№2203 2020年8月 今月は何があった 何をやった

 ウィルス感染禍に加えて熱中症、日本の苦しい夏は続く。ベイルートの大爆発、ベラルーシ大統領選挙後の混乱、マリのクーデター、モーリシャスのタンカー座礁、アメリカの警官黒人銃撃と抗議行動、世界は揺れに揺れ続ける。そんな中、突然の首相辞任表明。野党の再編成も合わせ、遅くとも来年の総選挙に向けて、日本の政治はどう動く。偉大な俳優と漫才師が相次いで世を去った8月、どのような事が起こったのでしょうか。

31日 香港 立法会議員選挙 1年延期発表

 1日 御嶽山 王滝村側山頂 6年ぶり登山規制解除 
 2日 北陸・東北南部 梅雨明け
 3日 CoCo壱番屋 インドに初出店 
 4日 国民民主党玉木代表 立憲民主党との合流協議 党首会談呼びかけ
 5日 「田澤ルール」撤廃 選手会 NPBに申し入れ
 6日 お台場オリンピックシンボル 点検のため一時中止
 7日 「徴用」問題 日本製鉄 即時抗告 
 8日 東京オリンピック 競歩コース 札幌市で気温・湿度調査実施
 9日 競泳 松元 克央 半年ぶりレース出場

10日 ホワイトハウス近くで発砲事件 トランプ大統領 記者会見一時退席
11日 ソフトバンクグループ 3か月決算は1兆2557億円の黒字 TモバイルUS株価一部売却
12日 NY株式市場終値 2万7976ドル84セント 5か月半ぶり高値
13日 世界最小クラス「スナネコ」赤ちゃん 那須どうぶつ王国で展示開始
14日 大戸屋ホールディングス オイシックスとの業務提携発表
15日 ヤクルト 小川泰弘 ノーヒット・ノーラン達成
16日 広島土砂災害から20日で6年 安佐南区慰霊碑で追悼式
17日 33年ぶり ミンククジラ漁 北海道網走沖
18日 東京六大学野球 春のリーグ戦 法政大学46回目優勝
19日 アップル 時価総額初の2兆ドル超

20日 グーグル 「Gmail」など複数のサービスで障害
21日 「光の玉」 首都圏各地で目撃
22日 中国・楊政治局委員 訪韓 習近平国家主席韓国訪問早期実現で韓国ソ・フン国家安保室長と合意
23日 小中一貫教育の女川小・中学校 新校舎完成式典
24日 台風被害の相模原市立藤野北小学校 仮設校舎で2学期開始
25日 河井前法相夫妻 買収事件初公判で無罪主張 
26日 千代田区議会 区長を刑事告発 百条委員会での偽証容疑
27日 NZ礼拝所銃撃事件 被告に終身刑判決
28日 池江 瑠璃子 東京都特別水泳大会出場 1年7か月ぶりレース復帰
29日 大船渡でサンマ初水揚げ 量は前年比2割以下

 新型コロナウィルス関連のできごとです。

31日 6000万人分ワクチン供給 米ファイザー社と合意 加藤厚労相発表

 1日 歌舞伎座 5か月ぶり公演再開
 2日 沖縄 美ら海水族館 感染拡大で臨時休館
 3日 東京都 酒提供飲食店 営業時間短縮を要請
 4日 「100か国で教育システム混乱」国連指摘 学校早期再開呼びかけ
 5日 シャープ 3か月間決算36%減少 テレワーク普及でコピー機トナー販売減少
 6日 大阪府 225人の感染確認 過去最多
 7日 大相撲 松ヶ根親方 ウィルス感染 入院
 8日 全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部 オンライン会議開催 帰省対策協議
 9日 “食べずに見守る”流しそうめん 津和野町 太皷谷稲成神社

10日 東京六大学野球 春のリーグ戦 4か月遅れで開幕
11日 「コロナ」関連の倒産 7月は106社 2か月連続で100社超
12日 サガン鳥栖 チーム内でクラスター発生 ルヴァンカップ広島戦中止
13日 厚木市内の小学校 14人集団感染
14日 Bリーグ アルバルク東京 選手3人に陽性反応 活動休止
15日 感染終息願い 「さんさ踊り」奉納 盛岡市
16日 京都五山送り火 コロナ禍で規模縮小し実施
17日 ニュージーランド ウィルス感染再拡大 議会選挙延期発表
18日 奈良の行事「鹿の角きり」 中止決定
19日 日本感染症学会開幕 「日本は第2波」の見解

20日 コロナウィルス対策で空けた病床に補助上乗せ 千葉県森田知事発表
21日 ワクチン接種の在り方の議論 西村経済再生相がコロナ分科会で要請
22日 大阪 国立文楽劇場 半年ぶりに再開
23日 インド コロナウィルス感染者累計約304万人 3か国目の300万人超
24日 愛知県独自の緊急事態宣言 24日いっぱいで解除正式決定
25日 クラスター対策条例 鳥取県で成立 全国初
26日 「持続化給付金」詐欺容疑 3人逮捕
27日 東京都 飲食店等営業時間短縮 23区は9月15日まで延長
28日 「来年前半までに全国民にワクチン提供」 政府対策本部目標設定
29日 ウィルス退散願い 大わらじづくり 日光市芹沼地区

 今月はこの他、「クルードラゴン」地球に帰還、槇原 敬之に懲役2年執行猶予3年の判決、大相撲元大関照ノ富士5年ぶり優勝と阿炎の3場所出場停止処分、瀬戸 康史と山本 美月が結婚発表、三浦 知良がJリーグ出場最年長記録更新、ツイッターがリプライ相手制限機能を正式導入、イスラエルとUAEが国交正常化、藤井 聡太棋聖が最年少「二冠」達成と八段昇進、JRA栗東トレセンで火災、佐藤 琢磨がインディ500で3年ぶりV、TikTokを巡る米中対立、などがありました。
 米大統領選は、民主党がバイデン+副大統領候補カマラ指名で確定した一方、バノン元首席補佐官逮捕(「国境の壁」建設で集めた資金を私的に流用しようとした疑惑)、郵政公社の郵便投票妨害疑惑、そしてウィルス対策と人種差別問題の対応、支持率も低く、一見トランプ大統領には逆風にも見える。が、これで11月の大統領選挙はバイデン圧勝・政権交代だろう?とは、あくまで日本国内だけの感覚。アメリカがそんな単純な世界ではないのは、既に4年前に見ていた事。それにしても、民主・共和両党の大会を見ていると、毎度のことながら、アメリカってやはり「エンタメ」の国なんだなあ、と実感させられます。今年は両者でだいぶスタイルが違ったが。
 豊肥本線が8日、大井川鐡道千頭線(普通電車のみ)が28日、全線で運転を再開しました。先月の箱根登山鉄道に続いて朗報、ではあるのだが、一方で久大本線や肥薩線はズタズタで、九州の鉄道網は、なかなか五体満足に戻ってくれません…。
 新幹線の車いすスペース設置に関わる議論が進みました。

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≪今月この1枚≫

202008photo.jpg
 わたらせ渓谷鐵道の〔トロッコわたらせ渓谷号〕です。水沼駅で10日に撮影しました。私は通常月曜日が休みで、土休日のみ運行の列車はあまり撮影には行けないのだが、この日は「山の日」の祝日、という事で、少しばかり無理をして撮りに行ったものでした。乗車にまでは至っていないのだが。客車は、両端の一般のタイプが元JRの12系、そして真ん中の「トロッコ」車両は元京王5000系という組み合わせです。この日のけん引はDE10 1678。JR時代の塗装のままの上、所有者の銘板も「JR東日本」のままでした。
 ご多分に漏れず、わたらせ渓谷鐵道も新型コロナウィルス感染禍の影響を受けていて、トロッコ列車も〔わたらせ渓谷号〕は7月から、相方のDC〔トロッコわっしー号〕は今月、運行を再開したばかりでした。再開後も座席数は通常の5割程度に抑えられていたが、9月からは通常通りの発売数となるそうです。まだまだわたらせ渓谷鐵道の内も外も、厳しい状況が続く事になるが、普通の列車共々、元の賑わいが戻って来る事が期待されます。〔わたらせ渓谷号〕と〔わっしー号〕は、同じ日には走りません。従って、次は〔わっしー号〕を撮らないといけないが、いつになるか。

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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
30日 チェコ 上院議長ら訪問団 台湾到着 
(日本相撲協会 コロナ講習会を国技館で開催)


 来週は水曜日と土曜日、再来週は火曜日からいつも通りの更新に戻る予定です。「平成の30年 都道府県別鉄道回顧」は、8日より、秋田県から再開予定。来月こそ、ウィルス感染禍も少しは落ち着き、台風などの大規模災害もなく、穏やかな日々が戻ってきて欲しいと願います。

№2202 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.21

東武浅草駅.jpg
 政治の世界は突然慌ただしくなってきたが、新型コロナウィルスは黙って収まってはくれません。バス以外も含めた各交通機関は、9月に入って、再度運休、減便となる路線が数多く発生しています。元々のオフシーズンに入る事もあるだろうが、この沈滞ムードは、いつまで続くのか。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日28日までのリリースを中心にまとめます。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス感染禍対策とは別に、イベントも一部記しています。 

*** 鉄道 ***

JR東日本 新幹線・快速・普通列車の定期列車は通常通り運行。特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。10月1日~11月30日の間の臨時列車は、一部指定券の発売を見合わせ。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。御殿場線の普通列車は通常通り運行。〔踊り子〕はJR東日本、〔ふじさん〕は小田急のWebで確認を。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。一般列車は通常通り運行だが、一部列車で時刻を変更している。「京成電鉄 夏休みチャレンジミッション」を実施。8月31日まで。

東武 一般列車は特急を含め、通常通り運行。「SL大樹」は、当分の間は総座席数の6割を発売、客車1両分は発売せず、他の号車から移動できるように開放する(ソーシャルディスタンス確保のため)。「DL大樹」は引き続き見合わせ。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。そのほかの特急など一般列車は通常通り運行。特急「スタジアムエクスプレス」(西武球場前→池袋)は、9月は8~10日、15~17日、22~27日運転。土休日デーゲーム開催日は、西武球場前16時32分(試合開始13時)・17時32分(試合開始14時)出発。

京王 〔京王ライナー〕は、平日は運行本数を変更している。京王八王子発5時47分発(90号)・8時56分発(92号)、橋本発9時22分発(94号)を運転(一部列車の行先・時刻を変更)。夜間の新宿0時発京王八王子行13号、0時20分発橋本行43号は取りやめ。土休日は通常通り運行。そのほかの一般列車は通常通り運行。5000系使用の全席指定列車を、明日23日に新宿~高尾山口間で運行。下り〔Mt.TAKAO〕は新宿発8:00・9:00発(高尾山口までノンストップ)、上り〔京王ライナー〕は高尾山口発15:15・16:15・17:15分発。

小田急 通常通り運行。臨時〔ふじさん31・32号〕を、30日までの土休日運転。「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE 第3新東京市スタンプラリー」を、9月30日まで実施。箱根登山鉄道色の1000形4連1編成を、8月いっぱい、小田急の全線で運用する。一般小田急色の6連と連結した10連で運転。9月5・6日の〔メトロえのしま91・93号〕が大和に臨時停車。〔えのしま1・2・3・5・21号〕〔ホームウェイ60号〕と共に、大和着の特急券所持者に、ロマンスカーオリジナルノベルティをプレゼントする(両日の女子ソフトボール及び「なでしこリーグ」試合開催に合わせた企画)。

東急 通常通り運行。大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。定期券売り場の営業時間を、今月一杯短縮(13時~)。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は、引き続き運休している。土休日の一部快特の「ウイングシート」は、サービスを再開している。車内での取り扱いを開始(この場合の料金は500円)。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。ラッピングトレインは運用を公表していない。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。29日のJリーグ輸送は、試合開始前に下り5本、終了後に4本の臨時列車を運行(再開後の、これまでの土休日と同じ内容)。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。土休日は混雑緩和のため、当面の間、日中5分間隔で運転。

湘南モノレール 通常通り運行。 

江ノ電 通常通り運行。

箱根登山 通常通り運行。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線共に最終電車を繰り上げ。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行。「Over the Rainbow」編成は、「HAPPY PARTY TRAIN」と共に、10月29日までの運用を公表している。位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」とのコラボ企画を実施中(11月5日まで)。ヘッドマーク付き編成の運用を公表している。駿豆線は9月30日まで(3501F 軌道線色復刻)、大雄山線は9月15日まで(5505F ミントスペクタクルトレイン)。駿豆線の「2020 反射炉ビヤガー電車」は、取りやめ。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。「リゾート21」の展望室は、デッキ側3列のみ使用(全部3列は使用不可)。10月1日~11月30日の臨時〔踊り子〕は、指定券発売を見合わせ(〔サフィール踊り子〕は発売)。「黒船電車」は車両不具合により、今月一杯運用中止。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔フジサン特急〕〔富士山ビュー特急〕は運休中(JRからの〔富士回遊〕は、定期3往復は運行)。最終電車は大月発22時05分、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定していない。「バンドリ!」ラッピング電車を運行中(9月6日まで予定)。河口湖線開業70周年イベントとして、9月5日に河口湖駅で、車両撮影会を実施。〔フジサン特急〕〔富士山ビュー特急〕車両などを展示。

小湊鐵道 通常通り運行。

いすみ鉄道 通常通り運行。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。香取市の企業による抗ウィルス・抗菌・消臭処置を、2000系・3000系の6両に実施。

秩父鉄道 「計画運休」ダイヤで運行。「ELパレオエクスプレス」を、9月27日までの土休日(今日29日と30日を除く)運行。「SLパレオエクスプレス」はSLの全般検査のため、元々今年の運行計画はない。

*** バス *** 基本的に一般路線バス
 深夜バス(主に23時台以降、運賃を倍額にして運行されるバス)の運行を、別に記しました。ただし、事業者によって表記内容が結構異なり(はっきり「深夜バスは運行(運休)」と書く所もあれば、時刻表を見ないと解らない所もある)、私の解釈で記した所もあるので、違う部分もあるかも知れません。その点はご容赦ください。

東京都営 通常通り運行。
 深夜バス:運行

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 中山競馬場のアクセスのバスは引き続き運休(9月12日からの中山開催は、引き続き無観客)。ZOZOマリンスタジアム臨時直通バスは運行。その他の一般路線は通常通り運行。ウィルス感染禍とは関係ないが、高速バスの浜松町バスターミナル乗り入れが9月15日を持って終了する(貿易センタービル建て替えによるバスターミナル閉鎖のため。共同運行他社も含む)。
深夜バス:運行

京成タウンバス 通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。成東~ウォーターガーデン間臨時便を運行中(9月23日まで)
深夜バス:運休

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。

東武バス 定期観光バス・深夜急行バスは全路線全便運休。スカイツリーシャトル上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。日光地域は、9月1日より臨時ダイヤを変更。日光鬼怒川線は通常通り、〔SL大樹〕運行日に運行。ウィルス感染対策と関係あるかは解らないが、「TOBU FREE Wi-Fi」は9月いっぱいまで休止。
 深夜バス:運休

国際興業 通常ダイヤでの運行に復帰。深夜急行バスは引き続き運休。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。〔m02〕(東飯能駅発)は引き続き運休。埼玉スタジアム直行バスは、当面は運行しない。
 深夜バス:運休(折り返しが深夜バスとなる便も運休)

西武バス 深夜急行バスは運休。メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕(東飯能駅発着)は引き続き運休。〔川越100〕系統(本川越駅~川越水上公園)は、今年度は運行しない。メットライフドーム直行バスは、(立川バスも含め)当面は運行しない。練馬・大宮・川越・狭山・飯能の各営業所は9月1日にダイヤ改正を実施し、川越・狭山〔営〕は深夜バスを廃止(〔藤01深夜〕のみ存続)。〔宿20〕系統(新宿~池袋)は、土休日は3往復のみに縮小。
 深夜バス:東京都内 運行 埼玉県内 運休

関東バス 五日市街道〔営〕は9月1日にダイヤ改正を実施。
 深夜バス:運行

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

西東京バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行(深夜ご帰宅バス「楽帰ぃ」は運休

京王バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

小田急バス 土曜日は通常土曜ダイヤで運行(世田谷〔営〕は、〔下61〕系統は臨時ダイヤ、そのほかの系統は休日ダイヤを継続)。〔渋24・26〕〔向10・13〕各系統、三鷹の森ジブリ美術館路線、みたかシティバスは臨時ダイヤを継続。〔鶴11・13・26〕系統(神奈中と共同運行)は9月5日より、ダイヤを変更。〔鶴11〕は土曜土曜ダイヤの深夜バスを取りやめ、平日ダイヤは神奈中運行の1便のみに減便。
 深夜バス:運行

東急バス 平日は通常の平日ダイヤ。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。自由が丘や、田園都市線の駅を発着する系統の一部は、土曜日は土曜ダイヤで運行。9月1日より一部の系統は、土曜日は土曜ダイヤに復帰(ダイヤ改正を伴う系統もある)。〔森02〕系統の土曜日は休日ダイヤのまま、改正を実施。
 深夜バス:運休

京浜急行バス 9月1日に全エリアでダイヤ改正を実施。大半の系統で減便、最終バス繰り上げ(深夜バス取りやめ・減便)。上大岡・金沢文庫発着系統の一部は、土曜日と休日のダイヤを統合。大井町~台場間の燃料電池バスは運行終了。八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。オープントップバスは、1便当たりの乗車人数を最大19人に制限して運行。〔八8〕系統は土曜ダイヤで運行。ウィルス感染禍とは関係ないが、品川バスターミナルが9月30日に移転。横浜~五所川原線〔ノクターン〕は品川経由に変更。浜松町バスターミナル乗り入れは、9月30日を持って終了。
 深夜バス:運休

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線は、平日は小平駅南口発6時12分~20時32分の間20分間隔+最終20時57分、国分寺台駅入口発6時37分~20時57分の間20分間隔+最終21時22分。土休日は小平駅南口発6時57分~20時37分、国分寺駅入口発7時22分~21時02分の間20分間隔(土曜日のみの学校対策便は運行しない)。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している(予約制)。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。。

新京成バス 松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。船橋新京成バスは通常通り運行。
 深夜バス:運行

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 「C-bus」は運休中。その他の一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは、千葉駅→ちはら台線は0時50分発のみ運行。なお、夜行高速バス京都線は、9月1日から当分の間運休。
 深夜バス:運行

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。稲毛海浜公園プールオープンに伴い、9月22日まで、稲毛海岸駅~海浜公園プール間急行便を運行(土休日と8月13~15日)。9月1日より、美浜線・高洲二街区線のダイヤ改正を実施。共に平日減便(美浜線は、小湊鐵道便は変わらない。高洲二街区線は平日のみ運行)
 深夜バス:運行

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉~ちはら台間深夜急行バスは引き続き運休(千葉中央バス便のみ運行)。千葉白子急行は(平日・土休日同一ダイヤで、一部減便)。その他の路線は、通常運行に復帰。9月1日より、大網駅~みどりが丘線のダイヤ改正を実施。

日東交通 一般路線は通常通り運行。

館山日東バス 一般路線は通常通り運行。

鴨川日東バス 一般路線は通常通り運行。

平和交通 深夜急行バスは運休。稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 通常通り運行。
深夜バス:運休

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は「2020年度運行スケジュール」に基づき運行中。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。森林公園駅~森林公園南口路線(土休日のみ運行)は、特別ダイヤで運行(1時間に1~2本)。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、今年度は運行しない。その他の一般路線は通常通り運行。上毛高原・沼田~大清水路線は、9月1日にダイヤ改正を実施。

イーグルバス 小江戸巡回バスは当面の間、土休日も平日ダイヤで運行。

横浜市営 一般路線は通常通り運行。「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は、運行時間帯を縮小して運行している。
 深夜バス:運休

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。等々力スタジアム直行バスは、運行開始が延期されている。藤子・F・不二雄ミュージアム線は、ミュージアム臨時休館(職員の感染判明のため)に伴い27日から運休していたが、明日30日より運行再開。

 深夜バス:運行

神奈中 土曜日は9月5日(横浜〔営〕は今日29日)より、通常土曜ダイヤに復帰。なお、土曜日の深夜バスは全系統取りやめ(一部、折り返しが深夜バスとなる便を中心に取りやめが発生)。町田〔営〕・多摩〔営〕は9月5日にダイヤ改正を実施。全体的に減便となる上、大半の系統で最終バスを繰り上げ、深夜バスは一部を除き取りやめ。通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。深夜急行バスは運休中。
 深夜バス:運行(土曜日は運休

相鉄バス 116系統(神奈中との共同運行)の土曜日は、9月5日より通常土曜ダイヤに復帰(神奈中運行の深夜バスは取りやめ)。その他の一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは運休中。
 深夜バス:運行

臨港バス 一般路線は通常通り運行。ウィルス感染禍とは関係ないが、「すみっコぐらし」ラッピングバスは、車両の不調のため、当面の間運行休止。
 深夜バス:運休

江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

箱根登山バス 定期観光バスは運休。一般路線は、箱根新道線は箱根湯本駅発1本(12時10分発)、箱根町港発8本(3本は小田原駅行)を運行。御殿場プレミアムアウトレット路線は1時間に1本程度の運行で、平日は最終を繰り上げ。その他、箱根地域内路線は通常の8~9割の運行。熱海発着路線は9月1日より、特別ダイヤを変更。

伊豆箱根バス 全線、特別ダイヤで運行(大雄山駅~道了尊路線、真鶴町内路線は通常通り)。

富士急行 河口湖~御殿場駅路線は、一部減便。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは21分間隔運転を継続。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は9~15時台の7往復(60分間隔)、「ブルーライン」「グリーンライン」は各3往復のみ運行。富士山駅~富士スバルライン五合目線は運行しているが、富士山の登山道は、今夏は全て閉鎖。河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレットは減便。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線は一部減便。富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。富士山駅~馬返線、富士山駅~新富士駅路線は運休。大月及び都留地域のハイキングバスは運休。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。9月5・6日に富士スピードウェイで行われる「スーパー耐久シリーズ」にあわせて、開成駅・新松田駅~スピードウェイ間の臨時バスを運行。開成駅発7~10時台の毎時00分(新松田駅は+15分)発、スピードウェイ発14~17時台の毎時30分発。

富士急シティバス 富士宮五合目線は運休。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は全便運休。鷹岡車庫・富士宮駅~ぐりんぱ路線は、9月1日から運休。大石寺路線は再開している。富士駅~吉原中央駅~ぐりんぱ路線は1日1往復、8月いっぱいは毎日、9月以降は土休日運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。南アルプス登山バス(甲府駅・南アルプス市営駐車場・奈良田~広河原)は登山道閉鎖のため、今年度は運休。

東海バス 定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は一部便の運行を再開している。「彩(いろどり)」は運用しない(動画をフェイスブックで配信)。ボランティアガイドは当面乗務しない。伊東・松崎〔営〕は9月1日より一部ダイヤ改正(三島駅~修善寺~松崎間快速は引き続き運休)。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 やはり深夜バスの減便・取りやめが、神奈川県や埼玉県の郊外部で目立つようになってきました。特に土曜日は全部取りやめ、という方向になりつつあります。元々ドライバー不足の問題も深刻だったし、今後もこのような傾向が定着する事になるのか。とにかく最低限、感染が今以上には拡大しないで欲しい。

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 西鉄は昨日、天神大牟田線・甘木線の駅管理体制の見直しを発表しました。天神大牟田線の大善寺以南の特急停車駅の柳川・新栄町・大牟田、甘木線の北野・甘木を除いた各駅は、柳川駅に置くサポートセンターを中心とした遠隔操作で終日無人化、インターホン(天神大牟田線はモニター付き)による対応となり、駅係員5人が各駅を巡回する形態となります。ワンマン電車は、2両とも前後ドアを開閉して、乗降共に可能となります。10月1日より試行を開始、来年4月1日より本格稼働を予定。いずれ天神大牟田線全線(特に筑紫以南)に拡大しそうな気がするし、他社も追従する事になるのではないでしょうか。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
28日 池江 瑠璃子 東京都特別水泳大会出場 1年7か月ぶりレース復帰
(「来年前半までに全国民にワクチン提供」 政府対策本部目標設定)
29日 大船渡でサンマ初水揚げ 量は前年比2割以下
(ウィルス退散願い 大わらじづくり 日光市芹沼地区)

 安倍首相が昨日、辞任を表明しました。安倍政権については、個人的には全肯定も全否定もしないという立場だが、これを受けて、遅くても来年には行われる総選挙に向けて、ウィルス感染禍の真っ只中の日本の政治は、どこへ向かうのか。

№2201 JTB時刻表2020年9月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2020年9月号」、一昨日25日に発売になりました。
 JTB版の表紙は今月が、東海道新幹線N700S系。

 今月号はグラビアが4ページに減らされたうえ、「のりもの情報局」とプレゼントコーナーがなし。やはり新型コロナウィルス感染禍の影響が、時刻表の紙面構成そのものにも出てきています。

ニューフェイス列車カタログ2020
「しっかり感染予防対策をして…」のフレーズもまた、現状を象徴している…。

 N700S系は、よくよく見るとN700A系との違いも見つかるが、パッと見ではよく解らない。質的な部分ではソフト・ハード共に改善が見られるが、運用がN700A系と基本的には共通だし、基本的には増備車両、という位置づけなのかと思う。
 コンセントがひじ掛けにあるのは、便利かもしれない。
 今回はそもそも、過去の0系→100系→300系→700系→N700系、のような劇的な変化ではない。特に東海道区間だと、今以上の劇的な速度の向上はもう無理だし、サービス面でも、全く目新しいというものは、見られない。本当は、東京~博多間直通〔のぞみ〕くらいはバーコーナー程度は欲しいと、今でも思っているが…。リニア新幹線開通までは、東海道区間はN700系シリーズで統一、という姿でいくのだろう。リニアの行方が少々怪しくなってきているが…。

 しなの鉄道SR-1系は先日小諸で見て、№2187で出しました。一般の列車は、限定運用だろうか。
 箱根のケーブルカーは、1995(H7)年にひとつ前の世代がデビューしたからまだ四半世紀しか経っていなくて、取り換えがずいぶん早いなと思った。電車の2000形より新しかったのだが、輸送力増強の必要が出てきて、早めの取り換えとなったのかも知れない(その効果が、しばらくは出そうにないのが歯がゆい)。ロングシートのケーブルカーは、他国も含めてあるのだろうか?
 TXのTX-3000系は、鋭角の正面ではあるものの、TX-1000・TX-2000系に比べると、おとなしくなったと思う。TXは、開業時は直流専用のTX-1000系を造ったが、それ以降は増備は、交直両用のTX-2000系だけだった。守谷より北の交流区間の需要が伸びている、という事だろう。
 他の話題の列車に「WEST EXPRESS 銀河」があるが、既に6月号で特集していたのだから、改めて出す必要はなかったと思う。それなら、10月デビューのJR北海道261系「はまなす」編成を出した方が良かった。外観だけでも。

特集のページ
「NEWS」の列車イラスト、今月号はTX-3000系。

 そのJR北海道の261系「はまなす編成」を使用した、特急列車の時刻が発表になっています。「臨時列車」としているが、全て定期列車の車両を変更し、「北海道鉄道140年記念」の名称を頭に着けて運行。

10月24・25日 〔オホーツク1号〕〔大雪4号〕
10月31日・11月1日 〔おおぞら3・8号〕 ※一般車両1両増結
11月7・8日 〔北斗19・6号〕 ※一般車両2両増結
11月14・15日 〔宗谷〕〔サロベツ4号〕
(全列車グリーン車なし)

 また、〔36ぷらす3〕の時刻も発表になっています。10月16日の鹿児島中央発から運行開始、11月いっぱいまでは、金曜日が鹿児島中央→宮崎、土曜日が宮崎空港→別府、日曜日が大分→博多、月曜日が博多~長崎往復。
 日曜日の列車は門司港まで入る。乗降扱いはないのになぜなのか。門司港の駅を見せたいなら、営業の停車にしても良いはずだ。

 ハウステンボスで開催予定だった「九州一花火大会」(9月19日)の臨時列車が掲載になっているが、25日に中止が決定し、臨時列車も取りやめがJR九州から発表になっています。

 会社線は、上高地発着の路線がいくつか掲載になっているが、渋谷~上高地間は既に運休になっています。
 関東大手私鉄のライナー列車(THライナーはない)を掲載。〔京王ライナー〕は現状の特別ダイヤが反映されていて、平日上りの京王八王子発90・92号、橋本発94号を運行、下りの京王八王子行13号(新宿発0時)、橋本行43号(新宿発0時20分)は運休。

本文
「7月豪雨」の影響が、本文にも現れてきました。
 肥薩線は、八代~吉松間の全ての列車の掲載がなくなりました。代行バスもなし(走れる状況ではない)。くま川鉄道は今の所、全列車掲載のまま。
 久大本線は、豊後森~由布院~向之原間の代行バスの時刻を掲載。豊後森~由布院間は、毎日運転の〔ゆふいんの森〕2往復と接続するノンストップ便と、各停便7往復の運行。各停便は普通列車より1往復少ないし、豊後森での接続があまり良くない。由布院~向之原間は、下り15本・上り13本+庄内止まり1本。特急は、〔ゆふ〕は1・2・5・6号が日田、3・4号が豊後森折返し、〔ゆふいんの森〕1・2・5・6号は豊後森折返し(9月23~25日は〔ゆふ〕で運行)。
 飯田線の水窪~平岡間は網掛け。JR東海のWebに拠れば、平日のみ水窪~大嵐間に朝夕1往復ずつ臨時列車を運行中。〔伊那路〕は全区間取りやめ。

〔WEST EXPRESS 銀河〕は、やはり本文の掲載がなくなりました。
(9月11日に運行を開始するが、当分は日本旅行の旅行商品のみでの販売となり、普通に駅で指定券を購入できる列車にならない)
〔諏訪しなの2020号〕(9月20日名古屋→富士見、21日富士見→名古屋で運行予定だった)は、JR東海から取りやめが発表になっています。

 秋の臨時列車が発表になりました。全部運転できればいいけれどと思うが。
〔紅葉海里〕(もみじかいり)が11月18日、新潟~弥彦間で運行。新潟→弥彦は、新潟→新発田→新津→東三条→弥彦と大回り。弥彦→新潟は越後線経由。どちらも、途中乗降扱いを行う列車はない。
(全車指定席なので指定席料金が必要だが、全区間新潟近郊区間内なので、運賃は両方向とも、片道770円でOK)

 山陰本線・香住~浜坂間は10月27~29日、日中の〔はまかぜ〕1往復と快速・普通5往復が運休になり、代行バスを運転。
(集中工事のため。代行バス時刻はまだ発表されていない)

 大井川鐵道の家山~千頭間は、8月28日より普通電車のみ運行を再開(臨時急行は引き続き運休)。

 JR西日本は、9月1日からの定期特急の減便発表しています。特に〔はるか〕は日中の全列車が運休になり、運行されるのは、下り1・3・7・11・15号と47・51・55・59号、上り2・4・8・12号と44・48・52・56・60号の、合計9往復のみ。〔サンダーバード〕〔こうのとり〕に〔つるぎ〕(土休日のみ)も一部運休が発生。この他、航空もANAやJALが9月中の大幅な減便を発表しており、高速バスも相当数が運休や減便になったり、継続する路線があります。まだまだ、乗り物にとって辛い時期が続きそう。JTB時刻表のグラビア企画の予告が、今月号に続いて来月10月号でも発表されていないのも、交通業界全体を覆い続ける沈滞ムードを反映したものでしょうか。

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 上で書いた〔36ぷらす3〕だが、時刻表をよく読むと、土曜日の宮崎→大分行程は〔にちりん14号〕、日曜日の大分~小倉間は〔ソニック〕5本・小倉~博多間は〔ソニック36号〕、月曜日の博多~長崎は、上下とも〔かもめ〕3本と〔みどり〕1本、同じ「特急」に相当抜かれるダイヤになっています。
 九州の「D&S列車」各列車、あるいは四国の〔志国の土佐 時代の夜明けのものがたり〕(上りは〔あしずり12号〕に抜かれる)や、西日本の〔WEST EXPRESS 銀河〕にも言えるが、最近各地でデビューする観光列車は、その中身や付帯サービス(食事など)、沿線のイベントなどはいいけれど、「特急」の2文字を掲げるのは、これだけ同じ「特急」に抜かれるとしたら、誤りなのではないか?〔WEST…〕に至っては、下りは普通列車にまで抜かれるのだし。
「特急」とは、有料であれ無料であれ、そしてその中身がどうであろうと、とにかく早く目的地に向かう事を目的とした列車のはずです。その点、他のJRでも見られるが、ややケジメがなくなりつつあるように感じられます。〔36ぷらす3〕が、〔ソニック〕や〔かもめ〕と同列の「特急」として扱われるべきとは、思えない。もし、サービスの代価として料金が欲しいという事であれば、「特急」ではない、全く新しい種別名称(…といっても適当なものが思い浮かばないが)か、包括料金など、一般の列車とは異なる運賃・料金体系が考えられるべきではないでしょうか。

 一昨日書くべきだったろうが、東武が今年度の設備投資計画を発表しました。
 車両面ではやはり「リバティ」3編成の増備が目につく所で、具体的にどのような使用方になるかは解らないが、〔アーバンパークライナー〕の増発とか、ひょっとしたら「スペーシア」の置き換え、もありうるのだろうか。特急は「スペーシア」「リバティ」とも、荷物置き場を増設。「THライナー」の70090型も2編成増備し、20400型は4編成を改造。
 連続立体化は、アーバンパークライン(野田線)は、いよいよ今年度末には高架線に切り替えになりそう。また、いよいよ春日部駅付近の高架化も本決まりになり、今年度は設計業務等を推進。事前の施行協定締結時の計画図を見ると、スカイツリーライン(伊勢崎線)・アーバンパークライン共、2面4線の構造になりそう。
 ホームドアは、スカイツリーラインは日比谷線直通が20m4ドア車に統一されたからいよいよ本格的な整備に入り、このうち北越谷は今年度末までに整備、とあったが、既に1番ホームに続いて、2番ホームも稼働を確認しています。この他、車内防犯カメラを500系と70090型に設置。
 総額219億円は、2019(H31~R元)年度からは-187億円、47%の大幅な減少。コロナウィルス感染禍の影響で、特に観光部門の整備が先送りになったのかも知れない。
 投資計画にない部分で今後気になるのは、スカイツリーライン関連の10000系の行方。6月6日改正で運用範囲がさらに縮小になり、日中は浅草~北千住間と、久喜~館林間しか運用がない。朝夕も館林より北には入らなくなった。10000系の2連2本(11201F・11202F)が、ワンマン化改造の上佐野線・小泉線に投入されているのを、先日館林で見ているが、本線の増解結運用がなくなっているので、2連はワンマン化改造の上、群馬のローカルに加えて亀戸線・大師線、4連もワンマン化改造の上、東上線(小川町~寄居間)と越生線に転用して8000系を置き換え、という方向になるでしょう。6連は、アーバンパークラインへの転属が進むだろう(今設備投資計画では、60000系の増備はない)。最小限の編成だけ本線に残して、他線区へ転用、という流れが続くと思われます(ダイヤ形態の再度の変更もありうる)。後は6050系の行方も大いに気になるのだが、単純にロングシートに置き換え、にはなって欲しくない。どうするのだろうか。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
26日 千代田区議会 区長を刑事告発 百条委員会での偽証容疑
(「持続化給付金」詐欺容疑 3人逮捕)
27日 NZ礼拝所銃撃事件 被告に終身刑判決
(東京都 飲食店等営業時間短縮 23区は9月15日まで延長)

 ウィスコンシンでまた警察官が黒人に発砲、これがまた暴動に発展しているが、テニスの大坂なおみ選手がこの事件に抗議して、参戦中のツアー大会の準決勝を棄権しました。ただ、その主義主張は解るし、私自身も人種差別には反対だが、この行動は、正直疑問がないとは言えません。大会そのものが差別を擁護や賛美する発言や行動を起こしたとか、何らかの金銭的なつながりがあったとかいうのなら解るのだが。見に来たファンに失礼、という気もする(無観客のようだが)。それにしても、毎年毎月毎日のように同じような事件が起きて、大規模な抗議行動が起きて、暴動にまで発展して、それでもなお人種差別がなくならない(その気配さえない)というのは、前にも書いたと思うが、「銃社会」も含めて、アメリカ社会そのものに、簡単には修復できない根本的な欠陥があるとしか思えない。トランプ大統領が人種差別を拡大させた、という批判も多いが(確かにその面もあるだろうが)、では仮に秋の大統領選挙でバイデンさんが勝って政権交代、となったら状況がガラリ一変、人種間の融和が進む事になるのか、と問われたら、とてもそうなるとは思えない。結局最終的には、米国民一人一人(特に一般の白人層)の心の有り様にかかってくるので、考えるほど簡単には解決できない事項だと思っています。