№2301 2021年2月 今月は何があった 何をやった

 東京オリ・パラに疑問のまなざしが向けられる最中、全世界に波紋を投げかけた。IOC会長の「女性蔑視発言」。自らの手で、オリ・パラを台無しにするつもりなのか?総務省・農林水産省幹部との接待疑惑と合わせ、総選挙の波乱要因となるのだろうか?10年前の悪夢を思い出させた、福島県沖の大地震。課題を抱えつつも民主化の道を歩んでいたはずのミャンマーは、軍政にリバウンドしてしまうのか?米トランプ前大統領二度目の弾劾裁判と合わせ、日本も、世界も波乱要因は絶える事がない。コロナ禍は、「ワクチンvs変異種」という構図に変わりつつあるようです。ナスダック設立50年、北海道中央バスも巻き添えになった豊浜トンネル岩盤崩落事故から25年、えひめ丸と米軍潜水艦の衝突事故から20年、ニュージーランド大地震から10年、今月はどのような事が起きたのでしょうか。

31日 イギリス政府 香港生まれ対象特別ビザ 受付開始

 1日 巨大IT企業不公正取引規制 新法施行
 2日 福島県大熊町 町立診療所開設
 3日 米トランプ前大統領支持「プラウドボーイズ」 カナダ政府 テロ組織に指定
 4日 瀬戸 大也 競泳「ジャパンオープン」復帰後初優勝
 5日 逗子市斜面崩落から一年 追悼行事
 6日 8年ぶり日本球界復帰 田中 将大 楽天沖縄キャンプ合流
 7日 「北方領土の日」住民大会 オンライン配信 
 8日 海上自衛隊潜水艦「そうりゅう」 高知県沖で貨物船と衝突
 9日 日経平均株価 終値2万9505円93銭 30年6か月ぶりの高値更新

10日 南太平洋ローヤリティー諸島震源 M7.7大地震
11日 藤井聡太二冠 「朝日杯将棋オープン戦」 3回目優勝
12日 堂本 光一主演ミュージカル 1800回達成 単独主演最多記録
13日 スピードスケート全日本選抜 高木 美帆 三冠達成
14日 調布市道路陥没 独立した第三者機関の調査要求 住民グループ声明
15日 ジャガー 2025年から全車種電気自動車化を発表
16日 日経平均株価 30年6か月ぶり終値3万円超え
17日 豪雨被災の日田彦山線沿線 地域振興計画決定
18日 台風1号 西太平洋海上で発生
19日 地球温暖化防止「パリ協定」 アメリカ復帰

20日 海上自衛隊 米仏軍と共同演習
21日 池江 璃花子 東京都オープン 復帰後初優勝
22日 福岡県小川知事 辞職届提出 治療長期化など理由
23日 足利市山火事 避難勧告発出
24日 2032年オリ・パラ IOC理事会 候補地を豪ブリスベンに一本化
25日 エアアジア・ジャパン 破産手続き開始
26日 「スシロー」 京樽買収発表
27日 大林 宣彦監督偲び映画祭開幕 広島県尾道市

 新型コロナウィルス関連のできごとです。

31日 災害派遣要請の陸上自衛隊看護官 宮古島で活動開始

 1日 プロ野球キャンプイン 全球団無観客
 2日 三菱自動車 9か月間決算大幅赤字 コロナ禍影響
 3日 「ダボス会議」 8月に再延期発表
 4日 「オンライン札幌雪まつり」 開幕
 5日 米貿易赤字 9049億ドルで過去最大 コロナ禍影響
 6日 全国知事会 オンラインで会合 政府に緊急提言
 7日 宮崎県独自の緊急事態宣言 今日終了
 8日 コロナ禍で閉鎖 宮古島の学校・総合病院再開
 9日 大阪府 緊急事態宣言解除要請見送り 高率の病床使用率理由

10日 独メルケル首相 小売店など営業禁止措置 3月7日まで延長
11日 オリックス タイラー・ヒギンズ投手 ウィルス感染
12日 藤田観光 「太閤園」売却発表 コロナ禍で財務状況悪化
13日 医療従事者ワクチン接種 手順確認シミュレーション 宮崎県延岡市
14日 「冬まつり」中止 子供達には雪だるまプレゼント 旭川市
15日 ファイザー社製新型コロナワクチン 国内初 正式承認
16日 奈良県の小学生 「被爆電車」でオンライン授業
17日 大阪市議会 民生保険委員会 初のオンライン質疑
18日 韓国 新規感染者 2日連続600人超
19日 8,000人規模の大規模試験的PCR検査開始 広島県

20日 福岡市立小中学校・特別支援学校 一斉オンライン授業
21日 東京都 272人感染発表 7日間の平均は基準超
22日 栃木県 無症状者のPCR検査開始
23日 北海道 感染者数66人2日ぶり60人超
24日 れいわ新選組 木村 英子参議院議員 コロナ感染発表
25日 緊急事態宣言解除後の対策 政府分科会提言
26日 韓国 ワクチン接種開始 初日は5,266人
27日 米議会下院 1兆9000億ドル規模経済対策法案可決 新型コロナウィルス対応

 今月はこの他、ロシア野党勢力ナワリヌイ氏に禁錮刑、俳優森山 周一郎氏・ジャズピアニスト・チック・コリア氏死去、BPOがフジテレビ世論調査に「放送倫理違反」の結論、WTO新事務局長に初のアフリカ出身者、愛知県知事リコール署名巡り選管が警察に告発、米テキサス州が寒波で大停電、「鬼滅の刃」作者・吾峠 呼世晴氏がタイム誌「次世代の100人」、小林 陵侑がスキージャンプW杯日本人男子単独最多18勝目、大坂 なおみが全豪オープン優勝、タイガー・ウッズが自動車事故、埼玉・毛呂山町で練炭自殺、などがありました。
 日本製H2Aで打ち上げられたUAEの探査機と、中国の探査機が周回軌道に到達、NASA探査車が着陸、と、火星を巡るビッグニュースが相次ぎました。いつか、人類が赤い星の大地に立つ日を、見る事は出来るだろうか?
 今月もまたIT・SNSの在り方にまつわる事態が多数ありました。特にSNSと在来メディアとの対立が、全世界で議論となっています。既存のTVや新聞の方が、姿勢を問われる事になるのかも知れない。
 コロナ禍の影響で、交通事業者はどこも存続に四苦八苦で、近鉄は25日、600人(全体の約8.3%)の人員削減を発表しました。西武HDが過去最高の赤字だの、JALが2022(R4)年も新規採用見合わせだの、交通業界はどこも、こんな話ばかり。来月の鉄道・バスダイヤ改正の内容が出揃いつつあるが、明るい話題がほとんどありません。久大本線や水郡線、上田電鉄の全線再開、はあるが。首都圏1都3県の緊急事態宣言は継続中だし、仮に終わっても、相当な期間、後遺症が残ります。苦難の日々は続きそうです。 

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≪今月この一枚≫

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 15日に撮影した、横浜シーサイドラインの金沢八景駅です。前日の14日、朝方に列車を止めて工事を行い、完全複線化しました。この駅は、以前は手前の仮駅に発着していて、京急線からの乗り換えだと、歩道橋か交差点を横断しなければならず不便だったのだが、一昨年2019(H31)年3月31日にこの地に移転、橋上駅舎化した京急線の駅と直結して、乗り換えが飛躍的に便利になりました。ただ、仮駅は下り線となる軌道部に設けられていたので、新駅の折返しも2番線のみ使用していたのだが、仮駅の撤去も終わり、線路切り替えの結果、1番線も使用開始となりました。その1番線に到着した列車です。京急線の駅の歩道部から撮影しています。
 シーサイドラインも来月(京急に合わせたのか27日)ダイヤ改正を行い、朝夕は運行間隔を詰めて増発を行います。数少ない明るい話題、とはなろうが、現状では「三密」防止の意味の方が濃いでしょう。とはいえ、金沢八景駅構内の複線化を活かした施策と言えると思います。日中は逆に10分間隔に削減されてしまうのだが、多客時には5分間隔となり、これは今のラッシュ時と同じだが、複線化でより柔軟なダイヤ編成も可能になるでしょう。シーパラダイスや三井アウトレットパークもあり、コロナ禍の最中だから不確定要素も多分にあるが、今後も通勤・通学に、行楽や買い物にと、人々の足として活躍を続けて欲しいと思います。もちろん、「安全第一」を忘れずに。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 来月は、先月代行バスに乗ってきた、日高本線・鵡川~様似間の廃線もあります。さて、代替のバスはどうなるのか?今時点で確認した所では、新ひだか町(静内)のみ、事前情報として発表しています。基本的には、静内を境に東側がJHB、西側が道南バスの運行となるが、JHBはえりも~静内~苫小牧間の長距離直行便を1往復設定(沼ノ端~厚賀間は日高自動車道経由)、また鉄道代替区間からそのまま、現行の日勝線・庶野までの直通運転も行われるようです(襟裳岬も経由すると思う)。道南バスは、東側の静内~浦河路線も引き続き運行、また西側の代替バスも苫小牧駅まで直通となり、産業道路経由の快速も設定されるようです。正式な時刻表は掲載がないし、関係するJR北海道、JHB、道南バス、及び他の沿線自治体からの発表がまだありません。その発表を待つ必要があると思います。
 JR東日本の185系〔踊り子〕運行終了が近づいてきました。最終日の3月12日が近づくにつれてフィーバーも過熱すると思われるが、今回は安全対策に加えて、ウィルスの感染の拡大を防ぐ措置も取らなければなりません。どうするのかなあ?今の所、JR東日本などからは何も発表がありません。来月早々には、対策が発表になるのでしょう。

《今日のニュースから》
28日 みずほ銀行ATM 全国的に障害
(緊急事態宣言 首都圏以外の2府4県で解除)

№2300 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.46

東急モニター.jpg
 関東1都3県は、引き続き緊急事態宣言が継続される事になりました。個人的にはガッカリ。無論、そうならざるを得ない事情はよく分かるが(変異種という不安材料もあるし)、どうも「外出」という行為自体が反社会的、と考えているのか?と思える節も、一部の発言からは感じられてなりません。せめて、宣言が延長になったりしない事を、祈るのみです。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日26日までのリリースを中心にまとめます。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。鉄道では横浜シーサイドライン、関東鉄道、いすみ鐵道がダイヤ改正を発表したほか、秩父鉄道では、予告されていたダイヤ改正に伴う新ダイヤが公表されています。鉄道の発表を受けて、バスのダイヤ改正も相次いで発表になっています。やはり深夜バスは、縮小傾向です。

*** 鉄道 ***

JR東日本  11線区42本(土休日40本)の全区間または一部区間の運行を取りやめ、終電を繰り上げている。
山手線:外回りは、大崎→新宿→池袋間1本取りやめで18~19分、池袋→東京→品川間2本取りやめで12~14分の繰り上げ。内回りは、池袋→新宿→大崎間2本取りやめで、27~28分の繰り上げ。
京浜東北・根岸線:南行(大宮→大船方向)は、磯子→大船間1本取りやめで12~13分、蒲田~磯子間3本取りやめで18~32分、大宮→赤羽間1本取りやめで16~22分の繰り上げ。北行(大船→大宮方向)は、南浦和→大宮間2本取りやめで25~26分、上野~赤羽間1本取りやめで16~17分、蒲田~上野間1本取りやめで18~19分、磯子~蒲田間1本取りやめで18~19分の繰り上げ。
中央・総武線各駅停車:西行(三鷹→千葉方向)は、中野→三鷹間2本取りやめで19~20分、千葉→津田沼間1本取りやめで13~14分の繰り上げ(平日のみ)。東行(千葉→三鷹方向)は、津田沼→千葉間1本取りやめで13~14分、御茶ノ水→千葉間1本取りやめで9~15分、中野→御茶ノ水間1本取りやめで14~16分、三鷹~中野間1本取りやめで16~17分の繰り上げ。
常磐線快速:下りは、我孫子→取手間1本取りやめで13分、松戸→我孫子間1本取りやめで9~10分、上野→松戸間1本取りやめで17~18分の繰り上げ。上りは、松戸→上野間1本取りやめで12~13分、取手→松戸間2本取りやめで24~25分の繰り上げ。
埼京・川越線:下りは、大宮→川越間1本取りやめで11~12分、池袋→赤羽間1本取りやめで20分の繰り上げ。上りは、赤羽→池袋間1本取りやめで23~24分の繰り上げ。
東海道本線:下り・平塚→小田原間1本の取りやめで8~19分の繰り上げ。
横須賀線:下り・逗子→久里浜間1本の取りやめで20~21分の繰り上げ。
中央線快速:下りは、東京→高尾間4本取りやめで9~30分の繰り上げ。上りは、三鷹→東京間1本取りやめで16~17分の繰り上げ。
武蔵野線:下りは、府中本町→東所沢間1本取りやめで22分の繰り上げ。上りは東所沢→府中本町間1本取りやめで、11~13分の繰り上げ。
京葉線:下りは、東京→蘇我間1本取りやめで12~13分の繰り上げ。上りは、蘇我→新習志野間1本取りやめで20分の繰り上げ。

主な駅からの最終電車(平日)
〔東京〕 
●山手線外回り:0時07分発渋谷・新宿方面・0時33分発大崎行・0時51分発品川行 
●山手線内回り:23時58分発新宿・渋谷方面・0時39分発池袋行
●京浜東北線南行:23時46分発大船行・23時58分発磯子行・0時49分発蒲田行 
●京浜東北線北行:0時00分発大宮行・0時23分発南浦和行・0時40分発上野行 
●東海道本線:23時39分発小田原行・23時47分発国府津行・23時54分発平塚行 
●横須賀線:23時04分発久里浜行・23時50分発逗子行 
●中央線快速:0時06分発高尾行 京葉線:0時22分発蘇我行
〔新宿〕 
●山手線外回り:23時34分発渋谷方面・23時59分発大崎行・0時17分発品川行・0時41分発池袋行 
●山手線内回り:0時32分発品川行 
●中央・総武線各駅停車西行:0時41分発三鷹行・1時01分発中野行 
●中央・総武線各駅停車東行:23時57分発千葉行・0時13分発津田沼行・0時22分発御茶ノ水行 
●中央線快速下り:0時20分発高尾行 
●中央線快速上り:0時29分発東京行 
●埼京線:23時47分発川越行・0時00分発大宮行(池袋始発0時21分発赤羽行)


 特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。 
 東北・北海道・上越・北陸新幹線のグランクラスは全て発売を中止。アテンダント乗務でフルサービスが行われる列車は、グランクラスサービスそのものを取りやめる(予約があっても、グリーン車などへの変更が必要)。座席営業のみの列車は、予約済みの利用者のみ、引き続き利用可能。〔サフィール踊り子〕のカフェテリア、その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て営業中止。
 3月7日までの土休日に予定していた〔踊り子51・52・55・58号〕、3月6・7日に予定していた臨時快速〔水戸梅まつり号〕(大宮~勝田間)の運行は、取りやめになった。
 東北新幹線は、24日に全線の運行が再開された。1ヶ月程度は運行本数は8割程度となり、東京~盛岡間の所要時間は1時間程度長くなる見込み。
 3月13日にダイヤ改正を実施。首都圏では終電の繰り上げ、初電の繰り上げの他、特急〔踊り子〕のE257系全面置き換え、〔湘南〕運行開始や、房総地区・水戸線のワンマン化などが中心。水郡線は3月27日に全線で運行を再開。常磐線各駅停車に、JR東日本初のATOを導入する。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。臨時列車の運行は、3月いっぱいまで全て取りやめ。御殿場線の普通列車は通常通り運行。〔踊り子〕はJR東日本、〔ふじさん〕は小田急のWebで確認を。
 3月13日にダイヤ改正を実施(東海道新幹線のみ)。13日以降も、臨時列車は運行を取りやめる。

東京メトロ 全路線で全区間または一部区間の運行を取りやめ、最終電車を繰り上げている(土休日は繰り上げがない区間がある)。以下は平日。
銀座線:渋谷方面は、浅草→渋谷・浅草→上野間各1本を取りやめ。浅草発最終は23時55分発渋谷行・0時10分発上野行。浅草方面は、上野→浅草間1本・渋谷→浅草間2本を取りやめ。渋谷発最終は、23時51分発浅草行・0時02分発上野行。
丸ノ内線:荻窪・方南町方面は、中野坂上→荻窪・新宿三丁目→中野富士見町・新宿→中野坂上・茗荷谷→新宿・池袋→茗荷谷・中野坂上→方南町間各1本を取りやめ。池袋発最終は、23時39分発荻窪行(方南町行最終接続)・23時46分発中野坂上行・23時55分発新宿行・0時04分発茗荷谷行。池袋方面は、新宿→池袋・荻窪→新宿三丁目・荻窪→中野富士見町・方南町→中野坂上間各1本を取りやめ。荻窪発最終は、23時41分発池袋行・23時50分発新宿行・0時21分発中野富士見町行。
日比谷線:中目黒方面は、南千住→中目黒・北千住→南千住間各1本を取りやめ。北千住発最終は、23時52分発中目黒行・0時14分発南千住行。北千住方面は、中目黒→北千住(北越谷行・北千住始発で運行)・中目黒→広尾間各1本を取りやめ。中目黒発最終は、23時46分発北千住行(北越谷行接続)・0時14分広尾行。
東西線:西船橋方面は、妙典→西船橋・中野→妙典間各1本を取りやめ。また東葉高速直通1本を西船橋止まりに変更。中野発最終は、23時40分発東葉勝田台行・23時50分発西船橋行・23時54分発妙典行。中野方面は、東陽町→中野・西船橋→東陽町間各1本を取りやめ。西船橋発最終は、23時40分発中野行・0時10分発東陽町行。
千代田線:代々木上原方面は:北千住→代々木上原間・北綾瀬→綾瀬間各1本を取りやめ。綾瀬発最終は、23時51分発代々木上原行・0時27分発北千住行(変わらない)。綾瀬・北綾瀬方面は、綾瀬→北綾瀬・代々木上原→北千住(北千住始発で運行)各1本を取りやめ。代々木上原発最終は、23時52分発綾瀬行(我孫子行接続)。
有楽町線:新木場方面は、池袋→新木場・和光市→池袋間各1本を取りやめ。和光市発最終は、23時40分発新木場行・23時46分発池袋行。和光市方面は、池袋→和光市・新木場→池袋間各1本を取りやめ。新木場発最終は、23時40分発和光市行・23時58分発池袋行。
半蔵門線:押上方面は、清澄白河→押上・渋谷→清澄白河間各1本を取りやめ。渋谷発最終は、0時00分発押上行・0時07分発清澄白河行。渋谷方面は、水天宮前→渋谷(→鷺沼)・押上→水天宮前間各1本を取りやめ。押上発最終は、23時57分発鷺沼行・0時08分発水天宮前行。
南北線:赤羽岩淵方面は、目黒→赤羽岩淵(→浦和美園)間各1本を取りやめ。目黒発最終は、23時47分発浦和美園行・23時54分発(都営三田線)新板橋行(白金高輪で駒込行に接続)。目黒方面は、市ケ谷→目黒(→奥沢)・駒込→市ケ谷・(浦和美園→)赤羽岩淵→駒込間各1本を取りやめ。赤羽岩淵発最終は、23時48分発奥沢行・23時55分発白金高輪行・0時02分発市ケ谷行・0時16分発駒込行。
副都心線:渋谷方面は、新宿三丁目→渋谷(→菊名)・和光市→渋谷(→元住吉)間各1本を取りやめ。和光市発最終は、23時55分発武蔵小杉行。和光市方面は、池袋→和光市・渋谷→池袋間各1本を取りやめ。渋谷発最終は、23時57分発和光市行・0時05分発池袋行。

 3月13日にダイヤ改正を実施。全線にわたり、最終電車を繰り上げる。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 地下鉄全線及び日暮里・舎人ライナーの最終を繰り上げている。以下は平日。
浅草線:西馬込方面は、泉岳寺→西馬込・押上→浅草橋間各1本を取りやめ。押上発最終は、23時53分発品川行(西馬込行最終接続)・0時05分発泉岳寺行。押上方面は、浅草橋→押上間1本を取りやめ。西馬込発最終は、23時35分発京成佐倉行・23時49分発泉岳寺行(浅草橋行最終接続)。
三田線:目黒方面は、御成門→白金高輪間と、白金高輪で接続するメトロ南北線が取りやめ。西高島平発最終は、23時35分発白金高輪行(白金高輪でメトロ南北線奥沢行に接続)・23時48分発御成門行。西高島平方面は、高島平→西高島平・新板橋→高島平・白金高輪→新板橋間と、白金高輪で接続するメトロ南北線が取りやめ。目黒発最終は、23時40分発西高島平行・23時47分発(メトロ南北線)浦和美園行(白金高輪で高島平行に接続)・23時54分発新板橋行。
新宿線:本八幡方面は、大島→瑞江・岩本町→大島・新宿→岩本町間各1本を取りやめ。新宿発最終は、23時47分発本八幡行・23時59分発大島行・0時10分発岩本町行。新宿方面は、大島→新宿・本八幡→大島間各1本を取りやめ。本八幡発最終は、23時47分発桜上水行・0時00分発大島行。
大江戸線:環状部外回りは、都庁前→光が丘間(放射部)2本・清澄白河→六本木→都庁前・都庁前→飯田橋→清澄白河間各1本を取りやめ、都庁前発放射部の最終は、0時30分発光が丘行。都庁前発環状部外回りの最終は、23時47分発都庁前行・0時17分発清澄白河行。環状部内回りは、新御徒町→飯田橋→都庁前・光が丘→都庁前間(放射部)各1本を取りやめ。。光が丘発最終は、22時54分発環状部外回り都庁前行・23時13分発新御徒町行・23時21分発清澄白河行・0時17分発汐留行。
日暮里・舎人ライナー:平日のみ、日暮里→見沼代親水公園と、舎人公園→日暮里・見沼代親水公園→舎人公園間各1本を取りやめる。

 3月13日より三田線、3月27日より浅草線のダイヤを一部修正する。三田線は西高島平発最終を3分繰り上げ。新宿線は3月13日より、土休日の本八幡7時20分発多摩動物公園行急行を、笹塚行に変更する。

京成 平日・土休日とも押上線・押上0時27分発京成高砂行の1本を取りやめ。押上23時59分発は京成高砂止まり(通常印旛日本医大行)、京成高砂0時11分発は押上止まり(通常浅草橋行)となり、この他に直通先の行先が変更になる列車がある。
〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。当面の間、印旛日本医大→京成上野間〔臨時ライナー〕を運行する。印旛日本医大6時55分発→京成上野7時51分着。途中千葉ニュータウン中央(乗車のみ)・青砥(降車のみ)・日暮里(降車のみ)に停車。特急料金500円。1・2号車のみ開放で、乗車後に車内添乗員が特急券を発売する。現金のみ。前売り・チケットレスサービスはない。
「KEISEI SMART ACCESS」サービスを開始している。海外から成田空港に到着した利用者の救済の一環で、①京成トラベルサービスのWebで予約・決済、②帰国(入国)後、成田空港の検疫所で新型コロナウィルス検査を受検(一部例外あり)、③検査の結果陰性または検査対象外の場合、成田空港駅または空港第2ビル駅でチケットを発券、④〔スカイライナー〕(8~64号)の専用車両(8号車(7号車は空車)・総座席数の半分の20席を販売)に乗車、⑤京成上野駅到着後、係員の誘導でハイヤー乗り場または京成上野駅駐車場に移動。23区内の指定場所までのハイヤー利用の「PLEMIUM」は20,000円(前日までに予約が必要)、利用者自らが手配した送迎車に駐車場から乗車する場合は4,500円。青砥・日暮里では下車できない。
 3月27日にダイヤ改正を実施。下り最終繰り上げ、上り初電繰り下げを実施。平日は、現状の最終の通勤特急に代えて、京成上野発快速を設定する。

東武 最終電車の繰り上げを行っている。
スカイツリーライン(伊勢崎線):平日は浅草0時23分発北春日部行区間準急が取りやめになり、北千住0時40分発北越谷行普通は3分繰り上げ。浅草からの最終は0時09分発北千住行普通となり、北越谷より先、北春日部までの各駅へは、北千住と北越谷の2回乗り換えが必要になる。半蔵門線からの最終準急北越谷行は、曳舟で東向島・鐘ヶ淵・堀切・牛田に停車する列車への接続がない。土休日は北千住0時39分発竹ノ塚行を取りやめ。平日・土休日とも、北千住0時19分発(南栗橋始発)浅草行を取りやめ。
アーバンパークライン(野田線):平日のみ柏0時56分発(大宮始発)高柳行・0時50分発(船橋始発)七光台行を取りやめ。
東上線:平日のみ、池袋0時44分発準急川越市行・0時45分発普通成増行を取りやめ。

「スノーパル23:55」は、3月6日浅草出発分までは取りやめ。〔SL大樹〕〔DL大樹〕の運行日に変更がある。
 3月13日にダイヤ改正を実施。スカイツリーライン(伊勢崎線)・大師線・東上線(平日のみ)は、最終電車を繰り上げる。浅草~新栃木間〔リバティけごん〕は、下り1本取りやめ・上り1本区間短縮。〔TJライナー〕は上り2本増発。アーバンパークライン(野田線)は終電繰り上げを行わない。みなみ寄居駅利用の特例扱いは、3月12日を持って終了。

西武 最終電車の繰り上げを行っている。
池袋線:平日は池袋0時44分発小手指行準急・0時45分発保谷行各駅停車を取りやめ。土休日は池袋→保谷間2本・小竹向原→保谷間1本を取りやめ、池袋→小手指・武蔵小杉→小手指間各1本を、保谷止まりに短縮。
新宿線:平日は西武新宿0時44分発新所沢行・0時47分発上石神井行を取りやめ。土休日は西武新宿→上石神井間2本を取りやめ、西武新宿→新所沢間1本を上石神井止まりに短縮。

 新宿線特急〔小江戸〕は、3月7日までの土休日、全列車運休する。平日は運行。〔拝島ライナー〕及び池袋・西武秩父線の特急・〔S-TRAIN〕は運行。「52席の至福」のディナーコースは、3月7日まで取りやめ。
 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。「ドラえもん50周年記念『DORAEMON-GO!』を、新宿線で運行している。30000系8連1本に、ドラえもんをイメージしたラッピングを施し、車内にもドラえもんをイメージした装飾を施している。背もたれは、同社初の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」を採用。
 3月13日にダイヤ改正を実施。最終電車を繰り上げる。秩父鉄道直通は、平日は取りやめ、土休日はダイヤ改正時より再開の見込み。西武遊園地→狭山湖・遊園地西→西武ゆうえんちに改称。

京王 京王線(競馬場線・動物園線を除く)・井の頭線で最終電車を繰り上げている。区間によって異なるが、11~最大で20分。
主な駅からの最終電車の変更点(平日のみ)
〔京王線 新宿〕 最終は0時21分発京王八王子行準特急。0時11分発橋本行区間急行は京王多摩センター行、0時15分発つつじが丘行は桜上水行に短縮。
〔京王新線 新宿〕 最終は0時41分発桜上水行。
〔京王八王子〕 最終は0時23分発高幡不動行。0時48分発新宿行特急は取りやめ。
〔橋本〕 最終は0時34分発若葉台行。23時14分発新線新宿行は若葉台行、23時28分発新宿行区間急行はつつじが丘行快速、55分発つつじが丘行快速は若葉台行に短縮。
〔井の頭線 渋谷〕 最終は0時33分発富士見ヶ丘行。0時08分発・0時23分発吉祥寺行急行2本は取りやめ。
〔井の頭線 吉祥寺〕 最終は0時41分発富士見ヶ丘行。0時09分発渋谷行急行は取りやめ。0時01分発渋谷行は富士見ヶ丘行、0時13分発渋谷行は明大前行、0時20分発明大前行は富士見ヶ丘行に短縮。

 3月13日にダイヤ改正を実施。緊急事態宣言に伴う、現状の最終電車がほぼそのまま、新ダイヤでも適用される。動物園線は土休日に運行間隔を変更。本線(都営新宿線本八幡始発)から直通の急行はなくなり、全列車、線内折返し運転となる。

小田急 新宿0時38分発相模大野行急行・0時39分発向ヶ丘遊園行各駅停車・0時50分発経堂行各駅停車を取りやめ(平日・土休日同時刻)。新宿発最終は、0時20分発海老名行急行・0時25分発新百合ヶ丘行各駅停車となる。
 3月13日にダイヤ改正を実施。終電繰り上げ、初電繰り下げを実施。

東急 全線(こどもの国線を除く)で最終電車を繰り上げている。
東横線:平日は、渋谷0時31分発武蔵小杉行・横浜0時35分発元住吉行(通常武蔵小杉行)が最終となり、以降の列車は取りやめ。菊名→横浜間1本と、武蔵小杉→渋谷間2本・元住吉→武蔵小杉間1本が取りやめ。土休日は、渋谷0時23分発武蔵小杉行・横浜0時29分発元住吉行(通常武蔵小杉行)が最終となり、以降の列車は取りやめ。元住吉→菊名・菊名→横浜間各1本と、元住吉→武蔵小杉・武蔵小杉→渋谷間各1本が取りやめ。
目黒線:平日・土休日とも、目黒0時43分発奥沢行・日吉0時45分発奥沢行は取りやめ。武蔵小杉→日吉・奥沢→日吉間各1本と、奥沢→大岡山間1本が取りやめ。
田園都市線:平日は、渋谷0時42分発鷺沼行・中央林間0時52分発長津田行は取りやめ。長津田→中央林間・鷺沼→長津田・大井町→鷺沼間各1本と、二子玉川→渋谷・鷺沼→二子玉川・長津田→鷺沼間各1本が取りやめ。土休日は、渋谷0時43分発鷺沼行・大井町0時18分発鷺沼行(二子玉川止まりに短縮)・中央林間0時55分発長津田行は取りやめ。長津田→中央林間・鷺沼→長津田間各1本と、二子玉川→渋谷・鷺沼→二子玉川・長津田→鷺沼間各1本が取りやめ。
大井町線:大井町0時33分発二子玉川行・溝の口0時28分(土休日0時30分)発大井町行は取りやめ。二子玉川→溝の口(→鷺沼)間1本を取りやめ。土休日の田園都市線下り最終接続は、大井町0時04分発溝の口行になる。
池上線:平日・土休日とも、五反田0時46分発雪が谷大塚行を取りやめ。
東急多摩川線:平日のみ、多摩川0時47分発蒲田行を取りやめ。
世田谷線:三軒茶屋0時36分発下高井戸行は上町止まりとなり、折り返し下高井戸0時57分発上町行は取りやめ。
 東急全体で、1時を過ぎて運行される列車は、田園都市線の下り3本のみ。

 大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本でサービスを再開している。21時台以降の4本は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。
 3月13日にダイヤ改正を実施。最終電車繰り上げの他、田園都市線・大井町線では運行パターンの変更、池上線・東急多摩川線・世田谷線では運行間隔の拡大を行う。田園都市線では、中央林間始発準急を増強。

京急 平日のみ最終電車を繰り上げている。品川0時23分発(成田空港始発)金沢文庫行特急は取りやめ(品川止まりに短縮)。三浦海岸行特急1本を京急久里浜行、京急久里浜行特急2本を金沢文庫行に短縮。空港線・京急蒲田23時56分発羽田空港行・羽田空港第1・第2ターミナル0時12分発エアポート急行は取りやめ。逗子線・金沢八景~逗子・葉山間1往復を取りやめ。京急久里浜・逗子・葉山への最終は、品川23時32分発となり、30分繰り上げ。〔イブニングウィング20・22号〕も取りやめ。
 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は、引き続き運休している。一部快特の「ウィングシート」は取りやめている。
 3月27日にダイヤ改正を実施。平日のみ、本線特急を中心に最終電車を繰り上げ。品川~京急蒲田間の区間運転を取りやめる。5月7日より、〔モーニング・ウィング3号〕の金沢文庫→品川間を12連に増強する。

相鉄 最終電車を繰り上げている。下りは平日のみ、横浜0時42分発かしわ台行と、二俣川1時02分発湘南台行を取りやめ。横浜発最終は0時35分発海老名行急行となり、急行通過駅への最終は、0時27分発湘南台行。上りは平日・土休日とも、海老名23時55分発横浜行を二俣川止まりに短縮し、湘南台0時26分発二俣川行は取りやめ。
 3月13日にダイヤ改正を実施。最終電車繰り上げの他、運行パターンや、本数の変更が行われる。日中のJR直通は全て各駅停車で運行。

りんかい線 平日・土休日とも、大崎0時17分発東京テレポート行を取りやめ、0時01分発を6分繰り下げる。

つくばエクスプレス 平日・土休日とも、北千住0時25分発八潮行・秋葉原0時18分発守谷行を取りやめ。
 3月13日にダイヤ改正を実施。秋葉原→守谷、守谷→北千住間の最終電車を繰り上げ、つくば→守谷間1本増発。

関東鉄道 平日・土休日とも、取手~水海道間最終1往復(取手0時19分発・水海道0時04分発)を取りやめ。
 3月13日ダイヤ改正が発表になった。最終列車の繰り上げが正式に行われる(平日・土休日とも、取手発水海道行23時54分・水海道発取手行23時32分に統一)。JR・TX改正に合わせて、接続を確保するための時間調整を行う。平日の学生帰宅時間帯に守谷~水海道間で1往復増発。

新京成 新京成線自体は、通常通り運行している。

北総 京成高砂0時10分発(羽田空港始発)印旛日本医大行を取りやめ。

東葉高速 西船橋発東葉勝田台行最終電車を、10分繰り上げ。
 3月13日にダイヤ改正を実施。下り最終繰り上げの一方、21時台に1本増発。

東京モノレール 20日より、モノレール浜松町0時01分発羽田空港行区間快速を取りやめ。
「キキ&ララモノレール」は、3月31日までの運用を公表している。
 3月13日にダイヤ改正を実施。上下とも最終電車を繰り上げる他、全体で運行本数を22%削減。日中は空港快速・普通を交互に10分間隔で運行し、区間快速は廃止。

ゆりかもめ 20日より、新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめている。

多摩都市モノレール 多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。15日に臨時列車を運行。

舞浜リゾートライン ディズニーリゾートラインの正確な運行状況は公式Webでは解らないが、TDRが短縮営業を行っているため、モノレールも対応して、運行時間の短縮を行っていると思われる。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 平日のみ、赤羽岩淵0時42分発(日吉始発)浦和美園行・浦和美園0時06分発駒込行を取りやめ。今日埼玉スタジアムで行われたJリーグ開幕戦(浦和vsFC東京)の対応で、試合開始前に鳩ヶ谷→浦和美園間5本・終了後に浦和美園→鳩ヶ谷間3本の臨時列車を運行した。
 3月13日にダイヤ改正を実施。平日の浦和美園行最終を2~3分繰り上げるほか、平日・土休日とも23時台で直通先の行先が変更になる列車がある。

埼玉新都市交通 通常通り運行している。
 3月13日のダイヤ改正が発表になっている。平日朝夕で合計3往復を削減し、朝方は5分間隔で運行する(現状は、大宮発7時25~55分は3~4分間隔)。最終・初電の変更はない。土休日は変更しない。

横浜市営地下鉄 ブルーラインは平日のみ、湘南台0時39分発上永谷行・あざみ野0時49分発新横浜行を取りやめ。グリーンラインは、平日は日吉0時40分発、土休日は日吉0時22分発中山行を取りやめ。

横浜高速鉄道みなとみらい線 横浜→元町・中華街間最終を12分(土休日10分)、元町・中華街→横浜間最終を12分(土休日9分)繰り上げている。
 3月13日のダイヤ改正が発表になっている。最終電車を繰り上げ。
 
横浜シーサイドライン 上下とも全区間で、最終電車を最大34分繰り上げ。24時前には全列車の運行が終了する。
 金曜日深夜の最終電車繰り下げは、行っていない。
 3月27日のダイヤ改正が発表になっている。最終を約30分、初電も約5分繰り上げる。朝ラッシュ時は3~4分毎・夕ラッシュ時は4~5分間隔に短縮する一方、日中の閑散時間帯は10分間隔(現行7~8分毎)に削減(イベント等開催時は臨時列車を運行)。金曜ダイヤは廃止。
  
湘南モノレール 土曜日は平日と同時刻で運行。21時台以降は15分間隔。休日は、8時台までと19時台以降は15分間隔。最終列車は現状通り。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで。

江ノ電 20日より、鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめている。
 「一日乗車券のりおりくん」などの企画乗車券は全て、発売を中止している。

箱根登山 箱根湯本23時09分発・強羅22時41分発の1往復を取りやめている。
 3月13日にダイヤ改正を実施。箱根湯本~強羅間で、初電を22分繰り下げ、最終電車を25~36分繰り上げる。ケーブルカーも運行時間を短縮する。他の時間帯、及び小田原~箱根湯本間は、大きな変更はない。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げている。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行。3月13日より全列車E257系置き換えで全車指定席となり、指定席料金が発表されている。駿豆線内のみ利用の場合、未指定券200円。17号(土曜日のみ運転)・2号(日曜日のみ運転)は取りやめ。
 駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、3月4日までの運用を公表している。6月までは運行の見込みで、両編成とも「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行される。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け」(大人のみ1,300円(クリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)で発売している。三島南高校のセンバツ初出場を記念して、2209F・2202F・3504Fの3編成に、応援ヘッドマークを掲出して運行している。運用も公表されている。3月まで。
「Aqours結成5周年記念旅助け」「富士山の日 記念乗車券」(23日~)は、「いずっぱこ ONLINE SHOP」でも通信販売を行っている。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。「リゾート21」の展望室は、デッキ側3列のみ使用(前部3列は使用不可)。「サイクルトレイン」の取り扱いを再開している。南伊東・川奈・富戸・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田からの乗車に限定(川奈・富戸は窓口営業時間外で利用できない列車がある)。「伊豆急×駅メモ!&アワメモ!桜と踊る伊豆の旅 デジタルスタンプラリー」を、3月10日まで実施。現在、「河津桜編」を実施中。伊豆急下田・伊豆高原の案内所は、当分の間休業。
「河津桜まつり」中止のため、3月7日までの土休日に予定していた〔踊り子51・52・55・58号〕の運行は取りやめとなった。
 3月13日にダイヤ改正を実施。〔踊り子〕以外では、最終電車を繰り上げ。伊東からの最終は、22時00分発伊豆急下田行(36分繰り上げ)・22時47分発伊豆高原行(運休中の現行の最終から44分繰り上げ)。伊豆急下田からの最終は、21時24分発伊東行(運休中の現行の最終から31分繰り上げ)・22時42分発伊豆高原行(14分繰り上げ)。他に夕方~夜間にかけて減便。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔フジサン特急〕〔富士山ビュー特急〕は運休中(JRからの〔富士回遊〕は、定期3往復は運行)。〔富士登山電車〕は、一般車両で代走(普通運賃のみで乗車可)。最終電車は大月発平日22時30分・土休日22時05分、河口湖発平日22時09分(通常時刻)。
 3月13日のダイヤ改正が発表になっている。現状の特別ダイヤより、初電は、大月発は19分繰り下げ、河口湖発は17分繰り上げ。最終は、大月発は15分繰り下げ。河口湖発は17分繰り上げになるが、八王子・立川方面への接続は確保される(新宿・東京方面最終接続は26分繰り上げ)。〔富士山ビュー特急〕の運行を再開(特別車のドリンクサービス・土休日スィーツプランは当面の間休止)。〔フジサン特急〕〔富士登山電車〕は引き続き運休。日中の普通電車は2往復復便。現行の特別ダイヤは3月12日まで施行する。

小湊鐵道 減便ダイヤで運行中。「房総里山トロッコ」は、今年は3月13日運行開始予定。五井駅(車両基地)に隣接した「こみなと待合室」(カフェ)が3月12日オープン予定。

いすみ鉄道 土休日運行の急行2往復(大多喜~上総中野間の普通列車区間も含む)の運行を取りやめている。その他の列車及び平日は通常通り運行。
 3月13日にダイヤ改正を実施。土休日は、夜間の大原~大多喜間1往復を取りやめ、大原発最終を21時09分→20時42分に繰り上げ。平日の16~19時台は、大原でのJR外房線との接続を改善。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめている。

秩父鉄道 「計画運休」ダイヤで運行中。「SLパレオエクスプレス」は、今年度の運行を開始している。全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約制。来年(2022(R4)年)3月より、ICカードを導入する。どのカードシステムになるかは検討中。
 3月13日改正ダイヤが公表された。最終電車を繰り上げ。熊谷発は、平日は三峰口行20時37分(現在の「計画運休」より以前の通常ダイヤより7分の繰り下げになるが、影森で接続する後続の急行はなくなる)・影森行21時35分(25分繰り上げ)・秩父行22時37分(列車自体の変更はないが、後続の寄居行最終がなくなるので、寄居までは23分繰り上げ)・羽生行23時00分(20分の繰り下げになるが、後続の東行田行最終がなくなるので、東行田までは17分繰り上げ)。土休日は三峰口行20時26分(25分繰り上げ)・影森行21時12分(7分繰り上げ)・秩父行22時36分(4分の繰り下げになるが、後続の寄居行最終がなくなるので、寄居までは26分繰り上げ)。日中も全体的に減便。急行〔秩父路〕は平日・土休日とも熊谷~影森間4往復となり、土休日の朝方下り2本のみ、三峰口まで運行。

*** バス *** 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。

東京都営 〔深夜02・03・10・11〕系統で、最終バスの時刻を繰り上げている(各系統1便ずつ減便)。

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 一般路線は通常通り運行。22日より細田循環線(新小岩駅東北広場~細田・小岩駅(循環)の運行を開始。京成タウンバスとの共同運行で、京成バスは外回りを、毎日12本運行。2023(R5)年度末までの運行を予定。「都内近距離定期券」は、3月31日を持って販売を終了する。

京成タウンバス 通常通り運行。22日より細田循環線(新小岩駅東北広場~細田・小岩駅(循環)の運行を開始。京成バスとの共同運行で、京成タウンバスは内回りを、平日のみ16本運行。2023(R5)年度末までの運行を予定。「都内近距離定期券」は、3月31日を持って販売を終了する。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンライナー」は、フラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。今日27日より、法典線のダイヤを改正。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「佐倉1日フリー乗車券」を発売中。限定1,000枚。大人600円。5月16日までのうちの1日有効。佐倉草ぶえの丘などの観光施設が、団体割引料金で入場できる。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。3月1日より、角栄団地線勝田台駅系統(勝田台駅~南中野)の運行を開始。酒々井プレミアムアウトレット線は、3月1日より通常運行に復帰。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。日光鬼怒川線は通常通り、〔SL大樹〕運行日に運行。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、2コースとも運休中。深夜バスは、再度全便運休。22日より、竹ノ塚駅及び六町駅~文教大学(東京あだちキャンパス 4月1日開設)系統を新設。一部の区間で実施している、「100円・160円割引運賃」は、3月31日を持って終了する。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行(3月7日まで、土休日に臨時便を運行)。なお、PASMO・Suicaの「バス特」サービスは、今月一杯を持って、バスポイント・特典バスチケット付与を終了する。夜行高速バス〔夕陽号〕(新宿・秋葉原~鶴岡・余目・酒田)は、3月11日運行再開予定。

西武バス メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行(3月7日まで、土休日に臨時便を運行)。土休日運行の〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちの休園に伴い、西武園駅発着の〔所18〕系統として運行。深夜バスは全便運休。
 23日より、群馬大学・日本モビリティなどと共同で、〔飯20〕系統(飯能駅~美杉台ニュータウン)において、日本初となる、一般路線バス形態による自動運転実証実験を開始する。運行日は2月23・25・28日、3月1・3・5・7日で、いずれも午前・午後2往復ずつ(平日と土休日で異なる)。レベル2の低速運行となるため、通常より時間を要する(通常は全区間で8分)。全員着席のため、2月7日よりWeb上で各便の整理券を発行する。整理券発行終了時で満席の場合は乗車できない。整理券は無料だが、通常の運賃(全区間180円)の支払いが必要(23・28日は定員の上限に達した)。
 練馬・上石神井・小平・立川・新座・所沢・大宮の各営業所は3月1日、ダイヤ改正を実施。〔練高02〕(成増駅南口→南田中車庫)・〔立39〕(立川駅北口~南街)・〔久留21〕(東久留米駅東口~東久留米団地)の深夜バスは廃止。〔清64〕〔清64-2〕系統は、担当が新座〔営〕→所沢〔営〕に変更。

関東バス 一般路線は通常通り運行。吉祥寺駅~お台場間直行バス・TDR直行バスは運休中。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。一日乗車券は3月18日より大人530円→600円に改定。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行中。3月7日まで継続(富士見町団地線は平日ダイヤ(深夜バスは運休)・イオン線は臨時ダイヤ)。高速バス御殿場線は、3月13日運行再開。

西東京バス 平日は、深夜バスは全便、その他も22時以降の一部の便が運休している。八王子駅~工学院大学間直通便を減便(一般路線は通常運行)。京王八王子駅~純真女学院間急行便は、土曜日の女学院発14時30分以降の便を運休。なお、PASMO・Suicaの「バス特」サービスは、3月12日を持って、バスポイント・特典バスチケット付与を終了する。3月13日ダイヤ改正を予告している。

京王バス 一般路線は通常通り運行。〔寺85〕〔寺91〕〔府02〕系統は3月1日ダイヤ改正。〔府02〕は土曜日のみ運行。3月15~28日、桜ヶ丘団地において、バス輸送実証実験「nearくる桜ヶ丘」を実施。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。武蔵野市「ムーバス」は、全日特別ダイヤで運行。〔新10〕系統(新百合ヶ丘駅~新百合グリーンタウン)は、3月1日より、小田急バスの単独運行となる。同時に新百合ヶ丘駅で、〔新10〕系統を含めた一部系統の乗り場を変更。この他、登戸〔営〕の新百合ヶ丘駅、百合ヶ丘駅発着の一部系統でダイヤを改正。
 
東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 シェアオフィスバス「Satellite Biz Liner」を、4月28日までの平日、実証運行する。Wi-Fi、化粧室の他、Yogiboの「Traybo2.0」(PC用のトレイ)を用意し、快適なテレワーク環境を提供するとしている。往路:新羽〔営〕8時20分・市が尾駅8時45分・たまプラーザ駅9時05分→渋谷駅10時15分・東京駅南口10時45分 復路:東京駅南口16時25分・渋谷駅17時05分→たまプラーザ駅17時35分・市が尾駅17時55分・新羽〔営〕18時25分。運賃は区間によって1,000円~2,300円だが、電車の通勤定期券を保有し、DENTOサービスより購入の場合は100円割引。
 4月1日からの、一部系統の運行形態変更が予告されている。〔都立01〕系統を廃止、〔玉31〕系統を成城学園前駅まで延伸。〔渋55〕系統は、渋谷駅~東北沢駅間に短縮。

京浜急行バス 〔八8〕系統は土曜ダイヤで運行。東朝比奈循環〔朝1・2〕系統(六浦駅~三信住宅)の実証運行は、一時休止している。各地区で主に23時台以降(一部22時台)便の運行を取りやめている(既に昨年4月21日より運休となっている便も含む)。94系統(富岡バスターミナル~金沢区総合庁舎 横浜市営と共同運行)は、3月31日を持って廃止。夜行高速バス〔ノクターン〕〔ビーム1〕〔キャメル〕〔エディ〕は、3月15日を持って廃止(〔エディ〕は休止・〔ノクターン〕〔ビーム1〕は、共同運行会社による単独運行に変更)。

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線・小平国分寺線とも全日、土休日ダイヤで運行。

東京BRT:プレ運行中。日中は虎ノ門~晴海間毎時3本+新橋~晴海間毎時1本で、連節バス(エルガデュオ)は、6時台1往復を除いて、新橋~晴海間で1時間毎の運行。3月1日より、上りルート(晴海→新橋・虎ノ門)で走行ルートの変更を行う。時刻の変更はない。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」を、発売している。紙券の他、モバイルチケット(LECIPのスマホアプリ「QUICK RIDE」)でも発売する。大人700円・小児350円。

新京成バス 船橋新京成バスは、16日改正ダイヤで通常通り運行。松戸新京成バスは、一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。香取市「佐原循環バス周遊ルート」は運休。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。千代田団地線・物井池花線・みそら団地線・千葉四街道線・みつわ台線は3月13日、ダイヤ改正を実施。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。首都高速線浮島ランプが工事により、3月5日~5月下旬の間閉鎖されるため、木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は、浮島バスターミナル出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。アニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」ラッピング車が、館山市内線(館山航空隊~館山駅~なむや・小浜間)で運行、館山駅前発の時刻・行先が公表されている。館山市街地循環バスの実証運行が行われている(3月5日まで)。日東交通は南ルートを運行。館山発着の丸線・平群線のルート変更を、実証運行として、3月14日まで行っている。首都高速線浮島ランプが工事により、3月5日~5月下旬の間閉鎖されるため、木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は、浮島バスターミナル出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。

朝日自動車 通常通り運行。吹上駅発着各系統は、3月1日にダイヤ改正を実施。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は「2020年度運行スケジュール」に基づき運行中。手賀の杜線・新木線・布佐線・南青山線・川村線は3月13日、ダイヤ改正を実施。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。「越生梅林梅まつり」は例年通り開催しているが、今年度は臨時便を運行していない。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。明日28日、ラグビートップリーグ開催のため、熊谷駅~スポーツ文化公園間に臨時バスを運行。

関越交通 一般路線は通常通り運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、平日・土休日とも減便して運行している。平日は、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)は運行しない。その他の一般路線は通常通り運行。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅前20時18分発・ハンマーヘッド20時37分発が最終となる。大さん橋客船ターミナル循環系統は、当面運休。94系統(富岡バスターミナル~金沢区総合庁舎 京浜急行バスと共同運行)は、3月31日を持って廃止。代替措置として、294系統(新杉田駅~なぎさ団地〔循環〕)のルートの変更を予定している。

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中(緊急事態宣言終了までの予定)。市立川崎高校直行バスは全便運休(時差登校のため。通常登校再開まで)。
3月1日より、一部系統でダイヤ改正を実施。〔川15・40・71・73〕〔杉40〕で運行本数を削減。〔川04・71・73〕〔鷺02〕で深夜バスの運行本数を削減(緊急事態宣言継続中は引き続き運休)。〔新10〕系統(新百合ヶ丘駅~新百合グリーンタウン)は小田急バスの単独運行となり、川崎市営は〔新13〕系統(新百合ヶ丘駅~王禅寺(循環))を新設。

神奈中バス 通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。横浜市栄区内で行われている、中型バスによる自動運転実証実験は、一般の試乗はできない(緊急事態宣言発出中のため)。鉄道線ダイヤ改正に伴い、3月13日に一部系統でダイヤ改正を実施。〔厚06〕系統の深夜バスは、本厚木駅24時48分発の1本に削減。

相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。

臨港バス 21時30分以降の減便・最終バスの繰り上げを行っている。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。首都高速線浮島ランプが工事により、3月5日~5月下旬の間閉鎖されるため、木更津駅~川崎駅間高速バスは、川崎→木更津は、浮島バスターミナル出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。木更津→川崎は通常運行(一部便は折り返しの遅れで10分程度遅延する場合がある)。YCAT~浮島(江川一丁目)間高速バスは、浮島→YCATは、浮島町公園入口出発後迂回するため、10分程度の遅延になる。YCAT→浮島は通常運行。

江ノ電バス 土曜ダイヤがある路線は、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜バスは平日も含め、全便運休。「鎌倉フリー環境手形」は、発売を中止している。

箱根登山バス 定期観光バス・小田原宿観光回遊バス「うめまる号」は運休。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。湯河原梅林「梅の宴」開催に伴い、3月7日まで、湯河原駅~幕山公園(会場)間に臨時バスを運行。湯河原駅発8時45分と、9時00分~15時30分の間30分毎、幕山公園発9時20分~16時20分の間30分毎。「梅の宴」そのものは開催している(土休日に予定していたイベントは全て中止)。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行(大雄山駅~道了尊路線、真鶴町内路線は通常通り)。湯河原~箱根線は運休している。水陸両用 NINJABUSは運休中。なお、PASMO・Suicaの「バス特」サービスは、3月25日を持って、バスポイント・特典バスチケット付与を終了する。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは30分間隔で運行。「TOKYO NO KABA」は、緊急事態宣言終了まで運休。


富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は3往復(富士急ハイランド発9:55・11:55・13:55)、「グリーンライン」は2本(河口湖駅発10:10・14・10)のみ運行(土休日は12時30分発も運行)。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は当分の間、平日は10時45分・13時45分発便を運休。富士急上阿原車庫7時05分発甲府駅行が運休(コロナ禍のためかどうかは不明)。河口湖・富士急ハイランド~京都・大阪間夜行高速バス〔フジヤマライナー〕は、3月1日運行再開予定。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。「まつだ桜まつり」(中止)「小田原梅まつり」(規模縮小)「寄ロウバイまつり」(中止)の臨時バスは、今年は運行しない。

富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は運休(3月3・4日は1往復運行)。一般路線は通常通り運行。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。静岡・清水~富士急ハイランド・河口湖間高速バスは、3月13日運行再開予定。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。三島駅~修善寺~松崎間快速は引き続き運休。「三島エクスプレス」は全便運休。定期観光バスも、引き続き運休する。熱海市内「湯~遊~バス」は、再度全便運休している。下田海中水族館路線は、水族館休館日は運休。「みなみの桜と菜の花まつり」開催に伴い、伊豆急下田駅~下賀茂間の臨時便を、3月10日までの土休日に運行している。「Izukoいなとり号」を3月10日まで運行。伊豆稲取駅から、「雛のつるし飾りまつり」会場などを循環。伊豆稲取駅発10時00分~15時00分の20分間隔。「1日乗り放題チケット」(600円)が必要。
 PASMOの導入が発表になった。3月16日、熱海市内路線(熱海自然郷線を除き、湯河原線・「湯~遊~バス」は含む)でサービス開始。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。宇都宮では平日に臨時便を運行中。栃木県内(宇都宮・塩原)路線は3月21日より、ICカード「totra」を導入する。関東自動車・宇都宮ライトレール(2023(H5)年開業予定)と共通で、全国相互利用も可能。館山支店の一般路線車両に、「戦翼のシグルドリーヴァ」のキャラクターを描いた、部分的なラッピングを行っている。館山市街地循環バスの実証運行が行われている(3月5日まで)。JRバスは北ルートを運行。「JR竹芝 水素シャトルバス」(JR東日本から委託 無料)は、土休日も平日ダイヤで運行。3月いっぱいまで、ポートシティ竹芝の発着を中止している。

 この他、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の事業者では、緊急事態宣言発出を理由とした定期券・回数券の払い戻しについて告知している。また、企画乗車券の発売を停止している事業者が多数ある。各種窓口の営業時間の休業・短縮も、各事業者で行われている。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 この所チラホラ目に付くようになったのは、特にバスにおいて、運賃を何らかの形で還元するサービスの終了。特にICカードPASMO(SuicaでもOK)の「バス特」。国際興業に続いて、西東京バス、伊豆箱根バスでも、ポイントの付与・ポイントの積算に伴う「バスチケット」の付与を終了すると発表がありました。前にも少し書いた事だが、このサービスは以前の紙の回数券、あるいは首都圏で普及した磁気式の「バス共通カード」の代わりになるものだと認識していたので、最初に国際興業からの発表を見た時は、エッ?と思ったものでした。「ICカードの普及という当初の目的を達成したから」という理由になっているが、コロナ禍で運賃収入が減っているからというのが、本当の所ではないでしょうか?首都圏に限らず、西鉄系のnimocaも、西鉄は電車・バスとも、乗車ポイントサービスを終了(3月いっぱいを持って、ポイント付与を終了)すると発表しているし、本来は利用者の獲得を促そうとしていたサービスだったが、持ちこたえられなくなってしまった、という事でしょうか。他にも特殊回数券の発売終了や、一日乗車券の値上げなどを行う事業者もあります。ここにも、コロナ禍の最中、交通事業者が置かれた苦しい状況が現れているように思えます。今の状況が続く限り、後に続く事業者は、出てくるのでしょう。

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《今日のニュースから》
26日 「スシロー」 京樽買収発表
(韓国 ワクチン接種開始 初日は5,266人)
27日 大林 宣彦監督偲び映画祭開幕 広島県尾道市
(米議会下院 1兆9000億ドル規模経済対策法案可決 新型コロナウィルス対応)

№2299 年鑑バスラマ2020→2021(ぽると出版)

横浜市営バス ベイサイドブルー.jpg
「年鑑バスラマ2020→2021」、先月末には刊行になりました。
 去年の「2020→2021」のときの冒頭で、「国産ハイブリッド連節バス車は、前年(2019(H31~R元)年)には導入事業者は現れなかった」と書いたが、去年は横浜市営バス「BAYSIDE BLUE」を皮切りに、導入が始まりました。

巻頭言
 今年は完全にコロナ禍一色となり、如何にバス業界が損害を被ったか、どうリカバリーすればいいのか、外部の支援はどうあるべきか、について考察と提言がなされています。
 バス業界だから、というのではないが、「基本に忠実な行動を全ての人が実行すれば、事態は好転に向かうと信じたい」という言葉は、全く同感。しつこいくらい書かせてもらうが、政治や行政の世界そのものがどうあろうと、彼らが人々にどう語り掛けようと、他国のような強制的な規制が許されない日本であれば、逆に、我が身と自由な暮らしを護るのは、最終的には我ら一人一人の自覚以外ない。その点日本は、他国に比べると、まだ自制は効いている方なのではないか?とは思うのだが。欧米では感染拡大を無視してドンチャン騒ぎを繰り広げた挙句、十万単位の死者を出している国もあるくらいなので。その点では、日本はまだ希望が持てると思うが、甘いでしょうか?
 とはいえ、バスを初めとする交通各社では、懸命に感染症対策を施して、安全性をアピールしているのに、そもそも「外出は自粛しましょう」とPRが出されていて、TVニュースでは、「〇〇の人出は、前回の緊急事態宣言より増えている」云々の報道がなされていると、これは外出自体がネガティブな行為という事になり、むろん現状は仕方がないとしても、移動のニーズがなければ成り立たない交通事業者としては、もう打つ手がない。前々回書いたように、京浜急行バスは、夜行バスからの全面撤退を始めとした、長距離バス事業の縮小を発表していて、追随する事業者も、出てくるでしょう。一般路線バスも各地で減便が相次ぎ、特に以前書いたように、深夜バスは急激に縮小しています。空港バスは航空需要が回復しないとバス会社だけではどうにもならず、貸切事業も、インバウンドを中心とした大型の団体が戻って来ないと、今後は大手クラスでも、撤退や縮小が起きる事になるのではないか。
「テレワーク」の普及で、都会へ通勤する必要がなくなったから地方へ移転する人が多いとも聞くが、日常は「巣ごもり」「おうち〇〇」、たまの遠出は感染を避けるべく、電車・バスをやめてマイカーで、となったら、地方の事業者にとっては、何一つメリットがない事になる。極端な話、激化する道路渋滞に四苦八苦しながら、空っぽのバスを走らせ続ける事になるだけだ。これをどうしたら避ける事が出来るか。
 やはりバス事業者の努力だけではとっくに限界(コロナ禍前から既にそう)で、行政の側も、必要なら支援の手を差し伸べる必要はある。ただし、ダラダラと、というわけにも行かず、「地域の人々の営みの中で、バスを初めとする公共交通はどう位置付けるつもりなのか」を、はっきりさせる必要はあります。一方で、バス事業者の側も、ここまで来たら、単に一事業者の枠の中で運行をどう確保するのか四苦八苦するだけではなく、この機に思い切って、地域ごとに枠を超えた再編成も、行われるべきではないか。路線のダイヤも、運賃制度も、徹底的な見直しが行われていいと思う。今がそのチャンス、とも言えるのではないでしょうか?

特別寄稿 地球環境保全に対して自動車ができる事

JR東日本 水素シャトルバス.jpg
 この寄稿に関しては、正直な所驚きました。タイトルと内容がほとんど一致していないように思え、どちらかといえば、「脱炭素社会」「温暖化防止」をうたい文句に、世界各地で官民挙げて繰り広げられている各種行動を、かなり疑問視しています。
 ここに書かれている事が全て本当なら、日本も世界も、正しい方向を目指しているように見えて、実は重大な誤り、そして過ちを犯しているという事になります。日本の低公害車、特にEVの開発の在り方に疑問を呈してきたバスラマ誌として、この主張、受け入れられるんですか?と思わないではない。
 しかし、確かに「再生可能クリーンエネルギー」も、実はあまり知られていない問題があるのではないか、とも気づかされました。要は、それ自体が環境に悪影響を与える部分がありはしないのか、という事でしょう。一番有望で、急速に普及しつつある太陽光発電は、そもそもパネルの原材料はどう調達するの?寿命が来た時には廃棄しなければならないが、処理はどうするの?という部分は、推進派はほとんど口にしない(少なくとも私は聞かない)。また気候以外に、ここでは記されていないが、生態系の問題もあって、工場の跡地とかならいいかも知れないが、どこかの国で砂漠にパネルを敷き詰めたら、生態系に悪影響が出たという話も、聞いた事があります(人工的に影が出来てしまったら、かえって良くないのだろう)。「温室効果ガスや放射能をまき散らすよりははるかにいいだろ?」というかもしれないが、砂漠には砂漠の、名もなき藪山にも藪山なりの生態系があり、そこに住む生物の暮らしを脅かす事になるのなら、これはこれで人間のエゴ、ではないのか?風力発電も、風車そのものだけでなく、ドイツでは海岸部の風力発電で得られた電力を送るために送電線を整備しようとしたら、大反対運動が起きたという事も、現地のニュースで見ました。クリーンエネルギーだって、万能ではない。

 温暖化防止の議論そのものにも疑問を呈しているようだが、もし、この記述の方が事実ですよ、というのなら、この記事を真っ先に読むべきは、我々バスファン・モーターファンより、むしろ「環境活動に積極的に取り組む団体」「世界各地で声を上げ始めた若者たち」などという事になるのではないか。でないと、今は政治や業界を一方的に追い詰める立場にある彼らだが、政権交代などで、自らが環境対策・温暖化防止のリーダー的な立場に立つ事になったら、途端に困った現実に直面する事になるからです(ここに示された疑問を全否定できるだけの回答を持って、政策を実行に移さなければならない)。
 とはいえ、今さらピュアディーゼルエンジンに回帰する事も、できないでしょう。ここには記述はないが、化石燃料は環境面だけでなく、近い将来の枯渇も現実味を帯びて来ている。バイオ燃料は有望なのか。JR四国バスが、先月から大栃線のアンパンマンバスで、バイオディーゼル燃料の使用を開始していると発表しているが、これに対する評価はどうであろうか。
 結局、どうすればいいの?まず、今のエネルギーや環境を巡る議論は、「何からエネルギーを得るべきか」という所で止まってしまっているように思えます。そうじゃなくて、それ以前に、エネルギー源が化石燃料だろうが、原子力だろうが、再生可能クリーンエネルギーだろうが、生み出されたエネルギーを、無意識にジャブジャブ使うライフスタイルがいつまで許されるのか?そこの部分の議論が全然なっていないのではないか。個人的にはそれ以前に、エネルギーの使い方自体が論議されなければならないと思います。必要以上に個々が好き勝手に使える状況には、たぶんもうならない。ある程度公共部門が優先されて、それから個々へ、という流れになるのではないか。そこで、バスなどの公共交通の出番、という事になるし、なるべきだろうと思います(その点で、今のコロナ禍はこの意味でも心配)。

 多少脱線するが、少し個人的な意見も書きます。先に挙げた「世界各地で声を上げ始めた若者たち」の行動に関して(筆者はこれにも疑問を抱いているようだ)、確かに若い人たちが世の中の、世界の問題に関心を持ち、発言し、行動起こす、それ自体はもちろんいい。しかしエネルギーや環境対策に関していうと、自分たちが望む、要求するレベルに近づけば近づくほど、自分たち自身の暮らしに多大な影響が出てくる事(当然、良い事ばかりではない)、ちゃんと解った上でやっているのかなあ?という疑問はあります。無論彼ら自身は言い出しっぺだから受け入れるだろうが。「重圧長大」産業のトップや、彼らにつるむ「政治屋」共をを懲らしめてやれば痛快、めでたしめでたし、と思っているのかも知れないが、これだって巡り巡って、我が身の生活や雇用などに降りかかってくる可能性も、少なからずあるはずです(エネルギー政策の転換による雇用喪失を恐れた労働者が、本来相容れないはずの大金持ちのドナルド・トランプを「救世主」とばかりに大統領に担ぎ上げたアメリカの4年間を、忘れてはいけない)。エネルギー・環境以外の分野でもそうです。偏見かも知れないけれど、どうやら「活動家」というのは老若男女問わず、自らの思想だけを物差しにして、その物差しに合わない人々を感情的に、問答無用で頭ごなしに全否定して沈黙させようとする傾向にある人種と見えます。が、それはひょっとしたら、全ての人々にとって惨い結末(特に「分断」)を生み出すかも知れない事も、少しは立ち止まって考える事も、必要ではないでしょうか?(筆者のこの論文の文末は、この事を言いたかったのかも知れない)自分の思想と相容れない存在を一方的に「恥」と侮蔑する行為が、社会を良い方向に向かわせるとは、到底思えない。

国内バスハイライト 2020
 繰り返しになってしまうが、どうしてもコロナ禍の悪影響を避けて通る事が出来ない。回送同然で走り回る高速バスとかは、見たくもない(新幹線・特急列車や旅客機もだが)。感染症防止対策は様々施されつつあり、ここには写真がないが、昨日今日乗った東急バスでは、ドライバー席の仕切りが、樹脂製のプレートに置き換えられているのを見ました(多少の経年車もそう)。最前列シートの扱いについては、事業者によって考え方の違いがあるようで、先日乗車した北関東の事業者は、左右とも最前列席を使用停止とはしていませんでした。
 一方で、なんとかあるもの、できる範囲で人に集まってもらおうとする試みも、ここに挙げられた以外でも多々ありました。去年9月の沼津市内・あわしまマリンパークの、アニメラッピング高速バスの展示も、その一つ、でしたよね?
 コロナ禍関連以外では、自動運転と、中国製を中心にしたEVの普及、が挙げられるだろうか。いよいよ、一般の旅客を乗せた自動運転実証事件が、レベルを上げてきたようです。アストロメガは総稼働数が50台になったそうで、京王バスや富士急バスあたりは、(今はともかく)効果が高いのではないかと思われます。販売が軌道に乗ってきたのだろか。だとしたら、ここでもコロナ禍は痛い。羽田などの空港バスでの普及に期待したいのだが。

国内バスカタログ 2020→2021
 国産は新型の導入はなく、中国製のEVのみ。ボルグレンの中止は、今後の連節バスや、フルフラットノンステップバスの展開に影響が出そうだ。東京都交通局は、フルフラット車のさらなる改良を模索していたようだったのだが。
 エルガ・ハイブリッドは、去年は「導入例がないのか?」と書いてしまったが、関東鉄道や東京ベイシティ交通に導入例があるようです。まだ実物を見ていないのだけれど。

海外バスカタログ 2020→2021
 ソラリスのEVは去年北欧に行った時に、オスロ中央の駅前で見かけました。
 EVは試作段階のものも含め、日本も加えてそろそろかなり普及してきているが、充電方式はパンタグラフ方式、プラグ式などいくつか併用される所があるようです(ヘルシンキがそうだったよう)そろそろ、各々の充電方式の長所・弱点みたいなものを整理して、示される時期が来ていると思う。地上充電のロケーションもまた、EV普及の在り方に関わって来るので。

1990~1993 バスラマが出会ったバス達
 私は30年前の創刊時から欠かさずバスラマ誌を購入・購読しているが、創刊号(1990(H2)年8月号 表紙ははとバスのヨーロコメットで、裏表紙は初代セレガの広告)を改めてひも解いてみると、カラーページは広告(アステローペなど)を含めても10ページ程度で、隔世の感があります。ちなみに創刊号の価格は1,200円(本体1,164円)でした。最新の183号は1,362円+消費税(なので1,498円)だから、カラーページが半分以上になった事を考えると、価格はよく抑えられている方だと思います。
 1990年代初頭、平成が始まった頃のバスがずらりと並んで圧巻だけれど、廃業した貸切事業者、廃止になった定期観光バス、走らなくなった路線も多々あって、もうこういう時代は来ないのかなあ、とも思わされました。外国車は、この時代は実用性・機能性より、フラッグシップ的な役割を持たされていた車両が大半でした(ここにはないが、旧日本急行バスがベンツを名神高速バスに導入していたが、これも何より「ベンツ」である事がウリだった)。岩見沢駅のJRバスの写真もあるが、もしここのJRバスが残っていたら、去年廃線になった札沼線の代替バスを運行する事になっていたのだろうか、などと想像もする。

 今年は、とにかくコロナ禍が収束に向かう事が、何より強く望まれます。感染者数は年末年始の頃に比べれば大幅に減少はしているものの油断はならず、首都圏の一都三県は3月7日まで完遂してしまう事になりそうです(間違っても、延長になったりしないように!)。変異種も心配だし。一方でワクチン接種が医療従事者向けに始まり、一般の人向けの接種スケジュールも公表されたので、何とか再び爆発的な感染増加を見る事無く、事が終わりに近づいて欲しいです(今年中に何もかも終わり、とはなるまいが)。そうでないと、バスに限らず公共交通は既に、どこもかしこも虫の息に近いので。業界自体、この一年で再編成も進むのかも知れない。今はそうはならなくても、種は蒔かれる事になる気もします。そんな、コロナ禍と、アフターコロナを見据えた動向が、次年度の「年鑑バスラマ2021→2022」の中心記事と、なるのでしょう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR東日本(横浜支社)と京急は共同でリリースを出し、「神奈川県の観光流動の創出に取り組む」として、共同プロモーション「JR&KEIKYU ふらっと列車旅(とれいん)」を来月からスタートさせると発表しました。共通のロゴマークも製作し(JRのE235系と、京急の1000形1890番台)、第1弾は3月、「ヨコスカネイビーバーガー」を中心に据えて宣伝を展開、4月には京浜臨海部に舞台を移す事になっています。競合関係ばかりが取り上げられる事が多い両社だが、このコロナ禍で外出、特に観光が大きく落ち込む現状では、競争とばかりは言っていられないという事です。しごくまっとうな方向性だと思います。一神奈川県民として、期待します。

《今日のニュースから》
24日 2032年オリ・パラ IOC理事会 候補地を豪ブリスベンに一本化
(れいわ新選組 木村 英子参議院議員 コロナ感染発表)
25日 エアアジア・ジャパン 破産手続き開
(緊急事態宣言解除後の対策 政府分科会提言)

 西武HDが最終赤字を800億円に下方修正だの、JALが2022(R4)年度も新卒採用を大幅縮小だの、どうも交通機関の経営に関しては、明るい話題がほぼない。大手でこれでは、中小はもっと厳しいでしょう。だから早くコロナ禍が収束してほしいのだが…。