№2181 「移動自粛」明け 何が見えるか北海道 4〈終〉.JAL554便
旭川から帰宅です。帰りもJAL便です。しかし運休便が多いため、まだ昼過ぎのこの時間で帰宅の途に就かざるを得ませんでした。
やや慌ただしかったが、富良野から着いて10分で、空港バスに乗り換えます。このすぐ後にADOの羽田便もあるからだろうか、行列が案外長い。
6月30日時点の、旭川空港行の時刻表。この日のJALは、これから搭乗する554便しかない。ADOは夜にも便があります。
旭川空港のターミナル。2年ぶりです。
出発ロビー。
JALのカウンター。ビニールのシートで覆われている。
旭川空港所のスタッフによる、旅客機キャビンの空気循環についての解説のイラスト。元々旅客機は密閉状態にあるので、最初から空気循環のシステムがあるのだけれど。
チェックインが終わると同時に、「JAL553便が羽田から到着しました」というアナウンスがあったので、慌てて展望デッキに向かう。ちょうどタキシング・スポットインする所でした。JA656J、B767-300ER。おや、後部に何か描かれているな。
2Fの出発ロビー。羽田行が相次いで出発するので、それなりに賑わっていました。
ショッピングのフロアも、全店舗普通に営業していました。
保安検査場。手前の消毒液以外は、いつもと変わらないか。
出発案内表示。結局この日の出発は、JAL1便とADO(ANAコードシェアあり)2便、合計羽田行3便のみ。
駐機中のJAL機。すぐ後ろ、ADOのB737-700が着陸。
2番ゲート付近、状況を考えたら、乗客数は多い方だったのではないか。「クラスJは予約分のみで満席」というアナウンスも聞こえた。無論、全席は販売していないはずだが。
搭乗開始。「ソーシャル・ディスタンスを守ってください」とアナウンスはあったが、実のところはあまり守られていないように見えた。
ゲートを通過すると、すぐに消毒液が用意されている。
ボーディングブリッジから、先の機体後部のラッピングを撮影。「日本博」。
普通席は単純計算で、4/7の販売のはずだが、キャビン全体が落ち着くと、それよりも少なめ、と見えた。特に後方は、販売席でもいない所が多い。
定刻出発。この便はHAとのコードシェアとアナウンスにあったが、現状では意味がない。曇り空は変わらないなあ。晴なら、神楽山とかが見えるはずだが。
離陸はR/W14。ADO便も出発するようだ。
離陸。ちょうどターミナルの真横。
上昇中。北海道らしい田園地帯が広がる。
大雪山カントリークラブを左に見て旋回、やがてその向こうに見える空港の真上を横切る。一回転する形だ。すぐ南に山々が控えているので、高度処理か。
先ほど富良野線で通過した、千代ヶ岡。
ベルトサインは案外早く消灯。雲が多いのだが、その切れ間に、富良野を見る事が出来ました。
晴なら左手にはいろいろ山々が見えたはずだが、次に雲が切れた時には、もう太平洋の上空に出るところだ。日高門別の上空だろうか。
キャビン。この後往路の女満別便同様、おーいお茶のパックが配られました。
東北上空は天気が良くない。Wi-Fiのマップでは花巻上空、と表示されていても、下界は何も見えない。こういう状況なので、「JAL FLIGHT FUN!」のお楽しみ、「名所✈めぐり 日本全国47県」もオヤスミ。致し方ないが、残念。
何しろ東北上空は、ひたすら雲が広がる。
キャビンのモニターも、マップを表示。
ディセンド。スポイラーが立ち上がり、みるみる高度が下がっていく。かなり揺れだす。
降下中のキャビン。明かりがブルー系。
マップを見ていると、茨城県南部でかなり西側に迂回しているのが解る。積乱雲でも避けたのか?(そんなものは見えなかったと思ったが)あるいは羽田で急なR/Wチェンジでも起きたか?
さらに降下。かなり高度が下がっても、時々翼が見えなくなるくらいの濃い雲の中に突っ込む。
ようやく雲海を抜けると、もう東京湾上空だ。たくさんの船が、同じ方向に向けて航行している。
着陸の直前、前方遠くに風の塔が見えた。という事は、R/WはD滑走路の23だ。
着陸。風の塔を見る。
アナウンスでは、到着は3番ゲートだという。という事は南ウィング側の一番端に近く、タキシングはそんなには長くはなるまい。
南側の駐機場を行く。相変わらず駐機中の機体が多い。
到着直前、左側をA350が離陸していくのが見えた。何も描かれていない、スッピンの機体だ。
定刻より2分早い到着となりました。ベルトサインが消えてお客さんが立ち上がると、結構乗客がいたんだなあと感じる。
3番ゲート。次は鹿児島行になるらしい。
バゲージクレームも、荷物が出てくるのを待つお客さんが多い。少々遅く、到着から15分位かかって出てきた。
手荷物受取の流れも、JALのスタッフによって描かれています。旭川も合わせて思ったのだが、JALではこんな感じで、空港の職員による手書きの案内とか、ガイドとかが結構多くみられる。フレンドリーでいいと思う。
到着ロビーも、模様替えが終わっている。
到着便案内表示。やはり欠航が多い。これ、プロジェクターによる投影だ。
空港バスの券売機。ブルーのAが京急バス、オレンジのBがリムジンバスだ。バスもまだまだ運休便が多い。
横浜までの帰り、今回はバスにしました。表示に見る通りこの路線も20分間隔に減便(通常10分間隔)されているが、都合よく25分発の便に乗れました。半分弱くらいの乗車はあったのだろうか。
こんな感じで、「移動自粛」要請明けでは最初の旅行は、やや慌ただしくも無事終わりました。梅雨がない北海道のはずなのに、全日ほぼ曇天だったのが残念だったが、久しぶりに石北本線や富良野線に乗ってきたし、ウィルス感染禍の北海道の地方の様子も垣間見えて、それなりに収穫もあったと思います。それにしても、現状では仕方がない、受け入れるしかないとしても、往復の航空便に見るように、ウィルス感染禍の影響は、特にサービスの面であちらこちらに出ていました。むろんJR〔大雪〕や高速バスの運休とかもあったりして、やはり今一つウキウキできない、気分的に乗れないなあ、という部分が多々あったのは、事実でした。今回出会った、誰のせいでもないのだが。やはり旅というものは、精神的に楽しくやり遂げたいと思います。そうなるのは…、この数日の感染者数の増加を見ると、まだまだ先なのかなあ。
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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
15日 立件民主党 国民民主党に合流案提案 両党解散・新党結成を提示
(香港ディズニーランド 再度休園)
16日 JR東日本・東京海上日動 Maas提携を発表
(大阪府 「ミナミ」にPCR臨時検査場開設)
乗り物とも、今日書いた事とも何の関係もないのだけれど、今日、弘明寺商店街で撮った1枚をご覧いただきます。アーケード街には、七夕の飾りつけが残されていました。今年は平塚も仙台も七夕まつりは当然中止、この数日の神奈川も曇り空続きだが、せめてこの飾りつけで、ほんの少しでも、真っ青な青空と白い雲がどこまでも広がる、たとえ暑くても、楽しい夏が始まっているんだ、と感じたいと思いました。一方で右側の不二家の、マスク姿のペコちゃんが、現実の厳しさを思い知らせてくれるのだが。
感染者の数がどこまで増えようと、政治や行政がどう動こうと、現状で自らの命や自由な暮らしを護るのは、他ならぬ自分自身しかない。そのためにも、「マスクを着用する」「ソーシャル・ディスタンスを守る」「消毒・手洗いを徹底する」「『三密』は避ける」、この4つのポイントだけは、確実に守ろう。