№2171 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 15〈終〉.JL414便 帰国!

 3か月にも及んだ3月の北欧旅行記、当初の予定より1回多くなったが、ようやく最終回、帰国です。

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 ヘルシンキからは往路と同じく、JALのB787-9で成田に向かいます。3月29日から羽田発着にシフトするので、JALでヘルシンキから成田に飛ぶ、というパターンは、最初で最後。

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 JL414便が出発する、46番ゲートに向かうコンコース。マスク姿の日本人のグループを見かけると、いよいよ重苦しい現実に引きずり戻されたような感じがしました。 

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 その重苦しさを増幅させたのが、この出発案内表示。よく見ると、イタリアへ向かう便が1つもない(「欠航」じゃなくて、最初からリストにない)。元々フィンランドとイタリアを結ぶ便は多くはないと思うが、この時間は日本などアジアからの便が多数到着、接続する欧州便も多数あるので、通常なら全くないはずはない。イタリア北部でウィルス感染が深刻な状況になっていたと、日本出発前に聞いていたのだけれど、これを見て、改めて危機的な状況にあると強く感じました。運行されるAY欧州便は、JALのコードシェアナンバーが付与された便が大半。

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 ゲートへの入り口。JAL・AYのアジア方面行は、この奥からまとめて出発していきます。

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 43番ゲートはソウル行。韓国もかなり感染者が出ていたのだが、その割には、韓国人旅行者の姿が多い。制服姿だったから、修学旅行?まさか?と思ったが(時期的にも違うだろう)、各々のリュックの文字から見て、アイスホッケーチームの合宿だったらしい。韓国人は皆が皆、マスク姿、というわけではなかった。

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 そのソウル行AY041便、A350-900で、スペシャルカラーのOH-LWL。いつか日本でも、撮る機会は生まれるのだろうか?コクピットクルーが、地上職員と冗談をかわしつつ、機内に消えていきました。

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 B787がたたずむ、46番ゲートのたたずまい。JL414便は、AY5811と、BA3448のナンバーが付与されています。

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 一方、49番からはAYの成田行きが出発します。AY073便は、JL6800と、BA6085のナンバーが付与されています。どちらもBAのナンバーがある。5分あとの出発。AYはA350-900がだいぶ増えています。

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 搭乗開始。

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 席に落ち着いて左を見ると、AY機が並んでいるのが見える。手前はE170。10年前にヘルシンキ→パリで乗っています

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 定刻に出発。R/Wは、もう一本の滑走路の、R/W22Rから。だからタキシングは長い。10分位はかかった。陽がかなり西に傾いている。

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 離陸。左に見えるのはシルボラ貯水池。

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 ボドム湖を今度は西側から見て、右旋回していく。

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 ヌルミヤルヴィ。

 ベルトサインが消灯。ここで時計を7時間進めると、日付が変わります。

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2020年 3月 9日(月)

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 湖というか、池というか、平地にまだら上に散らばっているのが見えるのが、フィンランドらしいだろうか。

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 西の空に、陽が沈んでいきました。

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 キャビン。もちろん往路と変わりない「SKY SUITE」だが、往路以上に乗客が少なくて、この後の夜間飛行では、中央部4席分をベッド代わりにして寝ている人も何人か見かけました。

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 まずオツマミ。

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 珍しい事に、食事は先に洋食がなくなり、自動的にメインが「鱈の和風あんかけ」という和食になりました。フワフワしておいしい。直後にハーゲンダッツのアイスクリームを提供される。

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 帰り便は何となく映画を見るタイミングは逸してしまって、ゲームとかやっていました。まずナンプレ。昨今の個人TVのゲームの定番だが、この先、解けます?

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 これも定番のソリティア。

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 B787だとマンガだよなあ、でも何にしようかと、タイトルどこかで聞いた事があるなと思ってチョイスしたのが、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」。高校進学でモテモテを夢見ていた腐女子JKが繰り広げるドタバタ、という内容のようだったが、機内エンタメ誌では「少年」のカテゴリーに分類されているけれど、「際どい」描写が多いと思った…。機内では1~3巻を配信。ちなみにJALの電子書籍は相変わらずマンガが大半だが、日本語以外の作品もあって、中国語の「アトム・ザ・ビギニング」や、インドネシア語の「JIN-仁-」もあった。

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 6時を過ぎて、東の空が明るくなってきた。陽が沈んでから、5時間も経っていない。

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 日の出!

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 シベリアの夜明け。欧州発日本行は、こういうシーンが見られると、とても嬉しい。

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 マップ。具体的な地名は解らないが。

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 到着前の食事。珍しく、和風だ。鳥のそぼろと玉子が乗った、ご飯もの。

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 BBCワールド。ヘルシンキ出発前の録画だが、新型コロナウィルス関連のニュースを伝えている。

 シベリアから日本海に抜け、日本ももうすぐだな、と思って左手を見ると…。

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 あれって、男鹿半島?欧州発日本行はもう十数回くらいは乗っているが、男鹿半島を見るのは、初めてだ。

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 どんどん近づいてくる。その遠くには、岩木山も見る。

017 飛島.jpg
 飛島も、こんなに近くでは初めてだ。

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 さらに、鳥海山。こんなに近くで見るのは、これまた初めて。麓には雪が全くないのに、鳥海山だけ真っ白だ。改めて鳥海山は「特異」な山と感じさせる。

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 山形県の上空。

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 到着直前のマップ。いつもならもっと西側、佐渡や新潟市の上空を通過して成田に向かう所だが、かなり東のルートをたどっている。

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 ヘルシンキ出発前のアナウンスで言っていたけれど、関東地方は天気が悪い。雲が広がる。だいぶ低いようだ。

022 芝山中学校.jpg
 雲海を抜けると、もう地上がスレスレ。左側のオレンジの屋根は、芝山中学校。という事は、R/Wは34Lだ。ちょっと意外。B滑走路かと思っていたので。

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 風和里しばやま。中央に黄色い物体が2つ見えるが、以前成田空港第2ターミナルの本館とサテライトを結んでいたシャトルの車体です。

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 ひこうきの丘を見て、着陸。

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 第2ターミナルに向かう途中見たスイス・インターナショナル(LX)機は、ついにB777-300ERになりました。LXは成田残留で、現在は週2便成田に来ているそうだ。いつか撮る機会が作れるのだろうか?これで成田は、A340の定期便は全滅、という事になるのだろうか。

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 第1ターミナルに並ぶ機体。一番手前のLOT機には、オリンピックのマークが描かれている。

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 第2ターミナルに向かう途中の、未買収地。

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 62番ゲートに到着。9時45分。

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 降機してターミナル内を歩いていると、サテライトの方に、5分後にヘルシンキを出発したはずのAY機が見えた。どちらが先になったのだろうか。
 
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 到着案内表示。これを見ると、中国に加えて韓国・香港からの便が多数欠航になっています。

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 到着ロビー。皆方々に散っていく。皆様のこの先の運命は…?

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 帰りは少々迷いました。何より、紛失してしまったPCの代替機を早めに求めに行かなければならないので早めに帰りたかったが、直行の足がなく、〔成田エクスプレス12号〕で品川まで行って、東海道線乗り換えを選択しました(ダイヤ改正前だったが、〔12号〕は元々横浜編成を連結していない)。出国審査や荷物受け取りがスムーズなので早めの列車に乗れたが、車内はガラガラだった。いよいよ、ウィルス感染の影響が出てきたのか、と思わされました。
 帰宅してから大慌てでPCを求めに行ったのだが、出費自体は確かに痛かったが、それは自分のせいだから仕方がない。しかしここにもウィルス感染の影響が出ていて、本来欲しかったモデルは、中国の感染の影響で入荷が月末になると聞かされ、不本意だったが、在庫があった、やや割高なモデルを購入する事になったのでした。この後例によって、設定などで四苦八苦する事になります。

 帰国から5日後の14日、デンマークは国境を全て閉鎖しました。ノルウェーは16日に国境管理を厳格化、フィンランドは19日に緊急事態を宣言して国境を事実上封鎖、スウェーデンも同日、外国人の不要不急の入国を原則禁止する措置をとっています。木曜日にA350をご覧いただいたSASは、コペンハーゲン~羽田路線は8月2日まで休航になり、その後は現地発毎週月曜日に運航する予定、との事です。
 いよいよ北欧も、ウィルス感染の波に飲み込まれていく事になります。いやあ、たった1週間でも遅かったら、危なかった。帰国のタイミングが失われたかも知れなかった。

 そんなこんなで、3か月に渡った北欧旅行記も、ようやく完結を迎えました。相も変わらず重大な大ポカを連発してしまって、自分で自分の旅を台無しにしてしまうとは、いい歳して進歩がないなあ、と、毎度の事ながら痛感します。
 それにしても、やっぱり北欧は、3月が(少なくとも私には)ベストシーズンだな!と、改めて思いました。2年前のノルウェー・ベルゲンもそうだし、11年前のスウェーデンもそうでした。やはり雪が相当残っていて、列車やバスの車窓がより美しく感じられる事(他のシーズンももちろん美しいのだが)、北欧と言えども3月となればそれなりに昼間の時間も長くなるし、航空券も「比較的」安くなりますので。
 これはあくまで個人的な嗜好でしかないが、去年のハワイの、常夏の底抜けの明るさももちろんいいのだが、やはり北欧の冬~初春の、どこかしら「重さ」を感じさせる自然の中を走る列車の旅の方が、私には合っていると、これは間違いない印象です。
 
 というわけで、次はどこに行こうかなー、という事になるのだが、いまさら書くまでもなく、新型コロナウィルスは今もなお世界各地で猛威を振るっていて、少なくとも日本から海外へ、観光で出かけるという状況にはなっていません。
 元々、今年の海外は3月の北欧だけと決めていたけれど(去年のハワイから日も経っていなかったし)、来年は、韓国くらいは考えています。ただそれもウィルス感染がどの程度収束しているかによるのだが。欧州は、早くても再来年位になりますかね。でもいつかもう一度、ヨーロッパの地に立ちます。必ず。やはり3月くらい、という事になりますかね?

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
21日 イギリス南部レディング殺傷事件 テロ事件として捜査開始
(感染終息願い 獅子舞披露 横浜・神戸中華街 )
22日 サッカー女子W杯 2023年大会立候補取り下げ
(ドイツ 「実効再生産数」2.76 大幅上昇)
23日 C/C情報不正取得 高校生逮捕
(新型コロナウィルス対策 新たな有識者会議立ち上げ発表 メンバー黒川清氏・山中伸弥氏ら)

№2170 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.11

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 広域の移動の自粛要請は昨日解除され、プロ野球もついに開幕しました。当分は無観客開催なので、西武バス・立川バスのメットライフドーム路線など、観客輸送の交通機関も運行・増便はないのだが、ともかく各交通機関で、運行再開・復便の動きが慌ただしくなってきました。いつまで感染の第2波・第3波を恐れなければならないのか解らないのが不安だが、それは我々次第という事になります。私個人は、いまさらあいつが悪いこいつが悪いなどと、叫びたくはない、とにかくこのまま、少なくとも日本は、無事にウィルス感染禍を乗り切ってほしいと願います。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日19日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。

*** 鉄道 ***

JR東日本 〔成田エクスプレス〕は早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。〔踊り子〕は、毎日運転の7・15・4・18号(E257系運用)は25日より運行を再開。指定券は18日より販売。土休日運転の〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子9・17・2・12号〕は引き続き運休。19日より東北・北海道新幹線のグランクラス、新幹線(北陸は除く)・在来線特急・普通列車グリーン車の車内販売を再開。臨時列車は、7~9月の運行分が発表になった。新幹線2,601本(〔かがやき〕〔はくたか〕は8月分まで。北海道直通は別途)、在来線特急2,002本。「のってたのしい列車」は別途。24日から、通常の1か月前発売を再開。北陸・上越新幹線グランクラス、北陸新幹線車内販売、〔サフィール踊り子〕のカフェテリアは、7月1日再開。

JR東海 東海道新幹線は、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。臨時列車は引き続き、全て取りやめ。〔踊り子〕〔ふじさん〕については、JR東日本・小田急のWebで確認をとの事。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。運行される一部列車の青砥停車を実施中。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更。

東武 「SL大樹」は、7月4日より運行再開。当分の間は総座席数の6割を発売、客車1両分は発売せず、他の号車から移動できるように開放する(ソーシャルディスタンス確保のため)。「DL大樹」は引き続き見合わせ。特急券・「SL大樹」指定券は19日より、通常通り1か月前から発売している。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。〔52席の至福〕は20日のブランチコースから運行再開。

京王 〔京王ライナー〕は、平日は運行本数を変更している。京王八王子発5時47分発(90号)・8時56分発(92号)、橋本発9時22分発(94号)を運転(一部列車の行先・時刻を変更)。夜間の新宿0時発京王八王子行13号、0時20分発橋本行43号は取りやめ。土休日は引き続き、全列車運休。

小田急 通常通り運行。臨時〔ふじさん31・32号〕の運行を発表。7月18~26日・8月15~30日の土休日、合計12日運転。

東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は引き続き運休。土休日の一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。土曜日・休日の12連運転を再開している。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終はリゾート・ゲートウェイステーション20時03分発に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。延期されていた三井アウトレットパーク横浜ベイサイドのリニューアルオープンにより、土休日は当分の間、特別ダイヤで運行(日中5分間隔)。

湘南モノレール 通常通りの運行。 

関東鉄道 通常通り運行。

江ノ電 通常通り運行。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯は通常運行。駿豆線は、土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は、6月も運行を取りやめ。毎日運転の2往復は運行。「Over the Rainbow」編成は、当面運行を継続する。延長期間は後日通知。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。19日より、〔踊り子7・15・4・18号〕、下り601・上り5652M(伊豆高原→伊東間)の運行、日中のJR~伊豆急行直通運転を再開している。「リゾート21」の展望室は使用停止。7月以降の臨時特急の指定券を、24日より発売開始(1か月前)。「スーパービュー踊り子引退記念乗車券」の通信販売を開始している。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発22時05分、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。

小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。「里山トロッコ」は今日20日より、運行再開。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。西武直通は引き続き取りやめ。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 「晴海ライナー」は、臨時ダイヤで運行。「風ぐるま」は、休日は運休。

京成バス 「シャトル☆セブン」は葛西臨海公園駅~TDR間、新小岩駅東北広場 ~ TDR路線は、葛西駅~TDR間を取りやめ。水元公園循環バスは運休。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 深夜バスは引き続き運休。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。

東武バス 定期観光バス・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。セントラル・ウエストの一部系統は、通常ダイヤでの運行に復帰している。スカイツリーシャトルは、19日より上野・浅草線の運行を再開。当面は30分間隔の臨時ダイヤ。他の路線は引き続き運休。日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線、日光駅~霧降高原路線、世界遺産めぐりバスは臨時ダイヤで運行。日光鬼怒川線は運休中(「SL大樹」運行再開が発表になったが、バスについては今の所リリースなし)。中禅寺温泉~立木観音・遊覧船発着所~半月山線は、7月1日から当分の間運休。

国際興業 通常ダイヤでの運行に復帰。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便(折り返しが深夜バスとなる便と思われる)、深夜急行バスは引き続き運休。メッツァ直通バスは、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕(東飯能駅発)は引き続き運休。

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。三井アウトレットパーク直通バス、深夜急行バスは運休。メッツァ直通バスは〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕(東飯能駅発着)は引き続き運休。軽井沢地域は19日より、通常通り運行。深夜バスは、東京都内は7月1日より、運行再開。

関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行(〔池11〕系統はカレンダー通りの運行)。丸山〔営〕の平日は通常平日ダイヤに復帰、阿佐谷・武蔵野両営業所は増便を中心とした特別ダイヤの変更を実施。青梅街道〔営〕は22日より、ダイヤを変更(平日のみ)。

立川バス 通常ダイヤでの運行に復帰。福生〔営〕は16日、系統の新設を含めたダイヤ改正を実施。

西東京バス 全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行(一部は休日ダイヤをベースに増便)。夜間・深夜便の運行は一部再開している。22時以降発便は、平日は一部、土休日は全便を運休。奥多摩駅~日原鍾乳洞路線の白妙橋、川苔橋両停留所は通過(登山道の崩壊に加え、ウィルス対策のため)。奥多摩・檜原方面への臨時バスは、乗車制限を行う可能性がある。

京王バス 通常ダイヤでの運行に復帰。

小田急バス 平日は平日ダイヤでの運行に復帰。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行(〔下61〕系統の土曜日は臨時ダイヤ)。深夜バスは運休。

東急バス 平日は通常の平日ダイヤに復帰。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線は引き続き運休。オープントップバスは、三浦は19日より、横浜は今日20日より運行再開。1便当たりの乗車人数を最大19人に制限。〔中央1〕系統(横須賀駅~三笠循環)は、22日より運行再開。

KMバス お台場レインボーバスは、通常ダイヤに復帰。

銀河鉄道 恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線は平日・土休日とも土休日ダイヤで運行(学校の開校状況により変更あり)。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは通過または運休。

新京成バス 松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。船橋新京成バスは今日20日より全路線、土曜日は通常土曜ダイヤ、休日は通常休日ダイヤに復帰。

千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は運休。銚子駅~千葉科学大学路線は減便(7月2日より通常運行に復帰)。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。深夜急行バスは、千葉駅0時50分発ちはら台行のみ運行再開。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 通常通り運行。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉~ちはら台間深夜急行バスは引き続き運休(千葉中央バス便のみ運行)。清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。その他の路線は、通常運行に復帰。

日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。

平和交通 深夜急行バスは運休。検見川線・幕張本郷線は、平日は減便、土休日は同じダイヤで運行。稲毛線は8日より、臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス 千葉シーサイドバスはダイヤ改正を実施済み。海浜幕張~メッセ・マリンスタジアムは、平日朝方の1往復ずつのみの運行に削減。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 深夜バスは全路線運休。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便(6月1日以降も当面継続)。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。森林公園駅~森林公園南口路線(土休日のみ運行)は、特別ダイヤで運行(1時間に1~2本)。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、7月前半までは運休の予定。

イーグルバス 小江戸巡回バスは、19日より運行を再開している。当分の間は土休日も平日ダイヤ。同日より、アジアスター社EVベースのボンネットバスの運行開始を発表した。本来は3月28日からの運行開始を予定していたとの事。

横浜市営 一般路線は通常ダイヤに復帰している。23時30分以降出発の深夜バスは引き続き運休。「ピアライン」は運行時間帯を短縮(大さん橋客船ターミナルは休業のため通過)。「あかいくつ」は、土休日も平日ダイヤで運行。「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は、6月いっぱいは火~金曜日のみ開園)。

川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線は再開した。市営川崎高校行直行バスは運休(学校は再開しているが、今月いっぱい分散登校のため)。

神奈中 平日は平日ダイヤでの運行に復帰した(通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり)。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休中。

相鉄バス 土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休中。

臨港バス 平日のダイヤを変更(運休の系統あり)。全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。7月実施を目途にした、新ダイヤの編成作業を行っていると、発表があった(現状は、利用者数は回復傾向にあるが、感染禍以前の5~6割にとどまっているとの事)。

江ノ電バス 一般路線は、平日のみ通常ダイヤに復帰している。深夜バスは平日のみ運行を再開。土曜ダイヤがある路線の土曜日は、引き続き休日ダイヤで運行(深夜バスは運休)。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。27日ダイヤ改正。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。その他の路線は、6月1日より通常運行に復帰している(一部改正を実施)。箱根キャリーサービスは休業。

伊豆箱根バス 小田原〔営〕は、13日より小田原いこいの森線を特別ダイヤで運行。三島〔営〕は15日より、三島・沼津・大場・長岡関連の路線を特別ダイヤで運行。芦ノ湖の「NINJA BUS」は運行を再開している。6月は土休日のみ運行。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、河口湖~御殿場駅路線は、運休便の一部が運行再開。ウィルス感染禍とは関係ないが、10月1日より、御殿場〔営〕全事業を新会社「富士急モビリティ」に譲渡すると、リリースがあった。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」芝ルート・麻布東ルートの平日ダイヤは引き続き、土休日ダイヤで運行。

富士急バス 富士五湖エリアは、「レッドライン」は19日より運行再開。9~15時台の7往復(60分間隔)。「YAMANAKO NO KABA」は20日より運行再開。土休日のみ1日最大5便。富士山駅~富士スバルライン五合目線は、15日運行開始。「ブルーライン」は3往復のみ運行。河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレットは減便。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線は、22日より運行再開便を増強。「グリーンライン」、富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。富士山駅~馬返線、スバルライン五合目線、富士山駅~新富士駅路線は運休。他エリアは、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。

富士急湘南バス 〔松71〕系統(新松田駅~ビオトピア)は運行を再開している模様(ビオトピアは5月27日に再開している)。

富士急シティバス 日中の一部が減便。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は、三島駅7時41分発須山行準急1本のみ運行。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、ぐりんぱ路線、大石寺路線は全便運休(大石寺路線は7月11日再開予定)。

山梨交通 通常ダイヤに復帰。南アルプス登山バス(甲府駅~広河原・奈良田~広河原)は当初予定を1ヶ月遅らせ、7月23日運行開始予定。

東海バス 熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休(「彩(いろどり)」の動画をフェイスブックで配信中)。伊東駅~マリンタウン路線、定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。一部の通学対応便は運行を再開している。MOA美術館線は5日より、運行便数を半減させている。

JRバス関東 ツインリンクもてぎ乗り入れを再開している(降車の際、検温を実施)。長野原草津口駅~草津温泉間急行便、定期観光バスは運休。深夜バスは22日より、運行再開。

 この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シートの設置や、バスでは最前部座席の使用停止が実施されています。なお、緊急事態宣言解除に伴い、定期券発売窓口の営業体制を元に戻す動きが見られます。売店やグッズショップなども、再開が始まっています。
 なお、朝日自動車とグループ各社は、クレベリン(二酸化塩素ガス)によるウィルス感染予防を行うと、一斉にリリースしています。ウィルスを99%除去し、その効果は約3か月持続する、という事。今後、他事業者も続くかも知れません。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。なお、バスはダイヤを急遽変更し、Webでのリリースが間に合わない場合がある、とする事業者があります。
 一般の路線バスは復便の動きが慌ただしいが、それでも特に、深夜バスが未だに全部運休、という事業者が大半です。私は深夜に出歩くという事がないので実態は見えないが、やはり深夜帯の利用、というより、深夜帯の人の動き自体が相当減っている状態が続いているのでしょう。ファミレスもガストが23時30分以降の営業を原則取りやめとか言っているし、東京都のウィルス感染者の大半が夜の繁華街に絡んでいるというニュースとかに触れていると、今後は鉄道も含めて、感染禍が収まった後も、深夜の輸送の在り方が変わってくるのかも知れないと感じます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 先月に外房線で起きた脱線事故は、小学生の置き石が原因で、警察が小学生を、児童相談所に送ったらしい(別に運輸安全委員会が調査中)。ちょうど40年前に京阪線でやはり置石よる脱線事故があり、5000系1両が廃車になった(代替新造あり)という事があったのを、思い出しました。
 一昨年の神奈中バスの桜木町での死傷事故で、ドライバーに有罪判決が下りました。前にも書いたが、ドライバーの「罪」だけ問うとか、バス会社にばかり対策を求めるとかだけではダメで、業界全体、さらには行政や政治まで含めて、深刻化するドライバー事情(が事故の背景にあるはずだから)をどう解決すべきか、改めて真剣に考えるべき。まして今のウィルス感染禍でバス事業者が被ったダメージは極めて大きく、単独では解決できなくなってきていると思われるので。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
19日 「大阪都構想」協定書案 賛成多数で可決
(日本・ベトナム 相互の入国制限緩和で合意)
20日 東京大空襲・戦災資料センター リニューアルオープン
(日本センチュリー交響楽団 全国初 フルオーケストラの公演再開)

№2169 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 14.AY954便

 都知事選の告示やら(22人も立候補したそうだが、神奈川県民の私には関係なし。ウルサイのはイヤ)、元法務大臣夫婦の逮捕やら、それに北九州市はウィルス感染禍の只中なのに大雨で10万人以上に避難勧告が出たそうで、国の内も外も非常に慌ただしく、騒々しいのだが、そんな中、ようやく明日、都道府県を跨ぐ移動の自粛が緩和される事になりました。
 というわけで早速今月末、遠出します!北海道です!そんな大した旅行じゃない、人が集まりそうな観光地とかは行かないけれど、今書いている北欧旅行から帰って3カ月以上、神奈川県を中心にした南関東の外には、1回も出ませんでした。なので、いい加減うっぷんもたまっているし、これを機に、ひとっ飛びして、スカッとしてこようと思います。網走と旭川に2泊、石北本線の普通列車に乗ってきます。往復の飛行機も、現地のホテルも列車も、その他あちらこちら、いっぱい制限はあるはずだが、逆に、どこまでが自由で、どこからが制限があるのか、現状を見て、体験してくるのも、悪い事ではないだろうと思っています。無論、JR北海道の現状を見るというのも。何もかもが以前と同じ、とは行かないが、ともかくこれで、思う存分…とも言いにくいが、遠出を楽しみたいと、考えています。帰ってきたら、また旅行記を書きます。ウィルス感染禍の日本列島、何が見えてくるのか。
 なお、感染者と接触した可能性がある場合に通知を受けられる、というスマホ向けのアプリ、欧州では既に始まっているらしいが、私は使いません。プライバシー云々、の心配はしないけれど、「あの人、感染しているんじゃないの?」とか疑ってかかるようなマネはしたくないので。「マスク」と「社会的距離」、この2点を心掛けたいと思います。

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 その3か月前の北欧旅行記、続けます。いよいよ帰国便搭乗。
 前日にオスロから着いたばかりのカストラップ空港から、帰国の途に就きます。ヘルシンキまで、AY便。

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 コペンハーゲン中央駅のホーム。ここからカストラップ空港まで、左側にいる電車で行きます。ホイエ・タストゥルップで購入した乗車券は時間切れなので、改めて買い直す。36DKK(≒570円)。

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 カストラップ空港駅のホーム。明るい。

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 AY便が出発する、ターミナル2。

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 ターミナル内のコンコース。相変わらず、大勢の旅行者が行きかう。皆楽しそう。数日後、北欧にも襲い掛かる嵐の事など、思いもしなかったのではなかったのか。

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 AYのカウンター。ヘルシンキからのJAL便の搭乗券も、ここで発券される。

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 ターミナル内コンコースの全景を、上部から撮ってみました。

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 免税品店。お土産はヘルシンキで買う事にして、ここはスルー。

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 出発案内。13時10分発AY954便は、左から2番目の、下から数えて6番目。

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 AY954便が出発するA14番ゲートは、ターミナルから延びるフィンガーの端で、やや遠い。手荷物検査場から、10分はかかっただろうか。

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 A14番ゲートの搭乗案内。この便はJALのコードシェアがあり、今回はJL6814便としての搭乗なのだが、先の出発案内にも、ここにも、JALのナンバーの表示がなかった。

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 12時を10分ほど回って、ヘルシンキからのAY機が着きました。OH-LZI、A321-200。

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 遠くを見るとまず、2年前にノルウェーのベルゲン空港で撮った、フェロー諸島のアトランティック・エアウェイズ機がいました(レジは違うようだ)。

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 SASにもA350が導入されている。どの路線で飛んでいるのか。現在SAS機の日本乗り入れは停止中だが、再開されたら、羽田で見られるようになるのだろうか。

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 A14番ゲート付近。カフェがある。やはり機内食などないだろうと、ここでサンドイッチとヨーグルト、コーラを食して過ごす。結局、基本的に北欧の食事は、ずっとこのパターンだった。「比較的」安上がり、だからね…。ヘルシンキでJALやAYの日本路線に接続するので、日本人の姿が少なくなかった。

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 反対側には、ノルウェジアン機がいる。

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 尾翼には有名人が書かれていて、Dirch Passer(ディルヒ・パッサー、でいいの?)という人は、デンマークの俳優・コメディアンだそうだ(1926-1980)。

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 出発30分前には、もう搭乗が始まる。

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 後方の乗客(私も)は、いったん地上へ降りて、後方ドアにしつらえられたタラップから搭乗する。もう北欧では、この搭乗・降機スタイルは当たり前、と考えて良いのか。

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 タラップを上る途中、隣に止まっていたLHのA320を撮ってみました。

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 13時を過ぎて、もう出発。定刻より9分も早かった。非常デモはやはり実演で、英語の音声(BGM入り)に合わせて行われる。

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 タキシングの途中、エミレーツのA380がいました。スペシャルカラーだが、ドバイからの直行だったのか?ドバイ~デンマーク間に、A380を飛ばすだけの需要があるのだろうか。

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 SASのA340の姿もありました。もう日本に来る事はあるまい。コロナウィルス感染禍は、衰退していく4発機にとどめを刺す事になるのか。

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 さらに真っ白なハイフライ機。
(ちょっと見づらくてスミマセン)

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 離陸は、昨日とは逆に、北側のR/W22Lから。

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 海岸に面した、ドラウエアの街。海上には、スウェーデンのマルメに向かう橋が見えます。

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 しばらくして、大きく左旋回。セーバング。

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 空港をはじめとする、カストラップの全景を見下ろします。

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 海峡を越え、スウェーデンのランツクルーナ海岸。

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 キャビン。CAはマスクを着けていませんでした。

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 ドリンクサービスが回ってきたので、コーヒーと、有料の飲食物からブルーベリーマフィンを注文。3.5€(≒420円)はカード払い。

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 スウェーデン上空は曇りがちだったが、バルト海上空は晴れていました。青い海が広がる。

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 1時間ちょっとで、フィンランドの陸地が見えてきた。ハンゲのはずだ。ユニークな形状の半島。

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 ベルトサインが点灯し、どんどん降下していく。左に見えるのはボドム湖で、たぶんエスポー上空。

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 左手に、ヴァンター空港の全景が見えた。が、どんどん遠ざかっていく。

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 ヒェッカハリュー。左下から右側中央部に直線で延びて、急カーブで左に曲がり、空港方面に向かう鉄道が見える。空港への鉄道だろう。

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 ケラヴァ。

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 ボルグビー、のあたりだと思うが、ここで大きくUターンして、空港へアプローチしていく。

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 R/W22Lへのアプローチ。初日の成田からのJAL便と同じになるが、反対側を見る事になる。ヘルシンキは雪はないが、人工スキー場が見えました。

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 着陸直前。森が広がる。

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 着陸。エルロンが一斉に立ち上がる。

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 左手、エア・ハンブルグのERJがすれ違う。

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 ヘルシンキ到着。5分の早着。ただし、最後方の席からだと、外に出るのに10分位かかってしまう。ここは、後部ドアからの降機は行わない。

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 ターミナルの窓から外を見ると、ノルウェーのウィーデロー機が見えた。へえ、今はジェット機があるんだ。24年前にナルヴィクからボーデーまで乗ったが、DHC-8だった。コミューター航空会社、というイメージがあったのだが。

 いよいよJALのB787-9で日本に戻る事になるが、その前にこのヴァンター空港で、重苦しい現実を垣間見て、ごく近い将来に起こるだろう出来事を連想させられる事になるのです。それは次回、最終回、来週火曜日に書く予定。

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 《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
17日 日本医師会会長選挙 現職横倉 義武氏・現副会長中川 俊男氏立候補
(訪日外国人旅行者 前年比99.9%減 2か月連続過去最少更新)
18日 韓国 日本をWTOに提訴 「輸出管理厳格化はルール違反」主張
(カザフスタン ナザルバーエフ前大統領 ウィルス感染を公表)

「99.9%」という数字は、要するに「外国からは人は来ないでください」みたいな施策を採っていれば、当然の結果でしょう。先日、仕事帰りに江ノ電の乗る機会があって、長谷付近に大勢の観光客がカメラを抱えてびっくりしたのだけれど、例年ならインバウンドが多数来ていて、こんなものではなかったはず、とも感じました。電車そのものもまだ空いていたしね(そろそろ遅延が気になってきたが)。今日は合わせて、タイ・ベトナム・オーストラリア・ニュージーランドとの間では、とりあえずビジネス活動を中心にした入国に限って、制限を緩和する方向で協議を始める、というニュースもあったが、世界各地から観光客を受け入れられるようになるには、まだまだかなり時間がかかるでしょう。下手すると、今年いっぱいは無理かもしれない。それは、我々日本人が、観光で海外に出ていく事も、当分は事実上不可能、である事をも意味しています。国境をまたいだ自由な往来、いつできるようになるのでしょうか。