№2276 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.40

深夜帯運行削減のお知らせ.jpg
「緊急事態宣言」発出を受け、国土交通省・東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県からの様相により、首都圏の鉄道の大半が、最終電車の繰り上げを中心とした深夜帯の運行本数の削減を、13日以降、一斉に発表しました。今回は、昨日15日までのリリースを中心に、主に鉄道の、終電付近の時刻変更をメインにまとめます。
 今回の鉄道の最終繰り上げは、各社が3月中旬(JRなどは13日。他社も大半は同日だろう)から行うと発表している内容とは、異なります。また、自線内の時刻の変更はないものの、相互直通先の行先が変更になる列車も、多数あります。あくまで一時的な措置で、緊急事態宣言が終了すれば、とりあえずは元のダイヤに戻る所が大半だろうと思われるが、あるいはこのままダイヤ改正を迎えてしまう所も、あるかも知れません。この他、全体的に減便を行う鉄道会社もあります。また、営業内容の変更も数多く発生しています。その他、バスについても解る範囲で記しています。

*** 鉄道 ***

JR東日本 新幹線・快速・普通列車の定期列車は通常通り運行。特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。宇都宮・氏家・黒磯・日光の各駅では、3月いっぱいまで、始発電車のみボタン扱いによるドア開閉を実施。その他は車掌がドア扱いを行う。
 20日より、11線区42本(土休日40本)の全区間または一部区間の運行を取りやめ、終電を繰り上げる。
山手線:外回りは、大崎→新宿→池袋間1本取りやめで18~19分、池袋→東京→品川間2本取りやめで12~14分の繰り上げ。内回りは、池袋→新宿→大崎間2本取りやめで、27~28分の繰り上げ。
京浜東北・根岸線:南行(大宮→大船方向)は、磯子→大船間1本取りやめで12~13分、蒲田~磯子間3本取りやめで18~32分、大宮→赤羽間1本取りやめで16~22分の繰り上げ。北行(大船→大宮方向)は、南浦和→大宮間2本取りやめで25~26分、上野~赤羽間1本取りやめで16~17分、蒲田~上野間1本取りやめで18~19分、磯子~蒲田間1本取りやめで18~19分の繰り上げ。
中央・総武線各駅停車:西行(三鷹→千葉方向)は、中野→三鷹間2本取りやめで19~20分、千葉→津田沼間1本取りやめで13~14分の繰り上げ(平日のみ)。東行(千葉→三鷹方向)は、津田沼→千葉間1本取りやめで13~14分、御茶ノ水→千葉間1本取りやめで9~15分、中野→御茶ノ水間1本取りやめで14~16分、三鷹~中野間1本取りやめで16~17分の繰り上げ。
常磐線快速:下りは、我孫子→取手間1本取りやめで13分、松戸→我孫子間1本取りやめで9~10分、上野→松戸間1本取りやめで17~18分の繰り上げ。上りは、松戸→上野間1本取りやめで12~13分、取手→松戸間2本取りやめで24~25分の繰り上げ。
埼京・川越線:下りは、大宮→川越間1本取りやめで11~12分、池袋→赤羽間1本取りやめで20分の繰り上げ。上りは、赤羽→池袋間1本取りやめで23~24分の繰り上げ。
東海道本線:下り・平塚→小田原間1本の取りやめで8~19分の繰り上げ。
横須賀線:下り・逗子→久里浜間1本の取りやめで20~21分の繰り上げ。
中央線快速:下りは、東京→高尾間4本取りやめで9~30分の繰り上げ。上りは、三鷹→東京間1本取りやめで16~17分の繰り上げ。
武蔵野線:下りは、府中本町→東所沢間1本取りやめで22分の繰り上げ。上りは東所沢→府中本町間1本取りやめで、11~13分の繰り上げ。
京葉線:下りは、東京→蘇我間1本取りやめで12~13分の繰り上げ。上りは、蘇我→新習志野間1本取りやめで20分の繰り上げ。

主な駅からの最終電車(平日)
〔東京〕 
●山手線外回り:0時07分発渋谷・新宿方面・0時33分発大崎行・0時51分発品川行 
●山手線内回り:23時58分発新宿・渋谷方面・0時39分発池袋行
●京浜東北線南行:23時46分発大船行・23時58分発磯子行・0時49分発蒲田行 
●京浜東北線北行:0時00分発大宮行・0時23分発南浦和行・0時40分発上野行 
●東海道本線:23時39分発小田原行・23時47分発国府津行・23時54分発平塚行 
●横須賀線:23時04分発久里浜行・23時50分発逗子行 
●中央線快速:0時06分発高尾行 京葉線:0時22分発蘇我行
〔新宿〕 
●山手線外回り:23時34分発渋谷方面・23時59分発大崎行・0時17分発品川行・0時41分発池袋行 
●山手線内回り:0時32分発品川行 
●中央・総武線各駅停車西行:0時41分発三鷹行・1時01分発中野行 
●中央・総武線各駅停車東行:23時57分発千葉行・0時13分発津田沼行・0時22分発御茶ノ水行 
●中央線快速下り:0時20分発高尾行 
●中央線快速上り:0時29分発東京行 
●埼京線:23時47分発川越行・0時00分発大宮行(池袋始発0時21分発赤羽行)
 
 東北・北海道・上越・北陸新幹線のグランクラスは、今日16日より全て発売を中止。アテンダント乗務でフルサービスが行われる列車は、グランクラスサービスそのものを取りやめる(予約があっても、グリーン車などへの変更が必要)。座席営業のみの列車は、予約済みの利用者のみ、引き続き利用可能。〔サフィール踊り子〕のカフェテリア、その他の新幹線・在来線特急・首都圏の普通列車のグリーン車の車内販売は全て営業中止。

 3月13日のダイヤ改正が発表になっている。首都圏では終電の繰り上げ、初電の繰り上げの他、特急〔踊り子〕のE257系全面置き換え、〔湘南〕運行開始や、房総地区・水戸線のワンマン化などが中心。水郡線は3月27日に全線で運行を再開。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。18日~2月いっぱい、臨時列車の運行は全て取りやめ。御殿場線の普通列車は通常通り運行。〔踊り子〕はJR東日本、〔ふじさん〕は小田急のWebで確認を。
 3月13日のダイヤ改正が発表になっている(東海道新幹線のみ)。

東京メトロ 通常通り運行。12日より、「お客様センター」は9時~17時、「お忘れ物総合取扱所」は10時~18時の営業。定期券売り場は、池袋(丸ノ内線)・新お茶の水・茅場町は休業、その他は12時~20時の営業で、土休日は休業になる。旅客案内所は、8日から営業を休止している。
 20日より、全路線で全区間または一部区間の運行を取りやめ、最終電車を繰り上げる(土休日は繰り上げがない区間がある)。以下は平日。
銀座線:渋谷方面は、浅草→渋谷・浅草→上野間各1本を取りやめ。浅草発最終は23時55分発渋谷行・0時10分発上野行。浅草方面は、上野→浅草間1本・渋谷→浅草間2本を取りやめ。渋谷発最終は、23時51分発浅草行・0時02分発上野行。
丸ノ内線:荻窪・方南町方面は、中野坂上→荻窪・新宿三丁目→中野富士見町・新宿→中野坂上・茗荷谷→新宿・池袋→茗荷谷・中野坂上→方南町間各1本を取りやめ。池袋発最終は、23時39分発荻窪行(方南町行最終接続)・23時46分発中野坂上行・23時55分発新宿行・0時04分発茗荷谷行。池袋方面は、新宿→池袋・荻窪→新宿三丁目・荻窪→中野富士見町・方南町→中野坂上間各1本を取りやめ。荻窪発最終は、23時41分発池袋行・23時50分発新宿行・0時21分発中野富士見町行。
日比谷線:中目黒方面は、南千住→中目黒・北千住→南千住間各1本を取りやめ。北千住発最終は、23時52分発中目黒行・0時14分発南千住行。北千住方面は、中目黒→北千住(北越谷行・北千住始発で運行)・中目黒→広尾間各1本を取りやめ。中目黒発最終は、23時46分発北千住行(北越谷行接続)・0時14分広尾行。
東西線:西船橋方面は、妙典→西船橋・中野→妙典間各1本を取りやめ。また東葉高速直通1本を西船橋止まりに変更。中野発最終は、23時40分発東葉勝田台行・23時50分発西船橋行・23時54分発妙典行。中野方面は、東陽町→中野・西船橋→東陽町間各1本を取りやめ。西船橋発最終は、23時40分発中野行・0時10分発東陽町行。
千代田線:代々木上原方面は:北千住→代々木上原間・北綾瀬→綾瀬間各1本を取りやめ。綾瀬発最終は、23時51分発代々木上原行・0時27分発北千住行(変わらない)。綾瀬・北綾瀬方面は、綾瀬→北綾瀬・代々木上原→北千住(北千住始発で運行)各1本を取りやめ。代々木上原発最終は、23時52分発綾瀬行(我孫子行接続)。
有楽町線:新木場方面は、池袋→新木場・和光市→池袋間各1本を取りやめ。和光市発最終は、23時40分発新木場行・23時46分発池袋行。和光市方面は、池袋→和光市・新木場→池袋間各1本を取りやめ。新木場発最終は、23時40分発和光市行・23時58分発池袋行。
半蔵門線:押上方面は、清澄白河→押上・渋谷→清澄白河間各1本を取りやめ。渋谷発最終は、0時00分発押上行・0時07分発清澄白河行。渋谷方面は、水天宮前→渋谷(→鷺沼)・押上→水天宮前間各1本を取りやめ。押上発最終は、23時57分発鷺沼行・0時08分発水天宮前行。
南北線:赤羽岩淵方面は、目黒→赤羽岩淵(→浦和美園)間各1本を取りやめ。目黒発最終は、23時47分発浦和美園行・23時54分発(都営三田線)新板橋行(白金高輪で駒込行に接続)。目黒方面は、市ケ谷→目黒(→奥沢)・駒込→市ケ谷・(浦和美園→)赤羽岩淵→駒込間各1本を取りやめ。赤羽岩淵発最終は、23時48分発奥沢行・23時55分発白金高輪行・0時02分発市ケ谷行・0時16分発駒込行。
副都心線:渋谷方面は、新宿三丁目→渋谷(→菊名)・和光市→渋谷(→元住吉)間各1本を取りやめ。和光市発最終は、23時55分発武蔵小杉行。和光市方面は、池袋→和光市・渋谷→池袋間各1本を取りやめ。渋谷発最終は、23時57分発和光市行・0時05分発池袋行。

 今春ダイヤ改正時の最終電車の一部繰り上げが発表になっている。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 大江戸線は12日より、通常運行に復帰した。その他の地下鉄路線・都電荒川線・日暮里・舎人ライナーは通常通り運行。「お忘れ物センター」は今日9日より、17時までの営業に短縮。
 20日より、地下鉄全線及び日暮里・舎人ライナーの最終を繰り上げる。以下は平日。
浅草線:西馬込方面は、泉岳寺→西馬込・押上→浅草橋間各1本を取りやめ。押上発最終は、23時53分発品川行(西馬込行最終接続)・0時05分発泉岳寺行。押上方面は、浅草橋→押上間1本を取りやめ。西馬込発最終は、23時35分発京成佐倉行・23時49分発泉岳寺行(浅草橋行最終接続)。
三田線:目黒方面は、御成門→白金高輪間と、白金高輪で接続するメトロ南北線が取りやめ。西高島平発最終は、23時35分発白金高輪行(白金高輪でメトロ南北線奥沢行に接続)・23時48分発御成門行。西高島平方面は、高島平→西高島平・新板橋→高島平・白金高輪→新板橋間と、白金高輪で接続するメトロ南北線が取りやめ。目黒発最終は、23時40分発西高島平行・23時47分発(メトロ南北線)浦和美園行(白金高輪で高島平行に接続)・23時54分発新板橋行。
新宿線:本八幡方面は、大島→瑞江・岩本町→大島・新宿→岩本町間各1本を取りやめ。新宿発最終は、23時47分発本八幡行・23時59分発大島行・0時10分発岩本町行。新宿方面は、大島→新宿・本八幡→大島間各1本を取りやめ。本八幡発最終は、23時47分発桜上水行・0時00分発大島行。
大江戸線:環状部外回りは、都庁前→光が丘間(放射部)2本・清澄白河→六本木→都庁前・都庁前→飯田橋→清澄白河間各1本を取りやめ、都庁前発放射部の最終は、0時30分発光が丘行。都庁前発環状部外回りの最終は、23時47分発都庁前行・0時17分発清澄白河行。環状部内回りは、新御徒町→飯田橋→都庁前・光が丘→都庁前間(放射部)各1本を取りやめ。。光が丘発最終は、22時54分発環状部外回り都庁前行・23時13分発新御徒町行・23時21分発清澄白河行・0時17分発汐留行。
日暮里・舎人ライナー:平日のみ、日暮里→見沼代親水公園と、舎人公園→日暮里・見沼代親水公園→舎人公園間各1本を取りやめる。


京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。一般列車は通常通り運行だが、一部列車で時刻を変更している。当面の間、印旛日本医大→京成上野間〔臨時ライナー〕を運行する。印旛日本医大6時55分発→京成上野7時51分着。途中千葉ニュータウン中央(乗車のみ)・青砥(降車のみ)・日暮里(降車のみ)に停車。特急料金500円。1・2号車のみ開放で、乗車後に車内添乗員が特急券を発売する。現金のみ。前売り・チケットレスサービスはない。
「KEISEI SMART ACCESS」サービスを開始している。海外から成田空港に到着した利用者の救済の一環で、①京成トラベルサービスのWebで予約・決済、②帰国(入国)後、成田空港の検疫所で新型コロナウィルス検査を受検(一部例外あり)、③検査の結果陰性または検査対象外の場合、成田空港駅または空港第2ビル駅でチケットを発券、④〔スカイライナー〕(8~64号)の専用車両(8号車(7号車は空車)・総座席数の半分の20席を販売)に乗車、⑤京成上野駅到着後、係員の誘導でハイヤー乗り場または京成上野駅駐車場に移動。23区内の指定場所までのハイヤー利用の「PLEMIUM」は20,000円(前日までに予約が必要)、利用者自らが手配した送迎車に駐車場から乗車する場合は4,500円。青砥・日暮里では下車できない。
 1月の土休日は日中に〔シティライナー(成田山開運号)〕を1往復運行。
 20日より、土休日とも押上線・押上0時27分発京成高砂行の1本を取りやめ。押上23時59分発は京成高砂止まり(通常印旛日本医大行)、京成高砂0時11分発は押上止まり(通常浅草橋行)となり、この他に直通先の行先が変更になる列車がある。
 今春の一部区間最終電車の繰り上げ・始発電車の繰り下げが発表になっている。

東武 一般列車は特急を含め、通常通り運行。〔SL大樹〕〔DL大樹〕は、2号車の座席の販売を休止し、ソーシャルディスタンス確保のため、他の号車から自由に移動できるよう開放する(既に2号車を予約済みの場合は、そのまま利用可)。列車そのものは計画通りの運行。
 20日より、最終電車の繰り上げを行う。
スカイツリーライン(伊勢崎線):平日は浅草0時23分発北春日部行区間準急が取りやめになり、北千住0時40分発北越谷行普通は3分繰り上げ。浅草からの最終は0時09分発北千住行普通となり、北越谷→北春日部間は、北千住と北越谷の2回乗り換えが必要になる。半蔵門線からの最終準急北越谷行は、曳舟で東向島・鐘ヶ淵・堀切・牛田に停車する列車への接続がない。土休日は北千住0時39分発竹ノ塚行を取りやめ。平日・土休日とも、北千住0時19分発(南栗橋始発)浅草行を取りやめ。
アーバンパークライン(野田線):平日のみ柏0時56分発(大宮始発)高柳行・0時50分発(船橋始発)七光台行を取りやめ。
東上線:平日のみ、池袋0時44分発準急川越市行・0時45分発普通成増行を取りやめ。
「スノーパル23:55」は、2月6日浅草出発分までは取りやめ。〔SL大樹〕〔DL大樹〕の運行日に変更がある。

 スカイツリーライン(伊勢崎線)・大師線・東上線の、今春の最終電車繰り上げが発表になっている。一部〔リバティけごん〕の運行取りやめ・区間短縮も含まれている。アーバンパークライン(野田線)は終電繰り上げを行わない。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。そのほかの特急・ライナーなど一般列車は通常通り運行。「ドラえもん50周年記念『DORAEMON-GO!』を、新宿線で運行している。30000系8連1本に、ドラえもんをイメージしたラッピングを施し、車内にもドラえもんをイメージした装飾を施している。背もたれは、同社初の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」を採用。
 2月14日まで、「ところざわサクラタウン×西武鉄道『涼宮ハルヒの直観』タッチラリー」を開催。観光庁提唱「あたらしいツーリズム」の一環として行われ、指定場所で購入した「ラリーカード」と、交通系ICカード(PASMO・Suica以外の全国相互利用対象カードも可)を連動させる事で、「クリア賞」(マスクケース)「コンプリート賞」(オリジナルステッカー)を入手できる引換券が手に入る(文庫本プレゼントの「Wチャンス」もあり)。関連して、西武バス1台にラッピングを行い、〔所52〕〔所55〕系統で運行(12月7日~2月末(予定))。
 20日より、最終電車の繰り上げを行う。
池袋線:平日は池袋0時44分発小手指行準急・0時45分発保谷行各駅停車を取りやめ。土休日は池袋→保谷間2本・小竹向原→保谷間1本を取りやめ、池袋→小手指・武蔵小杉→小手指間各1本を、保谷止まりに短縮。
新宿線:平日は西武新宿0時44分発新所沢行・0時47分発上石神井行を取りやめ。土休日は西武新宿→上石神井間2本を取りやめ、西武新宿→新所沢間1本を上石神井止まりに短縮。
 「52席の至福」のディナーコースは、2月7日まで取りやめ。

 最終電車の繰り上げが発表になっている。

京王 通常通り運行。
 20日より、京王線(競馬場線・動物園線を除く)・井の頭線で最終電車を繰り上げる。区間によって異なるが、11~最大で20分。
主な駅からの最終電車の変更点(平日のみ)
〔京王線 新宿〕 最終は0時21分発京王八王子行準特急。0時11分発橋本行区間急行は京王多摩センター行、0時15分発つつじが丘行は桜上水行に短縮。
〔京王新線 新宿〕 最終は0時41分発桜上水行。
〔京王八王子〕 最終は0時23分発高幡不動行。0時48分発新宿行特急は取りやめ。
〔橋本〕 最終は0時34分発若葉台行。23時14分発新線新宿行は若葉台行、23時28分発新宿行区間急行はつつじが丘行快速、55分発つつじが丘行快速は若葉台行に短縮。
〔井の頭線 渋谷〕 最終は0時33分発富士見ヶ丘行。0時08分発・0時23分発吉祥寺行急行2本は取りやめ。
〔井の頭線 吉祥寺〕 最終は0時41分発富士見ヶ丘行。0時09分発渋谷行急行は取りやめ。0時01分発渋谷行は富士見ヶ丘行、0時13分発渋谷行は明大前行、0時20分発明大前行は富士見ヶ丘行に短縮。

 今春の最終電車の繰り上げが発表になっている。

小田急 通常通り運行。2月23日まで、土休日を中心に、〔ふじさん31・32号〕を運転。「謎解きイベント『小田急サスペンス劇場』を開催。2月いっぱいまで。
 20日より、新宿0時38分発相模大野行急行・0時39分発向ヶ丘遊園行各駅停車・0時50分発経堂行各駅停車を取りやめ(平日・土休日同時刻)。新宿発最終は、0時20分発海老名行急行・0時25分発新百合ヶ丘行各駅停車となる。
 3月13日のダイヤ改正が発表になっている。終電繰り上げ、初電繰り下げを実施。

東急 通常通り運行。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本でサービスを再開している。21時台以降の4本は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。
 20日より、全線(こどもの国線を除く)で最終電車を繰り上げる。
東横線:平日は、渋谷0時31分発武蔵小杉行・横浜0時35分発元住吉行(通常武蔵小杉行)が最終となり、以降の列車は取りやめ。菊名→横浜間1本と、武蔵小杉→渋谷間2本・元住吉→武蔵小杉間1本が取りやめ。土休日は、渋谷0時23分発武蔵小杉行・横浜0時29分発元住吉行(通常武蔵小杉行)が最終となり、以降の列車は取りやめ。元住吉→菊名・菊名→横浜間各1本と、元住吉→武蔵小杉・武蔵小杉→渋谷間各1本が取りやめ。
目黒線:平日・土休日とも、目黒0時43分発奥沢行・日吉0時45分発奥沢行は取りやめ。武蔵小杉→日吉・奥沢→日吉間各1本と、奥沢→大岡山間1本が取りやめ。
田園都市線:平日は、渋谷0時42分発鷺沼行・中央林間0時52分発長津田行は取りやめ。長津田→中央林間・鷺沼→長津田・大井町→鷺沼間各1本と、二子玉川→渋谷・鷺沼→二子玉川・長津田→鷺沼間各1本が取りやめ。土休日は、渋谷0時43分発鷺沼行・大井町0時18分発鷺沼行(二子玉川止まりに短縮)・中央林間0時55分発長津田行は取りやめ。長津田→中央林間・鷺沼→長津田間各1本と、二子玉川→渋谷・鷺沼→二子玉川・長津田→鷺沼間各1本が取りやめ。
大井町線:大井町0時33分発二子玉川行・溝の口0時28分(土休日0時30分)発大井町行は取りやめ。二子玉川→溝の口(→鷺沼)間1本を取りやめ。土休日の田園都市線下り最終接続は、大井町0時04分発溝の口行になる。
池上線:平日・土休日とも、五反田0時46分発雪が谷大塚行を取りやめ。
東急多摩川線:平日のみ、多摩川0時47分発蒲田行を取りやめ。
世田谷線:三軒茶屋0時36分発下高井戸行は上町止まりとなり、折り返し下高井戸0時57分発上町行は取りやめ。
 東急全体で、1時を過ぎて運行される列車は、田園都市線の下り3本のみとなる。

 今春の最終電車の繰り上げが発表になっている。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は、引き続き運休している。大師線は、今日16及び17日の臨時ダイヤは取りやめとなり、通常の土休日ダイヤ(10分間隔)で運行。一部快特の「ウィングシート」は取りやめている。
 20日より、平日のみ最終電車を繰り上げる。品川0時23分発(成田空港始発)金沢文庫行特急は取りやめ(品川止まりに短縮)。三浦海岸行特急1本を京急久里浜行、京急久里浜行特急2本を金沢文庫行に短縮。空港線・京急蒲田23時56分発羽田空港行・羽田空港第1・第2ターミナル0時12分発エアポート急行は取りやめ。逗子線・金沢八景~逗子・葉山間1往復を取りやめ。京急久里浜・逗子・葉山への最終は、品川23時32分発となり、30分繰り上げ。〔イブニングウィング20・22号〕も取りやめ。
 今春の一部区間最終電車の繰り上げ・始発電車の繰り下げが発表になっている。

相鉄 通常通り運行。
 20日より、最終電車を繰り上げる。下りは平日のみ、横浜0時42分発かしわ台行と、二俣川1時02分発湘南台行を取りやめ。横浜発最終は0時35分発海老名行急行となり、急行通過駅への最終は、0時27分発湘南台行。上りは平日・土休日とも、海老名23時55分発横浜行を二俣川止まりに短縮し、湘南台0時26分発二俣川行は取りやめ。
 今春の最終電車の繰り上げを発表している

りんかい線 通常通り運行。
 20日より、平日・土休日とも、大崎0時17分発東京テレポート行を取りやめ、0時01分発を6分繰り下げる。


つくばエクスプレス 通常通り運行。「TX PLAZA秋葉原」は休業。
 20日より、平日・土休日とも、北千住0時25分発八潮行・秋葉原0時18分発守谷行を取りやめ。
 今春の最終電車の繰り上げを発表している。

関東鉄道 通常通り運行。
 23日より、平日・土休日とも、取手~水海道間最終1往復(取手0時19分発・水海道0時04分発)を取りやめ。

新京成 通常通り運行。20日以降の運行に関するリリースは、今日現在は出ていない。

北総 通常通り運行。
 20日より、京成高砂0時10分発(羽田空港始発)印旛日本医大行を取りやめ。

東葉高速 通常通り運行。
 20日より、西船橋発東葉勝田台行最終電車を、10分繰り上げ。
 3月13日ダイヤ改正時の、最終電車の繰り上げ・夕刻以降の運行本数見直しが発表になっている。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、31日までの運用を公表している。
 20日より、モノレール浜松町0時01分発羽田空港行区間快速を取りやめ。
 今春の最終電車の繰り上げが発表になっている。

ゆりかもめ 通常通り運行。
 20日より、新橋0時20分・0時30分発有明行を取りやめ。

多摩都市モノレール 通常通り運行。16日は大学受験対応のため、臨時列車を運行。
 20日より、多摩センター0時00分発上北台行・0時17分発立川北行・上北台23時55分発多摩センター行を取りやめ。多摩センター23時43分発は立川北止まりに短縮。

舞浜リゾートライン ディズニーリゾートラインの正確な運行状況は公式Webでは解らないが、TDRが短縮営業を行っているため、モノレールも対応して、運行時間の短縮を行っていると思われる。

千葉都市モノレール 通常通り運行。20日以降の運行に関するリリースは、今日現在は出ていない。ウィルス対策とは関係ないが、千葉駅構内のポイントの工事のため、23日(土)は21時00分から最終まで、千葉みなと~千葉~県庁前間を運休し、代行輸送を行う(代行バスは千葉みなと~千葉駅西口間で運行)。千葉~千城台間は折り返し運転。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。
 20日より平日のみ、赤羽岩淵0時42分発(日吉始発)浦和美園行・浦和美園0時06分発駒込行を取りやめ。

埼玉新都市交通 20日以降も通常通りの運行を行うと発表している。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。
 20日より、ブルーラインは平日のみ、湘南台0時39分発上永谷行・あざみ野0時49分発新横浜行を取りやめ。グリーンラインは、平日は日吉0時40分発、土休日は日吉0時22分発中山行を取りやめ。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。
 20日より、横浜→元町・中華街間最終を12分(土休日10分)、元町・中華街→横浜間最終を12分(土休日9分繰り上げる)。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。
 20日より、上下とも全区間で、最終電車を最大34分繰り上げ。24時前には全列車の運行が終了する。ウィルス対策とは関係ないが、金沢八景駅構内の線路工事(構内の完全複線化)に伴い、2月14日(日)は初電~10時頃まで、バス代行輸送を実施。
 
湘南モノレール 通常通り運行。
 20日より、土曜日は平日と同時刻で運行。21時台以降15分間隔に減便。休日は、8時台までと19時台以降15分間隔に減便。最終列車は現状通り。

江ノ電 通常通り運行。「一日乗車券のりおりくん」などの企画乗車券は全て、発売を中止している。
 20日より、鎌倉23時03分発藤沢行は江ノ島止まりとなり、23時55分発稲村ケ崎行は取りやめ。藤沢23時18分発鎌倉行は稲村ケ崎止まりとなり、23時49分発江ノ島行は取りやめ。

箱根登山 通常通り運行。
 20日より、箱根湯本23時09分発・強羅22時41分発の1往復を取りやめ。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げ。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行(3月13日より全列車E257系置き換えで全車指定席となり、指定席料金が発表されている)。「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、1月21日までの運用を公表している。来年6月までは運行の見込みで、両編成とも1月から「Aqours」結成5周年記念ヘッドマークを付けて運行される。駿豆線1日フリー乗車券「Aqours結成5周年記念旅助け」(大人のみ1,300円(クリアバッジ込み))を終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)で発売しているが、混雑緩和のため、通信販売も行っている。通常の「旅助け」の干支シリーズ・丑年バージョンも、終日有人駅で発売している。大人のみ1,040円。佐野美術館(三島田町駅が最寄り)の「原田 治 展「かわいい」の発見」とタイアップ、1編成(3505F)にヘッドマークを取り付け、中吊・車額ポスター4種類を、車内に掲示する(車体へのラッピングはしない)。2月14日まで運行、運用も公表されている。24日より、記念乗車券も終日有人駅で発売。通信販売も行う。
 JR東日本・伊豆急行との共同企画で、「ありがとう185系特急「踊り子」入場券セット」を発売する。1月24日より、三島・大場・伊豆長岡・修善寺駅で発売する。840円。通信販売も行う。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。「リゾート21」の展望室は、デッキ側3列のみ使用(前部3列は使用不可)。「サイクルトレイン」の取り扱いを再開している。南伊東・川奈・富戸・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田からの乗車に限定(川奈・富戸は窓口営業時間外で利用できない列車がある)。「伊豆急×駅メモ!&アワメモ!桜と踊る伊豆の旅 デジタルスタンプラリー」を、3月10日まで実施。1月までの「下田水仙編」と、2月からの「河津桜編」の2部構成。リゾート21黒船電車に、ヘッドマークを掲出(「下田水仙編」期間中)。「地域活性化トレイン」を運行中。JR東日本・伊豆箱根鉄道との共同企画で、「ありがとう185系特急「踊り子」入場券セットを発売する。24日より、伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田駅で発売する。850円。16日より、各駅の窓口営業時間を変更する。富戸(4月1日~)・城ヶ崎海岸・片瀬白田・今井浜海岸・蓮台寺の各駅は無人化。その他の有人駅も全て、朝方・夜間の窓口の営業がなくなる。伊豆急下田・伊豆高原の案内所は、当分の間休業。
 3月13日改正時より、最終電車の繰り上げ・夕刻以降の運行本数の見直しが、発表になっている。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔フジサン特急〕〔富士山ビュー特急〕は運休中(JRからの〔富士回遊〕は、定期3往復は運行)。最終電車は大月発平日22時30分・土休日22時05分、河口湖発平日22時09分(通常時刻)・土休日21時18分に繰り上げ。

小湊鐵道 今日16日より、減便ダイヤで運行。

いすみ鉄道 8日から、土休日運行の急行2往復(大多喜~上総中野間の普通列車区間も含む)の運行を取りやめている。その他の列車及び平日は通常通り運行。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめている。

秩父鉄道 「計画運休」ダイヤで運行中。「SLパレオエクスプレス」は、今年は2月13日より運行開始予定。全車指定席となり、「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約制。

*** バス *** 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。

東京都営 通常通り運行。
 20日より、〔深夜02・03・10・11〕系統で、最終バスの時刻を繰り上げる(各系統1便ずつ減便)。

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。浦安線・舞浜線は16日にダイヤ改正を実施。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンライナー」は、16日よりフラワーバス担当便は全便運休(御成台車庫~東京間の担当便は、京成バスが代替運行)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。16日より、幸町団地線・メッセ新都心線・美浜リゾート線でダイヤ改正。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「佐倉1日フリー乗車券」を発売中。限定1,000枚。大人600円。5月16日までのうちの1日有効。佐倉草ぶえの丘などの観光施設が、団体割引料金で入場できる。「マイタウンダイレクト」は16日より、、平日は東京発夜間2便、土休日はグリーンバス担当全便が運休。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。日光鬼怒川線は通常通り、〔SL大樹〕運行日に運行。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、2コースとも運休中。深夜バスは14日より、一部の系統で再度運休。運行を継続しているのは、10路線11便。
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行(3月7日まで、土休日に臨時便を運行)。

西武バス メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行(3月7日まで、土休日に臨時便を運行)。土休日運行の〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちの休園に伴い、西武園駅発着の〔所18〕系統として運行。深夜バスは18日より、全便運休する。本川越駅~南古谷線は、今月一杯運休(土休日1往復のみ運行で、再開は2月6日)。2月より、群馬大学・日本モビリティなどと共同で、〔飯20〕系統(飯能駅~美杉台ニュータウン)において、一般路線バス形態による自動運転実証実験を開始する。

関東バス 一般路線は通常通り運行。吉祥寺駅~お台場間直行バスは、運休中。

立川バス 一般路線は通常通り運行。16日にダイヤ改正を実施。〔昭27〕〔昭28〕系統を廃止し、〔昭23-2〕系統(昭島駅北口~南享保~西武立川駅~イオンモール)を新設。〔拝13〕系統(昭島駅北口~拝島駅)は、平日1往復のみに削減。18日~2月5日の平日は、土曜ダイヤで運行する(富士見町団地線は平日ダイヤ(深夜バスは運休)・イオン線は臨時ダイヤ)。

西東京バス 八王子駅~工学院大学間直通便を減便(一般路線は通常運行)。京王八王子駅~純真女学院間急行便はの、土曜日の女学院発14時30分以降の便を運休。その他の一般路線は通常通り運行。

京王バス 一般路線は通常通り運行。16日に、京王バス小金井でダイヤ改正を実施。〔武42〕系統を新設。国分寺駅北口に乗り入れ。〔武41〕系統の一部便を立て替える形になる。〔武41〕系統の深夜バスは、武蔵小金井駅北口発23時39分発の1本のみとなる。〔磨01〕〔武84・85・94・95〕系統は、土休日夜間に運行区間の短縮(〔武85〕→〔武84〕)、多磨霊園駅発最終の繰り上げが行われる。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。美術館の改修による長期休館のため、14日までの間、臨時ダイヤで運行。三鷹駅7時20分~9時20分発、16時40分~18時40分発の間、それぞれ20分間隔で運行。
 小田急電鉄の提携により、小田急グループのバス6社(小田急バス・立川バス・神奈中バス・江ノ電バス・箱根登山バス・東海バス)の一部のバス停(計2,400ヶ所)が、順次「ポケストップ」となる。

東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。日吉・センター北・たまプラーザ・新百合ヶ丘~Yeti・ぐりんぱ間の高速バスは、今日16日より運休。12日より、〔柿01〕〔柿02〕〔た31〕系統は、土曜日は土曜ダイヤで運行する。〔青118〕〔市03〕系統は運行時刻を変更する。
 来年4月1日からの、一部系統の運行形態変更が予告されている。〔都立01〕系統を廃止、〔玉31〕系統を成城学園前駅まで延伸。〔渋55〕系統は、渋谷駅~東北沢駅間に短縮。

京浜急行バス 〔八8〕系統は土曜ダイヤで運行。東朝比奈循環〔朝1・2〕系統(六浦駅~三信住宅)の実証運行は、一時休止している。16日より、金沢文庫駅発着各系統でダイヤ改正を実施。全体的に減便し、土曜ダイヤと休日ダイヤを一本化。最終バスが若干繰り上げになる系統がある。
 20日より、各地区で主に23時台以降(一部22時台)便の運行を取りやめ(既に昨年4月21日より運休となっている便も含む)。


KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線・小平国分寺線とも全日、土休日ダイヤで運行。

東京BRT:プレ運行中。日中は虎ノ門~晴海間毎時3本+新橋~晴海間毎時1本で、連節バス(エルガデュオ)は、6時台1往復を除いて、新橋~晴海間で1時間毎の運行。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」を、発売している。紙券の他、モバイルチケット(LECIPのスマホアプリ「QUICK RIDE」)でも発売する。大人700円・小児350円。

新京成バス 船橋新京成バスは15日より、一部系統が特別ダイヤで運行されている。深夜バス・早朝バスは、一部を除いて取りやめ。松戸新京成バスは、一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。香取市「佐原循環バス周遊ルート」は運休。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。16日よりみ春野線・横戸線・寺山線・四勝線でダイヤ改正を実施。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は今日16日より、朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。一般路線は、平日は一部の系統が土休日ダイヤに変更または運休。土休日は一部の系統・便が運休。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。

日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。その他の一般路線は通常通り運行。アニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」ラッピング車が、館山市内線(館山航空隊~館山駅~なむや・小浜間)で運行、館山駅前発の時刻・行先が公表されている。館山市街地循環バスの実証運行が行われている(3月5日まで)。日東交通は南ルートを運行。18日より、館山発着の丸線・平群線のルート変更を、実証運行として、3月14日まで行う。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 全線で最終バスを繰り上げている。主に22時00分より後に始発地を出発する便を取りやめ。

朝日自動車 通常通り運行。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は「2020年度運行スケジュール」に基づき運行中。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。

関越交通 一般路線は通常通り運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、平日・土休日とも減便して運行している。平日は、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)は運行しない。その他の一般路線は通常通り運行。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅前20時18分発・ハンマーヘッド20時37分発が最終となる。大さん橋客船ターミナル循環系統は、当面運休。26系統の海釣り桟橋~横浜港シンボルタワー間は、工事のため2か月程度運休。

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中(緊急事態宣言終了までの予定)。市立川崎高校直行バスは、18日より全便運休(時差登校のため。2月3日は運行予定)。

神奈中バス 通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。16日より、大和〔営〕で、町田・成瀬駅発着系統を中心にダイヤ改正を実施。〔町88〕系統(町田バスセンター→車庫前(大和営業所))の深夜バスは取りやめ。町田~昭和薬科大学間の系統は廃止。〔市02〕系統(市が尾駅~長津田駅)は、土曜日早朝1往復の運行に変更(土曜日が休日になったら運休)。16日より、茅ヶ崎〔営〕・平塚〔営〕で、茅ヶ崎駅発着系統の一部(特に文教大学関連)でダイヤ改正を実施。乗り場の変更も行われる。

相鉄バス 一般路線は通常通り運行。プレジャーフォレスト行高速バスは、今日16日より運休。

臨港バス 一般路線は通常通り運行。「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行する。

江ノ電バス 土曜ダイヤがある路線は、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜バスは平日も含め、全便運休。「鎌倉フリー環境手形」は、発売を中止してい。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。一般路線は、箱根新道線は箱根湯本駅発1本(12時10分発)、箱根町港発8本(3本は小田原駅行)を運行。御殿場プレミアムアウトレット路線は1時間に1本程度の運行で、平日は最終を繰り上げ。その他、箱根地域内路線は通常の8~9割の運行。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行(大雄山駅~道了尊路線、真鶴町内路線は通常通り)。湯河原~箱根線は運休している。小田原~箱根線は、17日まで特別ダイヤ。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは21分間隔運転を継続。16日からは30分間隔で運行。「大和田シャトルバス」は2月7日まで、土休日は運休。「TOKYO NO KABA」は、緊急事態宣言終了まで運休。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は9~15時台の7往復(60分間隔)。土休日のみ、河口湖駅発毎時30分・河口湖自然生活館発毎時57分を増発。「ブルーライン」「グリーンライン」は各3往復のみ運行。河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレットは減便。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線は一部減便。天下茶屋線は土休日のみ1往復運行。スバルライン五合目線は1日より、土休日のみ1往復運行。富士山世界遺産ループバス、富士山駅~馬返線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は当分の間、平日は10時45分・13時45分発便を運休。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス 「三島・河口湖ライナー」は、特別ダイヤ(3往復)で運行している。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。「四市周遊バス」は運行を中止した。

東海バス 全エリアの大半の系統が減便。三島駅~修善寺~松崎間快速は引き続き運休。午前コースの降車場所、午後コースの到着場所に、堂ヶ島を追加。1月31日までの間、「水仙まつり」開催に伴い、伊豆急下田駅~爪木崎間に臨時便を運行(臨時便は須崎海岸を経由しない)。PASMOの導入が発表になった。来年3月中旬、熱海市内路線(熱海自然郷線を除き、「湯~遊~バス」は含む)でサービス開始。「三島エクスプレス」は8日より全便運休。定期観光バスも、引き続き運休する。熱海市内「湯~遊~バス」は、22日より再度全便運休になる。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。宇都宮では平日に臨時便を運行中。館山支店の一般路線車両に、「戦翼のシグルドリーヴァ」のキャラクターを描いた、部分的なラッピングを行っている。館山市街地循環バスの実証運行が行われている(3月5日まで)。JRバスは北ルートを運行。「JR竹芝 水素シャトルバス」(JR東日本から委託 無料)は3月いっぱいまで、ポートシティ竹芝の発着を中止している。23日より、土休日も平日ダイヤで運行。

 この他、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の事業者では、緊急事態宣言発出を理由とした定期券・回数券の払い戻しについて告知している。また、企画乗車券の発売を停止している事業者が多数ある。バスではツアーの中止が多数発生している。東京メトロ・都営地下鉄以外でも、各種窓口の営業時間の短縮や、休業を行う所がある。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。特に今回はかなりのボリュームとなったため、完全には筆が回らなかったろう事は、お断りしておきます。それだけ、今回の緊急事態宣言が、交通業界に与える影響が、極めて大という事だと思います。
 前回の緊急事態宣言はGWにかかり、行楽に関する輸送がことごとく運休になったため、交通業界の被害が甚大なものになりました。今回は元々利用者の減少が著しかった夜間だし、7日までとされている今回の期間中は、日本では大型の連休はありません。前回に比べると、外に出る人が多いのは、ある程度は仕方がない事でもあると、思いますよ?年末にも書いたけれど、「リモート」や「バーチャル」はしょせん、「リアル」には勝てないものだと、少なくとも私は痛感しましたから。他の皆さんも、そうではないですか?しつこいんだけれど、政治・行政の在り方がどうであろうと、自分の命・健康や、自由な暮らしを護るのは、最終的には私たち一人ひとりの自覚以外にはありません。となれば、私を含めた皆さんが、自らを守る行動を取る事で(最低でも、マスクは必須!)、比較的閑散な時期の間に、少しでも感染が収まり、2月下旬からと聞いているワクチン接種開始までは、持ちこたえて欲しいと思います。でないと、公共交通の犠牲は、見るに堪えないので。乗り物のことごとくが空気輸送、というGWで起きたシーンは、もう見たくはありません。交通の自己犠牲が報われる状況が来る事を、強く望みます。

モニター.jpg
 ところで、これは横浜市営地下鉄の駅のモニターの表示で、要は20日からの終電近辺のダイヤの削減を予告した内容が表示されています。
 でも、ここで今、このような表示は必要でしょうか?横浜市営地下鉄に限った事ではないが、モニターの運行状況は、直近の自線、あるいは直接接続する近隣の他社線の、「現在」の運行状況を旅客に知らせるためにあるはずです。つまり、ある程度緊急性・速達性が求められるはずだが、①まだ4日後の話。②最終電車近辺だから、大半の乗客は関係ないだろう。少なくとも、他の情報を差し置いてまで急いで知らせなければならない事ではない。③時刻等があらかじめ決まっている事で、駅の時刻表などにお知らせを掲げれば解る事のはず(この駅にも、最終電車取りやめの告知が別に改札付近にありました)。改札を通過する際にモニターを見る乗客が知りたいのは、「今、市営地下鉄をはじめとする近隣の鉄道は、正常に運行されているのか?」という事のはずです。特にJR東日本で顕著だが、いろいろな点で、何か情報提供の優先順位が間違っているように思えてなりません。一度、表示内容が本当に旅客が求めているものなのかどうか、点検を行う必要があるのではないでしょうか?

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
15日 吉川 貴盛元農水相 収賄罪で在宅起訴
(モンテローザ 「白木屋」「魚民」都内61店舗閉店発表)
16日 ドイツ キリスト教民主同盟 新党首にアルミン・ラシェット氏選出
(インド 新型コロナワクチン接種開始)

 ドイツも9月に連邦議会選挙があるが、今の首相のメルケルさんは政界を引退するので、結果がどうなろうと新政権という事になります。メルケルさんは2005(H17)年から16年首相をやっていて、西側先進国の政治の最高指導者では、異例の長期政権になったと思います。この間日本は小泉・安倍(2回)・福田・麻生・鳩山・菅(かん)直人・野田・菅(すが)義偉と首相が8人、米大統領もブッシュ・オバマ・トランプに来週からバイデンで4人、フランス大統領がシラク・サルコジ・オランド・マクロン、英首相もブレア・ブラウン・キャメロン・メイ・ジョンソンで5人、ですからねえ。新首相がだれになろうと、ドイツも、行きたいなあ。特に、モノレールが走っているヴッパータール。

№2275 バスラマインターナショナル183(ぽると出版)

「バスラマインターナショナル183」、先月末通常通り刊行になったのに、大幅に遅くなってしまいました。

横浜市営バスEV.jpg
 実は、この更新の数日前、横浜市営のEVに乗ってきました。運用が公表されているわけではないから、寒空の中横浜駅西口のバスターミナルでいつ来るかと待っていたのだけれど、本文記事とは若干異なり、昼頃の50系統(横浜駅西口→神大寺入口)・346系統(神大寺入口→横浜駅西口 50系統の復路となる35系統のうち、松本から横浜駅西口までノンストップでショートカットする急行便)になりました。横浜市の事前のリリースでは、26・34・36・59・87系統と記されていたから、やや意表を突かれたのだが。

横浜市営バスEV座席.jpg
 この両系統(事実上同じ)の特徴としては、松本~神大寺入口間は、丘陵地帯の、住宅街が連なるやや幅の狭い尾根道を走るという事だろうか(だからランドマークタワーなどのみなとみらい地区のビル群も、見る事ができます)。急カーブに急こう配もあり、大型車としてはやや難儀な路線だと思う。
 技術的な事は解らないし、ドライバーの運転の様子も見られないが(最前部シートは使用中止だし)、まずは、とにかく静か、というのが第一印象。一番後ろに座ったが、車内アナウンスをかなりハッキリと聞き取れたのが、印象的でした。また、ところどころ道路に面して商店もあるのだが、排気ガスがない、というのは歓迎材料になるだろう。浅間町〔営〕が多彩な性格の路線を管理するのでEVの配置先に選ばれた、という事だが、生活環境に敏感な住宅地を走る路線が、EVには一番向いていそうな気がしました。
 浅間町〔営〕にはすでにハイブリッド車が多数あるし、CNG車もまだ残っているが、在来の低公害車との比較(特に今回は、国産バス同士)は、興味が持たれると思う。どこかで検証した記事が欲しいです。改造などのコストが低く抑えられたら、もう少し普及が進むのではないだろうか。

 協同バスのBYD導入も興味深い。協同バスはCNG車への改造が多い、というイメージがあったのだが、EVにかじを切るという事だろうか。「ENEOS」というのは最初はやや?だったのだが、ENEOSがバッテリーのリサイクルにも取り組んでいるとは知らなかった。久喜市のコミュニティバスは、今日現在では、EV導入の発表はない。
 西武バスと東武バスのSORAは、同じ水素ステーションで充填を行うが、「エア・リキード所沢松郷水素ステーション」は、浦和所沢バイパスと県道が交差する松郷交差点の近く(所沢ナンバーを交付する登録事務所のすぐ近く)で、東所沢駅のやや北に位置するから西武バスはいいが、東武バスは、鶴瀬駅とも、新座〔営〕ともかなり遠い。せっかくの水素が長大な回送で無駄になってしまわないかと思うが、どのくらいの頻度で充填するものだろうか。いくつか施設を使えるJRバスとは対照的とも思えて、郊外部での水素バスの普及は、充填設備の適切な配置もポイントになるだろう。

バス事業者訪問 219 芸陽バス

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 まず運行される範囲は、三原から広島までのJR山陽本線の沿線をカバーしていて、路線の整理も行っているが、それでもかなり範囲が広い。運行便数は解らないが、東の三原から西の広島まで、普通の芸陽バスだけで乗り継いで行けそうだ。本郷と白市の間は路線がなくて、三原~西条間は山側と海側、大きく離れたルートの選択になるのが面白い。
(以前行った事がある上竹仁は、後に路線再編成で途中経由地となり、土日も乗り入れになったが、結局現在は廃止になっているようだ。再公開はもう少し待ってください)
 輸送人員は、2016(H28)年間では300万人台をキープしていたが、この3年間は、かなり落ち込みがきつい。2019(H31~R元)年は、1年間で40万人近く、14%も減少している。路線の整理は一段落していたはずで、集中豪雨の影響もほぼなくなっていたろうし、何があったのだろうか(「年」であって「年度」ではないのか。「年度」だったら、年度末のコロナ禍の影響もあったかも知れないが)。
 コロナ禍という点では、ここでも「バス離れ」が指摘されている。テレワーク普及や高齢者の通院の頻度が減っている上に、通院でマイカーなどへの転移が見られる、渋滞の影響はコロナ禍以前と同じだと。何回か書いているが、芸陽バスに限らずどこでも、非常に懸念される傾向だと思います。いくらバス(に限らず交通全体)がウィルス対策を徹底しても、外的な要因による減少は、手の打ちようがない。
 広島のバス事業者の協調関係は頼もしい。親会社となった広島電鉄の影響が大きいと思うが、隣の岡山市のスッタモンダを見るにつけて、余計そう感じます。見聞きする限り、広島県では、新規事業者の参入は、地方部のコミュニティバス的な路線を除いてはないみたいで、この良好な関係が続く事を望みます。広島県に限らないが、どこの事業者も乗客減やドライバー不足といった課題は共通なのだから、もっと踏み込んで、路線やダイヤの再編成、インフォメーション体制の共通化などに、業界全体で踏み込んで取り組んでもらいたい。鉄道のJR西日本との連携の強化も一層望まれます。
 広島電鉄の傘下となったのは2012(H24)年と比較的最近だが、貸切バスは既に全部広電グループ統一カラーになっている。それ以前のカラーはもう残っていないのだろうか。高速車は「たまゆら」ラッピングがある。
 カラーリングは、現行のシンプルなパターンと、90周年記念のカラーがあるが、「アーカイブス」のパステル調が印象深いです。モノコック車だと、こちらの方がフィットしていると思う。テキストでは芸陽バスより、日野車体へのコメントが目立つ気がする(ボディがモノコック→スケルトンへと移行する頃が中心なので)。

バス事業者訪問 220 鯱バス
 個人的には、「東急鯱バス」の社名が印象に残っています。
「Go To トラベル」は、ここでは好意的に受け止められているよう。ここでも「車庫巡りツアー」というのがあったんだ。東海バスでやっていたのはフェイスブックで知っていたし、他にも同様のツアーを行った事業者も少なくなかったようだが。それだけに昨今の「緊急事態宣言」再発出(愛知県・岐阜県も昨日再発出された)は打撃ではないだろうか。「需要が冷え込まないよう祈っている」と語っているようだったが…。
(政治的には、「Go To トラベル」は批判も多く、その言い分も解るが、これによって大いに助かった、という人々、業界が少なくない事も、少しは理解すべきではないか)
 車両アルバムの貸切車には「(徳川)家康」があるが、今年だったら同型で「(明智)光秀」があるようだから、そちらを出せば面白かった。出払っていて、撮影できなかったのか。でも「関白」って、人物の名前じゃないよね?(天皇に代わって政を行う位の名前)武将じゃない人もいるし、若き日の名前もある(「(木下)藤吉郎」は後の豊臣秀吉)。正室の名前とかもあるが、さすがに全部中京地域の武将というわけにもいかずに、結構全国に散らばっている。「春日局」「(前田)利家」「(真田)幸村」も大河ドラマの主人公になった人物だし、歴史が好きな人なら楽しめそうだ。路線バススタイルの企業送迎者は貸切と特定、両方あるが、どう違うのだろうか。個人的には、「観光バス」のカラーリングはやや古臭い気がするが、これで定着できているなら、敢えて変える必要もないか。このカラーリングのまま、現代的なアレンジを加える事が出来れば、と思うが、どうでしょうか。

私はドイツの韓国人バスドライバー
 №180から4回シリーズで連載されていた、ドイツのバスの運転手を目指した韓国人の自伝で、今回改めて読み直してみました。やや斜め読みになってしまったが。
 根本的な疑問として、なぜ異国の地のバスドライバーを目指したのか?普通にバスドライバーとして生計を立てたいなら、地元韓国でも十分だったはず。徴兵時代に軍用バスのドライバーをやっていたのなら、なおさら。テキストを読むと、単に運転の仕事だけでなく、そこからドイツを中心とした、欧州の交通システムの現状を学びたいという意思を感じました。また、はっきりとは口にしていないが、韓国では、バスドライバーは地位が決して高くない(これは日本でも同じだが)だろう事がうかがえます。
 それにしても、多国籍企業の海外転勤ならまだしも、いきなりよその国で、バスドライバーとして働くんだ(しかもシステムエンジニアの職を捨てて)、と言われたら、本人はいいだろうけれど、家族は確かに大変だ。普通の海外転勤だって大変なのに、まして行った先には、同国の同僚はいない。さすがに1回目は失敗に終わったが、2回目は相当準備万端整えていった事がうかがえます。そのくらいやらないと、海外でイチから職を得るのは難しいという事。ドイツの側も、懐自体は深そうです。勉強は当然大変だが。
 私はバスドライバーを目指した事はなかったから免許のシステムはよく解らないが、スイスの教則本を読むと、優先権は日本以上に厳しそうだ。「右優先」は、例え右側が自転車であっても最上位になるのは、日本にはない思想かも知れない。路面電車が最優先、というのは、うらやましいなあ。
 長年の努力が実ってバスドライバーとして独り立ちできた事は、めでたいと思います。今は教える側にもなっているそうで、これからの活躍を期待したいと思います。でも、さすがに後に続く人って、そんなに多くないだろうとも思います。自ら5~600㎞も面接のために移動して、バスドライバーの職を得ようとするのは、日本では考えにくい。たとえ同じ国内でも(最近の日本の「どらなび」のような就職相談会的なものが開催されているなら別だが)。
 ひるがえって日本ではどうだろうか。まず、日本人が他国のバスドライバーを目指したいと、考えるだろうか。欧州なら同じ左側通行のイギリスあたりになるのだろうが、基本的な生活基盤の確立だけでも苦労が大きいし、そもそも相手国が、遠い異国の国民を、労働者として受け入れてくれるだろうか?異国民を排斥する傾向が強まっている昨今の欧州の状況を見ると、特にそう感じる。即戦力として認められなければなるまい。最低限、英語はペラペラでないと。
 一方、日本では慢性的ドライバー不足で、外国人(この場合は東南アジア諸国など)を受け入れたいと考えている事業者は少なくないようだが、日本の法規に沿って安全運転ができる一人前のドライバーを、キチンと養成できるだろうか?最低、ここに挙げられたドイツくらいの制度・システムは必要だろうと思うが、整える事は可能だろうか?少なくとも、一事業者では無理だろう。国家レベルで取り上げる必要もあるだろうが、外国人労働者や、技能実習生に関してトラブルが少なくない日本だと、ちょっと?。ドイツ並みのレベルにはならないだろうと思います。
 ともかく、一韓国人の夢への挑戦は、読みごたえがありました。また、ドイツの交通システムの一環が垣間見えた事もあって、興味深い連載になったと思っています。もう少し、読み進めてみようと思います。

 次号のバス事業者訪問は大島旅客自動車と予告されています。伊豆大島のバス会社(以前の東海汽船のバス部門)で、離島のバス会社は事実上初めて(161号で瀬戸内海交通があったが、掲載時には、しまなみ海道で今治と結ばれていた)。観光が中心で、それゆえコロナ禍の現状は心配される(特に、本土からウィルスが持ち込まれるのが怖い、という点で)が、完全に本土から隔絶した環境では、どのような運行がなされているものだろうか。晴海ふ頭からの客船は海の状況で入港地が変わるので、その点大変だろうと思われるが。沖縄のバスも期待されるが、予告にはないが、西武バスが2月から、飯能市内の路線で、一般路線バス形態では初めての無人運転の実証運行を行うと発表しているので、速報でも取り上げられる事になるだろうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


「緊急事態宣言発出」に伴う国土交通大臣の要請を受けて、首都圏のJR・私鉄・地下鉄等の各社は昨日、一斉に20日からの最終電車の繰り上げ等を発表しました。今回の繰り上げは、各車が3月から実施すると予告しているものとは異なっていて、規模も様々です。次回まとめて書きます。
 明日は、軽井沢のツアーバス事故から5年です。私は去年夏、横川から軽井沢に向かうJRバスに乗車したが、その途中で、事故の慰霊碑を見る事になりました。このような事故が繰り返されてはならないが、コロナ禍の影響で、バス会社が旅行会社から、法令を下回る運賃での運行を要求されるとか、それを監視すべき「適正化センター」で、人員を削減せざるを得なくなっているケースがあるという事です。心配な材料だと思います。

《今日のニュースから》
13日 パナマ船籍貨物船 宮古島沖で浸水
(ロシア プーチン大統領 全国民の国産ワクチン接種推進指示)
14日 韓国 パク・クネ前大統領 懲役20年の判決確定
(バトミントン桃田 堅斗 10日間待機後自主練習開始)

№2274 相鉄線 鶴ヶ峰駅

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 相鉄線の各駅は、JR線との直通運転開始や、新しいブランドイメージの採用もあって、どこも大きく姿を変えつつあります。№2136の瀬谷駅に続いて、今回は横浜市旭区の鶴ヶ峰駅をご覧いただきます。
 2019(H31~R元)年度のデータがまだ公表されていないが、2018(H30)年度の乗降人員は57,578人でした。この3年間は横ばいです。相鉄線は長らく、急行と各停の2本立てのダイヤが続いていて、鶴ヶ峰は急行が通過だったのだが、以前から本線の急行通過駅の中では、ダントツの乗降人員がありました(現在でも、次に多い星川のほぼ倍)。1999(H11)年のいずみ野線湘南台延伸時に設定された快速が、初めて鶴ヶ峰に停車する急行系の列車となりました。くぬぎ台団地やひかりが丘団地、少し遠いが若葉台団地などが控えている事もあるでしょう。よこはま動物園ズーラシアへのアクセスとなる駅でもあります。どこも、バスへの乗り換えが必要になるが。駅ナンバリングSO09

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 以前の鶴ヶ峰駅。元々橋上駅舎であったものの、かなり手狭になっていて、需要の増加に追い付いていない所がありました。無論、エスカレーターもエレベーターも、ありませんでした。しかしよく見ると、イチから全部造り直したわけではなくて、今の駅舎にも、以前の面影が残っているように見えます。

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 北口のエスカレーター。ひかりが丘団地や若葉台団地、ズーラシアなどは、北口からバスターミナル(少し離れている)に出て、バスに乗り換える事になります。

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 北口のエレベーター。

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 一方、南口のエスカレーター。くぬぎ台団地方面はこちらから、市営バスに乗っていきます。
 なお、南口のエレベーターは、道路を隔てて建設された商業ビル「ココロット鶴ヶ峰」のものを利用します(24時間利用可)。

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 その「ココロット鶴ヶ峰」と、駅舎を結ぶ連絡通路。

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 コンコース。以前と比べたら、だいぶ広くなりました。

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 周辺の案内図。旭区役所の最寄り駅でもあります。

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 崎陽軒の売店。

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 券売機。左には、ゆうちょ銀行のATMがあります。

運賃表.jpg
 ところで駅そのものから少々離れるが、運賃表を見ると、相鉄線内の駅の運賃しか書かれていない。羽沢横浜国大からのJR線はもちろん、横浜からのJRや東急・京急、大和や海老名からの小田急の運賃もない。実際、券売機の画面をタッチしても、他線の運賃は表示されません。連絡きっぷは、もう発売していないらしい。初めて気づきました(瀬谷では気づかなかった)。ICカードへの移行が進んでいるからか?

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 改札口。

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 その頭上には、駅名にちなんでか、鶴のアート?がぶら下がっていました。

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 改札口の、発車案内表示。

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 精算機、だが、ICカードへのチャージが主流になっている感じ。

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 改札内の、コンコース。

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 改札内にファミリーマートがあるのは、瀬谷と同じ。

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 上りホームのエスカレーター。
 エレベーターは、撮り忘れました…。

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 待合室は、上下ホームにあります。上りホームはやはり広め。そうにゃんが描かれている。コロナ禍の影響で、扉が開けっぱなしにされていました。冬なのに…。

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 下りホームのエスカレーター。

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 下りホームのエレベーター。

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 下りホームの待合室。こちらはやや小ぢんまり。そうにゃんが描かれているのと、扉が開け放たれているのは、同じ。

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 ホームの駅名標。時刻表・路線図と一体化。だいぶオシャレになりました。
 現状の鶴ヶ峰駅の時刻は、基本的に快速と各駅停車のみ停車なのは変わっていない。一昨年のJR直通開始時に、平日の朝方上りのみ、通勤特急と通勤急行が停車するようになりました。ただ、JR直通は各駅停車しか停車しなくて、平日の朝方は設定なし(西谷で乗り換える必要がある)。逆に土休日だと新宿の先、それこそ埼京線に直通する各駅停車が、7~8時台に3本あります(7時03分発大宮行・7時43分発川越行・8時13分発武蔵浦和行)。今や埼玉県に行く列車が止まるんだ。

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 ホームの発車案内表示。これは上りで、新宿行の種別は緑で区別。日中は平日・土休日とも、毎時08分が新宿行になる(西谷で、横浜行特急を待つ)。

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 ホームはごく普通の相対式。ホームも昔は、だいぶ狭かったけれど、上下とも拡幅されています。ホームドア設置の準備が既になされています。小さくなっちゃったけれど、12時08分発新宿行となる、JRのE233系が進入してきます。

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 最後に、全然知らなかったけれど、鶴ヶ峰にも連続立体交差事業の話があるようで、ホームに小さくだが、説明会のお知らせがありました。特に、二俣川側に交通量の多い踏切(鶴ヶ峰2号踏切)があって(平日の日中だけだが、相鉄バスも通過する)、そこが最大の問題なのだろうと思うが、どんな形態になるのだろう。周辺の地形からして、高架化は難しいと思うのだが。大改築されたばかりの鶴ヶ峰駅だが、次の10年くらいで、また大きく変わる事に、なるのだろうか?

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
11日 アルメニア・アゼルバイジャン両国首脳 ロシア大統領仲介で首脳会談
(WHO調査チーム 14日に中国入り 中国政府発表)
12日 日産自動車元代表取締役裁判 元COO志賀 俊之氏証言
(内村 航平所属リンガーハット コロナ禍の経営悪化で契約打ち切り)

 昨日は成人の日、この状況でもそれなりに晴れ着姿の女の子をあちらこちらで見かけたけれど、「晴れ着+マスク」なんて、ミスマッチもいいところ…。緊急事態宣言発出の地域が関西などに拡大される事になりそうで、本当に、どこまで耐えれば良いのだろうか。「リモート」じゃ、元気は出ないよ。