№2265 JRグループ 2021年3月13日(土)ダイヤ改正

踊り子 E257系.jpg
 昨日は予告なく更新を見送って、申し訳ありませんでした。先週金曜日に発表になった、JRグループの来年3月13日(土)のダイヤ改正について突っ込んで書いていたら、時間がなくなったので。
 今年は、新型コロナウィルスによって徹底的に痛めつけられた1年となってしまったが、来春のダイヤ改正もそれを引きずった、全体的には減量色の濃い、重苦しい改正となります。首都圏や近畿圏の最終電車繰り上げは早い時期から発表になっていて、一般のニュースにもなっていたが、他地域、特に西日本・四国・九州の3社では、地方路線でも最終列車の繰り上げが相当数行われる事になります。大都会で繰り上がるなら、地方もそうでしょう。新しい列車もほとんどないし。ともかく、東日本から順にチェックしていきます。地元ゆえ、東海道本線の変化は大いに気になる所でした。
 
JR東日本
 JR東日本は今回のリリースに先立ち、各支社が独自に製作していたWebサイトを、本社に一本化しました。各支社からのリリースは本社と並んで発表されています。
(JR西日本と同じ形態になった)

新幹線
◆ 上野~大宮間(埼玉県内)の最高速度を130㎞/h(現行110㎞/h)に引き上げ、東京・上野発着各列車の所要時間を、最大1分短縮。
◆ 上越新幹線にE7系を追加導入し、〔とき〕4往復・〔たにがわ〕2往復をE7系で運行。今後もE7系を追加導入し、E4系「MAX」は来秋運行終了予定。
◆ 上越新幹線は、高崎7時17分発上野行〔たにがわ474号〕を、6時31分発東京行〔たにがわ472号〕にシフト。
◆ 東北新幹線〔はやぶさ20・37号〕(東京~新青森間)は取りやめ。上越新幹線〔たにがわ473号〕は、土休日は運休。

 なお別リリースで、新幹線車内サービスの見直しも発表されている。東北新幹線のグランクラスは、東京~盛岡・新青森・新函館北斗間〔はやて〕、東京~盛岡間〔やまびこ〕は座席サービスのみの提供となり、料金を引き下げ。アテンダントによるフルサービスが行われるのは、〔はやぶさ〕と東京~仙台間〔やまびこ〕(定期列車ではない)のみになる。現行ダイヤで見直しの対象(定期列車のみ)は〔やまびこ〕の下り51・53・55・57・59・61・63・65・67・69号・上り50・52・54・56・58・60・62・64・66・68号(全列車東京~盛岡間)。

在来線
◆ 東海道本線特急〔踊り子〕は、全列車E257系に置き換え。
 同時に停車駅の変更を行い、15号は川崎・大船・小田原・湯河原に、4号は大船・川崎に停車。網代は下り3・13号、上り4・16号の2往復のみ停車。東京発着の定期〔踊り子〕4往復は、網代以外は停車駅が統一される。
◆ 平日通勤時間帯に、特急〔湘南〕を新設。
 現行の〔湘南ライナー〕〔おはようライナー新宿〕〔ホームライナー小田原〕に代わる列車となる。現行の各ライナーと比較して、上りは平塚始発(6時25分)東京行2号を新設。12号(現行〔湘南ライナー10号〕)は旅客線経由に変更し、平塚・辻堂・大船に新規停車。下りは東京発23時30分(現行〔湘南ライナー17号〕)は取りやめ、18時00分発1号にシフト。
〔踊り子〕〔湘南〕は全列車全車指定席となり、新しい着席サービスを提供。
◆ 首都圏主要各線区で、最終電車の繰り上げを実施。
 既にリリースされているが、もう少し具体的な時刻が発表になった。今回は平日のみ(土休日は1月発表)。
◆ 房総地域にE131系を導入し、一部区間でワンマン運転を開始。
◆ 奥羽本線・秋田~土崎間に泉外旭川(いずみそとあさひかわ)駅を新設。
◆ その他、各地で運行形態・本数を見直し。常磐線各駅停車は、土休日の我孫子~取手間は取りやめ。

 在来線は、各支社別にもう少し詳しく見ます(複数の支社が記載している事項は、より関係が深いと思われる方に記載)。

横浜支社
◆ 東海道本線は、日中の平塚→熱海の運転間隔、平塚~小田原間の運行本数を見直す。現行の毎時7本(快速アクティー・特別快速含む)→5本(特別快速含む)に減便。早朝の国府津5時28分始発(現行3620E)を小田原5時21分始発、藤沢7時47分始発(現行1546E・土休日運休)を辻堂7時47分始発に延長。夕方に上野18時10分始発小田原行を増発。
 平日の通勤快速は、快速アクティーに変更。快速アクティーは、夜間の下りのみ運行。
◆ 湘南新宿ラインは、大船6時30分始発(現行2520Y)を15連に増結。
◆ 鶴見線は、上り最終電車(現行2300)を3分繰り上げ、鶴見着23時51分として、京浜東北線最終南浦和行(23時52分発)に短縮。同列車を含め、深夜帯で浜川崎~扇町間の一部列車を取りやめ。

八王子支社
◆ 高尾発着の特急〔成田エクスプレス3・7・50・52号〕は全列車八王子~高尾間を廃止し、八王子発着に短縮。
◆ 平日夕方の中央~青梅線直通快速2往復を、立川で分割。
◆ 〔あずさ43号〕の大月、〔あずさ18・33号〕〔かいじ39号〕の甲府での、普通列車への乗り継ぎを改善。
◆ 八高線は、平日夕方に八王子~箱根ヶ崎間1往復を増発。高麗川→八王子の1本は取りやめ。
◆ 武蔵野線は、平日朝方の府中本町→東所沢行の5本を取りやめ。

大宮支社
◆ 宇都宮線は、通勤快速を快速ラビットに変更し、尾久は通過。湘南新宿ラインも含めた全快速が東大宮に新規停車。上野23時38分始発(現行565M宇都宮行)を、東京23時32分始発に延長(行先は小金井に短縮)。朝ラッシュ時は運転間隔を考慮しつつ、本数を見直し。日中の上野始発・終着列車を毎時1本程度取りやめ。夕方は古河~宇都宮間で本数を見直し。
◆ 高崎線は、通勤快速を快速アーバンに変更し、尾久は通過。上野23時23分始発(現行861M籠原行)を、東京23時19分始発(1950E)に延長(行先は高崎に延長し、同列車が籠原→高崎間の最終となる)。なお、湘南新宿ラインの現行2870Yは、籠原行に短縮。日中の上野始発・終着列車を毎時1本程度取りやめ。

高崎支社
◆ 土休日の特急〔あかぎ〕が北本・鴻巣に停車し、停車駅を平日の特急〔スワローあかぎ〕と統一。平日の〔スワローあかぎ15号〕(上野22時50分発高崎行)・土休日の〔あかぎ10号〕(前橋9時08分発新宿行)は取りやめ。〔スワローあかぎ8・9・13号〕〔あかぎ8・9号〕は高崎~前橋間を取りやめ。〔あかぎ〕は5~7号車が指定席になり、普通車指定席を4両に拡大(〔草津〕と同じになる)。

水戸支社
◆ 水郡線は、3月27日(土)に全線の運行を再開する。
◆ 水戸線は、全列車でワンマン運転を実施(常磐線直通は、常磐線区間も含む)。E531系5連で運行し、全ドアで乗降可。
◆ 常磐線は、水戸5時04分発いわき行(現行521M)の水戸発を5分繰り下げ(いわき着は1分繰り下げ)。

千葉支社
◆ 内房線・外房線は、E131系導入により、普通列車の運行形態を変更。木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間をワンマンで直通運転し、外房線は原則上総一ノ宮で乗り換えとなる。特に内房線・千倉~安房鴨川間は全列車、E131系の運行となる。
◆ 内房線は夕方、君津折り返し列車の延長により、君津~上総湊間で6往復を増発。君津~館山間は運転間隔を見直し。
◆ 〔さざなみ9号〕(平日のみ運転)→普通列車へのでの、君津での乗り継ぎを改善(現行1127Mが木更津から千倉へ延長になり、君津で接続となる模様)。
◆ 外房線は朝方、勝浦始発の京葉線直通(現行2234M)が上総一ノ宮で総武線快速に接続後20分停車、大原始発(現行2236M)からの接続を取る形態となっているが、勝浦~上総一ノ宮間で京葉線快速と内房線普通列車を入れ替え、内房線普通列車が、上総一ノ宮で総武線快速に接続する形態となる。
◆ 〔わかしお19号〕(平日のみ運転)・京葉線直通→普通列車への、上総一ノ宮での乗り継ぎを改善(勝浦行が新設となる模様)
◆ 鹿島線は、E131系導入でワンマン運転を実施。E131系は成田~佐原間でも運用する(ワンマン運転は行わない)。
◆ 〔成田エクスプレス〕は、8号が新宿→池袋間延長。
◆ E257系5連で運用される〔わかしお〕は、土休日は指定席車を3両に拡大(平日及び255系運用列車は変更なし)。
 なお、成田空港アクセスは、〔成田エクスプレス〕の運休が続く事になると思われるが、ここでは記されていませんでした。

仙台支社
◆ 東北本線・仙台駅の上りは、11~14時台・20・21時台の発車時刻を10分間隔に統一。
◆ 東北本線は、原則郡山・福島・白石・仙台・小牛田で運転系統を分割し、異常時等発生時の影響を最小限に抑える。快速〔仙台シティラビット〕は普通列車に変更。仙台空港アクセス線の快速は、3往復中2往復を普通列車に変更。この他、東北本線・常磐線で運行本数・区間の見直しを行う。
◆ 仙石東北ラインは、石巻15時54分発快速(現行5546D)の塩釜→仙台間を、各駅停車に変更。
◆ 仙石線は、朝方の仙台~小鶴新田・東塩釜間4往復が、土休日運休になる。
◆ 陸羽東線・新庄→鳴子温泉間最終列車(現行732D)が5分繰り上げ。
◆ 只見線のE120形が、磐越西線の会津若松21時04分発野沢行(現行241D)で運行。

盛岡支社
◆ 東北本線は、午後の日詰~盛岡間普通列車1往復を、朝方にシフト。一関での〔はやぶさ19号〕→普通列車盛岡行の接続を改善。
◆ 花輪線は、午前に盛岡~荒屋新町間で1往復増発。下りは夜間の盛岡→荒屋新町間1本を削減、盛岡発最終は20時02分発鹿角花輪行となる。トータルで、荒屋新町→盛岡間が1本増。
◆ 山田線は、茂市~宮古間区間運転が、下り2本・上り1本取りやめ。
◆ 釜石線は、快速〔はまゆり〕が全列車松倉に停車。4号は約1時間10分、運転時刻を後倒し。
◆ 八戸線は、久慈発着1往復を廃止(下り鮫→久慈、上り久慈→階上)。八戸~鮫間は下り1本・上り2本を増発。全列車2連で運転。
◆ 大湊線は、快速〔しもきた〕2往復の青い森鉄道直通を廃止し、線内の普通列車として運行。1往復は2連→単行に変更。
◆ 津軽線のDC全列車、奥羽本線・弘前~青森間1往復のDC列車を、GV-E400形に置き換え。

秋田支社
◆ 男鹿線は、全列車EV-E801系に置き換え。「車載ホームモニタシステム」導入により、全ドアでの乗降が可能になる。
◆ 五能線は普通列車全列車、奥羽本線・秋田~東能代間2往復のDC列車を、GV-E400形に置き換え。東能代~能代間下り1本・上り2本を取りやめ、岩舘で乗り換えになっている早朝の上下1本を直通化。
◆ 羽越本線は、道川7時13分発秋田行(現行1527M)・吹浦7時04分発酒田行(現行240M)を取りやめ。羽後本荘7時09分発快速秋田行(現行3529M)を、普通列車に変更(折渡は通過)。
◆ 奥羽本線は、一部の列車が土休日運休になる。

新潟支社
◆ 長岡・燕三条・新潟で、上越新幹線⇔在来線の接続を一部改善。
◆ 白新線は、夜間の新潟~豊栄間1往復を新発田へ延長。
◆ 新潟→村上間快速〔らくらくトレイン村上〕・村上21時17分発新潟行快速(現行3950M)は取りやめ。
◆ 信越本線は、新潟→直江津間快速〔らくらくトレイン信越〕は、全車指定席の快速〔信越〕に変更。直江津→新潟間快速〔おはよう信越〕(全車指定席)は、〔信越〕と改称。

長野支社
◆ 松本・塩尻で〔しなの〕⇔普通列車、長野でしなの鉄道北しなの線→篠ノ井線普通列車の接続を改善。
◆ 小海線は、一部列車の運転区間を見直し(具体的な内容は記されていない)。

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JR東海
 今回は新幹線のみのリリースになりました。在来線を全く変えないとは思えないのだが(最終列車の繰り上げはしないとしている)、別途リリースが出るのでしょうか。

新幹線
◆ 東京20~21時台出発の〔のぞみ〕3本、東京着21時台の〔のぞみ〕1本を、東京~新大阪間で3分短縮し、2時間27分運転。
◆ 定期〔のぞみ〕と臨時〔のぞみ〕を入れ替え、定期〔のぞみ〕の東京~新大阪間2時間27分運転列車が増加。
 合わせて、定期〔のぞみ〕の半数の、上下計79本(現行より+15本)で、東京~新大阪間2時間27分運転を実施。
◆ 広島始発〔のぞみ88号〕の時刻を繰り上げ、東京着が9時台(9時57分)となる。
◆ 岡山行最終〔のぞみ113号〕・西明石行最終〔のぞみ115号〕の東京発を3分繰り下げ(新大阪から先の山陽区間は変わらない)。
◆ 山陽新幹線直通の臨時〔のぞみ〕を増強。
◆ 東京発20~21時台の〔こだま〕の運行間隔を改善。

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JR西日本

山陽新幹線
◆ 山陽新幹線〔のぞみ〕最大6本運転時間帯を、(新大阪基準)下り10~20時台・上り9~19時台に拡大
◆ 〔こだま〕は、夕方の岡山20時16分発広島行869号を取りやめ。博多18時31分発岡山行870号は、広島行に短縮。上下各3本は土休日運休。

北陸新幹線
◆ 富山7時51分発〔つるぎ707号〕は平日、金沢15時05分発〔つるぎ716号〕・20時25分発〔つるぎ726号〕は金曜日・土休日中心の運行に変更。

在来線
◆ 琵琶湖線(東海道本線)の特急〔はるか〕〔びわこエクスプレス〕は、全列車南草津(新規)・山科(追加)に停車。〔はるか〕は、米原発着の下り9号が野洲始発・13号が京都始発、上り50・54号は野洲行に短縮。米原~野洲間の電車特急は〔びわこエクスプレス〕1往復のみとなる。
◆ 特急〔らくラクはりま〕は、新大阪発着に延長し、大久保に新規停車。
◆ 特急〔こうのとり19・21・23〕号が、西宮名塩に停車。
◆ 白浜始終着の〔くろしお〕は、全列車が簑島・藤並・湯浅・南部に停車。
◆ 〔はしだて1号〕の時刻を変更(現行の〔きのさき3号〕の時刻)し、天橋立での滞在時間を拡大。
◆ 需要の変動に伴い、一部特急列車の運行日を変更。〔サンダーバード21・29・37・43号〕〔サンダーバード10・26・30・46号〕〔くろしお5・15・31号〕〔くろしお18・30・34号〕は金曜日・土休日中心、〔こうのとり7・13号〕〔こうのとり16・26号〕〔きのさき3号〕(現行の〔はしだて1号〕の時刻に変更)〔きのさき6号〕は土休日を中心に運行。〔はるか〕は7・17~45・49・53・57号、10・14~40・44・48・52・56号が、引き続き運休。〔サンダーバード28号〕が小松・鯖江に停車。

 在来線は、各支社別にもう少し詳しく見ます(複数の支社が記載している事項は、より関係が深いと思われる方に記載)。

金沢支社
◆ 特急〔ダイナスター〕は、現行の1・6号は取りやめ(多客期には臨時列車として運行)。
◆ 特急〔能登かがり火〕は、全列車3両編成を基本に運転。指定席を2両に拡大(多客期は6連で運転)。チケットレス特急券・e チケットレス特急券を、金沢~和倉温泉間に拡大。
◆ 七尾線は、普通列車を全列車521系に統一。車載型ICの使用を開始し、ICOCAエリアを七尾線に拡大。現行は413系・415系で6連があるが、改正後は最大4連。
◆ 北陸本線は、松任6時54分始発(現行1625M)を、美川7時00分発に変更(平日のみ運転になる)し、金沢7時12~32分の普通列車の到着が10分間隔になる。夕方に芦原温泉発福井行を1本増発。敦賀~金沢間の普通列車は、全列車521系となる。
(従って、金沢に発着するJR西日本の定期の普通列車は、全て521系になる)
◆ 高山本線は、平日朝方に越中八尾→富山間で1本増発。猪谷7時48分発(現行853D)は、越中八尾始発に短縮。
◆ 北陸本線は福井4時49分発敦賀行(現行快速2220M)、越美北線は越前大野5時00分(現在は5時10分)発九頭竜湖行(現行721D)、城端線は砺波5時38分発高岡行(現行320D)、氷見線は氷見5時30分発高岡行(現行520D)が取りやめとなり、始発列車が繰り下がる(越美北線は越前大野10時16分発が始発)。他にも北陸本線・高山本線で全区間または一部区間で取りやめがあり、北陸本線・七尾線・城端線では一部列車が土休日運休となる。時刻の変更により、高山本線・猪谷→越中八尾間は始発が繰り下げ、、小浜線・小浜→敦賀間は最終が繰り上げ。

近畿統括本部(アーバンエリア)
◆ 湖西線は、11~15時台の京都~近江舞子間運行列車の一部が、堅田~近江舞子間を取りやめ(同区間の普通は毎時2本となる)。土休日の10~16時台は、京都~堅田間の区間運転も取りやめ。
◆ 嵯峨野線(山陰本線)は、京都7時35分発(現行2201M)・8時05分発(現行2203M)を普通列車に変更し、各駅ホームの混雑緩和を図る。10~16時台の京都~嵯峨嵐山間の区間運転は取りやめ。
◆ 大阪環状線は、土休日の10~12時台のゆめ咲線(桜島線)直通を取りやめ。ゆめ咲線(桜島線)は、平日7~9時台の一部列車を取りやめ。
◆ 主要線区で、最終列車を繰り上げ。

和歌山支社
◆ きのくに線(紀勢本線)は、紀伊田辺~新宮間に227系を導入し、105系を全面的に置き換え。和歌山県内のワンマン列車は全て227系での運行になる。車載型ICの使用を開始し、ICOCAエリアを新宮まで拡大。御坊4時57分発(現行320M)と5時26分発(現行322M)を、御坊5時12分発に一本化し、始発列車は15分繰り下げ。和歌山6時05分発和歌山市行(現行221M)は6時16分に繰り下げ、始発列車は11分繰り下げ。和歌山0時03分発(現行は京橋始発397M)は23時31分に繰り上げ(ひとつ前の現行395Mを繰り下げると思われる)、最終列車は32分繰り上げ。日中の和歌山~御坊間4往復を、湯浅折り返しに短縮。
◆ 〔くろしお20・24号〕は新宮→白浜始発に変更。〔くろしお22・26号〕は白浜→新宮発に変更になり、南部・湯浅・藤並・簑島は通過となる。

福知山支社
◆ 播但線は、姫路~福崎間で下り1本・上り2本を増発。同区間は日中毎時2本運行が確立する。朝方に寺前~和田山~豊岡間の直通列車を1往復設定。姫路~寺前間はで最終列車を、下りは35分、上りは26分繰り上げ。
◆ 山陰本線各区間で最終列車を繰り上げる。園部~福知山間は、下りは37分、上りは32分繰り上げ。福知山~豊岡間は、下りは54分、上りは9分(城崎温泉は27分)繰り上げ。城崎温泉→香住間は50分繰り上げ(豊岡→城崎温泉間は3分繰り下げ)。浜坂→豊岡間はは10分繰り上げ。鳥取→浜坂間は41分繰り上げ。
◆ 播但線(寺前~和田山間)・山陰線(園部~居組間)・舞鶴線(綾部~東舞鶴間)の快速は全て普通列車に変更。

岡山支社
◆ 桃太郎線(吉備線)は、日中を30分間隔のパターンダイヤに統一。14~19時台は、岡山発毎時22・52分、岡山着05(14・15時台除く)・35分。
◆ 津山線は、津山→岡山間の始発を19分繰り下げ。岡山着が6時07分となるため、現行〔のぞみ84号〕(岡山6時01分発)には乗り継げなくなる。岡山→津山間の最終を14分繰り上げ。
◆ 山陽本線は、日中の岡山~和気間の区間運転を、岡山~瀬戸間に短縮。土休日の快速〔サンライナー〕を上下計3本に削減。赤穂線は、日中の岡山~長船間の区間運転を、岡山~西大寺間に短縮。

広島支社
◆ 山陽新幹線〔ひかり591号〕が東広島に停車。同列車の通過駅は、新倉敷・新尾道・厚狭の3駅のみとなる。
◆ 広島エリアでは、山陽本線・呉線・芸備線・呉線・可部線の各区間で、最終列車を繰り上げる。最大は呉線・竹原→三原間で、竹原発22時38分→21時13分と、1時間25分の大幅な繰り上げになる。広島からの呉線広行・可部線あき亀山行は、東京発最終〔のぞみ〕からは乗り継げなくなる。
◆ 山口エリアでは、山陽本線・岩徳線・宇部線・美祢線・小野田線・山陰本線の各区間で、最終列車を繰り上げる。最大は小野田線・小野田→宇部新川間で、小野田発22時20分→20時03分と、2時間17分の大幅な繰り上げになる。小野田線は、小野田からの最終電車が20時32分に宇部新川に到着すると、その日の運行が全て終了する。山陰本線・益田→東萩間も、益田発21時27分→19時11分と、2時間16分の大幅な繰り上げ。徳山からの山陽本線柳井行(下松から先)、新山口からの宇部線宇部新川行は、それぞれ東京発最終〔のぞみ〕からは乗り継げなくなる。
◆ 山陽本線(広島エリア)は、日中の広島~糸崎間毎時1本を、広島~白市間に短縮、白市~糸崎間は毎時1本に削減。日中の広島~岩国間毎時1本を、広島~大野浦間に短縮、大野浦~岩国間は毎時2本に削減。土休日運転の快速〔シティライナー〕は、朝夕の4往復に削減。
◆ 芸備線は、9時~15時台で、下深川~狩留家間を平日5往復・土休日4往復、狩留家~志和口間で平日2往復、土休日1往復削減。快速〔みよしライナー〕は、平日2往復・土休日4往復に削減。
◆ 可部線は、平日朝方に広島~緑井間1往復を増発。日中は、毎時3本中1本を広島~緑井間に短縮。21時以降は全列車4連で運行。
◆ 山陽本線(山口エリア)は、日中の岩国~小月間を毎時1本程度に削減。山陰本線は、日中の小串~岩槻間を毎時1本程度に削減。

米子支社
◆ 山陰本線(鳥取~米子間)は、下りは鳥取(平日)21時41分発倉吉行(現行267D)・(土休日)21時01分発倉吉行(現行263D)を、米子まで延長。平日・土休日とも、この列車が、倉吉から先の最終列車となる。米子21時18分発鳥取行快速(現行平日3430D・土休日3430K)が東山公園・名和・中山口・八橋・由良・下北条に停車、米子~倉吉間は各駅に停車。
◆ 山陰本線(出雲市~益田間)は、下りは出雲市19時07分発仁万行(現行365D)を、益田まで延長。上りは益田18時21分発江津行(現行354D)を仁万まで延長、仁万20時19分発出雲市行(現行368D)と一本化。
◆ 浜坂17時19分発鳥取行(現行541D・土休日は539K)の時刻を25分程度後倒しし、鳥取からの特急〔スーパーはくと14号〕〔スーパーまつかぜ11号〕の接続を改善。
◆ 土休日は倉吉止まりとなっている、鳥取7時25分発(現行229K)を、平日と同様に米子まで延長。
◆ 伯備線は、新見11時19分発米子行(現行827D)は27分繰り上げ、伯耆大山からの鳥取行、米子からの境港行への接続を改善。
◆ 木次線は、宍道11時12分発備後落合行(現行1449D)を15分繰り下げ、米子方面からの接続を改善。出雲横田13時01分発宍道行(現行1454D)を17分、木次(乗り換えになる)からは47分繰り下げ、米子方面への接続を改善。朝方の松江直通は南宍道に停車。
◆ 山陰本線で、一部列車が取りやめ。最終列車の繰り上げも行われ、最大の繰り上げは、浜田→益田間の68分。

 なお、本日別リリースで、伯備線・備中高梁~新見間の各駅で、ダイヤ改正と同日、ICOCAなどの全国相互利用ICカードが利用できるようになると、発表がありました。

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JR四国

◆ 〔南風〕〔しまんと〕は、全列車2700系で運行。〔あしずり〕は、5号(高知13:49 → 15:31中村)・14号(中村16:48→18:34高知)を2700系で運行。
◆ 土讃線・高知~土佐山田間で「パターンダイヤ」を導入。高知駅発は、9時44分~15時16分の間の毎時、13分(特急〔南風〕)・16分(ごめんなはり線直通)・44分(土讃線普通列車)に発車。後免13時49分発高知行を増発。
◆ 徳島線・徳島~穴吹間で「パターンダイヤ」を導入。また徳島~阿波川島間で4往復増発(上り1本は穴吹始発)。
◆ 〔宇和海3号〕の松山出発時刻を3分繰り下げ。
◆ 高知で〔南風25号〕+〔しまんと9号〕→普通列車の乗り継ぎを改善。須崎まで、その日のうちに行けるようになる。
◆ 高松・松山・高知・徳島発最終列車を繰り上げ。すでに10月1日から運休になっている列車6本に加え、取りやめとなる列車が増加する。
 高松発 予讃線 23時35分発琴平行(現行1267M)・23時59分発多度津行(現行161M)を取りやめ。最終は、23時13分発多度津行・23時29分発快速〔マリンライナー〕岡山行。
 高松発 高徳線 23時21分発引田行(4379D)・23時45分発オレンジタウン行(4381D 運休中)を取りやめ。最終は、22時04分発引田行・22時50分発オレンジタウン行(他に22時22分発〔うずしお〕徳島行がある)。
 松山発 予讃線下り 23時26分発伊予市行(現行4665D 運休中)を取りやめ。最終は、22時49分発八幡浜行。
 松山発 予讃線上り 23時24分発今治行(現行4558M)を取りやめ。最終は、22時06分発今治行・22時50分発伊予北条行。
 高知発 土讃線下り 23時10分発伊野行(現行4763D 運休中)を取りやめ。最終は、22時54分発須崎行。
 高知発 土讃線上り 23時15分発土佐山田行(現行4254D 運休中)を取りやめ。最終は、22時01分発土佐山田行・22時33分発安芸行。
 徳島発 高徳線・鳴門線 23時14分発鳴門行(現行4984D)を取りやめ。最終は、22時18分発板野行・22時54分発鳴門行。
 徳島発 徳島線 23時39分発阿波川島行(現行4483D 運休中)を取りやめ。最終は、22時57分発穴吹行。
 徳島発 牟岐線 23時39分発阿南行(現行4585D 運休中)を取りやめ。最終は、23時16分発阿南行。
※この結果四国では、終着駅に24時を過ぎて到着する普通列車はなくなると思われる。岡山からの快速〔マリンライナー〕3本のみか。
◆ この他、特急列車・普通列車の平日・土休日の設定見直し、時刻・行き先等を実施。詳細は発表されていないが、〔ミッドナイトEXP高松〕〔ミッドナイトEXP松山〕は廃止と思われる。

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JR九州

新幹線
◆ 博多~熊本間区間運転の〔さくら〕上下計2本・〔つばめ〕上下計13本を取りやめ。一部の博多~鹿児島中央間〔さくら〕を、各駅停車の〔つばめ〕に変更。一部の〔つばめ〕を、鹿児島中央に延長。
 山陽新幹線直通は変更しない。一日当たりの運行本数(平日)は121本→107本に削減。

在来線

◆ 特急の運行本数・運転区間を見直し。コロナ禍の影響で11月より、既に一部列車が運休しているが、さらに拡大する。
〔ソニック〕は、日中の速達タイプ6往復を臨時列車に変更し、需要の多い日に運行する。
(既に5往復が運休中だが、新たに29・46号を臨時列車に変更する)
〔かもめ〕は、39号を取りやめ。日中の下り1本・上り2本を臨時列車に変更し、需要の多い日に運行する。
(既に1往復が運休中だが、新たに36号を臨時列車に変更する)
〔にちりん〕3本・〔ひゅうが〕1本を取りやめ。〔にちりん16号〕は運行区間を宮崎空港→延岡間に短縮し、〔ひゅうが4号〕として運行。日中の〔にちりん9・12・17号〕〔にちりんシーガイア20号〕を含む)は、運行区間を延岡~宮崎空港間に短縮して〔ひゅうが〕として運行するが、需要の多い日には〔にちりん〕として延長運行。〔にちりんシーガイア24号〕は、小倉行〔にちりん〕に短縮。〔にちりん22号〕は、博多行〔にちりんシーガイア18号〕に延長。
〔きらめき〕は上下計5本を取りやめ。一方で小倉22時33分発下り〔きらめき〕を設定。
(既に1往復が運休中だが、新たに1・14・16号を取りやめ。16号の博多→小倉間は〔ソニック201号〕を繰り上げて運行)。
 1号の代替で、小倉5時台発の博多方面行快速(土休日は区間快速)を設定。
〔かいおう〕は、既に運休中の1・4・5号が取りやめ。
〔きりしま〕は、5・16・101・102号を取りやめ。
〔有明〕は廃止。1950(S25)年に客車の準急としてデビュー以来71年の歴史に、終止符が打たれる事になる。代替で大牟田→鳥栖間の快速を設定。鳥栖で〔かもめ102号〕に接続。
◆ D&S特急〔海幸山幸〕は、多客予想日には2往復を運行。
◆ 各地区の深夜帯の運行本数を見直し、最終列車を一部繰り上げ。
 博多発 鹿児島本線下り 20分繰り上げ、最終は0時06分発南福岡行。
 博多発 福北ゆたか線(篠栗線) 18分繰り上げ 最終は23時49分発新飯塚行き。
(鹿児島本線上りは変更なし)
◆ 宮崎は「アミュプラザ宮崎」オープンにより、各方面への最終列車を繰り下げる。
◆ 筑肥線・下山門~筑前前原間各駅の軽量型ホームドアが、稼働を開始。
◆ 福北ゆたか線(篠栗線)は、博多~篠栗間を、日中は毎時4→3本に削減。毎時2本の快速は、1本は取りやめ、1本は博多~篠栗間各駅に停車し、同区間は各駅に停車する列車が20分間隔で運転。筑豊本線は、直方~折尾間を毎時2本運行し、2時間毎に運行されている黒崎発着は取りやめ。直方発上り最終は32分繰り上げ、23時02分発折尾行。
◆ 肥前旭に区間快速3本が停車。
◆ 821系9両を福岡・北九州・熊本に、YC1系6両を大村線に、追加導入。
 改正後、一日当たりの運行本数(平日)は、特急272→243本、普通2,655→2,622本に削減。

 在来線は、各支社別にもう少し詳しく見ます(複数の支社が記載している事項は、より関係が深いと思われる方に記載)。

長崎支社
◆ 佐世保線は、肥前山口22時38分発佐世保行(現行951M)は、早岐止まりに短縮。早岐からの、普通列車の佐世保行最終は、22時57分発(長崎発快速〔シーサイドライナー〕現行3248D)。

大分支社
◆ 大分発 日豊本線下り 22時00分発幸崎行(現行4669M 亀川始発)は取りやめ。最終は、22時18分発佐伯行・23時30分発臼杵行。
◆ 大分発 日豊本線上り 22時41分発亀川行(現行660M)は取りやめ。最終は22時50分発日出行・23時30分発中山香行(他に22時55分発〔ソニック102号〕中津行がある)。
◆ 大分発 久大本線 22時20分発由布院行(現行4868D)・23時25分発向之原行(現行4872D 7月豪雨の影響により運休中)は取りやめ。最終は22時41分発由布院行・23時30分発三重町行。
◆ 大分発豊肥本線 22時22分発三重町行(現行4464D)は取りやめ。最終は22時50分発豊後竹田行・23時30分発三重町行。
◆ 現行〔ソニック54号〕→改正後〔ソニック56号〕は亀川に停車。現行〔ソニック56号〕→改正後〔にちりんシーガイア18号〕は、別府→中津間ノンストップで運行。
◆ 亀川23時05分発臼杵行(現行4669M)・由布院21時16分発大分行(現行4867D 由布院→庄内間は7月豪雨の影響によりバス代行)・三重町20時52分発大分行(現行4463D)は取りやめ。

熊本支社
◆ 熊本発 鹿児島本線下り 0時12分発八代由紀(現行5367M 大牟田始発)は取りやめ。最終は、23時52分発八代行。
◆ 熊本発 豊肥本線 23時38分発光の森行(現行1535M)は取りやめ。最終は、23時54分発肥後大津行。
(鹿児島本線上りは変更なし)
◆ 肥後大津5時39分発熊本行(現行1422M)・八代8時09分発快速熊本行(現行3380D)は取りやめ。

鹿児島支社
◆ 〔にちりん2号〕は門川に停車(時刻表にはないが、現在平日のみ臨時停車中)。
◆ 〔ひゅうが〕の日向住吉停車は取りやめ、全列車通過。
◆ 〔きりしま2号〕は三股・山之口・田野に停車。
◆ 鹿児島中央発 鹿児島本線 23時55分発川内行(現行2482M)は取りやめ。最終は23時30分発川内行。
◆ 鹿児島中央発 日豊本線 最終は22分繰り上げ、23時30分発国分行。
◆ 鹿児島中央発 指宿枕崎線 23時29分発喜入行(現行367D)は取りやめ。最終は、22時58分発喜入行・23時30分発五位野行。
※この結果鹿児島中央では、23時40分着〔みずほ615号〕からの、在来線の接続がなくなる。
◆ 鹿児島中央20時25分発(現行2470M)を、川内まで延長。串木野21時13分発鹿児島中央行(現行2477M)を、川内始発に延長。
◆ 「アミュプラザみやざき」オープンにより、宮崎発各方面は、最終列車を繰り下げる。日豊本線下りは、23時41分発都城行。日豊本線上りは、22時59分発延岡行・23時42分発高鍋行(他に23時24分発〔ひゅうが18号〕がある)。日南線は、22時50分発油津行。
◆ 日豊本線(宮崎発着)では、土休日運休の一部列車を、平日と同時刻で運行する。
◆ 日南線は、宮崎20時06分発青島行を増発する(時刻表にはないが、臨時運行中)。快速〔日南マリーン号〕は、上りは志布志始発に変更(現行1946Dと一本化だろう)し、下りは折生迫
・内海・小内海は通過として、上下で運行区間・停車駅を統一する。

 なお、久大本線は今年度内の全線の運転再開を目指すとされているが、今日時点では正式は再開日の発表はなし。

JR北海道
 北海道は9日に、先行して在来線の見直しについてリリースを出していました。今回北海道新幹線もリリースされました。ここでは在来線も改めて記します。

新幹線
◆ 東北新幹線・上野~大宮間の最高速度130km/h引き上げにより、東京~新函館北斗間の最速列車〔はやぶさ7・13・44号〕は1分短縮し、3時間57分で運行する。
◆ 〔はやぶさ7号〕から接続する〔はこだてライナー〕は1分繰り上げ。〔はやぶさ44号〕に接続する〔はこだてライナー〕は1分繰り下げ。

在来線
◆ 〔北斗〕は、上下最終となる23・24号を取りやめ、5・14号は、4・10・11月の水・木曜日(年間30日程度)運休。
 〔北斗22号〕は札幌発を36分繰り下げ、18時46分発(札幌→東室蘭間は現行〔すずらん10号〕とほぼ同じ)。新函館北斗で、北海道新幹線新青森行〔はやて100号〕には乗り継げなくなる。〔すずらん10号〕は札幌発を28分繰り下げ、19時14分発。〔北斗〕は全列車、通常は5連で運行し、多客時に増結。
◆ 〔カムイ9・28・29・42号〕は、土休日や多客期の運転となり、年間230日程度運休。
◆ 〔大雪〕は2往復とも、4・5・10・11月の火・水・木曜日(年間50日程度)運休。
◆ 〔サロベツ3・4号〕は、4・5・10・11月の火・水・木曜日(年間50日程度)運休。
◆ 〔おおぞら〕は全列車、通常は5連で運行し、多客期に増結。
※この結果、北海道の特急で、通常の最長編成は〔ライラック〕の6連。
◆ 快速〔エアポート〕3往復・函館本線上下計4本・学園都市線(札沼線)1往復は、土休日運休。函館本線ほしみ→岩見沢間1本は、ほしみ→手稲間が土休日運休。
◆ 札幌近郊では、札幌14時52分発小樽行(現行214M)・手稲19時02分発千歳行(現行1792M)・札幌11時27分発苫小牧行(現行2752M)・苫小牧13時19分発ほしみ行(現行2771M 札幌→小樽に変更)・苫小牧20時53分発札幌行(現行2819)は取りやめ。千歳20時47分発手稲行(現行1817M)は、苫小牧始発に延長。
◆ 学園都市線(札沼線)は、あいの里公園・石狩当別発着の上下計10本を、北海道医療大学に延長。
◆ H100形電気式DCを室蘭本線(長万部~東室蘭・室蘭~苫小牧間)・宗谷本線(旭川~名寄間)・石北本線(旭川~上川間)に導入し、所要時間を短縮、宗谷本線は旭川で〔カムイ〕〔ライラック〕との接続を改善する。
◆ 函館本線・旭川22時04分発滝川行(現行932D)、留萌本線・留萌8時11分発深川行(現行4924D)・留萌13時30分発深川行(現行4930D)・深川19時22分発留萌行(現行4933D)、根室本線・滝川9時42分発東鹿越行(現行2475D)・東鹿越12時09分発滝川行(現行2480D)・帯広10時02分発新得行(現行2430D)・新得10時35分発帯広行快速(現行3425D)、宗谷本線・旭川10時33分発比布行(現行1363D)・比布11時52分発旭川行(現行71364D)、石北本線・遠軽16時04分発生田原行(現行4667D)は、全区間取りやめ(富良野・東鹿越で接続する代行バスも取りやめ)。帯広17時52分発新得行(現行2556D)は芽室~新得間、厚内6時14分発釧路行(現行2571D)は、厚内~音別間を取りやめ。帯広18時19分発新得行快速(現行3436D)は、普通列車に変更。
◆ 函館本線の伊能、宗谷本線の南比布・北比布・下士別・東六線・北剣淵・北星・南美深・紋穂内・恩根内・豊清水・安牛・上幌延、石北本線の北日ノ出・将軍山・東雲・生野、釧網本線の南斜里、合計18駅は廃止。宗谷本線の蘭留・塩狩・日進・智北・恩根内・天塩川温泉・咲来・筬島・佐久・歌内・問寒別・糠南・雄信内・南幌延・下沼・兜沼・抜海、石北本線の瀬戸瀬、合18駅は、地元の管理に移行。根室本線の音別は無人化。

JR貨物
◆ eコマース需要の高まりに対応し、安治川口~盛岡ターミナル・名古屋ターミナル~福岡ターミナル・東京ターミナル~東福山の各区間で、コンテナ列車を各1往復増発。
◆ 顧客の要望が強い地域間で、コンテナ輸送力を増強。
◆ 広島ターミナルで大型コンテナ取扱個数を拡大。
◆ 東京ターミナル~名古屋ターミナル間1往復を、夜行から昼行に変更。
 EF210形18両、HD300形1両、DD200形6両を新製。フォークリフトは3型式・合計99台新製。

 以上、今回は少し突っ込んで書いてみたが、やはりやや簡単になってしまったと思います。JR以外では、小田急や、JR線と直通する第3セクター鉄道の一部からもリリースが出ているが、今回は省略し、改正ダイヤを掲載した、来年の時刻表の2及び3月号が刊行された時点で、改めて書きたいと思います。
 明るい話題は少ないが、敢えて探せば、東日本・北海道で、電気式DCの導入が加速するという事があるでしょう。去年も書いたが、鉄道でもピュアディーゼルエンジン車両は、地球温暖化阻止、という点で、今後さらに問題視されると思われます。新政権も温暖化阻止に本腰を入れる構えだし(全然不十分だ!という声もあるが)、鉄道に限らないけれど、環境への貢献は、公共交通の生き残り、という面で重要な課題になりつつあります。特に北海道は、輸送自体もスピードアップなどのメリットをもたらす事になり、特急と違って地味だけれど、経営再建の切り札として、大いに期待されると思います。
 来年1年も、コロナ禍の影響は間違いなく免れないが、一方で水郡線や久大本線の再開もあるし、とにもかくにも、JR以外も含めて、新ダイヤでこの困難な状況を踏みとどまって、2022(R4)年以降への明るい展望を見出して欲しいと願います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
21日 ダム貯水率低下で給水活動開始 千葉県南房総市
(米バイデン次期大統領 ファイザー社製ワクチン接種)
22日 戦略爆撃機 日本海・東シナ海上空で警戒監視活動 中国・ロシア両国発表 
(来年開催予定 卓球世界選手権 中止を発表)
23日 袴田事件 最高裁 東京高裁の決定取り消し・再審理命令の決定
(小池都知事 自民党二階幹事長らと会談 コロナ特別措置法・感染症法の早急改正を要望)

 日本もかなり大変だが、イギリスでは変異したウィルスが拡大した事で、ドーバー海峡を挟んだ輸送が大混乱に陥っていて、TVニュースを見たら、トレーラーが高速道上をどこまでも数珠繋ぎで、ビックリさせられます。欧州にとっては日本より数倍大事なクリスマスがもう明日明後日だが、過去に例がないほど深刻なまでに重苦しいクリスマス、となりそうです。さて、日本の年末年始・正月三が日はどうなってしまうのか。