№2178 「移動自粛」明け 何が見えるか北海道 2.14年ぶり いやそれ以上 石北本線

 九州だけでなく、西日本全域に拡大する豪雨災害。肥薩線はやはりズタズタらしいし、高山本線などもかなりの被害のようです。加えて新型コロナウィルスの感染者が、東京都では一気に200人を超えてしまってやや衝撃的だし、神奈川も増えているし、その上朝方には地震まで…。全然心が休まらない。ウィルス感染に関しては、結局は人の行動・移動と連動して起きるものだから、現状で根本的には、強力な移動制限以外に抑え込む術はないが、そんなの皆さん、もうイヤですよね。とにかく「マスク」と「ソーシャル・ディスタンス」、それと「手洗い・消毒」。この3点を確実に守りさえすれば、極端に恐れる必要もないのかなあとは思うのだが。明日からプロスポーツも制限付きながら、観客を入れられるようになります。どうかスポーツの試合がクラスターになったりしないように、無事にシーズンを終えられるよう願います。私も、どこかで観戦に行きます。感染対策に気を配りつつ。

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 網走に着いた翌日、旭川まで石北本線を乗り通します。
 調べてみたら、北見→旭川間は、このブログを始める前の2006(H18)年7月14日、だからちょうど14年前の今頃になるが、普通列車で乗った事がありました。網走→北見間は、正直記憶がない…。たぶん、平成の間は乗っていない。今回も普通列車を乗り継いでいくが、何が見えてくるのだろうか。先行きが不安な路線でもあるし。

 6月29日>(月)
 残念ながら天気予報が当たって、雨模様。ホテルを出ると…肌寒い。

20200629-01 網走バスドリーミント・オホーツク.jpg
 網走駅前を通過する、網走バスの「ドリーミント・オホーツク」。まだ乗客は少ない。北見でもう少し増えるだろうか。「ドリーミント・オホーツク」も、運休便が発生していた。

20200629-02 網走バス ローザ.jpg
 網走バスのローザ。これが、現状の網走バスでは最新の車両。
 天気が悪くて写真の撮影、とはならなかったが、何台か見ました。駅前の広場には入らない便が大半。

20200629-03 バス停.jpg
 駅前のバス停。広場に入るのはスクール便。列車から降りてくる高校生が乗り換えてくる場面は、№2174でご覧いただきました。それにしても、6月も翌日で終わりというのに、みんな厚着だった。
 他に、斜里バスが平日だけ1往復、入って来るようです。

20200629-04 網走駅.jpg
 改めて、網走駅。ホテルは駅前だったけれど、結局駅は、町の中心から外れた位置になるので、周辺は閑散としている。釧網本線の桂台の方が近い。

20200629-05 大雪号運休お知らせ.jpg
 新型コロナウィルス感染症の影響は当然ここにも出ていて、特急〔大雪〕2往復は運休になっていました。本来なら8時06分発の2号が出発する所。
(7月より運行を再開している)

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〔大雪〕に限らず、JR北海道全体でも、特急を中心に多数の運休が出ていました。
 この時間で、列車で札幌に行くなら、これから乗車する4656Dに乗り、北見で特別快速〔きたみ〕、さらに旭川から特急〔ライラック26号〕に乗り継ぐ事になる。札幌着は15時25分で、〔大雪2号〕利用より2時間遅い。

20200629-07 石北線・刑務所展示.jpg
 上は昔の石北本線の写真、下は刑務所作業作品の展示。

20200629-08 北海道新幹線ポスター.jpg
 北海道新幹線のポスター。でも網走では、恩恵はほぼないな。

20200629-09 網走駅ホーム.jpg
 雨模様の、網走駅のホーム。
 他の駅でも書いている事だけれど、網走駅もまた、駅のコンパクト化というものが、あっても良いのではないか?現状ではやや無駄に広すぎる気がする。

20200629-10 石北本線4656D.jpg
 8時44分発4656D。緑が始発なのだが、先頭のキハ40 730(旭アサ)は、サボを見る限りは網走からの増結車両のようだ。2両目のキハ40 1709(釧クシ)が緑始発。
 増結されたと言っても、網走発車時点の乗客は8人しかいない。右手に網走湖も見るのだが、案外木々が邪魔。呼人で交換の4653Dは40+54+40の3連だった。

20200629-11 西女満別駅.jpg
 西女満別駅の駅舎、というか待合室。
 美幌で20人くらい、まとまって乗車があったのは、ちょっとビックリだった。若い男子が多くて、大学生だろうか?

20200629-12 沿線.jpg
 美幌の先の、のどかな田園地帯。

20200629-13 北見駅.jpg
 北見駅。降り立つのは14年ぶり。南側の方が開発されて、自由通路が出来ているようだったが、駅自体は変わっていないと思った。

20200629-14 北見バスターミナル.jpg
 大きく変わったのが、この北見バスターミナル。以前、北海道ちほく高原鉄道の本社の建物があった場所だ。高速バス・郊外線と、市内線のうちここを始発とする便が発着する。

20200629-15 パラボ.jpg
「まちきた大通ビル」は以前、北見東急百貨店と北見東急インが入っていたビルです。今は市役所と、「パラボ」というコミュニティープラザが入っている。
(朝ドラ「エール」の幟が見えるが、ウィルス感染の影響で収録が中断してしまったから、この日から再放送)

20200629-16 旧バスターミナル跡.jpg
 以前の北見バスターミナルはこのビルの1Fだったが、今は駐車場になっているようだ。

 国道側の大通(旧きたみ東急百貨店)バス停の時刻を見ると、1系統三輪・小泉線は、少なくとも日中は、14年前、いやそれ以前と変わらず15分間隔の運行が維持されている。これは今どき、大したものだと思った。朝夕は減ってしまっているのかもしれないが(14年前の時刻表とかはないので、比較はできない)。
 ただ一点だけ、バスターミナルで配布されている市内線の時刻表は、バスターミナルの発着も「大通」と称しているので、紛らわしく感じられました。大通は大通、バスターミナルはバスターミナルと区別した方が良いと思う。地元の方はこれでも解るだろうが。

20200629-17 北海道北見バス車内.jpg
 北見からは11時37分発4658Dに乗るので、2時間近く時間がある。本当はここで北海道北見バスの撮影に時間を使いたかったが、やはり雨混じりの曇り空、は変わらないので、バスに乗る事にしました。11系統小泉・光の苑線に乗車。その車内。日野の古い中型車。

20200629-18 新型コロナウィルス対策.jpg
 新型コロナウィルス対策のお知らせが、窓際に掲げられていました。何だかね…。
「循環」とうたっていたけれど、光苑団地バス停がループ線の上にあっただけで、ここを終点としても良かったろうとも思ったのだが、循環というだけあってそのまま乗り通し、運賃210円で済みました。乗客は終点まで、4人を上回る事はなかったのだが。

20200629-19 わっかバス.jpg
 若松線の「わっかバス」。市内線で変わったのは、この路線くらいだろうか。
 他の系統では減便とか行われているのだろうが、市内線に関しては、路線網は14年前からそのまま維持されているように思われました。これがこのまま続いて欲しい。
 またもう一度北見に来て、今度はビシバシ撮影やりたいなあ。

20200629-20 北見駅前.jpg
 駅前も、14年前は他に閉店したデパートとかあってわびしいと思った記憶があったが、今は新しくホテルとかが建っていたりして、少しは良い方向に向かっているのかと思った。

20200629-21 北見駅発車案内表示.jpg
 再び列車の旅に戻って、今度は11時37分発の遠軽行4658D(網走始発)に乗車。北見駅の発車案内表示。本来なら13時25分発〔大雪4号〕の表示があるはずだ。

20200629-22 オホーツク1号.jpg
 網走行〔オホーツク1号〕。

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 4658Dは、キハ40 1712(旭アサ)の単行。北見出発時点では乗客が自分を含めて3人しかいない。他2人も旅行者風で、地元の人はこの先西留辺蘂で乗ってくるまで皆無だった。とにかくこの列車に乗らないと、普通列車だけで旭川に着く事は出来ない。

20200629-24 田園地帯.jpg
 留辺蘂までは、比較的穏やかな田園地帯、だろうか。

20200629-25 武華川.jpg
 留辺蘂の手前の、武華川。

20200629-26 留辺蘂駅前.jpg
 留辺蘂。北海道北見バスがいる。

20200629-27 常紋峠越え.jpg
 常紋峠に向けて、グングン上っていく。線路はイマイチ貧弱。

20200629-28 金華信号場.jpg
 2016(H28)年3月(北海道新幹線開業時の)ダイヤ改正で、旅客駅としては廃止になった、金華信号所。駅舎はそのまま残っていました。

20200629-29 常紋トンネル.jpg
 常紋トンネル。

 トンネルを抜けて、今度は下りになるが、ここでちょっとしたアクシデント。突然目の前に鹿2頭が現れ、警笛を鳴らしながら急ブレーキがかかるのだが、ドスンと衝撃が。100mくらい進んで停止。この列車にはもう一人便乗の運転士がいて、2人して現場を見に行っていた。結局列車の運行には影響はなかったようで、10分止まったのちに動き出す。なるほど、やはりあるんだな、こういう事。でも、鹿は列車の気配がしたら線路から離れるものだと思っていたのに、逆に進入してくるとは思わなかった。

20200629-30 生野通過.jpg
 この列車は、生野は通過。上り列車で生野に停車するのは、早朝の生田原始発4650Dのみ。北見からだと、生野に停車する列車はない。そういう利用はないのだろうけれど、そうしようと思ったら、一度行き過ぎて、安国から引き返すしかない。北見では券売機で生野までの乗車券を販売しているが、特例でもあるのだろうか?

20200629-31 遠軽駅.jpg
 結局遠軽は10分近くの遅れで到着。下り4663Dはこちらの到着を待って、少々遅れて出発。
 遠軽駅も14年ぶり。駅舎は変わっていない。しかし、売店の類すらない…。

20200629-32 ターンテーブル.jpg
 構内には、朽ち果てたターンテーブルが残っていました。

20200629-33 湧別行き北海道北見バス.jpg
 駅から徒歩数分の、遠軽バスターミナルの北海道北見バス。湧別行。今の北海道北見バスは、北見・美幌と遠軽で路線が繋がらなくなりました。

20200629-34 石北本線4622D.jpg
 結局4622Dは、4658Dがそのまま通しだ。
 普通列車で、白滝より先へ行くのは、この列車が最後。旭川へ行ける普通列車は、14年前は16時26分だったが、3時間早まっている。

 ここで一つ疑問。JTB時刻表2020年7月号には「長時間運転列車」の記事があり、北海道だと、宗谷本線の旭川→稚内間321D~4323D~4325Dの6時間05分が最長でした。
 しかし、列車番号が変わっても通しなら一本の列車として認められるのであれば、石北本線4658D~4622Dでは網走→旭川間が6時間50分となり、これが最長に躍り出ても良いはず。
 ただ、遠軽は35分停車だけではなく、スイッチバック構造で、乗客は一度全員降りてもらう事になるようだから、1本の列車にはできない、という事でしょう。

20200629-35 遠軽駅湧別側.jpg
 跨線橋から見る、かつて名寄本線が向かっていった湧別の方向を見る。もう少しキチンと乗っておけば、良かったな…。

20200629-36 瀬戸瀬山.jpg
 左手に瀬戸瀬山、で良いでしょうかね?

20200629-37 旭川紋別自動車道.jpg
 旭川紋別自動車道路が並行する。こんな高規格の国道が併走されては、規格の低い石北本線は、かなり辛いはずだ。

20200629-38 鹿.jpg
 金華と同じ2016(H28)年3月改正で旅客駅としては廃止になった下白滝に進入する。あ、また鹿だ。今度は停車のため減速していたから、衝突する事はなかった。

20200629-39 下白滝駅舎.jpg
 下白滝も、駅舎は残されている。
 本来はここで〔大雪1号〕の待ち合わせだが、ただ山の中で14分の間、ポツンと停車しているだけ。信号場では外に出られず、車内でウトウトするのみ。

20200629-40 車内.jpg
 下白滝停車中の車内。客はやはり他に2人。どうやら北見からずっと同じ顔触れだ。

20200629-41 湧別川.jpg
 湧別川。
 結局遠軽~上川間は、他の乗降が全くなかった。14年前の列車もそうだったと思うのだが、現状の上川~白滝間を走る普通列車は、遠軽~網走間で運用される旭アサ車の送り込み・返却の意味の方が濃いのではないか?「青春18きっぷ」のシーズンになったら、もう少し利用があるとも思うが。

20200629-42 峠越え.jpg
 白滝を過ぎて峠越え。上白滝も廃止になっているから、白滝~上川間は、37.3㎞も旅客駅がない。山手線の一周を上回る距離で、如何に人里まれな区間か、という事だ。

20200629-43 奥白滝駅舎.jpg
 奥白滝は、2001(H13)年6月30日を持って廃止になっている。ちょうど19年前。

20200629-44 上越信号場.jpg
 上越はもっと古く、1975(S50)年12月に廃止になっている。こんな頃から既に、駅付近に人がいなかったのか。

20200629-45 上川駅.jpg
 白滝から54分、いや実際は3分程早く、上川駅に着きました。所定で36分停車。帰宅の高校生が乗り込んで、ようやく賑やかになってきた。賑やかすぎる部分もあるが。それに、マスクをつけていない学生も少なくない。網走の高校生は皆つけていたようだったけれどなあ。地域によって意識が違うのか。

20200629-46 北海道北見バス石北号.jpg
 北海道北見バスの石北号。乗客はあまり多くなかったようだけれど、こういうバスがあるようだと、JR特急も厳しいなあ。

20200629-47 特別快速きたみ.jpg
 この駅で、下りの特別快速〔きたみ〕と交換する。キハ54の単行だった。3番線着。
 ここも本来なら、網走からの〔大雪4号〕(北見で見た〔オホーツク1号〕の折返し)を先に通すのだが、やはり運休。

20200629-48 石狩川.jpg
 出発して、石狩川。

20200629-49 農村地帯.jpg
 上川から先は線形も穏やかになり、田園地帯が広がる。直線も長い。

20200629-50 将軍山駅通過.jpg
 将軍山駅は通過。生野もだったが、簡素なホームと小屋があるだけ。どちらも国鉄時代は仮乗降場だった所。

20200629-51 田んぼ.jpg
 田んぼが広がる。晴れていると、十勝岳とか見えるのだろうと思うのだが…。
 北日の出のあたりから旭川の通勤圏という感じになり、人家が多くなってくる。東旭川でまとまって乗車があり、日本製紙の工場の煙突から煙が上がって、もう都会だなあ、と感じる。

20200629-52 旭川駅到着.jpg
 旭川終点到着。ここは2年前に降りたばかり。
 本来接続の〔ライラック38号〕も運休。左の789系がそうだと思うんだけれどなあ。

20200629-53 旭山動物園記念撮影スポット.jpg20200629-54 旭川駅.jpg
 最後に、この日投宿した駅前のホテルの部屋から、旭川の高架駅を見下ろす事が出来ました。

 久しぶりに石北本線を全線乗った印象としては、旭川~上川間、もしくは北見を中心とする区間は、通勤・通学の利用も見られ、比較的本数もあって、何とか維持できるかなあとは思うのだが、特に上川~遠軽間は沿線の人口自体があまりに希少だし、一方で高規格の自動車専用道路があったりすると、本線として貧弱は鉄道は、特急列車と言えどもかなり苦しいだろう。振り子車導入も効果はなさそうだし。と言って、この区間だけ廃止してしまうと、ネットワークが壊れてしまう。車両運用の面で問題が多くなりそうだし。いずれ釧網本線も乗ってみなければなるまいが、特に北見付近だけ孤立させて残すというのは、JR北海道の運営としては、考えざるを得なくなる部分が多いでしょう。今後の判断が難しい路線だと思う。当面、これ以上の減便はしないで欲しい、という所でしょうか。

 明日の旭川も、天気は良くなさそう。それなら、これも前回の乗車から数十年は経っているはずの富良野線に乗って、富良野まで往復してくる事にします。ただ、羽田への帰りの便に接続する空港バスへの乗り継ぎの時間があまりなくて、旭川ではやや慌ただしくなりそうだが。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR東日本と日本郵便は、内房線の江見駅で、郵便業務と駅業務の一体運営を開始すると発表しました。郵便局を駅に移転し、郵便業務に加えて駅業務も行うとの事(平日の9時00~16時00分のみ)。指定券や長距離の切符は発売しない。郵便局が駅を兼ねる、というイメージでしょうか。郵便局が入った駅というと、簡易郵便局が入った由利高原鉄道の子吉駅に行った事があるが、ここは、駅業務は完全なノータッチでした。今回はもっと踏み込んだ業務内容になっています。いろいろな可能性がありそうです。ポストは、かつて房総を走ったスカ色のクモユニ74型を模したデザインになるらしい。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
 8日 米ハーバード大・マサチューセッツ工科大 ビザ発給巡り政府を提訴
(オーストラリア・メルボルン周辺 再度外出制限措置発動)
 9日 IUCN レッドリスト公表 マツタケを絶滅危惧種に指定
(東京都 総額3100億円余新補正予算案発表 新型コロナウィルス対策)

№2177 「移動自粛」明け 何が見えるか北海道 1.JAL569便

 九州の豪雨は凄まじく、そのほぼ全域でかなりの被害が出ています。明らかに、3年前の九州北部豪雨より酷い。犠牲になられた方々には、お悔やみを申し上げます。くまがわ鉄道に続いて、久大本線でも九重町の野江川で、鉄橋が崩落したらしい。一昨年全線復旧したばかりなのに!肥薩線の状況はまだ解らないが、間違いなく、ただでは済んでいないはず。私鉄も含めた、他の鉄道路線の被害も心配されます。せっかく来月8日に豊肥本線が全線再開する予定なのに(豊肥本線はどうなっているだろう)、鉄道だけでなく、道路も各地で橋が流されたりして、九州は交通網がズタズタにされてしまった。昨日は西日本豪雨から2年となったが、最大の被害が出た広島県も、今回の豪雨の被害が懸念されています。この数年、毎年必ず大規模な豪雨災害が起きて、多数の人命が失われて、町も交通も壊滅的な被害を被るようになってきました。本当に何とか、何かを変えなければならないのだが。正直、ため息しか出ない…。

062800 JAL569.jpg
 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は5月に、そして広域の移動の自粛要請も先月、解除されました。まだウィルス感染がなくなったわけではないが、ともかく、一定の対策を取った上で、遠出をする事は、「可能」になりました。
 私は3月に北欧から帰って以降の3か月、関東地方の外に出た事がありませんでした。遠くに行きたかった、のがホンネではあったが、ともかく最低限の外出で我慢の毎日でした。ようやく遠出ができるようになったという事で、速攻で遠くに行こうと決めました。
 今回は、北海道です。理由が一つあって、「バスラマインターナショナル180」の「バス事業者訪問」が北海道北見バスと網走バス、と告知があったので、遠出できる状況になったら出かけて、この両社のバスを見てくる、天気が良ければ写真も…、と考えたのです。また、旭川までJRの石北本線に乗車、とも決めていました。特急が走る幹線でありながら、JR北海道が見直しを表明している路線の1つであり、現状を見てくる事も、意味があるだろうと思ったのです。
 1日だけ休みをもらったけれど、航空便、特に帰りの旭川からの便がまだ日中にしかないという状況で、やや「弾丸旅行」っぽくなりました。それでも、久しぶりのオホーツク地域の鉄道とバス、飛行機も合わせて、「コロナ」体制下では何が起きているのか、何が行われているのか、見てくるには十分だったろうと思います。ともかく、遠くに行ける事に、今回の旅の価値がありました。
 28日から30日の旅を、4回に分けて書きます。

 6月28日(日)

 今回は、羽田→女満別・旭川→羽田、共にJAL便(JMBマイル利用)。搭乗まで2週間しかなかったが、十分空席があり、窓際も確保できました。
 しかし、行きの女満別行の搭乗の直前にメールの通知があり、機材の変更に伴い、座席番号も変更になったと記されていました。女満別行569便は、最初からB737-800ではなかったっけ…。
 羽田の出発が比較的遅かったので、当日の仕事が終わった後いったん帰宅、改めて支度して、羽田空港へ向かいました。行きは京急の電車です。

062801快特.jpg
 京急蒲田からの羽田空港行快特。北総7300形。やはり空いていたけれど、それでも最後部車両は、旅行者の姿が、それなりにあった。
 ただ、第3ターミナル(旧国際線ターミナル)駅の降車は、信じられないくらい少なかった。

062802羽田空港駅.jpg
 第1・第2ターミナル(旧国内線ターミナル)駅も、以前の日曜の午後なら行き交う人々がもっと多いはずだが、現状はこんなもの…。

062804 北ウィング行エスカレーター.jpg
 JAL便の北海道行、通常は北ウィングでのチェックインになるのだが、便数が激減しているため、全便南ウィングでのチェックインに統一していた。エスカレーターが止まっている。 

062805 北ウィング閉鎖表示.jpg
 北ウィングのカウンター閉鎖の告知。

062806 展望デッキ.jpg
 時間があるので、ちょっとだけ展望デッキに行ってみたのだけれど…。

062807 第3ターミナル.jpg
 第3ターミナルは、機体は多いが、JALとANAしか見えない。単なる機体の置き場所として使われている、だけだろう。

062808 北ウィング.jpg
 北ウィング自体は、SKYが引き続き使っているし、店舗も開いている。

062809 チェックイン案内.jpg
 JALのチェックイン案内。北ウィングは、こんな表示が出ていました。
(なお、北ウィングは今月から再開している)

062810 南ウィング.jpg
 一方の南ウィング。ウィルス対策とかを抜きにしても、少し変わっている所がありました。

062811 自動チェックイン機.jpg
 自動チェックイン機。荷物を預けたい時は、この時点でタグも出力させます。
 予約の時、一番後ろの席を指定していたはずなのに、変更された番号の席は、翼の真横らしい。後部が全部空いていたので、即変更。今の状況なら、他のお客さんがいない所に移動するのも、悪い事ではないでしょう?

062812 自動荷物預け機.jpg
 今はJALも手荷物預けは自動になっている。タグをつけてベルトに置くと、センサーがバーコードを読み取って自動的に奥へ…となるはずだが、タグの位置によってはキチンと読み取ってくれない。チェックインは全く人を介さないわけだが、現在の状況では、むしろこの方が良いのか。

062813 保安検査場B.jpg
 保安検査場B。JALで開いているのは、BとCだけ(AはSFJ専用)。

062814 保安検査場出発便案内表示.jpg
 保安検査場の入り口の上の、出発便の案内表示。とにかく「欠航」ばかり。
 JAL569便は一応、AY5247・CX6414・HA5380のナンバーも付いているが、現状では意味なし。

062815 南ウィング歩道.jpg
 569便の出発は24番ゲート。北ウィングの一番端…。歩くと、10分近くはかかる…。

062816 オリ・パラ幟.jpg
 オリ・パラの幟。本当ならオリンピック開会まで1ヶ月を切っていて、大いに盛り上がっている頃、だったんだよなあ…。

062817 保安検査場E.jpg
 閉鎖されている、保安検査場E(24番ゲートはGが一番近いが、SKY専用)。
 あと、途中見かけた店舗は、店員がフェイスガードを付けているところ、付けていない所が半々位、と見えました。マスクは全員付けていた。

062818 24番ゲート付近.jpg
 ようやく着いた、24番ゲート。出発20分前になっても、待ち人は他に5~6人程度…。22番ゲートのSKY21便福岡行は、それなりにお客さんがいたようだったけれど。

062819 ベンチ.jpg
 羽田空港のベンチはこんな感じで、中央部を「使用禁止」にしている。

062820 Jリーグ開幕戦.jpg
 駐機しているのは、やはりB737-800だ。ただ、ひょっとして…。TVはBSの、1993(H5)年のJリーグ開幕戦、ヴェルディ川崎vs横浜マリノス。映っているのはヴェルディのラモス瑠偉。

062821 搭乗開始.jpg
 搭乗開始。この時間になるともう少し集まってきていて、優先搭乗の乗客はそれなりにいたが、その後はいきなり他全員の搭乗になる。それだけお客さんが希少という事。

062822 スポット付近.jpg
 ボーディングブリッジの窓から外を見ると、未だに駐機中、という機体が多い。皆が動き出すのは、いつになるのか。

062823 搭乗中.jpg
 ああやっぱり。このJA317Jは、国際線機材だ。だから座席番号が変わったのか。B737の国際線仕様は、4年前に成田から台北へ飛んだ時に乗った事があります。
 機内誌6月号は、普段と変わらない体裁だった。それに、国際線向けのエンタメ機内誌も入っていた。無論、この便では意味がないし、それにWi-Fiも使用できない。毛布や枕の提供も中止すると、アナウンスで言っていた(枕は、国際線仕様だったら背もたれについているのだが)。

062824 機内安全ビデオ.jpg
 機内安全ビデオは、シートTVで見る事になる。非常口の部分だけ、他機材と異なる。
 その後のアナウンスで、飲食時以外はマスクを付けているように、また、搭乗時にアルコールシートがセルフサービスで提供されていたが、それで窓を拭かないように(理由が解らなかったが)と。それから、機内安全ビデオを見ていて、これどうするのかなあと思っていたのだが、もし酸素マスクが出てくるような事態になったら、付けているマスクは外し、酸素マスクを直接口に当てて酸素を吸入するように、と説明がありました。だろうね。

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 出発。入れ替わるように、SKYのヴィッセル神戸ラッピング機が到着。

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 この日は北風運用なので、タキシングが長い。JALの整備場も機体が多いが、その中に、真っ白のB737-800がいた。JA313J。最近、JALのB737-800は、いくつかリタイアしているらしい。この状況だから?

062827 B767-300.jpg
 東側にはもう一機、真っ白のB767-300の姿もありました。

062828 駐機場.jpg
 駐機場。こちらもJAL・ANAを中心に機体が多い。一方、本来なら南側に2~3機位、着陸機の明かりが見えるはずの時間なのに、それが全く見えない。こんなの羽田じゃない。

062829 離陸.jpg
 C滑走路、R/W34Rからの離陸。

062830 中央防波堤.jpg
 中央防波堤を巻くような感じで、右旋回。

062832 TDR.jpg
 休業が続いていた、TDR。まだ明るいという事もあるだろうが、明かりが全く見えない。
 これを見て、今度は左旋回。

062833 京成線青砥駅.jpg
 京成の青砥駅だ。本線の方がかなりの急カーブで、押上線の方に合流していくのが、はっきり解る。

062834 柴又付近.jpg
 南風運用時の、都心上空通過の着陸ばかりがクローズアップされた羽田空港の離着陸ルートだが、北風運用時の離陸も、一部ルートが変更されている。以前はもっと南の、船橋の上空を通っていたはずだが、荒川の上空を北上するルートになっている。右手は柴又付近。

062835 手賀沼.jpg
 手賀沼。その向こうに利根川。

062836 雲海.jpg
 一度雲海に入って、抜けると青空。西日が差して明るくなる。

062837 桜川市.jpg
 桜川市付近。右側が筑波山。

062838 キャビン.jpg
 改めて、キャビン。全体では、どのくらいの乗客がいたのだろう?30人はいなかったと思う。私以外は皆、中央の非常口付近より前方に固まっていました。

062839 紙パックお茶.jpg
 機内サービスは相当簡略化され、「おーいお茶」のパック飲料が配られたのみ。ここは羽田で買っておいた弁当と一緒だから日本茶で良かったが、サービス簡略化自体は仕方がないけれど、パック飲料はせめて、コーヒーと日本茶の二択くらいにはならなかったかな?とは感じました。
 機内販売はあったのだけれど、乗客が希少+サービス簡略化で、CAは皆さん、かなり手持無沙汰そうに見えた。

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 東北は、時々は陸地が見える。郡山。

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 さらに福島。

 この先は太平洋の上空に出たはずだが、ずっと雲が広がって、どこをどう飛んでいるかは解らなかった。シートTVにもマップは表示されないし、Wi-Fiもないし。オーディオで洋楽を聞いていました。

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 あと15分位でベルトサイン点灯です、というアナウンスが流れる頃、雲の切れ目に少しだけ陸地が見えたが、襟裳岬?肝心の岬の部分が雲に隠れているが、だとしたら通常よりかなり南のルートを飛んでいる事になる。

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 だいぶ降下して、ベルトサインも点灯する頃、北海道の陸地が見えてきました。これだけで本州と全然違う、北海道していると思う。

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 おお、網走だ。一旦空港をやり過ごしている事になる。遠くに知床の山々。これを見て、大きく左旋回してUターン。

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 常呂付近。

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 遠くにサロマ湖。

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 だいぶ地上が近づいてきた。卯原内付近。

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 網走湖を横切ってアプローチ。

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 R/W18に着陸。
 アナウンスでは、外は15℃だそう。近頃東京の電車でもよく聞かされる、国土交通省からの新型コロナウィルス関連のアナウンスもあるのだけれど、正直女満別で「テレワーク」だの「時差通勤」と聞かされても、ピンと来ない(鉄道だと「時差通勤」ってありうるの?)。

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 到着。4分早かった。

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 何しろこの乗客数しかいない。すぐに降機できました。夏至が過ぎたばかりの北海道は、19時30分という時間でもまだ明るい。
 折り返し羽田行の旅客も、こちらと同じくらい、なのかなあ?ここは羽田と違って、ベンチの使用の制限はしていないように見えた。

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 バゲージクレームで荷物を待つ客は、全体の割合からしたら、意外にいたのかな?

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 到着ロビー。

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 網走バス。乗客は3人だけ。いや、3人もいてくれた、と言うべきか?
 途中の全部のバス停で乗降を扱うようだが、結局網走駅前で私が降りるまでは、全く乗降がなかった。一度信号待ちがあった以外は、完全にノンストップでした。

 という感じで、20時過ぎには、網走駅前のホテルに投宿できました。
 残念ながらこの先も天気は良くなさそうで、バスの撮影、というのは出来なさそうだが、石北本線の普通列車で、旭川まで行く事になります。この路線も、だいぶ久しぶりだなあ。 
 とりあえず今は、遠くへ旅に出られるようになった、その事にまずは感謝すべきでしょう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR東日本は、先月の利用者が前年比70%以上の減少になったと発表し、今後は時間帯によって変動する運賃の導入を検討しているとの考えを示しました。しかし、乗客が減っている一方で、安全対策などだけでなく、ウィルスなどの健康対策にもコストをかけなければならなくなるとすれば、全体的には高止まりになるのかなあという気がします。運賃もだが、ダイヤはどうなる。ラッシュ時はウィルス感染対策に関係なく、ある程度空いてくるのはいいけれど、行き過ぎると減便という事態も考えられて、都会はまだしも、地方が心配です。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
 5日 営業停止中ナイトクラブで発砲 2人死亡 米サウスカロライナ州
(F1グランプリ オーストリアで開幕 3か月遅れ)
 6日 文部科学省元局長 汚職事件初公判 無罪主張
(日本相撲協会 抗体検査 5人に抗体保有判明)
 7日 航空燃料供給会社に公正取引委員会 排除措置命令 航空会社に圧力の疑い
(「埼玉県LINEコロナお知らせシステム」導入 大野知事発表)

 東京都の感染者が相変わらず1日100人越え、埼玉や千葉、神奈川でも感染者が増えてきているが、どうやらその大半は、「夜のお店」関連で、アキバのメイド喫茶でも12人が感染したらしい。緊急事態宣言発出前に、「メイド喫茶」って大丈夫?と書いた事がありました。メイドさんは一応、接客中はマスクはつけていたらしいが、休憩中などに感染した可能性があるとの事。ともかくウィルスにしろ、豪雨にしろ、いつまで災いが人々を苦しめ続けるのか。「新し」かろうが「元の」だろうが、全ての人々が穏やかに過ごせる日々が、早く戻ってきてほしい。

№2176 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.13

 東京都の一日の新型コロナウィルス感染者131人、これも一大事だろうが、今日はそれ以上に、熊本の豪雨災害が非常に心配です。第一に大事なのは人命で、特別養護老人ホームの冠水とか悲惨でしかないのだが、近くを走るJR肥薩線や、くま川鉄道は大丈夫なのでしょうか。まだ被害の全貌が解らないので何とも言えないが、とにかく人も町も交通も、無事であってほしい。

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 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日3日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。プロ野球開幕に続いて今日はサッカーJ1も再開、どちらも10日以降、限定的に観客を入れられるようになるので、対応した交通アクセスの運行についても、いくつか発表がありました。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。臨時列車は、7~9月の運行分が発表になっている。新幹線2,601本(〔かがやき〕〔はくたか〕は8月分まで。このあと北海道直通も発表された)、在来線特急2,002本。「のってたのしい列車」は、7月3日より順次運行を再開。サービスやイベントは、一部取りやめや制限が行われる。大曲花火大会(8月28日~30日)関連の臨時列車は、大会延期のため、全て取りやめ。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。臨時列車は7月1日以降設定。7月は前年比95%、8月は97%設定。お盆期間(7~17日)中は前年比103%、8月16日は過去最多の455本を運行予定。〔踊り子〕〔ふじさん〕については、JR東日本・小田急のWebで確認をとの事。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更。

東武 「SL大樹」は、7月4日より運行再開。当分の間は総座席数の6割を発売、客車1両分は発売せず、他の号車から移動できるように開放する(ソーシャルディスタンス確保のため)。「DL大樹」は引き続き見合わせ。他列車は通常通り運行。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。特急「スタジアムエクスプレス」(西武球場前→池袋)は、21日からの西武vsロッテ6連戦開催時より、帰りのみ運行。〔ドーム88号〕は西武球場前を平日21時31分発、土休日21時36分発。8月以降は別途通知。

京王 〔京王ライナー〕は、平日は運行本数を変更している。京王八王子発5時47分発(90号)・8時56分発(92号)、橋本発9時22分発(94号)を運転(一部列車の行先・時刻を変更)。夜間の新宿0時発京王八王子行13号、0時20分発橋本行43号は取りやめ。土休日は通常通り運行。鉄道全車両(873両)で、抗ウイルス・抗菌効果のあるコーティング剤の噴霧加工を、7月中旬から順次実施。

小田急 通常通り運行。臨時〔ふじさん31・32号〕の運行を発表。7月18~26日・8月15~30日の土休日、合計12日運転。「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE 第3新東京市スタンプラリー」を再開し、9月30日まで実施。<

東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は引き続き運休。土休日の一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。土曜日・休日の12連運転を再開している。7月20日より平日ダイヤの一部を改正。快特上下1本ずつ、品川~金沢文庫間で12連に増結(上り887SH・下り976SH)。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 最終はリゾートゲートウェイ・ステーション23時30分発。「リゾートライナー Type-C」は、3日に運行を開始している。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。延期されていた三井アウトレットパーク横浜ベイサイドのリニューアルオープンにより、土休日は当分の間、特別ダイヤで運行(日中5分間隔)。

湘南モノレール 通常通りの運行。 

関東鉄道 通常通り運行。

江ノ電 通常通り運行。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。箱根湯本~強羅間の電車は、23日運行再開。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山共に最終電車を繰り上げ。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転に復帰している。駿豆線は、土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は、6月も運行を取りやめ(7月より運行再開)。毎日運転の2往復は運行。「Over the Rainbow」編成は、当面運行を継続する。延長期間は後日通知。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。〔踊り子7・15・4・18号〕、下り601・上り5652M(伊豆高原→伊東間)の運行、日中のJR~伊豆急行直通運転は再開している。「リゾート21」の展望室は使用停止。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発22時05分、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。

小湊鐵道 (6月15日より)平日は五井~上総牛久間下り3本・上り4本、里見~養老渓谷間1往復、養老渓谷~上総中野間1往復、土休日は五井~上総牛久間3往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を運休(いずれも区間運休を含む)。「里山トロッコ」は運行再開。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ(7月11日運行再開)。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。西武直通は引き続き取りやめ。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス ZOZOマリンスタジアム、中山競馬場のアクセスのバスは引き続き運休。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 真はバスは運休。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。

東武バス 定期観光バス・深夜バス・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。セントラル・ウエストの一部系統は、通常ダイヤでの運行に復帰している。スカイツリーシャトルは、19日より上野・浅草線の運行を再開。当面は30分間隔の臨時ダイヤ。他の路線は引き続き運休。日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線、日光駅~霧降高原路線、世界遺産めぐりバスは臨時ダイヤで運行。中禅寺温泉~立木観音・遊覧船発着所~半月山線は、7月1日から当分の間運休。日光鬼怒川線は、「SL大樹」運行再開に合わせ、今日4日運行再開。


国際興業 通常ダイヤでの運行に復帰。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便(折り返しが深夜バスとなる便と思われる)、深夜急行バスは引き続き運休。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。〔m02〕(東飯能駅発)は引き続き運休。

西武バス 三井アウトレットパーク直通バス、深夜急行バスは運休。深夜バスは、東京都内のみ運行再開。メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕(東飯能駅発着)は引き続き運休。西武園ゆうえんちの再開により、所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は20日より再開している(土休日のみ運転)。深夜バスは、東京都内は運行再開。〔川越100〕系統(本川越駅~川越水上公園)は、今年度は運行しない。メットライフドームの観客輸送(立川・上北台~ドーム)は、観客動員初戦の21日以降も、当面は運行しない。運行開始時期は別途通知。

関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行(〔池11〕系統はカレンダー通りの運行)。丸山〔営〕の平日は通常平日ダイヤに復帰、阿佐谷・武蔵野両営業所は増便を中心とした特別ダイヤの変更を実施。青梅街道〔営〕は22日より、ダイヤを変更(平日のみ)。7月1日より〔阿50・51〕〔西50〕と、関連する出入庫系統の時刻を変更(感染対策と関係あるかは不明)。

立川バス 通常ダイヤでの運行に復帰。

西東京バス 全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行(一部は休日ダイヤをベースに増便)。夜間・深夜便の運行は一部再開している。22時以降発便は、平日は一部、土休日は全便を運休。奥多摩駅~日原鍾乳洞路線の白妙橋、川苔橋両停留所は通過(登山道の崩壊に加え、ウィルス対策のため)。奥多摩・檜原方面への臨時バスは、乗車制限を行う可能性がある。6日より、高尾・福生・武蔵五日市各駅を発着する全系統を中心に、ダイヤ改正を実施。

京王バス 通常ダイヤでの運行に復帰。

小田急バス 町田〔営〕のみ、土曜日は通常土曜ダイヤに復帰。登戸〔営〕の一部系統は、通常ダイヤに復帰(土曜日は休日ダイヤ)。運休中の系統は運行を再開。


東急バス 平日は通常の平日ダイヤに復帰。深夜バス・E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。


京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。オープントップバスは運行を再開。1便当たりの乗車人数を最大19人に制限。羽田イノベーションシティ開業に伴い、7月3日より、羽田空港に関連する系統の一部のダイヤを改正。〔森21〕〔蒲31・40〕系統は、天空橋駅の交通広場に乗り入れる(〔蒲40〕は、羽田空港第3ターミナル乗り入れは廃止、天空橋駅発着に変更)。羽田空港二丁目停留所を再開。

KMバス お台場レインボーバスは、通常ダイヤに復帰。

銀河鉄道 恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線はダイヤを変更。平日は小平駅南口発6時12分~20時32分の間20分間隔+最終20時57分、国分寺台駅入口発6時37分~20時57分の間20分間隔+最終21時22分。土休日は小平駅南口発6時57分~20時37分、国分寺駅入口発7時22分~21時02分の間20分間隔(土曜日のみの学校対策便は運行しない)。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している(予約制)。
 
東京ベイシティ交通 1日より、TDR・TDS発着を再開している。

新京成バス 松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。船橋新京成バスは全路線、土曜日は通常土曜ダイヤ、休日は通常休日ダイヤに復帰。

千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は今日4日より運行再開。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは、千葉駅→ちはら台線は0時50分発のみ運行。東京駅→大網駅線は、19日深夜より運行を再開している。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉~ちはら台間深夜急行バスは引き続き運休(千葉中央バス便のみ運行)。清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。その他の路線は、通常運行に復帰。

日東交通 マザー牧場路線は運休(18日から運行再開)。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。

平和交通 深夜急行バスは運休。稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行(平和交通本社系統は今日4日より、臨時ダイヤ変更)。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス 通常通り運行。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 深夜バスは全路線運休。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便(6月1日以降も当面継続)。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。森林公園駅~森林公園南口路線(土休日のみ運行)は、特別ダイヤで運行(1時間に1~2本)。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、当面の間運休。8月以降運行開始の予定。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、19日より運行を再開している。当分の間は土休日も平日ダイヤ。アジアスター社EVベースのボンネットバスの運行を開始。

横浜市営 一般路線は通常ダイヤに復帰している。23時30分以降出発の深夜バスは引き続き運休。「ピアライン」は運行時間帯を短縮(大さん橋客船ターミナルは休業のため通過)。「あかいくつ」は、土休日も平日ダイヤで運行。「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行。

川崎市営 市立川崎高校直行バスは、7月6日から運行。等々力スタジアム直行バスは、8月8日の川崎vs大分戦開催時より運行開始予定。

神奈中 通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休中。〔鶴08〕系統(鶴川駅~鶴川緑山住宅)は今日4日より、カレンダー通りに運行。13日より、秦野〔営〕の一部系統でダイヤ開始を実施。深夜バスを削減。

相鉄バス 土曜日は今日4日より、通常土曜ダイヤに復帰(116系統は引き続き休日ダイヤで運行)。深夜急行バスは運休中。

臨港バス 1日より、ほぼ全系統でダイヤ改正を実施(神明町〔営〕は10日予定)。土曜日は土曜日専用ダイヤに戻る。全体的に減便。深夜バスは引き続き運休。

江ノ電バス 今日27日、全線でダイヤ改正実施。全体的に減便。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。その他の路線は通常運行に復帰。

伊豆箱根バス 小田原〔営〕は、13日より小田原いこいの森線を特別ダイヤで運行。三島〔営〕は15日より、三島・沼津・大場・長岡関連の路線を特別ダイヤで運行。芦ノ湖の「NINJA BUS」は運行を再開している。23日まで土休日のみ運行。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、河口湖~御殿場駅路線は、運休便の一部が運行再開。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」芝ルート・麻布東ルートの平日ダイヤは引き続き、土休日ダイヤで運行(6日より通常平日ダイヤに復帰)

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は9~15時台の7往復(60分間隔)。「ブルーライン」は3往復のみ運行。「グリーンライン」は今日4日より、3往復のみで運行再開。「YAMANAKO NO KABA」は、19日までは土休日のみ、22日より毎日運行。富士山駅~富士スバルライン五合目線は、15日運行開始(富士山の登山道は、今夏は全て閉鎖)。河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレットは減便。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線は、今日4日より運行再開便を増強。富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。富士山駅~馬返線、富士山駅~新富士駅路線は運休。他エリアは、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。

富士急湘南バス 〔松71〕系統(新松田駅~ビオトピア)は運行を再開している模様(ビオトピアは5月27日に再開している)。

富士急シティバス 富士宮五合目線は運休。18日より、三島駅~富士山二合目(水ヶ塚公園)間を特別ダイヤで運行。8月23日までの毎日、特急・準急合計4往復運転。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、ぐりんぱ路線、大石寺路線は全便運休(大石寺路線は7月11日再開予定)。

山梨交通 通常ダイヤに復帰。南アルプス登山バス(甲府駅~広河原・奈良田~広河原)は当初予定を1ヶ月遅らせ、7月23日運行開始予定。

東海バス 熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休(「彩(いろどり)」の動画をフェイスブックで配信中)。定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。MOA美術館線は5日より、運行便数を半減させている。

JRバス関東 ツインリンクもてぎ乗り入れを再開している(降車の際、検温を実施)。定期観光バス「善光寺と戸隠・小布施号」は7月22日まで運休。

 この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シートの設置や、バスでは最前部座席の使用停止が実施されています。なお、窓口や売店、グッズショップなどは、順次再開が始まっています。
 
 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 東京都だけでなく、首都圏の各県も、感染者が再び増加しつつあるようです(実は、私の自宅の近くのクリニックでも、院長が陽性反応だったと聞かされました)。もうすぐ夏休みという今の時期に心配される事態だが、結局は人々の行動があるから感染が拡大するので、現状のままでは、爆発的と称されるまでには増えないかも知れないが、劇的な改善も当分は期待できないのかも。政治・行政だけでも、私たちだけでもなく、両者が共に信頼しあう事が大事だと思うが、そうなると、政治に対する信頼感が国民の中にあまりない、というのが、真の懸念材料かもしれない。この最中の明日、東京都知事選挙が行われるが、この結果は何か影響を与えるだろうか。とにかく我々だけでも、最新の注意を払って、出かけましょう。日本の乗り物の明日のためにも。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 熊本の状況が心配な一方で、水郡線は今日、西金~袋田間の運行を再開しました。しかし、袋田~常陸大子間の再開は来年夏になるという。鉄道の災害による長期不通と再開のいたちごっこは、いつまで続くのか。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
 3日 仏マクロン大統領 新首相にジャン・カステックス氏指名
(都営地下鉄一之江駅係員感染判明 定期券発売所臨時休業)
 4日 ガンバ大阪 遠藤 保仁 J1最多出場記録632試合達成
(県高校総体代替陸上競技大会 鳥取県で開幕)

 プロ野球もJリーグも、とにかくこのまま、シーズン終了まで無事に行ってほしい。ある程度観客動員数を増やせる状況になったら、私は両方行くつもりです。
 米アラバマ州では、若者たちによる「コロナパーティ」なるものが開催され、参加者の中で一番最初に、同時に参加するウィルス保菌者からの感染が確認されたものは賞金を獲得できるという。発想自体恐ろしいし、全世界の感染で亡くなった人々、その遺族、未だに感染症で苦しむ人々、医療関係者の全てを愚弄している。腹立たしい行為、となるのだが、どうもアメリカ、それも比較的南部の、保守層が多いとされる地域の人々の思考は、日本人の感覚では理解できない部分が多い。「マスクは弱さの象徴、共産主義の象徴」とか叫んで、衝突も起きていると聞く。極端だよねえ。私も、マスクはうっとおしい、息苦しくなるからつけたくない、のが隠すつもりもないホンネだけど、私は弱い人間だし、これで人も自分も守れるなら、私はつけますよ。