№2289 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 9.栃木県(1)

 久しぶりに「平成の30年 都道府県別鉄道回顧」です。今回は栃木県です。いち早く緊急事態宣言が終わって、良かったです。
 前回書いた茨城県と入れ替わって「魅力度」最下位に転落した栃木県だが、何がいけないのかねえ。世界遺産と豊かな自然を誇る日光、全国的にも有名な鬼怒川温泉があり、インバウンド(今はいないけれど)にも、それこそ昭和の昔から人気があるスポット、のはずなのだが。鉄道ファンにも魅力的な県、だと思うのだけれど。東京~日光間の東武vs旧国鉄の競争も、日本の鉄道史の1ページを飾るものだし、現代の栃木の鉄道にもつながる部分は多々あるはずなので、ほんの少しだけ昭和にさかのぼって書きます。

東武鉄道100系.jpg

JR⇔東武 直通特急スタート
烏山線には蓄電池電車デビュー



東武特急・急行 進むグレードアップ
 世界的な観光地、日光を目指す鉄道は、浅草から直通する東武日光線と、宇都宮で東北本線から分岐する旧国鉄日光線があった。東武と旧国鉄は首都圏~日光間の輸送で覇を争ったが、東武が1960(S35)年、デラックス特急車DRCの導入により、旧国鉄に対して勝利を収め、デラックス準急〔日光〕を運行していた国鉄日光線は、ローカル線に転落する事となった。
 平成の世になった時点でも、DRCは東武の看板であり続けていたが、既に30年近くの使用で、老朽化・陳腐化が否めなかった。1990(H2)年、新特急車100系がデビュー、DRCを順次置き換えていった。ホテルのコーディネーターが監修したインテリア、JRのグリーン車並みの大型リクライニングシートに加え、私鉄では初のコンパートメント車両を連結、アテンダントによるサービスやビュフェ営業もあり、私鉄特急の最高峰に君臨する。公募で「スペーシア」の愛称を与えられ、1992(H4)年より、最高120㎞/h運転を開始。在来私鉄では名鉄に次ぎ、関東では初の快挙となり、浅草~東武日光間(途中下今市のみ停車)は最速1時間38分運転を実現した。
 日光・鬼怒川方面へはこの他、6050系による快速電車、また全車指定制の快速急行〔だいや〕〔おじか〕があった。快速は大半が東武日光行と、鬼怒川温泉経由で野岩鉄道・会津鉄道に直通する編成を併結し、下今市で分割・併合を行った。快速急行は後に、伊勢崎線急行〔りょうもう〕で使用されていた1800系を改造・転用した急行〔南会津〕〔ゆのさと〕〔きりふり〕に格上げされている。
 足利市を経由する伊勢崎線、佐野でJR両毛線と接続する佐野線には、急行〔りょうもう〕が運行されていたが、1991(H3)年に新車両200系がデビューし、グレードアップが図られた。200系に置き換えられた1800系はは300・350系に改造されて日光線急行に転用された他、一部は通勤車に改造され、佐野線などで運用された。〔りょうもう〕は1999(H11)年、特急に格上げされる。
 1993(H5)年、鬼怒川線の沿線に「東武ワールドスクエア」がオープン、鬼怒川の新しい観光の目玉となった。当初は小佐越駅が最寄となり、ワールドスクエアに合わせた改装が行われたが、2017(H29)年に東武ワールドスクエア駅が開業した。特急や、後の「SL大樹」も停車する。

「宇都宮線」 新都心直通開始
 JR東北本線は、東北新幹線開業後も夜行の寝台特急〔北斗星〕〔はくつる〕〔あけぼの〕、急行〔津軽〕、昼行の特急〔つばさ〕〔あいづ〕が運行を続けていたが、後には北海道直通寝台特急を残して廃止・経路変更の道をたどり、かつての特急街道の面影は薄れていた。代わって、主要駅にこまめに停車するタイプの〔新特急なすの〕が上野~黒磯間で運行されていたが、平成の世が始まった時点では、朝夕のみの設定に減少していた。東北新幹線の通勤・通学の需要が高まり、1995(H7)年改正による再編で〔なすの〕〔MAXなすの〕が新設されると、〔ホームタウンとちぎ〕〔おはようとちぎ〕と愛称が代わり、2010(H22)年12月改正で廃止となった。
 代わって東北本線では、快速〔ラビット〕と〔スイフト〕(後に通勤快速)が新設された。この他土休日には、上越線で運行されていた夜行快速〔ムーンライトえちご〕編成を利用した全車指定制快速〔フェアーウェイ〕の運行も見られた。
 上野~黒磯間は1990(H2)年より、宇都宮線の愛称が用いられるようになり、以降、首都圏~栃木間の通勤路線の名称として定着していく。2001(H23)年12月、新宿を経由し、神奈川県の東海道本線・横須賀線へ直通する湘南新宿ラインの運行がスタートした。すでに池袋発着の設定があったが、これをさらに延ばした形である。当初は日中のみ1時間に1本程度で、211系や115系が使用されていたが、池袋・新宿付近の改良工事が完成した2004(H16)年改正ではE231系に統一され、運行本数・時間帯も大幅に拡大した。宇都宮線の列車の直通先は横須賀線となり、大船・逗子まで運行される。快速〔ラビット〕は大半が、湘南新宿ライン直通列車に建て替えられた。同時に、上野発着列車で使用される211系を含め、全ての快速・普通列車にグリーン車が連結されるようになった。

相互直通特急と 東武の運転形態の変化
 日光への競争で圧倒的優位に立った東武だったが、21世紀を迎える頃には、日光・鬼怒川への観光輸送自体が頭打ちになってきた。特急はノンストップ運転を取り止め、全列車の新栃木・新鹿沼への停車を開始。後にJR両毛線も含めた栃木駅の高架化完成により、新栃木停車は栃木に変更となった。先行して1999(H11)年には、埼玉県の春日部への停車も始まっている。
 一方で1999(H11)年、東照宮を筆頭とする日光の社寺が世界文化遺産に登録されていた事もあり、観光輸送活性化のため、東武とJR東日本の間で直通特急を運行する話になった。両社が接続する栗橋駅(埼玉県)に連絡線を建設し、両社の車両が2往復ずつ、合計4往復が、新宿~東武日光・鬼怒川間で相互直通運転を行う形態になる。JRと大手私鉄の特急の相互直通は、JR東海・小田急の〔あさぎり〕に次ぐ2例目である。東武はスペーシアの一部編成をJR直通対応に改造し、JR側はリニューアルされた485系を、磐越西線から転用改造した。2006(H18)年3月改正より、〔日光〕〔きぬがわ〕(東武編成は「スペーシア」を頭に付ける)の愛称でスタートした。〔日光〕の名は、165系による急行が国鉄時代の1982(S57)年に廃止されて以来、24年振りである。JR編成は2011(H23)年6月より、〔成田エクスプレス〕から転用の253系に置き換えられた。多客期には増発の他、JR編成では多摩地域・神奈川・千葉からの直通列車の設定も行われる。
 その後、東武では2017(H29)年に新特急車500系「リバティ」がデビュー、日光と鬼怒川方面の2方向に向かう特急列車を中心に運用している。〔リバティ会津〕は野岩鉄道・会津鉄道への直通運転を行い、会津田島での接続により、福島県西部への新しいチャンネルが整備される事になった。野岩鉄道では2005(H13)年に廃止された急行〔南会津〕以来の優等列車である。その影で、長年運行されてきた快速は年々縮小傾向となり、2017(H29)年に廃止。南栗橋で系統が分断され、栃木県側は急行・区間急行の種別で運行を継続している。
 鬼怒川線では同年、「SL復活プロジェクト」の一環として、SL列車〔大樹〕の運行が始まった。C11 207号をJR北海道から貸与、その他客車・車掌車(ATS搭載のため)・補機のDLを他のJR各社の協力の下に譲受したほか、転車台の設置や、下今市駅のレトロ調への改装も行った。同線では2012(H24)年より、会津鉄道の快速〔AIZUマウントエクスプレス〕の東武日光直通運転も行われており、今後も東武の日光と鬼怒川を一体とした観光開発計画に乗って、輸送形態が変わる事も予想される。
 東武の宇都宮線は、350系の急行〔しもつけ〕(2006(H18)から特急)の他は、浅草からの準急の直通の他、旧型電車を改造した3000系や5000系が線内ローカル輸送に当たっていた。しかし老朽化のため、ワンマン対応に改造した8000系に置き換えられ、大半が宇都宮線内(栃木まで直通)折返し運転となった。2018(H30)年からは、日比谷線直通から転用した20400形への再度の置き換えが始まっている。

JR在来線 21世紀の動向
 JR宇都宮線では、2015(H27)年の上野東京ライン開業に伴い、大半の列車が東京を経由して、東海道本線へ直通運転を開始した。211系は、2013(H25)年には上野発着の列車から、2015(H27)年には黒磯発着の末端運用からも外れ、代わってE233系の導入が進められた。上野東京ライン開業後には、E231系との併結運用も見られるようになった。
 宇都宮~黒磯間と日光線は、115系や211系の短編成による折返し運転が中心となっていたが、2013(H25)年より、京葉線から転用された205系に置き換えられていった。日光線では、205系のうち1編成を、観光列車「いろは」に改造している。2ドアセミクロスシート車に改造され、日光を意識したレトロ調のインテリアになった。日光線内の普通列車を中心に運行されている。
 東北本線の黒磯以北は交流区間となり、黒磯駅構内で交直の地上切替を行っていたため、普通電車は仙台・福島地域の交流電車が乗り入れていた。しかし、交直切り替え設備を黒磯~高久の駅間に移設し、車上切り替えに変更した事により、2018(H30)年より、朝夕はE531系、日中は110系DCによる黒磯~新白河間の区間運転に変更している。同区間のDC列車は、東北新幹線開業による急行の廃止以来である。なお、2016(H28)年の寝台特急〔カシオペア〕廃止により、栃木県内を走るJR在来線の定期特急・急行は、全て消滅した。
 烏山線は、栃木県内のJR線では唯一の非電化路線であり、キハ40形が使用されていた。置き換えにあたり、日本初の蓄電池式電車、EV-E301系が導入された。直通区間の宇都宮~宝積寺間では通常のパンタグラフによる集電を行い、烏山線内では、蓄電池に充電された電力で走行、終点の烏山駅構内には充電設備が新設され、パンタグラフを上昇させて急速充電を行う。2014(H26)年に試作車が製作された後、翌2015(H27)年には、全列車を置き換えた。
 両毛線は、栃木県側は普通列車のみの運行で、一部宇都宮線への直通も設定されている。1998(H10)年12月までは、水戸線からの直通も設定されていた。2018(H30)年4月、あしかがフラワーパーク駅が開業した。

観光に活路見出す 第3セクター
 真岡鐵道は茨城県の下館から、わたらせ渓谷鉄道は群馬県の桐生から分岐する特定地方交通線転換の第3セクター鉄道で、栃木県内での他鉄道路線との直接の接続はない。真岡鐵道では、1994(H6)年よりSL列車の運行を開始、C11 325号またはC12 66号の牽引により、基本的に毎週土休日に運行される。牽引される50系客車は、国鉄時代末期に多数見られた近代形客車だったが、現在、原型を留めるのはここのみとなった。真岡駅は1997(H11)年にSLを模した新駅舎となり、2013(H25)年には、市内で保存されていた9600形の運転体験が出来る「SLキューロク館」がオープンした。
 わたらせ渓谷鉄道は、平成の世になって間もない1989(H元)年3月、JR足尾線を転換して開業した。トロッコ列車の運行で観光需要に活路を見いだそうとしている。開業当時予定されていた、間藤~足尾本山間の旧貨物線の旅客線化は頓挫した。現在でも鉄橋や踏切などの線路跡が残る。足尾町は「平成の大合併」により日光市の一部となり、町営バスを継いだ日光市営バスが、足尾と日光の間を結んでいる。
 20世紀の終わりになり、宇都宮駅東口と、芳賀町の清原工業団地・本田技研を結ぶLRT計画が浮上。2013(H25)年に基本計画を策定、運営に当たる「宇都宮ライトレール株式会社」が、2015(H27)年11月に設立された。2018(H30)年5月に工事が着手され、2022(R4)年度の開業を目指す。日本初の本格的なLRT新鉄道として、今後が注目される。

 データは次回、火曜日です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
 7日 「北方領土の日」住民大会 オンライン配信 
(宮崎県独自の緊急事態宣言 今日終了)

「北方領土の日」と言えば、今日乗った相鉄12000系のドア上の液晶画面に、北方領土の返還を訴える広告が流れていました。他鉄道でもあったのか。旧島民らの苦しみは正直解らないから軽々しくは言えないが、現実問題として、ロシアの力があまりに強いし、相当数の住民が居住する「既成事実」もあるので、交渉でなんとかなるというレベルにはない。いつぞや、どこかの若手議員が叫んだような武力行使だって、許されない事でしょう?(どの道ロシアに勝てるはずもない)返還は極めて難しいのではないか?と思わざるを得ません。

№2288 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.43

横浜市営地下鉄あざみ野駅.jpg
 緊急事態宣言は、1ヶ月延長になりました(栃木県は終了)。状況が落ち着けば早期終了もあるという事だが、これを受けて、現在最終電車を繰り上げて運行している関東地方のJRや私鉄、地下鉄等の各事業者のうち、3月13日改正をリリースしている所は、緊急事態宣言終了の時期に関係なく、3月12日まで現在の措置を継続すると発表しています。27日改正の京急や京成、北総などはリリースが出ていないが、12日までは継続されると考えていいと思います。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日5日までのリリースを中心にまとめます。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。今週は、京王・相鉄・埼玉高速・箱根登山から、いずれも3月13日の改正がリリースされました。

*** 鉄道 ***

JR東日本  11線区42本(土休日40本)の全区間または一部区間の運行を取りやめ、終電を繰り上げている。
山手線:外回りは、大崎→新宿→池袋間1本取りやめで18~19分、池袋→東京→品川間2本取りやめで12~14分の繰り上げ。内回りは、池袋→新宿→大崎間2本取りやめで、27~28分の繰り上げ。
京浜東北・根岸線:南行(大宮→大船方向)は、磯子→大船間1本取りやめで12~13分、蒲田~磯子間3本取りやめで18~32分、大宮→赤羽間1本取りやめで16~22分の繰り上げ。北行(大船→大宮方向)は、南浦和→大宮間2本取りやめで25~26分、上野~赤羽間1本取りやめで16~17分、蒲田~上野間1本取りやめで18~19分、磯子~蒲田間1本取りやめで18~19分の繰り上げ。
中央・総武線各駅停車:西行(三鷹→千葉方向)は、中野→三鷹間2本取りやめで19~20分、千葉→津田沼間1本取りやめで13~14分の繰り上げ(平日のみ)。東行(千葉→三鷹方向)は、津田沼→千葉間1本取りやめで13~14分、御茶ノ水→千葉間1本取りやめで9~15分、中野→御茶ノ水間1本取りやめで14~16分、三鷹~中野間1本取りやめで16~17分の繰り上げ。
常磐線快速:下りは、我孫子→取手間1本取りやめで13分、松戸→我孫子間1本取りやめで9~10分、上野→松戸間1本取りやめで17~18分の繰り上げ。上りは、松戸→上野間1本取りやめで12~13分、取手→松戸間2本取りやめで24~25分の繰り上げ。
埼京・川越線:下りは、大宮→川越間1本取りやめで11~12分、池袋→赤羽間1本取りやめで20分の繰り上げ。上りは、赤羽→池袋間1本取りやめで23~24分の繰り上げ。
東海道本線:下り・平塚→小田原間1本の取りやめで8~19分の繰り上げ。
横須賀線:下り・逗子→久里浜間1本の取りやめで20~21分の繰り上げ。
中央線快速:下りは、東京→高尾間4本取りやめで9~30分の繰り上げ。上りは、三鷹→東京間1本取りやめで16~17分の繰り上げ。
武蔵野線:下りは、府中本町→東所沢間1本取りやめで22分の繰り上げ。上りは東所沢→府中本町間1本取りやめで、11~13分の繰り上げ。
京葉線:下りは、東京→蘇我間1本取りやめで12~13分の繰り上げ。上りは、蘇我→新習志野間1本取りやめで20分の繰り上げ。

主な駅からの最終電車(平日)
〔東京〕 
●山手線外回り:0時07分発渋谷・新宿方面・0時33分発大崎行・0時51分発品川行 
●山手線内回り:23時58分発新宿・渋谷方面・0時39分発池袋行
●京浜東北線南行:23時46分発大船行・23時58分発磯子行・0時49分発蒲田行 
●京浜東北線北行:0時00分発大宮行・0時23分発南浦和行・0時40分発上野行 
●東海道本線:23時39分発小田原行・23時47分発国府津行・23時54分発平塚行 
●横須賀線:23時04分発久里浜行・23時50分発逗子行 
●中央線快速:0時06分発高尾行 京葉線:0時22分発蘇我行
〔新宿〕 
●山手線外回り:23時34分発渋谷方面・23時59分発大崎行・0時17分発品川行・0時41分発池袋行 
●山手線内回り:0時32分発品川行 
●中央・総武線各駅停車西行:0時41分発三鷹行・1時01分発中野行 
●中央・総武線各駅停車東行:23時57分発千葉行・0時13分発津田沼行・0時22分発御茶ノ水行 
●中央線快速下り:0時20分発高尾行 
●中央線快速上り:0時29分発東京行 
●埼京線:23時47分発川越行・0時00分発大宮行(池袋始発0時21分発赤羽行)


 新幹線は、定期列車は通常通り運行。特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。 
 東北・北海道・上越・北陸新幹線のグランクラスは全て発売を中止。アテンダント乗務でフルサービスが行われる列車は、グランクラスサービスそのものを取りやめる(予約があっても、グリーン車などへの変更が必要)。座席営業のみの列車は、予約済みの利用者のみ、引き続き利用可能。〔サフィール踊り子〕のカフェテリア、その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て営業中止。
「河津桜まつり」中止のため、2月11日~3月7日の土休日に予定していた〔踊り子51・52・55・58号〕の運行は取りやめとなった。3月6・7日に運行を予定している、臨時快速〔水戸梅まつり号〕(大宮~勝田間)は、指定券の発売を見合わせている。
 3月13日にダイヤ改正を実施。首都圏では終電の繰り上げ、初電の繰り上げの他、特急〔踊り子〕のE257系全面置き換え、〔湘南〕運行開始や、房総地区・水戸線のワンマン化などが中心。水郡線は3月27日に全線で運行を再開。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。2月いっぱいまで、臨時列車の運行は全て取りやめ。御殿場線の普通列車は通常通り運行。〔踊り子〕はJR東日本、〔ふじさん〕は小田急のWebで確認を。
 3月13日にダイヤ改正を実施(東海道新幹線のみ)。

東京メトロ 全路線で全区間または一部区間の運行を取りやめ、最終電車を繰り上げている(土休日は繰り上げがない区間がある)。以下は平日。
銀座線:渋谷方面は、浅草→渋谷・浅草→上野間各1本を取りやめ。浅草発最終は23時55分発渋谷行・0時10分発上野行。浅草方面は、上野→浅草間1本・渋谷→浅草間2本を取りやめ。渋谷発最終は、23時51分発浅草行・0時02分発上野行。
丸ノ内線:荻窪・方南町方面は、中野坂上→荻窪・新宿三丁目→中野富士見町・新宿→中野坂上・茗荷谷→新宿・池袋→茗荷谷・中野坂上→方南町間各1本を取りやめ。池袋発最終は、23時39分発荻窪行(方南町行最終接続)・23時46分発中野坂上行・23時55分発新宿行・0時04分発茗荷谷行。池袋方面は、新宿→池袋・荻窪→新宿三丁目・荻窪→中野富士見町・方南町→中野坂上間各1本を取りやめ。荻窪発最終は、23時41分発池袋行・23時50分発新宿行・0時21分発中野富士見町行。
日比谷線:中目黒方面は、南千住→中目黒・北千住→南千住間各1本を取りやめ。北千住発最終は、23時52分発中目黒行・0時14分発南千住行。北千住方面は、中目黒→北千住(北越谷行・北千住始発で運行)・中目黒→広尾間各1本を取りやめ。中目黒発最終は、23時46分発北千住行(北越谷行接続)・0時14分広尾行。
東西線:西船橋方面は、妙典→西船橋・中野→妙典間各1本を取りやめ。また東葉高速直通1本を西船橋止まりに変更。中野発最終は、23時40分発東葉勝田台行・23時50分発西船橋行・23時54分発妙典行。中野方面は、東陽町→中野・西船橋→東陽町間各1本を取りやめ。西船橋発最終は、23時40分発中野行・0時10分発東陽町行。
千代田線:代々木上原方面は:北千住→代々木上原間・北綾瀬→綾瀬間各1本を取りやめ。綾瀬発最終は、23時51分発代々木上原行・0時27分発北千住行(変わらない)。綾瀬・北綾瀬方面は、綾瀬→北綾瀬・代々木上原→北千住(北千住始発で運行)各1本を取りやめ。代々木上原発最終は、23時52分発綾瀬行(我孫子行接続)。
有楽町線:新木場方面は、池袋→新木場・和光市→池袋間各1本を取りやめ。和光市発最終は、23時40分発新木場行・23時46分発池袋行。和光市方面は、池袋→和光市・新木場→池袋間各1本を取りやめ。新木場発最終は、23時40分発和光市行・23時58分発池袋行。
半蔵門線:押上方面は、清澄白河→押上・渋谷→清澄白河間各1本を取りやめ。渋谷発最終は、0時00分発押上行・0時07分発清澄白河行。渋谷方面は、水天宮前→渋谷(→鷺沼)・押上→水天宮前間各1本を取りやめ。押上発最終は、23時57分発鷺沼行・0時08分発水天宮前行。
南北線:赤羽岩淵方面は、目黒→赤羽岩淵(→浦和美園)間各1本を取りやめ。目黒発最終は、23時47分発浦和美園行・23時54分発(都営三田線)新板橋行(白金高輪で駒込行に接続)。目黒方面は、市ケ谷→目黒(→奥沢)・駒込→市ケ谷・(浦和美園→)赤羽岩淵→駒込間各1本を取りやめ。赤羽岩淵発最終は、23時48分発奥沢行・23時55分発白金高輪行・0時02分発市ケ谷行・0時16分発駒込行。
副都心線:渋谷方面は、新宿三丁目→渋谷(→菊名)・和光市→渋谷(→元住吉)間各1本を取りやめ。和光市発最終は、23時55分発武蔵小杉行。和光市方面は、池袋→和光市・渋谷→池袋間各1本を取りやめ。渋谷発最終は、23時57分発和光市行・0時05分発池袋行。

 3月13日にダイヤ改正を実施。全線にわたり、最終電車を繰り上げる。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄全線及び日暮里・舎人ライナーの最終を繰り上げている。以下は平日。
浅草線:西馬込方面は、泉岳寺→西馬込・押上→浅草橋間各1本を取りやめ。押上発最終は、23時53分発品川行(西馬込行最終接続)・0時05分発泉岳寺行。押上方面は、浅草橋→押上間1本を取りやめ。西馬込発最終は、23時35分発京成佐倉行・23時49分発泉岳寺行(浅草橋行最終接続)。
三田線:目黒方面は、御成門→白金高輪間と、白金高輪で接続するメトロ南北線が取りやめ。西高島平発最終は、23時35分発白金高輪行(白金高輪でメトロ南北線奥沢行に接続)・23時48分発御成門行。西高島平方面は、高島平→西高島平・新板橋→高島平・白金高輪→新板橋間と、白金高輪で接続するメトロ南北線が取りやめ。目黒発最終は、23時40分発西高島平行・23時47分発(メトロ南北線)浦和美園行(白金高輪で高島平行に接続)・23時54分発新板橋行。
新宿線:本八幡方面は、大島→瑞江・岩本町→大島・新宿→岩本町間各1本を取りやめ。新宿発最終は、23時47分発本八幡行・23時59分発大島行・0時10分発岩本町行。新宿方面は、大島→新宿・本八幡→大島間各1本を取りやめ。本八幡発最終は、23時47分発桜上水行・0時00分発大島行。
大江戸線:環状部外回りは、都庁前→光が丘間(放射部)2本・清澄白河→六本木→都庁前・都庁前→飯田橋→清澄白河間各1本を取りやめ、都庁前発放射部の最終は、0時30分発光が丘行。都庁前発環状部外回りの最終は、23時47分発都庁前行・0時17分発清澄白河行。環状部内回りは、新御徒町→飯田橋→都庁前・光が丘→都庁前間(放射部)各1本を取りやめ。。光が丘発最終は、22時54分発環状部外回り都庁前行・23時13分発新御徒町行・23時21分発清澄白河行・0時17分発汐留行。
日暮里・舎人ライナー:平日のみ、日暮里→見沼代親水公園と、舎人公園→日暮里・見沼代親水公園→舎人公園間各1本を取りやめる。

 コロナ禍とは関係ないが、東京さくらトラム(都電荒川線)は20日より、補助81号線街路整備事業の進捗により、平日・土曜日のダイヤを一部変更する。一部電車の時刻・行先を変更。減便や終電の繰り上げはない。休日は変更しない。
 3月13日より三田線、3月27日より浅草線のダイヤを一部修正する。三田線は西高島平発最終を3分繰り上げ。新宿線は3月13日より、土休日の本八幡7時20分発多摩動物公園行急行を、笹塚行に変更する。

京成 平日・土休日とも押上線・押上0時27分発京成高砂行の1本を取りやめ。押上23時59分発は京成高砂止まり(通常印旛日本医大行)、京成高砂0時11分発は押上止まり(通常浅草橋行)となり、この他に直通先の行先が変更になる列車がある。
〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。当面の間、印旛日本医大→京成上野間〔臨時ライナー〕を運行する。印旛日本医大6時55分発→京成上野7時51分着。途中千葉ニュータウン中央(乗車のみ)・青砥(降車のみ)・日暮里(降車のみ)に停車。特急料金500円。1・2号車のみ開放で、乗車後に車内添乗員が特急券を発売する。現金のみ。前売り・チケットレスサービスはない。
「KEISEI SMART ACCESS」サービスを開始している。海外から成田空港に到着した利用者の救済の一環で、①京成トラベルサービスのWebで予約・決済、②帰国(入国)後、成田空港の検疫所で新型コロナウィルス検査を受検(一部例外あり)、③検査の結果陰性または検査対象外の場合、成田空港駅または空港第2ビル駅でチケットを発券、④〔スカイライナー〕(8~64号)の専用車両(8号車(7号車は空車)・総座席数の半分の20席を販売)に乗車、⑤京成上野駅到着後、係員の誘導でハイヤー乗り場または京成上野駅駐車場に移動。23区内の指定場所までのハイヤー利用の「PLEMIUM」は20,000円(前日までに予約が必要)、利用者自らが手配した送迎車に駐車場から乗車する場合は4,500円。青砥・日暮里では下車できない。
 3月27日にダイヤ改正を実施。下り最終繰り上げ、上り初電繰り下げを実施。平日は、現状の最終の通勤特急に代えて、京成上野発快速を設定する。

東武 最終電車の繰り上げを行っている。
スカイツリーライン(伊勢崎線):平日は浅草0時23分発北春日部行区間準急が取りやめになり、北千住0時40分発北越谷行普通は3分繰り上げ。浅草からの最終は0時09分発北千住行普通となり、北越谷より先、北春日部までの各駅へは、北千住と北越谷の2回乗り換えが必要になる。半蔵門線からの最終準急北越谷行は、曳舟で東向島・鐘ヶ淵・堀切・牛田に停車する列車への接続がない。土休日は北千住0時39分発竹ノ塚行を取りやめ。平日・土休日とも、北千住0時19分発(南栗橋始発)浅草行を取りやめ。
アーバンパークライン(野田線):平日のみ柏0時56分発(大宮始発)高柳行・0時50分発(船橋始発)七光台行を取りやめ。
東上線:平日のみ、池袋0時44分発準急川越市行・0時45分発普通成増行を取りやめ。

「スノーパル23:55」は、3月6日浅草出発分までは取りやめ。〔SL大樹〕〔DL大樹〕の運行日に変更がある。
 3月13日にダイヤ改正を実施。スカイツリーライン(伊勢崎線)・大師線・東上線(平日のみ)は、最終電車を繰り上げる。浅草~新栃木間〔リバティけごん〕は、下り1本取りやめ・上り1本区間短縮。〔TJライナー〕は上り2本増発。アーバンパークライン(野田線)は終電繰り上げを行わない。

西武 最終電車の繰り上げを行っている。
池袋線:平日は池袋0時44分発小手指行準急・0時45分発保谷行各駅停車を取りやめ。土休日は池袋→保谷間2本・小竹向原→保谷間1本を取りやめ、池袋→小手指・武蔵小杉→小手指間各1本を、保谷止まりに短縮。
新宿線:平日は西武新宿0時44分発新所沢行・0時47分発上石神井行を取りやめ。土休日は西武新宿→上石神井間2本を取りやめ、西武新宿→新所沢間1本を上石神井止まりに短縮。

 「52席の至福」のディナーコースは、2月7日まで取りやめ。
 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。「ドラえもん50周年記念『DORAEMON-GO!』を、新宿線で運行している。30000系8連1本に、ドラえもんをイメージしたラッピングを施し、車内にもドラえもんをイメージした装飾を施している。背もたれは、同社初の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」を採用。
 2月14日まで、「ところざわサクラタウン×西武鉄道『涼宮ハルヒの直観』タッチラリー」を開催。観光庁提唱「あたらしいツーリズム」の一環として行われ、指定場所で購入した「ラリーカード」と、交通系ICカード(PASMO・Suica以外の全国相互利用対象カードも可)を連動させる事で、「クリア賞」(マスクケース)「コンプリート賞」(オリジナルステッカー)を入手できる引換券が手に入る(文庫本プレゼントの「Wチャンス」もあり)。関連して、西武バス1台にラッピングを行い、〔所52〕〔所55〕系統(所沢駅東口~東所沢駅・志木駅)で運行(2月末までの予定)。
(2月7日追記)新宿線特急〔小江戸〕は、13日~3月7日の土休日、全列車運休する。平日は運行。〔拝島ライナー〕及び池袋・西武秩父線の特急・〔S-TRAIN〕は運行。
 3月13日にダイヤ改正を実施。最終電車を繰り上げる。秩父鉄道直通は、平日は取りやめ、土休日はダイヤ改正時より再開の見込み。西武遊園地→狭山湖・遊園地西→西武ゆうえんちに改称。

京王 京王線(競馬場線・動物園線を除く)・井の頭線で最終電車を繰り上げている。区間によって異なるが、11~最大で20分。
主な駅からの最終電車の変更点(平日のみ)
〔京王線 新宿〕 最終は0時21分発京王八王子行準特急。0時11分発橋本行区間急行は京王多摩センター行、0時15分発つつじが丘行は桜上水行に短縮。
〔京王新線 新宿〕 最終は0時41分発桜上水行。
〔京王八王子〕 最終は0時23分発高幡不動行。0時48分発新宿行特急は取りやめ。
〔橋本〕 最終は0時34分発若葉台行。23時14分発新線新宿行は若葉台行、23時28分発新宿行区間急行はつつじが丘行快速、55分発つつじが丘行快速は若葉台行に短縮。
〔井の頭線 渋谷〕 最終は0時33分発富士見ヶ丘行。0時08分発・0時23分発吉祥寺行急行2本は取りやめ。
〔井の頭線 吉祥寺〕 最終は0時41分発富士見ヶ丘行。0時09分発渋谷行急行は取りやめ。0時01分発渋谷行は富士見ヶ丘行、0時13分発渋谷行は明大前行、0時20分発明大前行は富士見ヶ丘行に短縮。

 3月13日にダイヤ改正を実施。緊急事態宣言に伴う、現状の最終電車がほぼそのまま、新ダイヤでも適用される。動物園線は土休日に運行間隔を変更。

小田急 新宿0時38分発相模大野行急行・0時39分発向ヶ丘遊園行各駅停車・0時50分発経堂行各駅停車を取りやめ(平日・土休日同時刻)。新宿発最終は、0時20分発海老名行急行・0時25分発新百合ヶ丘行各駅停車となる。
 3月13日にダイヤ改正を実施。終電繰り上げ、初電繰り下げを実施。

東急 全線(こどもの国線を除く)で最終電車を繰り上げている。
東横線:平日は、渋谷0時31分発武蔵小杉行・横浜0時35分発元住吉行(通常武蔵小杉行)が最終となり、以降の列車は取りやめ。菊名→横浜間1本と、武蔵小杉→渋谷間2本・元住吉→武蔵小杉間1本が取りやめ。土休日は、渋谷0時23分発武蔵小杉行・横浜0時29分発元住吉行(通常武蔵小杉行)が最終となり、以降の列車は取りやめ。元住吉→菊名・菊名→横浜間各1本と、元住吉→武蔵小杉・武蔵小杉→渋谷間各1本が取りやめ。
目黒線:平日・土休日とも、目黒0時43分発奥沢行・日吉0時45分発奥沢行は取りやめ。武蔵小杉→日吉・奥沢→日吉間各1本と、奥沢→大岡山間1本が取りやめ。
田園都市線:平日は、渋谷0時42分発鷺沼行・中央林間0時52分発長津田行は取りやめ。長津田→中央林間・鷺沼→長津田・大井町→鷺沼間各1本と、二子玉川→渋谷・鷺沼→二子玉川・長津田→鷺沼間各1本が取りやめ。土休日は、渋谷0時43分発鷺沼行・大井町0時18分発鷺沼行(二子玉川止まりに短縮)・中央林間0時55分発長津田行は取りやめ。長津田→中央林間・鷺沼→長津田間各1本と、二子玉川→渋谷・鷺沼→二子玉川・長津田→鷺沼間各1本が取りやめ。
大井町線:大井町0時33分発二子玉川行・溝の口0時28分(土休日0時30分)発大井町行は取りやめ。二子玉川→溝の口(→鷺沼)間1本を取りやめ。土休日の田園都市線下り最終接続は、大井町0時04分発溝の口行になる。
池上線:平日・土休日とも、五反田0時46分発雪が谷大塚行を取りやめ。
東急多摩川線:平日のみ、多摩川0時47分発蒲田行を取りやめ。
世田谷線:三軒茶屋0時36分発下高井戸行は上町止まりとなり、折り返し下高井戸0時57分発上町行は取りやめ。
 東急全体で、1時を過ぎて運行される列車は、田園都市線の下り3本のみ。

 大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本でサービスを再開している。21時台以降の4本は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。
 3月13日にダイヤ改正を実施。最終電車繰り上げの他、田園都市線・大井町線では運行パターンの変更、池上線・東急多摩川線・世田谷線では運行間隔の拡大を行う。田園都市線では、中央林間始発準急を増強。

京急 平日のみ最終電車を繰り上げている。品川0時23分発(成田空港始発)金沢文庫行特急は取りやめ(品川止まりに短縮)。三浦海岸行特急1本を京急久里浜行、京急久里浜行特急2本を金沢文庫行に短縮。空港線・京急蒲田23時56分発羽田空港行・羽田空港第1・第2ターミナル0時12分発エアポート急行は取りやめ。逗子線・金沢八景~逗子・葉山間1往復を取りやめ。京急久里浜・逗子・葉山への最終は、品川23時32分発となり、30分繰り上げ。〔イブニングウィング20・22号〕も取りやめ。
 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は、引き続き運休している。一部快特の「ウィングシート」は取りやめている。
 3月27日にダイヤ改正を実施。平日のみ、本線特急を中心に最終電車を繰り上げ。品川~京急蒲田間の区間運転を取りやめる。5月7日より、〔モーニング・ウィング3号〕の金沢文庫→品川間を12連に増強する。

相鉄 最終電車を繰り上げている。下りは平日のみ、横浜0時42分発かしわ台行と、二俣川1時02分発湘南台行を取りやめ。横浜発最終は0時35分発海老名行急行となり、急行通過駅への最終は、0時27分発湘南台行。上りは平日・土休日とも、海老名23時55分発横浜行を二俣川止まりに短縮し、湘南台0時26分発二俣川行は取りやめ。
 3月13日にダイヤ改正を実施。最終電車繰り上げの他、運行パターンや、本数の変更が行われる。日中のJR直通は全て各駅停車で運行。

りんかい線 平日・土休日とも、大崎0時17分発東京テレポート行を取りやめ、0時01分発を6分繰り下げる。

つくばエクスプレス 平日・土休日とも、北千住0時25分発八潮行・秋葉原0時18分発守谷行を取りやめ。
 3月13日にダイヤ改正を実施。秋葉原→守谷、守谷→北千住間の最終電車を繰り上げ、つくば→守谷間1本増発。

関東鉄道 平日・土休日とも、取手~水海道間最終1往復(取手0時19分発・水海道0時04分発)を取りやめ。

新京成 新京成線自体は、通常通り運行している。

北総 京成高砂0時10分発(羽田空港始発)印旛日本医大行を取りやめ。

東葉高速 西船橋発東葉勝田台行最終電車を、10分繰り上げ。
 3月13日にダイヤ改正を実施。下り最終繰り上げの一方、21時台に1本増発。

東京モノレール 20日より、モノレール浜松町0時01分発羽田空港行区間快速を取りやめ。
「キキ&ララモノレール」は、28日までの運用を公表している。
 3月13日にダイヤ改正を実施。上下とも最終電車を繰り上げる他、全体で運行本数を22%削減。日中は空港快速・普通を交互に10分間隔で運行し、区間快速は廃止。

ゆりかもめ 20日より、新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。

多摩都市モノレール 多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。2月10・15日に臨時列車を運行。

舞浜リゾートライン ディズニーリゾートラインの正確な運行状況は公式Webでは解らないが、TDRが短縮営業を行っているため、モノレールも対応して、運行時間の短縮を行っていると思われる。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 平日のみ、赤羽岩淵0時42分発(日吉始発)浦和美園行・浦和美園0時06分発駒込行を取りやめ。
 3月13日にダイヤ改正を実施。平日の浦和美園行最終を2~3分繰り上げるほか、平日・土休日とも23時台で直通先の行先が変更になる列車がある。

埼玉新都市交通 通常通り運行している。

横浜市営地下鉄 ブルーラインは平日のみ、湘南台0時39分発上永谷行・あざみ野0時49分発新横浜行を取りやめ。グリーンラインは、平日は日吉0時40分発、土休日は日吉0時22分発中山行を取りやめ。

横浜高速鉄道みなとみらい線 横浜→元町・中華街間最終を12分(土休日10分)、元町・中華街→横浜間最終を12分(土休日9分)繰り上げている。
 3月13日のダイヤ改正が発表になっている。最終電車を繰り上げ。
 
横浜シーサイドライン 上下とも全区間で、最終電車を最大34分繰り上げ。24時前には全列車の運行が終了する。
 金曜日深夜の最終電車繰り下げは、行っていない。
 ウィルス対策とは関係ないが、金沢八景駅構内の線路工事(構内の完全複線化)に伴い、2月14日(日)は初電~10時頃まで、バス代行輸送を実施。完全複線化を記念し、“幸福”記念硬券を限定発売する。14日は14時より金沢八景駅特設ブースで、15日以降は新杉田・並木中央・金沢八景駅の窓口で発売する。通信販売も行う。限定500セット。800円。
 
湘南モノレール 土曜日は平日と同時刻で運行。21時台以降は15分間隔。休日は、8時台までと19時台以降は15分間隔。最終列車は現状通り。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。

江ノ電 20日より、鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめている。
 「一日乗車券のりおりくん」などの企画乗車券は全て、発売を中止している。

箱根登山 箱根湯本23時09分発・強羅22時41分発の1往復を取りやめている。
 3月13日にダイヤ改正を実施。箱根湯本~強羅間で、初電を22分繰り下げ、最終電車を25~36分繰り上げる。ケーブルカーも運行時間を短縮する。他の時間帯、及び小田原~箱根湯本間は、大きな変更はない。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行(3月13日より全列車E257系置き換えで全車指定席となり、指定席料金が発表されている)。
 駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、3月4日までの運用を公表している。6月までは運行の見込みで、両編成とも「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行される。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け」(大人のみ1,300円(クリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)で発売している。「いずっぱこ ONLINE SHOP」でも通信販売を行っている。佐野美術館(三島田町駅が最寄り)の「原田 治展「かわいい」の発見」とタイアップ、1編成(3505F)にヘッドマークを取り付け、中吊・車額ポスター4種類を、車内に掲示する(車体へのラッピングはしない)。2月14日まで運行、運用も公表されている。24日より、記念乗車券も終日有人駅で発売(通信販売は予定数に達したため終了)。
「ありがとう185系特急「踊り子」入場券セット」は完売のため、駅窓口の販売、通信販売とも全て終了した。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。「リゾート21」の展望室は、デッキ側3列のみ使用(前部3列は使用不可)。「サイクルトレイン」の取り扱いを再開している。南伊東・川奈・富戸・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田からの乗車に限定(川奈・富戸は窓口営業時間外で利用できない列車がある)。「伊豆急×駅メモ!&アワメモ!桜と踊る伊豆の旅 デジタルスタンプラリー」を、3月10日まで実施。1月までの「下田水仙編」と、2月からの「河津桜編」の2部構成。リゾート21黒船電車に、ヘッドマークを掲出(「下田水仙編」期間中)。「地域活性化トレイン」を運行中。伊豆急下田・伊豆高原の案内所は、当分の間休業。
「ありがとう185系特急「踊り子」入場券セットの、駅での対面販売は、取りやめになった。29日10時より通信販売を行う。伊豆急行ホームページ内の応募フォームから申し込むが、多数の場合は抽選。850円。一人1部まで。
「河津桜まつり」中止のため、2月11日~3月7日の土休日に予定していた〔踊り子51・52・55・58号〕の運行は取りやめとなった。
 3月13日改正時より、最終電車の繰り上げ・夕刻以降の運行本数の見直しが、発表になっている。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔フジサン特急〕〔富士山ビュー特急〕は運休中(JRからの〔富士回遊〕は、定期3往復は運行)。〔富士登山電車〕は、一般車両で代走(普通運賃のみで乗車可)。最終電車は大月発平日22時30分・土休日22時05分、河口湖発平日22時09分(通常時刻)・土休日21時18分。

小湊鐵道 減便ダイヤで運行中。

いすみ鉄道 土休日運行の急行2往復(大多喜~上総中野間の普通列車区間も含む)の運行を取りやめている。その他の列車及び平日は通常通り運行。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめている。

秩父鉄道 「計画運休」ダイヤで運行中。「SLパレオエクスプレス」は、今年は2月13日より運行開始予定。全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約制。来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。2月より準備工事に入るが、どのカードシステムになるかは検討中。
 3月13日のダイヤ改正が発表になっている。最終電車繰り上げの他、減便を行う。時刻の詳細は2月中旬頃公表。

*** バス *** 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。

東京都営 〔深夜02・03・10・11〕系統で、最終バスの時刻を繰り上げている(各系統1便ずつ減便)。

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「佐倉1日フリー乗車券」を発売中。限定1,000枚。大人600円。5月16日までのうちの1日有効。佐倉草ぶえの丘などの観光施設が、団体割引料金で入場できる。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。日光鬼怒川線は通常通り、〔SL大樹〕運行日に運行。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、2コースとも運休中。深夜バスは、再度全便運休。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行(3月7日まで、土休日に臨時便を運行)。

西武バス メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行(3月7日まで、土休日に臨時便を運行)。土休日運行の〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちの休園に伴い、西武園駅発着の〔所18〕系統として運行。深夜バスは全便運休。本川越駅~南古谷線は、今月一杯運休(土休日1往復のみ運行で、再開は2月6日)。
 2月23日より、群馬大学・日本モビリティなどと共同で、〔飯20〕系統(飯能駅~美杉台ニュータウン)において、日本初となる、一般路線バス形態による自動運転実証実験を開始する。運行日は2月23・25・28日、3月1・3・5・7日で、いずれも午前・午後2往復ずつ(平日と土休日で異なる)。レベル2の低速運行となるため、通常より時間を要する(通常は全区間で8分)。全員着席のため、2月7日よりWeb上で各便の整理券を発行する。整理券発行終了時で満席の場合は乗車できない。整理券は無料だが、通常の運賃(全区間180円)の支払いが必要。

関東バス 一般路線は通常通り運行。吉祥寺駅~お台場間直行バス・TDR直行バスは運休中。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行中(富士見町団地線は平日ダイヤ(深夜バスは運休)・イオン線は臨時ダイヤ)。

西東京バス 平日は、深夜バスは全便、その他も22時以降の一部の便が運休している。八王子駅~工学院大学間直通便を減便(一般路線は通常運行)。京王八王子駅~純真女学院間急行便は、土曜日の女学院発14時30分以降の便を運休。

京王バス 一般路線は通常通り運行。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 4月1日からの、一部系統の運行形態変更が予告されている。〔都立01〕系統を廃止、〔玉31〕系統を成城学園前駅まで延伸。〔渋55〕系統は、渋谷駅~東北沢駅間に短縮。

京浜急行バス 〔八8〕系統は土曜ダイヤで運行。東朝比奈循環〔朝1・2〕系統(六浦駅~三信住宅)の実証運行は、一時休止している。各地区で主に23時台以降(一部22時台)便の運行を取りやめている(既に昨年4月21日より運休となっている便も含む)。

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線・小平国分寺線とも全日、土休日ダイヤで運行。

東京BRT:プレ運行中。日中は虎ノ門~晴海間毎時3本+新橋~晴海間毎時1本で、連節バス(エルガデュオ)は、6時台1往復を除いて、新橋~晴海間で1時間毎の運行。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」を、発売している。紙券の他、モバイルチケット(LECIPのスマホアプリ「QUICK RIDE」)でも発売する。大人700円・小児350円。

新京成バス 船橋新京成バスは、一部系統が特別ダイヤで運行されている。深夜バス・早朝バスは、一部を除いて取りやめ。松戸新京成バスは、一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。香取市「佐原循環バス周遊ルート」は運休。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。その他の一般路線は通常通り運行。アニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」ラッピング車が、館山市内線(館山航空隊~館山駅~なむや・小浜間)で運行、館山駅前発の時刻・行先が公表されている。館山市街地循環バスの実証運行が行われている(3月5日まで)。日東交通は南ルートを運行。館山発着の丸線・平群線のルート変更を、実証運行として、3月14日まで行っている。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。

朝日自動車 通常通り運行。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は「2020年度運行スケジュール」に基づき運行中。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。

関越交通 一般路線は通常通り運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、平日・土休日とも減便して運行している。平日は、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)は運行しない。その他の一般路線は通常通り運行。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅前20時18分発・ハンマーヘッド20時37分発が最終となる。大さん橋客船ターミナル循環系統は、当面運休。

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中(緊急事態宣言終了までの予定)。市立川崎高校直行バスは全便運休(時差登校のため)。

神奈中バス 通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。9日~3月5日、横浜市栄区内で、中型バスによる自動運転実証実験を行うが、緊急事態宣言が発出されている間は、一般の試乗はできない。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。

江ノ電バス 土曜ダイヤがある路線は、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜バスは平日も含め、全便運休。「鎌倉フリー環境手形」は、発売を中止している。

箱根登山バス 定期観光バス・小田原宿観光回遊バス「うめまる号」は運休。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。湯河原梅林「梅の宴」開催に伴い、今日6日~3月7日、湯河原駅~幕山公園(会場)間に臨時バスを運行。湯河原駅発8時45分と、9時00分~15時30分の間30分毎、幕山公園発9時20分~16時20分の間30分毎。「梅の宴」そのものは開催している(土休日に予定していたイベントは全て中止)。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行(大雄山駅~道了尊路線、真鶴町内路線は通常通り)。湯河原~箱根線は運休している。水陸両用 NINJABUSは運休中(コロナ禍ではなく、芦ノ湖の水位が低下しているため)。沼津駅~沼津港間EVバスは車検のため、当面の間運休(一般車両で代走)。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。「TOKYO NO KABA」は、緊急事態宣言終了まで運休。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は3往復(富士急ハイランド発9:55・11:55・13:55)、「グリーンライン」は2本(河口湖駅発10:10・14・10)のみ運行(土休日は12時30分発も運行)。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は当分の間、平日は10時45分・13時45分発便を運休。富士急上阿原車庫7時05分発甲府駅行が運休(コロナ禍のためかどうかは不明)。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は運休。一般路線は通常通り運行。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。三島駅~修善寺~松崎間快速は引き続き運休。「三島エクスプレス」は全便運休。定期観光バスも、引き続き運休する。熱海市内「湯~遊~バス」は、再度全便運休している。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。熱海エリアは2月1日にダイヤ改正を実施。
 PASMOの導入が発表になった。3月中旬、熱海市内路線(熱海自然郷線を除き、「湯~遊~バス」は含む)でサービス開始。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。宇都宮では平日に臨時便を運行中。館山支店の一般路線車両に、「戦翼のシグルドリーヴァ」のキャラクターを描いた、部分的なラッピングを行っている。館山市街地循環バスの実証運行が行われている(3月5日まで)。JRバスは北ルートを運行。「JR竹芝 水素シャトルバス」(JR東日本から委託 無料)は、土休日も平日ダイヤで運行。3月いっぱいまで、ポートシティ竹芝の発着を中止している。

 この他、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の事業者では、緊急事態宣言発出を理由とした定期券・回数券の払い戻しについて告知している。また、企画乗車券の発売を停止している事業者が多数ある。各種窓口の営業時間の休業・短縮も、各事業者で行われている。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。外野はオリンピックがらみでいろいろ騒がしいようだが、ともかくまずは一日もく緊急事態宣言が終了し、交通が正常運行に戻って欲しいです。ウィルス変異種は不安材料だが。
 
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《今日のニュースから》
 5日 逗子市斜面崩落から一年 追悼行事
(米貿易赤字 9049億ドルで過去最大 コロナ禍影響)
 6日 8年ぶり日本球界復帰 田中 将大 楽天沖縄キャンプ合流
(全国知事会 オンラインで会合 政府に緊急提言)

№2287 バスマガジンvol.105 (講談社ビーシー/講談社)

「バスマガジンvol.105」、先月末に発売になりました。
 表紙は関東バスで、動態保存車両として残されている3ドア車。クルマそのものは違うけれど、15年前に一度取り上げられていた時も、表紙はやはりFHI車体の3ドア車でした。

おじゃまします!バス会社潜入レポート Vol.105 関東バス

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 前回は、創刊されてまだ日が浅い、2006(H18)年のvol.18でした。一般路線バスの営業範囲自体は、今とほとんど変わらない。当時は、ケイビーバスという分社があり、高田馬場駅~東中野駅路線や、夜行高速バスを運行していました。車両はノンステップ化も進みつつあったが、3ドア車もまだまだ多かったのと、一方でコミュニティバスでクセニッツ、夜行バスでエアロキングなどの保有がありました。4メーカーでFHI車体を保有していた事も、特筆事項か。
 表紙を飾る3ドア車が走る〔鷹04〕系統は、三鷹駅~多摩六都科学館間の路線だが、キャプチャには「日祝日運行(現在は運休中)」とあるが、関東バス公式の路線図には、〔花09〕系統(花小金井駅~多摩六都科学館)と同様、「不定期運行」と記されている。この形態になっているのは、コロナ禍とは関係ないかも知れない(現在は武蔵野市のコミュニティバスが乗り入れている)。
「ドリームスリーパー」などの夜行バスは、これこそコロナ禍で現在全路線運休中。空港バスやTDRへ行く路線も、大半が運休中。
 中野駅北口は、駅前からは乗れなくなってしまったが、以前のターミナル(歴史編に昔の写真がある)は少々危なっかしくも感じられたので、仕方がなかっただろう。写真がないが、荻窪駅北口のターミナルも変わったし、比較的最近まで、昔の名残が残っていたという事ではないだろうか。3ドア車に象徴されるように、利用者がとても多いのに、道路条件が良くない路線が少なくないので、車種選定は大変だったと思う。
 今回は、南善福寺のターンテーブルがなかった。当面はコロナ禍の早い終息が望まれるが、各鉄道の最終電車繰り上げ(特にJR中央線)は、関東バスの運行に相当影響を与えると思う。深夜バスも運休中のようだが、元々は1時過ぎまで運行があり、土日にも運行がある路線もあったし、現状でも23時台にターミナルを出る一般便があるが(三鷹駅23時52分発武蔵野営業所行が一番遅い便と思われる)、正式なダイヤ改正の発表を受けて、どう変わるのか。同時に西武新宿線の早期の立体化も、期待される所でしょう。こちらは間違いなく、あと数年かかる事になるが。

移籍バスの行方を追跡
 第4回は国際興業のその2。キュービックの移籍も多かったが、さすがに移籍先でも全部引退、という所が多い。北は北海道(ここでの最遠はくしろバスか。そういえば3年前に乗っていて、国際興業時代の跡も確認しているのだが、今見たら、なぜかそれについて書いた部分が消えてしまっている。一昨年の「リニューアル」の影響、なのか?)から、南は沖縄・宮古島まで幅広いが、山梨交通が中心になるのだろうか。

帰ってきた 路線バス全方位レポート Vol.37 福井県

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 ここはもっと早く、前回は創刊の翌年の2005(H17)年・vol.9でした。
 福井県は、「嶺北」と「嶺南」は、同じ県ではあるが、流動はあまり多くないのではないか?去年JR北陸本線の普通列車で北陸トンネルを抜けた時に、改めて感じた事です。福井鉄道のバスは両地域に走っているが、路線のつながりはなくなっているし。特に嶺南は、近年JRの新快速電車が大阪から敦賀まで1時間毎に通っているくらいなので、福井市より、関西との結びつきの方が圧倒的に強いのではないか?(最近地元が運行再開を承認した高浜などの原子力発電所が多いのも、もちろん地理的・政治的な要因もあるが、京阪神に近い、という事もあるのではないか?)
 福井市の人口が約26万人、前号の静岡県東部の富士市が約24万人だそうだから、県庁所在地としては、やはり大分少ない(全国の道府県庁所在都市では、下から7番目くらいになるらしい)。少ないが、ローカル私鉄のフリークエントサービスが維持されていて、公共交通への依存度は、決して低くはないのではないか。この16年の間に、廃止が表明されていた旧京福電鉄で2度の正面衝突事故があり、全面運行中止という事態が1年以上続いたが、代行バスが道路の渋滞で四苦八苦し、やはり鉄道が必要だ、となってえちぜん鉄道への転換により再開、という事もあります。バスとしても、潜在的な需要を取り込みたい。
 事業者自体は、京福バスのグループと福井鉄道が支えるという基本的な構図は、変わっていない。他に、前回やや詳しく取り上げられていた大和交通の他、コミュニティで参入している事業者が数社あるが、一方で近江今津から小浜に乗り入れている西日本ジェイアールバスの記載はなくなりました。営業所が滋賀県の今津だからか?(今はこの路線以外に、県外から乗り入れている事業者はないようだ)そういえば前回掲載時はJR越美北線が水害で途絶していて、JRバスが常駐して代行バスを運行していたのだが、今見直しても、その辺の記述は一切なかった。
 北陸新幹線の敦賀延伸は1年程度の延期になったが、さらにその先大阪へは、小浜を経由するルートが選定されました。福井県を北東から南西に貫く事になるが、もちろん敦賀開業でもだろうが、全線が開通する日が来たら、福井のバスは、かなり変わる事になるのだろうか。各鉄道と連携の上、いい方向に代わって欲しい。

鈴木 文彦が斬る!バスのいま 第31回
 国産ハイブリッド車のデビューを踏まえた、連節バスの現況と、今後の考察。
 車両の価格に関してはメーカーなどに頑張ってもらうとしても、このブログで何回も書いてきた事の繰り返しになってしまうが、やはり連節バスは、基本的には日本には合わないと思う。国産車が作られるようになったほどだから、法的な規制はクリアされつつあると思うが、物理的な面の制約は大きい。関東バスなど、それこそ輸送量的には連節バスは合いそうだが、道路事情が良くない路線が多い(だから3ドア車を積極的に導入する事で対応してきたのだから)。公道以上に、バスターミナルが問題になるかも知れない。新しく造るならまだしも、単車での運用を前提とした構造からの転換は、容易ではない。またドライバーも、単車以上の熟練度が求められると思うが、ただでさえ不足気味の現状だから、連節バスを運行できるドライバーの確保・養成は容易ではない。
 なので、それでも連節バスを入れたい、のなら、最低幕張のエリアくらいのレベルで、走行環境が整う必要があると思う。物理的なものだけでなく、優先走行などの交通に関わる規制も含めて。当然それは一バス事業者で出来る事ではなく、それこそ政治・行政が積極的に関わって欲しい(おカネの面だけでなく)。それと、現状の連接バス路線は、幕張など一部を除くと、大学の学生輸送など、短い時間に利用者が集中する路線がほとんどで、朝から晩まで、一日中フリークエントサービスが行われる路線は少ないように見える。例えば、神奈中バスの町田バスセンター~山崎団地センター路線も、本来はそうあるべきなのに、現状は、朝方の町田行以外は、平日は1時間に1本程度、土休日は6往復しかない。急行便という事もあるが(他に単車による各停便が多数ある)、これではせっかくの連接車も、効果が発揮できないのではないか。「BRT」というのではないが、連節バスを導入するからには、路線やダイヤの面で、もっと積極的な設定が望まれると思います。これもまた、外部の理解・支援が必要だろう(路線の再編成が絡むなら、なおさら)。

終点の情景を求めて
 国東観光バスの文殊。国東観光バスというと、去年10月に乗った、久大本線の代行バス(向之原→由布院)が思い出される。国東→文殊間は平日のみ3本しかない上、行程表に書かれている13時15分発が国東発の初便(大分からだと10時30分に発つ必要がある)なので、文殊仙寺での体験を加えようとしたら、文殊からの帰りは17時01分しかない。この路線以外にも国東を起点として半島の内側に入っていく支線があり、岩戸寺へ行く路線はJTB時刻表にも掲載があるが、全部平日のみ3往復(国東発最終は、学校休校日は運休)。全て出発時刻が近いが、地域の事情だろうか。「文殊の知恵」はやはりここからか。近年ではそれこそ、福井県の高速増殖炉や、JR西日本で走っていた特急の名称をを連想してしまうのだが。

平成初期のバスを振り返る
 羽後交通。「レイク&ポート」のボルボは、運行開始当初に田沢湖→横浜で乗った事があります(往路は相鉄のFHIスーパークルーザーだったっけ)。貸切格下車が多かったのは羽後交通も同じで、駒ヶ岳に上るバスで乗った事もありました。元都営バスグリーンシャトル車は、どこかに車体だけでも残っていませんかねえ?レストアして「都営交通博物館」で展示、なんて夢、というより妄想を抱いてしまうのだが。バスそのものから脱線するが、羽後交通エリアで最大の都市は、横手市ではないですかね?人口が横手市が約99,200人、湯沢市は約44,350人で半分以下でしかない。大仙市が約81,130人、由利本荘市が約76,080人だそうで、「平成の大合併」の結果、この4市の面積はほぼ同じになっているようだが、湯沢市が最も小規模と言える。かつては自社の鉄道が走っていた所だが、新幹線ネットワークから完全に外れてしまった事も、衰退に拍車をかけているのかもしれない。

 今号では、オノエンスターEV7.0の試乗ルポ(トライアル)の記事もあったが、横浜市営バスのエルガ改造EVについては、記載がありませんでした。

 次号は予告通りなら、バス会社は那覇バス。「問題」なのは全方位レポートの岡山県で、岡山市内の新規参入を巡る近年のスッタモンダは避けて通れないはずだが、どのように書かれるのだろうか。それと、西武バスの営業無人運転が、今月から来月にかけて飯能市内で行われるが、そのルポも期待。とにかく小さくてもいいから、バスを巡る明るい話題が、欲しいです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 3月のダイヤ改正、今日は箱根登山鉄道からリリースが出ました。箱根湯本~強羅間が対象で、最終列車は曜日・方向によって異なるが25~36分の繰り上げ、初電は22分の繰り下げになります。ケーブルカーは始発を44分繰り下げ、最終は47分繰り上げ。山間部で作業もより難しいものになるので、幅が大きくなっているのでしょう。小田原~箱根湯本間は変更なし。
 緊急事態宣言の最中でも、関東地方は、基本的には最終電車の繰り上げに留まっているが(他に京急の区間運転が引き続き運休)、西鉄は6日から、土休日は再度特別ダイヤとして減便になります。今回は、天神大牟田線で日中の急行が全て取りやめ、甘木~大牟田間の普通列車が60分間隔での運転。また貝塚線は30分間隔の運転になります。近鉄も特急だけでなく、大阪線・南大阪線で、一般列車の運休が発生しています。とにかく緊急事態宣言が何とか早く終わらないと、鉄道もバスも航空も、息の根が止まってしまいそうです。

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
 3日 米トランプ前大統領支持「プラウドボーイズ」 カナダ政府 テロ組織に指定
(「ダボス会議」 8月に再延期発表)
 4日 瀬戸 大也 競泳「ジャパンオープン」復帰後初優勝
(「オンライン札幌雪まつり」 開幕)