№2184 JR東日本は 旅客への案内の優先順位を誤っていないか

 いきなり長ったらしいタイトルになってしまったが、JR東日本の駅のコンコースや、ホームの発車の案内表示を見てつくづく感じるのだが、これから列車に乗ろう、という旅客への案内の優先順位が、明らかに誤っているのではないだろうか?

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 これは今月7日に撮った、大船駅の5番線、横須賀線上りのホームの表示です。
 2段目、本来は表示されている列車の次の列車(この場合だと15時06分発上総一ノ宮行)を表示する所が、時々JR東日本からのお知らせになります。
 だけど、ここで表示されていたのは、北海道新幹線の工事(19日までの毎週日曜日に行われていた)に伴う、列車の運休のお知らせでした。しかし、週1回の深夜1往復のみの運休(それも首都圏から遠く離れた区間)のお知らせが、今旅客が立っているホームからの列車の発車の案内に優先して表示されるべきでしょうか?まして〔はやて100号〕は新函館北斗発新青森行最終で、大船駅に関しては、重要度はかなり低いはずです。少なくとも、至近の発車の案内を犠牲にしなければならない表示とは、思えない。
 この時点では、次の列車も横須賀線だからまだいいかも知れないが、もし次が湘南新宿ラインだと、武蔵小杉や新宿の方へ行く列車が何時になるかという、遥かに大事なはずの情報が、「お知らせ」が終わるまで得られない事になります。

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 かなり古いが、8年前の2012(H24)年9月3日に横浜駅9番線(横須賀線下り)で撮影したものです。先発が特急〔成田エクスプレス〕(大船行)で、次が湘南新宿ラインからの逗子行という構図です。

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 ところが、2段目は時々、利用のマナーに関する表示に切り替わりました。これでは、ホームの乗客が本来知りたいはずの、次に逗子や久里浜へ行く一般の通勤電車がいつ来るのか、「お知らせ」の表示が終わるまで解りません。これは正しい方向でしょうか?

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 現代に戻ります。これは今月13日の茅ヶ崎駅で、改札を入ってすぐ目に付く、東海道本線上りの発車の案内です。本来3列車分表示されるが、3段目はモバイルSuicaのアップロードのお願いになっています。

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「お知らせ」が終わると、3本目は湘南新宿ラインの特別快速の時刻の表示でした。これも本来の優先順位を誤っていて、必要な情報をキチンと提供している事にならない。

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 その1時間後です。先発が湘南新宿ラインの特別快速(4826Y)だが、2段目がその停車駅をスクロール表示し、次の上野東京ライン(1588E)は一時的に3段目に移動しています。
 しかしこの表示は、決定的に誤りがあります。画像だけでは解らないが、この4826Yは大船で、先行する上野東京ラインの普通列車(1586E)を追い抜くのに、それに関する案内が、一切ありません。これでは、品川や東京、上野方面へ行くには、次の1586Eまで10分以上待たなければならないのか、と思わせる事になります。4826Yに乗って大船で乗り換えれば早いのに。
(JR東日本の場合は、この「緩急結合」の情報が、極めて少ないと思う)

 総合すると…他鉄道でもそういう所がないわけではないが、特にJR東日本は、優先順位が極めて低い、JR東日本からのお知らせやCMばかりが先走って(旅客が求めているわけではない)、最も肝心な、「次の電車は何時に出発するのか」「快速だと途中の駅で各駅停車に接続するのか(逆に各駅停車だと、快速とどちらが先に着くのか)」といった情報が、かなり不足していると思わざるを得ません。
 他にも、
① 小さなスペースに情報を無理に詰め込もうとする。車両と同じ。
② 英語と交互になるので、英語に慣れない旅客は、英語表記の内は情報を読み取れない。
という点は、指摘されるべきだと思います。特に昨今のJRはダイヤが複雑化していて、自分が乗りたい列車、乗るべき列車が2本、3本あとだったりする事もままあります。本線各の路線の場合、少なくとも3本先までは、列車の直接の運行に関係ない表示は出さず、固定して旅客の前に示しておくべきではないでしょうか。

 そこで、とりあえず、先の茅ヶ崎駅の改札の先の発車案内の表示の改善案を考えてみました。

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(ワードで作成して、プリンターで印刷したものをスキャン、という手順を踏んでいるので、プリンターの不調によりすごく見づらいのはご容赦ください)
 むろん、ではどこまで表示すべきかも考えなければならない。あまりコマゴマ書いてもこれはこれで旅客を惑わす事になる。
 ので、ここでは改札口を入ってすぐの段階で必要だろうと思われる表示、という思考で作成しています。
 場所的な問題もあるだろうが、現状はあまりにも小さすぎる。見やすい事が大事なのだから、倍以上のものは必要ではないでしょうか。

① 列車は、特に茅ヶ崎駅くらいの規模で、発着本数も多く、形態も多岐にわたるような駅では、3本先までの固定した表示は必要。
② 2段目は、先発列車の情報を掲示する。快速だと、停車駅(スクロールという想定)と、停車駅や終着駅での普通列車などへの接続の情報も必要。
(ただし湘南新宿ラインの場合は、東京都内より先は必要ないだろう。4826Yは高崎線内の鴻巣でも普通に接続するが、そこまではいらないと思う。ケースバイケース)
③ その駅からの列車の発車案内とは関係ない情報(旅客が望んだわけではない)は、一切表示しない(マナー啓蒙、CMなど)。他線区の遅延情報も、別にスペースを設けて、そこで表示する。
④ 日本語と英語は交互の表示ではなく、併記とする。外国人旅客も考慮し、フォントの大きさは日本語:英語=3:2くらい。中国語・韓国語の表記も検討する(その場合はスクロールになるだろう)
 なお、一部空白があるのは、遅延が生じた際の時間の表示を想定しています。これも現状では、交互表示に埋もれてしまっている事が多いので。
 この表記を、先発の列車が発着するまでは、一切変えない。これが一番重要だと思う。

 ここでは改札口の表記を想定したが、当然ホームでは、また違った案内表示の在り方が考えられるべきでしょう。これも運行形態に関わってくるのだが、少しずつ考えて、書いてみたいと思う。
 とにかく、列車に乗る乗客にとって、駅からすぐ乗る路線の列車の情報こそが一番大事である事を考え、案内表示の優先順位付け、整理がなされるべきだと思います。他鉄道もだが、特にJR東日本で考えて頂きたい事です。

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 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
22日 最低賃金目安 11年ぶりに現行水準据え置き
(イベント開催宣言 8月末まで現状維持決定)
23日 ALS患者の嘱託殺人容疑 宮城・東京の医師2名逮捕
(「エクモカー」全国20か所への配置 日本集中治療医学会が国に要望)

 東京都内の新型コロナウィルス感染者が、今日1日で300人を大きく越えました。何度でも書くが、どれだけ感染者が増えようと、政治・行政がどう動こうと、我が身と自由な暮らしを護るのは、我々自身しかいません。「緊急事態宣言」発出なんて、もうイヤです。既に新幹線のお盆休みの予約が前年比20%程度でしかないともニュースになっているが、ピーク時のはずの時期の各交通が空気しか運んでいない様は、見ていて辛いです。といって他人のやる事をどうのこうの指図もできないが、せめて我々乗り物ファンだけでも、自らが感染しないよう、そして感染を広めないよう、十分自覚・意識して行動しましょう。明日の乗り物のためにも。

№2183 東武日光線 幸手駅

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 東武鉄道では、現在でも各地で駅舎の改良工事が続けられているが、今回は、日光線の幸手駅です。
 幸手駅は、東武動物公園で伊勢崎線から分岐した日光線で、2つ目の駅です。幸手市の玄関口。駅ナンバリングTN02。以前あった快速は通過だったが、現在は、一般列車は全て停車します。「幸手桜まつり」に合わせて、特急の臨時停車も行われているそう(今年も停車した)。2019(H31~R元)年度の1日平均の乗降人員13,574人は、日光線では最多です。橋上駅舎化工事が行われていたが、昨年竣工、使用を開始しました。

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 以前の幸手駅。平屋建ての駅舎が、東側にありました。田舎しているなあ。
 東口には朝日自動車のバスが発着し、茨城県の五霞町(地理的な条件から、埼玉県への編入を希望した事がある)へ行く路線もあります。

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 東口の駅前広場には、日光線開通記念碑が立っています。なぜこの駅に、というのは解らないのだが。

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 東口のエスカレーター。階段がデコレーションされているのが目を引く。幸手市が募集していた「階段アート」なのだそう。

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 東口のエレベーター。

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 一方、こちらは西口。

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 橋上駅舎化は、西口の交通広場の整備、という理由もありました。朝日自動車の路線(青葉団地経由久喜駅行)もあります。日中1時間に1本程度と少ないが。5月1日運行開始。緊急事態宣言の真っ只中であったが。

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 西口のエスカレーター。こちらも「階段アート」があります。

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 西口のエレベーター。

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 東西自由通路。西口は小川を挟んだ先に交通広場があるので、ちょっと長い。ポスター掲示枠にも、先の「階段アート」の展示があったそう(今は終わっているようだ)。

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 コンコース。ウッディな感じ。秩父産杉材を使用しているらしい。

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 コンコースのオブジェ。

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 ベンチ、ですよね?一か所テープが貼られて使用できないようになっているみたいだったが、不具合でしょう。
(ソーシャルディスタンス確保だったら、1か所だけでは無意味)

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 券売機。

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 改札口。

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 改札を入ってすぐの、発車案内表示。

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 ICカードチャージ機。精算はできない。東武もそういう方向に行くのだろうか。

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 改札内のコンコース。

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 ホームのエレベーター。これは上りホーム。
(スミマセン、エレベーターは撮り忘れています)

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 ホームの時刻表。現行ダイヤでは、日中は半蔵門線直通の急行と、日比谷線直通の普通が交互に発着。だから日中は全列車地下鉄直通。

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 ホームの発車案内表示。

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 最後にホームです。1986(S61)年に南栗橋駅が開業するまでは、幸手折返しの列車が設定されていました。2面3線で、今の下り線の西側(画像では左側)に、折り返し列車が使用する待避線があったらしい。

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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
19日 NBA下部リーグ所属 馬場雄大  オーストラリア・メルボルンユナイテッド移籍発表
(子供たちが「ミニ竿灯」づくり 竿灯まつり中止の秋田市)
20日 サウジアラビア サルマン国王 胆のう炎検査のため入院
(フランス マスク着用義務化)
21日 槇原敬之 覚せい剤所持事件 初公判
(俳優 横浜流星 新型コロナウィルス感染判明)

「Go To トラベル」キャンペーン、やはり、少なくとも今夏は、やるべきではなかっただろうなあ。夏ともなれば、どの道どうしても自然に人の広域の往来が多くなるはずだし、さらにけしかけるような事は、現状では避けるべきだった。まして豪雨災害もあったし。交通事業者にとっては、辛い夏になるけれどね…。

№2182 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.15

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「Go To トラベル」キャンペーンの是非はともかく、春休み~GWにかけての「移動のニーズ」がことごとく奪われてどこもかしこも虫の息の交通業界にとって、せめて夏休みシーズンは、国内の移動くらいは前年並みに戻って欲しいと願っていたと思うが、どうやらそうはなりません。祭りも花火大会も、その他諸々のイベントもことごとく中止だし、海水浴場もほとんどすべてが、今年は閉鎖でしょう。感染はここにきて急速に拡大しているし、お盆休みも、このままだとどうなるのだろうか。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日17日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字は、この一週間の間の新しいリリースです。行楽関係の列車や、イベントも相次いで発表(今年は取りやめ、という発表もある)になっているが、何事もなく無事運行・催行されて欲しい。

*** 鉄道 ***

JR東日本 新幹線・快速・普通列車の定期列車は通常通り運行。特急は〔成田エクスプレス〕のみ、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。その他の定期列車は通常通り運行。臨時列車は、7~9月の運行分が発表。「のってたのしい列車」は、順次運行を再開している。サービスやイベントは、一部取りやめや制限が行われる。大曲花火大会(8月28日~30日)関連の臨時列車は、大会延期のため、全て取りやめ。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。臨時列車は、7月は前年比95%、8月は97%設定。お盆期間(7~17日)中は前年比103%、8月16日は過去最多の455本を運行予定。御殿場線の普通列車は通常通り運行。〔踊り子〕はJR東日本、〔ふじさん〕は小田急のWebで確認を。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。一般列車は通常通り運行だが、一部列車で時刻を変更している。京成トラベルサービスでは、AE形を使用したミニツアーをいくつか計画・募集している。「京成電鉄 夏休みチャレンジミッション」を実施。今日から8月31日まで。

東武 一般列車は特急を含め、通常通り運行。「SL大樹」は、当分の間は総座席数の6割を発売、客車1両分は発売せず、他の号車から移動できるように開放する(ソーシャルディスタンス確保のため)。「DL大樹」は引き続き見合わせ。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。そのほかの特急など一般列車は通常通り運行。特急「スタジアムエクスプレス」(西武球場前→池袋)は、21日より、帰りのみ運行。〔ドーム88号〕は西武球場前を平日21時31分発、土休日21時36分発。8月以降は別途通知。「52席の至福×ありがとうとしまえん」を8月18日運行。

京王 〔京王ライナー〕は、平日は運行本数を変更している。京王八王子発5時47分発(90号)・8時56分発(92号)、橋本発9時22分発(94号)を運転(一部列車の行先・時刻を変更)。夜間の新宿0時発京王八王子行13号、0時20分発橋本行43号は取りやめ。土休日は通常通り運行。そのほかの一般列車は通常通り運行。

小田急 通常通り運行。臨時〔ふじさん31・32号〕の運行を発表。7月18~26日・8月15~30日の土休日、合計12日運転。「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE 第3新東京市スタンプラリー」を、9月30日まで実施。23日に特急ロマンスカー〔おかえり登山電車号〕を運行。新宿6:10→8:02箱根湯本。GSE使用。箱根登山鉄道色の1000形4連1編成を、8月いっぱい、小田急の全線で運用する。一般小田急色の6連と連結した10連で運転。8月10日、医療従事者への感謝の一環として「Thank you プロジェクト」を実施、その一環でMSE(車体がブルーだから)を使用した特別列車「Thank you ロマンスカー」を、小田急線全線で運行する。

東急 通常通り運行。大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。「親子でめぐろう!東急線電車スタンプラリー」は、今夏は実施しない。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は運休している。土休日の一部快特の「ウイングシート」は、今日18日よりサービス再開。20日より平日ダイヤの一部を改正。快特上下1本ずつ、品川~金沢文庫間で12連に増結(上り887SH・下り976SH)。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。ラッピングトレインは運用を公表していない。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。埼玉スタジアムのJリーグ観客輸送臨時列車は、22日は終了後に浦和美園→鳩ヶ谷間3本を運行し、1本の時刻を変更。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。その他は通常通り。

湘南モノレール 通常通りの運行。 

江ノ電 通常通り運行。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間の電車は、23日運行再開。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山共に最終電車を繰り上げ。駿豆線は三島22時50分・修善寺22時22分発まで、大雄山線は現状の最終電車までは通常運転。〔踊り子〕4往復は全て、通常の運転日に運行。「Over the Rainbow」編成は、当面運行を継続する。延長期間は後日通知。「HAPPY PARTY TRAIN」も含め、運用は公表していない。8月15日より、位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」とのコラボ企画を実施(11月5日まで)。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。「リゾート21」の展望室は使用停止。「黒船電車」には7月23日~8月31日、「ロイヤルボックス」車を連結(普通乗車券・ICカード等のみで乗車可)。

富士急行 特別ダイヤで運行中。最終電車は大月発22時05分、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定していない。「バンドリ!」ラッピング電車を運行中(9月6日まで予定)。

小湊鐵道 全日、通常ダイヤに復帰している。

いすみ鉄道 土休日運行の「急行」4往復は、運行を再開している。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。西武直通は引き続き取りやめ。「SLパレオエクスプレス」はSLの全般検査のため、元々今年の運行計画はない。8月1日より「ELパレオエクスプレス」を運行。9月27日までの土休日(8月29・30日を除く)と8月20日運行。「ELパレオエクスプレス」の運行計画を見た限りでは、8月1日より通常ダイヤに復帰するものと思われるが、ダイヤ全般のリリースは出ていない。

*** バス ***
 深夜バス(主に23時台以降、運賃を倍額にして運行されるバス)の運行を、別に記しました。ただし、事業者によって表記内容が結構異なり(はっきり「深夜バスは運行(運休)」と書く所もあれば、時刻表を見ないと解らない所もある)、私の解釈で記した所もあるので、違う部分もあるかも知れません。その点はご容赦ください。

東京都営 通常通り運行。「おでかけパスもキャンペーン」は、今年は中止。
 深夜バス:運行

日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 中山競馬場のアクセスのバスは引き続き運休。ZOZOマリンスタジアム臨時直通バスは、運行を開始している。
 深夜バス:運行

京成タウンバス 通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 深夜バス:運休

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。

東武バス 定期観光バス・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。スカイツリーシャトルは、上野・浅草線は30分間隔の臨時ダイヤ。TDR線は1日より運行を再開している(一部減便)。羽田空港線は16日より運行を再開している(一部減便)。台場線・志木線は今日18日より運行を再開しているが、減便の上、土休日のみの運行に変更。圏央ライナーは今日18日より運行を再開。東武バス便は、神奈川県内は江ノ島水族館・江ノ島駅経由に変更(神奈中バス便は辻堂駅経由で変更なし)。日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線、日光駅~霧降高原路線、世界遺産めぐりバスは臨時ダイヤで運行。中禅寺温泉~立木観音・遊覧船発着所~半月山線は、7月1日から当分の間運休。日光鬼怒川線は、運行を再開している。
 深夜バス:運休

国際興業 通常ダイヤでの運行に復帰。深夜急行バスは引き続き運休。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行。〔m02〕(東飯能駅発)は引き続き運休。埼玉スタジアム直行バスは、当面運行しない。
 深夜バス:運休(折り返し深夜バスとなる便も運休)

西武バス 深夜急行バスは運休。メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕(東飯能駅発着)は引き続き運休。〔川越100〕系統(本川越駅~川越水上公園)は、今年度は運行しない。メットライフドーム直行バスは、当面は運行しない。三井アウトレットパーク直通バスは、23日より運行再開。
 深夜バス:東京都内 運行 埼玉県内 運休

関東バス 全線で、特別ダイヤで運行(一部系統を除く)。20日より〔萩10〕〔萩30〕〔西51〕系統などのダイヤを改正(平日のみ)。
 深夜バス:運行

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

西東京バス 6日より、高尾・福生・武蔵五日市各駅を発着する全系統を中心に、ダイヤ改正を実施している。
 深夜バス:運行(深夜ご帰宅バス「楽帰ぃ」は運休

京王バス 一般路線は通常通り運行。なお、多摩〔営〕で燃料電池バス「SORA」2台の運行を開始。
 深夜バス:運行

小田急バス 町田〔営〕のみ、土曜日は通常土曜ダイヤに復帰。登戸〔営〕の一部系統は、通常ダイヤに復帰(土曜日は休日ダイヤ)。
 深夜バス:運行

東急バス 平日は通常の平日ダイヤに復帰。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。16日より当面の間、大半の系統でを変更。全体的に減便。自由が丘や、田園都市線の駅を発着する系統の一部は、土曜日は土曜ダイヤで運行。なお17日に予定されていた、夜行高速バス・渋谷~今治線の運行再開は、延期になった。
 深夜バス:運休

京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。オープントップバスは運行を再開。1便当たりの乗車人数を最大19人に制限。なお、夜行高速バス〔キャメル〕は、「鳥取県版新型コロナ警報」発令に伴い、当面の間運休。
 深夜バス:運休

KMバス 通常通り運行。

銀河鉄道 恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線は、平日は小平駅南口発6時12分~20時32分の間20分間隔+最終20時57分、国分寺台駅入口発6時37分~20時57分の間20分間隔+最終21時22分。土休日は小平駅南口発6時57分~20時37分、国分寺駅入口発7時22分~21時02分の間20分間隔(土曜日のみの学校対策便は運行しない)。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している(予約制)。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。。

新京成バス 松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。船橋新京成バスは通常通り運行。
 深夜バス:運行

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 「C-bus」は運休中。その他の一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは、千葉駅→ちはら台線は0時50分発のみ運行。東京駅→大網駅線は運行を再開している。
 深夜バス:運行

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉~ちはら台間深夜急行バスは引き続き運休(千葉中央バス便のみ運行)。千葉白子急行は今日18日より、土休日も運行を再開(平日ダイヤと同時刻)。その他の路線は、通常運行に復帰。

日東交通 マザー牧場路線は、今日18日から運行再開。

館山日東バス 一般路線は通常通り運行。

鴨川日東バス 一般路線は通常通り運行。

平和交通 深夜急行バスは運休。稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行(13日より変更)。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 通常通り運行。21日より、本庄駅発着系統のダイヤ改正を実施。児玉折返し場発着系統の一部便を、赤城乳業千本さくら工場まで延長。
深夜バス:運休

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便を継続中。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。森林公園駅~森林公園南口路線(土休日のみ運行)は、特別ダイヤで運行(1時間に1~2本)。

国際十王 一般路線は通常通り運行。。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は当面の間運休。8月以降運行開始の予定。その他の一般路線は通常通り運行。上毛高原駅・沼田駅~たんばらラベンダーパークシャトルバスを、23日~8月6日運行。

イーグルバス 小江戸巡回バスは当面の間、土休日も平日ダイヤで運行。アジアスター社EVベースのボンネットバスの運行を開始。

横浜市営 一般路線は通常ダイヤに復帰している。「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間帯を短縮。「あかいくつ」は、土休日も平日ダイヤで運行。「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行。
「BAYSIDE BLUE」の7月23日運行開始が発表になった。同時に観光系路線バスの再編成を行い、「ぶらり赤レンガバス」と「あかいくつ」(Mルート)は廃止。
 深夜バス:運休

横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。等々力スタジアム直行バスは、8月8日より運行開始予定。
 深夜バス:運行

神奈中 通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行(一部例外の系統あり)。深夜急行バスは運休中。〔秦21〕系統(秦野駅~ヤビツ峠)はウィルス感染とは関係なく、倒木の影響で蓑毛折返し運行。
 深夜バス:運行(土曜日は運休

相鉄バス 116系統の土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。その他の一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは運休中。
 深夜バス:運行

臨港バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運休

江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
 深夜バス:運行

箱根登山バス 定期観光バスは運休。その他の路線は通常運行に復帰。今日18日より、箱根地域の一部系統で、運行本数を増回するダイヤ改正を実施。23日より、湯河原駅発着各系統と、箱根湯本駅~新道~元箱根港系統のダイヤ改正を実施。

伊豆箱根バス 小田原〔営〕は小田原いこいの森線を特別ダイヤで運行。三島〔営〕は三島・沼津・大場・長岡関連の路線を特別ダイヤで運行。芦ノ湖の「NINJA BUS」は、23日まで土休日のみ運行。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、河口湖~御殿場駅路線は、運休便の一部が運行再開。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは21分間隔運転を継続。「ちぃばす」芝ルート・麻布東ルートは、通常平日ダイヤに復帰している。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は9~15時台の7往復(60分間隔)。「ブルーライン」は3往復のみ運行。「グリーンライン」は今日4日より、3往復のみで運行再開。「YAMANAKO NO KABA」は、19日までは土休日のみ、22日より毎日運行。富士山駅~富士スバルライン五合目線は、15日運行開始(富士山の登山道は、今夏は全て閉鎖)。河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレットは減便。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線は、今日4日より運行再開便を増強。富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。富士山駅~馬返線、富士山駅~新富士駅路線は運休。大月及び都留地域のハイキングバスは運休。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス 富士宮五合目線は運休。三島駅~富士山二合目(水ヶ塚公園)間は今日18日より、特別ダイヤで運行。8月23日までの毎日、特急・準急合計4往復運転。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、鷹岡車庫・富士宮駅~ぐりんぱ路線は全便運休。大石寺路線は再開している。富士駅~吉原中央駅~ぐりんぱ路線は、23日より運行再開。1日1往復。8月いっぱいは毎日、9月以降は土休日運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。南アルプス登山バス(甲府駅・南アルプス市営駐車場・奈良田~広河原)は登山道閉鎖のため、今年度は運休。

東海バス 定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。熱海市内「湯~遊~バス」は一部便の運行を再開している。「彩(いろどり)」は運用しない(動画をフェイスブックで配信中)。ボランティアガイドは当面乗務しない。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。定期観光バス「善光寺と戸隠・小布施号」は23日より運行。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 観光路線も夏休みを迎えて運行再開が相次いでいるが、今年はどうなんだろう。いつもの年のような賑わいには、残念ながらならないでしょう。繰り返しになるが、せめて、感染拡大のために途中でまた運休、とかいう事態にならないで、無事に最後まで走り続けて欲しいと、強く願います。そのためにはしつこいけれど、他の誰でもない、我々一人一人が、自覚を持って行動する以外ない。

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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
17日 「南部連合」旗の米軍施設内掲揚を禁止 米エスパー国防長官表明
(DeNA 廃棄予定ビールから消毒液製造 球場の手荷物検査場に用意 )
18日 高松塚古墳壁画 修復終了 一般公開再開
(「マリンスポーツエリア」「自粛エリア」海岸分離運用実施 神奈川県藤沢市)

 高山本線の飛騨萩原~飛騨小坂間・渚~高山間は今日、運行を再開しました。飛騨小坂~渚間は再開の見込みは立っていない(並行する国道が崩落している)。高山本線も21世紀に入って何度か、自然災害で長期間の不通に追い込まれる事態が発生しているが、岐阜と岐阜県北部最大の都市・高山を結び、観光資源も多数抱える高山本線であれば、災害が起きてから後追いで修復、の繰り返しではなく、(別線の建設まで含めて)線形の改良まで見据えた抜本的な防災対策が、考えられるべきではないでしょうか?