№2317 アニメと鉄道ビジネス(栗原 景/交通新聞社新書)

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 昨今は当ブログ、あるいは本体でもアニメやコミック等と、鉄道(を始めとする交通)とのコラボについて画像を発表したり、記事を書いたりする機会が相当増えたが、その最中の昨年秋、交通新聞社新書として、「アニメと鉄道ビジネス」が刊行されました。
 本当はもっと早く書くつもりだったが、例によって遅くなってしまいました。ともあれ非常に興味ある題材でしたので、さっそく買って、読んでみました。その印象や感想を記してみたいと思います。

 著者の栗原 景(かげり)氏、最近はJTB時刻表のグラビアでも執筆が多く、2020年5月号でも、エヴァンゲリオンを中心としたアニメと鉄道のコラボを中心としたグラビアで執筆されている。浪人時代はレイルウェイ・ライターの故・種村 直樹氏の事務所でアルバイトをされていて、種村氏の著書にも名前が出てきていた。それにしても、こんなにアニメに詳しい方だったの?というのが、率直な第一印象。それも、アニメの黎明期から、筆が回っている。「アニメ評論家」の肩書でもおかしくなさそうな知識量だ。

 第1章は、著書全体を俯瞰して、どの黎明期から今日に至るまでのアニメ(になっていないものも多々あるが、ここでは原則「アニメ」に統一する)と鉄道の関わりを、アニメそのものの歴史も交えて記している。これは第2章以降、個々の章につながっていく。既に太平洋戦争前にはSLが描かれたアニメが作られ、戦後の「エイトマン」では、開業直前の東海道新幹線も現れる。それでもしばらくは、鉄道は描写されてもデフォルメされたものが大半だったが、時には実地調査も交えて、リアルな鉄道が描かれる事もあった。両者のコラボ第1号「銀河鉄道999」のミステリー列車を経て、平成になると「機動警察パトレイバー」あたりから、アニメと鉄道の関係は次第に濃密になり、やがて今隆盛の「聖地巡礼」にたどり着く。

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 第2章は、映像のプロダクションと玩具メーカー、鉄道会社(ここでは特に、JR東日本)のチームによって生み出された「新幹線変形ロボ シンカリオン」が、子供だけでなく、親世代を中心とした大人にも熱狂的に受け入れられていくプロセスが、詳細に書かれている。
 子供向け番組のミニコーナーがきっかけとなり、人間形態(=「ロボット」)に変形する玩具の発想が生まれた。話を持ち掛けられたJR側も、少子化などでビジネスの多角化が求められていて、新幹線をモチーフにしたキャラクターなら、末永く親しんでもらえるようになると考えた。プロトタイプが映像化された後に玩具メーカーが入り、子供向けを前提とした商品化の検討が進められ、まずE5系ベースのシンカリオンが「プラレール」として発表。東日本以外に新幹線を運行する他のJR4社からも承諾が出た事で、全国展開が可能になり、満を持して、TVアニメシリーズがスタートした。視聴者に驚きを与えた、マルチプルタイタンパーから始まるオープニング、その後の鉄道のイメージを壊さない設定や、丁寧なロケハンも、は年齢を問わず視聴者の心をつかみ、ついには「エヴァンゲリオン」とのコラボまで実現されるに至った。日本においては、普遍的な乗り物の「雄」と言える新幹線とのコラボは、大きな成功を収める事になる。

(4月9日には、第2シリーズと言える「シンカリオンZ」がスタートする(今度はテレビ東京)。今度は、在来線モチーフのシンカリオンとの合体も描かれるらしい)
 個人的に付け加えると、ロボットアニメ、特に比較的単純な「勧善懲悪」(と言い切れるほど単純な構図ではなくても)を描いた児童向けの作品自体がこの数年、途絶えて久しいという事も、「シンカリオン」が待望・歓迎された理由の一つではないか。少子化が原因だろう。

 第3章は「ビジネス」からは少々離れて、「鉄道に魅せられたアニメ・クリエイター」が並ぶ。ディズニーの「ダンボ」、大塚 康夫(15日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。アニメのみならず、鉄道趣味にも大きな損失)の「ルパン三世」、松本 零士の「銀河鉄道999」、高畑 勲の「おもひでぽろぽろ」、庵野 秀明の「エヴァンゲリオン」、吉浦 康弘の「機動警察パトレイバー」。
 一つ加えられるなら、「きかんしゃトーマス」があっても良かった。「ダンボ」の所で名前だけ出てくるが、アニメが現在NHK Eテレで放映中。大井川鐵道ではトーマスを模したSL列車が走っているし、京阪でラッピング電車が走った事もあった。富士急ハイランドにはトーマスのアトラクションもあって、それを描いた電車も鉄道線で運行されている。外国作品ながら、日本の鉄道にも縁が深いわけで、第4章以降の「ビジネス」を語る上でも、単独で掘り下げても良かった。外国作品とのタイアップって、どうなの?という点で。

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 第4章は、西武鉄道のアニメ戦略。21世紀に入って以降、経営陣の不祥事などでイメージの刷新が求められた西武鉄道(というか西武グループ)が注目したのは、アニメだった。沿線に高名なアニメスタジオが多数立地していた事も味方し、地域密着型の社会貢献活動から始まり、上井草駅前のガンダム像、松本 零士氏提唱の「999列車」を経て、課題を残しながらも「アニメツーリズム」にたどり着いたところで、「あの花」と出会う事になる。アニメ放映中は敢えて抑えていた「舞台:秩父」が解禁されると、舞台について沈黙を貫いた姿勢はファンに好感を持って迎えられ、放送終了後の秩父の経済効果は多大なものとなった。2011(H23)年度のツーリズム関連の訪問者は8万人、経済効果は3憶2000万円に達した。この成功をステップに、西武はついに、自社が版権を持つ短編アニメ「ちちぶでぶちち」を発表。再生数の伸び悩みという課題は浮上したが、海外来訪者(インバウンド)の西武鉄道訪問を見据えた種まきは、コロナ禍の先を見据える。近年は、「LAIMO」「カナヘイ」「ぐでたま」と言った、国内外のキャラクターとの提携も頻繁に行われている。
 でも確かに昨今はアニメとの提携は多いが、「アニメの鉄道会社」との異名までは、知らなかった。「あの花」が一番大きかったと思うが、特に劇場版が公開された2013(H25)年は東急東横線との相互直通が始まった年でもあり、直通改造された6000系に追加されたドア上の液晶モニターでも動画広告が配信されていたから、より宣伝効果が大きかったかも知れない。

 第5章は、「新世紀エヴァンゲリオン」(エヴァ)と山陽新幹線のコラボ。元々「エヴァ」は多方面にコラボを展開していたが、2007(H19)年の劇場版発表時より、版権管理会社より、山陽新幹線500系とのコラボの話が持ち上がった。高速列車へのラッピング、車内の模擬コクピットの設置などが実現。鉄道会社ゆえの障害により日の目を見なかった企画も多々あったが、運行期間を1年延長するなど、一定の成功を収めた。編成は後に「ハローキティ新幹線」へと受け継がれている。
 遅くなった最新劇場版「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」は、今月8日(異例の月曜)、ようやく公開がスタートしている。鉄道業界では他に名鉄のミュースカイもあったし、去年は小田急グループと組んで、箱根でラリーも行われていた。本来は箱根が「舞台」なので小田急とのコラボも取り上げられるべきとも思うが、それは次章の「アニメ・ツーリズム」に関わる事だろう。SFアニメでありながら、現実の土地を「舞台」に据えた、土着性が強い所も「エヴァ」の特性かも知れない(「ヤマト」「ガンダム」「マクロス」などは、そんな所はなかった)。

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 第4章、アニメ・コンテンツツーリズム、これが本書で一番力が入った所のはずだ。48ページと、各章の中では一番大きくページを割いている。(鉄道が関わらないものも含めて)近年は「聖地巡礼」が一大ブームになっている。何も近年に限った事でも、アニメに限った事でもないが、アニメに関しては、「究極超人あ~る」(原作者は「パトレイバー」と同じゆうき まさみ氏)が元祖とされる。本格的には「らき☆すた」が「聖地巡礼」に市民権を与え、地元鷲宮でも、住民とアニメファンの間に良好な関係が築かれ、地元住民にも、作品を盛り上ようとする雰囲気が醸し出されていった。神社という、交流のベースがあった事もプラスに働いた。その後「けいおん!」「花咲くいろは」を経て、2011(H23)年11月の「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)に至る。48ページ中22ページが「ガルパン」に割かれ、著者も一番気合が入った部分だったのか(JTB時刻表でもやったのだから)。いかに地元が「ガルパン」を盛り上げようとしたのか、街頭インタビュー的なルポも交えて記されている。
 第4章の「あの花」も「聖地巡礼」に発展していくが、脚本家への配慮もあって、TV本放送終了まで、舞台が秩父である事は敢えて隠していた。対して「ガルパン」は初めに大洗ありきと、同じ「聖地巡礼」ながら、アプローチが真逆なのが面白い。ここには記されていないが、大洗がかなり協力的だったのは、放送直前の東日本大震災で甚大な被害を受けていて(鹿島臨海鉄道も長期間の運休を強いられた)、復興のための目玉を欲していた、という事もあった、と聞いている。ラッピングに関しては、鉄道以上に茨城交通のバスの方に面白いエピソードがあるのだが。なお、第3章で「パトレイバー」のレイバーは日本の鉄道では規格的に運べない、と記されていたが、戦車もやはり、日本の規格で運ぶのは無理らしい(特にポルシェ・ティーガー)。欧州では実際に、戦車を搭載した貨車が走っているのだが。

 第6章、今まで記された様々な「アニメ×鉄道」ビジネスで欠かせないものとなってきた、車体へのラッピング。30年ほど前は車体への直接塗装で表現されており、民営化後のJR西日本・境港線の「鬼太郎列車」もまた、長時間かけて車体に塗装を施して実現させていた。しかし20世紀の終わりになり、車体へのラッピングの技術が急速に向上、都営バスへのラッピング広告解禁もあって、21世紀になると、急速にアニメのラッピング列車が普及するようになる。最も、小田急「F-TRAIN」のような、「広告物か否か」という、見解の相違から来る騒動も起きる事になるのだが。

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 法的な事とは別に常々思うのは、鉄道(バスもだが)の場合、窓やドアの配置から来るデザイン上の制約が大きいわけだが、車体という「キャンバス」に、誰が、どのような形でデザインし、それを実際に車体に起こしていくのだろうか。特にキャラクターの表情をアップで描こうとしたら、どうしても窓やドア部に配置しなければならない。無論、通常の通勤電車としての機能が損なわれてもいけないので、その辺のすり合わせは、どうなっているのだろうか。また、過去に広告の規制が大きかったのは景観に配慮するという面もあり、ビルに囲まれた都会ならいいが、地方路線だと、(アニメに限らず、というよりアニメよりは一般の商業広告ラッピングで)「これ、どうかなあ?」と思うようなものが、ないわけではない。
 それにしても、窓にキャラのアップを描いたこの電車、昨今の「窓開け」が推奨される状況では、いかなる事になるのだろうか?顔が描かれている所を開けようものなら、沿線にカメラ片手に群がる外野からは、大ヒンシュクものになりそうだ…。

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 最終第7章は、鉄道側から生み出されたキャラクターコンテンツ「鉄道むすめ」。コレクションフィギュアから始まり、旧栗橋町(現久喜市)の商工会議所が町おこしに活用しようとする事例も現れた。「青森鉄道むすめ」(この中には、既に廃線になっていた南部縦貫鉄道のキャラクターもいる)は、初めて版権ビジネスとして生み出された。AKB48など現実世界のアイドルグループが次々に生まれ、アニメの世界にも多士済々生み出される環境も、追い風となった。何より、鉄道会社自身で展開できるメリットは大きい。
 平成の世になってから、秋田内陸縦貫鉄道を皮切りに、女性職員が鉄道業界でも急速に増え、特にJRだと運転士・車掌が共に女性、という列車も少なくなくなっている。それもまた、追い風ではあるだろう。
 ただし、先月のIOC前会長の発言で「男女差別」問題が再度クローズアップされたが、「鉄道むすめ」は、要は女性職員を「アイドル」視してクリエイトしていると言えるわけで、という事は、職場における「男女平等」の視点で見ちゃったら、まだまだなのかなあ、という言い方も、できないわけではない(「鉄道むすめ」を否定するわけではないので、念のため)。
「女性をいかに引き込むか」と課題が投げかけられているが、これは女性の方のリサーチをキチンとしないと断言はできないが、女性は二次元より、現実世界のグループを嗜好する傾向が強いのではないだろうか。鉄道ではないが、JALが飛ばしていた嵐のジェット機が典型だし、2~30年くらい前にはGLAYのジャンボ機もあった。韓国のLCCが東方神起のジェット機を日本路線にも就航させていたのもそう。鉄道では、JR九州がEXILEをラッピングした特急列車を走らせていた事があったが、反応はどうだったのだろうか。

「ビジネス」と謳ってはいるものの、別に日経やその他経済紙のような、経済の専門用語がズラズラ並ぶような内容ではない。感じたのは、「アニメ×鉄道」に限った事ではないはずだが、最初から計算ずくで行われている事って思いのほか少なく、「幸運な偶然」的な要素が実はかなりある。しかしそれをいかにビジネスチャンスに結びつけるか、「アニメ」側も「鉄道」側も、当事者の才覚がかなり問われる場面が相当数あるという、そういう事が書かれていると感じた。
 全体的には、「アニメ」側から「鉄道側」へのアプローチ、という印象だった。「アニメ」側(企画・制作サイドも、何よりファンも)はこんな事を考えているんだよ、こんな意識を持っているんだよ、それを、鉄道(を始めとする交通、ひいては地域社会)は、どう受け止めてくれるんですか?そんな目線で書かれた論説だったように思える。特に「聖地巡礼」は、間違いなくそうだろう。
 他方、「鉄道」側から見た時、鉄道側にビジネス面での対応を促す事になるアニメ側の変化は、特にアニメは見ない、近年は見なくなった、という古い世代からすると、面食らう部分が少なくない。アニメの配信事情が平成の30年間で完全に様変わりし、ネットフリックスに代表されるインターネット配信が主流の一つになる一方、在京民放キー局では、ゴールデンタイムのアニメ放映は皆無に近くなった。深夜帯に新作アニメが放映される事自体(今回名前が挙がったアニメ作品の大半は、TV初回放送が深夜帯)、30年前くらいには考えられず、「『あの花』は深夜アニメ枠ノイタミナで放映された」と記されても、「『ノイタミナ』って何ですか?」という事になる。アニメーションの英文ANIMATIONを逆さにしたNO-I-TA-MI-NAからで、20~30台前半位の女性視聴者層の開拓を目的とした枠だが(この辺は説明不足かも)、こういう枠の存在そのものが、アニメ視聴層の拡大・変化・多様化を象徴している(個人的には「どうしてこの作品が深夜枠?」の疑問もあるのだが)。鉄道(地域も)がこの現状にどう向き合うのか、というのも、個々の作品に向き合う以前の、課題の一つとなるのではないだろうか。

 なんだかんだまたダラダラ書いてしまったが、「日本人は鉄道とアニメが大好きなのだ」のあとがきは同感。特に「聖地巡礼」は鉄道会社だけでなく、地域のバックアップが必要なのだが、次はどこに、どんな列車・企画が現れるのか、私も楽しみです。また追いかける事に、なるのかなあ?これらがまた、コロナ禍に苦しむ鉄道業界や地域を元気・活気づけるものになって欲しいと思います。

 最後に、本書そのものから多少離れるが、「アニメと鉄道の関り」という点で考える点として、アニメ製作(特に「聖地巡礼もの」)で協賛する鉄道会社は、どこまでアニメの世界観に口出しできるものなのだろうか。一昨年・去年とアニメ劇場版を2本見て思った事。「シンカリオン」のような、実際の鉄道車両をロボットに変形させてしまう、というのは解りやすいけれど。例えば一昨年の「天気の子」はJR東日本や東京都交通局が協賛しているが、この作品のラストは、(あくまで)世界観的には「バッドエンド」と言えなくもなかった(結局あれは、主人公とヒロインのロマンスをメインに据えたファンタジー、という解釈なのだけれど)。中間の展開も含めて、あのような状況は、交通事業者の立場として受け入れられるものなのだろうか?
 また、去年見た「魔女見習いを探して」では、後半に京都から奈良へ行く近鉄のビスタEXが出てきて、3人のヒロインのうち、1人のロマンスになりかけるきっかけが生まれるのだが、ビスタEXになったのは、製作の判断か、それとも近鉄からの要求だったのだろうか。製作サイドからしたら、基本的には近鉄の特急列車なら何でも良くて、Aceでも良かったはず。無論奈良へ行く話だから「しまかぜ」や「伊勢志摩ライナー」が出てくるはずはないが、逆に言うと、製作側に最低の知識がないと、(他の作品でもそうだが)トンチンカンな列車が使われかねない。設定上のリアルな考証が要求される昨今の「聖地巡礼もの」では、決定的なイメージダウンになりうる。映画のキャンペーンが近鉄で行われていたので、近鉄側からの要求に違いないと思っているのだが、この辺の事情も、いつか、どこかで明かされると良いかと思う。ここらあたりの製作上の事情も、本書で記されていれば良かったと思うが、ページ数が足りませんよね。
 あと、本書では西武鉄道の事例が挙げられたが、グループの伊豆箱根鉄道(バス・タクシーも含めて)もまた、アグレッシブに多方面とのタイアップを行っていて、今は圧倒的に、上にも出した「ラブライブ!サンシャイン!!」だけど、それ以前より「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」「Dr.STONE」「駅メモ!」「ホロライブ」と、アニメ以外のゲームや配信と、タイアップ先が多方面に及んでいる。いずれも期間限定ではあるのだが、地方私鉄として、どのような経営戦略をもっているのだろか。キャラクターにしろ、ツーリズムにしろ、地方交通が一番、アニメとのタイアップに期待したいところでしょう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 名鉄と東京メトロが、来年度の事業計画を発表しました。次号書く予定です。
 祝!上田電鉄 全線運行再開!!

《今日のニュースから》
28日 大相撲春場所 照ノ富士 3度目優勝
(路線バスに「アマビエ」 小学生ペイント 鳥取県)

 鳥取のバスは、ニュースの画像を見た限りでは、日本交通と日ノ丸自動車が1台ずつだったようでした。ラッピングではなく、小学生が車体にじか描き。となると、予定されている3か月間限りではもったいない。コロナ禍収束までは、走らせてほしい。「バス会社への支援」の意味もあるそうだが、鳥取県のバスも当然大変で、〔キャメル〕廃止のほか、日本交通の鳥取駅・岩見駅~湯村温泉路線も、今月いっぱいで廃止になります。コロナ禍が収束しても、需要が回復してくれるのか、大いに懸念されます。アマビエでもアニメでも、何にでもすがりたい所か?(鳥取だと「コナン」もあるし)