№2246 「コロナ」と「豪雨」の四国~九州 陸海空立体旅行 6〈終〉.SKY018便

100 SKY B737-800.jpg
 前回SKYに搭乗したのは2015(H27)年1月5日。5年とちょっと前で、経営破綻の直前でした。A330-300に搭乗、売り物の全席「グリーンシート」で帰ってきたものでした。正月の多客シーズンを引きずっていて窓際を確保できなかったのが本当に残念だったが、グリーンシート自体は、結構いいアイデアかもなあ、と思ったものでした(当時は特にアメリカで、窮屈なキャビンから来るトラブルが相次いでいた事も聞いていたので)。しかし、直後の経営破綻で、結局A330-300はごく短期間の就航に就航に終わり、再びB737-800に一本化される事になります。
 あれから5年、ANAHDの資本も入った事で、不安定だった経営も立ち直り、徐々に当たり前の(SKYにとってそれが良かった事なのかは解らないが)キャリアに生まれ変わりました。現状はどうだろう、そろそろ、新生SKY便に乗ってみてもいいだろうと、帰路の羽田便はSKYを選択したのでした。

101 福岡市営地下鉄 マスク着用お願い.jpg
 福岡の地下鉄も当然、マスク着用のお願い。今は東京や大阪、北海道(特に札幌)がかなり厳しいが、そういえば春先の第一波は、福岡県が大変だったんだよなあ。西鉄がGW中は大幅減便になっていたほどなので(地下鉄は通常運転だったはずだが)。

102 福岡市営地下鉄 混雑度.jpg
 地下鉄の混雑度。

103 福岡市営地下鉄1000系.jpg
 1000系は地下鉄開通時の初代車両だからもうすぐ40年。更新工事も行われているが、そろそろ新車、という話は出ないのだろうか。

104 福岡空港駅ホーム.jpg
 福岡空港駅のホーム。ホームドアが稼働しているが、やはり狭いと思う。前にも書いたが、ダイヤ面でのフォローが欲しい。

105 福岡空港駅改札口.jpg
 新しい改札口。

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 国内線航空便の、発着案内。やはり欠航便が多い。

107 出発ロビー.jpg
 1Fの出発ロビー。

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 SKYのチェックイン機。今はSKYも、荷物タグがチェックインと同時に発行、というスタイルになっている。

109 SKYカウンター.jpg
 ただし、荷物は探知機を通したのち、有人カウンターで預ける。探知機の警備員は、フェイスガードを付けていた。

110 保安検査場.jpg
 この日はチェックイン後、どこにも立ち寄らずに、まっすぐ4番ゲートに向かう(土産は由布院で買ってあるので)。保安検査場。

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 抜けた先の、コンコース。

112 SKY機到着.jpg
 この日の福岡は北風運用で、R/Wは34。15時35分、着陸して滑走路を離脱したSKY機が、そのまま4番ゲートに着きました。JA73NU号機。ごく普通のSKYカラー。

113 スポットイン.jpg
 スポットイン。

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 機体から降ろされる手荷物を運搬するコンテナには、搭乗感謝のメッセージが、福岡弁で掲げられていました。このコンテナ、会社のロゴが創業当初(22年前)のものだ。

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 4番搭乗口付近。乗客は多いが、JALやANAのような、バリバリのビジネスマンはあまり見かけない。
 ロビーのTVニュースが、ANAHDの3月期最終決算が、5,100億円程度の大幅な赤字になる見通し、と報道していた。

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 SKYでは、優先搭乗(ここでは他社で言う「事前改札」の対象者)→窓側→中央→他全員という流れで搭乗が行われる。
 この行列を見ると、「ソーシャルディスタンス」というのが、どこか有名無実化しているように思える。

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 搭乗が終了した直後の、キャビンの様子。ピアノのメロディが流れていた。

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 シートはベージュの本革で、シートカバーには「YOUR WING.」と書かれている。下部にはコンセントもあるが、上空でないと作動しないみたいだ。なお、機内誌はなかった。
 PCは当然キャビンに持ち込むのだが、ストウェッジに入れていたら、CAより、「壊れやすいので、座席下に置いてください」と言われた。他キャリアでは言われた事がなかったけれど。

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 左にPEACH機。手前にはまた、先のコンテナ。

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 定刻より、心持ち遅れて出発。地上スタッフが見送ってくれる、いつもの光景。
 非常デモはCAの実演。見ていない客が少なくなかったようだが…。酸素マスクが出てくる事態になった時の口のマスクの扱いは、JALと同じ(口のマスクは外し、酸素マスクを直接当てる)。

121 展望デッキ.jpg
 展望デッキは、完成を見たようだ。早く行きたいなあ!

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 AMXとIBEXの機体を見て、R/W34に向かう。

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 離陸直前のキャビンの様子。「スカイインテリア」使用で、照明はブルー系。
 欠航が多くてトラフィックが少なくなっているからだろうか、着陸機を待つ事なく、すぐに離陸。

124 離陸国際線ターミナル.jpg
 国際線ターミナルを左に見たところで離陸。機体が、全くなかった…。

125 福岡市.jpg
 福岡市。

126 吉塚駅.jpg
 JRの吉塚駅。これを見て、右旋回に入る。

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 西戸崎と、志賀島。
 Uターンする形になる。右側には、空港が見えていたはずだ。

128 山間部.jpg
 筑後の山間部。

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 久保白ダムのダム湖。あと、筑豊本線の桂川駅が見えていたはずだ。

130 ダム湖.jpg
 このダム湖はどこか解らなかった。

131 中津.jpg
 大分県に抜けて、中津。右側は、由布院や由布岳が見えていたのかも知れない。

132 豊後高田.jpg
 豊後高田。

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 姫島。

134 周防大島.jpg
 山口県も見える。周防大島。

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 一昨日着陸した空港をはじめとする、松山の街並みがすぐ真下だ。

136 今治.jpg
 今治付近。

137 琴平付近上空 瀬戸大橋.jpg
 瀬戸大橋も見える。すぐ下は琴平あたりだったはずだ。

138 キャビン.jpg
 キャビン。

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 コーヒーのサービス。SKYはホットコーヒーだけ。今のSKYはネッスルと提携していて(神戸に本社があるから?)、先にキットカットがプレゼントされ、その後にコーヒー(当然ネスカフェ)がサービスされる。日曜日(25日)に再開されたばかりらしい。紙コップには航空またはコーヒーの豆知識が、イラストと共に書かれていて楽しい。
 今はSKYの女性CAのユニフォームもパンツスタイルが選択できるようで、この便では4人中1人がパンツスタイルだった。「ミニスカスチュワーデス」なんて、もはや時代錯誤…。

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 窓の外に戻って、小豆島。

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 だいぶ暗くなってきたけれど、大阪を一望できます。

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 日没直前、西日が主翼にあたって、強烈なオレンジ色に輝く。しかし、一瞬にして色を失っていく。

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 紀伊半島を横断して、松阪。

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 伊勢湾も横断して、紀伊半島。

145 浜松.jpg
 浜松と天竜川。街の明かりがかなりはっきりしている。

146 大井川.jpg
 だいぶ暗くなってしまったが、大井川、のはず。

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 関東地方が近づいてきた。遠くに富士山のシルエット。グングン降下していく。

148 久里浜.jpg
 東京湾の上空を北上するルートを取っている。久里浜、のはず。

149 京浜工業地帯.jpg
 京浜工業地帯。

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 ボケ気味だけれど、首都高速湾岸線と、遠くに横浜のランドマークタワー、解るでしょうか?首都高は渋滞気味に見える。

151 浮島.jpg
 浮島の物流センター。
 R/WはA滑走路、34Lだ。

152 羽田着陸.jpg
 着陸。羽田空港の第3ターミナルもまた、閑散としているように見えた。

153 羽田到着.jpg
 羽田空港19番スポット到着。17時52分、定刻より3分早かった。
 降機時に、メディコムと共同のマスクがプレゼントされました。ただ、品薄になったため、この数日後に終了になったらしい。

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 駐機中。次は20時出発福岡行、になるらしい。

 5年ぶりのSKYの旅、だったけれど、まずは安定した運営ができるようになった事は、大きいと思います。5年前には「ウケ狙いはやめて、堅実なサービスを積み上げていくべきだ」みたいな事を書いたが、今フライトでは、それがキチンと出来ていた、と評価して良いと思いました。CAもフレンドリーだったし。これでコロナ禍がなかったら、そろそろ幹線区にワイドボディ機の再導入なんて考えられても良いのかな、と思っていたのだが。
 経営再建の過程でANAHDの資本が入った事も、運営の改善につながったと思うが、福岡空港のTVニュースで見たように、そのANAHDが過去最大の赤字に陥っています。SKY自体もだが、ANAHDの経営難が、SKYの運営に良からぬ影響を与えなければ、良いのだが。

156 手荷物受取.jpg
 手荷物は先にターンテーブルを回っていて、自分のバッグが見えたのだが、タッチの差で引っ込んでしまった。戻ってくるのを待つ。

157 到着ロビー.jpg
 到着ロビー。

158 京急線ホームANAトラベラーズ.jpg
 帰宅は京急線(バスにしたかったが、1時間近く待つ事になるので)。第1・2ターミナル駅のホーム。中央のANAのコーナーは、「ANAトラベラーズ あんしんの約束」になっていた。去年の今頃は「FLYING HONN」だったはずなんだけれどなあ。

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 エアポート急行。1001F。京急は、ロングシート通勤車の1000形でも、4次車まで(アルミ車体)は窓が開かない(コロナ禍前から順次改造が進んではいる。1001Fも改造済み)。だからか車内放送は、他社のような「窓開け協力…」云々とは言わない。

 こうして、四国~九州の旅は終わりました。正味2日間だったけれど、両日とも晴れてくれて、何よりでした。
 6月の北海道と比較すると、「Go To トラベル」もあってか、道後温泉も由布院も、…コロナ禍前と同じとは行かないが…、観光客で賑わっているのが、まずは何よりです。しかし、旅客機やホテルではフェイスガードやゴーグル姿の接客スタッフがいたり、サービス内容も変更を余儀なくされたり(特にホテルの朝食)、何より交通機関の運行状況が未だに安定せず、航空は減便が続くし、地上も11月1日からのJR九州の特急に見られるように、未だに運行再開と再運休が繰り返されるなど、どこかチグハグな印象があった事は、否めませんでした。マスクはともかく、アクリル板の仕切りやフェイスガードなどから来る精神的なストレスは、現状やむなしと解ってはいても、個人的にはかなり堪えたというのが正直な所です。

 11月、というか今週になって突如感染者が急増し、全国で昨日は2,201人、今日2,377人と、2日連続して過去最高を更新しました。やはりここで何とか抑え込まないと、また「緊急事態宣言」の発出、いや、最悪今度こそ「ロックダウン」になってしまいます。そんなの、はっきりイヤです。なら、本当にしつこく何度でも書くけれど、政府や行政がどうあろうと、思い通りに列車やバス、飛行機に乗って、旅を心行くまで楽しみたいのなら、最終的には私たち旅人一人一人の自覚にかかってきます。その事、私自身も肝に銘じて、これからも、可能な範囲で、…当分は日本国内になるが…、乗り物に乗って、遠くを目指したいと思っています。守るべき事柄、皆そんなに難しい話ではない、はずだから。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 昨日は京王からも、春からの最終電車繰り上げが発表になりました。小支線で元々終電が早い競馬場線・動物園線以外の全線が対象になっています。京王線系統は、下りが15~20分程度、上りが15~30分程度で、上りの方がきつい感じがしました。井の頭線は上下とも15~20分程度。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
18日 去年の参議院選挙 一票の格差 最高裁「合憲」判決
(市長公約全市民に5万円給付 市議会否決 愛知県岡崎市)
19日 坂出市沖 旅客船が漂流物に衝突 修学旅行生ら62人全員救助
(対面授業の実施 萩生田文部科学大臣 大学側に要請)

№2245 大韓航空 アシアナ航空買収発表

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 大韓航空(KE)は昨日、アシアナ航空(OZ)の買収を決議したと発表しました。コロナ禍で世界中のどの国の航空キャリアも四苦八苦の中、やはり起きたか、という印象の合併劇になろうかと思います。一般の経済ニュースでも、大きく取り上げられていました。

「オピニオン」と大げさなテーマだが、ビジネスは完全にオンチだし、韓国国内の事情も解りません。だからメディアや趣味サイトをナナメ読みした上での思い付き的な事しか書けない事は、最初にお断りしておきます。
 OZは元々コロナ禍の前から経営状態が悪化して、クムホグループが売却先を探していました。一時は建設大手への買収が決まっていたが、このコロナ禍で破談になり、後がなくなっていたようです。朝日新聞の報道によれば、韓国系の産業銀行がKEに8千億ウォン(≒750億円)を出資、KEはこれらを元手に、OZの第三者割当増資を引き受けて子会社化する、という流れになるようです。実現すると、KEは世界で第7位の航空会社になるとしています。
 OZには、9年前の6月、初めての韓国旅行の時、ANAのマイルを使って、羽田→金浦仁川→成田便に搭乗した事がありました。どちらもA330-300、だったっけ。ブログにも搭乗記を記しているのだが、その1回ポッキリで終わる事になりそうです。

 おカネの部分は解らないけれど、趣味的な部分では、まず、路線網の再構築はどうなるだろうか。両社とも日本路線が多く、仁川のハブ機能を活かして、地方路線の就航も少なくなかった。当然成田や関空にも数多く乗り入れているが、このコロナ禍でもあるし、地方路線はかなり整理されそうで(再開されないまま廃止という路線も多くなるだろう)、大都市の路線も、ある程度は便の統合が行われるだろう。
 何より第1位と第2位の統合なので、独占禁止法に抵触しそう、というのは、すぐに思いつく。最近の韓国は、両社の息がかからないLCC(済州航空やイースター、T-Way)の就航もあるが、恐らくはどこも、上位2社とはかなり差があると思われるので、LCC勢の反発は容易に予想される。KEにはジンエアー、OZにはエアプサン・エアソウルというLCCがあるが、それらは全部手放せ、となるのかも知れない。また、統合により人員の削減が予想され、既に両社の労働組合は反発を示しているそうなので、韓国の事だから、今後大規模な労働争議が勃発する可能性も、十分あります(もっともそれなら、特にOZをどう再生させるかの案が示されなければなるまい)。まだまだ一波乱二波乱あるのかも。
 アライアンスという点では、KEはスカイチーム、OZはスター・アライアンスに入っているが、統合後はスカイチームになるでしょう。これは、同アライアンスにとっては、ニンマリかもしれない。日本にスター・アライアンスのANA、ワン・ワールドのJALがあり、KEも強力とはいえ、極東アジア地域でのプレゼンは、やや弱かったかもしれない(だからスカイチームの中心となるデルタは、ちょうど10年前に経営破綻したJALを取り込もうとしていたのだから)。このままなら韓国はスカイチーム一本で、仁川空港も武器に、日本を拠点にする他アライアンスにくさびを打てる事になるのではないだろうか。
 機材はどうなるだろうか。両社ともA380を保有していて、KEにはB747-8もあるが、この状況ではやはり、相当数手放す事になるのだろう。OZにはA350-900があるが、KEカラーになったりするのか。OZカラーは撮れぬまま終わりそうだ。
 もっとも、どれもこれも全て、コロナ禍がある程度収まって、国際航空需要が戻ってくる事が大前提になるのだが。

 以上は海の向こうの国の話だが、ひるがえって日本では?という論調も目立つ。ANAは「突然」、過去最大の赤字に転落して冬のボーナスはナシ、長距離大型機も多数売却、JALもボーナスは大幅カットで、B777の退役が加速しそう(国際線用B777-200ERの一部を国内線に転用するという話も聞く)。ついこの間まで、ジャンボジェットなき後の主役だったはずのB777が、こんな形で追われる事になろうとはとも思うが、この日本の大手2社の統合も、ひょっとしてありなのか?という論調もあるようです。私は過去の、特にJALの破綻以降の10年の経緯と、コロナ禍の現状を兼ね合わせると、そこまではならないと思っています。むしろ、この2社とLCC勢に挟まれた中堅どころに、再編成の可能性があるのではないかと見ています。
 しかし…正直もう解りません。今後韓国や日本、アジアだけでなく、世界全体で、コロナ禍前だったら驚きを持って迎えられただろう再編成劇が、今後も当たり前のように繰り広げられるのかも知れない。何しろ春の第1波の時には、あのヴァージンのリチャード・ブランソンが「もっと支援を」と政府に泣きついていたくらいだから(8月にはアメリカで連邦破産法15条適用を申請した)。羽田就航が大いに期待されたヴァージン・オーストラリアも破綻(運行は継続されている)。日本国内でも、先ほどエアアジア・ジャパンが破産手続き開始を申し立てました。もはや大手だろうが中小だろうが、LCCだろうが、コロナ禍によって虫の息の航空業界は、場合によっては国境を超えた、再編の渦に飲み込まれていくようです。その変化を、私は冷静に受け止める事が出来るだろうか…。心元ないのだが、今回の韓国の合併劇を機に、真正面から見据えていこうと、覚悟しておきたいと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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 今日はJR東日本と東急から、終夜運転のリリースが出ました。東急は、今シーズンはなし。全線、大晦日・元日共に通常の土休日ダイヤで運行。JR東日本は、京葉線が今年度は取りやめ。また横須賀線は大船~逗子間のみとなり、大船以北は湘南新宿ラインが60分間隔のみの運行に縮小。その他は前年度並みの区間で行われるようです(若干本数が減るよう)。185系の臨時快速〔伊豆初日の出号〕(全車指定席)が注目か。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
16日 巨人育成指名  唐津商業高校坂本 勇人選手と仮契約
(「Go Toイート」は原則4人以下 農林水産省 都道府県に呼びかけ)
17日 スーパーコンピューター「富岳」 4部門世界1位
(韓国政府 規制レベルを1.5に引き上げ)

「坂本 隼人」は、今シーズン2000本安打達成のキャプテンと同姓同名だが、日本プロ野球には過去にも例があって、日本ハムでは昭和の終わりに「田中 幸雄」選手が2人いた事があります。
 とにかく感染者数の増加に歯止めがかかりません。本格的に人々の大規模な移動が起きるのは年末年始になるが、その前に土曜日からの3連休があります。この状況でどの程度の人出になるかは解りかねるが、出かけるならとにかく、感染を広げぬよう、我々一人一人が注意しましょう。それしかありません。

№2244 「コロナ」と「豪雨」の四国~九州 陸海空立体旅行 5.ゆふいんの森2号

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 久大本線の特急〔ゆふいんの森〕は、平成の世になってすぐの1989(H元)年3月に、臨時特急として運行を開始(久大本線の主役がまだ急行〔由布〕という時代)、早いものでもう30年以上の歴史があります。キハ71系3連でスタート、すぐに増結され、その後はキハ72系が導入されたり、一時はキハ183系(今の〔あそぼーい!〕車)が起用されたりと、あまたの変遷を遂げつつ、久大本線のスターの地位を確立しています。
 7月豪雨の影響で全線で運行を見合わせたのち、8月より博多~豊後森間2往復で運行を再開しています。前回書いたとおり、キハ71系4連は由布院で身動きが取れなくなってしまっているから、キハ72系がピストン運行を行っています(オフの検査時はキハ185系の〔ゆふ〕として運行)。本当は豊後森から久留米の間も普通列車にしたかったのだけれど、豊後森~日田間の普通列車が極めて少ない事、福岡空港からの羽田行SKY便の搭乗を考えると、〔ゆふいんの森2号〕以外の選択肢がありません。この機会に、JR九州が誇る観光特急はどんな列車なのか、見て、乗ってみるのもいいだろうと思って、由布院駅で指定券を手に入れたのでした。

051 代行バス豊後森行.jpg
〔ゆふいんの森2号〕に接続する11時40分発代行バスは、亀の井バスのガーラ2台。豊後森まで直行で、大分道を走るらしい。

052 代行バス車内.jpg
 車内。当然、観光客が多い。座席利用の制限は、最前列以外は特にない。各地の高速バスなどの中には、座席の使用を制限して運行(窓側だけ使用とか)する所が少なくないが、これを見ると、バス側の対策がしっかりしていれば、そんなに神経質になる必要もないのではないか?とも思ったが、どうでしょう。

053 大分道.jpg
 最後部に座り、大分道に入って後部を見ると、由布岳がそびえていました。交通量は、やはり東名あたりと比べると、はるかに少ない。

054 亀の井バス.jpg
 同じ亀の井バスの貸切車とすれ違う。〔ゆふいんの森1号〕からの接続便だったのだろうか。

055 山間部.jpg
 山間部を行く。ほとんど寝ていました。

056 豊後森駅到着.jpg
 豊後森駅に、ほぼ定刻に到着。

057 玖珠観光バス乗り場.jpg
 玖珠観光バスの待合所。これも大分交通系の分社で、旧国鉄宮原線の代替バスも運行しているが、残念ながら姿がなかった。JALの看板が未だに「Arc of the Sun」。今後もこんな形で、地方では残っていくのだろう。

058 豊後森駅駅舎内部.jpg
 豊後森駅の、駅舎の中。豊後森駅がある玖珠町も、最近は観光で売り出している所で、駅舎も合わせて改装されているようです。

059 扇形庫.jpg
 駅構内のはずれには、扇形庫の建物が残されています。由布院への鉄路の早期開通が、待たれます。

060 ゆふいんの森2号豊後森停車中.jpg
〔ゆふいんの森2号〕は、キハ72系の5連。当分の間、〔ゆふいんの森〕は同系の孤軍奮闘。

061 エンブレム&行先表示.jpg
 側面のエンブレムと、行先表示。行先表示はステッカーを貼って、表現しているようだ。

062 豊後森駅ホーム.jpg
 豊後森駅のホームは、他には列車がいなくて、閑散としている。普通列車はこの後13時08分に日田から来るまでない。日田へ行く普通は10時00分の9844Dのあとは15時44分の9862Dまで、6時間近くも列車がない(この間に〔ゆふ4号〕がある)。

063 ゆふいんの森車内.jpg
 2号車、キハ72-2の車内。空席が多いのにほとんどのカーテンが閉まっているが、豊後森折返しの間は、カーテンを全部閉めているようです。車内の温度の上昇を防止するためだろう。だから少々暗い。

064 慈恩の滝.jpg
 天ケ瀬の手前では、左手に現れる「慈恩の滝」の見物のために徐行。乗務員も、「慈恩の滝」と書かれたボードを持って、車内を巡回する。ただ正直なところ、列車からだとケーブルが少々ジャマ。

065 日田川.jpg
 日田を出発して、日田川を渡る。3年前の九州北部豪雨では鉄橋が流され、翌年の再開まで、〔ゆふいんの森〕は小倉・大分経由での運行を強いられていました。

066 日田彦山線分岐.jpg
 久大本線はまだしも、夜明で分岐する日田彦山線は、未だに不通のまま。どうやらこのまま、完全にバス転換(BRT?)という方向に行きそうだ。この路線も、相当長い期間、乗らないままだったのだけれど…。

067 先頭部.jpg
 5号車の先頭部から、運転室越しに前方を見る。線路はやはり、特急が走るにしては少々貧弱、だろうか。
 日田を出発した時点で乗客を数えてみたのだけれど、⑤号車…28人・④号車…7人・③号車…6人・②号車…6人・①号車…16人、合計63人しかいない。72系は5両で定員が266人だそうだから、1/4も乗っていない。両先頭車にある程度集中しているのは、先頭部からの展望もウリにしている列車らしいけれど、やはりコロナ+豪雨で代行輸送、が響いているのではないだろうか?

068 かぼすシャーベット.jpg
 車内販売が回ってきたので、「かぼすシャーベット」を食してみました。やはり最初のうちはコチンコチン、しばらく時間を置いた方が良いか。

069 ドーナツ&コーヒー.jpg
 その後、ドーナツとコーヒー。

071 ビュッフェコーナー.jpg
 4号車のビュッフェコーナー。といっても見た感じは売店に近い。窓際に、立ち食いが出来そうなカウンターはあるけれど。コロナ禍で乗客が減少しているため、弁当やサンドイッチの販売は中止(弁当は2日前の予約のみ)だし、仕方がないのだけれどビニールのシートで仕切られたりして、せっかくの売り物なのに、正直残念だよねえ、と感じました。でも、車内販売のドーナツがおいしかったから、もう一つ、コーヒーと共に買ってしまいました。

070 クリアファイル&記念乗車証.jpg
 クリアファイルも購入。別の場所には記念乗車証が置いてあって、スタンプも押せます。

072 南福岡.jpg
 列車は既に鹿児島本線に入ってもう終点間近、南福岡通過。〔ゆふ〕のキハ185系がいますね…。

073 博多到着.jpg
 博多、着きました。すぐに〔3号〕として、折り返し。

 乗り通してみて、一つ気づいたのは、放送が昨今はやりの自動放送ではなくて、車掌、またはアテンダントの肉声放送だった事。それに、英語など他の国の言語の放送が、たぶんなかった。コロナ禍前はインバウンドの利用も多かったはずだが、問題にならなかったのだろうか?
 列車そのものはJR九州が誇る観光特急(いわゆる「D&S列車」とはまた違う扱いのようだが)だけあって、意欲的な仕掛けがあちらこちらに見受けられました。それだけに、コロナ禍+豪雨で利用が低調なのは残念。JR九州は、久大本線に関しては来年春までの全線復旧を目指しているそうで、その時点で…インバウンドはまだ戻って来れまいが…、いくらかでも賑わいが戻ってくれればと思います。
 それにしても〔ゆふいんの森〕は、先に書いた通り3年前には九州北部豪雨で大回りを強いられたりしていて、久大本線が被る水害の影響を、この数年は何度も受けています。久大本線自体、久留米側も大分側も、特急が走る路線の割には線路が貧弱だと思いました。異常気象が固定化しつつある昨今なので、復旧後もまたいつか、災害の影響を受けてしまう事になるかも知れない。JR九州にとっては単なるローカル線ではない、いろいろな面で重要な路線なのだから、災害にあってから数年かけて復旧、の繰り返しではなく、抜本的な改修工事、場合によっては別線の建設などもやって、災害に強い、幹線としての機能が強化された路線を、追求して頂きたいと思う。これは久大本線だけでも、JR九州だけの問題でもないのだが。

 福岡空港に向かう前に数点。

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 佐賀県では、アニメ「ゾンビランドサガ」のデジタルスタンプラリーが展開されているらしい。改札口を出た先の、サイネージのCM。
(私はゾンビランドより、ヴィンランドの方がいいです。佐賀県は行きたいけれど)

075 運行計画.jpg
 運行計画。7月豪雨の影響と、コロナ禍による11月1日からの計画運休。
(なお、〔ソニック〕5往復と〔かもめ〕1往復は、21~23日の3連休は運行が決定している)

076 36+3.jpg
 今のJR九州のイチオシのD&S列車が「36+3」。曜日による運行ルートの違いを、カラフルにPRしています。
 しかし、この列車だって本来はインバウンドの利用をある程度想定していたはずだが、彼らが利用するだろうレールパスのカウンターは、完全に閉鎖されているのでした(だからこのような展示もできるのだが)。

 福岡からは、5年ぶりのSKY便で羽田に向かいます。次回、最終回です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
15日 RCEP(東アジア地域包括的経済連携) 日中韓など15か国署名
(フラガールズ甲子園 オンラインで開催)