№2161 2020年5月 今月は何があった 何をやった

「STAY HOME」が強く呼びかけられたGWを経て、相次いで解除された「緊急事態宣言」。海外でも、感染の第2波・第3波を恐れつつも、少しでも日常の生活に戻る試みが始まりました。と思ったら、「国家安全法制」をめぐり再び動乱の時を迎えた香港、黒人死亡事件で人種差別問題がまたもあらわになったアメリカ。日本では検察庁の定年延長問題に加え、よりにもよって、検事長の賭けマージャン発覚。遅くとも来秋、の、総選挙の火種となりうるだろうか?大津の事故に登戸の殺傷事件から1年、京アニ放火事件の容疑者逮捕もあったが、皆々「パンデミック」に塗りつぶされて、風化の道をたどってしまうのか。モスクワオリンピックボイコット決定から40年、韓国「光州事件」からも40年、今月はどんな事が起きたのでしょうか。

 1日 レオパレス21 改修工事遅延 国土交通大臣 原因報告を指示
 2日 「金正恩朝鮮労働党委員長 肥料工場竣工式出席」 北朝鮮国営メディア報道
 3日 南北軍事境界線 北朝鮮側から銃撃戦
 4日 千葉県北東部震源の地震発生 千葉県・茨城県各地で震度4
 5日 こどもの本総選挙 「ざんねんないきもの辞典」2連覇
 6日 スキージャンプ葛西紀明 個人戦出場試合数 ギネス世界記録認定
 7日 韓国観光旅行の日本人女性に暴行 2審も懲役1年実刑判決
 8日 石巻漁港でカツオの水揚げ 今季初
 9日 北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長 露プーチン大統領に戦勝75周年の祝電

10日 自衛隊護衛艦「きりさめ」 中東地域派遣任務で佐世保基地出港
11日 日銀理事に清水 季子氏就任 女性初
12日 「はやぶさ2」 最後のメインエンジン噴射開始
13日 米ポンペイオ国務長官 イスラエル訪問
14日 シベリア戦没者遺骨取り違え問題 専門家会議が最終提言
15日 奈良県宇陀市長 不信任再可決で失職
16日 モーグル銅メダリスト 原大智 競輪デビュー
17日 山梨市八幡山の山林火災 鎮火確認
18日 ソフトバンクグループ 赤字額1兆3646億円 過去最大
19日 河井案里議員陣営 選挙違反事件 秘書が起訴内容認める供述

20日 台湾 蔡英文相総統2期目 「一国二制度」演説で拒否
21日 無人宇宙輸送船「こうのとり」 最終9号機 打ち上げ成功
22日 大坂なおみ 年間収入約40億円 女子アスリート史上最高額
23日 熊本市九州道上にブロック投下 少年3人逮捕
24日 イスラエル ネタニヤフ首相 汚職事件裁判 エルサレム地裁で開廷
25日 大井競馬場元競走馬 厩舎から逃走 車と衝突
26日 沖縄 外貨両替店強盗事件 米兵ら2人書類送検
27日 日産・ルノー・三菱3社連合 新中期計画発表 役割分担明確化
28日 あおり運転「2類型」 危険運転に追加 処罰法改正案 衆議院通過
29日 立憲民主党 枝野代表 政権構想発表
30日 震災復興伝承館 宮城県名取市にオープン 

 新型コロナウィルス関連のできごとです。 
 
 1日 兵庫県 神戸市内パチンコ店3店に休業指示
 2日 「レムデシビル」 「特例承認」に向け政令改正 
 3日 千葉県 営業継続パチンコ店に休業指示
 4日 大相撲夏場所 開催中止決定
 5日 韓国プロ野球 無観客で開幕
 6日 ユーロ圏経済成長率 今年は-7.7% ヨーロッパ委員会が予測・発表
 7日 飲食店支援の代金先払い食事券 販売開始 岐阜県
 8日 「持続化給付金」 支給開始
 9日 御蔵島村議会議長 ウィルス感染判明 島しょ部初

10日 ウィルス撃退願い「大わらじ」 埼玉県長瀞町
11日 「レムデシビル」 医療機関に配送開始
12日 「まんが甲子園」 中止決定
13日 BCGワクチン 新型コロナウィルスに予防効果なし イスラエル研究グループ発表
14日 高島屋 東京・千葉3店舗 全面営業再開
15日 Jリーグ サガン鳥栖 1か月半ぶりに練習再開
16日 航空科学博物館 支援金クラウドファンディング 目標達成
17日 「10万円給付」 ドライブスルー方式申請受付開始 秋田県鹿角市
18日 10万円給付金業務の一部 LCCピーチに委託 泉佐野市
19日 東京都 財政調整基金9,500億円取り崩し 新型コロナ対策

20日 「雇用調整助成金」オンライン申請 不具合発生
21日 法隆寺 拝観再開
22日 演劇・音楽・映画業界 「復興基金」創設 4省庁に要望
23日 ミニシアター「瓜連あまや座」 営業再開 茨城県那珂市
24日 タイガー・ウッズら ゴルフチャリティーマッチ 募金額2000万ドル
25日 外食チェーン 4月売上40%減 過去最大の落ち込み
26日 「アビガン」 今月中の承認見送り
27日 アメリカのウィルス感染死者10万人超 世界全体の約3割
28日 札幌市デパート丸井今井・三越 全館で営業再開
29日 ブルーインパルス 都心上空を飛行 医療従事者に感謝
30日 大阪 通天閣展望台 営業再開

 今月はこの他、人気ラッパーが大麻所持で逮捕、「ゴルゴ13」休載、BリーグMVPにアルバルク東京の田中 大貴、尖閣諸島沖で中国公船が日本漁船を追尾、独ブンデスリーガ再開、マイケル・ジョーダンのシューズが6000万円で落札、韓国元慰安婦支援団体の運営疑惑、パキスタンで旅客機墜落、夏の甲子園が中止決定、スペースX社のロケット打ち上げ成功(今朝)、などがありました。
 人気女子プロレスラーの急逝に、SNSの投稿が影を落としていたらしい事が明らかになり、そのあり方は政治をも動かす事になりそうです。アメリカではトランプ大統領とツイッター社の確執が表面化したが、大国の大統領だろうが、環境活動家だろうが、しょせん井戸端会議レベルでしかない「つぶやき」如きに右往左往される世の中は、歪んでいるとしか思えない。やるなとは言わないが、そろそろSNSの存在意義そのものを、一度はっきり疑ってかかる必要があるのではないか?SNSに加えて、ウィルス感染禍の元で「テレワーク」だの「ソーシャル・ディスタンス」だのが強く求められる世の中では、顔と顔を突き合わせて議論を戦わせるとか、コミュニケーションのあり方、といった部分が、相当劣化してしまいそうな気がします。これが「新しい日常」として定着すべきとは、思えない。
 ヴァージン・オーストラリアに続いて、今月はタイ国際航空、LATAMが経営破綻しました。ルフトハンザに対するドイツ政府の支援策には、EU内部で疑問視する声があるようです。飛ばなければ成り立たない航空ビジネス、今後も経営危機の連鎖が起きるのか。日本にまで波及しなければよいが、破綻、とまではいかなくても、大規模な再編成劇が起きるのかもしれない。それは航空に限らず、交通全体に及ぶのかも。

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≪今月この1枚≫

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 緊急事態宣言は、神奈川県でも25日に解除となりました。さあ遠くへ!今すぐ!!と、気持ちははやるが、まだしばらく、県境を跨いだ遠出は自粛してほしい、という事のようであり、少なくとも6月前半は、近くでおとなしく、という所でしょうか。
 緊急事態宣言の最中でも、「常識的」な線(あくまで自分基準なので、他人からはどう見られるかは覚束ないが)で、自宅に近いところへはちょくちょく出歩いていました。特に江ノ島の近郊(GW中は外しています)で、写真に加えて、動画もかなり撮っています。「突如狂わされた時代の中を、傷つきながら懸命に走る」乗り物の姿を記録に残しておきたくて。表現、大げさでしょうか?江ノ電はその最もたるものだと思いました。これはGW直後の5月8日、江ノ島~腰越間の、併用軌道区間から江ノ島駅構内に進入する1000形です。時期・曜日を問わず、あれほど車内で、沿線であふれていた観光客、特にインバウンドが突然ピタッ!といなくなってしまって、どの電車も信じられないくらいガラガラ。確か3月の後半になって減車が始まり、最初は平日のみ3本に1本だったものが、すぐに2本に1本となり、ついには曜日を問わず、6運用中4運用が2連での運用になってしまいました。それでも5月前半は、少なくとも日中はほとんど、空気輸送でした。4連の編成を極楽寺で分割する(4連→2連に交換するケースもある)が、分割後、下していたパンタグラフを上げないでそのまま、という編成が目立ちました。この列車も、藤沢方はパンタを下したままです。ただ、鎌倉方を下している編成、両方とも上げている編成も確認しました。この辺の決まり事はどうなっているのかは解らないが。江ノ電に限った事ではないが、行楽シーズンのはずなのに、回送同然で行き交う乗り物を見るのは、非常に辛いです。混雑が激しすぎて遅延が常態化していた、「パンデミック」前のような現象も困るが(今後の感染拡大防止の観点でも)、今日再開した新江ノ島水族館など、沿線の観光施設も、相次ぎ再開になります。しばらくはどこも制限付きになるはずだが、早く観光客が戻ってきて、いつもの江ノ電、いつもの江ノ島界隈の姿が戻って来る事を、強く願います。
(江ノ電の減車も今日まで、明日からは通常の4連運行に戻ります)

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
四国地方梅雨入り 5月梅雨入りは7年ぶり
(「クラスター」発生クルーズ船 長崎港出航) 

№2160 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.8

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 25日に、首都圏と北海道の緊急事態宣言が解除、全国47都道府県全てで、宣言が終わる事になりました。プロ野球にJリーグの開幕・再開も決まってさあこれから、と言いたい所だったが、東京はまた感染者が増加傾向にあるようで(それ以上に北九州市が大変みたいだが)、もう少しは自粛的行動が求められる事になりそうです。とはいえ、明らかに経済活動と、それに伴う交通機関の再開の動きが見えてきました。どうか、少なくとも、また緊急事態宣言が発出される事がないよう、強く願います。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日29日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。行楽の足も、少しづつ再開されていくようです。

*** 鉄道 ***

JR東日本 一般列車は通常通り運行。28日から予定されていた、東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線の臨時ダイヤ、常磐線特急〔ひたち〕〔ときわ〕及び中央線中央線特急〔あずさ〕〔かいじ〕〔富士回遊〕の減便は取りやめとなり、定期列車は通常ダイヤで運行(〔はやぶさ〕は、2往復が新青森~新函館北斗間運休)。なお、全新幹線のグランクラスは引き続きサービス中止、全車指定席の〔はやぶさ〕〔はやて〕〔こまち〕〔かがやき〕は発売する座席を、普通車指定席は6割、グリーン車は5割を限度に発売。
〔成田エクスプレス〕は早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。30・31日は渋谷駅の工事のため、品川~新宿(池袋・大宮・高尾)間は全列車運休。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・9・15・17・2・4・12・18号〕は運休。〔サフィール踊り子1・2号〕のカフェテリアは休止。臨時列車は「のって楽しい列車」・多客対応の臨時列車とも、6月いっぱいの運転は取りやめ。7月以降の列車の指定券発売を見合わせ。
 今日・明日の渋谷駅工事で予定していた山手線の増発・時刻変更は行わず、通常の土休日ダイヤで運行。

JR東海 東海道新幹線は6月1日以降、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。臨時列車は引き続き、全て取りやめ。〔踊り子〕〔ふじさん〕については、JR東日本・小田急のWebで確認をとの事。関東地方ではないが、JR東海で7月に運行される臨時列車は、5日の〔ひだ65号〕のみの予定(指定券発売はしばらく見合わせ)。

東京メトロ 土休日の〔S-TRAIN〕・小田急直通ロマンスカーは、6月6日より運行再開。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。三ノ輪橋電停の「おもいで館」は28日より、通常営業を再開。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。京成上野発朝方、成田空港発夜間を除き、40分間隔の運行になる。運行される一部列車の青砥停車を実施中。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じている。6月1日より停車列車を拡大。日中、運行列車の2本に1本が新規停車(80分毎)。

東武 特急〔けごん〕〔きぬ〕〔スカイツリーライナー〕〔きりふり〕〔しもつけ〕は平日下り8本・上り7本、土休日下り12本・10本、特急〔りょうもう〕は8往復を取りやめ。「SL大樹」は当分の間運休(7月運行再開予定)。特急列車は6月6日ダイヤ改正時より、全列車を運行。指定券の発売開始は当分の間、1週間前からに変更(JR直通・〔THライナー〕を除く)。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)特急・ライナー列車は、6月1日より平日・土休日とも全列車の運行を再開。〔52席の至福〕は全コース取りやめ(6月14日まで。20日以降は別途通知)。

京王 〔京王ライナー〕は6月1日より、平日は運行本数を変更。京王八王子発5時47分発(90号)・8時56分発(92号)、橋本発9時22分発(94号)を運転(一部列車の行先・時刻を変更)。夜間の新宿0時発京王八王子行13号、0時20分発橋本行43号は取りやめ。土休日の運休は継続。

小田急 特急ロマンスカーは6月以降、全列車運行。一般列車は通常通り運行。

東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。6月6日改正で「Q-SEAT」設定列車が増発されるが、サービスは引き続き取りやめ。〔S-TRAIN〕は6月6日より運行再開。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は運休。土休日の一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。 ※土曜日のみ12連の特急(金沢文庫→品川)・土休日のみ12連の快特(金沢文庫→京急川崎)を8連に減車。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。

湘南モノレール 27日より、通常ダイヤに復帰している。

関東鉄道 通常通り運行。常総線は、土休日は終日単行で運転。

江ノ電 通常通り運行。※リリースにはないが、日中は半分以上の列車を2連に減車している。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯は通常運行。土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は取りやめ(6月も継続)。毎日運転の2往復は運行。駿豆線は県立高校の授業再開に対応して、一部列車(9時台下り1本、15~16時台の2往復)の運行を再開。また大場→三島間臨時(通常修善寺→三島間運行)を1本運行。大雄山線は6月1日より、夕方6往復、夜間2往復の運行を再開(12分間隔運転の時間帯を拡大)。駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、6月上旬以降も運行を継続する。延長期間は後日通知。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を5往復減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。日中はJR伊東線直通を取りやめ、伊東乗り換えに変更。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月も運行を取りやめ。「リゾート21」の展望室は使用停止。7~9月の臨時特急は、全て発売開始を見合わせ。6月1日より、「スーパービュー踊り子引退記念乗車券」の通信販売を開始。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある(当初運休がリリースされていた〔富士回遊11・36号〕は、28日以降も通常運行)。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発21時11分(東京発JR直通)、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。6月1日より平日のみ、大月発最終を22時05分発に繰り下げ。

小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。「里山トロッコ」は運休中。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。西武直通は取りやめ。6月1日より、「計画運休」ダイヤを一部変更。急行〔秩父路〕4往復、普通電車の一部の運行を再開。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 「晴海ライナー」は、臨時ダイヤで運行。「風ぐるま」は、休日は運休。

京成バス 「シャトル☆セブン」は葛西臨海公園駅~TDR間、新小岩駅東北広場 ~ TDR路線は、葛西駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は、一部または全便運休(31日まで。6月1日運行再開予定)。水元公園循環バスは運休。

京成タウンバス 〔有01〕〔新小52乙・59〕系統は運休。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 中田スポーツセンター発着便は、27日より再開している。植草学園大学線は平日・土曜日は特別ダイヤで運行し、休日は運休(6月13日まで延長)。深夜バスは引き続き運休。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 国立歴史民俗博物館バス停は経由しない。酒々井プレミアムアウトレット線は、29日より運行再開(一般旅客も利用可 ※26日より、施設従業員のみ対象に運行を行っていた)。

東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。26日より、日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線は特別ダイヤで運行中。日光駅~霧降高原路線、日光鬼怒川線、世界遺産めぐりバスは運休中。セントラル・ウエストの一部系統は26日(一部27日・6月1日)より、通常ダイヤでの運行に復帰。

国際興業 26日より、通常ダイヤでの運行に復帰。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便、深夜急行バス・メッツァ直通バスは引き続き運休。〔池11〕〔赤31〕系統は、平日・土曜も休日ダイヤで運行(〔池11〕系統は6月1日より通常ダイヤ)。メッツァ直通バスは6月4日より、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕東飯能駅発着は引き続き運休。

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。三井アウトレットパーク直通バス、小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。深夜バスは全路線取りやめ。軽井沢地域は、軽井沢駅~旧軽井沢・中軽井沢駅・星野温泉トンボの湯・西武軽井沢営業所・鬼押出し園間は特別ダイヤで運行し、万座・草津温泉・風越公園方面は運休。入間市駅発着各系統は29日より、国分寺駅北入口発着系統など、および西武秩父駅・三峰口駅~三峰神社間急行は6月1日より、通常ダイヤに復帰。メッツァ直通バスは6月4日より、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕東飯能駅発着は引き続き運休。

関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行。阿佐谷・青梅街道両営業所は25日より、特別ダイヤを変更。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。玉川上水駅~イオンモール武蔵村山路線は臨時ダイヤで運行。一般路線は6月1日より、通常ダイヤでの運行に復帰。

西東京バス 全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行(一部は休日ダイヤをベースに増便)。22時以降初便は、平日は一部、土休日は全便を運休。奥多摩駅~日原鍾乳洞路線の運行を再開しているが、白妙橋、川苔橋両停留所は通過(登山道の崩壊に加え、ウィルス対策のため)。6月1日より、夜間・深夜便の運行を一部再開。30日より、奥多摩・檜原方面への臨時バスの運行を予定しているが、乗車制限を行う可能性がある。バス乗車時のマスク着用を要請している。

京王バス 特別ダイヤ・または日祝ダイヤで運行。特別ダイヤは5月いっぱいで終了、6月1日より、調布〔営〕の路線のみ、土曜日は休日ダイヤで運行。NT急行は運休、他の路線はカレンダー通りの時刻で運行。なお中野・永福町両営業所は6月8日にダイヤ改正を実施。

小田急バス  全系統で平日は土曜ダイヤ・土曜日は休日ダイヤで運行(一部系統は除く。世田谷〔営〕の臨時ダイヤは継続)。深夜バスは運休(〔渋54〕系統の渋谷駅23時15分発梅ヶ丘駅行は運行)。6月1日より、平日は平日ダイヤでの運行に復帰(一部系統は除く。世田谷〔営〕の臨時ダイヤは継続)。〔渋54〕系統以外の深夜バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

東急バス 平日は土曜ダイヤ、土曜日は休日ダイヤで運行(〔十91〕〔た83〕ハチ公バスはカレンダー通り運行)多客が見込まれる系統は、朝ラッシュ時を中心に増便。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは全路線運休。6月1日より、平日は通常の平日ダイヤに復帰。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))は取りやめ。休日運行の〔須28〕系統(横須賀駅~観音崎自然博物館)は、観音崎で折り返し。オープントップバスは運休。三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統は、今日30日より運行再開。

KMバス お台場レインボーバスは、臨時ダイヤで運行。6月1日より、平日は通常ダイヤに復帰。土休日は臨時ダイヤを継続。

銀河鉄道 「緊急特別ダイヤ」で運行。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している。6月8日より、恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線は平日・土休日とも土休日ダイヤで運行(学校の開校状況により変更あり)。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは通過または運休。

新京成バス 船橋新京成バスの金杉台線・鎌ヶ谷線・小室線は土休日ダイヤを減便させた特別ダイヤ、その他の路線と松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。

千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は運休(5月31日まで)。銚子駅~千葉科学大学路線は減便。イオンモール成田線は土休日も平日ダイヤで運行(6月6日より通常ダイヤに復帰)。6月1日より「ボンベルタお買い物バス」が休止になるが、ウィルス感染対策と関連があるかは不明。

千葉中央バス 青葉の森公園北口駐車場封鎖が解除されたため、博物館・文化ホールと青葉病院南バス停は今日30日より停車再開。深夜急行バスは6月1日深夜より、千葉駅0時50分発ちはら台行のみ運行再開。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 塩田〔営〕(一部路線)・姉ヶ崎〔車〕・東金〔営〕(一部路線)は全日土休日ダイヤ、長南〔営〕・白子〔車〕・大多喜〔車〕は、平日は土曜ダイヤで運行。木更津〔営〕は、木更津駅~三井アウトレット~袖ヶ浦線は特別ダイヤで運行、清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。

日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。富津線及び湊・富津線は富津公園入口折り返しに短縮。

平和交通 深夜急行バスは運休(※銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線も、1日から運休になっていました。訂正します)。津田沼駅~ららぽーとTOKYO-BAY線は29日より運行を再開している。稲毛線・検見川線・幕張本郷線は、平日は減便、土休日は同じダイヤで運行(稲毛駅~にれのき台間は27日より日中増便)。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス 千葉シーサイドバスの各路線は、土休日ダイヤを減便。6月1日にダイヤ改正を実施、スタジアム・メッセ中央への運行が減便になるが、ウィルス感染対策とは関係がなさそう。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 深夜バスは全路線運休。春日部駅東口~関宿方面各系統〔KB51~57〕は臨時ダイヤで運行(5月28日より時刻変更)。鴻巣駅~免許センター線は、日曜日は土曜・祝日ダイヤで運行。15日より、各路線で最終バス繰り上げ、行先変更を実施。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便(6月1日以降も当面継続)。

茨城急行 東武動物公園系統は運休。北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、7月前半までは運休の予定。尾瀬戸倉~大清水間は、今年の運行を開始している。鎌田~湯元温泉路線は6月6日運行開始。

イーグルバス 小江戸巡回バスは運休。

横浜市営 一般路線は通常ダイヤに復帰している。23時30分以降出発の深夜バスは引き続き運休。「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は6月11日再開。6月いっぱいは火~金曜日のみ開園)。「ピアライン」は25日より、運行時間帯を短縮した上で、運行を再開している(大さん橋客船ターミナルは休業のため通過)。26系統の港湾カレッジ~海つり桟橋・横浜港シンボルタワー間は、6月1日より運行再開。「あかいくつ」は6月1日より、(土休日も含めて)平日ダイヤで運行再開。

川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線、市営川崎高校行直行バスは運休。

神奈中 深夜急行バスは取りやめ。6月1日より、平日は平日ダイヤでの運行に復帰(通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり)。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

相鉄バス 深夜急行バスは運休。土曜日は休日ダイヤで運行。

臨港バス 平日のダイヤを変更(運休の系統あり)。全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。

江ノ電バス 一般路線は、平日のみ通常ダイヤに復帰している(神奈中バスとの共同運行系統は6月1日より通常ダイヤで運行)。深夜バスは平日のみ、6月1日より運行を再開。土曜日は休日ダイヤで運行(深夜バスは運休)。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。箱根新道線〔R〕、ポーラ美術館線〔TP〕、御殿場プレミアムアウトレット線〔M〕、小田原宿観光回遊バス「うめまる号」、小田原駅~ダイナシティ路線、南足柄市内路線の一部は運休。その他も大半が減便の特別ダイヤで運行(栢山駅~コロナワールド路線はダイナシティ折り返し)。箱根キャリーサービスは休業。

伊豆箱根バス 三島〔営〕は熱海相の原団地線、笹良ヶ台団地線は1割減便し、21時以降は取りやめ。熱海後楽園線、清水町循環線は半数に減便。熱海大場線は、大場発熱海行1本減便。熱海箱根線は6月1日より、元箱根まで3運行を再開(3往復)。小田原〔営〕は、小田原市内線は1割減便し、21時以降は取りやめ。湯河原箱根線は取りやめ。湯河原温泉場線は箱根登山バスと共に、15分間隔に削減。定期観光バスは運休。小田原箱根線(小田原駅~湖尻・箱根園)は今日30日より、減便の上、箱根園までの運行を再開。一部便の大涌谷乗り入れも再開

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、河口湖~御殿場駅路線は25日より、運休便の一部が運行再開。ぐりんぱ路線は一部便が乗り入れ再開。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は29日、駿河小山駅~明神峠路線は6月6日より運行再開。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」全ルートは、土休日は特別ダイヤで運行。芝ルート・麻布東ルートは平日ダイヤを土休日ダイヤで運行。

富士急バス 「YAMANAKO NO KABA」、「レッドライン」、「グリーンライン」、富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。「ブルーライン」は3往復のみ運行。富士山駅~馬返線、スバルライン五合目線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。富士山駅~新富士駅路線は運休。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線、河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレット(東山旧岸邸前発着に短縮)、上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。藤野駅~名倉循環は6月1日より、カレンダー通りに運行。

富士急湘南バス 未病バレ-ビオトピア休館のため、〔松71〕系統(新松田駅~ビオトピア)は運休中。〔松07・78〕系統(平日のみ運行)は、ビオトピアには入らない。

富士急シティバス 日中の一部分が減便。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は、三島駅7時41分発須山行準急1本のみ運行。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、ぐりんぱ路線、大石寺路線は全便運休。「ぐるっとふじ」夜ルート、モーニングシャトル、富士桜墓園路線は6月1日より運行再開。

山梨交通 全日土休日ダイヤで運行(一部路線は通常通り運行)。塩山地区・身延地区の一部路線・区間は運休。甲府駅~イオンモール甲府昭和間快速バスは、1往復(イオンモール発7時00分発・甲府駅発20時15分発)のみ運行。25日より、通常ダイヤに復帰。南アルプス登山バス(甲府駅~広河原・奈良田~広河原)は当初予定を1ヶ月遅らせ、7月23日運行開始予定。

東海バス 熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休。伊東駅~マリンタウン路線、定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。石廊崎オーシャンパークの全面再開により、16日よりオーシャンパーク乗り入れを再開。MOA美術館線は通常ダイヤで運行。一部の通学対応便は25日より運行再開。下田海中水族館の再開により、下田駅~水族館路線は6月1日より、5往復の運行を再開。あじさい公園経由の運行は、今年は行わない(あじさい祭り中止のため)。沼津駅~明電舎路線は6月1日より通常運行に復帰。

JRバス関東 休日運行の宇都宮~ツインリンクもてぎ系統は、茂木駅発着に短縮。深夜バスは運休。土浦駅発着各路線・イオンモール~つくばセンター線・荒川沖駅~あみプレミアムアウトレット線・館山駅~安房神戸~安房白浜線は、通常通りの運行に復帰している。長野原草津口駅~草津温泉間急行便、定期観光バスは運休。

 この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業(グッズ等のネット通販を始めた事業者がある)、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シート(最近、コンビニなどで見かけるタイプと同じ)の設置や、バスでは最前部座席の使用停止が実施されています。なお、緊急事態宣言解除に伴い学校が再開になるため、定期券を発売する窓口の営業体制を元に戻す動きが見られます。売店やグッズショップなども、再開が始まっています。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。なお、バスはダイヤを急遽変更し、Webでのリリースが間に合わない場合がある、とする事業者があります。
 日常の足、あるいは近場の行楽の足は少しづつ立ち直りつつあるが、ここでは対象外だが、JR各社、特に北海道・四国・九州では新幹線に加えて特急の減便がかなり出ているし、長距離の高速バスや航空も、元通りになるにはまだまだかなり時間がかかるだろう事が予想されます。何度も書くが、ともかく7月後半の4連休までには、少なくとも定期のダイヤには少しづつでも戻って欲しいと、強く願います。そのためには、何としても感染の「第2波」「第3波」が食い止められないと。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR四国の「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」の運行開始を、7月4日と発表しました。その他の観光列車も、同日以降、順次運行を開始する予定です。ただし、当分はいろいろ制限はあるようです(予定されているサービスそのものの取りやめはないようだが)。しばらくはしょうがない、受け入れなければならないが、四国に限らないが、観光列車のサービススタッフがマスク姿、というのは、正直ムードに水を差すかもなあ。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
29日 立憲民主党 枝野代表 政権構想発表
(ブルーインパルス 都心上空を飛行 医療従事者に感謝) 
30日 震災復興伝承館 宮城県名取市にオープン 
(大阪 通天閣展望台 営業再開)


 明日も更新を行い、今月のできごとをまとめます。

№2159 JTB時刻表2020年6月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2020年6月号」、月曜日に発売になったばかりです。
 表紙は、伯備線・黒坂~根雨間を走る「WEST EXPRESS 銀河」。

新たな長距離列車 「WEST EXPRESS 銀河」徹底特集
 本来は5月8日京都出発でデビュー、だったはずだが、今日現在は、新しい運行開始日の発表はない。
「乗りたくなる3つの理由」のトップに「117系の改造」があるが、1月号で少し書いたが、同時期デビューの関東の特急車185系と何かと比較されて(基本的な走行システムや、転換クロスシートは変わらないのに、片や快速、片や特急、なので)、「関西はいいよな」みたいなムードが、当時の大多数の鉄道ファンの中にあったのは事実でした。だから、むろん普通の特急転用ではなく、夜行列車向けに大改造されてはいるが、それにしても今になって117系を「特急」に使うというのは、どこか皮肉めいているようにも感じられます。

 デザイナーへのインタビューがあるのだが、一つだけ気になったのは「117系は国鉄時代の設計だから天井が低くて、クシェットの設計に苦労した」という部分。確かに最近の車両よりは天井が低いかも知れないが、それ以前に、根本的に117系は「昼間の快速電車」のために生み出された電車で、夜行の、それも寝台を設計するような寸法ではない。最新のJRの電車だって、転用改造しようと思ったら、設計は苦労すると思いますよ?ラウンジのマークは、かつての寝台特急のヘッドマークだ(「遊星」という列車はなかったが、フリースペースだからか英文は「YOU SAY」になっている)。最初のリリースの時点から想像できたが、「瑞風」や「ななつ星」「四季島」のような、至れり尽くせりのサービスを提供する列車、ではなくて、乗り合わせた人々が、肩がこらずに自由にくつろげる、という列車を意識したデザイン、と言えると思います。最近はローカル鉄道でもかなりこってりしたサービスを誇る列車が多くて、それもいいけれど、個人的には肩も凝りそうだし、食傷気味、という感もしてきているので、その点では新鮮かも。

近年ブーム?全国の夜行列車
 ブーム、なのかなあ?〔ムーンライトながら〕は近年運行日数が減っている上、今号の本文には時刻の掲載がない。新型コロナウィルス対策のために発表を見送っているだけなのか、運転されなかったとしても、今夏だけの特殊事情によるもの、だけだったら良いのだが…。
 前のページに先代の寝台急行〔銀河〕について記されたコラムもあるが、本当に夜行列車が復活してほしいのは、やはり東京~大阪間だと思う。もう寝台である必要はないと思うし、著名デザイナーを起用したゴージャスな列車でなくてもいい。極端な話、それこそ117系や185系の転用で構わない(夜行列車向けの改造は多少必要だろうが。「ノビノビ座席」は欲しいかな)。むろん、もはや全国津々浦々にネットワークを張り巡らせる時代でもなくなってしまったが、大都市間であれば、低廉な旅行を望むニーズは少なくないはず。特にジャパン・レールパスで旅するインバウンド(しばらくは期待できないけれど)は、結構利用してくれるのではないかと思う。区間も東京~大阪に固執せず、東京~新大阪~USJ、舞浜(TDR)~新宿~大阪とかだって考えられるはず。そしてなにより、「青春18きっぷ」で乗れる列車を強く希望します。追加料金はやむを得ないが(現行の指定席料金を多少は上回っても仕方がない)、「WEST…」のような特急、ではなくて、快速のカテゴリーで走って欲しいなと、ちょっとばかり期待もしています。JR西日本は「WEST…」に見られるように、中距離程度の夜行の復活を模索していた所があるようなので。

「のりもの情報局」は、「六甲有馬ロープウェー NEWゴンドラデビュー」「広島電鉄『PASPYで広響応援』」「三岐鉄道『鉄道むすめ 楚原れんげ』」「天夢人『旅鉄BOOKS「駅弁大百科」』」「JTBパブリッシング『観光列車で出かけよう 関西 中国 四国 北陸』発売中」。
 六甲有馬ロープウェーは、緊急事態宣言期間中もGW以外は運行が継続されていたが、最終便は現在、曜日に関わらず17時10分発。当面継続、との事。
「鉄道プレゼントコーナー」は、東武鉄道850型854編成3両セット。東武伊勢崎線は、6月6日改正で館林以北の一般列車が全てワンマン運転になる(現在若干走っている浅草~太田直通はなくなる)ので、普通の全列車が800・850型になるが、そろそろ置き換えという話が出てもおかしくないはず。いつまで走るだろうか。

特集のページ
「ひと目でわかる!JR線 電化区間と複線区間」は1月号でやったばかりでした。この半年近くで変わった点としては、札沼線非電化区間の廃止(「4月17日限り」となっているが、5月6日までは、路線は休止扱いで残っていた事になるのではないだろうか)と、その前の、気仙沼線・大船渡線BRT区間の、鉄道としての廃線。
 それと、常磐線が3月14日に全線再開したが、大野~双葉間が単線化して再開していたとは、知らなかった。
 JRで次の変化は何だろう?奈良線の一部複線化だろうか。この前関連の工事で運休(バス代行)があったし。

 掲載があるのだろうか?と思われていた夏の臨時列車は、一部掲載があります(JR各社からのリリースはなかった)。ここに記されている列車では、〔鎌倉あじさい号〕〔ホリデー快速鎌倉〕(6月運転分)は、取りやめが発表になっています。〔SLぐんまよこかわ〕〔ELぐんまよこかわ〕〔SLYOGISHAよこかわ〕は、ここに記されている運転日は、今の所は取りやめという情報はないようです。京葉線の臨時快速や、〔赤ヘル号〕も、運行はないはず。

 会社線は、6月6日運行開始の〔THライナー〕の時刻を掲載。朝方久喜→恵比寿、夕方霞ケ関→久喜の運行で、東武伊勢崎線・東武動物公園~久喜間で日比谷線直通の運行は初。運行が始まるか心配だったが、東武は東上線〔TJライナー〕も運休しなかったし、緊急事態宣言が解除されているから、このまま運行開始と期待して良いでしょう。
 水上バス「東京水辺ライン」(6月2日運行再開)は、6月21日より、浜離宮発着をWATERS竹芝(JR東日本四季劇場も造られるが、開場・こけら落としは10月24日に延期とリリースあり)発着に変更。高速バス・渋谷~木更津線は一部運休中。三井アウトレットパーク便は全便運休。

本文
 東海道・山陽新幹線のページには驚かされた。スカスカ!
 6月は臨時列車を全て取りやめ、定期列車のみ(結局定期列車はほぼ予定通り運行だが、〔さくら〕〔みずほ〕は一部運休)の掲載となっているからだが、臨時列車がないとこんなにガランとしてしまうとは、思わなかった。東北や上越に比べるとビジネス需要が多いはずだから、そんなに輸送量に時期的な変動はないものだろうと思っていたのだが、そうでもなかったようだ。今春ダイヤ改正では、東海道新幹線〔のぞみ〕(1時間に)最大12本運転開始、がウリの一つだったはずだが、現状では〔のぞみ〕〔ひかり〕〔こだま〕合計でも、最大で1時間10本にしかならない。改正後、まだ「〔のぞみ〕12本運転」は、行われていないはずだ。春休みに入る前に、新型コロナウィルス感染禍の影響を受けてしまったので。
 九州新幹線は、運休の列車は5月31日まで、となっているが、6月以降も引き続き運休となる模様。
 東北・上越・北陸等の新幹線は臨時列車も掲載になっているが、6月は全部取りやめとリリースされています。
 在来線特急は、6月以降も減便がリリースされている列車があり、JR北海道は6月14日以降減便の規模が拡大、〔大雪〕全便、〔サロベツ3・4号〕も取りやめとなるが、ここではまだ反映されていない。〔成田エクスプレス〕も、30・31日の渋谷駅工事関連の運休のみ掲載。6月はオフシーズンで梅雨に入る事もあるだろうし、7月以降に復便を期待したいが、特に空港アクセスは航空次第だから、相当回復が遅くなる懸念があります。

 湘南新宿ライン・埼京線・相鉄直通の渋谷駅は、6月1日の新ホーム使用開始以降の時刻を掲載。新宿→大崎方向は1分早く、逆は1分遅くなる列車が多い。相鉄直通は一部、恵比寿が1分程度変更になる列車があります。

 会社線は、北神急行電鉄が6月1日より、神戸市営地下鉄北神線になります。同時に運賃も変更になり、割安になります。谷上から新神戸まで370円→280円、三宮まで550円→280円、新長田まで620円→350円、西神中央まで750円→480円。「みどりのUライン」は在来の西神・山手線に北神線が加わって、事務上は3つの路線にまたがる事になるが、この路線こそ、谷上~新神戸間で統一した新しい路線名が欲しいと思う。
 札幌市電の札幌市交通事業振興公社への移管は、まだ反映されていない。

 裏表紙は、また繁忙期・閑散期のカレンダーになりました。

付録.jpg
 付録は、「WEST EXPRESS 銀河」のしおりセット。左は、京都→出雲市の時刻(当初予定の運転日が記されている)。

 次号7月号、本当はオリンピック関連の特集になったんだろうなあ(来年こそ)。「時刻表の楽しみ方」がグラビア特集になるらしい(個人的には、石野哲氏の名著「時刻表名探偵」的な記事を期待)。とにかく今夏は、少なくとも「さあ夏休みだ!どこ行こう?」みたいな事にはならないはず(祭りや花火大会がことごとく中止になっているし、海水浴場の閉鎖も相次いで発表されている)で、せめて減便されている鉄道各路線のダイヤが、少しでも元に戻って欲しいと願います。それと、水郡線・西金~袋田間が7月4日再開とリリースされているので、列車+代行バス(上小川~常陸大子間で運行)の時刻が掲載になるでしょう。袋田~常陸大子間は来年になってしまいそうだが。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


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 新型コロナウィルス対策優先で例年に比べて遅れている、各鉄道会社の設備投資計画の発表だが、まず昨日、相鉄がリリースしました。分社化して久しいバス部門が今年度も含まれていて、鉄道178億円、バス8億円を投資。
 鉄道は、20000系を今年度10連×6編成導入。2023(R5)年度までには全16編成を導入、としているが、現在の相鉄の最大勢力の8000系が12編成(120両)なので、東急直通開始に伴う増強を考えても、相鉄の規模からしたらかなり多い。7000系だけでなく、8000系の置き換えも、視野に入ってきているのか?他に10000系1編成をリニューアルし、9000系の空調システムを改良。ホームドアは二俣川・大和・湘南台に整備するとともに、ホームの補強や、TASCの準備工事を実施。天王町・星川両駅は引き続き改良を推進(№2133で星川駅に留置線2本新設、とウソを書いてしまったが、これから整備)。海老名駅の総合改善事業を引き続き推進し、新駅舎開業は2022(R4)年度を予定。西谷・希望ヶ丘はホームに待合室を新設。
 バスは、一般路線車17台中10台がハイブリッド車、という事だが、導入が予想される日野ブルーリボン・ハイブリッドは既に15台あり、合計で25台となると、ひょっとしたら民営バスとしては最大級の導入数となるのか?現状の規模からしたら、かなりの割合になるのは、間違いない。他に「ASV型」高速バス2台を導入。

 JR九州は、豊肥本線・肥後大津~阿蘇間は8月8日再開とリリースしました。詳細なダイヤは後日発表との事。観光の面で大いに期待はしたいが、パンデミックの状況下では、特にインバウンドの来日がしばらく期待できないはずなので、ちょっと不安があります。この路線が開通すると、熊本地震で被災した鉄道で不通区間が残るのは南阿蘇鉄道のみとなるが、こちらはいつ再開するのか、というか、いつ再開のメドを示せるのか。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
27日 日産・ルノー・三菱3社連合 新中期計画発表 役割分担明確化
(アメリカのウィルス感染死者10万人超 世界全体の約3割) 
28日 あおり運転「2類型」 危険運転に追加 処罰法改正案 衆議院通過
(札幌市デパート丸井今井・三越 全館で営業再開)

 今日は登戸の児童殺傷事件から1年でした。今月は大津市の自動車の事故からも1年で、京アニ放火事件では容疑者逮捕というニュースもありました。いずれも、「風化」をいかに防ぐかが課題であり続けるが、今年は特に「パンデミック」の真っ只中であり、しかもまだまだ現在進行形であるので(北九州市で感染が拡大しているという)、これらの重大事件でさえも、市中のコロナ禍の混乱にかき消され、風化を食い止めるのが、さらに難しくなってくるのではないだろうか。