「JTB時刻表2020年10月号」、19日に発売になりました。
表紙は、高山本線・飛騨小坂~渚間の飛騨川を渡る、〔ひだ〕。
今月号はついに、グラビアがなくなってしまいました。確かに「何を書けばいいんだ?」という状況が続いているし。
ちなみに過去2年のグラビア特集は、2018(H30)年は「よん・さん・とお」大研究、去年2019(R元)年は「1964年“夢の超特急”と日本の鉄道」でした。特に去年は未来も見据えて、華々しさも感じられたものでした。
「のりもの情報局」は裏表紙になりました。「射水市観光協会 射水市周遊バス 実証運行中」「小学館『おんな鉄道ひとり旅2』」「広島電鉄『2020-2021シーズンドラゴンフライズ電車』運行」「津軽鉄道『つてっちー×青森りんこ』コラボ缶バッジ発売」「「JTBパブリッシング『JTBのカレンダー 新幹線2021』発売中」。
「広島ドラゴンフライズ」はプロバスケットボールのチームで、次のシーズンからB1に昇格します。広電はこれで野球のカープ、サッカーのサンフレッチェに続いて、地元プロスポーツチームのラッピング電車がそろった事になります。
「鉄道プレゼントコーナー」は、東武鉄道8000系の8111編成。原型の顔つきを残した最後の編成で、現在は東武博物館所有で動態保存。
特集のページ
「NEWS」の列車イラスト、今月号は東京メトロの7000系。後継の17000系も披露されたし(営業運転開始は来年2月の予定)、いつまで走るだろうか?一番古い車は1974(S49)年製で、もう46年経っているからねえ。
JR北海道の261系〔はまなす〕は、10月号掲載の〔北海道鉄道140年記念〕の副称がついた各列車に加え、11月後半に編成を変更する〔宗谷〕〔サロベツ〕も掲載。下り〔宗谷〕〔サロベツ3号〕・上り〔サロベツ4号〕は11月28・30日、下り〔サロベツ1号〕・上り〔宗谷〕〔サロベツ2号〕は11月29日に編成を変更して運行。①号車「はまなすラウンジ」は、一般の自由席として運用。
会社線は、今月号も関東の大手私鉄ライナー列車を掲載(今月も〔THライナー〕はない)。
本文
飯田線は、11月13~15日・21・22日に急行〔飯田線秘境号〕を運行。今季は、13~15日は上りの始発が駒ケ根になり、伊那田島に停車。これまでは飯田での折り返しは、上下とも〔伊那路〕がらみになっていたと思うが、駒ケ根始発の日はどうするのだろう?
なお、飯田線は明日28日に、全線で運行を再開します。〔飯田線秘境号〕は運転できるのかと思っていたが、この点に関しては一安心。あとはコロナ禍の影響が出なければ良いが。
伊勢鉄道は10月25日、鈴鹿サーキット稲生に、一部の快速〔みえ〕が臨時停車します。下り51・1・3号、上り20・22号。今年は鈴鹿のF1(9~11日を予定していた)はないと思っていたのだが(だから臨時特急もない)、「SUZUKA GT 300km RACE」が24・25日に行われるので、このためだろうか。鈴鹿はF1以外にも中止になったレースがかなりあるが(「8耐」も中止)、このレースは感染防止対策を施したうえで行う、としている。
〔南紀〕は11月1日より閑散期の編成を2~3連に減車、また全列車グリーン席が取りやめになるとJR東海からリリースが出ているが、今月号には記載がない。
10月24・25日、新潟~小出~只見間で臨時快速〔只見紅葉満喫号〕を運行。GV-E400系で、全車指定席の列車で運用されるのは初めてだろう。
往路
9732D~9436D 新潟7:11 → 10:41只見
復路
9429D~9737D 只見13:18 → 16:10新潟
停車駅:新津・加茂・東三条・見附・長岡・小出・越後須原・入広瀬・大白川
往路のみ、只見から会津川口までの代行バスに乗り継ぐと、会津川口から〔風っこ只見線紅葉号〕に乗り継げます。
先月9月号に記載済みの内容から。
北条鉄道は、法華口駅の交換設備新設により、9月1日にダイヤ改正を行っています。平日のみ朝晩に増発を実施して、30分間隔で運転。法華口での行き違いは朝方5回、夜間4回。
九州の〔かわせみ・やませみ〕と〔いさぶろう〕(下り)〔しんぺい〕(上り)は、両者を連結して、11月29日までの土休日に門司港~博多間で運転。
下り
かわせみ・やませみ91号+いさぶろう91号 門司港15:21 → 17:12博多
上り
かわせみ・やませみ92号+しんぺい92号 博多10:40 → 12:14門司港
停車駅:門司・小倉・黒崎・折尾・香椎
全車指定席。上下とも、〔ソニック〕1本に抜かれる。
会社線では、くしろバスの霧多布関連路線が、今月いっぱいで廃止になるようです。釧路~霧多布路線は釧路~国泰寺間に平日5往復(上り早朝1本のみアヤメケ原始発)・土休日4往復運行、浜中駅~霧多布路線は全面廃止になるようです。
「ようです」とはぐらかすように書いたのは、具体的な廃止のお知らせ的なものが今日現在、くしろバス、浜中町、どちらの公式Webにも全く記されていないからで、バス路線の廃止は地域にとって一大事のはず、しかも今週の木曜日の話なのに、どうした事だろうか?1日以降、霧多布へのアクセスはどうなる?みたいな事も、当然記されていない(浜中町には茶内支所、浜中駅へ行く「巡回バス」というものがあるらしいが、地元の住民しか利用できない)。「ルパン三世」ラッピング車はどうなるのだろう?
日東交通は10月1日に館山日東バス・鴨川日東バスを吸収合併、両社の路線(一般・高速共)は10月1日より日東交通が運行。日東交通は1994(H6)年に分社を行っていて(他に、上総湊を中心にした天羽日東バスもあったが、すぐに日東交通に戻っている)、四半世紀で元の形態に戻る事になります。
特別付録は、「2021 絶景鉄道カレンダー」。ところで、オリ・パラが来年に延期になり、祝日が来年も移動になるかも知れないが、カレンダーの時点ではまだ反映されていません(特別措置法の決議は保留になっているという事)。海の日…7月19日、山の日…8月11日、スポーツの日…10月11日になっています。
来月の11月号は、例年通りなら冬の臨時列車(12~2月)が発表になるが、今冬はどうなるのかねえ?
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