№2249 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 8.茨城県(2)

 平成時代の茨城県の鉄道のデータ編です。残念ながら全国でローカル鉄道の廃線が起きているが、関東地方1都6県に関しては、平成の30年間で全線が廃止になった鉄道は、茨城県の2社のみでした。日立電鉄は、平成になってからは乗った事がなかったなあ。鹿島鉄道も、もう少しキチンと乗っておきたかった。茨城県に限らないが、在来線といえども、令和の世ではTXくらいの高規格でもないと、生き残りは大変かもしれません。

◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕
2005(H27)年8月24日
 首都圏新都市鉄道 秋葉原(東京都)~つくば
  〔守谷/みらい平/みどりの/万博記念公園/研究学園/つくば〕

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1989(H元)年6月16日
 鹿島鉄道 石岡南台
1990(H2)年11月18日
 鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前
1992(H4)年3月14日
 真岡鐵道 ひぐち
1994(H6)年3月12日
 東日本旅客鉄道 鹿島線 鹿島サッカースタジアム〔臨〕
 鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 鹿島サッカースタジアム〔臨〕
1998(H10)年3月14日
 東日本旅客鉄道 常磐線 ひたち野うしく
1998(H10)年12月4日
 茨城交通 湊線 日工前 ※一般営業開始
2011(H23)年3月12日
 関東鉄道 常総線 ゆめみ野
2014(H26)年10月1日
 ひたちなか海浜鉄道 湊線 高田の鉄橋

◆平成時代の改称駅
2004(H16)年3月13日
 東日本旅客鉄道 常磐線 十王(←川尻)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(県内のみ)〕 日付は営業最終日
2005(H7)年3月31日
 日立電鉄 常北太田~鮎川
  〔常北太田/小沢/常陸岡田/川中子/大橋/茂宮/南高野/久慈浜/大甕/水木/大沼/河原子/桜川/鮎川〕
2007(H9)年3月31日
 鹿島鉄道 /石岡~鉾田
  〔石岡/石岡南台/東田中/玉里/新高浜/四箇村/常陸小川/小川高校下/桃浦/八木蒔/浜/玉造町/榎本/借宿前/巴川/坂戸/鉾田〕

◆平成時代の営業譲渡路線・区間
2008(H20)年4月1日
 ひたちなか海浜鉄道 湊線  勝田~阿字ヶ浦
 (←茨城交通 湊線))

08茨城県.JPG

茨城県の歴代知事
竹内藤男→(1993(H5)年9月26日~)橋本昌→(2017(H29)年9月26日~)大井川和彦


令和以降の茨城県の鉄道
 常磐線は今年2020(R2)年3月14日、福島県内の富岡~浪江間が運行を再開、9年ぶりに全線が開通した。特急〔ひたち〕3往復が、いわき~仙台間を延長している。また、普通列車の運行形態が変更になり、いわき~原ノ町間はE531系の運行に統一され、水戸からの直通列車も設定されている。同日、佐貫駅が龍ヶ崎市と改称した(関東鉄道竜ヶ崎線は佐貫のまま)。
 水郡線は2019(R元)年10月の台風19号により、久慈川にかかる橋梁の流出等によって、西金~常陸大子間が長期間不通に陥った。その後、今年7月4日に西金~袋田間が再開、残る袋田~常陸大子間について、JR東日本水戸支社は、当初の予定を前倒しし、来年2021(R3)年3月までの運行再開を目指すと発表している。
 ひたちなか海浜鉄道では、2021(R3)年3月、平磯~磯崎間に「美乃浜学園」駅を新設する。沿線の3小学校・2中学校を統合した、ひたちなか市立の小中一貫校の開校に合わせたものになる。日工前駅は2019(R元)年10月1日、「工機前」と改称した。

 次回は栃木県です。ただ、来年になるかも知れません。

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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
23日 プロ野球「沢村賞」 中日 大野雄大投手受賞
(米軍岩国基地関係者 7人の感染確認)
24日 中国 無人月面探査機「嫦娥5号」打ち上げ
(北海道清水町町役場 クラスター発生 立ち入り制限 窓口業務取りやめ)

 茨城県の高校野球は、取手二高と常総学院が「2強」といえる存在かと思えるが、この両校で指揮を執り、甲子園で3回の優勝に導いた木内幸雄監督が、お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

№2248 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 8.茨城県(1)

 先月、47都道府県「魅力度ランキング」で、茨城県が8年連続だった最下位から脱出した事が、ニュースになりました。代わって栃木県が最下位に沈む事となったが、これって、どういう部分で決まるのでしょうかねえ?少なくとも私には、茨城県が(栃木県も)魅力のない県とは思いません。というか47都道府県で魅力のない所なんて、私には一つもないんですけれどねえ。平成時代の都道府県別鉄道回顧、今回は、この更新の直前にちょっと大きめの地震があったが、大丈夫そうだと思う、茨城県です。

E657系 20120320.jpg
つくばエクスプレス開業 県南部の交通網に変革
廃止2鉄道の跡地 BRTに転換


最速130㎞/h 革新的新通勤鉄道
「常磐新線」の仮称の下に建設されていた、首都圏新都市鉄道「つくばエクスプレス(TX)」が開業したのは、2005(H17)年8月24日であった。秋葉原の地下駅をターミナルとし、埼玉・千葉県内を経由して、守谷からつくば研究学園都市に位置するつくば駅までの58.3㎞を結ぶ。
 ATO・TASCを装備した完全ワンマン運転の通勤電車が、最高速度130㎞/hの高速運転を行う、過去に例がない高規格の通勤鉄道である。快速電車は秋葉原~つくば間を45分で結び、表低速度は77.7㎞/hをマークする。秋葉原~守谷間は直流、以降は交流電化を採用しているのも特徴の一つで、両区間を直通するTX-2000系は、国鉄・JR以外の鉄道では北越急行(681系)に次いで2例目、通勤電車では初の交直両用電車となった。各駅のホームには当初から、ホームドアが完備している。
 TXの開業は、県南部の交通網を大きく変える事になった。研究学園都市から都心への足は、TX開業までは、常磐自動車道を経由する高速バスであった。国鉄民営化と同日に運行を開始した東京駅~つくば間の高速バスは、JR東日本(翌年JRバス関東に分社化)と関東鉄道の共同で運行され、年を追う毎に増便を重ね、TX開業直前には毎時5本を運行するまでになった。一時は15m級の超大型2階建て車を特認で導入するほどの高需要路線だったが、TX開業以降は大幅に本数を減らす事となった。守谷市内や水海道などと東京を結んでいた高速路線も相次いで廃止され、一般バス路線も大幅に再編成された。
 関東鉄道常総線は、非電化ながら取手~水海道間が複線化され、電化路線並みのフリークエントサービスが行われていた。最大で5連の運行も行われていたが、守谷で接続するTXの開業後は、減車・全線ワンマン化が行われる事となった。日中は取手~守谷間でも単行運転が中心となったが、一方で守谷~下館間は増発、快速の設定も行われている。
 常総線と、佐貫で常磐線と接続する竜ヶ崎線は共に、平成以降新車両を導入し、近代化を図っている。常総線の水海道機関区は1992(H4)年、南側の車両基地に移転している。2011(H23)年3月にはゆめみ野駅が開業した。

常磐線 特急強化と品川直通開始
 新幹線の恩恵を受けないJR常磐線は、常磐自動車道の延伸と、それに伴う高速バスの相次ぐ開業への対応を迫られる事となった。1989(H元)3月、〔スーパーひたち〕が運行を開始。同列車に導入される651系は、JR東日本が民営化後初めて開発した特急車両で、最高速度130㎞/hを在来線で初めて実現、大半は上野~水戸間ノンストップ運転を行い、最速1時間5分で結んだ。1997(H9)年には、〔ひたち〕で運用されていた485系の置き換え用としてE653系がデビュー、〔フレッシュひたち〕の愛称が与えられ、速達タイプの〔スーパーひたち〕と、主要駅停車の〔フレッシュひたち〕の2本立ての形態が確立した。
 東北新幹線開業後の常磐線は、寝台特急〔ゆうづる〕が唯一、仙台以北へ直通する列車となっていたが、1993(H5)年12月改正で廃止となり、常磐線の夜行列車は姿を消した。
 普通列車は国鉄時代からの415系等が使用されており、1991(H3)年には座席数の増加を狙い、2階建て車両、クハ415-1901号が試験的に導入されている。1995(H7)年には、209系をベースにした4ドア通勤車E501系が一部に投入された。1998(H10)年3月にはひたち野うしく駅が開業。1985(S60)年に開催された、つくば万博開催時に開設されていた、万博中央駅とほぼ同じ位置であった。上野~取手間の快速には2002(H14)年にE231系が導入され、老朽化していた103系を置き換えていった。
 TX開業を間近に控えた2005(H17)年7月改正では、新型車E531系がデビューし、国鉄型近郊電車を置き換えていった。TXに先手を打つ形で、上野~土浦間を55分で結ぶ特別快速が新設されている。E531系は2007(H19)年より、グリーン車を連結している。上野発着の普通列車は全てE531系に統一され、E501系と415系(ステンレス車)は土浦以北及び水戸線でのみの運用となった。
 2011(H23)年に発生した東日本大震災では、茨城県内のJR線の被害は比較的軽微だったが、福島県内で長期の不通が発生しており、〔スーパーひたち〕は、いわき以北の運転を取りやめたままである。翌2012(H24)年3月、常磐線に新特急車E657系がデビュー、651系・E653系を置き換え、全特急列車で車両を統一した。
 2015(H27)年には上野東京ライン開通により、特急の大半と、朝夕の快速、日中の特別快速・普通の一部が東京経由・品川までの直通を開始している。特急は全車両指定席となり、自由席に代わる「座席未指定券」の制度を導入した。また、〔スーパーひたち〕→〔ひたち〕、〔フレッシュひたち〕→〔ときわ〕と改称した。〔ときわ〕は、国鉄時代末期まで運行されていた電車急行の愛称である。
 水戸線は、常磐線に先んじて水戸まで到達していた歴史のある路線だが、現在は常磐線の支線的な性格で、日中は線内の折り返し運転が中心になっている。小山駅構内が直流電化のため交直両用車が運用されており、E531系を使用している。
 かつては上野からの直通急行があった水郡線も、現在は線内の普通列車のみ。水戸近郊は通勤・通学の需要が多いが、常陸大子以北の県境の区間では、列車本数が減少傾向にある。2007(H19)年には新車両E130系DCが導入され、110系を置き換えていった。3ドアセミクロスシートで、水郡線沿線の自然にちなんだカラーリングが施されている。

鹿行を貫く 鹿島線と臨海鉄道
 鹿行地域を走る鹿島線には、東京から特急〔あやめ〕の設定があったが、鹿島線内は普通列車として運行されていた。東関東自動車道が延伸して高速バスが開設されると競争力を失い、2015(H27)年に廃止となった。路線の終点は鹿島サッカースタジアムで、鹿島臨海鉄道の列車が鹿島神宮まで直通する形態となる。以前は北鹿島と称していた貨物専用駅だったが、1993(H5)のプロサッカーJリーグの開幕に合わせて建設されたスタジアムの最寄りとなり、臨時駅として試合開催時に一部列車が停車する事となった。
 鹿島臨海鉄道は、本来は貨物鉄道として建設され、一時は成田空港ジェット燃料輸送の見返りに、小規模な旅客輸送を行った経験があった。現行営業区間は、水戸~佐原間に計画されながら、現鹿島線区間以外の建設が凍結されていた区間を鹿島臨海鉄道が引き受け、1985(S62)年より旅客営業を行う経緯がある。当初は快速〔はまなす〕が設定されており、1992(H4)年には有料快速〔マリンライナーはまなす〕が設定され、茨城県所有の7000形が使用された。しかしのちに廃止になり、現在は、線内を各駅に停車する普通列車のみである。東日本大震災では、4か月の間途中一部区間が不通となる被害を被った。開業以来の、転換クロスシート車の6000形は老朽化が目立ち、近年は3ドアロングシートの8000形への置き換えが進められている。

ローカル私鉄 廃止と経営形態変化
 関東鉄道から分社した鹿島鉄道は、同じ日に分社となった筑波鉄道が1987(S62)年3月に廃線となって以降も、石岡と鉾田を結ぶ足となって走り続けていた。百里基地へのジェット燃料輸送の貨物列車の運行でファンには知られていたが、一般の旅客は減少し、その大半は地元の高校生だった。新型車両の導入や、平成の世になって間もなくの石岡南台駅の開業など旅客獲得に努めたものの、親会社の関東鉄道に支援の余力がなくなり、2007(H19)年3月いっぱいで廃止になった。末期の反対運動も叶わなかった。
 大甕で常磐線と接続していた日立電鉄は、通勤の利用も比較的多かったが、車両は各地からの中古の旧型車両で賄われていた。1990年代に入り、旧営団地下鉄銀座線の車両を改造の上導入、車両の体質改善を図ったが、安全対策への投資を十分にできないとの理由から、2005(H17)年に廃線となっている。
 両鉄道は共に、線路跡のBRT(バス高速輸送システム)転換が事が特筆される。鹿島鉄道跡地は石岡~四箇村間の鉄道跡をバス専用道として整備、2010(H22)年8月より鉄道代替バスのルートが変更され、専用道経由となった。「かしてつバス」の愛称で、専用カラーをまとう。2010(H22)年に開港した茨城空港への連絡バスも走行する。2016(H28)年には、石岡の鉄道駅跡地にバスターミナルが開設した。 一方、日立電鉄跡地は2013(H25)年に「ひたちBRT」の一期区間が開業、ハイブリッド車を含む専用車両が導入された。2018(H30)年には二期区間が開業、将来的には旧鉄道の区間を越えた、日立駅までの延伸も予定されている。一期区間では2018(H30)年、自動運転の実験走行が行われた。
 茨城交通は、1971(S46)年以降は、湊線1路線のみの運営となっていた。夏季にはJR線からの直通臨時列車運行の実績もあるが、利用の減少に加え、バス需要の落ち込みなど経営問題もあり、鉄道部門を分離する事になった。2008(H20)年、第3セクター方式による新会社、ひたちなか海浜鉄道が後を引き継ぎ開業、公募社長の下で安定経営に努めている。2010(H22)年に金上駅の交換設備を復活させ、勝田~那珂湊間の増発が行われた。車両は旧羽幌鉄道・留萌鉄道などからの譲渡車両が主力になっていたが、茨城交通時代末期から導入されていたキハ3710形に加え、三木鉄道・東海交通事業からの車両の購入で近代化を図っている。一部在来車両は国鉄色を復刻し、ファンの注目を集めた。那珂湊駅の「駅猫オサム」が話題。なお、バス専業となった茨城交通と、ひたちBRTを運行する日立電鉄交通サービスは、令和の世に移るのと同じ5月1日付けで合併、新会社・茨城交通となった。
 昭和末期に特定地方交通線・真岡線を転換して開業した真岡鐵道は、1994(H6)年よりSL列車を運行している。本社は栃木県真岡市にある。

 データは次回、火曜日です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
22日 朝日遺跡土器など展示 「あいち朝日遺跡ミュージアム」開館
(コロナ禍で困窮の大学生へ食材提供支援 北海道教育大学函館校で実施)

№2247 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.33

京急蒲田駅時刻表.jpg
 一昨日が2,201人、昨日が2,377人、そして今日が2,560人。全国の感染者数は、今週に入って急激に増加(突然、というのが正直な印象)、連日過去最多を更新しています。東京都も今週に入り、1日当たり500人台に乗るようになり、「Go To キャンペーン」への疑念も生じています。その是非はともかく、急激な感染拡大が、再び公共交通の利用の減退を招くようだと、業界は再び窮地に陥ってしまいます。もちろん交通だけのためではないのだが、とにかく何としても感染が止まらないと。各交通事業者のギリギリの努力が、無駄にならないで欲しいと、願うばかりです。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日20日までのリリースを中心にまとめます。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 ウィルス感染禍対策とは直接関係ない、イベントなどの話題も少し入れてあります。なお相鉄が一昨日、来春からの最終電車の繰り上げをリリースしていて、前回書くべきだったが、ここで記しました。

*** 鉄道 ***

JR東日本 新幹線・快速・普通列車の定期列車は通常通り運行。特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。30日までの〔かがやき〕〔富士回遊〕の臨時列車は、5・12・19・26日の〔かがやき521・528号〕と、1・3・7・8・14・15・28・29日の〔富士回遊91・92号〕は取りやめ。冬の臨時列車は、新幹線・在来線合計で、前年度比96%の設定。上越新幹線の「現美新幹線」は、12月19日が一般向けの最終運行日となる(20日の旅行商品専用臨時列車を持って引退)。11月21日より、「相鉄・JR直通線開業1周年記念スタンプラリー」を開催。
 来春ダイヤ改正時より〔踊り子〕は全列車E257系に統一、また各ライナー列車を格上げした特急〔湘南〕を運行する。全列車指定席となり、新しい座席サービスを提供。総武快速・横須賀線のE235系が、12月21日より運用を開始する。今年度は8編成120両を導入。
 終夜運転等の計画が発表になった。今年度は、京葉線は取りやめ。横須賀線は大船~逗子間のみとなり、大船以北は湘南新宿ラインのみ60分間隔の運転に縮小する。その他は前年度とほぼ同様の運行内容(若干便数が減少する)。この他、初日の出観賞の臨時列車が設定されている。
 来年春の首都圏の最終電車繰り上げ、一部始発電車の繰り下げが、先月発表になっている。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。御殿場線の普通列車は通常通り運行。冬の臨時列車は、東海道新幹線は、定期列車を含めた全体では前年度比95%、12月25日~1月5日は前年度比103%を設定。〔踊り子〕はJR東日本、〔ふじさん〕は小田急のWebで確認を。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。一般列車は通常通り運行だが、一部列車で時刻を変更している。当面の間、印旛日本医大→京成上野間〔臨時ライナー〕を運行する。印旛日本医大6時55分発→京成上野7時51分着。途中千葉ニュータウン中央(乗車のみ)・青砥(降車のみ)・日暮里(降車のみ)に停車。特急料金500円。1・2号車のみ開放で、乗車後に車内添乗員が特急券を発売する。現金のみ。前売り・チケットレスサービスはない。

東武 一般列車は特急を含め、通常通り運行。
 今年度の大晦日~元日は、スカイツリーラインの終夜運転、東上線の最終繰り下げ・初電繰り上げは行わない。大師線は正月3ヶ日に臨時ダイヤで運行するが、「密」防止のため、入場規制を行う場合がある。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。そのほかの特急・ライナーなど一般列車は通常通り運行。「ドラえもん50周年記念『DORAEMON-GO!』を、新宿線で運行している。30000系8連1本に、ドラえもんをイメージしたラッピングを施し、車内にもドラえもんをイメージした装飾を施している。背もたれは、同社初の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」を採用。
 25日~2月14日の間、「ところざわサクラタウン×西武鉄道『涼宮ハルヒの直観』タッチラリー」を開催。観光庁提唱「あたらしいツーリズム」の一環として行われ、指定場所で購入した「ラリーカード」と、交通系ICカード(PASMO・Suica以外の全国相互利用対象カードも可)を連動させる事で、「クリア賞」(マスクケース)「コンプリート賞」(オリジナルステッカー)を入手できる引換券が手に入る(文庫本プレゼントの「Wチャンス」もあり)。関連して、西武バス1台にラッピングを行い、〔所52〕〔所55〕系統で運行(12月7日~2月末(予定)まで)。
 来年春の最終電車繰り上げが発表になった。

京王 通常通り運行。
 来年春の最終電車の繰り上げが発表になった。

小田急 通常通り運行。〔メトロはこね91号〕は11月中の土休日、伊勢原に臨時停車。12月26日~2月23日の土休日を中心に、〔ふじさん31・32号〕を運転。「謎解きイベント『小田急サスペンス劇場』を開催。来年2月いっぱいまで。
 大晦日~元日の、通常の終夜運転は、今年度は行わない。元日早朝に特急ロマンスカー〔ニューイヤーエクスプレス〕(新宿→片瀬江ノ島)、〔メトロニューイヤー〕(北千住→片瀬江ノ島)を各1本運転。江ノ島線は町田→片瀬江ノ島、片瀬江ノ島→藤沢間で臨時各駅停車を各1本運転。
 来年春の最終電車繰り上げ、一部初発電車の繰り下げが、発表になった。

東急 通常通り運行。大井町線「Q-SEAT」サービスは、171号(大井町17時30分発)~203号(大井町20時30分発)の6本でサービスを再開している。21時台以降の4本は引き続き休止(列車自体は通常ダイヤの急行で運行)。
 大晦日~元日の終夜運転、終電繰り下げ・初電繰り上げは、今年度は行わない。全線通常の土休日ダイヤで運行。
 来年春の最終電車の繰り下げが予告されている(具体的内容は12月発表)

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は、引き続き運休している。

相鉄 通常通り運行。
 来年春の最終電車の繰り上げが発表になった。本線は下りが横浜→二俣川間15分程度、二俣川→海老名間20分程度、上りは二俣川→横浜間20分程度、いずみ野線は下りが15分、上りが20分程度の繰り上げを予定している(海老名→二俣川間と、相鉄・JR直通線は変更なし)。必要に応じて、最終電車前の臨時列車の運行を行う。初発電車の繰り下げは行わない。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。「新京成ドリームトレイン」を、12月中旬まで運行。運行予定は前日17時頃から、公式Webで公表(京成千葉線直通対応編成)。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、30日までの運用を公表している。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行。

千葉都市モノレール 通常通り運行。「駅メモ!」ラッピング編成は12月7日を持って運行終了。17日から記念ヘッドマークを付けて運行している。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。明日22日のJリーグ輸送(浦和レッズvsガンバ大阪 16時00分開始)は、試合開始前は13~15時台で浦和美園行を9本増発(メトロ赤羽岩淵折返しを延長)、試合終了後は18・19時台で浦和美園発を8本増発し、3本の時刻を変更。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。大晦日~元日の終夜運転は、今年度は行わない。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。土休日は混雑緩和のため、当面の間、日中5分間隔で運転(28日より、通常の土休日ダイヤに復帰)。

湘南モノレール 通常通り運行。 

江ノ電 通常通り運行。

箱根登山 通常通り運行。箱根湯本~強羅間は12月16~18日の3日間、リフレッシュ工事のため終日運休。代行バス輸送を実施(一部一般路線バスも利用できる)。強羅~早雲山間のケーブルカーは運行。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げ。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行(来春より全列車E257系置き換えで全車指定席となり、指定席料金が発表されている)。「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、12月10日までの運用を公表している。
 駿豆線と、沼津港・三津シーパラダイス・修善寺温泉等の伊豆箱根バス6路線に乗車可能な1日フリー乗車券「いずっぱこ周遊1dayパス」を発売している。大人900円(1,500枚限定)・子供450円(150枚限定)(「GoToトラベル」の「地域共通クーポン」でも購入可)。12月31日まで発売予定だが、大人用が売り切れた時点で終了。駿豆線の終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)と、沼津駅前のバス案内所で発売。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。「リゾート21」の展望室は、デッキ側3列のみ使用(前部3列は使用不可)。「サイクルトレイン」の取り扱いを再開している。南伊東・川奈・富戸・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田からの乗車に限定(川奈・富戸は窓口営業時間外で利用できない列車がある)。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔フジサン特急〕〔富士山ビュー特急〕は運休中(JRからの〔富士回遊〕は、定期3往復は運行)。最終電車は大月発22時05分、河口湖発20時51分に繰り上げ。

小湊鐵道 ウィルス対策とは関係ないが、土砂流出のため養老渓谷~上総中野間が運休、代行輸送を行っている。五井~養老渓谷間はダイヤ通り運行している。

いすみ鉄道 通常通り運行。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 「計画運休」ダイヤで運行。「SLパレオエクスプレス」はSLの全般検査のため、元々今年の運行計画はない。

*** バス *** 基本的に一般路線バス
 深夜バス(主に23時台以降、運賃を倍額にして運行されるバス)の運行を、別に記しました。ただし、事業者によって表記内容が結構異なり(はっきり「深夜バスは運行(運休)」と書く所もあれば、時刻表を見ないと解らない所もある)、私の解釈で記した所もあるので、違う部分もあるかも知れません。確認次第書き直すが、その点はご容赦ください。

東京都営 通常通り運行。
 深夜バス:運行

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 一般路線は通常通り運行。「雨除けバイザー」を一般車578台に順次設置する。中山競馬場は12月5日の開催より、事前に購入した指定席を所持した観客のみ入場が可能になるが、競馬輸送のバスの運行の情報は、今日現在確認していない。
深夜バス:運行

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。
深夜バス:千葉駅→中野営業所 運休

ちばレインボーバス 通常通り運行。高花線・西の原線・北口循環線・北総循環線・西の原外循環線は16日にダイヤ改正を実施。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。神門線・物井線・臼井線(一部)は16日ダイヤ改正を実施。「佐倉1日フリー乗車券」を発売中。限定1,000枚。大人600円。来年5月16日までのうちの1日有効。佐倉草ぶえの丘などの観光施設が、団体割引料金で入場できる。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。日光地域は、臨時ダイヤで運行中。日光鬼怒川線は通常通り、〔SL大樹〕運行日に運行。「奥日光シャトル」は、11月30日まで運行。東武日光駅~中禅寺湖~光徳温泉~湯元温泉間各日1往復(運行しない日、湯元温泉発のみ運行の日がある)。往復4,000円で、利用日に使用できる「湯元温泉フリーパス」を特典として進呈。東武日光駅ツーリストセンターで発売(事前予約も受け付け)。車両は新型コロナウィルス感染症追加対策を実施し、通常40席の所20席に限定。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。「TOBU FREE Wi-Fi」は、サービス休止が来年3月いっぱいまで延長になった。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」のみ、12月27日まで運行。「午後から世界遺産満喫半日コース」は引き続き運休。
 11月25日催行の燃料電池バスを使用したツアーは、募集を終了した。燃料電池バスは12月3日より一般営業運行を開始。〔鶴02〕系統(鶴瀬駅東口~ららぽーと富士見)を中心に運用。
 日光の西町エリアでは昨日6日より、「グリーンスローモビリティ」の実証運行が始まっている。大猷院・二荒山神社発は、9~11時台は0・30分、13~15時台は15・45分に出発し、一周18分。運賃無料。12月20日まで運行予定。日光は12月1日より、冬ダイヤに移行する。
 川越駅発着の一部系統は、20日よりダイヤ改正。〔川越02〕系統の深夜バスを廃止。
 深夜急行バスは、東京・上野・新越谷→春日部、新越谷→吉川・三郷・南流山、池袋→川越、有楽町・上野→柏・我孫子の各路線のみ存続(引き続き運休中)。
 深夜バスは、12の系統の15便が運行を再開した。全便23時台で、柏駅西口→柏の葉キャンパス東口系統は、時刻を変更している。
 深夜バス:その他の系統は引き続き運休
 
国際興業 一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは引き続き運休。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。埼玉スタジアム直行バスは、当面は運行の予定がない。
 深夜バス:運休(折り返しが深夜バスとなる便も運休)

西武バス 深夜急行バスは運休。メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。「苗場ホワイトスノーシャトル」を、12月26日から運行する。2月いっぱいまでの主に土休日、池袋~苗場間で1往復運行。土休日運行の〔所18-1〕系統は、西武園ゆうえんちの休園に伴い、西武園駅発着の〔所18〕系統として運行。現在全便運休となっている高速バス上越線・富山高岡氷見線・伊勢鳥羽線・南紀勝浦線・南紀白浜線は、12月18日~1月11日の間、一部の便が一時運行を再開する。「埼玉西武ライオンズ 応援感謝キャンペーン」として、福袋(昨年のリーグ優勝記念セット品と同じ)を数量限定で、池袋チケットセンター、所沢駅東口案内所、大宮駅西口案内所で、16~29日に販売する(なくなり次第終了)。1,500円。
 12月1日より燃料電池バスの運行を開始。〔所52〕系統(所沢駅東口~志木駅東口)・〔所55〕系統(所沢駅東口~東所沢駅)を中心に運用。
 深夜バス:運行

関東バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運休

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行(ただし、9月16日より合計5便が運休している)

西東京バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行(深夜ご帰宅バス「楽帰ぃ」は運休

京王バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

小田急バス 土曜日は通常土曜ダイヤで運行(世田谷〔営〕は、〔下61〕系統は臨時ダイヤ、そのほかの系統は休日ダイヤを継続)。〔渋24・26〕、ジブリ美術館線は臨時ダイヤを継続。ジブリ美術館循環線は、美術館の改修による長期休館のため、1月14日までの間、臨時ダイヤで運行。三鷹駅7時20分~9時20分発、16時40分~18時40分発の間、それぞれ20分間隔で運行。16日より、全営業所(世田谷〔営〕を除く)でダイヤ改正を実施。〔境92〕系統は日中の三鷹駅発着系統を廃止し、朝夕に運行している境南循環系統に変更・統一。その他、一部系統は始発繰り下げ、最終繰り上げを実施。
 深夜バス:運行

東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。自由が丘や、田園都市線の駅を発着する系統の一部は、土曜日は土曜ダイヤで運行。12月5~3月21日、日吉・センター北・たまプラーザ・新百合ヶ丘~Yeti・ぐりんぱ間の高速バスを運行。1月までは週末と祝日、2・3月は毎日運行する。富士急湘南バスとの共同運行。なお、ぐりんぱは冬季休園。
 来年4月1日からの、一部系統の運行形態変更が予告されている。〔都立01〕系統を廃止、〔玉31〕系統を成城学園前駅まで延伸。〔渋55〕系統は、渋谷駅~東北沢駅間に短縮。
 深夜バス:運休

京浜急行バス 〔八8〕系統は土曜ダイヤで運行。東朝比奈循環〔朝1・2〕系統(六浦駅~三信住宅)の実証運行は、一時休止している。
 深夜バス:〔蒲31・33〕〔森21〕〔文3〕系統は運休 その他の系統は運行

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線は、平日は小平駅南口発6時12分~20時32分の間20分間隔+最終20時57分、国分寺台駅入口発6時37分~20時57分の間20分間隔+最終21時22分。土休日は小平駅南口発6時57分~20時37分、国分寺駅入口発7時22分~21時02分の間20分間隔(土曜日のみの学校対策便は運行しない)。

東京BRT:プレ運行中。日中は虎ノ門~晴海間毎時3本+新橋~晴海間毎時1本で、連節バス(エルガデュオ)は、6時台1往復を除いて、新橋~晴海間で1時間毎の運行。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。16日にダイヤ改正を実施している。3・5・6・9・11・22系統で運行本数を見直し。

新京成バス 松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。船橋新京成バスは通常通り運行。
 深夜バス:運行

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 「C-bus」は運休中(11月30日を持って廃止)。その他の一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは、千葉駅→ちはら台線は0時50分発のみ運行。
 深夜バス:運行

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。四勝線(四街道駅~勝田台駅)は今日21日に土休日のみダイヤ改正を実施。増発を行う。
 深夜バス:運行

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。16日にダイヤ改正を実施している。高洲東線は休止。幕張ベイパーク線の内回りは廃止。
 深夜バス:運行

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。路線・高速・貸切(成田空港内ターミナル循環を含む)全車両に抗ウイルス・除菌・消臭コーティングを実施。

小湊鐵道 千葉~ちはら台間深夜急行バスは引き続き運休(千葉中央バス便のみ運行)。千葉白子急行は、最終便を除く7往復を平日・土休日同一ダイヤで運行。その他の路線は、通常通り運行。12月6日までの土休日、「房総さとやまGO」の実証運行を行っている。上総中野駅~養老渓谷駅~JR久留里駅間を1日4往復運行。三井アウトレットパーク~相模大野・町田線は16日に運行再開した(神奈中便も同じ)。

日東交通 一般路線は通常通り運行。「君鴨ライナー」の実証運行は、今年いっぱい実施。アニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」ラッピング車が、館山市内線(館山航空隊~館山駅~なむや・小浜間)で運行、館山駅前発の時刻・行先が公表されている(JRバス関東館山支店の一般路線車両も、キャラクターを描いた部分的なラッピングを行っている)。

平和交通 深夜急行バスは運休。稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 通常通り運行。
深夜バス:運休

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は「2020年度運行スケジュール」に基づき運行中。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。

関越交通 一般路線は通常通り運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、平日・土休日とも減便して運行している。平日は、C01(喜多院・菓子屋横丁ルート)は運行しない。その他の一般路線は通常通り運行。

横浜市営 「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、大さん橋客船ターミナル循環系統は当面運休。26系統の海釣り桟橋~横浜港シンボルタワー間は、工事のため2か月程度運休。
 深夜バス:運休

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。
 深夜バス:運行

神奈中バス 土曜日の深夜バスは全系統廃止している。通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。深夜急行バスは運休中。29日までの土休日、伊勢原駅北口~大山ケーブル間直行便を運行。12月13日までの土休日、大山ケーブル→鶴巻温泉駅間〔巻03〕系統を運行。〔厚56〕系統(本厚木駅南口~ソニー第2テクノロジーセンター)は当面の間運休。厚木〔営〕・大和〔営〕(鶴間)は16日にダイヤ改正を実施。〔厚64〕系統(厚木バスセンター~愛川バスセンターを新設(夜間の〔厚60〕系統便を短縮して設定)。その他、全体的に減便し、〔厚94〕(本厚木駅~運動公園~宮の里)は休日4往復→土曜日1往復に変更(土曜日が休日になったら運休)。〔厚90〕系統(本厚木駅~合同庁舎~森の里間)は廃止。〔綾76〕系統は土休日、30→60分間隔に削減、など。戸塚〔営〕は24日にダイヤ改正を実施。全体的に減便となり、〔戸73〕(深夜バス)は廃止、その他の深夜バスも一部減便。
 深夜バス:運行

相鉄バス 一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは運休中。横浜国立大学との連携協定に基づき、バス車内の混雑情報の提供に関する実証実験を、〔浜10・11〕系統で12月25日まで実施。横浜駅西口~さがみ湖プレジャーフォレスト間高速バスを、14日~3月28日の間運行。21日~1月3日は毎日、他の期間は土休日運行。全バス車両に抗ウイルス・抗菌施工を実施。
 深夜バス:運行(土曜日は廃止になっている)

臨港バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運休

江ノ電バス 土曜ダイヤがある路線は、土曜日は休日ダイヤで運行。湘南〔営〕は今年度より、1月1~3日の間は正月特別ダイヤでの運行を予告している(神奈中と共同運行の〔藤04〕〔辻03〕を除く。時刻は今後通知(現土休日ダイヤから、さらに減便が予想される)。鎌倉・横浜両営業所は、例年通りの正月特別ダイヤでの運行を予定。
深夜バス:運行(土曜日は運休

箱根登山バス 定期観光バスは運休。一般路線は、箱根新道線は箱根湯本駅発1本(12時10分発)、箱根町港発8本(3本は小田原駅行)を運行。御殿場プレミアムアウトレット路線は1時間に1本程度の運行で、平日は最終を繰り上げ。その他、箱根地域内路線は通常の8~9割の運行。桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根新道線(R)・観光施設巡りバス(S)で、段階的に増便を行っている。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行(大雄山駅~道了尊路線、真鶴町内路線は通常通り)。湯河原~箱根線は運休している。小田原~箱根園線は11月27日まで、土休日は全便、大涌谷を経由しない。熱海・箱根線、熱海・大場線は21日にダイヤを変更。熱海・箱根線は1往復を復便し、十国峠折返し2便の延長と合わせて、熱海駅~元箱根間6往復を運行。熱海・大場線は、大場駅前7時35分発を増発。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは21分間隔運転を継続。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は9~15時台の7往復(60分間隔)。土休日のみ、河口湖駅発毎時30分・河口湖自然生活館発毎時57分を増発、「河口湖紅葉まつり期間中」の29日まで河口湖駅発3本・自然生活館発4本を追加運行。「ブルーライン」「グリーンライン」は各3往復のみ運行。河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレットは減便。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線は一部減便。天下茶屋線は土休日のみ1往復運行。スバルライン五合目線は12月1日より、土休日のみ1往復運行。富士山世界遺産ループバス、富士山駅~馬返線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行を再開している。「勝沼周遊バス」は、今年度は10月3日~11月23日の土休日のみ運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。富士スピードウェイの「スーパーGT」最終戦に合わせ、11月28・29日に開成駅・新松田駅~富士スピードウェイ間に直行バスを運行。

富士急シティバス 富士宮五合目線は運休。水ヶ塚公園線は、11月29日までの土休日のみ運行。「三島・河口湖ライナー」は、特別ダイヤ(3往復)で運行している。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行を再開している。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。1月31日までのの土休日(年末年始除く)「四市周遊バス」を運行。竹田神社や一宮浅間神社、マンズワイン勝沼ワイナリーなどを巡る。1日5便運行。一日フリーパス1,500円のみ通用。事前予約優先。

東海バス 定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は、「彩(いろどり)」の運用を再開している。6便で運用。ボランティアガイドは、5便で乗車を再開している。全18便中12便を運行、6便は引き続き運休。三島駅~修善寺~松崎間快速は引き続き運休。修善寺駅・昭和の森会館~八丁池口路線は、11月30日までの土休日のみ運行、11月は1往復増発。
 「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング4号車(三島エクスプレス車)を使用した「沼津満喫ツアー」を、7~29日の土休日に催行。「Go To トラベル」対象で、一般の代金13,000円が、給付金+地域共通クーポンの使用により、支払いの実額は9,000円となる。毎回18人限定(最前列以外の窓側のみ使用)。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。宇都宮では平日に臨時便を運行中。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 予想通りというべきか、大晦日~元日の終夜運転は、私鉄は、ここまで発表されたところでは全て、今年は行わないとしています(小田急で一部、初日の出観賞の臨時が走るのみ)。来週以降発表されるはずの京成や京王、京急などは、沿線に大規模な初詣スポットを控えているため、動向が気になる所です。JR東日本も、去年より縮小しています。関東地方以外では、近鉄が12月上旬に計画を発表とリリースしていて、感染動向をギリギリまで見据えた上で、運行に関する判断を下す事になろうと思われます(それ以外の関西大手やJR西日本は、今日現在は発表なし)。ジワジワと重苦しいムードに覆われたクリスマス、そして年末年始が近づいてくるような予感がします。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR東日本水戸支社は昨日、不通になっている水郡線・袋田~常陸大子間について、運行再開を当初予定より前倒しし、2021(R3)年3月末までの全線再開を目指すと発表しました。
 次回は、平成時代の茨城県の鉄道の回顧です。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連

20日 じもとホールディングス SBIホールディングスとの資本業務提携発表
(NBAトロント・ラプターズ フロリダ州タンパを仮本拠地として開幕発表)
21日 平昌五輪メダリスト高木 美帆 全日本選抜八戸大会 リンクレコードで優勝
(宮城県大崎市市長 ウィルス感染確認)