№2325 私鉄名車列伝 150.四日市あすなろう鉄道260系

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「私鉄名車列伝」、今回は四日市あすなろう鉄道の260系です。
 四日市あすなろう鉄道は、2015(H27)年4月に、近鉄が運営していた内部線(近鉄四日市(転換時にあすなろう四日市に改称)~内部)・八王子線(日永~西日野)を継承して開業した新鉄道で、四日市市が線路・施設及び車両を保有し、同鉄道(現在の出資比率は近鉄75%・四日市市25%)が運営を担う、「公有民営」鉄道です。260系は四日市市の鉄道事業再構築実施計画に基づいて生み出された系列で、2016(H28)年度の鉄道友の会ローレル賞受賞は、創業間もない小規模ローカル鉄道としては、画期的な出来事でした。

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 260系の母体となったのは、近鉄時代の1982(S57)年、両路線の近代化のために導入された260系で、先頭車8両(Mc5両・Tc3両)を新造し、三重交通時代からの在来車の改造車も交えた、5編成14両で構成されていた。新造車は、同じナローの北勢線(現三岐鉄道北勢線)270系をベースとし、カルダン駆動を採用、内部は先頭方向を向いた一人掛けクロスシートを並べ、冷房はなく、代わりにラインデリアを搭載していた。先頭部は、急カーブ対応のため、内側に絞られた形状が特徴的である。1989(H元)年にワンマン化改造が行われている。元は近鉄のマルーンをベースに、ドア部をオレンジ色としていたが、近鉄末期にはマルチカラーとなっていた。

 継承後の同鉄道では、新車並みの大掛かりなリニューアルと、冷房化工事を行う事になった。その最初となる261Fは、両先頭車は近鉄から継承された車両を改装、即窓はUVカットガラスを使用して、固定窓と上部内折れ式の開閉窓の組み合わせとなり、車端部には床置き式の冷房装置が搭載されている。先頭側のドアは、乗務員室直後に移設された。前頭部は尾灯を上部に移した他、行先表示窓は社名表示に固定され、運行区間は、円形の板で表す方式とした。老朽化していた中間車は新造車に代替となり、座席数確保のため1ドアとなって、点対称に配置されている。3両とも、ドア付近に行先を表示する3色LED表示器を設けた。駆動方式は釣り掛け式を継承している。

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 車内は一人掛け固定式クロスシートとなり、両先頭車は先頭向き、中間車は左右で逆向きとしている。いずれも、座り心地を改善した新シートを採用しており、手すりはハート形を模している。両先頭車の連結寄りにはベンチシート、先頭寄りには車いすスペースを設置した。

 261Fは転換直後の2015(H27)年9月に営業デビュー、その後、2018(H30)年8月までに順次リニューアルと新造を行い、5編成(3連×4・2連×2)の陣容が出揃った。在来車の改造で賄っていた先頭車両は、リニューアル車に準じたク164形2両を新造して代替している。260系は、リニューアル車7両・新造車7両の陣容となった。2016(H28)年の262Fから、外部塗装は白と緑(「なろうグリーン」と称する)のツートンカラー+青(「なろうブルー」)帯となり、当初は全編成が統一される予定だったが、261Fはデビュー時の白青のツートンを維持している。なお、車両は施設と共に四日市市が保有し、大掛かりな検査は引き続き、近鉄の塩浜検修車庫で行っている。

【編成】
←あすなろう四日市方    内部・西日野方→
 Mc260* - T180 - Tc160(164) Mc260* - Tc164
(* パンタグラフ)

 車両のリニューアルも終了し、一段落という四日市あすなろう鉄道だが、今後の伸びしろとなると、どうだろう。距離も短いし、全線に渡って三重交通のバス路線が並行しているので、利用の増加を図るのは簡単ではないだろう。ダイヤも現状ではたぶん変えようがない。少なくとも増発はできない(現行のダイヤは、転換開業時のまま)。コロナ禍もあり、困難な状況にあるだろうと思うが、健闘を期待したいと思います。私もいずれ、できるだけ早く再訪したいと思います。ここにも「鉄道むすめ」(追分 あすな)がいるんだねえ。

 今回の記事は、

「鉄道ピクトリアル 2003年1月臨時増刊号 【特集】近畿日本鉄道」「同2016年10月臨時増刊号 鉄道車両年鑑」(鉄道図書刊行会)
「私鉄車両編成表」(交通新聞社) 等

を参考にさせて頂きました。


 次回は北九州高速鉄道(北九州モノレール)1000系を予定しています。VVVF改造等のリニューアルも行われてはいるが、36年前の開業当時の車両が未だに現役です。現在の日本のモノレールでは、現役最古となりました。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
12日 「ヤングケアラー」中学生17人に1人 文部科学省初の実態調査で判明
(東京大学入学式 コロナ禍で2年ぶり)
13日 台湾 自前新造の揚陸艦「玉山」 高雄で進水式
(日本大学相撲部 部員29人のコロナ感染判明)

「ヤングケアラー」17人に1人、単純計算では、クラスに2人以上はいる事になるから、大変な数だと思う。私の中学生の頃は、どうだったのだろう?全くいなかったわけではないとも思うが、今のコロナ禍ではより状況は厳しいはずで、これこそ政治が何とかしなければならない事ではないのか。
 大阪府のコロナ禍感染者数が一気に1,000人を突破して、正直驚きです。変異種の脅威も増してきているようで、今年のGWも、穏やかならざる事態を覚悟せねばならないのか。
 松山 英樹選手、マスターズ優勝、おめでとうございます。正直、この位の明るすぎるニュースもないと、今の世の中、精神的にやっていけないよねえ。

№2324 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.52

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 感染者が爆発的に増大し、大阪府に「まん延防止等重点措置」が適用された関西地方。近鉄は29日より、土休日運休の特急を追加すると発表しています。阪急も「京とれいん」が再度運休になってしまいました。関東地方は今の所、ダイヤに影響が出るところまでは行ってはいないし、行楽用の臨時列車の運転も予定はされているものの、東京都を中心に感染者数が再び増加に転じているため、どう転ぶか、解ったものではありません。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日10日までのリリースで確認できた事項を中心にまとめます。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。楽しそうな事項も、決して少なくはないけれど。

*** 鉄道 ***

JR東日本 各新幹線・特急・快速・普通列車は、定期列車は通常通り運行。
 新幹線のグランクラスは、フルサービス提供列車は座席販売数が12席まで、専任アテンダントは2→1名に変更。〔サフィール踊り子〕のカフェテリアも再開している。その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は引き続き、全て営業中止(〔かいじ〕〔いなほ〕は終了している)。

JR東海 東海道新幹線は、臨時列車を一部運行している(27日まで発表)。御殿場線は通常通り運行。

東京メトロ 通常通り運行。「しぶさわくん×駅街かける 東京メトロスタンプラリー」を、16日~5月16日の期間開催。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄各線、日暮里・舎人ライナーは最終列車の繰り上げを継続中。

京成 一部〔スカイライナー〕は運休、一般列車は通常通り運行。一部〔スカイライナー〕の青砥停車、〔臨時ライナー〕(印旛日本医大→京成上野)の運行を継続している。「京成線ワンデーパス」を発売中。5月10日まで。大人2,000円・小児1,000円。各駅(東松戸・新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央・印旛日本医大を除く)の券売機で発売。成田スカイアクセスも乗車できるが、北総線区間での乗降はできない。

東武 アーバンパークライン(野田線)では、平日の柏発最終電車の繰り上げを実施している(公式Webサイトには記載がない。NAVI TIME調べ)。柏発0時56分発(大宮始発)高柳行・0時50分発(船橋始発)七光台行が運休している。その他の路線・列車は通常通り運行。〔DL大樹〕は6月5・6・17・18日、3・4・7・8号が運休する。12日~6月11日、〔THライナー〕(下り・霞ケ関→久喜)が草加に停車する。草加までの利用の場合、新越谷までの指定券を購入する(料金同額)。

西武 通常通り運行。17日~5月5日の土休日、〔むさし63・65号〕〔むさし76・78号〕を西武秩父発着に延長運転。飯能~西武秩父間で各駅停車を2往復増発。また平日も含め、一部各駅停車を8連に増結。5月7日~6月27日の毎日、〔ちちぶ3・5号〕〔ちちぶ30・32号〕が武蔵横手・東吾野に臨時停車する。 

京王 通常通り運行。6月20日までの土休日、新宿~高尾山口間の座席指定列車を運行。往路は〔Mt.TAKAO号〕として、新宿→高尾山口間ノンストップで2本、復路は〔京王ライナー〕として、高尾山口→新宿間3本を運行する。

小田急 通常通り運行。「ロマンスカーミュージアム」が19日に開館する。当面の間は事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。

東急 通常通り運行。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本で実施。21時台以降は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。世田谷線の「バス特」は、30日を持って終了する。

京急 通常通り運行。5月7日より、〔モーニング・ウィング3号〕の金沢文庫→品川間を12連に増強する。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。「キハ2401号復刻塗装お披露目撮影会」を、17日に水海道車両基地で行う。5日12時より、関東鉄道公式Webの専用フォームから申し込む。午前・午後各50名先着順。参加費3,000円(大人・子供同額)。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」「シン・エヴァンゲリオン劇場版公開記念装飾モノレール」は、今月一杯の運行スケジュールを公開している。 

ゆりかもめ 新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。

多摩都市モノレール 多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。当面の間継続する。

舞浜リゾートライン ディズニーリゾートラインの正確な運行状況は公式Webでは解らないが、TDRが短縮営業を行っているため、モノレールも対応して、運行時間の短縮を行っていると思われる。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 通常通り運行している。今日埼玉スタジアムで行われたJリーグ(浦和vs徳島)の対応では、試合開始前に試合開始前に鳩ヶ谷→浦和美園間5本を運行、終了後に浦和美園→鳩ヶ谷間5本の臨時列車(+不定期列車1本)を運行し、2本の時刻変更を行った。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 通常通り運行している。17日より、スマホアプリ「my route」で、「市営バス1日乗車券」「市営地下鉄1日乗車券」「市営地下鉄・バス1日乗車券」の購入が可能になる。また「市営地下鉄1日乗車券」「市営地下鉄・バス1日乗車券」は、PASMOへの搭載が可能になる(Suicaを含めた他ICカード、クレジットカード一体タイプ、モバイルは不可)。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行している。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
  
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。

江ノ電 鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめている。当面の間継続する。「一日乗車券のりおりくん」などの企画乗車券は全て、発売を再開している。小田急電鉄のMaasアプリ「EMot」で、「のりおりくん」デジタル版を実証実験で販売(9月30日まで。大人用のみ)。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕3往復は全て、通常の運転日に運行。全車指定席で指定席料金が必要。駿豆線内のみ利用の場合、未指定券200円。
 駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、15日までの運用を公表している。6月までは運行の見込みで、両編成とも「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行される。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け」(大人のみ1,300円(ヘッドマークを模したクリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)で発売している。「ホロライブ」(女性Vtuberのアイドルグループ)とタイアップしたラッピング電車「ホロ伊豆ム」トレイン(7501F)を運行中。6月9日までの運用を公表している。「限定ツアーパッケージ」も販売中。なお、三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。

伊豆急行 通常通り運行している。「伊豆満喫フリーきっぷ」(JR伊東駅のみの発売)は、「Season1」は4月1日~7月31日、「Season2」は9月1日~1月31日(12月29日~1月3日を除く)の間発売。

富士急行 〔富士山ビュートレイン〕は運行を再開した。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。〔富士回遊91・92号〕を、5月30日までの土休日運行。

小湊鐵道 新ダイヤの下で通常運行。「房総里山トロッコ」は、今年度の運行を開始している。「こみなと待合室」(カフェ)もオープン。キハ40形の導入が発表になっている。既に五井に搬入済みだが、詳細は後日発表。

いすみ鉄道 通常通り運行。「レストラン列車」は先月27日より再開している。

銚子電鉄 朝方5往復は、運行を再開ししている。夕方2往復は引き続き取りやめている。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。「秩父路遊々フリーきっぷ」「長瀞秩父おでかけきっぷ」は4月1日より料金を改定。「秩父路~」は大人1,600円・小児800円。通用日は変わらず土休日・「パレオエクスプレス運行日」・その他指定した期日。「長瀞秩父~」は大人1,000円・小児500円。9月26日までの間、この2種類のフリーきっぷの枚数に応じたプレゼントキャンペーンを実施する。秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を、3日より運行している。記念グッズも、主要駅などで販売。
 来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。 

*** バス *** 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
「バス特」の終了のアナウンスが相次いているが、ここでの「終了」は、「バスポイントの新規付与」「特典バスチケットの新規付与」であり、終了前に付与された「特典バスチケット」は、10年間有効。

東京都営 〔深夜02・03・10・11〕系統で、最終バスの時刻を繰り上げている(各系統1便ずつ減便)。「みんくるガイド」(路線図)は、今年度の発行は行っていない。昨年度(2020年4月発行)のものを利用するよう案内している。
 
日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 一般路線は通常通り運行。「都内近距離定期券」は、販売を終了している。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

京成タウンバス 通常通り運行。「都内近距離定期券」は、販売を終了している。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。創業20周年記念車両の運行を開始した。合わせてマスコットキャラクター「トラにゃ」を発表。
ICカード「バス利用特典サービス」:30日を持って終了する。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野車庫行深夜バス2便は運休。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。植草学園大学線は、改正ダイヤで運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:30日を持って終了する。

ちばレインボーバス 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。「佐倉1日フリー乗車券」を発売中。限定1,000枚。大人600円。5月16日までのうちの1日有効。佐倉草ぶえの丘などの観光施設が、団体割引料金で入場できる。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」は1日より再開している。当面は20席限定。「午後から世界遺産満喫半日コース」は、引き続き運休。深夜バスは、一部の便の運行を再開している。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。埼玉スタジアムサッカー輸送は行っていない。「IC一日乗車券」を、26日より発売する。大人700円・小児350円。飯能〔営〕路線・催事輸送(サッカー輸送など)・IC定期券の取り扱いが無いコミュニティバスを除いた、東京都・埼玉県内の一般路線全線で利用可能。車内での当日発売のみ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

西武バス 土休日運行の〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちの休園に伴い、西武園駅発着の〔所18〕系統として運行。他の系統は通常通り運行。西武観光バス秩父〔営〕は1日、ダイヤを改正している。三峰口~中津川系統は1往復減便(小双里折り返しに短縮)。メットライフドームのライオンズ戦観客輸送は、当面の間行わない。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

関東バス 一般路線は通常通り運行。吉祥寺駅~TDR直行バスは1日より、お台場間直行バスは3日より、一部の便の運行を再開している。お台場直行バスは土休日のみ運行。5月1~4日、2階建てエアロキングの臨時便を運行する。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。一日乗車券は大人530円→600円に改定。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

立川バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

西東京バス 一般路線は通常通り運行。奥多摩駅~丹波・鴨沢西路線の小袖川~丹波・鴨沢西間(山梨県丹波山村内区間)では、今月下旬より1年間(予定)、アニメ声優鬼頭 明里(「鬼滅の刃」(竈門禰 豆子役)など出演)による車内アナウンスを実施する。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

京王バス 一般路線は通常通り運行。5日より、日野駅→日野自動車間直行バス・高尾駅南口→館ヶ丘団地間準急バス(両路線とも平日のみ運行)に連節バス(日野ブルーリボンハイブリッド連節バス)を導入している。日野→日野自動車線は、日野駅発7時40分・8時07分・8時33分発に投入。高尾駅南口→館ヶ丘団地線は、高尾駅南口7時11分発。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 シェアオフィスバス「Satellite Biz Liner」を、28日までの平日、実証運行する。Wi-Fi、化粧室の他、Yogiboの「Traybo2.0」(PC用のトレイ)を用意し、快適なテレワーク環境を提供するとしている。往路:新羽〔営〕8時20分・市が尾駅8時45分・たまプラーザ駅9時05分→渋谷駅10時15分・東京駅南口10時45分 復路:東京駅南口16時25分・渋谷駅17時05分→たまプラーザ駅17時35分・市が尾駅17時55分・新羽〔営〕18時25分。運賃は区間によって1,000円~2,300円だが、電車の通勤定期券を保有し、DENTOサービスより購入の場合は100円割引。
 ナビタイムジャパンと共同で、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内する実証実験を行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。
ICカード「バス利用特典サービス」:今日11日を持って終了となる。

京浜急行バス 各地区で主に23時台以降(一部22時台)便の運行を取りやめている(既に昨年4月21日より運休となっている便も含む)。一部の便は1日より、運行を再開している。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 1日改正ダイヤにより、通常運行。2路線とも「平日・土曜日」と「休日」の2本立てとなり、初便の繰り下げ・最終の繰り上げを行い、休日は30分間隔に減便。

東京BRT:プレ運行中。日中は虎ノ門~晴海間毎時3本+新橋~晴海間毎時1本で、連節バス(エルガデュオ)は、6時台1往復を除いて、新橋~晴海間で1時間毎の運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」を、発売している。紙券の他、モバイルチケット(LECIPのスマホアプリ「QUICK RIDE」)でも発売する。大人700円・小児350円。3日、全線でダイヤ改正を実施した。運行本数や深夜バス運行時間対等の見直しを行う。37系統(堀江六丁目~TDS)を新設。
ICカード「バス利用特典サービス」:(「おさんぽバス」を含め)30日を持って終了する。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了している。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。香取市「佐原循環バス周遊ルート」は、運行を再開している。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:30日を持って終了する。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。のぞみ野・長浦線は1日にダイヤ改正を行っている。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。「戦翼のシグルドリーヴァ」デザインの、房総館山地域の共通1日乗車券を発売している。館山市内線と、JRバス関東の洲の崎線・南房総本線(共に館山駅~相の浜間)で通用。2,000円。限定800枚。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。のぞみ野・長浦線は1日にダイヤ改正を行っている。なお、上総湊出張所(旧天羽日東バス)担当路線は、今日11日より、富津〔営〕に移管されている。上総湊出張所は、案内所業務は引き続き行うが、「高速バスネット」使用の業務は、30日を持って終了する。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:30日を持って終了する。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。

朝日自動車 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

阪東自動車 通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

川越観光 入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

関越交通 一般路線は通常通り運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスはダイヤ改正を実施した。平日・土休日統一の時刻となり、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)の平日運行が再開している。その他の一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:30日を持って終了する。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅前20時18分発・ハンマーヘッド20時37分発が最終となる。大さん橋客船ターミナル循環系統は、当面運休。終日、約30分間隔で運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:5月31日を持って終了する。
 
横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは全便運休(時差登校のため。通常登校再開まで。4月2日までは春休みのため運休)。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

神奈中バス 通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。藤沢・町田・多摩〔営〕は一部の系統でダイヤ改正を行った。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。旭〔営〕は5日、ダイヤ改正を実施。二俣川駅~羽田空港線(京浜急行バスと共同運行)は16日、一部便が再開予定。海老名駅~羽田空港線は引き続き運休。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は迂回運行のため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。YCAT~浮島(江川一丁目)間高速バスは、浮島→YCATは迂回のため、10分程度の遅延になる。YCAT→浮島は通常運行。〔川03〕系統(川崎駅~浮島BT)も、大幅な遅延が予想される。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。深夜バスは運休中。藤沢・大船~羽田空港線(京浜急行バスと共同運行)は24日、一部ダイヤを変更した上で再開予定。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。小田原宿観光回遊バス「うめまる号」は、3日より運行を再開している。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行。湯河原~箱根線は運休している。小田原市内路線、沼津駅~多比・伊豆長岡駅、伊豆長岡駅~温泉場・三津シーパラダイス路線は1日より、ダイヤ改正を実施。沼津駅南口は乗り場が変更になる(多比・伊豆長岡方面行は、東海バス西浦線(シーパラダイス・木負・江梨方面行)と同じ③番線からになる)。
 芦ノ湖の水陸両用バス「NINJABUS」は、1日より事業をプリンスホテルに譲渡した。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。1日より、三島・沼津地域の路線にPASMOを導入している(韮山・修善寺駅発着計4路線及びシンクトゥギャザーのEVは除く)。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。5日ダイヤ改正を実施。正倉北→御殿場駅(平日のみ片道1本)は廃止。他の路線も大半が減便。小山町コミュニティバスは1日改正した。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。「TOKYO NO KABA」は、運行を再開している。
ICカード「バス利用特典サービス」(横浜市内路線のみ):終了した。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は3往復(富士急ハイランド発9:55・11:55・13:55、4月4日までは河口湖駅発4便を追加で運行。5日以降は10便運行予定)、「グリーンライン」は2本(河口湖駅発10:10・14・10)のみ運行(土休日は12時30分発も運行)。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は当分の間、平日は10時45分・13時45分発便を運休。富士急上阿原車庫7時05分発甲府駅行が運休。5日に全域でダイヤ改正を実施した。上野原・甲府では減便を伴い、甲府駅~下黒駒路線は廃止。上野原駅~井戸路線は、平日・土休日とも2往復のみに削減。コロナ禍とは関係ないが、河口湖駅~天下茶屋路線は路面凍結により、三つ峠登山口で折り返し運行を行っている。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行を再開している。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。鷹岡車庫~富士宮駅~イエティ路線は、廃止になった。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:終了した。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は、18便中12便の運行を再開している(「湯~遊~バス 彩」はうち6便で運行)。1日に熱海を除いた全線規模で、ダイヤ改正を実施している。江梨~大瀬岬間は廃止(大瀬岬へは、江梨で戸田行予約制乗合タクシーに乗り換え)。三島駅~修善寺~松崎間快速は、同日運行再開している。「三島エクスプレス」・定期観光バスは引き続き全便運休。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。修善寺駅~八丁池口路線は、今年度は11月までの土休日及びGW期間中運行。
「あまんちゅ!」ラッピングバス2号車を、18日より伊東〔営〕各路線で運行する。同作品のファンの費用負担により実現したもので、初日はファンによる貸切運行、一般の利用は翌19日からとなり、運用を公表する予定。
 熱海市内路線(熱海自然郷線を除き、湯河原線・「湯~遊~バス」は含む)でPASMOを導入している。小田急電鉄のMaasアプリ「EMot」で、「伊東観光フリーパス」「みしまるきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ」「湯~遊~バス フリーきっぷ ワイド」の電子チケットを発売している。「伊東観光フリーパス」は、電子チケットのみ有効が2日になる。「EMot」では、東海バス一般路線の運行情報のリアルタイム配信も行う(12日からを予定していたが、1週間程度延期)。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。宇都宮では平日に臨時便を運行中。栃木県内(宇都宮・塩原)路線は、ICカード「totra」を導入した。関東自動車・宇都宮ライトレール(2023(H5)年開業予定)と共通で、全国相互利用も可能。「戦翼のシグルドリーヴァ」デザインの、房総館山地域の共通1日乗車券を発売している。洲の崎線・南房総本線(共に館山駅~相の浜間)と、日東交通の館山市内線で通用。2,000円。限定800枚。「JR竹芝 水素シャトルバス」(JR東日本から委託 無料)は、1日より運行時刻を変更している。東京駅丸の内南口発は平日11時00分~18時00分の6便・土休日11時00分~21時30分の12便。ポートシティ竹芝は引き続き通過。6月30日までこの形態で運行し、7月以降は別途通知。
 首都高速地下化工事により呉服橋出口が廃止されるため、5月10日より、高速バスの一部の路線(常磐道・東関道・アクアライン方面からの路線)がルート変更を行い、一部の路線で東京駅到着が5分程度遅くなる。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 私は元々コロナ禍とは関係なく、人混みが苦痛になっていたから、GW中も大混雑の中に身を投じる事は既にしなくなっているけれど(仕事もあるし)、それでも人っ子一人いない通りに、回送同然で走り回るだけの電車・バスなど、見たくはありません。無論、一昨年の10連休のような事にはならないが、少なくとも、緊急事態宣言真っただ中の去年のような光景を見せつけられるのは、まっぴらゴメンです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
10日 中国政府 アリババグループに罰金約3000億円
(JRA 調教師・騎手など170人処分 新型コロナ持続化給付金問題)
11日 競馬桜花賞 ソダシ優勝 白毛馬初のクラシック制覇
(外国人に医療機関受診相談会 コロナ抗体検査も実施 三重県鈴鹿市)


 次回は火曜日に更新し、いつものパターンに戻る予定です。

№2323 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 13.東京都(3)

 平成の鉄道・東京都のデータ編です。東京の地下鉄は、メトロ+都営で283.9㎞と№2321で書いたが(書き漏らしたが、千葉・埼玉県内の区間を含む。また、目黒~白金高輪間2.3㎞はメトロと都営の共用)、この内、1/3近くの89.6㎞は、平成の30年間の開業でした。

◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(都内のみ)〕
1989(H元)年1月26日
 帝都高速度交通営団 半蔵門線 半蔵門~三越前
  〔神保町〕
1989(H元)年3月19日
 東京都交通局 新宿線 篠崎~本八幡(千葉県)
1990(H2)年3月10日
 東日本旅客鉄道 京葉線 東京~新木場
  〔八丁堀/越中島/潮見〕
1990(H2)年3月27日
 小田急電鉄 多摩線 小田急多摩センター~唐木田
  〔唐木田〕
1990(H3)年3月30日
 京王帝都電鉄 相模原線 南大沢~橋本(神奈川県)
1990(H2)年11月28日
 帝都高速度交通営団 半蔵門線 三越前~水天宮前
  〔水天宮前〕
1991(H3)年3月31日
 北総開発鉄道 京成高砂~新鎌ヶ谷(千葉県)
  〔京成高砂/新柴又〕 ※京成高砂は京成電鉄の駅として開業済み
1991(H3)年11月29日
 帝都高速度交通営団 南北線 駒込~赤羽岩淵
  〔駒込/西ケ原/王子/王子神谷/志茂/赤羽岩淵〕
1991(H3)年12月10日
 東京都交通局 12号線 練馬~光が丘
  〔練馬/豊島園/練馬春日町/光が丘〕
1993(H5)年9月27日
 東京モノレール 整備場~羽田空港
  〔羽田/新整備場〕
1994(H6)年12月7日
 西武鉄道 西武有楽町線 新桜台~練馬
1995(H7)年11月1日
 東京臨海新交通 新宿~有明
  〔新橋/竹芝/日の出/芝浦ふ頭/お台場海浜公園/台場/船の科学館/テレコムセンター/青海/国際展示場正門/有明〕
1996(H8)年3月26日
 帝都高速度交通営団 南北線 四ツ谷~駒込
  〔東大前〕
1996(H8)年3月30日
 東京臨海高速鉄道 りんかい線 新木場~東京テレポート
  〔新木場/東雲/国際展示場/東京テレポート〕
1997(H9)年9月30日 帝都高速度交通営団 南北線 溜池山王~四ツ谷
  〔溜池山王〕
1997(H9)年12月19日
 東京都交通局 12号線 新宿~練馬
  〔都庁前/西新宿五丁目/中野坂上/東中野/中井/落合南長崎/新江古田〕
1998(H10)年11月18日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田~羽田空港
  〔羽田空港〕
1998(H10)年11月27日
 多摩都市モノレール 上北台~立川北
  〔上北台/桜街道/玉川上水/砂川七番/泉体育館/立飛/高松/立川北〕
2000(H12)年1月10日
 多摩都市モノレール 立川北~多摩センター
 〔立川南/柴崎体育館/甲州街道/万願寺/高幡不動/程久保/多摩動物公園/中央大学・明星大学/大塚・帝京大学/松が谷/多摩センター〕
2000(H12)年4月20日 東京都交通局 12号線 国立競技場~新宿
  〔国立競技場/代々木〕
2000(H12)年9月26日
 帝都高速度交通営団 南北線 目黒~溜池山王
  〔目黒/白金台/白金高輪/麻布十番/六本木一丁目〕 ※目黒は東京急行電鉄の駅として開業済み
 東京都交通局 三田線 目黒~三田
  〔目黒/白金台/白金高輪〕 ※目黒~白金高輪間は帝都高速度交通営団南北線と共用
2000(H12)年12月12日
 東京都交通局 江戸線 都庁前~(清澄白河)~国立競技場
  〔新宿西口/東新宿/若松河田/牛込柳町/牛込神楽坂/飯田橋/本郷三丁目/上野御徒町/新御徒町/両国/森下/清澄白河/月島/勝どき/築地市場/赤羽橋/麻布十番/六本木/青山一丁目〕
2001(H13)年3月28日
 埼玉高速鉄道 赤羽岩淵~浦和美園(埼玉県)
  〔赤羽岩淵〕 ※赤羽岩淵は帝都高速度交通営団の駅として開業済み
2001(H13)年3月31日
 東京臨海高速鉄道 りんかい線 東京テレポート~天王洲アイル
  〔天王洲アイル〕
2002(H14)年12月1日
 東京臨海高速鉄道 りんかい線 天王洲アイル~大崎
  〔品川シーサイド/大井町/大崎〕 ※大崎は東日本旅客鉄道の駅として開業済み
2003(H15)年3月19日 帝都高速度交通営団 半蔵門線 水天宮前~押上
  〔清澄白河/住吉/錦糸町/押上〕
 東武鉄道 伊勢崎線 押上~曳舟
  〔押上〕 ※押上は帝都高速度交通営団の駅として同時開業
2004(H16)年12月1日
 東京モノレール 羽田空港第2ビル~羽田空港第1ビル
  〔羽田空港第1ビル〕
2005(H17)年8月24日
 首都圏新都市鉄道 秋葉原~つくば(茨城県)
  〔秋葉原/新御徒町/浅草/南千住/北千住/青井/六町〕
2008(H20)年3月30日
 東京都交通局 日暮里・舎人ライナー 日暮里~見沼代親水公園
  〔日暮里/西日暮里/赤土小学校前/熊野前/足立小台/扇大橋/高野/江北/西新井大師西/谷在家/舎人公園/舎人/見沼代親水公園〕
2006(H18)年3月27日
 ゆりかもめ 有明~豊洲
  〔有明テニスの森/市場前/新豊洲/豊洲〕
2008(H20)年6月14日
 東京地下鉄 副都心線 池袋~渋谷
 〔雑司が谷/西早稲田/東新宿/北参道〕 ※小竹向原~池袋間有楽町線新線部と合わせて開業

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1991(H3)年4月6日
 京王帝都電鉄 相模原線 多摩境
1992(H4)年6月19日
 東京モノレール 天王洲アイル
1994(H6)年12月7日
 西武鉄道 池袋線 練馬高野台
1996(H8)年5月28日
 帝都高速度交通営団 丸ノ内線 新宿
1997(H9)年4月1日
 東日本旅客鉄道 横浜線 八王子みなみ野
1997(H9)年9月30日
 帝都高速度交通営団 銀座線 溜池山王
2000(H12)年11月11日
 東京都交通局 荒川線 荒川一中前
2002(H4)年11月2日
 東京都交通局 大江戸線 汐留
 ゆりかもめ 汐留
2003(H15)年10月1日
 東海旅客鉄道 東海道新幹線 品川
2009(H21)年3月14日
 東日本旅客鉄道 南武線 西府
2010(H22)年10月21日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田空港国際線ターミナル
 東京モノレール 羽田空港国際線ビル

◆平成時代の改称路線
2000(H12)年8月6日
 東京急行電鉄 目黒線 目黒~田園調布(←目蒲線)
        東急多摩川線 多摩川~目黒(←目蒲線)
 ※目蒲線・田園調布~多摩川間は同日東横線に編入
2008(H20)年3月30日
東京都交通局 大江戸線 国立競技場~光が丘(←12号線)

◆平成時代の改称駅
1998(H10)年11月18日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田(←羽田空港)
2000(H12)年8月6日
 東京急行電鉄 東横線 多摩川(←多摩川園)
        田園都市線 二子玉川(←二子玉川園)
2001(H13)年3月28日
 西武鉄道 多摩川線 多磨(←多磨墓地前)
           白糸台(←北多磨)
2004(H16)年12月1日
 東京モノレール 羽田空港第1ビル(←羽田空港)
2010(H12)年10月21日
 京浜急行電鉄 空港線 羽田空港国内線ターミナル(←羽田空港)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(都内のみ)〕 日付は営業最終日
1993(H5)年9月26日
 東京モノレール 整備場~羽田
  〔羽田〕

◆平成時代の廃止駅 〔廃線に伴わない単独廃止駅〕 日付は営業最終日
2004(H6)年3月31日
 京成電鉄 本線 博物館動物園
 ※1997(H9)年4月1日より休止

◆平成時代の電化路線・区間
1996(H8)年3月18日
 東日本旅客鉄道 八高線 八王子~高麗川(埼玉県)(直流1500V)

◆平成時代の事業者名称変更
1998(H10)年4月1日
 ゆりかもめ ←東京臨海新交通
1998(H10)年7月1日
 京王電鉄 ←京王帝都電鉄
2004(H16)年4月1日
 東京地下鉄 ←帝都高速度交通営団 ※民営化
2004(H16)年7月1日
 北総鉄道 ←北総開発鉄道

13東京都1.JPG
13東京都2.JPG

東京都の歴代知事
鈴木俊一→(1995(H7)年4月23日~)青島幸男→(1999(H11)年4月23日~)石原慎太郎→(2012(H24)年12月18日~)猪瀬直樹→(2014(H26)年2月11日~)舛添要一→(2016(H28)8月2日~)小池百合子


令和以降の東京都の鉄道
 相模鉄道の新線の開業に伴い、新宿~(羽沢横浜国大)~海老名間で埼京線の電車と相鉄の相互直通運転が、2019(R元)年11月30日に始まった。基本的には新宿~海老名間の運転で、朝方には埼京線区間への直通運転がある。相鉄は新形式12000系を使用しているが、民営化以降でJR東日本の新宿駅にJR以外の電車が乗り入れたのは、りんかい線(70系)・東武(100系「スペーシア」)に次いで3例目である。
 翌2020(R2)年3月改正において、高輪ゲートウェイ駅が開業した。山手線の新駅は、1971(S46)年開業の西日暮里以来49年ぶり、東京23区内のJR東日本の路線で、新線の開業に伴わない新駅は1986(S61)年開業の横須賀線・西大井以来34年ぶり、民営化以降では初である。ロボットの実証実験や、無人AI決済コンビニの開業などの試みが見られる。開業に先駆けた2019(R元)年9月、山手線・京浜東北線の一部区間を運休にした、大規模なルート変更の工事を行った。
 6月6日には、メトロ日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅が開業している。虎ノ門エリアの再開発事業の進捗に合わせての開業だが、現状では暫定的な開業の意味合いが濃く、上下線の改札は完全に別々になっており、特に北千住方向のホームの場合、乗り換え指定駅となった銀座線・虎ノ門とは、地上を移動する必要がある。将来的には一体的な駅施設が整備される。
 同日、日比谷線~東武スカイツリーライン(伊勢崎線)直通の新ライナー列車〔THライナー〕の運行が始まった。東武70090型を使用し、平日・土休日とも、朝方は久喜→恵比寿間2本・夜間は霞ケ関→久喜間5本を運行している。東武では同日の改正で、浅草発着特急の一部の曳舟停車を開始している。
 新型コロナウィルス禍は、東京オリンピック・パラリンピックを史上初の延期に追いやるなど、東京都に甚大な悪影響を与えた。2020(R2)年4月の緊急事態宣言時には、GW中の小田急ロマンスカーが全て運休、西武の特急も多数が運休になるなど、鉄道も影響が大きかった。2021(R3)年1月には2度目の緊急事態宣言が発出され、首都圏の各線区では、最終電車の繰り上げの措置が取られた。3月には各社でダイヤ改正を行い、大半の路線で、正式に最終電車の繰り上げを実施した。東急や小田急は、午前1時を過ぎる列車の運行がなくなっている。航空需要激減の影響も大きく、JR〔成田エクスプレス〕・京成〔スカイライナー〕の大多数は現在も運休のままであり、東京モノレールは終日に渡り、大幅な減便を行った。なお、羽田空港国内線第2ターミナル部の国際線共用開始に伴うターミナル名称の変更により、京急・東京モノレールで、関連するターミナル駅の改称を行った。
 JRは3月の改正で東海道線のライナー列車を特急〔湘南〕に格上げした。新潟地域と合わせ、JR東日本からは、整理券を購入して乗車するスタイルの「ライナー列車」は消滅した。
 東急は持ち株会社制導入に伴う組織再編により、2019(R元)年10月より、持ち株会社となった東京急行電鉄(9月より「東急」)の傘下の「東急電鉄」が、鉄道事業を行っている。京急は同年、港区の本社を、横浜市のみなとみらい地区に移転した。

 次回は私の地元、神奈川県となります。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
 7日 東京電力小早川社長 役員報酬返納 柏崎刈羽原発 テロ対策不備など責任
(名古屋市 職員ら感染で緑区役所閉庁)
 8日 東松島市鳴瀬桜華小学校 新校舎で始業式
(新型コロナ感染の肺移植 京大病院で世界初実施)
 9日 チケットぴあ 全店舗運営 6月末終了を発表
(大阪・道頓堀商店街メンバー 飲食店巡回 感染対策項目チェック)

 東京都(23区・八王子市など)は12日から5月11日までの30日間、大阪府に続いて、京都府・沖縄県と共に「まん延防止等重点措置」が適用される事になりました。基本的対処方針の中には、「都道府県間の移動も極力控える」とあり、交通機関そのものにどうのこうのしろ、という事はないようだが、影響は大いに心配されます。
(大阪府では既に、近鉄特急の減便や、阪急「京とれいん」の運休が発表になっている)

 次回は日曜日に更新し、新型コロナ禍における首都圏の交通のまとめを書きます。楽しい事が、欲しいよね。