトバンクグループ 最終利益4兆9879億円
(WHO独立委員会 新型コロナ禍最終報告書 初期対応の問題指摘)
13日 韓国脱北者団体 ムン・ジェイン大統領を告発
(ワクチン「職場接種」「休暇」 河野大臣 経団連に要請)