「緊急事態宣言」が、5月いっぱいまで延長になりました。個人的には、予想されていた通り、と思っています。事が事なので賛否さまざまであるが、ともかく、延長はこれっきりで終わってもらいたい。そりゃあ、我々国民一人一人の行動にもかかっているのだろうが、政治の側も一方的に犠牲を強いるのではなく、(左右関係なく)きちんと収束に向けた道筋をつけて頂きたい。そして、私的には何よりも、「宣言」によって、さまざまな面で傷ついた、交通事業者(陸も海も空も)に対する十分な支援を、強く願いたいと思います。大勢の人に乗ってもらいたい、乗ってもらわないと困るGWの時期に、「外出を自粛してください」とアナウンスを流すなんて、矛盾もいいところだ。従業員が感染のリスクを覚悟のうえで(現に交通事業者の従業員の感染が増えてきている)、信じられないくらいガラガラの電車・バス・客船・飛行機等を、それでも運行し続けなければならない犠牲を、交通事業者は払っているのだから、上にも下にも、キチンとした見返りがなされるべきだと思います。(交通に限らないが)現場の最前線で働く人々は、「テレワーク」なんて、エリートがやるような事は出来ないのだから。
「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」(以下「BJシリーズ」)最新刊、「V103 新潟交通」、今年早々に刊行されていたのに、例によって、またかなり遅くなってしまいました。
新潟交通は、ちょうど20年前の2000(H12)年秋に、NEW32で取り上げられていました。当時は新潟交通本体(以降「交通」と呼ぶ)のほか、分社が新交貸切バス、新交北貸切バス、新交西貸切バス(この3社を合わせて、以降便宜的に「旧貸切3社」)、新潟交通佐渡(以降「佐渡」)と4社あり、旧貸切3社は、本体と同じ場所に営業所を構えている所もありました。旧貸切3社は後に、今の新潟交通観光バス(以降「観光」)に一本化される事になります。
営業所はこの20年で廃止や分社への一本化が相当数行われていて、交通本体では新潟中部・下山両営業所が廃止になっています。また新発田・京ヶ瀬・潟東の各営業所と、観光バス部は観光に一本化されています。交通で残存する6営業所は全て、新潟市にあります(新潟西部と新潟南部は、20年前は「平成の大合併」前の新潟市の外だった)。
分社は、旧新交貸切バスの三川・五泉、旧新交北貸切バスの中条、旧新交西貸切バスの弥彦・加茂・三条の各営業所が廃止になっています。この結果、現在は交通6、観光8、佐渡3、合計17営業所体制となり、重複もなくなって、かなりスッキリとはしました。特に本土は、交通と観光の役割分担が完成した事があります(他に、特に地方部の路線の相当数の廃止もあるのだが)。なお、いわゆる「派出所」「出張所」「支所」「車庫」といった、営業所に従属する(車両が配置された)事業所は20年前も現在もなく、台数の多少に関係なく、全て独立した営業所です。
◆ 新潟交通グループの車両たち
1. グループ全体の台数は、NEW32の950台→今号756台と200台近く、20%以上の大幅な減少になりました。
交通が635台→436台、分社への移管もあるが、3割以上の減少で、特に貸切は61台→6台と、ほとんどなくなりました。一般の乗合は526台→388台で1/4の減少。高速も48台→46台と、ほぼ横ばいです。
分社は、20年前の旧貸切3社は、廃止代替路線用車両が一般の乗合車と別にカウントされています(貸切登録)。当時、「路線バス」は全て廃止代替で、3社合計で108台ありました。現在の観光の乗合車は168台で60台増えているが、特に台数が多い潟東〔営〕など、交通からの移管を受けた営業所がある事が理由として考えられます。貸切者は、本土側では観光にほぼ一本化されてはいるが、71台→67台と微減、高速車は26台(三条〔営〕に12台あった)→12台と半分以下になっています。結果、旧貸切3社トータル210台→観光247台。
佐渡は、乗合車と廃止代替を合計すると、20年前は68台、今号では46台と、やはり大きく減少しています。貸切車も37台→27台と減少しました。合わせて105台→73台。
この結果、各事業者のグループ全体に占める割合は、交通57.67%、観光32.67%、佐渡9.66%となりました。20年前は交通66.84%、旧貸切3社22.10%、佐渡11.05%で、観光の存在感がやや高まったという事になります。
2. これを踏まえて、用途別の割合を算出すると、グループ全体では、乗合車79.50%、高速車7.41%、貸切車13.10%となりました。20年前は乗合車(ここでは廃止代替を含める)74.52%、高速車7.68%、貸切車(廃止代替を除く)17.78%で、高速車はほぼ横ばい、貸切車が減り、その分乗合車の割合が高まっています。
① 事業者別にみると、交通は、乗合車88.53%、高速車10.09%、貸切車1.38%。20年前は乗合車82.8%、高速車7.55%、貸切車9.60%でした。
営業所別にみると、乗合車は新潟南部〔営〕が23.32%と全体の1/4近くを占めています。逆に新潟東部〔営〕は5.44%とかなり少ない。しかも21台中4台は高速車と同型です(空港リムジン)。高速車は、現在は新潟東部〔営〕のみの配置となっており、ここは長距離路線の受け持ちが中心と言えます。
② 観光は、乗合車68.42%、高速車4.86%、貸切車26.72%。20年前の旧貸切3社は、乗合車54.28%、高速車11.90%、貸切車33.80%で、貸切車の割合が高まっています。交通からの移管もあるでしょう。
営業所別では、乗合車は潟東〔営〕28.99%、京ヶ瀬〔営〕20.71%、新発田〔営〕18.93%で、ある程度新潟市中心部に近い所に、配置が集中しています。高速車は潟東〔営〕のみ。貸切車は、本社〔営〕ではなく京ヶ瀬〔営〕が最も多くて全体の28.79%、本社〔営〕が25.76%で、この2営業所で、全体の半分以上。下関〔営〕以外の全営業所に、最低2台の配置があります。
③ 佐渡は、乗合車63.01%、貸切車36.99%。20年前は乗合車64.76%、貸切車35.23%。やや貸切の比率が高まったという程度で、乗合:貸切≒2:1の割合は、ほぼ変わらない。本社〔営〕が、乗合車は52.17%で半数以上、貸切車は全車両、「本社」だから当然だろうが、新潟市からの船が到着するのは両津なので、この結果は少々意外かも。
3.平均車齢を、事業者別・用途別に出してみました(2019(H31~R元)年を0年とした)。
① 乗合車は、グループ全体の平均では14.21年だが、交通と、観光・佐渡で圧倒的な差があります。
交通は11.15年。新潟西部・内野の両営業所が10年を切っています。入船〔営〕が一番高く、14.49年。最高齢は新潟南部〔営〕に在籍する、1996(H8)年式の2台。20台以上導入される年と、導入が一桁に終わる年が、8年くらいの周期で訪れます。2015(H27)年はBRT用連節車の導入もあってか、26台と最大勢力です(乗合車全体の6.74%)。逆に2003(H5)年は、導入がありませんでした。今現在は、「底」の時期と言えます。また、必ずしも6営業所均等の新規導入にはならないようで、2012(H24)~2013(H25)年は、新潟北部〔営〕の8台のみ。2008(H20)年も、新潟南部〔営〕に22台あるが、他の営業所には配置がありません(転属もあるだろうが)。
観光はかなり高齢化し、19.95年になります。全営業所が17年以上で、下関〔営〕25.43年、村上〔営〕22.94年、勝木〔営〕22.60年と、特に北部、旧新交北貸切バスのエリアが高い傾向にあります。津川〔営〕も22.13年で、やはり新潟市から離れた地方部が高くなります。20世紀の車両が107台あり、乗合全体の2/3近くを占めています。逆に、この10年以内に導入された車両は、新発田市コミュニティバス用のポンチョとローザ、合計6台しかありません。最高齢は京ヶ瀬〔営〕在籍の1991(H3)年式のキュービック1台で、新潟交通グループ全体の最高齢車両でもあります。
佐渡も18.78年と相当高齢化。羽茂〔営〕はちょうど20年です。20世紀の車両が20台あり、56.52%と半分以上です。この10年以内の導入は、2014(H26)年のエアロミディ・ノンステップ車1台のみ。最高齢は本社〔営〕にいる、1994(H6)年式の1台。
② 高速車は、現在は交通の新潟東部〔営〕と、観光の潟東〔営〕に集約され、新潟東部〔営〕は6.50年、潟東〔営〕は14.67年と、やはり大きな差がついています。最高齢は潟東〔営〕の2000(H12)年式。
③ 貸切車は、交通は各営業所に1台ずつの配置に縮小し、平均車齢は19.67年。4台は20世紀の車両で、最高齢の内野〔営〕にいる1993(H5)年式は、交通全体でも最高齢です。観光は11.26年。一番若いのは潟東〔営〕の8.60年。津川〔営〕は3台のみだが全て20世紀の車両(小型車のみ)で、平均車齢は24.00年。佐渡は本社〔営〕のみで19.70年、一番若くて2005(H17)年式、半数以上が20世紀の車両です。
20年前の掲載車両では、現在でも161台が、新潟交通グループに在籍しています。残存率16.94%と、20年という期間の長さの割には、かなり高い。特にUーMJ217Fが18台中17台、KC-MJ218Fも27台中24台と、かなりまとまって残っています。どちらも小型車で大半が乗合なので、地方のローカル路線に向いているという事でしょう。反面、電車代替バスとして1998(H10)年に8台がまとまって導入されたKC-JP250NTNは、現存は村上〔営〕に移動した1台のみ。中型系は、新潟交通の肌には合わなかったか。
4. グループ全体のメーカー別割合は、いすゞ37.83%、日産ディーゼル15.87%、日野2.38%、三菱ふそう43.38%、スカニア0.52%。
20年前はいすゞ35.78%、日産ディーゼル29.47%、三菱ふそう34.73%で、日デがやや低いものの、ほぼ3等分と言えた。日デは生産終了から10年経っているから割合は減りつつあるものの、代替がスローである事、中古車両の導入が多いので、まだ結構見る機会はありそう。京ヶ瀬〔営〕には一般乗合車として、KC-RA531RBNが4台残っています。万代シティと瓢湖を結ぶ路線で走っているらしい。いすゞは、割合はあまり変わっていないが、高速・貸切は、20年前はスーパークルーザーUFCの2台だけだったものが、現在は高速車35台、貸切車23台(+空港リムジン2台)が在籍します。日野は20年前にはなく、現在でも18台中15台はポンチョ、1台はリエッセ、2台は自家用登録だったレインボーで、中型以上の一般的な乗合車や、高速・貸切車は今でも存在がありません。
5. 乗合車のノンステップ率は、グループ全体では42.10%。
交通は56.48%。新潟南部〔営〕76.67%、新潟西部〔営〕75.51%、内野〔営〕70.83%と高率の一方、新潟東部〔営〕14.29%、入船〔営〕17.72%と、結構格差が大きい(新潟北部〔営〕は52.94%)。
観光は10.06%と、やはり大分低い。台数そのものが少ない営業所もあるが、乗合車が49台在籍する潟東〔営〕が8.16%にしかならない。本社〔営〕が25.00%(といっても16台中4台)、京ヶ瀬〔営〕が14.29%。津川・下関・勝木各営業所にはノンステップ車がなく、村上〔営〕も1台のみ。
佐渡は39.13%と、意外?と高い。本社〔営〕は半分がノンステップ車。
ハイブリッド、CNG,燃料電池、EVといった低公害車は、20年前も現在も存在せず、全てピュアディーゼルエンジン車。
6. 中古導入(自家用登録車の購入も含む)はグループ全体で119台あり、全体の15.74%になります。
特に佐渡は75.34%、3/4が中古導入、観光も25.10%、1/4が中古導入です(交通は2台で0.46%)。
導入元は自家用を含めて28者(相模神奈交バスは神奈川中央交通、西武観光バスは西武バスに含めた)で、一番多いのが神奈中の28台、中古導入の23.53%で1/4近くになります。次いで横浜市営バスの12台(10.08%)、西武バスの11台(9.24%)。一方で20年前には廃止代替用としてまとまった導入があった東急バスは、現存していません。
以上を総合すると、乗合車の新車は交通に集中投入、経年車は地方に転出、観光と佐渡は経年車+中古導入による代替で体質改善、という流れが見えてきます。むろん、他事業者もそういう傾向はあるが、新潟交通グループは、それが特に顕著だと感じられます。
◆ 新潟交通のあゆみ
むろん、新潟交通は新潟県内では越後交通と並ぶバス事業者の最大手だが、個人的には電車のイメージが強かった。冒頭の写真は白山前の電車の駅で、北村ボディのバスと、右側にちょっと見づらいが、電車が停車しているのが見える。以前は県庁前と称していたが、県庁が南部に移転したので、白山前に改称。後に今度は市役所ができて、バスは市役所前と改称したが、電車の駅は1992(H4)年の部分廃止まで、白山前のままでした。
戦後のバス部門で影響大だったのは、関越道を中心とした高速道路の整備と、「平成の大合併」による、政令指定都市・新潟市の成立だろう。新津が新潟市(秋葉区)というのは、いまだに想像しがたい。
バスでいうと、やはり北村車体だなあ。かまぼこスタイルは割と全国区に近くて、神奈川県でも神奈中バスが昭和の終わりまで相当数導入していたのだが(一部は蒲原鉄道に移籍して、新潟県に「里帰り」している)、「なまず」が、新潟交通のみでほぼ終わってしまったのが、趣味的には残念。あのまま生き延びて、ノンステップ車の時代を迎えていたらどうなっていたろうかとも想像するが、今日、西日本車体さえ廃業するようでは、やはり先は長くなかったというべきか。
◆ 新潟交通バスのいる風景
やはり範囲が大きくて、都市も田舎も離島(というには佐渡は大きいが)もあるから、風景はバラエティに富んでいる。なお津川〔営〕は、土曜日は2往復だけ運行があるようです。
◆ 新潟・佐渡の伝統と文化を体感する
NEW32の紀行は種村直樹氏による、新潟の豪農の館と邸宅めぐり、2泊3日で新潟から下関へ北上し、最後は山形行の長距離バスで締めくくる行程でした。前年に鉄道が全線廃止になったばかり、東関屋の車庫に、鉄道車両が集結した写真があります(最初のカラーページにある「かぼちゃ電車」の色の電車)。歴史編に記されている通り、鉄道は併用軌道区間が先行して廃線となり、東関屋はバスとの乗り継ぎ地点となってビルも整備されたが、廃線後はコンビニだけが残り、種村氏は「旅行センターの跡地を、バスの待合室として開放できないのか」と記しています(結局この後、全面的に解体される)。
今回の谷口礼子さん(今、お仕事どうなっているんでしょう…)の紀行は、新潟の文化を見て、体験する行程で、初日が本土、2日目が佐渡で、前日に新宿から高速バスで新潟入りしています。最初の訪問地の笹川邸は、20年前にも種村氏が最初に訪れていました。ただ、バスの乗り継ぎ地点が違う。今回はBRTを利用しているので、青山での乗り換えになっています。鉄道の廃線は、もう「昔」の話なのか…。笹川邸入口バス停近くの鉄道廃線跡は、20年前は線路や架線が残ったままだったそうだが、今はただの「土手」か。
「Negicco」なんてご当地アイドルは、初めて聞いた。新潟のアイドル=NGT48だろ、というイメージが(色々な意味で)あったので。
「新潟交通佐渡のバスではPASMOは使えない」と書いてあって、一瞬、最初は当然だろ?と思ったが、「りゅーと」の導入は新潟交通本体のみ、新潟交通観光バス・新潟交通佐渡は導入していない。
◆ 終点の構図
NEW32は、佐渡島の深浦でした。道路の開通により路線(宿根木線)は道路の開通で中間のバス停となり、江積まで延長されている事は、バスマガジンVol.99「終点の情景を求めて」に記されています(ただし、深浦は寄り道して折り返す形態、立ち寄らない便もある)。宿根木線は一部「ジャンボタクシー」で運行されるそうだが、車両のリストにはありません。
今回の雷は、新潟交通グループのエリアの最北端になります。1日4往復で、昨今のローカル線では珍しく?土休日も平日と同じ便数・時刻が確保されています。津川〔営〕の路線は全て、休日運休なのに。この路線が走っている道路を、雷終点からさらにさかのぼっていくと、山形県鶴岡市に入って、同じように「羽越しな布」の技法があるという関川の「関川しな織センター」に着いて、体験などができるようです。
◆ 新潟交通グループの路線エリア 20年前は旧貸切3社と佐渡は点線で表記され、交通本体とは分けられていたが、現在は全て実線で表記されています。
何より、路線が相当減ってしまった…。結果、村上を中心とした旧新交北貸切バスのエリア、および津川〔営〕のエリアは、新潟を中心としたエリアからは、完全に孤立する事になりました(新潟とを結ぶ高速バスもなくなっている)。新発田からは、旧国鉄赤谷線代替バスが東赤谷の終点まで入っていたのが、2年前の路線縮小で廃止になり、手前の赤谷連絡所までに短縮されている。また西側も、吉田・弥彦付近の路線がほとんどなくなっています。一応、JR弥彦線で、越後交通とエリアを分け合う形になっています。
電車代替バスは、路線はかろうじて今も新潟市内~燕間でつながっているが、白根~燕間は平日6往復・土休日2往復のみになっているようです。
先の「風景」でも写真と共に記されていたが、村上~府屋間で、海側の国道345号線、JR羽越線に並走する形で、20年前にはなかった路線が新設になっているのが特筆されます。村上市が委託して運行する形になっているようで、時刻表は、村上市のWebに記載されています。土休日は全便運休。
佐渡は、廃止になった路線もあるが、前述のとおり、深浦の先へ路線が延長されています。全体的には大きな縮小はない。
新潟交通のバスも日常的に利用する機会はないからあまり多くは語れないが、本体は、都市輸送に資源を集中させる事になるのだろう。BRTが躓づき気味になってしまったのは残念ではあるが、「銀太郎」以来、都市新バススタイルへの指向は変わっていないので、不十分な点は改善し、発展が望まれます。増備車両はどうするのだろう。スカニアの増備か、あるいはいすゞ(もしくは日野)のハイブリッド連節車の導入か。2期目に向けた動きとして注目されます。何回か書いているが、「紀行」で記されたような、本線⇔支線の乗り換えを必要とする運行形態となるのなら、やはり本線側はもっと本数が欲しい。10分間隔では、「BRT」としては少ないと思う。
もう一つ大きなポイントが、JR線が高架化した新潟駅で、万代口のスイッチバック式のバスターミナルは廃止となり、その西側にバスターミナルを新設(今もすでに到着便は入っているが、これを拡張)。これはJRの高架下をくぐって南口と連結する形態となるようで(次回「バスグラフィック誌」で書きます)、完成するとBRT共々、市内バスの運行形態に大きな影響を与えるのは間違いない。リニューアルされるという万代シティバスセンターともども、どんなものになるか、路線の再編成などと合わせて、楽しみに待ちたいと思います。
高速バスは、県内路線、県外行共、当面は現状維持でしょうか。特に長距離路線は、旧ツアー組との競合が激しくなっていた所に新型コロナウィルス感染渦の影響があり、今後の懸念もあるが、新潟県の鉄道の夜行列車が全面的に廃止になって久しく、バスは夜行を中心に生き残りを図っていく事になるのでしょうか。
地方路線は、特に本土側は結構苦しそうだな、という印象。前述の赤谷線のように、鉄道の代替のバスでさえ縮小される傾向なので心配であり、最低限、今のお客さんを繋ぎとめる事だろう。それはバス会社だけでなく、自治体や、さらには沿線住民の側も考えて欲しい。車両面がもう少しでもグレードアップされると良いのだが。
佐渡は、やはり観光が中心になるだろうか。「風景」や「紀行」に記されている通り、「金山」だけでなく、田舎の町にも見どころはあり、これを活かしたい。船旅とセットにしたい(新宿からの夜行高速バスも、バスタ新宿23時00分発は、フェリー乗り場まで運行(ただし越後交通の運行)している。なお、現在全便運休中)。乗合車は、こちらも車両面のグレードアップを望みたい。本土もだが、高齢者の多い地方都市こそノンステップ車が必要、という考え方もできるので。
新潟市内はほぼ手持ちのPASMOで乗れるようになったから、関東在住でも気軽に乗れるようになりました。今はすぐに新潟へ、とは行かないが、できるだけ早めに新潟を再訪したいし(電車がないのは残念ではあるが)、やはり佐渡は、一度は渡らなければならないでしょう。船旅も楽しいので。機会を作れる日が来るのを、楽しみに待ちたいと思います。
さて、次巻V104は阪急バスが予告されているが、BJエディターズのWebサイトでは、刊行の延期が発表になっています。現状では仕方あるまい。バス会社はどこも取材に応じるどころではないはずだし、紀行も現状ではできそうにないので。気長に待ちたいと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
3日 南北軍事境界線 北朝鮮側から銃撃戦
(千葉県 営業継続パチンコ店に休業指示)
4日 千葉県北東部震源の地震発生 千葉県・茨城県各地で震度4
(大相撲夏場所 開催中止決定)
5日 こどもの本総選挙 「ざんねんないきもの辞典」2連覇
(韓国プロ野球 無観客で開幕)
おとといは憲法記念日でした。今年は新型コロナウィルス感染による「緊急事態宣言」と憲法の兼ね合いが論点の中心になったようだが、護憲派・改憲派とも、大規模な集会やデモは行わず、オンライン上のイベントが中心になったようです。毎年書いている事だけれど、私は護憲派の端くれだと思っているが、近年の憲法の在り方をめぐる「議論」は「議論」になっていなくて、ただ一方的に自らの主義主張を声高に叫ぶだけなので、正直ウザイ。両派が同じテーブルについて、相手の話を聞いたうえで意見を戦わせる、という事、誰もしないでしょ?今年は、静かになって良かったです。「誰のための憲法」ではなく、「誰のための憲法の『議論』」なの?それが、この数年、憲法記念日毎に否めなくなるのが実感、なので。
№2148 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.4
ついに、ゴールデンウィークが始まってしまいました。こんな書き方をしなければならないのは、とても辛いです。私個人は元々人込みはキライだから、観光客でごった返す大観光地に進んで足を踏み入れる、というマネはしないけれど(せいぜい去年、平成の締めくくりの時期に行った埼玉県小川町のような所くらいか)、逆に特急列車や高速バスがことごとく運休になったり、走っても回送同然、という姿は、見ていて、痛々しくて、辛い。今GWはもうどうにもならないけれど、早く感染拡大が収束し、夏休み期間には、少なくとも電車・バス・飛行機での旅が、ある程度は普通にできるような状況に戻る事を、望みたいと思います。
首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日1日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。この体制でGW5連休を迎えるが、その先の対応を発表した事業者も出てきています。
*** 鉄道 ***
JR東日本 新幹線は車内販売を休止、アテンダント乗務でフルサービスのグランクラスは、営業そのものを取りやめ(アテンダントが乗務しない列車は、引き続き座席のみ営業)。臨時列車は「のって楽しい列車」・多客対応の臨時列車とも、5月いっぱいの運転は取りやめ。6月分も指定券の発売を停止。
今日2日より29日まで、〔成田エクスプレス〕は早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。運休列車・区間は6月運行分の指定席発売を見合わせ(30・31日は渋谷駅工事の関連で、全列車の指定席発売を見合わせ)。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。
7日より5月いっぱい、〔踊り子7・15・4・18・98号〕(全列車E257系)は取りやめ。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月運行分の指定席発売を見合わせ。※〔踊り子98号〕は、30・31日の渋谷駅の工事のため、〔踊り子18号〕の運行区間を変更して運行予定だった。
5月28日以降運転の東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸各新幹線の全列車、特急〔ひたち〕〔ときわ〕〔あずさ〕〔かいじ〕〔富士回遊〕の指定券を見合わせ。
JR東海 東海道新幹線は、臨時列車は全て取りやめ、定期列車〔のぞみ〕4~6本/時・〔ひかり〕2本/時・〔こだま〕2~3本/時のみ運転。〔ふじさん〕が運休になっているが、JR東海の公式WebやSNS上では、確認できなかった。
東京メトロ 通常通り運行。29日より、土休日の〔S-TRAIN〕は運休。今日2日~6日及び9・10日は、小田急直通ロマンスカーは運休。
東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。
京成 〔スカイライナー〕は一部列車の青砥停車を実施中。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じている。今日2日より、〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。京成上野発朝方、成田空港発夜間を除き、40分間隔の運行になる。
東武 特急〔けごん〕〔きぬ〕〔スカイツリーライナー〕〔きりふり〕〔しもつけ〕は平日下り8本・上り7本、土休日下り12本・10本、特急〔りょうもう〕は8往復を取りやめ。GW中のJR直通臨時特急は取りやめ。「SL大樹」は運休期間を延長、当分の間運休。
西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。土休日の特急・ライナー列車は、〔ちちぶ3・9・13・17・21・29・37・45号〕〔ちちぶ68・20・24・28・32・40・48号〕〔むさし60号〕のみ運転(池袋~西武秩父間2時間間隔)、その他の〔ちちぶ〕〔むさし〕と、〔小江戸〕〔S-TRAIN〕〔拝島ライナー〕の全列車が取りやめ(平日は通常通り)。「52席の至福」は、5月いっぱい、全コース運休。
京王 6日までの土休日は、〔京王ライナー〕全列車運休。9日以降の運行は別途通知。
小田急 今日2日~6日及び9・10日、特急ロマンスカーは全列車運休。一般列車は通常通り運行。3~5日運行予定だった、御殿場~強羅間臨時バス(〔ふじさん〕接続)は取りやめ。
東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。29日より、土休日の〔S-TRAIN〕は運休。
京急 土休日に一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。土曜日のみ12連で運転の快特を8連に減車。今日2日~6日、品川~京急蒲田間区間運転の普通27往復を取りやめ。
相鉄 通常通り運行。
りんかい線 通常通り運行。「コミックマーケット98」デザインの一日乗車券を発売中。今回に限り、郵送による通信販売も受け付け(コミケそのものは中止)。
つくばエクスプレス 通常通り運行。
新京成 通常通り運行。
北総 通常通り運行。
東葉高速 通常通り運行。
東京モノレール 通常通り運行。「ポケモン」など、ラッピング列車の運航スケジュールの公開は中止。
ゆりかもめ 通常通り運行。
多摩都市モノレール 通常通り運行。
舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。
千葉都市モノレール 通常通り運行。
埼玉新都市交通 通常通り運行。
横浜市営 通常通り運行。GW期間中の「こども110円運賃」は中止。
横浜シーサイドライン 通常通り運行。5月6日まで土休日に予定していた特別ダイヤは取りやめ、通常の土休日ダイヤで運行。
湘南モノレール 平日は日中と夜間、土休日は日中以降最終まで減便し、15分間隔で運行。
関東鉄道 通常通り運行。常総線は、土休日は終日単行で運転。
江ノ電 通常通り運行。※リリースにはないが、平日は一部列車を2連に減車している。
箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。
伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯は通常運行。駿豆線の「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング電車は、2本とも運用の公開を中止しているので、行くつもりなら、ご注意。土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は取りやめ(5月いっぱいまで)。毎日運転の2往復は運行。
伊豆急行 夜間を中心に一般列車を5往復減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。日中はJR伊東線直通を取りやめ、伊東乗り換えに変更。「黒船電車」のロイヤルボックス連結は、4月いっぱいで終了している。JR直通の多客対応の臨時特急などは、5月いっぱいまで取りやめ。5月7日より5月いっぱい、〔踊り子7・15・4・18・98号〕は取りやめ。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月運行分の指定席発売を見合わせ。
富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発21時11分(東京発JR直通)、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。
小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。「里山トロッコ」は運休中。
いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。
銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。
秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。急行・西武直通は取りやめ。
*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)
東京都営 通常通り運行。
日立自動車交通 「晴海ライナー」は、10日まで運休。11日以降の運行については別途通知。
京成バス 「シャトル☆セブン」は葛西臨海公園駅~TDR間、新小岩駅東北広場 ~ TDR路線は、葛西駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は一部の日を除き、一部または全便運休。水元公園循環バスは運休。
京成タウンバス 〔有01〕〔新小52乙・59〕系統は運休(浅草寿町への乗り入れがなくなる)。
京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。
ちばフラワーバス 中田スポーツセンター閉鎖により、中田スポーツセンター発着便を中野操車場発着に変更。植草学園大学線は平日・土曜日は特別ダイヤで運行し、休日は運休(10日まで)。
ちばレインボーバス 通常通り運行。
ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
ちばグリーンバス 佐倉南高校線は休校日ダイヤで運行(4月末日までの予定)。国立歴史民俗博物館バス停は経由しない。
東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。〔川11〕〔川12〕〔草加14〕〔川10〕〔草加15〕〔北朝01〕系統は平日も土曜ダイヤ、〔草加11〕系統は休日ダイヤで運行、〔草加16〕〔草加20〕系統は運休。4月29日~5月10日の間、日光駅~霧降高原線は運休している(霧降高原キスゲ平園地閉鎖のため)。そのほか、路線により時刻を変更して運行。
国際興業 平日も土曜ダイヤで運行(さいたま市コミュニティバスはカレンダー通り)。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便は運休。深夜急行バス・メッツァ直通バスは運休。〔池11〕系統(池袋駅西口~中野駅)・〔赤31〕系統(赤羽駅東口~高円寺駅北口)は、平日・土曜も休日ダイヤで運行。※関東バスと共同運行の系統。
西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。メッツァ・三井アウトレットパーク直通バス、三峰口駅~三峰神社間急行を取りやめ。小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。入間市駅発着系統の大半を特別ダイヤで運行。深夜バスは全路線取りやめ。5月1日より、西武観光バス軽井沢〔営〕は、軽井沢駅~旧軽井沢・中軽井沢駅・星野温泉トンボの湯・西武軽井沢営業所・鬼押出し園間のみ特別ダイヤで運行し、他は全路線運休。
関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行。7日より、一部系統は特別ダイヤを再度変更。
立川バス 平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。5月8日までの予定。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。
西東京バス 八王子市内路線は休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行(一部系統は、ラッシュ時に輸送力を増強)。奥多摩・檜原方面、陣馬高原方面への臨時バスは運行しない(定期バスは運行)。奥多摩湖駐車場封鎖のため、5月6日までの土休日は、奥多摩湖・水根バス停は通過(滝のり沢~大麦代間直行にルート変更)。11日より、全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行を予定。22時以降初便は、平日は一部、土休日は全便を運休。詳細は8日発表。
京王バス 特別ダイヤ・または日祝ダイヤで運行。11日より、多摩・調布・小金井各営業所の一部系統(主に小田急バスとの共同運行系統)は、特別ダイヤを再度変更。
小田急バス 世田谷〔営〕は、〔下61〕系統の平日・土曜は臨時ダイヤ、その他の系統は全日、休日ダイヤで運行。登戸〔営〕は〔向10・13〕〔百02〕〔新15〕〔新19〕〔新20〕系統などは、平日のみ臨時ダイヤ、〔読01〕〔読05〕系統は臨時ダイヤで運行、〔読02〕〔読04〕系統は運休。〔吉14〕系統の深夜バスは取りやめ(京王バスは既に取りやめている)。武蔵野〔営〕は、〔吉01〕〔境21・92〕〔鷹51・52・54・56・57・59〕系統などは、臨時ダイヤで運行。狛江〔営〕は27日より、〔狛11〕系統は全日休日ダイヤ、〔渋24・26〕〔成01〕など一部の系統は特別ダイヤで運行(〔渋26〕系統は土休日運休)。
11日より、全系統で平日は土曜ダイヤ・土曜日は休日ダイヤで運行(一部系統は除く)。深夜バスは運休(〔渋54〕系統の渋谷駅23時15分発梅ヶ丘駅行は運行)。
東急バス 平日は土曜ダイヤ、土曜日は休日ダイヤで運行(〔十91〕〔た83〕ハチ公バスはカレンダー通り運行)多客が見込まれる系統は、朝ラッシュ時を中心に増便。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは全路線運休。
京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))、三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統(6月30日まで)は取りやめ。〔八8〕系統(金沢八景駅~関東学院〔循環〕)は、5月6日まで土曜ダイヤで運行。休日運行の〔須28〕系統(横須賀駅~観音崎自然博物館)は、6日まで、観音崎で折り返し。オープントップバスは運休。なお、逗子駅~南郷中学校関連系統は、ウィルス対策とは関係なく、土砂崩れの影響により運休している。
KMバス お台場レインボーバスは、臨時ダイヤで運行(5月6日までの予定)。
銀河鉄道 「緊急特別ダイヤ」で運行。
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは通過または運休。
新京成バス 船橋新京成バスの深夜急行バスは運休。松戸新京成バスは、今日2日から、土曜日は休日ダイヤで運行。
千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は運休(5月31日まで)。銚子駅~千葉科学大学路線は減便。イオンモール成田線は土休日も平日ダイヤで運行。
千葉中央バス 深夜急行バスは全便運休。一般路線は通常通り運行。
千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。
成田空港交通 一般路線は通常通り運行。
小湊鐵道 20日より、塩田〔営〕(一部路線)・姉ヶ崎〔車〕・東金〔営〕(一部路線)は全日土休日ダイヤ、長南〔営〕・白子〔車〕・大多喜〔車〕は、平日は土曜ダイヤで運行。木更津〔営〕は、木更津駅~三井アウトレット~袖ヶ浦線は特別ダイヤで運行、清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。千葉→ちはら台間深夜急行バスは運休。
日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。富津線及び湊・富津線は富津公園入口折り返しに短縮。のぞみ野・平岡線は6日まで、東京ドイツ村は経由しない。
平和交通 深夜急行バスは既に運休(銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線は運行している)。津田沼駅~ららぽーとTOKYO-BAY線は運休。稲毛線・検見川線・幕張本郷線は、平日は減便、土休日は同じダイヤで運行。
あすか交通 通常通り運行。
東洋バス 今日2日より、千葉シーサイドバス各路線は土休日ダイヤを減便。
関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。
朝日自動車 深夜バスは全路線運休。今日2日より、春日部駅東口~関宿方面各系統〔KB51~57〕は臨時ダイヤで運行。3日より、鴻巣駅~免許センター線は、日曜日は土曜・祝日ダイヤで運行。
阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便。
茨城急行 東武動物公園系統は運休。北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
川越観光 森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。
国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。
関越交通 「水上温泉わくわく号」は、今月一杯運休の予定。赤城自然園休園により、バスも運休(5月6日まで)。鎌田~湯元温泉路線(5月1日予定)・尾瀬戸倉~大清水間の運行開始を延期。
イーグルバス 小江戸巡回バスは運休。ときがわ町路線は、7・8日は休日ダイヤで運行。
横浜市営 平日は土曜ダイヤで運行(一部系統は臨時便を増発、運行区間を延長)。23時30分以降出発の深夜バスは運休。「ピアライン」「あかいくつ」「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休(「ピアライン」は運休期間を延長)。26系統は海つり桟橋・横浜港シンボルタワー乗り入れを取りやめ。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は休園)。
川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線、市営川崎高校行直行バスは運休。深夜バスは全便運休(緊急事態宣言終了まで)。
神奈中 平日は土曜ダイヤで運行(深夜バスは土曜ダイヤの時刻で運行)。輸送力不足が見込まれる系統は、臨時便を運行(一部の系統は平日ダイヤで運行)。土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは取りやめ。湘南台駅~慶応大学間は臨時ダイヤで運行。連接バスの〔湘25〕(急行)は、平日は朝夕のみ運行。土曜日は一般車両・各停の〔湘23・24〕を含め、通常の土曜ダイヤに近いダイヤで運行(深夜バスは運行しない)。6日まで、〔伊11〕系統の大山ケーブル直行は取りやめ。11日に舞岡・綾瀬両営業所でダイヤ改正が行われるが、改正後も平日→改正後の土曜、土曜日→改正後の休日ダイヤで運行。
相鉄バス 土曜日は休日ダイヤで運行。横浜・旭の各営業所は、平日は土曜ダイヤで運行(〔旭1〕系統は、30日からの平日に特別ダイヤで運行)。深夜急行バスは運休。
臨港バス 平日のダイヤを変更(運休の系統あり)。全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。
江ノ電バス 全日、休日ダイヤで運行。深夜バスは取りやめ。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。
箱根登山バス 定期観光バスは運休。箱根新道線〔R〕、ポーラ美術館線〔TP〕、御殿場プレミアムアウトレット線〔M〕、小田原駅~ダイナシティ路線は運休。その他も大半が減便の特別ダイヤで運行(栢山駅~コロナワールド路線はダイナシティ折り返し)。今日2日より、小田原宿観光回遊バス「うめまる号」は運休。箱根キャリーサービスは休業。
伊豆箱根バス 三島〔営〕は熱海相の原団地線、笹良ヶ台団地線は1割減便し、21時以降は取りやめ。熱海後楽園線、清水町循環線は半数に減便。熱海箱根線は姫の沢公園折り返しで3往復運行。熱海大場線は、大場発熱海行1本減便。他の路線は5月中旬の減便を予告。小田原〔営〕は、小田原市内線は1割減便し、21時以降は取りやめ。小田原箱根線は半数に減便。湯河原箱根線は取りやめ。湯河原温泉場線は箱根登山バスと共に、15分間隔に削減。「三島羽田シャトル」は、運行開始を延期。定観光バスは運休。
富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、明神峠路線は5月9日運行開始予定。御殿場プレミアム・アウトレット、ぐりんぱ路線は区間運休。
フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」全ルートは、土休日は特別ダイヤで運行。芝ルート・麻布東ルートは平日ダイヤを土休日ダイヤで運行。
富士急バス 「YAMANAKO NO KABA」、「レッドライン」、「グリーンライン」、富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。「ブルーライン」は3往復のみ運行。富士山駅~馬返線、スバルライン五合目線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。藤野駅~名倉循環は13日より、運行日は全て土曜ダイヤで運行(5月6日まで)。富士山駅~新富士駅路線は運休。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線、河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレット(東山旧岸邸前発着に短縮)、上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。
富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
富士急シティバス 日中の一部分が減便(5月6日まで予定)。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は今日2日より、三島駅7時41分発須山行準急1本のみ運行。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。
富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、「ぐるっとふじ」夜ルート、モーニングシャトル(系列の石川タクシーが運行)は全便運休。ぐりんぱ路線、富士桜墓園、大石寺(5月31日まで予定に延長)が全便運休。
山梨交通 10日までの間、全日土休日ダイヤで運行(一部路線は通常通り運行)。塩山地区・身延地区の一部路線・区間は運休。甲府駅~イオンモール甲府昭和間快速バスは、1往復(イオンモール発7時00分発・甲府駅発20時15分発)のみ運行。
東海バス 石廊崎オーシャンパーク関連系統は石廊崎上で折り返し運転。MOA美術館線は休館日ダイヤで運行。その他通学対応便で運休が発生。熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休。熱海駅~熱海後楽園路線は大幅に減便し、熱海駅発最終は16時00分に繰り上げ。伊東駅~マリンタウン路線、定期観光バスは運休。元箱根港線、沼津港線は減便。「三島羽田シャトル」は、運行開始を延期。その他の高速バスも運休・予約受付停止中。1日より西海岸線、バサラ峠線、7日より下田・修善寺・沼津各エリア、9日より熱海・伊東各エリアの大半の系統が減便。
JRバス関東 休日運行の宇都宮~ツインリンクもてぎ系統は、茂木駅発着に短縮(5月10日まで)。深夜バス・荒川沖駅~阿見プレミアムアウトレット系統は運休。江戸崎7時00分発土浦駅行を取りやめ。館山駅~安房神戸~安房白浜線は休日ダイヤで運行(洲の崎線はカレンダー通り)。長野原草津口駅~草津温泉間急行便、定期観光バスは運休。
この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業(グッズ等のネット通販を始めた事業者がある)、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シート(最近、コンビニなどで見かけるタイプと同じ)の設置や、バスでは最前部座席の使用停止が、順次実施されています。
一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。なお、バスはダイヤを急遽変更し、Webでのリリースが間に合わない場合がある、とする事業者があります。
「緊急事態宣言」は1か月程度の延長、という事になりそうです。既にいくつかのバス事業者で、それを見据えたであろう運行計画の発表もあるが、正式に延長になった場合、鉄道も含めて、さらに運行計画の縮小を発表する事業者もあろうかと思います。GWが終わると、次の祝日は7月23日の海の日となり、2か月以上、まとまった休みがなくなります。梅雨入りもあるだろうし、どうか、この間に感染がある程度でも収束するように、宣言の延長も、この1回限りになるように願います。でないと、交通事業者は陸も海も空も皆、虫の息…。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
1日 レオパレス21 改修工事遅延 国土交通大臣 原因報告を指示
(兵庫県 神戸市内パチンコ店3店に休業指示)
2日 「金正恩朝鮮労働党委員長 肥料工場竣工式出席」 北朝鮮国営メディア報道
(「レムデシビル」 「特例承認」に向け政令改正)