№2309 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 10.群馬県(2)

 平成時代の群馬県の鉄道、データ編です。在来線の新線の開業はなかったが、駅の新設は活発で、県内を走る5社すべてが、平成の30年間に駅を1つは新設しています。信越本線は「横軽区間」廃止で、群馬県内に関しては実質支線化してしまいました。後年の北陸新幹線延伸開業に伴うしなの鉄道・えちごトキめき鉄道転換で、信越本線は完全に3分割される事になり、名が実態を表さなくなった。群馬県内区間は、それこそ横川線とでも呼んだ方が、実態に合うのではないか?

◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕
1997(H9)年10月1日
東日本旅客鉄道 長野新幹線 高崎~長野(長野県)
〔安中榛名〕

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1989(H元)年3月29日
 わたらせ渓谷鐵道 運動公園/本宿/中野
1990(H2)年4月1日
 上信電鉄 東富岡
1992(H4)年3月14日
 東日本旅客鉄道 吾妻線 小野上温泉
 わたらせ渓谷鐵道 下新田
1993(H5)年10月19日
 上毛電気鉄道 東新川
1994(H6)年4月10日
 上毛電気鉄道 循環器病センター
1997(H9)年3月25日
 東武鉄道 日光線 板倉東洋大前
1999(H11)年3月12日
 東日本旅客鉄道 両毛線 前橋大島
2002(H14)年3月17日
 上信電鉄 高崎商科大学前
2004(H16)年10月16日
 東日本旅客鉄道 上越線 高崎問屋町
2006(H18)年10月1日
 上毛電気鉄道 桐生球場前
2014(H26)年12月22日
 上信電鉄 佐野のわたし

◆平成時代の改称駅
1989(H元)年3月29日
 わたらせ渓谷鐵道 神戸(←神土)/沢入(そうり←そおり)
1991(H3)年12月1日
 東日本旅客鉄道 吾妻線 川原湯温泉(←川原湯)/長野原草津口(←長野原)
2001(H13)年6月1日
 上毛電気鉄道 心臓血管センター(←循環器病センター)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(県内のみ)〕 日付は営業最終日
1997(H9)年9月30日
 東日本旅客鉄道 信越本線 横川~軽井沢(長野県)

◆平成時代の営業譲渡路線・区間
1989(H元)年3月29日
 わたらせ渓谷鐵道 桐生~間藤(栃木県)
  (←東日本旅客鉄道 足尾線)

10群馬県.JPG

群馬県の歴代知事
清水一郎→(1991(H3)7月28日~)小寺弘之→(2007(H19)年7月28日~)大澤正明


令和以降の群馬県の鉄道
 東武伊勢崎線は2020(R2)年6月改正で運転系統の分断が深度化し、一般列車は全て館林で分断され、館林~太田間の普通列車は全てワンマン運転となった。10000系2連のワンマン化改造編成も投入されている。
 北陸新幹線は、2019(H元)年の台風被害により長野車両基地が被災、E7・W7系の多数が使用不能となった。代替車両の新造が鋭意進められているが、上越新幹線E4系はこの影響で、昨年度に予定されていた引退が延期になっている(13日より「ラストラン企画」が始まっている)。13日のダイヤ改正で特急〔あかぎ〕〔スワローあかぎ〕の高崎~前橋間が廃止、新特急時代から続けられた、両毛線の特急の運行に終止符が打たれた。
 コロナ禍は特に中小私鉄・第3セクター鉄道に影響が及び、上信電鉄では2020(R2)年5月に8往復の計画運休を行った他、わたらせ渓谷鐵道では、トロッコ列車の夏季の運行開始が遅れる事となった。

 次回は、千葉県です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JALの紙の時刻表が最終号となり、各地のカウンターに並び始めています。30年近く前、チャゲ&飛鳥を表紙に起用したら、あっという間にカウンターから消えた、などという逸話もありました。ANAは既に終了、ADOなども終了を発表しています。コロナ禍がとどめを刺した格好だが、航空は早くからネットでの検索・予約が当たり前になっていて、最近はスマホ予約も普通になってきているから、潮時だったという事でしょう。平成の30年で、空(に限らないが)の旅のスタイルも、ガラッと変わりました。航空だけではないが、ネットなどに慣れない旅客をどうフォローするかが、今後の課題でしょう。

《今日のニュースから》
14日 乗鞍岳・千畳敷カール 雪崩発生 スキーヤーら巻き添え
(東京都 感染者数239人 入院患者は「ステージ2」レベルに減少)

№2308 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.48

JR東日本 首都圏最終電車繰り上げ告知.jpg
 JRグループをはじめ、関東地方の大半の鉄道やバスは今日、一斉にダイヤ改正を実施しました(京急・京成・シーサイドラインなどは27日)。JRの〔踊り子〕新旧交代劇も話題にはなったが、今回の最大のポイントはもはや言うまでもなく、ほとんどの路線で、最終電車が繰り上がるでした。一般のニュースでも大きく取り上げられています。明るい話題が乏しい、「後ろ向き」のダイヤ改正(それも特定の1社2社ではなく、ほぼ全社)は、過去にあまり例のなかった事だろう。春本番が近いのに、交通業界に関しては、まだまだ辛い「冬」が続きそうです。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今日からは、新ダイヤを基本にした上で、対策をまとめます。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。来週の土曜日は春分の日なので、バスでは、ここに記している以外でも、臨時便の運行がアナウンスされている所があります。

*** 鉄道 ***

JR東日本 本日13日、ダイヤ改正を実施した。大半の路線で、最終電車の繰り上げを行っている。東海道線・高崎線・宇都宮線等では、運行本数の削減も行われている。特急〔踊り子〕は全面的にE257系の置き換えが完了した。ライナー列車格上げで運行を開始した〔湘南〕と共に、全車指定席となる。房総地域ではE131系を新規導入、内房線・外房線では運行形態の変更も行われている。内房線・外房線・鹿島線ではE131系によるワンマン運転を開始。水戸線でもワンマン化が行われている。水郡線は27日、全線の運行再開を予定。
 特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。 
 東北・北海道・上越・北陸新幹線のグランクラスは全て発売を中止。アテンダント乗務でフルサービスが行われる列車は、グランクラスサービスそのものを取りやめる(予約があっても、グリーン車などへの変更が必要)。座席営業のみの列車は、予約済みの利用者のみ、引き続き利用可能。〔サフィール踊り子〕のカフェテリア、その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て営業中止。
「JR東日本×エヴァンゲリオンスタンプラリー 全駅達成計画」は、中止が発表になった。
 東北新幹線は、今日13日より臨時ダイヤを変更、郡山~仙台間の徐行運転が継続されるため、この区間の所要時間が30分程度延びる。北海道新幹線との直通運転を再開。26日より、通常ダイヤに復帰予定。上越新幹線E4系Maxラストラン企画が、本日よりスタート。

JR東海 本日13日、ダイヤ改正を実施した。東海道新幹線は3月25日以降、臨時列車を一部運行する(4月27日まで発表)。御殿場線は変更なし。

東京メトロ 本日13日、ダイヤ改正を実施した。全線にわたり、最終電車の繰り上げを行っている。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 本日13日、三田線・新宿線はダイヤを一部修正している。三田線は西高島平発最終を3分繰り上げ。新宿線は、土休日の本八幡7時20分発多摩動物公園行急行を、笹塚行に変更。

京成 平日・土休日とも押上線・押上0時27分発京成高砂行の1本を取りやめ。押上23時59分発は京成高砂止まり(通常印旛日本医大行)、京成高砂0時11分発は押上止まり(通常浅草橋行)となり、この他に直通先の行先が変更になる列車がある。この繰り上げ措置は、26日まで継続する。
〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。当面の間、印旛日本医大→京成上野間〔臨時ライナー〕を運行する。印旛日本医大6時55分発→京成上野7時51分着。途中千葉ニュータウン中央(乗車のみ)・青砥(降車のみ)・日暮里(降車のみ)に停車。特急料金500円。1・2号車のみ開放で、乗車後に車内添乗員が特急券を発売する。現金のみ。前売り・チケットレスサービスはない。
「KEISEI SMART ACCESS」サービスを実施中。海外から成田空港に到着した利用者の救済の一環で、①京成トラベルサービスのWebで予約・決済、②帰国(入国)後、成田空港の検疫所で新型コロナウィルス検査を受検(一部例外あり)、③検査の結果陰性または検査対象外の場合、成田空港駅または空港第2ビル駅でチケットを発券、④〔スカイライナー〕(8~64号)の専用車両(8号車(7号車は空車)・総座席数の半分の20席を販売)に乗車、⑤京成上野駅到着後、係員の誘導でハイヤー乗り場または京成上野駅駐車場に移動。23区内の指定場所までのハイヤー利用の「PLEMIUM」は20,000円(前日までに予約が必要)、利用者自らが手配した送迎車に駐車場から乗車する場合は4,500円。青砥・日暮里では下車できない。
 27日にダイヤ改正を実施。下り最終繰り上げ、上り初電繰り下げを実施。平日は、現状の最終の通勤特急に代えて、京成上野発快速を設定する。

東武 本日13日、ダイヤ改正を実施した。スカイツリーライン(伊勢崎線)・大師線・東上線(平日のみ)は、最終電車を繰り上げる。浅草~新栃木間〔リバティけごん〕は、下り1本取りやめ・上り1本区間短縮。〔TJライナー〕は上り2本増発。アーバンパークライン(野田線)は終電繰り上げを行わない。みなみ寄居駅利用の特例扱いは、12日を持って終了している。

西武  本日13日、ダイヤ改正を実施した。多摩川線・山口線以外で最終電車を繰り上げる。秩父鉄道直通は、平日は取りやめ、土休日は再開している。西武遊園地→狭山湖・遊園地西→西武ゆうえんちに改称。
「ドラえもん50周年記念『DORAEMON-GO!』を、新宿線で運行している。30000系8連1本に、ドラえもんをイメージしたラッピングを施し、車内にもドラえもんをイメージした装飾を施している。背もたれは、同社初の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」を採用。
 土休日の新宿線特急〔小江戸〕取りやめは、緊急事態宣言延長に伴い、当面の間継続する。〔拝島ライナー〕と、池袋線〔ちちぶ〕〔むさし〕〔S-TRAIN〕全列車は、通常通り運行。『52 席の至福』ディナーコースは、3月21日まで取りやめ

京王 本日13日、ダイヤ改正を実施した。緊急事態宣言に伴う繰り上げの最終電車がほぼそのまま、新ダイヤでも適用されている。動物園線は土休日に運行間隔を変更。本線(都営新宿線本八幡始発)から直通の急行はなくなり、全列車、線内折返し運転となる。
 3月20日~6月20日の土休日、新宿~高尾山口間の座席指定列車を運行。往路は〔Mt.TAKAO号〕として、新宿→高尾山口間ノンストップで2本、復路は〔京王ライナー〕として、高尾山口→新宿間3本を運行する。

小田急 本日13日、ダイヤ改正を実施した。終電繰り上げと、一部区間では初電繰り下げを実施。
「ロマンスカーミュージアム」の4月19日開館が発表になった。当面の間は事前予約制。

東急 本日13日、ダイヤ改正を実施した。こどもの国線を除く全線で最終電車繰り上げの他、田園都市線・大井町線では運行パターンの変更、池上線・東急多摩川線・世田谷線では運行間隔の拡大を行い、減便している。田園都市線では、中央林間始発準急を増強。
 大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本で実施。21時台以降は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。 

京急 平日のみ最終電車を繰り上げている。品川0時23分発(成田空港始発)金沢文庫行特急は取りやめ(品川止まりに短縮)。三浦海岸行特急1本を京急久里浜行、京急久里浜行特急2本を金沢文庫行に短縮。空港線・京急蒲田23時56分発羽田空港行・羽田空港第1・第2ターミナル0時12分発エアポート急行は取りやめ。逗子線・金沢八景~逗子・葉山間1往復を取りやめ。京急久里浜・逗子・葉山への最終は、品川23時32分発となり、30分繰り上げ。〔イブニングウィング20・22号〕も取りやめ。この繰り上げ措置は、26日まで継続する。
 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は、引き続き運休している。一部快特の「ウィングシート」は取りやめている。
 27日にダイヤ改正を実施。平日のみ、本線特急を中心に最終電車を繰り上げ。品川~京急蒲田間の区間運転を取りやめる。5月7日より、〔モーニング・ウィング3号〕の金沢文庫→品川間を12連に増強する。

相鉄 本日13日、ダイヤ改正を実施した。JR直通線を除き最終電車の繰り上げを行った他、運行パターンや、本数の変更が行われている。日中のJR直通は全て各駅停車で運行される。

りんかい線 本日13日、ダイヤ改正を実施した。JR直通列車を中心に時刻の変更がある。緊急事態宣言に伴う最終電車の繰り上げは、12日に終了した。新ダイヤに伴う大崎発東京テレポート行最終は、平日・土休日とも0時18分発。

つくばエクスプレス 本日13日、ダイヤ改正を実施した。秋葉原→守谷、守谷→北千住間の最終電車を繰り上げ、つくば→守谷間1本増発。

関東鉄道 本日13日、ダイヤ改正を実施した。緊急事態宣言に伴い行われていた最終列車の繰り上げが、正式に行われる(平日・土休日とも、取手発水海道行23時54分・水海道発取手行23時32分に統一)。JR・TX改正に合わせて、接続を確保するための時間調整を行う。平日の学生帰宅時間帯に守谷~水海道間で1往復増発。

新京成 通常通り運行している。

北総 京成高砂0時10分発(羽田空港始発)印旛日本医大行を取りやめ。この繰り上げ措置は、26日まで継続する(北総では、この日を持って終了)。

東葉高速 本日13日、ダイヤ改正を実施した。下り最終繰り上げの一方、21時台に1本増発。

東京モノレール 13日、ダイヤ改正を実施した。上下とも最終電車繰り上げの他、全体で運行本数を22%削減。日中は空港快速・普通を交互に10分間隔で運行し、区間快速は廃止。
「キキ&ララモノレール」は、31日までの運用を公表している。 

ゆりかもめ 新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。

多摩都市モノレール 多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。15日に臨時列車を運行。

舞浜リゾートライン ディズニーリゾートラインの正確な運行状況は公式Webでは解らないが、TDRが短縮営業を行っているため、モノレールも対応して、運行時間の短縮を行っていると思われる。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 本日13日、ダイヤ改正を実施した。平日の浦和美園行最終を2~3分繰り上げ。23時台で直通先の行先が変更になる列車がある。
 10日埼玉スタジアムで行われたJリーグ(浦和vs横浜FC)対応では、臨時列車の運行はなかった。試合終了後に1本の時刻変更を行ったのみ。

埼玉新都市交通 本日13日、ダイヤ改正を実施した。平日朝夕で合計3往復を削減し、朝方は5分間隔で運行。最終・初電の変更はない。土休日は変更しない。

横浜市営地下鉄 ブルーラインは平日のみ、湘南台0時39分発上永谷行・あざみ野0時49分発新横浜行を取りやめ。グリーンラインは、平日は日吉0時40分発、土休日は日吉0時22分発中山行を取りやめ。

横浜高速鉄道みなとみらい線 本日13日、ダイヤ改正を実施した。東急東横線と連動して、最終電車を繰り上げ。
 
横浜シーサイドライン 上下とも全区間で、最終電車を最大34分繰り上げ。24時前には全列車の運行が終了する。
 金曜日深夜の最終電車繰り下げは、行っていない。
 27日のダイヤ改正が発表になっている。最終を約30分、初電も約5分繰り上げる。朝ラッシュ時は3~4分毎・夕ラッシュ時は4~5分間隔に短縮する一方、日中の閑散時間帯は10分間隔(現行7~8分毎)に削減(イベント等開催時は臨時列車を運行)。金曜ダイヤは廃止。
  
湘南モノレール 土曜日は平日と同時刻で運行。21時台以降は15分間隔。休日は、8時台までと19時台以降は15分間隔。最終列車は現状通り。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。

江ノ電 鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめている。
 「一日乗車券のりおりくん」などの企画乗車券は全て、発売を中止している。

箱根登山 本日13日、ダイヤ改正を実施した。箱根湯本~強羅間で、初電を22分繰り下げ、最終電車を25~36分繰り上げる。ケーブルカーも運行時間を短縮する。他の時間帯、及び小田原~箱根湯本間は、大きな変更はない。強羅行への最終接続は、小田原発平日22時10分・土休日22時07分。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行。3月13日より全列車E257系置き換えで全車指定席となり、指定席料金が発表されている。駿豆線内のみ利用の場合、未指定券200円。17号(土曜日のみ運転)・2号(日曜日のみ運転)は取りやめ。
 駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、4月15日までの運用を公表している。6月までは運行の見込みで、両編成とも「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行される。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け」(大人のみ1,300円(クリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)で発売している。「ホロライブ」(女性Vtuberのアイドルグループ)とタイアップしたラッピング電車「ホロ伊豆ム」トレイン(7501F)を運行中。6月9日までの運用を公表している。「限定ツアーパッケージ」も販売中。三島南高校のセンバツ初出場を記念して、2209F・2202F・3504Fの3編成に、応援ヘッドマークを掲出して運行している。運用も公表されている。
「さよなら踊り子185系記念乗車券」「ようこそ踊り子E257系記念乗車券」「踊り子号記念クリアファイル」はいずれも、12日より再販を行っている。「いずっぱこSHOP」での通信販売も行う(12日10時~)。

伊豆急行 本日13日、ダイヤ改正を実施した。〔踊り子〕以外では、最終電車を繰り上げ。夕方~夜間にかけて減便。

富士急行 本日13日、ダイヤ改正を実施した。特〔富士山ビュー特急〕の運行を再開(特別車のドリンクサービス・土休日スィーツプランは当面の間休止)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。日中の普通電車は2往復復便。

小湊鐵道 減便ダイヤで運行中。「房総里山トロッコ」は、21日までの運行は取りやめになった。「こみなと待合室」(カフェ)のオープンも24日に延期。

いすみ鉄道 本日13日、ダイヤ改正を実施した。土休日は、夜間の大原~大多喜間1往復を取りやめ、大原発最終を21時09分→20時42分に繰り上げ。平日の16~19時台は、大原でのJR外房線との接続を改善。
 土休日の急行2往復は運行を再開しているが、「レストラン列車」は引き続き取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめている(朝方5往復のみ、4月1日再開予定)。

秩父鉄道 本日13日、ダイや改正を実施した。最終電車を繰り上げ。日中も全体的に減便。急行〔秩父路〕は平日・土休日とも、熊谷~影森間4往復を運行(土休日の午前下り2本のみ、三峰口まで運行)。土休日のみ、西武からの直通が再開している。。「SLパレオエクスプレス」は、今年度の運行を開始している。全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約制。来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。 

*** バス *** 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。

東京都営 〔深夜02・03・10・11〕系統で、最終バスの時刻を繰り上げている(各系統1便ずつ減便)。〔梅76丙〕〔梅77甲・乙・丙〕各系統は本日13日、ダイヤ改正を実施。4月1日、23区内の一部系統でダイヤ改正を実施。〔深夜02〕系統は、時刻を変更する(最終便は変更なし)。〔深夜03・10・11〕系統は、1月20日からの時刻を継続。

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 一般路線は通常通り運行。22日より細田循環線(新小岩駅東北広場~細田・小岩駅(循環)の運行を開始。京成タウンバスとの共同運行で、京成バスは外回りを、毎日12本運行。2023(R5)年度末までの運行を予定。「都内近距離定期券」は、31日を持って販売を終了する。16日より、松戸駅~三井アウトレットパーク木更津線の運行を開始(小湊鐵道との共同運行)。松戸・長沼・千葉各営業所・習志野〔出〕は16日より、一部系統でダイヤ改正を実施。〔東松18〕系統「学園線」(聖徳学園~秋山駅~東松戸駅)は、18日運行を持って廃止。

京成タウンバス 通常通り運行。22日より細田循環線(新小岩駅東北広場~細田・小岩駅(循環)の運行を開始。京成バスとの共同運行で、京成タウンバスは内回りを、平日のみ16本運行。2023(R5)年度末までの運行を予定。「都内近距離定期券」は、31日を持って販売を終了する。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。創業20周年記念車両を、20日より運行する(3台のうち、1台は既に運行を開始している)。合わせてマスコットキャラクター「トラにゃ」を発表。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。今日27日より、法典線のダイヤを改正。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「佐倉1日フリー乗車券」を発売中。限定1,000枚。大人600円。5月16日までのうちの1日有効。佐倉草ぶえの丘などの観光施設が、団体割引料金で入場できる。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。日光鬼怒川線は通常通り、〔SL大樹〕運行日に運行。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、2コースとも運休中。深夜バスは、再度全便運休。一部の区間で実施している、「100円・160円割引運賃」は、31日を持って終了する。ウエストのJR各線及び東上線沿線のエリアは、本日13日にダイヤ改正を実施した。〔和04・07〕系統、及び〔鶴ヶ島06〕系統の深夜バスは廃止。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。夜行高速バス〔夕陽号〕(新宿・秋葉原~鶴岡・余目・酒田)は、運行を再開している。「東浦和駅ワンコイン区間」「飯能ワンコインゾーン」「草加駅160円特別運賃区間」は31日を持って終了する。〔飯11-2〕系統(クラウンパッケージ経由)は3月いっぱいで廃止、〔飯11〕系統に変更される。
ICカード「バス利用特典サービス」:2月を持って終了した。

西武バス メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。土休日運行の〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちの休園に伴い、西武園駅発着の〔所18〕系統として運行。深夜バスは全便運休。
 滝山(西原車庫)・川越・狭山・飯能の各営業所は本日13日、ダイヤ改正を実施した。ひばりヶ丘駅~イオンモール東久留米~文華女子高等学校、武蔵境駅→田無駅→文華女子高等学校の深夜バスは廃止。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

関東バス 一般路線は通常通り運行。吉祥寺駅~お台場間直行バス・TDR直行バスは運休中。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。一日乗車券は18日より大人530円→600円に改定。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行中。7日まで継続(富士見町団地線は平日ダイヤ(深夜バスは運休)・イオン線は臨時ダイヤ)。高速バス御殿場線は、3月13日運行再開。16日にダイヤ改正を実施。〔中01・02〕系統(中神駅南口~西武立川駅南口~昭島駅北口)・〔立19・19-2・19-3・19-4〕系統(立川駅北口~西武蔵野・もくせいの杜)を新設。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

西東京バス 平日は、深夜バスは全便、その他も22時以降の一部の便が運休している。八王子駅~工学院大学間直通便を減便(一般路線は通常運行)。京王八王子駅~純真女学院間急行便は、土曜日の女学院発14時30分以降の便を運休。
 本日13日、ダイヤ改正を実施した。深夜バスの繰り上げ・減便などを行う。通勤・通学時間帯や買い物の需要が多い一部系統は平日午前中に、奥多摩駅~小菅・丹波・鴨沢路線は土休日に増便を行う。
ICカード「バス利用特典サービス」:12日を持って終了している。

京王バス 一般路線は通常通り運行。〔15~28日、桜ヶ丘団地において、バス輸送実証実験「nearくる桜ヶ丘」を実施。八王子・東京家政学院地区の系統は4月1日、ダイヤ改正を実施。系統の再編成を行う。〔C・H01〕系統(都営バスと共同運行)は4月1日、ダイヤ改正を実施。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月4日を持って終了する。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月4日を持って終了する。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。〔あ24・27・28・29〕〔た26・41〕各系統は15日ダイヤ改正。〔た26〕(たまプラーザ駅~あざみ野駅~すすき野団地)は、平日の朝1回のみの運行に減便。
 シェアオフィスバス「Satellite Biz Liner」を、4月28日までの平日、実証運行する。Wi-Fi、化粧室の他、Yogiboの「Traybo2.0」(PC用のトレイ)を用意し、快適なテレワーク環境を提供するとしている。往路:新羽〔営〕8時20分・市が尾駅8時45分・たまプラーザ駅9時05分→渋谷駅10時15分・東京駅南口10時45分 復路:東京駅南口16時25分・渋谷駅17時05分→たまプラーザ駅17時35分・市が尾駅17時55分・新羽〔営〕18時25分。運賃は区間によって1,000円~2,300円だが、電車の通勤定期券を保有し、DENTOサービスより購入の場合は100円割引。
 ナビタイムジャパンと共同で、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内する実証実験を行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。
 4月1日から、一部系統の運行形態を変更する。〔都立01〕系統を廃止、〔玉31〕系統を成城学園前駅まで延伸。〔渋55〕系統は、渋谷駅~東北沢駅間に短縮。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月11日を持って終了する。

京浜急行バス 東朝比奈循環〔朝1・2〕系統(六浦駅~三信住宅)の実証運行は、一時休止している。各地区で主に23時台以降(一部22時台)便の運行を取りやめている(既に昨年4月21日より運休となっている便も含む)。〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット循環)は5日より、ルート・時刻変更の上、運行を再開している。94系統(富岡バスターミナル~金沢区総合庁舎 横浜市営と共同運行)は、31日を持って廃止。夜行高速バス〔ノクターン〕〔ビーム1〕〔キャメル〕〔エディ〕は、3月15日を持って廃止(〔エディ〕は休止・〔ノクターン〕〔ビーム1〕は、共同運行会社による単独運行に変更)。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線・小平国分寺線とも全日、土休日ダイヤで運行。

東京BRT:プレ運行中。日中は虎ノ門~晴海間毎時3本+新橋~晴海間毎時1本で、連節バス(エルガデュオ)は、6時台1往復を除いて、新橋~晴海間で1時間毎の運行。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」を、発売している。紙券の他、モバイルチケット(LECIPのスマホアプリ「QUICK RIDE」)でも発売する。大人700円・小児350円。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月4日を持って終了する。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。香取市「佐原循環バス周遊ルート」は運休。

千葉中央バス 本日13日、ダイヤ改正を実施した。千葉駅1時30分発誉田駅行深夜バスが取りやめになり、最終は平日0時50分・土休日0時25分発に繰り上げ。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。千代田団地線・物井池花線・みそら団地線・千葉四街道線・みつわ台線は13日、ダイヤ改正を実施。「マイタウンダイレクト高速バス」のICカード割引は、31日を持って終了する。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。成田空港(第2ターミナル28番A)~さくらの山線は、3月20日~4月11日の土休日に大幅な増便を実施。定期便(1往復)と合わせて9往復を運行。特典付往復割引企画乗車券を発売。なお、花見などの宴会は控えるよう呼び掛けている。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。首都高速線浮島ランプが工事により5月下旬まで閉鎖されるため、木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は、浮島バスターミナル出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。16日にダイヤ改正を実施。千葉・大多喜地区の一部系統は13日、ダイヤ改正を実施(幸町団地・稲毛海岸駅線は、小湊鐵道運行便のみ)。16日より、松戸駅~三井アウトレットパーク木更津線の運行を開始(京成バスとの共同運行)。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。アニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」ラッピング車が、館山市内線(館山航空隊~館山駅~なむや・小浜間)で運行、館山駅前発の時刻・行先が公表されている。館山発着の丸線・平群線のルート変更を、実証運行として、14日まで行っている。首都高速線浮島ランプが工事により5月下旬まで閉鎖されるため、木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は、浮島バスターミナル出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。16日にダイヤ改正を実施。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。

朝日自動車 通常通り運行。久喜・蓮田・白岡・岩槻各駅発着の系統は、本日13日にダイヤ改正を実施。同時に系統番号付与方法を変更(アルファベット2文字を使用)する。〔久04〕系統(久喜駅西口~久喜上町・新久喜総合病院前~菖蒲仲橋)・岩槻駅西口~南上野~国立東埼玉病院線は廃止。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は「2020年度運行スケジュール」に基づき運行中。手賀の杜線・新木線・布佐線・南青山線・川村線は本日13日、ダイヤ改正を実施した。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

川越観光 入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

関越交通 一般路線は通常通り運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、平日・土休日とも減便して運行している。平日は、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)は運行しない。その他の一般路線は通常通り運行。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅前20時18分発・ハンマーヘッド20時37分発が最終となる。大さん橋客船ターミナル循環系統は、当面運休。94系統(富岡バスターミナル~金沢区総合庁舎 京浜急行バスと共同運行)は、31日を持って廃止。代替措置として、294系統(新杉田駅~なぎさ団地〔循環〕)のルートの変更を予定している。
 13~26日、「みなとみらいループバス」の実証運行を実施。桜木町駅市役所口を起点とし、みなとみらい地区を巡回して横浜駅(改札口前)を循環する。平日7時30分~18時30分・土休日10時30分~19時30分、共に15分間隔。運賃100円。現金、交通系ICカードの他、ジョルダン「乗換案内」アプリのデジタルチケットで利用可能。デジタルチケットのみ、沿線の店舗等で割引などのサービスを受けられる。

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中(緊急事態宣言終了までの予定)。市立川崎高校直行バスは全便運休(時差登校のため。通常登校再開まで)。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

神奈中バス 通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。鉄道線ダイヤ改正に伴い、本日13日、一部系統でダイヤ改正を実施した。〔厚06〕系統の深夜バスは、本厚木駅24時48分発の1本に削減。
 一昨年の台風被害により、変則的な形態で運行していた〔船35〕系統は、19日より通常の形態に復帰。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月2日を持って終了する。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。首都高速線浮島ランプが工事により5月下旬まで閉鎖されるため、木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は、浮島バスターミナル出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。YCAT~浮島(江川一丁目)間高速バスは、浮島→YCATは、浮島町公園入口出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。YCAT→浮島は通常運行。16日にダイヤ改正を実施。〔川03〕系統(川崎駅~浮島BT)も、大幅な遅延が予想される。全車両に光触媒コーティング剤による抗菌・抗ウィルス対策を実施する。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月2日(YCAT~浮島線は31日)を持って終了する。

江ノ電バス 土曜ダイヤがある路線は、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜バスは平日も含め、全便運休。「鎌倉フリー環境手形」は、発売を中止している。
ICカード「バス利用特典サービス」:28日を持って終了する。

箱根登山バス 定期観光バス・小田原宿観光回遊バス「うめまる号」は運休。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。湯河原駅~大丁橋(平日のみ1往復)・星ヶ山公園(季節運行)、小田原駅~関本(平日のみ0.5本)・富水駅入口経由関本(平日のみ1往復)の各路線は、4月2日を持って廃止。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月2日を持って終了する。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行(大雄山駅~道了尊路線、真鶴町内路線は通常通り)。湯河原~箱根線は運休している。水陸両用 NINJABUSは運休中。
ICカード「バス利用特典サービス」:25日を持って終了する。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月2日を持って終了する。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。「TOKYO NO KABA」は、緊急事態宣言終了まで運休。
ICカード「バス利用特典サービス」(横浜市内路線のみ):4月4日を持って終了する。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は3往復(富士急ハイランド発9:55・11:55・13:55)、「グリーンライン」は2本(河口湖駅発10:10・14・10)のみ運行(土休日は12時30分発も運行)。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は当分の間、平日は10時45分・13時45分発便を運休。富士急上阿原車庫7時05分発甲府駅行が運休(コロナ禍のためかどうかは不明)。河口湖・富士急ハイランド~京都・大阪間夜行高速バス〔フジヤマライナー〕は、3月1日運行再開予定。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月4日を持って終了する。

富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は運休。一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月2日を持って終了する。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。静岡・清水~富士急ハイランド・河口湖間高速バスは、3月13日運行再開予定。
ICカード「バス利用特典サービス」:4月2日を持って終了する。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。
ICカード「バス利用特典サービス」:31日を持って終了する。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。三島駅~修善寺~松崎間快速は引き続き運休。「三島エクスプレス」は全便運休。定期観光バスも、引き続き運休する。熱海市内「湯~遊~バス」は、再度全便運休している。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。
 PASMOの導入が発表になった。16日より、熱海市内路線(熱海自然郷線を除き、湯河原線・「湯~遊~バス」は含む)でサービス開始。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。宇都宮では平日に臨時便を運行中。栃木県内(宇都宮・塩原)路線は3月21日より、ICカード「totra」を導入する。関東自動車・宇都宮ライトレール(2023(H5)年開業予定)と共通で、全国相互利用も可能。館山支店の一般路線車両に、「戦翼のシグルドリーヴァ」のキャラクターを描いた、部分的なラッピングを行っている。「JR竹芝 水素シャトルバス」(JR東日本から委託 無料)は、土休日も平日ダイヤで運行。今月一杯、ポートシティ竹芝の発着を中止している。今日13日~4月2日の土休日(19~28日は毎日)、宇都宮駅及び茂木駅~いい里さかがわ館(みつまた群生地最寄り)間で「ミツマタ特急」を運行する。

 この他、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の事業者では、緊急事態宣言発出を理由とした定期券・回数券の払い戻しについて告知している。また、企画乗車券の発売を停止している事業者が多数ある。各種窓口の営業時間の休業・短縮も、各事業者で行われている。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 PASMO・Suicaの「バス特」は、今日の時点では、東京都交通局・横浜市交通局・京成バス、及び千葉県の事業者の大半が、まだ終了を発表していません。しかし、遅くとも4月半ばまでには、全て終了する事になると思われます。
 鉄道のダイヤ改正、今回は終電の繰り上げが最大のポイントとなったが、今日明日は休みだし、1都3県は緊急事態宣言が続いているので、旅客輸送において、目に見えてどう変わる?というのは、まだはっきりとは見えてこないだろうと思います。今回は終電を含む深夜帯が中心だったが、これで済むのか。京王などでは既に去年あたりから、もう少し早い時間から減便が始まっています。コロナ禍が続くうちは、夜間時間帯は(「三密」を防ぐ必要もあるから)当面このままだと思うが、収束したその先はどうなるのか。生活様式の変化で、客足が戻って来ないようなら、他の各社でも、もう少し早い時間からの減便、という事は十分にあり得ると思います。2021(R3)年3月13日という日は、昭和(戦後)~平成にかけて、多少の見直しはあっても、基本的には拡大を続けてきた都市の鉄道のダイヤの、重大な転換点となるのでしょうか。

 ところで鉄道では、この改正から紙の時刻表の販売・配布を取りやめるところが、相当数出てきました。関東の大手私鉄において、書店で販売するような冊子状の全線時刻表は、既に発行を取りやめている京王に加え、西武・京急も発行しないとしています(京急は近く、公式Web上で全線時刻表のPDFファイルを提供)。ポケット時刻表は、同じく京急と、小田急、東急が、発行をしないと発表しています。スマホやPCの検索が普及した事に加え、ポケット時刻表については、コロナ禍でウィルス感染を防止するため、という意味もあるようです。時刻表のペーパーレス化は航空でも一般のニュースになっているが、鉄道に関しては、正直なところ困ったなあ、というのが、私にはあります。ダイヤを作れなくなってしまうので。既に関西では、全線の時刻表を発売するのは近鉄だけになっていて、あとは南海が改正の都度、無料の時刻表を発行してくれているが、これもいつまで持つものか(京阪は、全線時刻表のPDFファイルの提供があったのに、1月の改正ではなくなってしまった)。これも鉄道業界、交通業界の「ニューノーマル」という事なのか。将来、ダイヤの研究をするための資料として必要になるものだと思うが、JRはまだしも私鉄・地下鉄などは、どのようにして記録・保存しておくべきか。我々としては、頭を悩ませる事になりそうです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 今日の関東地方は、大雨でどこも大変でした。鉄道も、各地で不通になったようです。今日、鎌倉を横須賀線で通過したら雷雨。ちょうど「大雨洪水警報」が発令された頃でした。横須賀線は大丈夫だったようだが。今日は早速、E257系14連の〔踊り子〕を見ました。狙っていたのではないけれど。
 今ダイヤ改正で数少ない明るい話の一つは、阿武隈急行が通常ダイヤに復帰した、という事でしょうか。阿武隈急行も、何年も乗っていないなあ。新車も入っているし、そろそろとは思っています。

《今日のニュースから》
12日 福岡で桜開花 史上最速
(時短営業飲食店の取引先向け 一時金の支給開始)
13日 バスケットボール全日本選手権男子決勝 川崎ブレイブサンダース 7年ぶり優勝
(東京オリンピックボランティア対象 コロナ対策オンライン研修会 神奈川県藤沢市)

№2307 東日本大震災から10年 見せてくれ 乗り物の力を

 今日は、東日本大震災から、ちょうど10年となりました。亡くなられた、あまりにも大勢の皆様には、改めてご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 今日一日、様々な角度で検証も行われているし、震災や原発事故そのものについて、私自身があれこれ語る事はないでしょう。語りようもないし。何度も書いているように、私自身はあの震災では、親兄弟・親戚や友達など、大事な人々を亡くしたという事はなく、家を失ったり、放射能汚染で故郷を追われるとかの被害に遭った事もありませんでした。それに、今のコロナ禍もだけれど、なにより私自身の認識が大甘でした。原発事故だって、正直、日本で起こる事はないと思っていましたから(チェルノブイリだって、恐怖心はあったが、しょせんは体制が異なる遠いよその国のできごとでしかなかった)。だから他人の事を良いの悪いのだとは言えないし、言ってはいけないだろうと思っているのです。

 なので震災そのものについて軽々に口にはできないのだが、交通の目線で思い出すのは、関東地方は直接の被害は少なかったが、震災直後に図々しくも山陽地方に旅行に行っていたが、帰りの旅客で羽田着陸直前に見た、君津の工業地帯の火災と、「計画停電」で鉄道が運休になっていた事、ガソリンスタンドがどこもマイカーで長蛇の列になった事(バスの運行にも影響が出た)、その後夏場には電力の需給がひっ迫、鉄道は減量ダイヤで間引き運転になり、車内照明の蛍光灯が何本か抜かれた状態で走っていた、という事でしょうか。あまり思い出したくない悪夢(被災地の方々に比べればどうという事はないはずだが)として、脳裏に刻み込まれています。

 一方で、「乗り物の力」が、人々に感動を与えてもくれました。磐越西線を走ったDD51型重連のタンク列車は典型だったし、多くの高速バスが、被災地を救うべく活動する多数のボランティアの輸送で活躍を見せました。退役直前だったJALのA300ー600が急遽青森線にカムバック、というのも、加えていいかと思います。

 震災直後、私はそのJALのエアバスで青森に入り、全線再開したばかりの東北新幹線や、津波の被害に遭った八戸の街を見てきました。それ以降、東北の震災被災地は何度か見てきて、乗り物にも乗ってきました。気仙沼線・大船渡線のBRTや三陸鉄道、一昨年は仙石東北ラインに、野蒜駅が移転した仙石線、去年は全線再開直後の常磐線にも乗り、その都度当ブログでも書いています。
 ヨソ者がちょこっと見ただけで、町の復興とかを語る事は出来ないが、鉄道に関しては…気仙沼線・大船渡線の、鉄道としての再生がならなかったのが残念だが…、常磐線を最後に、全路線がとにもかくにも復旧を見ました。何よりだと思います。しかし、街づくり自体がまだまだこれから(常磐線沿線なぞはそれ以前の話)という所に加えて、今度は新型コロナウィルス禍という、ひょっとしたら震災以上に残酷な面(自ら日常を止めなければならないから)もあるのではないかと思わせる災禍が、被災地を襲っています。交通も無縁ではなく、二重三重の苦難が待ち受けているようです。先月にはまた大きな地震もあって、東北新幹線が被災しているし。
 それでも、一昨年のラグビーW杯が鵜住居で行われたりしているように、被災地も少しずつではあっても、復興しつつあると感じます。交通も、三陸鉄道が、一昨年の豪雨災害から再び立ち直ったように、どんな苦難にもくじけず、何度でも立ち上がってくれるものと信じます。無理はしないで欲しいけれど、今後も、被災地に住まう人々の希望の星として、鉄道も、バスも、飛行機も船も、「乗り物の力」で引っ張っていて欲しいと、強く願います。もちろん私も、これから先も何度でも足を運んで、その都度当ブログで旅行記を書ければ、と思っています。

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東北新幹線 「がんばろう日本!がんばろう東北!」ステッカー

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JAL A300-600 コクピットフード

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岩手開発鉄道 ヘッドマーク付き貨物列車

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三陸鉄道 吉浜駅

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旧仙石線野蒜駅舎利用 東松島市震災復興伝承館

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新野蒜駅と 仙石線205系

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三陸鉄道 リアス線

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大船渡線BRT 陸前矢作駅

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常磐線 大野駅とE531系

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 本当はもう少し軽く済ませるつもりだったけれど、やはりあの震災を目の当たりにした者として無視する事は出来ないだろうと、今回更新1回分を使って、書かせて頂きました。
「平成の鉄道回顧・群馬県」データ編は、日曜日に書きます。

《今日のニュースから》
10日 日本・イラン 外相オンライン会談 「核合意復帰」で議論
(大阪府内 変異ウィルス感染者50人確認)
11日 中国全人代 香港選挙制度 変更決定
(変異ウィルス 沖縄で初の感染確認)