№2235 2020年10月 今月は何があった 何をやった

 東証のシステムトラブルで始まった10月。日本学術会議の人選を巡る攻防は、遅くとも1年後の総選挙に、影響を与えるのだろうか?ついに自らが新型コロナウィルスに感染したのに、相変わらずどこ吹く風のドナルド・トランプ。一方欧州は、フランスもイギリスもドイツも、どこもかしこも再度の緊急事態。核兵器禁止条約の発効が見えてきて、ベラルーシやタイに関わるデモ行進は日本でも行われ、世界の中の日本の立ち位置が問われた月でもありました。「鬼滅の刃」記録的大ヒットが、数少ない、明るい話題か。東西ドイツ統一から30年、今月はどのような事が起きたのでしょうか。

28日 レオパレス21 118億円債務超過の見通し発表
29日 NTT ドコモ完全子会社化発表 買収総額4兆2500億円余
30日 楽天5Gサービス開始 月額2,980円

 1日 改正著作権法施行 無許可音楽アプリ運営は罰則対象
 2日 ホンダ F1 2021年限り参戦終了・撤退発表
 3日 ゆうちょ銀行「mijica」不正アクセス サイトを閉鎖
 4日 NTTドコモ 顧客システムトラブル
 5日 近畿大学サッカー部 部員大麻使用 部活動無期限停止
 6日 台風19号被害の保育所 1年ぶり再開 福島県須賀川市
 7日 ルミネエスト新宿 午前中一時全館停電
 8日 京急線神奈川新町事故 トラック運送会社に事業停止60日の行政処分
 9日 マリ過激派から解放人質 フランスに到着

10日 北朝鮮 軍事パレード実施 朝鮮労働党創75年
11日 タイ東部 踏切で貨物列車とバス衝突 バス乗客ら18人死亡
12日 EU各国 対ロシア制裁で合意
13日 JR横浜駅隣接ビル工事現場で土砂崩れ 作業員巻き添え
14日 林 真理子 同一雑誌エッセイ連載37年 ギネス世界記録に認定
15日 女子プロサッカーWEリーグ 参入11チーム決定
16日 フランス・パリ近郊 中学校歴史教員殺害 テロ事件として捜査
17日 中曽根元首相 内閣・自民党の合同葬
18日 対イラン武器禁輸措置 国連解除発表
19日 道志村で行方不明女児の母親を脅迫 男に懲役6カ月・執行猶予3年の有罪判決

20日 山梨県早川町町長選挙 現職無投票で再選 現職市長村長最高の11回目当選
21日 死刑執行関連情報 法務省 犯罪被害者に提供開始 
22日 PayPay システム不具合 クラウドサービス障害 
23日 国民民主党 玉木代表 立憲民主党・社民党との衆議院統一会派から離脱表明 
24日 東京オリ・パラ水泳会場「アクアティクスセンター」 完成記念式典開催
25日 競馬菊花賞 コントレイル優勝 初の親子2代で無敗の三冠達成 
26日 福島第一原発事故 新潟県技術委員会が検証結果報告書を県知事に提出 
27日 河井案里参議院議員 東京拘置所から保釈 4か月ぶり
28日 かんぽ生命保険 不適切販売で日本郵便社員ら490人 新たに処分 
29日 ニトリHD 島忠へのTOB(株式公開買い付け)発表)

 新型コロナウィルス関連のできごとです。

28日 TDL 「美女と野獣」テーマの新エリア 半年遅れでオープン
29日 東京国際映画祭 ノミネート作品発表 賞は「観客賞」のみ
30日 NFLタイタンズ 選手ら陽性反応 試合中止

 1日 「Go To トラベル」東京発着スタート
 2日 ニトリHD 中間決算で過去最高益 “巣ごもり需要”で売り上げ増加
 3日 田村厚生労働大臣 羽田空港検疫所視察 検査体制拡充表明
 4日 「逆四万十の日」 四万十川で船上結婚式
 5日 プロ野球・Jリーグ 観客上限引き上げ時の感染対策議論
 6日 プロ野球ロッテ 1軍関係者13人感染判明 クラスター発生と判断
 7日 コロナ禍で延期・中止の公演のチラシ等 早大演劇博物館特設サイトで公開
 8日 対韓国 入国制限緩和 ビジネス等往来再開
 9日 NYブロードウェイミュージカル 来年5月まで休演決定

10日 さいたま市内 劇団稽古場でクラスター発生
11日 岸和田だんじり祭 引き回しは中止 神事のみ
12日 ジョンソンエンドジョンソン ワクチン臨床試験 一時中断
13日 福岡発仁川行きアシアナ航空便 7か月ぶりに運航再開
14日 JR四国南伊予駅 開業記念式典 コロナ禍で7カ月遅れ
15日 インド ほぼ全ての経済活動再開
16日 フィギュアなどスケート四大陸選手権中止 国際スケート連盟発表
17日 プロ野球ロッテ ウィルス感染者13選手全員復帰
18日 「卒業後3年間は新卒扱い」の指針 田村厚労相 経済界への要請を表明
19日 若手映画関係者支援プロジェクト 「DIVOC-12」スタート

20日 「CEATEC」 オンラインで開幕
21日 日本触媒・三洋化成工業 経営統合中止発表 コロナ禍影響
22日 ハロウィン「渋谷来訪自粛を」 渋谷区長呼びかけ
23日 東京都民の都内旅行補助 午後から開始
24日 宇都宮市「菊水祭」 神輿はトラック運搬
25日 コロナ禍で中断 大川小学校語り部活動再開
26日 札幌市 芸能プロダクション・すすき野飲食店でクラスター発生
27日 宮城県 45人の感染確認 1日では過去最多
28日 北海道 警戒ステージ「2」に引き上げ
29日 体操 内村 航平 新型コロナウィルス感染発表

 今月はこの他、最後の「ゆるキャラグランプリ」で陸前高田市「たかたのゆめちゃん」がグランプリ、デザイナー高田 賢三氏、ギタリスト・エディ ヴァン ヘイレン、作曲家筒美 京平氏、トランペット奏者近藤 等則氏ら死去、巨人・菅野 智之が開幕から13連勝のプロ野球新記録、北海道寿都町が「核のごみ」処分場第一段階調査に応募決定、競泳の瀬戸 大也が女性問題で年内活動停止処分、森友学園問題の財務局職員音声データが公開、調布市で道路陥没、北陸各地でクマが相次ぎ出没、日本=イギリス間EPS(経済連携協定)締結、韓国李 明博元大統領の懲役17年判決確定、などがありました。
 月の半ばには、大阪医科大学・メトロコマース(売店の営業を行う東京メトロの子会社)・日本郵政の、正規と非正規雇用の関係の在り方を巡る、最高裁の判決が相次いで出されました。判決に対する受け止め方は様々だが、改めてこの両者の間に横たわる格差をいかに解消するか(あるいは、そのままでもやむなしとなるのか?)が、問われる事になります。
 ANAHDの今年度最終赤字が5,100億円の巨額なものになる見込みである事は、一般の経済ニュースでも大きく取り上げられる事になりました。パンデミック前の拡大路線から一転、大型機の大量退役など、経営戦略の大幅な見直しを迫られる事になります。私が「FLYING HONU」でハワイに飛んだちょうど一年前の活況を思うと、こんなはずじゃなかったのに、という思いは、関係者全員にあるでしょう。エアアジア・ジャパンは撤退を、ジェットスター・ジャパンも関空などの路線の縮小を発表しています。まあ、現状で経営が苦しくない航空キャリアは世界のどこにも存在せず、CXは全従業員の約1/4の削減計画を発表、DLもまた5,600億円の最終赤字になる見込みと、どこもかしこも青息吐息です。ZIP AIRの旅客便デビューなど明るい話題もなくはないが、ともかくある程度でも国を跨いだ人の往来が自由にならないうちは、航空キャリアはまだまだ虫の息、という状況が続くのでしょう。三菱スペースジェットも開発が凍結になって、どうなるのかねえ。

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≪今月この一枚≫

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 実は今週、四国と九州に行ってきました(25日は、宿泊先の松山で更新しています)。松山では伊予鉄道の市内線に乗り、郊外電車やバスの撮影を行いました。九州では、由布院を中心と区間が7月の豪雨で不通となっている、久大本線を、代行バスを交えて乗り通しました。〔ゆふいんの森〕にも乗っています。どこも観光客の姿が決して少なくなく、「Go To トラベル」の効果も出ているようだが(今回は私も恩恵を受けた)、一方で感染対策は当然厳しく、計2泊したホテルはどちらもサービス内容(特に朝食)の変更があり、何より列車・バス・航空便の運休も数多く出ていて、どこかチグハグだなあの印象は、正直ありました。このまま欧州のような感染再爆発とならず、少しずつでも落ち着いてくれれば、もう少しは楽しい旅もできるのだろうが。
 四国と九州の間は、フェリーを使いました。26日に八幡浜で撮影した、宇和島運輸のフェリーです。左は臼杵航路の「あけぼの丸」、右は別府航路の「えひめ」で、「えひめ」に乗って、別府に向かいました。3時間弱の航路なので3月のヴァイキングラインのような豪華さはもちろんなくて、2等客室は升席が中心と、ローカル色が濃い航路(むろん、トラックを中心とした物流は盛ん)だったけれど、甲板に出れば、夕焼けと、美しい星空を眺める事も出来ました。何より「三密」とは全く無縁のオープンな空間がウレシイ。船の旅も、積極的に旅行プランに組み込みたいものです。旅行については来月書きます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 祝・阿武隈急行全線再開!

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
30日 トルコ・ギリシャ沖エーゲ海 M7.0の大地震
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 11月日本ツアー開催発表)
31日 東松島市震災復興伝承館 リニューアルオープン 記念式典
(北海道 新型コロナウィルス感染者81人 1日の確認数最多)

「東松島市震災復興伝承館」は、津波で被災したJR仙石線の旧野蒜駅の駅舎を活用した施設で、去年の3月11日、震災からちょうど8年、という日に訪れていました。№1985で書いています。あの後リニューアルをやっていたのですか。 
 コロナは、北海道は「危険な状態」と判断されているそう、今日は、東京は215人、全体で876人。しかしこれで「大変だ、大変だ」なら、死者が1000人に1人弱のベルギーなんて、壊滅状態寸前、じゃないですか?この1000人が「感染者数」ではなく、「人口」なのだから。日本は絶対に、こんな事態になってはいけない。

 もう11月だ。明日は「大阪都」の住民投票、そして3日は、世界で最も重要な選挙(である事は、認めざるをえまい)・アメリカ大統領選挙があります。全然方向は違うけれど、どちらも日本の政治に、多かれ少なかれ影響を与えるはずです。どうなるのでしょうか。

№2234 JTB時刻表2020年11月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2020年11月号」、20日に発売になっています。
 表紙は宗谷本線・徳満~兜沼間を走るキハ54形単行。背景は、利尻岳。

「のりもの情報局」は、今月も裏表紙になりました。
「近畿日本鉄道 創業110周年『記念乗車券』『記念グッズ』発売」「東京メトロ 2020年度版『メトロ&ぐるっとパス』発売中」「大阪モノレール・北大阪急行 リアル謎解きゲーム『未来へ向かう時空列車』開催」「天夢人『南田祐介の鉄道ミステリー』発売中」「「JTBパブリッシング『JTBのカレンダー 新幹線2021』発売中」。カレンダーはプレゼントもあります。
「鉄道プレゼントコーナー」は、JR101系 南武支線 晩年仕様2両セット。JRがスタートした翌年、大湊線と共に、JR初のワンマンとなった区間の電車でした。

友近・礼二の妄想トレイン 収録現場に潜入!
 番組を見た事がないので、正直あれこれ語る事はできません。が、図らずもタイムリーな内容になっているようです(放送開始が延期になったが、初めにコロナ禍ありきではない)。妄想だけならタダだし、ウィルスに感染する事も、ないからねえ。
 セットの写真を見ると、ヘッドマークや愛称のサボもあって、レトロ調に映る。「窓口勤務」はコロナ対策という事だが、思えば昔はどの駅も(都会も田舎も)、これが当たり前でした。田舎は駅の合理化(無人化)が進んだし、都会は、券売機が相当多機能化した事、「みどりの窓口」は大半がオープンカウンターになった事で、現代では意外に見なくなっているかも知れない。使わなくなったが、残っている駅はいくつか見かけるが。
「旅プラン」のイラストを見ると、名古屋から伊勢志摩に行くのに、「ひのとり」に乗るの?津で後続の特急に乗り換えるのだろうが、津で何をする、という事は描かれていない。宇治山田→鳥羽間だけ「しまかぜ」というのも、「妄想旅行」らしい。でも、名古屋駅のコーヒーハウスで朝食、というのは、個人的には少々寂しく思えました。昔の新幹線なら、食堂車でモーニングにしたはずだから。
 11月2日の特別編③は廣田あいかと南田祐介、JTB時刻表グラビアでは馴染みの2人がゲストになるらしい。

 いつかこの「妄想」を現実にできて、仲間とワイワイ言いながら鉄道の旅に出られたらいいよね、みたいなのが番組のコンセプトなんだろうと思うが、では私自身はこんな旅ができるか、と問われたら…、正直できません。他人と出かけるというのははっきり苦手で、特に社会人になって以降は、(以前勤務していた私鉄の宴会旅行を除いて)他人とどこかへ出かけた事は、一度もない。それに、鉄道職員経験者という事もあって、やや冷めた目、一歩引いた目で鉄道・交通を見る所があるので。当ブログの旅行記でも、その点がある程度にじみ出ているのではないかと、思っています。

特集のページ
「NEWS」の列車イラストは、JR北海道の261系「はまなす編成」。

 その「はまなす編成」による、特急の臨時列車と編成の変更が掲載になっています。「臨時列車」と言っても在来の定期列車の編成変更で、「北海道鉄道140年記念」の副称がつく事で、「臨時列車」という扱いになるようです(列車番号は変わらず)。11月28日~2月いっぱいは、〔宗谷〕〔サロベツ〕の編成を変更。基本的には隔日の変更。「はまなすラウンジ」は自由席として運用。

 会社線は今月も、関東大手のライナー列車(THライナーを除く)の時刻を掲載。京王は30日からの時刻。この結果、0時を過ぎて始発駅を出発するライナー列車は、東武の〔TJライナー27号〕(平日運転・池袋0時00分発)のみとなったが、終電見直しの動きが広がると、この列車も見直しの対象となるのではないだろうか。

本文
 冬の臨時列車が発表になったが、〔ムーンライトながら〕は、今季も設定がありません…。このまま「安楽死」になってしまうのか?

 前回も書いたが、常磐線では「SENDAI光のページェント」に合わせた、臨時の〔ひたち〕が運行されます。

下り
ひたち97号 水戸7:30 → 11:18仙台

上り
ひたち98号 仙台20:18 → 23:48水戸

共に「SENDAI光のページェント号」の副称付き。12月12・19日運行。
停車駅:勝田・常陸多賀・日立・高萩・勿来・泉・湯本・いわき・広野・富岡・浪江・原ノ町・相馬
(「SENDAI光のページェント」自体は、今日の時点では、規模を縮小しつつ開催の方向)
 北海道の〔ライラック旭山動物園号〕は来年1月9日~2月28日の土休日に運行されるが、今年は春~秋にかけては設定されず(通常の〔ライラック〕〔カムイ〕の減便までやっていたのだから)、運行されれば1年ぶりになると思われます。今季の北海道の冬の臨時列車は、新幹線や特急は設定されず、実質釧網本線の〔SL冬の湿原号〕〔流氷物語〕のみ。

 JR東海は、〔南紀〕の編成が11月に変更になり、グリーン車の連結がなくなります(2号のみ、1日は連結)。「営業案内」の編成表では、基本は2連になる(指定席・自由席各1両)。

 JR九州はコロナ禍の影響で、在来線特急の一部が、11月1日より当面の間運休。対象は〔ソニック9・13・17・21・25・26・30・34・38・42号〕〔かもめ15・28号〕〔きらめき2・7・91(土休日運転)号〕〔かいおう1(土休日運休・10月31日から)・4・5(土休日運転)号〕〔きりしま4・9号〕と、〔にちりん9・12・17号〕の大分~延岡間、〔にちりんシーガイア20号〕の宮崎空港→大分間(宮崎空港→延岡間は代替で〔ひゅうが102号〕を運転。787系で、普通車は全車自由席)。
 なお、JR四国は今月から、高松・徳島・愛媛・高知23時台発の普通列車計6本を運休にしている他、〔いしづち3・5・16・18号〕は〔しおかぜ〕への併結を取りやめ、(下り)多度津・(上り)宇多津での乗り換えになっているが、この点については記されていない。

 そのJR四国・牟岐線の阿波海南~海部間は、11月1日より阿佐海岸鉄道に移管になります。
 そうなるとこの日以降、現在牟岐~海部間で運行されている代行バスは、牟岐~阿波海南間のJR四国+阿波海南~海部間の阿佐海岸鉄道の運賃の合算になるはずだが、阿波海南~海部間は、DMV運行開始までは無料で乗車できるとしています。「青春18きっぷ」などJR線内のみ有効の乗車券は、阿波海南以南は利用できなくなる(DMV開通までは影響は出ないが)。
 なお12月1日から、阿佐海岸鉄道も全区間バス代行になる模様。

 鹿児島本線・大牟田~植木間は、11月の月曜日は工事のため、日中は全列車運休。下りは荒尾10時14分発5331M~大牟田15時04分発5341M、上りは植木10時24分発5338M~15時28分発5346Mの11往復。また荒尾10時34分発上り快速小倉行4230Mも、荒尾→大牟田間は運休。代行輸送はない。
 先月号で予告されていた五能線の工事運休列車は、下りは2531D~2533D(能代→鯵ヶ沢間)と223D(能代→岩舘間)、上りは224D(岩舘→能代)と326D(深浦→能代間)。こちらも代行輸送はない。特に上りの深浦→能代間の工事日は、深浦7時22分発522Dの次は、20時15分発328D(最終)まで列車がない事になります。

 会社線は、東武東上線のみなみ寄居駅が31日に開業。当面の間、池袋側は東武竹沢まで、寄居側は男衾までの運賃で乗車可能。なお〔りょうもう8・25・44・47号〕は11月9日より(8号は10日より)「リバティ」500系に置き換えになり、〔リバティりょうもう〕としての運行になるが、今号では記載がない。25号は「午後割」・44号は「夜割」の適用がなくなる。「リバティ」は桐生線初入線。
 大井川鐡道千頭線の門出駅開業・五和→合格駅改称(11月12日)は、本文には記載されていない。
 関東鉄道常総線は31日にダイヤ改正を行うが、今号では記載がない。快速の運行時刻の変更や、一部列車の削減が行われる。
 それにしても、高速バスも地方の鉄道・バスも運休便がまだまだ多く、胸が痛い。

 航空は25日から冬ダイヤになり、JACはJALとの共同引受により、JAL便名での運航になる(J-AIR・HACと同じ)。但馬・種子島・屋久島・喜界島・沖永良部・与論島は、JALとしては初乗り入れ。
 またSFJの羽田空港は、関空・山口宇部路線が第1ターミナル南ウイング発着に変更になり、全路線第1ターミナル南ウイングに統一。

 次号は、例年ならJRの終夜運転など、初詣の臨時列車の時刻が掲載になるが、一体どういう事になるのだろうか?「今年度は終夜運転を行いません」のリリースが出ても、もはや驚きではないが、判断が難しいだろうねえ。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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 前回書くべきだったが、27日、ついに日高本線(鵡川~様似間)の廃止届が、JR北海道より出されました。来年11月1日廃止(最終営業日10月31日)の予定だが、北海道運輸局による意見の聴取があり、そこでJR北海道の陳述が認められると、廃止日が大幅に繰り上がり、4月1日廃止(3月いっぱいで終了)となるとしています。バス代行期間が相当な長期間になっていて、特に問題なく運営されているようであれば、細かな微調整は必要だろうが、その公算は大だと思います。つまりもう夏はほぼない、という事です。なので、もう列車に乗る事は叶わないが、「青春18きっぷ」で代行バスに乗れるうち(廃線後の代替バスでは乗れなくなるだろう)、新年早々に日高本線訪問を決定しました。バス代行にはもう慣れたのだろう、沿線の様子を見てきたいと思います。苫小牧~様似間の往復だけで一日がかり、しかも真冬でもあるから、大変な旅になりそうな予感もありますが。行きは飛行機だが、帰りは函館経由で新幹線の予定です。
 JR九州は、九州新幹線長崎ルート(武雄温泉~長崎間)の名称と車両を発表しました。〔かもめ〕は、順当な名称だろうと思います。JR東海が今年から運行を開始したN700S系を6連にしたタイプで、イメージイラストを見れば、やはり水戸岡デザインですね。あとは、未着工の佐賀県内区間がどうなるのか。やはり新幹線車両が博多~長崎間を直通できなかったら、十分な効果は発揮できないだろう(鹿児島ルートより短いし)。個人的にはやはりフル規格だろうとは思うのだが、佐賀県が納得する方策が見いだされないといけないと思う。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
28日 かんぽ生命保険 不適切販売で日本郵便社員ら490人 新たに処分 
(北海道 警戒ステージ「2」に引き上げ)
29日 ニトリHD 島忠へのTOB(株式公開買い付け)発表
(体操 内村 航平 新型コロナウィルス感染発表)

№2233 板谷峠と利府支線 そして全線再開常磐線の旅 3〈終〉.大野駅 人の営みいつ戻るのか

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 2011(H23)年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方の太平洋沿岸に、あまりにも多数の犠牲者を伴った、計り知れない重大な被害をもたらしました。それは、何の直接の害を被る事がなかった私には口にするのもおこがましいものだったのだけれど、福島県浜通りに関してはそれ以上に、全世界を震撼させた、福島第一原発の爆発・放射能漏れ事故の影響が、極めて深刻なものになりました。
 多くの人々が故郷を追われ、10年近く経とうとする今も、生まれ育った土地に帰れないままです。そして常磐線も、津波で多大な被害を被りながら、立入さえままならない区間が多く、復旧に多大な年月を要する事になります。
 今年3月、最後まで残っていた地域の避難指示が解除された事で、常磐線もついに、9年ぶりの全線の運行が再開になりました。正直なところ、事故からしばらくの間は、もう再開される見込みがなく、放棄される事になるのではないか?とさえ思ったので(だから、水郡線や磐越東線の強化をした方がいい、と当ブログにも書いたものです)、感慨深いものはあります。とはいえ、すぐに元の暮らしが戻ってくるわけではなく、したがって常磐線もまた、しばらくは厳しい運営を強いられる事になるのだろうと思います。再開から半年以上経って、現状はどうなんだろう?と確かめてみる事も、今回の旅の目的の一つでした。

 平成の福島県の鉄道を回顧した№2226で、冒頭に久ノ浜駅を通過する485系〔ひたち〕の画像を出しました。今回全線再開した区間を含むいわき~浪江間は、1989(H元)年12月27日に乗車しています。あの時は浪江で、廃線になって久しいJRバス東北福浪線に乗り換えて、福島に向かったものでした。しかしこの区間に関しても記憶はほとんどなく、まして浪江~岩沼間だと、全然記憶がありません。記録に残していないので。悪い癖でした。ほとんど新線に乗る感覚で、常磐線を南下しています。仙台からの電車を乗り換え、今回は原ノ町から。

1004-51 いわき行.jpg
 原ノ町駅3番線から出発する、いわき行674M。
 これが、首都圏でも走るE531系の5連。普通列車は全線再開と同時に運行形態が変わり、原ノ町で乗り換えになるが、首都圏の電車がここまで入るようになったというのは、どうにも違和感がある。震災前は、いわきより北は仙台の車両で運行されていたのだが(一部は水戸まで入っていた)。そもそも、なぜここは水戸支社管轄なのだろう?(新地まで)明らかに仙台の方が近いのに。

1004-52 首都圏路線図.jpg
 当然車内の路線図も首都圏のもので、常磐線は高萩まで、原ノ町までは書かれていない。「磐城太田」との取り合わせがミスマッチ。

1004-53 常磐線路線図.jpg
 一応ドア上には、常磐線(品川~原ノ町間)+水戸線の路線図もあります。
 浪江からいよいよ、運行再開区間に入ります。

1004-55 双葉駅.jpg
 双葉駅。相対式だったが、上りホームは線路が完全にはがされ、使用していない。なのに不通になっている間に、駅舎は橋上化されたらしい。

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 双葉~大野間の沿線。これを見る限りは、普通の田舎のように見えるのだが。

1004-57 双葉~大野間.jpg
 双葉~大野間は、震災前は複線だったのだが、上り線の線路を撤去し、単線化しています。非常時の避難通路とするためとか。

1004-58 大野駅到着.jpg
 大野駅に進入します。
 元々、不通区間のどこかで途中下車するつもりだったが、この大野で降りる事とします。

1004-59 大野出発.jpg
 降りたのは、私一人…。

1004-60 大野駅エントランス.jpg
 大野駅も橋上駅舎。ただしここは震災前から橋上駅舎で、リニューアルはされているが、駅舎そのものは震災前のものをそのまま使用しているようだ。

1004-61 空間線量率数値.jpg
 まず目につくのは、放射線の空間線量率数値を示すメーター。この「0.293」が人体のどの程度影響を与えるのか、正直解らない。というか、はっきり言って、関心はありませんでした。次の電車まで2時間以上あるが、そこまでだったらどうって事ないでしょ?と、能天気に構えたりします。
(そもそも危険な数値が日常的に続いていたなら、運行再開もなかったはずなので)

1004-62 区域図.jpg
 3月5日に発出された、避難指示解除及び立入規制緩和区域を記したマップ。
 これを見ると、大野駅と、大野病院付近に新たに避難指示の解除が出た他、下野上・野上地区(緑のエリア)の立入規制が緩和されています。しかし、それ以外の駅付近のエリアは、未だに「帰宅困難区域」に指定され、ほとんど自由な行き来が出来ません。

1004-63 時刻表・運賃表.jpg
 時刻表と運賃表。

1004-64 大野駅東口.jpg
 駅の外へ出てみます。まず、東口。

1004-65 帰宅困難区域通行止めフェンス.jpg
 さっそく目の前に、通行止めのフェンス。このフェンスの内と外で、危険度が極端に変わるわけはないと思うのだが、現実を象徴しています。

1004-66 双葉警察署大熊駐在所.jpg
 駐在所も立入禁止、当然警官の姿もありません。

1004-67 道路フェンス.jpg
 海の方向に向かう道路も、閉鎖。

1004-68 通行禁止看板.jpg
 駅前の道路は、普通のクルマだけが走れるようで、バイクや自転車、歩行者(要は外気=放射線に直接さらされる可能性があるもの)は、通行禁止。

1004-69 児童公園.jpg
 道路を隔てた反対側の児童公園も、9年も立ち入るものがいないのだから、かなり草むしてきました。ただ、その向こうの建物では、何か作業が行われているようだった。
 時計も当然止まっているが、その時刻は、震災とは直接は関係ない気がする。

1004-70 フェンス.jpg
 町を覆うように張り巡らされるフェンス。
 したがって、車がなかったら、駅の外に出たって、ほぼどこにも行けないという事。

1004-71 大野駅西口.jpg
 一方、西口。今回は利用しなかったが、広場には、放射線量計を貸し出す事務所があります。9時~16時。

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 避難経路図。避難先の大熊町役場は、震災前は大野駅の近くにあったが、今はうんと遠くの大川原地区に引っ越していて、歩くと1時間以上かかる。

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「ステーションプラザ大熊」。無論休業中。手前の「Welcome to Okuma ようこそおおくまへ いらっしゃいました」の歓迎のメッセージも、虚しい。

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 駅前の元喫茶店。

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 元商店街もフェンスで遮られて入れない。入れたって皆休業しているけれど。ただ、軽トラックの出入りはあった。

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 JAの大熊支店とGS。

1004-77 大熊町生活循環バス.jpg
 というわけで、徒歩での移動が現実的でない現状では、「大熊町生活循環バス」というのが、大野では一番頼りになる足、という事になるだろうか。バスと言ってもワゴンだが。報徳観光バス(報徳タクシー)への委託で、誰でも無料で利用できるらしい。

1004-78 大熊町生活循環バス停留所.jpg
 そのバス停。9月1日に時刻が変わっていて、平日12本・土休日も5本運行。一部は越境して、富岡駅まで入ります。

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 駅に戻って、「Suica利用駅拡大のお知らせ」。浪江までが「首都圏エリア」。小高からが仙台エリア。なぜか桃内は、どちらにも入らなかった。
 こうなると「首都圏」「仙台」「新潟」のエリア分けは、もう不合理だと思う。JR西日本のように、全エリアを一体化した方が実情に合うのではないか?
 それにしても、ここが「首都圏エリア」という事は、何か違う気がするが、つまりは、浜通りは関東地方との方が、仙台などより結びつきが強い、という事なのだろうか?福島第一原発も「東京電力」だし。

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 13時05分、下り原ノ町行675Mが発着。やはりE531系5連。2人降りてきました。地元の人ではなさそうだった。復興作業関係だろうか?大野駅も単線化され、島式ホームの旧上り線側はフェンスで囲われている。

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 当然駅員はいないし、飲み食いできるものは、(駅の外を含めて)駅舎内の飲料の自動販売機でしか手に入らない。なのにかなり広い待合室があり、カウンター席はPC等用のコンセントが完備している。チグハグだなあ、という印象もある。ありがたく使わせてもらったけれど。

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 この駅には、時刻表と共に、運行情報を同時に表示するモニターがある。異常が発生したらどんなメッセージが表示されるのかは解らないけれど、こういうの、他地域の無人駅でも、積極的に配備されても、良いのではないだろうか。

 というわけで現状の大野駅、ともかく電車の運行は再開されたものの、何より地元の人の利用というものがほぼないのが現状と見えるし、やはり駅周辺の帰宅困難区域の指定が解除にならない限りは、この状態が続くと考えられる。せっかくの真新しい(新築ではないが)橋上駅舎も、数年は持て余し気味、という事になるのだろうなあ。震災前の賑わいが戻ってくるのは、いつの事になるのだろうか。
 色々思う所もあるが、ともかくここで途中下車するつもりなら、放射線量も気になるだろうけれど、それ以前に当然、飲み食いできる場所が全くないから、まずその辺を覚悟しておく必要があります。
(私は前回書いた仙台駅の「マルシェ」で買ったお菓子類を、ここで食べました)

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 先の675Mの折返し、678Mいわき行が到着。大野を後にします。降車はなし、乗車も自分一人。

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 熊川。

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 夜ノ森。ここも橋上駅舎に建て替えられているらしい。
 結局、浪江の次に行き違いができるのは、約15km先の夜ノ森という事になる。現状はこれでいいだろうが、東北本線に何かあった時の、特に貨物輸送の迂回ルートとしては、線路の容量としては大丈夫だろうか、という気もする。

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 富岡。ここで不通区間は終わり。ここも橋上駅舎だ。

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 海の方はいろいろ工事を行っているようだ。復興作業だろうか。

 富岡を発ったところで乗客数を数えてみたが、5両に27人しかいなかった。現状の朝夕は解らないが、沿線の現状からすると、日中に関しては明らかに、輸送力過剰に過ぎると思う。

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 その先は、普通の農村地帯だ。普通に稲作も行われているようだ。

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 Jヴィレッジ駅。ここは複線区間で上下線が大きく分かれようとしている所にホームがあり、挟まれるように、丘の上に通じる通路がある。3月改正で正式な駅になって通年全列車停車になった、けれど、乗降は、全くなし。

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 広野駅。行き違いもないのに3分停車。

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 そんな長い時間ではないが、太平洋を見る区間もあります。
 四ツ倉までくるといわき市の郊外となり、普通の人の営みが感じられるようになってきました。ホッとする。

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 いわき駅に着きました。駅前に発着する、新常磐交通バス。4月1日改正の時刻表を入手したが、これを読むと、富岡までは、休日以外はいわきからの乗り入れがあります。原ノ町にも路線があるが、引き続き運休中。大熊町は、震災前は東京や大阪からの高速バスの一部(浪江発着)が旧大熊町役場を経由していたが、一般の路線はもうなくなっているようだ。

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 福島駅でも見た、オリ・パラのカウントダウンが、いわき駅にもありました。

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 570M、水戸行。E531系3000番台5連。 

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 車体には「安全確認カメラ」が設けられています。

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 夕陽が、西に沈んでいく。10月となると、17時位にはもう暗くなってくる。

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 勝田で、後部に同じE531系5連を増結。こういう運用があるとは、正直知りませんでした。
(この数日後、土浦→水戸間(勝田行)で乗車した549Mも、同じ5+5の10連だった)

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 水戸で乗り換えた上野行448Mの車内で食した、水戸駅の駅弁「常陸牛 牛べん」。
 完全に真っ暗になって、この先は特に記すような事がないまま、上野に着きました。

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 最後に、今回使用した乗車券。「藤沢→新幹線→福島→山形→仙台→常磐線→日暮里」と一周する乗車券+「日暮里→戸塚」の乗車券が一体になった、連続乗車券でした。12,150円で、6日間有効になります。

 というわけで、今回の旅は無事に終わりました。常磐線沿線の復興はたぶん相当な年月がかかるだろう、5年・10年程度のスパンが必要ではないか?とも思う。ダイヤもしばらくは、現状のままで推移するのではないでしょうか。とはいえ、12月12・19日には、「SENDAI光のページェント」に合わせた、水戸~仙台間の臨時〔ひたち〕も走ります。この催しは震災より前から開催されているものの、〔ひたち〕に関しては、初の臨時列車運行となるようです(ページェントは、今の時点では規模を縮小しつつ開催の方向)。こういう列車が今後も多数設定され、町も鉄道も、いつになるかは見当もつかないが、震災前の賑わいが戻ってくる事を、強く願いたいと思います。

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 ANAHDは、来年3月までの1年間の決算が、5,100億円の最終赤字と過去最大になる見通しと発表しました。再建策もいくつか記されて、大型機30機削減などは既に報道されている通りだが、中長距離国際路線のLCCを、2022(R4)年をメドに立ち上げる方針も明らかにしています。JALが作ったZIPと同じようなものになると思われるが、そこまでに、全世界の航空需要そのものが、どうなっているのか(エアージャパンをベースにするらしい)。また、既に発注しているB737MAXや、B777-9X、そして三菱スペースジェットの扱いは何も発表がないようだが、どうするのだろう。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
26日 福島第一原発事故 新潟県技術委員会が検証結果報告書を県知事に提出 
(札幌市 芸能プロダクション・すすき野飲食店でクラスター発生)
27日 河井案里参議院議員 東京拘置所から保釈 4か月ぶり
(宮城県 45人の感染確認 1日では過去最多)