№2209 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 4.岩手県(1)

 平成30年間の鉄道を、都道府県別に回顧するシリーズ、4回目は岩手県です。当然東北新幹線などもあるが、岩手県を代表する鉄道は?と問われたら、三陸鉄道を一番に挙げる方も多いのではないでしょうか。昭和時代に少しさかのぼってみます。

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第3セクター鉄道の雄 三陸鉄道
震災の悲劇越え 三陸縦貫路線完成へ


第3セクターの雄 三陸鉄道 再生への道
 悲劇の日、2011(H23)年3月11日。東北地方の太平洋沖を震源とする巨大地震は、岩手県を中心とする太平洋沿岸に押し寄せた大津波によって、東北地方を中心に破壊的・壊滅的な被害をもたらした。岩手県だけでも5,000人を越える犠牲者を出し、多くの被災者が故郷を追われていった。その傷は未だに癒える事がない。
 鉄道も太平洋沿岸を中心に甚大な被害が出た。JR大船渡線・山田線・八戸線、そして三陸鉄道の南北両リアス線全線が大津波の直撃に遭い、長期間の不通に追い込まれる事になったのである。
 三陸鉄道は、旧国鉄特定地方交通線を転換して開業した、第3セクター鉄道の第1号である。三陸海岸沿岸を結ぶ国鉄の縦貫鉄道として建設が進められていたが、盛線、宮古線、久慈線が開業した時点で、建設が凍結されていた。三陸鉄道はこれら3線を全て引き受けた上、未開業区間を完成させ、1984(S59)年に、南リアス線(盛~釜石)と北リアス線(宮古~久慈)間の同時開業になった。国鉄時代から列車本数を増加させるなどの利用者獲得策と、ワンマン運転対応車両の導入などの経費削減策は、以降全国各地に開業する、第3セクター鉄道の基礎となった。地域の「マイレール意識」にも支えられ、開業時は好調な経営が続く事になった。
 観光輸送にも力を入れ、横浜博覧会開催時に運行されていた臨港線のレトロ調車両を、博覧会終了後の1990(H2)年に購入、「おやしお」「くろしお」と称して、観光列車に運用した。1987(S62)年からはJR山田線・大船渡線との相互乗り入れ運転も行っており、JR東日本のジョイフルトレイン直通の実績もあった。
 開業時は黒字を維持していたが、通勤や通学に加え、病院の移転による通院客の減少や自動車道路の開通があり、1993(H5)年以降、赤字経営に転落する事になった。対策としてさらに観光対策に力を入れる事になり、1997(H9)年より毎年夏季、仙台~盛~釜石~宮古~久慈~八戸間を直通する〔リアスシーライナー〕の運行が始まっている。三陸・JRの混成編成となり、三陸車両が仙台・八戸に乗り入れる事になった。2002(H14)年にはリクライニングシートに改装した車両を導入、居住性の改善も図っている。レトロ調車両は2005(H17)年に自社新製車両に交代、「さんりくしおさい」の愛称で観光列車や団体列車に使用されていた(2016(H28)年引退)。
 2000(H12)年には鉄道建設公団より鉄道施設を無償で譲渡。2007(H19)年には岩手県と沿線自治体の財政支援を受けて「三陸鉄道再出発宣言」を行い、鉄道事業再構築事業が国道交通省より認定されて、再建に向けて一歩を踏み出した。東日本大震災は、その矢先に起きた惨事だった。
 北リアス線は、震災の5日後には一部区間で運行を再開、復旧工事の進捗に合わせ再開区間が延び、翌年には宮古~小本間と田野畑~久慈間で運行が再開されていた。南リアス線は2013(H25)年に盛~吉浜間で運行を再開している。再開に当たっては、新車両導入に、クウェートからの支援を得ている。
 2014(H26)年4月、南北リアス線が相次いで、全線の運行を再開した。北リアス線では再開と同時にレトロ新車両「さんりくはまかぜ」を導入している。
 一方、JR山田線・宮古~釜石間はさらに被害が甚大で、、一時はBRT(バス高速輸送システム)への転換も模索された。JR東日本は2014(H26)年費用の1/3を負担して線路を復旧させた上、三陸鉄道に営業を譲渡する案を提示。2015(H27)年より復旧工事が開始となり、ついに2019(H31)年3月23日、震災から8年ぶりに全線の再開を見る事となった。盛~釜石~宮古~久慈間は「リアス線」として一体化して営業する事となり、全線163㎞は、第3セクター鉄道としては最長となる。開業から35年で、三陸鉄道は日本の第3セクター鉄道の雄として、新元号・令和の世の中に漕ぎ出す事になった。
 新規転換区間ではJR時代の各駅に加え、宮古市内に払川、八木沢・宮古短大の2駅が開業したが、この両駅は、通年営業の一般駅では、平成時代最後の新規開業駅となった。

BRT化 大船渡線 廃線の岩泉線
 一方、同じく震災による大津波で、特に陸前高田付近で甚大な被害を被ったJR大船渡線(気仙沼~盛)は鉄道による復旧が断念され、BRT方式の運行再開となった。JR東日本自らが運営を受け持つ(運行は地元の民営バス事業者に委託)。順次鉄道跡地を専用道路に転換しているが、大半の区間は公道を運行、宮城県境では鉄道時代とは別ルートの海岸沿いの国道を走行し、陸前矢作~上鹿折間は鉄道時代のルートが途切れている。陸前高田は市街地の復興の進捗に合わせて移転を行っている。車両は、当初は首都圏などからの中古車が大半だったが、後にハイブリッド・ノンステップ車も導入され、一方で一時は、観光タイプに改造された車両も運行されていた。
 八戸線も津波で被災したが、こちらは翌2012(H24)年までに、鉄道として全線で再開した。観光列車「リゾートうみねこ」が運行され、2018(H30)年には一般列車が全て新車両E130系に置換えられている。
 かつては快速〔むろね〕が運行されていた大船渡線・一ノ関~気仙沼間も、現在は普通列車のみの運行。震災後、キハ100系を改装した全席指定の快速〔ポケモントレイン気仙沼号〕が週末を中心に運行され、沿線の復興を支援している。
 釜石線の急行は〔陸中〕は、1990(H2)年にリクライニング仕様のキハ110形が導入されていたが、東北新幹線八戸開業時の改正で、快速〔はまゆり〕に格下げされた。2014(H26)年より、〔SL銀河〕の運行が始まっている。C58 239を復元、客車として、JR北海道で使用されていた客車改造のDCキハ141系を使用している。夏季に原則週1往復、花巻発土曜日、釜石発日曜日に運行される。
 山田線・盛岡~宮古間は、国道を走る急行バスとの競争に敗れ、快速〔リアス〕の他は、普通列車が細々と運行されるだけである。特に上米内~川内間の定期列車は、4往復しかない。上米内~区界間には大志田・浅岸と2ヶ所のスイッチバック駅があったが、共に2016(H28)年に廃止となった。
 茂市で分岐していた岩泉線は、道路事情の悪さから特定地方交通線の指定を外されていたものの、1日3~4往復の、屈指の閑散路線であった。2010(H22)年の水害により不通のまま、2014(H26)年3月一杯で廃線となった。浅内~岩泉間は開業から42年強での廃線だった。

秋田新幹線開業と 東北新幹線延伸
 東北新幹線は2002(H14)年12月1日、盛岡~八戸間が延伸開業、県内を南北に貫く路線が完成した。延伸区間にはいわて沼宮内、二戸駅が設けられたが、岩手県内の新幹線の駅は7ヶ所(秋田新幹線一部停車の雫石を含めると8ヶ所)となり、全都道府県で最多となった(新潟県も現在7ヶ所)。
 同時に新車両E2系の最速列車〔はやて〕が新設、盛岡以北へ直通する列車は全て〔はやて〕となった。東京~盛岡間は最短2時間36分で結ばれる。さらに2011(H23)年3月5日改正でE5系〔はやぶさ〕を新設、後に最高速度を320㎞/hに引き上げ、現在の東京~盛岡間は最速2時間13分である。一方で開業時からの200系は、2013(H25)年に引退した。
 ぞの5年前の1997(H9)年3月22日、秋田新幹線が開業。田沢湖線を改軌して造られた、山形新幹線に次ぐ「ミニ新幹線」の2番手になる。E3系〔こまち〕が、東北新幹線内は〔やまびこ〕〔はやて〕と併結して東京へ直通。2013(H25)年にはE6系が導入され、順次E3系を置き換えて、所要時間短縮を図った。
 田沢湖線改軌工事中の1996(H8)年から秋田新幹線開業までの間、運休の特急〔たざわ〕の代替として、北上線にDC特急〔秋田リレー〕が運行されていた。かつて特急〔あおば〕なども運行された北上線も、〔秋田リレー〕運行終了後は、再び普通(一部は快速)のみの運転である。
 新幹線の影で、東北本線の優等列車は削減が進んだ。北海道直通の寝台特急〔北斗星〕などが運行されていたものの、岩手県内と東京を結ぶ夜行は、1993(H5)年以降は上野~青森間の寝台特急〔はくつる〕のみとなっていた。その〔はくつる〕も、東北新幹線八戸延伸と引き替えに廃止となった。昼行は盛岡で新幹線から接続する青森方面行〔はつかり〕、秋田方面行〔たざわ〕があったが、〔たざわ〕は田沢湖線工事開始と共に、岩手県内からは姿を消した。〔はつかり〕は2000(H12)年3月にE751系が導入、〔スーパーはつかり〕として運行されたが、新幹線八戸延伸と同時に廃止となった。さらに北海道新幹線と引き替えに、最後まで残っていた〔カシオペア〕も廃止され、県内から在来線としての特急・急行は、全て廃止になった。
 東北本線の普通列車は50系や、改造12系を使用した客車列車が運行されていたが、1994(H6)年、701系通勤電車に置き換えられている。秋田新幹線開業後の田沢湖線には、標準軌用の5000番台が導入された。

東北本線 第3セクター鉄道転換
 東北新幹線八戸延伸と同時に、並行在来線の東北本線・盛岡~八戸間は、第3セクター鉄道に転換される事になり、県境の目時を境として、岩手県側はIGR(アイジーアール)いわて銀河鉄道が運営を担う事になった。IGRの3文字は、盛岡市内に存在した全くの別会社との区別のためである。青森県側に開業した青い森鉄道と相互直通運転を行い、盛岡~好摩間はJR花輪線からの直通の他、朝方には北上~いわて沼宮内間でJRとの相互直通運転も行われる。車両はJR701系と同系のIGR7000系を導入した。当初は快速も設定されていたが、現在は普通列車のみである。後に盛岡近郊に青山・巣子駅を増設し、通勤・通学客の利便性を向上させている。本社も青山駅近辺に移転させた。
 大船渡市内の貨物鉄道・岩手開発鉄道は小規模な旅客輸送も手がけていたが、平成の世になってすぐ1日3往復にまで縮小し、全国の私鉄でも旅客輸送量のワースト1であり続けた。1992(H4)年3月一杯で旅客営業を廃止。貨物は減便・24時間運転の取りやめを行いつつも、現在も石灰石輸送が盛業である。

 次回はデータ編です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 昨日また、今度はHACで、マスクを着けていなかった旅客が奥尻空港で降ろされる事態が起きました。これもマスクを着けていなかった事が原因ではなかったようで、当該旅客は不満も口にしているようです。双方に言い分があるはずだが、ともかく航空だけでなく、全ての交通機関に、穏やかに乗りたいと思う。乗る方、乗せる方、どちらも慎重になって欲しい。今後もあちこちで同じケースが起きそうでイヤだ。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
13日 サッカー元日本代表 内田 篤人 JFAと「ロールモデルコーチ」契約
(プロ野球日本ハム PCR検査 選手・首脳陣ら全員陰性確認)

№2208 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.23

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 台風10号の被害は、事前に懸念されていたよりは遥かに小さくて済んだが、今後も去年のような、破壊的な勢力の台風の襲来が予想されます。コロナウィルス感染禍の最中であり、ただでさえ息も絶え絶えの各交通機関が、さらに物理的な被害に遭わぬよう、祈るのみ。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日11日までのリリースを中心にまとめます。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス感染禍対策とは別に、イベントも一部記しています。 

*** 鉄道 ***

JR東日本 新幹線・快速・普通列車の定期列車は通常通り運行。特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。10月1日~11月30日の間の臨時列車は、一部指定券の発売を見合わせ。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。御殿場線の普通列車は通常通り運行。〔踊り子〕はJR東日本、〔ふじさん〕は小田急のWebで確認を。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。一般列車は通常通り運行だが、一部列車で時刻を変更している。

東武 一般列車は特急を含め、通常通り運行。「SL大樹」は、当分の間は総座席数の6割を発売、客車1両分は発売せず、他の号車から移動できるように開放する(ソーシャルディスタンス確保のため)。10月3日、下今市~東武日光間を「SL大樹ふたら」として特別運行。下今市11時28分発・東武日光12時33分発(鬼怒川温泉行)。団体ツアーへの申し込みが必要。この日は、「大樹」の1・2・5号は運休。今後も月1回程度は日光への特別運行を行う予定。「DL大樹」は引き続き見合わせ。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。そのほかの特急など一般列車は通常通り運行。特急「スタジアムエクスプレス」(西武球場前→池袋)は、9月は8~10日、15~17日、22~27日運転。土休日デーゲーム開催日は、西武球場前16時32分(試合開始13時)・17時32分(試合開始14時)出発。

京王 〔京王ライナー〕は、平日は運行本数を変更している。京王八王子発5時47分発(90号)・8時56分発(92号)、橋本発9時22分発(94号)を運転(一部列車の行先・時刻を変更)。夜間の新宿0時発京王八王子行13号、0時20分発橋本行43号は取りやめ。土休日は通常通り運行。そのほかの一般列車は通常通り運行。

小田急 通常通り運行。「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE 第3新東京市スタンプラリー」を、9月30日まで実施。

東急 通常通り運行。大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。田園都市線混雑緩和策「バスも!キャンペーン」は、30日を持って終了。乗車券の配布は14日まで。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は、引き続き運休している。「三浦半島1DAY・2DAYきっぷ」の前売発売は、7日を持って終了し、以降は当日発売のみ。30日は終日発売休止。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。9月26・27日、「関鉄ビール列車」を運行。募集人員確実70人。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。ラッピングトレインは運用を公表していない。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。土休日は混雑緩和のため、当面の間、日中5分間隔で運転。

湘南モノレール 通常通り運行。 

江ノ電 通常通り運行。発売を中止していた一部の企画乗車券は、今日12日より発売再開(「七里ヶ浜パーク&レールライド」は10月1日から)。

箱根登山 通常通り運行。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げ。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行。「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、10月29日までの運用を公表している。位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」とのコラボ企画を実施中(11月5日まで)。ヘッドマーク付き編成の運用を公表している。駿豆線は9月30日まで(3501F 軌道線色復刻)、大雄山線は9月15日まで(5505F ミントスペクタクルトレイン)。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。「リゾート21」の展望室は、デッキ側3列のみ使用(前部3列は使用不可)。10月1日~11月30日の臨時〔踊り子〕は、指定券発売を見合わせている(〔サフィール踊り子〕は発売)。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔フジサン特急〕〔富士山ビュー特急〕は運休中(JRからの〔富士回遊〕は、定期3往復は運行)。最終電車は大月発22時05分、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定していない。

小湊鐵道 通常通り運行。

いすみ鉄道 通常通り運行。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 「計画運休」ダイヤで運行。「ELパレオエクスプレス」を、27日までの土休日運行。19日は「ELケロコロエクスプレス」として運行。EL505(緑色)+EL302号(青色)+12系3連で運行。予約不要・乗車券のみで乗車可能。10月17~18日、夜行準急〔奥秩父アルプス〕を運行。熊谷を17日深夜深夜23時55分に出発し、翌日深夜に羽生→三峰口→熊谷と往復。専用メールで応募。「SLパレオエクスプレス」はSLの全般検査のため、元々今年の運行計画はない。

*** バス *** 基本的に一般路線バス
 深夜バス(主に23時台以降、運賃を倍額にして運行されるバス)の運行を、別に記しました。ただし、事業者によって表記内容が結構異なり(はっきり「深夜バスは運行(運休)」と書く所もあれば、時刻表を見ないと解らない所もある)、私の解釈で記した所もあるので、違う部分もあるかも知れません。その点はご容赦ください。

東京都営 通常通り運行。
 深夜バス:運行

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 中山競馬場のアクセスのバスは引き続き運休(12日からの中山開催は、引き続き無観客)。ZOZOマリンスタジアム臨時直通バスは運行。その他の一般路線は通常通り運行。高速バスの浜松町バスターミナル乗り入れが15日を持って終了する(貿易センタービル建て替えによるバスターミナル閉鎖のため。共同運行他社も含む)。東京BRTのプレ運行開始が発表になった。10月1日から。日中は虎ノ門~晴海間毎時3本+新橋~晴海間毎時1本で、連節バス(エルガデュオ)は、6時台1往復を除いて、新橋~晴海間で1時間毎の運行。
深夜バス:運行

京成タウンバス 通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。成東~ウォーターガーデン間臨時便を運行中(9月23日まで)。
深夜バス:運休

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。

東武バス 定期観光バス・深夜急行バスは全路線全便運休。スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。日光地域は、1日より臨時ダイヤを変更している。日光鬼怒川線は通常通り、〔SL大樹〕運行日に運行。ウィルス感染対策と関係あるかは解らないが、「TOBU FREE Wi-Fi」は9月いっぱい休止。10月6日まで「奥日光シャトル」を運行。東武日光駅~中禅寺湖~光徳温泉~中禅寺温泉間各日1往復。往復4,000円で、利用日に使用できる「湯元温泉フリーパス」を特典として進呈。東武日光駅ツーリストセンターで発売(事前予約も受け付け)。車両は新型コロナウィルス感染症追加対策を実施し、通常40席の所20席に限定。
 深夜バス:運休

国際興業 通常ダイヤでの運行に復帰。深夜急行バスは引き続き運休。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。〔m02〕(東飯能駅発)は引き続き運休。埼玉スタジアム直行バスは、当面は運行しない。
 深夜バス:運休(折り返しが深夜バスとなる便も運休)

西武バス 深夜急行バスは運休。メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕(東飯能駅発着)は引き続き運休。メットライフドーム直行バスは、(立川バスも含め)当面は運行しない。練馬・大宮・川越・狭山・飯能の各営業所は9月1日にダイヤ改正を実施し、川越・狭山〔営〕は深夜バスを廃止(〔藤01深夜〕のみ存続)。〔宿20〕系統(新宿~池袋)は、土休日は3往復のみに縮小。新座・大宮・飯能の各営業所は深夜バスの運行を再開している。
 深夜バス:運行

関東バス 16日より、平日ダイヤの〔中12〕系統・中野駅→江古田駅と、江古田駅→丸山営業所間の、22時台各1本の乗り場を変更。江古田駅発は時刻を繰り上げ、ルートを変更する。
 深夜バス:運行

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

西東京バス 一般路線は通常通り運行。八王子・西八王子・日野・拝島の各駅発着系統で、14日より一部増便を伴うダイヤ改正を実施。
 深夜バス:運行(深夜ご帰宅バス「楽帰ぃ」は運休

京王バス 一般路線は通常通り運行。小金井エリアは16日にダイヤ改正を実施。なお10月1日より、京王バス東・京王バス中央・京王バス南の3社が合併、「京王バス」(二代目)としての運行が発表になった。京王バス小金井は存続、京王電鉄バスの100%子会社として、(新)京王バスと、京王バス小金井が置かれる形態になる。
 深夜バス:運行

小田急バス 土曜日は通常土曜ダイヤで運行(世田谷〔営〕は、〔下61〕系統は臨時ダイヤ、そのほかの系統は休日ダイヤを継続)。〔渋24・26〕〔向10・13〕各系統、三鷹の森ジブリ美術館路線、みたかシティバスは臨時ダイヤを継続。
 深夜バス:運行

東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。自由が丘や、田園都市線の駅を発着する系統の一部は、土曜日は土曜ダイヤで運行。
 深夜バス:運休

京浜急行バス 通常通り運行。オープントップバスは、1便当たりの乗車人数を最大19人に制限して運行。〔八8〕系統は土曜ダイヤで運行。東朝比奈循環〔朝1・2〕系統(六浦駅~三信住宅)の実証運行は、16日より一時休止。ウィルス感染禍とは関係ないが、品川バスターミナルが9月30日に移転。横浜~五所川原線〔ノクターン〕は品川経由に変更。浜松町バスターミナル乗り入れは、9月30日を持って終了。
 深夜バス:運休

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線は、平日は小平駅南口発6時12分~20時32分の間20分間隔+最終20時57分、国分寺台駅入口発6時37分~20時57分の間20分間隔+最終21時22分。土休日は小平駅南口発6時57分~20時37分、国分寺駅入口発7時22分~21時02分の間20分間隔(土曜日のみの学校対策便は運行しない)。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)は、11日を持って終了した。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。。

新京成バス 松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。船橋新京成バスは通常通り運行。
 深夜バス:運行

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 「C-bus」は運休中。その他の一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは、千葉駅→ちはら台線は0時50分発のみ運行。
 深夜バス:運行

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。稲毛海浜公園プールオープンに伴い、22日まで、稲毛海岸駅~海浜公園プール間急行便を運行(土休日と8月13~15日)。
 深夜バス:運行

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉~ちはら台間深夜急行バスは引き続き運休(千葉中央バス便のみ運行)。千葉白子急行は(平日・土休日同一ダイヤで、一部減便)。その他の路線は、通常運行に復帰。

日東交通 一般路線は通常通り運行。

館山日東バス 一般路線は通常通り運行。

鴨川日東バス 一般路線は通常通り運行。

平和交通 深夜急行バスは運休。稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 通常通り運行。
深夜バス:運休

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は「2020年度運行スケジュール」に基づき運行中。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。森林公園駅~森林公園南口路線(土休日のみ運行)は、特別ダイヤで運行(1時間に1~2本)。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。

関越交通 一般路線は通常通り運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスは当面の間、土休日も平日ダイヤで運行。

横浜市営 一般路線は通常通り運行。「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は、運行時間帯を縮小して運行している。
 深夜バス:運休

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。等々力スタジアム直行バスは、運行開始が延期されている。
 深夜バス:運行

神奈中 土曜日の深夜バスは全系統取りやめ。茅ヶ崎〔営〕は18日にダイヤ改正を実施。通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。深夜急行バスは運休中。
 深夜バス:運行

相鉄バス その他の一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは運休中。横浜~河口湖線〔レイクライナー〕(フジエクスプレスと共同運行)は、7日より1往復のみ運行(横浜駅西口発7時30分発・河口湖駅発18時)。
 深夜バス:運行

臨港バス 一般路線は通常通り運行。「すみっコぐらし」ラッピングバスは、運行を再開した。
 深夜バス:運休

江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

箱根登山バス 定期観光バスは運休。一般路線は、箱根新道線は箱根湯本駅発1本(12時10分発)、箱根町港発8本(3本は小田原駅行)を運行。御殿場プレミアムアウトレット路線は1時間に1本程度の運行で、平日は最終を繰り上げ。その他、箱根地域内路線は通常の8~9割の運行。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行(大雄山駅~道了尊路線、真鶴町内路線は通常通り)。湯河原~箱根線は運休している。ウィルス感染禍とは関係ないが、沼津駅~長岡線のリハビリ病院経由便は舗装工事のため、13日まで迂回運転を実施。リハビリ病院は経由しない。

富士急行 河口湖~御殿場駅路線は、一部減便。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは21分間隔運転を継続。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は9~15時台の7往復(60分間隔)、「ブルーライン」「グリーンライン」は各3往復のみ運行。富士山駅~富士スバルライン五合目線は運行しているが、富士山の登山道は、今夏は全て閉鎖。河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレットは減便。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線は一部減便。富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。富士山駅~馬返線、富士山駅~新富士駅路線は運休。大月及び都留地域のハイキングバスは運休。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス 富士宮五合目線は運休。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は全便運休。鷹岡車庫・富士宮駅~ぐりんぱ路線は、9月1日から運休。大石寺路線は再開している。富士駅~吉原中央駅~ぐりんぱ路線は1日1往復、9月は土休日運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。

東海バス 定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は一部便の運行を再開している。「彩(いろどり)」は運用しない(動画をフェイスブックで配信)。ボランティアガイドは当面乗務しない。三島駅~修善寺~松崎間快速は引き続き運休。20・21日、「ナイトスカイウォーク」に合わせて、三島駅~三島スカイウォーク間の臨時直行バスを運行。三島駅発17時10分~19時40分、スカイウォーク発18時00分~21時25分の間で3往復。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。宇都宮では平日朝方に臨時便を運行中。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 この他バス事業者では、来週のお彼岸の輸送についても記している所が多くあります。春はことごとく運休になっていたと思うが、今秋は(減便している路線もあるだろうが)例年通り運行される路線が多いようです。
 プロ野球やJリーグは来週19日より、観客数の上限が引き上げられる事になりました。各スタジアムへのアクセスにはどう影響するでしょうか。関係各チームの判断を見てから輸送計画を策定する事になるが、今後の関係各社のリリースに注目したいと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
11日 巨人 原監督 監督通算勝利数巨人歴代1位1067勝目
(アシアナ航空 売却交渉決裂 新型コロナウィルス感染禍影響)
12日 JR指宿枕崎線列車 土砂と接触 12時間運転見合わせ
(感染状況最新のデータ公表 「ステージ3」は10都府県)


 明日から、毎週日・火・木・土の週四日更新に戻します。明日は「平成の鉄道」岩手県です。

№2207 平成の30年 都道府県別鉄道回顧 3.秋田県(2)

 平成の鉄道・秋田県のデータ編です。

◆平成時代の新規開業路線・区間 〔カッコ内は新線開業に伴う新駅(県内のみ)〕
1989(H元)年4月1日
 秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 比立内~松葉
  〔奥阿仁/阿仁マタギ/戸沢/上桧木内/左通/羽後中里〕

◆平成時代の新規開業駅 〔新線開業に伴わない単独開業駅〕
1989(H元)年4月1日
 秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 西鷹巣
1989(H元)年10月29日
 由利高原鉄道 曲沢/吉沢
1995(H7)年12月1日
 東日本旅客鉄道 奥羽本線 井川さくら
1997(H9)年10月1日
 東日本旅客鉄道 五能線 あきた白神
2001(H13)年12月1日
 東日本旅客鉄道 羽越本線 岩城みなと

◆平成時代の改称駅
1989(H元)年4月1日
 秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣(←鷹ノ巣)
1995(H7)年12月1日
 東日本旅客鉄道 花輪線 湯瀬温泉(←湯瀬)
             鹿角花輪(←陸中花輪)

◆平成時代の廃止路線・区間 〔カッコ内は廃線に伴う廃駅(県内のみ)〕 日付は営業最終日
1994(H6)年9月30日
 小坂精練小坂鉄道 大館~小坂
  〔大館/岱野/東岱野/雪沢温泉/新沢/深沢/茂内/篭谷/古館/小坂〕

◆平成時代の改称路線・区間 
1989(H元)年4月1日
 秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線(鷹巣~比立内)(←秋田内陸北線)
 秋田内陸線(松葉~角館) (←秋田内陸南線)

◆平成時代の事業者名称変更
1989(H元)年10月1日
 小坂精練小坂鉄道 ←同和鉱業小坂鉄道

03秋田県.JPG

秋田県の歴代知事
佐々木喜久治→(1997(H9)年4月20日)寺田典城→(2009(H21)年4月20日)佐竹敬久


令和以降の秋田県の鉄道
 秋田内陸縦貫鉄道では、AN-8905号の1両を、観光列車「笑EMI」に改装した。座席の一部を窓側に向けて展望を提供し、十二段トンネル区間では天上アートが投影される仕掛けも用意されている。Wi-Fiも設置。今年2月1日より主に、土休日の急行〔もりよし〕で運用されている。
 JR東日本秋田支社は、奥羽本線・秋田~土崎間に建設中の新駅の名称を「泉外旭川」と決定した。来年3月開業を予定している。男鹿線のEV-E801系は今年度以降追加導入し、キハ40系を置き換えて、全列車の統一を図る。

 次は岩手県、来週になります。東日本大震災は、避けて通れません。

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 前回書いたピーチ機の緊急着陸は、「マスクを着けていなかったから」ではなく、機内で安全を阻害する行為を行ったためだったという事で、この点、早とちりしてしまった事をお詫びします。日本では、着用はまだ義務ではないから。でも日本は、マスク着用に関してはまだ穏やかな方だが、欧米では右だ左だのイデオロギー論争にまで発展するので、簡単ではない。ともあれいつの日か、できるだけ早く、マスクをつけなくても普通に飛行機や列車・バスに乗ったり、通りを歩いてもOKという日が来る事を、強く願います。東京都はまた感染者が200人台になってしまったそうで、不安定な日々がまだ続きそうだが。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
 9日 コロワイド 大戸屋への敵対的TOB成立発表
(アストラゼネカ ワクチン臨床実験 一時中断)
10日 ACSA(物品役務相互提供協定 ) 日本・インド両政府が署名
(大相撲玉ノ井部屋 クラスター発生 秋場所は力士全員休場)

「紅白歌合戦」、今年はどうするんだろうと思っていたが、無観客での開催が発表になりました。もう来年の年末年始、初詣がどうなるんだろうという話が、これから各地で出てくるだろうと思います。