№2144 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 6.ストックホルムのLRT・郊外電車・地下鉄

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 ストックホルムの地に立つのは、何回目だろうなあ。一番最近は、2009(H21)年の3月でした。当ブログをスタートさせる直前で、空路でストックホルム入りして一泊、翌日から夜行2泊でルレオへ行き、戻って、この後書くロースラーグス線に乗ったものでした。あと、ブロンマ空港で小型の旅客機も撮っていますね。3月に欧州へ行ったのは、その時が初めてでした。寒かった…。その前の年にも来ていて、LRTのトゥヴォルバナンに乗っています。
 今回はストックホルムは半日足らず、フェリーで着いて、夜行列車で北に向かう、7時間程度の滞在になりました。その間を利用して、ストックホルム中央駅を中心とした電車に乗り歩きます。

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 久しぶりの、ストックホルム中央駅。たたずまいは変わらない。いい駅舎です。

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 しかし、大きく変わったところがある。とにかくエキナカはどこもかしこも、キャッシュレス!スウェーデンは急速にキャッシュレス化が進んでいて、それは、話には聞いていたけれど、マクドナルドなどのファストフードでさえ大半は現金は受け付けず、支払いはC/Cオンリー。コインロッカー(という言い方はしにくいかも知れない。日本もそうなりつつはあるが)も大半はC/Cオンリー。ごく少数コインを受け付けるゾーンはあるが、紙幣を両替しなければならない。手前がその両替機。70SEK(≒800円)と、多少大きめのサイズを選択した事もあるが、高い。

 ともかくこれですっきり、ナルヴィク行の出発まで、電車を乗り歩く事ができる。雨が降り続いているが、11年前にチラッと見かけて気になっていた、LRTに乗ってみようと思う。中央駅の近くの商店街の真ん中に線路が敷かれていて、ユールゴーダン島のスカンセンの方に行く7系統があります。電停に券売機があるが、使い方がイマイチ解らない。電停で待っていたオバサンが、そこのコンビニで切符を売っていますよ、と教えてくれた。感謝!75分有効のシングルで50SEK。ここはコインも受け付けていた。

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 この路線は、2種類の電車が確認できました。多数派なのがボンバルディエ製で、12年前にノルシェピングで乗ったのと、全く同じタイプの3連接。色だけ違う。

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 最新と思われるのが、このCAF製。やはり3連接。中央駅前の電停は、到着した電車が乗客を降ろすと引き上げ線に入り、折り返して乗車を扱うスタイル。だから両側に運転台がある、シャトルタイプになっています。12年前にはやはりストックホルムのLRTトゥヴォルバナンにも乗っていて、あれはやや大柄の、江ノ電位の大きさだと思ったが、この路線はやや小ぶりの、「トラム」的な車両が運用されています。
 この軌道は、マイカーは入れないが、市内バスは入ります。

 さっそく、ヴァルデマール岬行に乗りました。7系統は、スカンセンまでは7~8分毎、その先ヴァルデマール岬までは2本に1本、だから15分間隔になっています。スカンセンには日本人も多数訪れるだろう博物館や遊園地があるからか、日中は土休日も同じダイヤ、というのが、北欧の公共交通では(たぶん)異例の方だろう。

106 中央通り.jpg
 ランドアバウトのセルゲル広場を経由して、ハムン通りへ。早速検札が回ってきた。QRコード読み取りは、ここでも同じ。

107 ヴァルデマール岬電停.jpg
 いきなり端折ってスミマセン。終点のヴァルデマール岬の電停。終点はしゃもじ状の環状線になっていて、その途中にあります。

108 ヴァルデマール岬電停時刻表.jpg
 ヴァルデマール岬からの時刻表。15分間隔。

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 海に面した閑静な住宅街、なのだが、その対岸には、今朝乗ってきて、降りたばかりの、ヴァイキングラインのガブリエラ号の姿がありました。

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 一つ後、15分後の電車で、中央駅に戻ります。

111 CAF車内.jpg
 新車?のCAFの車内。

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 スカンセンを経由し、ユールゴート橋を渡る。

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 途中、旧型電車を見かけました。保存運転?よく解らないが。ループスタイルなので中央駅前には入らず、セルゲル広場を周回して折り返してきたらしい。
 こうして、中央駅前に戻ってきました。全線乗っても15~20分程度、ちょっとした時間つぶしには、いいのではないでしょうか。むろん、博物館などを訪ねるにも絶好のアクセスでしょう。

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 次は東駅から、ローカル鉄道・ロースラーグス線に乗りに行きます。地下鉄の旧型車両。

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 ロースラーグス線のターミナル、ストックホルム東(ユストラ)駅。
 この鉄道は11年前に乗りました。ロースラーグス線は、本線と2つの枝線からなり、11年前は枝線のユスタースコーへの路線に乗ったが、今回は本線の、コルスタへの路線に乗ります。

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 ユストラ駅のホーム。頭端式のターミナル風。車庫も併設され、同じ形態の編成が何本も見られます。

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 ロースラーグス線の電車は、基本的には11年前と同じ。ただ中間車は、超低床になった中ドアが追加されています。

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 両端の車両の車内。
 この路線は、途中までは複線で、しかも一部新線に切り替わったり、分岐駅のロスラスネグビーは近代的な橋上駅舎になったりしていて(エスカレーターもある)、ちょっとビックリ。

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 しかし、モルンビーを過ぎるともうローカル色が濃い。ユストラ駅付近は複数の系統を交えて多数の便があるが、このあたりの区間ではもう1時間毎。

120 コルスタ.jpg
 終点のコルスタ駅。ホーム1面のみ。

121 コルスタ駅舎.jpg
 駅舎はある。が、営業の機能はない。ホームにICカードリーダーがあるだけ。

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 駅付近も、民家が数軒ある以外は、何もない。ただ、バス路線が複数あって、数台が客を待っていました。

 もともと折り返しの時間が10分程度しかなかったうえに、理由が解らないまま5分程遅れて着いたので、付近を観察する間もなく、すぐに折り返し。
 ところが、乗車券を買いたくても、券売機が全くない。車掌も、乗車券は発券しないという。ユストラ駅まで戻るというと、とりあえず乗れという。しかしこれでは、ヨソ者がいきなり、この駅から電車の旅を始めようとしたら、途方に暮れてしまうだろう(そんなヨソ者はいないか)。

123 モルンビー車庫建設.jpg
 モルンビーは乗降が多い(ここまでは現状30分毎)。ここは、新しい車庫を建設している途上。今回ロースラーグス線の記述は、他者様のWebを参考にさせていただいたが、現在のユストラ駅付近から地下線を建設し、中央駅まで乗り入れる計画なのだそうで、そのための代替の車両基地となるのだろう。新車も入るそうだ。

 結局、切符はユストラ駅で購入する事で決着。

124 売店.jpg
 ストックホルムの中心部の地下鉄の駅などでよく見かける、コンビニの「Pressbyrån(プレスビロン)」。先の7系統LRTの乗車券も、このプレスビロンで買いました。「プレス」というくらいだから、新聞の売店から発展したのだろうか、とも思う。

125 地下鉄フルーエンゲン駅.jpg
 もう少し時間(列車の発車と、乗車券の有効期限の両方の意味)があるので、少しだけ地下鉄に乗ってみよう。路線番号14に乗って、南部のフルーエンゲンへ。その終点。郊外の新興住宅地、という装い。

126 地下鉄フルーエンゲン駅ホーム.jpg
 ホームは1面2線。

127 ガムラスタン.jpg
 ストックホルム中央へ戻る直前、右手にはガムラスタン。市内バスの、連接車も。

 こんな感じで、ナルヴィク行夜行出発前の短い時間ながら、LRT、郊外電車、地下鉄と、乗り歩きました。

ストックホルム近郊路線図.jpg
 最後に、ストックホルム近郊の電車の路線図を、掲げておきます。今回乗った路線、11~12年前に乗った路線、さらにその前にも乗った事がある路線が網羅されています。
 欧州の大都市らしく、市内バスも加えてバラエティに富んだ乗り物が多数あって、魅力的です。他にも乗りたい路線もあって、もし次に行く機会があったら是非、と思います。
 ただ、ここまで書いてきた通り、いちいち切符を買って乗るのは、ヨソ者にとっては、結構面倒な話になっているように感じました。短時間で多少元を取り損ねる事になるとしても、あらかじめ1日乗車券(155SEK≒1,700円)を買っておいた方が、後々面倒がなくて、精神的に良いかも知れません。
 もう一度、ストックホルムに来る機会を作れる事を、楽しみにしておきたいと思います。ストックホルムの乗り物も、次の十数年でまた、変わるでしょう。

 いよいよ、今回の旅のメインの目的の一つ、ナルヴィク行長距離夜行列車「ノルトピレン」の旅が始まろうとしていますが、それは次回です。少し間を空けて、5月中旬位になると思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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 JR九州は20日、5月2~6日の在来線全特急列車の運休を発表しました。関東地方では、東武・西武・京王で、有料の特急やライナー列車の運休・減便が相次いで発表になっています。GWを迎えてさらに外出の自粛が強力に要請される状況になっていて、明日あたりは、もう少し鉄道・バスの運行内容の縮小が発表になるのではないでしょうか。次回まとめて書きます。 

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
22日 メジャーリーグ「不正サイン分析」問題 MLB レッドソックスを処分  
(長崎県内 停泊中クルーズ船 33人のウィルス感染判明) 
23日 積水ハウス株主総会 前会長ら提案 反対多数で否決 
(経済月例報告 11年ぶり「急速に悪化」)

 俳優の岡江 久美子さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。この訃報を見ても、自粛要請がより強力になっても、なお人々は、湘南の海を目指すのだろうか?

№2143 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 5.ヴァイキングライン 楽しみたかったけれど

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 ヘルシンキから船で、スウェーデンのストックホルムへ渡ります。
 過去2回、海路で渡った事があるが、2回ともシリヤライン(今はタリンクシリヤラインと呼ぶそうだ)でした。
 なので今回は、タリンクシリヤラインと双璧をなす、ヴァイキングラインという選択に、自然に落ち着いたのでした。
 乗船し、部屋の中に入ってベッドメイキング、までは、結構ワクワクしていたのですが…。恥をさらす事になるのであまり口にしたくないのも事実だが、隠しおおせる事ではなく、ありのまま書きます。

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 ヴァイキングラインの、ヘルシンキ側のターミナルです。前々回書いた、市電4系統の終点、カタヤノッカにあります。
(5系統の終点がターミナルの前だが、現在5系統はフェリー発着時間のみ運行)
 タリンクシリヤラインのオリンピアターミナルと、湾を挟んで向き合う形になります。

202 チェックイン機.jpg
 今は長距離フェリーのターミナルも、自動チェックイン、という時代なのだなあ。ルームカードを兼ねた乗船券を受け取ります。

203 出発案内.jpg
 出発案内表示。ここからはストックホルム行の他、バルト3国のタリンへ行く路線もあります。季節などによって異なるが、1日当たり平均3便くらいの運行で(他社もあり)。所要
2時間半くらいだそうだから、新潟~佐渡間とほぼ同じ。この航路も、タリンそのものも(一度ANAのB747から見た事がある)魅力的だなあ。市電も走っているらしいし。

204 記念撮影.jpg
 乗船前に記念写真があるのは、シリヤラインと同じだった。

205 乗船.jpg
 長いボーディングブリッジを渡って、乗船。
 今回乗船する「ガブリエラ」は、公式Webによれば、1992(H4)年建造、長さ171,2 m、幅27,6 m、2,420人の乗客と、400台の車両を搭載できるという事。重さのデータはなかった。向かい側に停泊しているタリンクシリヤラインの船と比較すると、少し小ぶりに見えた。

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 今回は4人1部屋の相部屋を予約。これは客室では一番下の2Fで船底に近い。車のデッキより下。窓がない。

 さて、他に人が来るかどうかわからないので、とにかくベッドメイク、それと、Wi-Fiが今は当然あるので、接続させようと、PCをバッグから出そうとしたら…。

 ない! ない!?

 PCがない!!

 な、なんで?

 朝YHを出発する前に、預けておいたバッグに入れておいたのでは、なかったのか?

 幸い、まだ出航まではかなり時間があるし、YHは比較的近い。とにかくターミナルに戻り、事情を話したうえで(乗船券は一時預け)、YHまで全力ダッシュ。
 ところが、レセプションに聞いたら、預かっていない、という。念のため倉庫を見たけれど、やっぱりない。どうしてだろう?昼間に鉄道でトゥルクへ往復した時には、PCは持ち出していない。だからYHにあるものだと、思っていたのだけれど。
 結局、もう時間がない。大損害、ではあるけれど、今度はもう出航の時刻が近づいている。残念ながらもうあきらめるしかない。再び大慌てで、再度船に戻る事になってしまった。

 念のため部屋に戻って探したけれど、やっぱり、ない。所在については未だに納得できないのだが、あらかじめバッグの中身を、乗船前にもキチンと確認しておくべきだった。悔やんでも、悔やみきれないまま、ヘルシンキを後にせざるを得なくなってしまったのでした。 

207 シリヤライン.jpg
 失意を抱えつつ、ともかく出航をデッキで迎えようと、9Fまで上がって外を見ると、タリンクシリヤラインが先に出航する所。シリヤ・セレナーデは、1993(H5)年10月にトゥルク→ストックホルム航路1999(H11)年7月にヘルシンキ→ストックホルム航路で乗船した事がありました。やはり、こちらより一回り大きい。

208 ヴァルコサーリ.jpg
 向こうの出航を待って、こちらも定刻より、心持ち早い出航になりました。ヴァルコサーリの島。

209 ヘルシンキ市街地.jpg
 市街地が遠ざかっていく。なんとも心残りの出航になってしまった。

210 ヘルシンキ出港.jpg
 次にヘルシンキに来るのは、いつの日か。もう一度、来たいけれど。

211 ロンナ.jpg
 ロンナ。

213 免税品店.jpg
 さて、悲しんでいるヒマもない。急いで何とかしなければならないのは、スマホの充電。海外ではPCを電源にして充電する事にしていたのだが、そのPCがなくなってしまったので、欧州の規格に合うプラグを探さなければならない。通話はしないけれど、カメラ機能が必要なので。ネットもいるかもしれないし(この後、またドジをやらかすが、そこで大いに役立つ事になる)。免税品店を探して、何とか探し当てました。本当だったら、もっと楽しいショッピング、にしたいのだが(私は、買い物は趣味ではないけれど)。

212 カフェレストラン.jpg
 夕食は、過去のシリヤラインは夕食を豪華にしていたのだけれど、今回はカフェレストランで、やや安上がりに済ませました。
 この他、やはりフィンランドのフェリーなので、サウナルームにも行きました。大男が数人いて、ロシア人だったのか、「プーチン」という単語が何回も聞こえたので、政治の話をしていたのだろう。

記念写真.jpg
 20時30分を回って、乗船時に撮影された記念写真が出来上がる。レセプションの近くのスペースに並べられているので購入。何サムズアップなんてやって気取っているんだ。そのバッグの中身の異変に、気づきもせずに。

214 夜間航行.jpg
 当然この船にもいろいろなお楽しみがあるのだが、正直行きたい、と思うような場所がない。船の設備の問題、とかではなく、ナイトライフをあまり楽しめない、私自身の資質があります。
 と言って部屋に戻っても(他には客はいなかった)、何の楽しみもないし。窓がないし、ましてPCも失ってしまったので、Wi-Fiもできない。もう少し静かに、気軽にくつろげるパブリックな、TVなどがあるラウンジのような場所があったら、良いのではないかと思った。こう考えるのも、20年以上の心境の変化でしょう。
 なのでしばらくの間、デッキから外を眺めていました。当然何も見えない、はずだったが、後ろから船がついてきているのが見える。何の船だろう?

********************

2020年 3月 4日(水)

 部屋に戻って眠っていたが、どこかで下からゴゴゴと音がする。マリエハムンへの寄港だろう。スウェーデン時刻(フィンランドより1時間遅い)で3時30分頃。

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 もう一度うたた寝して、朝食の前に、デッキへ。もうかなり明るいストックホルムに近づいてはいるが、島々の間を縫って航行しているので、距離の割には時間がかかる事になる。

002 フェリー.jpg
 昨晩も明かりだけ見たフェリーを見る。やはりどこのフェリーかは、この場所からでは、ちょっと解らない。
 外は雨、時々雪も交じる。

003 朝食会場.jpg
 今回は、朝食の方を奮発してみました。ビュッフェ方式(朝食は予約を必要としない)。さすがに具材が豊富。スイカがあるのがちょっとビックリだった。北欧の冬場の航路なのに。
 昨晩から思うのだが、子供がずいぶん多い。普通の平日のはずなのだが、学校は休みなの?たらふく詰め込みました。

004 トイレマーク.jpg
 トイレのマークは、昨今のLGBTQに対する意識の高まりを反映しています。TVの報道番組では見たけれど、生で見るのは初めて。

005 ヴァイキング・グレイス.jpg
 途中、同じヴァイキングラインの、ヴァイキンググレイスとすれ違いました。船の方に聞いたら、トゥルク行だそう。
 インフォメーションに聞いたら、ストックホルムのターミナルには、両替はないそう。インフォで両替ができて、日本円も受け付けるので、5,000円札を両替してもらいました。373SEK。

007 ストックホルム直前.jpg
 ストックホルムが、近づいてきました。

008 ブロックスハウジングリング.jpg
 ブロックスハウジングリング。建物が、北欧らしいなあ。

009 大学.jpg
 ここは大学らしい。

010 ダンビックシェム.jpg
 ダンビックシェム、って、すごく歴史がありそうな建物だが、高齢者専用の住宅、らしい?

011 ターミナル.jpg
 丘陵地の高架橋を連接バスが走り回っているのが見えると、これがヴァイキングラインのターミナル。長いブリッジが見えます。

012 ストックホルム市街地.jpg
 右手が、ストックホルムの市街地。

013 ターミナル到着.jpg
 定刻に、ターミナルに到着しました。バスがお出迎え。

 やはりPCを失ってしまった、という事があって、心残りのクルーズになってしまいました。次に乗る機会があったら…、ヴァイキングラインにしろ、タリンクシリヤラインにしろ、もっともっと楽しみたいです。先のヴァイキング・グレイスのような昼便も、いいかも。船の旅も、好きだから。

015 新型コロナウィルス警告.jpg
 さて、ターミナルに着くと、新型コロナウィルスの警告が掲げられていました。「14日以内に感染地域にいたか、発熱などの症状があったら、1177番に電話して、相談してください」と書かれている。いよいよ影響が、北欧にも及び始めてきたか、と感じられた。

 このターミナルからは、中央駅までのシャトルバスが運行されている。60SEK、なのだが、券売機はここもC/Cオンリー、しかも一時フレーズしてしまった。すぐ直ったけれど(切符の発見窓口とかもない)。バスは市街地を抜けて、12年前に乗ったLRT「トゥヴォルバナン」(今は路線が延長されているらしい)の線路とも交差する。

018 中央駅ターミナル到着.jpg
 中央駅に隣接した、バスターミナルまでは、所要20分、という所でした。

 いよいよ北のナルヴィクに向けて、長距離夜行の旅、となるのだが、時間がありますので、ストックホルム近郊の電車も、少し乗りたいと思います。それは次回。雨が残念、だったけれど…。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 鉄道は先に関西で動きがあり、JR西日本〔はるか〕、南海〔ラピート〕の、24日からの減便が昨日、発表になりました。〔はるか〕は2本に1本を間引き、約1時間間隔の運行となり、当面32本(16往復)運行。既に6連に減車していたから、単純計算で輸送力が1/3に落ちる事になります。〔ラピート〕平日日中の17往復と、土休日の昼前以降からの全列車24往復が取りやめ。空港アクセスはやはり航空需要次第になるので、便数が大幅に減少してしまうと(国際線の発着が全くなくなった日もあったらしい)、鉄道・バスに影響が出るのも、現状では止むなしでしょう。〔成田エクスプレス〕〔スカイライナー〕もこのままとは思えないが、どうなるのか。
(南海は〔天空〕も取りやめ)
 その航空は、ヴァージン・オーストラリアが事実上、経営破綻してしまいました。日本の民事再生法に当たる手続きで、運航は継続させながら、再生の道を探るという事。ANAとの包括提携が発表になっていて、本来3月29日には羽田路線にも就航予定だったから楽しみにしていたのに。「ヴァージン」は、元々の本家のアトランティックも、あのリチャード・ブランソンが「公的支援の追加を」と泣きついているそう。「ヴァージン・アメリカ」も昨年、アラスカ航空に統合されており、各々の資本的な結びつきはだいぶ薄くなってはいるようだが、各地の「ヴァージン」ブランドのキャリアは、どこも深刻な状況に陥っているようです。ヴァージンに限らず、日本をも含めて、コロナウィルス感染を乗り越えても、その先には劇的な再編成が待ち構えている、のだろうか。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
19日 中国「南シナ海行政区設置」 ベトナム「断固反対」声明 
(G20保健相会合実施 連携呼びかけ) 
20日 宮城県沖で早朝に地震 宮城県・岩手県各地で震度4
(全国で25人の死亡発表 1日で最多)
21日 JAXA翠星探査機「みお」 スイングバイ成功

(台湾から寄贈 マスク200万毎 成田空港に到着)
 日曜日の19日は、悪天候だった土曜日とは一転、関東地方は「お出かけには絶好の陽気」となり、外出自粛の呼びかけの最中ながら、行楽地には大勢の人々が訪れたようで、問題とされています。ただ、家の中で耐え忍ぶ時間が長くなれば、天気のいい日くらい、少しは羽を伸ばしたいよね、と思うのも、人として当然でしょう。遠くへ行っちゃうのはともかく、私の実家の近くの遊水地公園でも、家族連れを中心に、多くの人々が遊んでいました。密集というわけではなかったし、この程度は大目に見てくれてもいいでしょ?とは思います。だからこの事自体は、私は何も言いません。それより、その行楽地への足がみんなマイカー、という方が引っかかりました。江ノ島方面では渋滞が激しかったらしい。赤の他人との接触がないから、感染の心配はないだろ?という事だろうが、これが定着してしまうと、ウィルス感染がある程度の収束を見ても、以降行楽で電車バスには乗らなくなってしまうのではないか、という心配があります。といって現状では、「せめて電車・バスで…」とは(本当は言いたいけれど)言えないし。結局、「自粛」レベルで行動を抑え込むのは限界だし、他国のようなより強権的な手段は、日本では(恐らく、憲法上でも)許されないだろう。どうしたものでしょうかねえ。

 プロ野球の「みんなとキャッチボールプロジェクト」の動画、いいです!開幕したら、試合を、必ず見に行きます!!
 でも、動画でバックに流れている歌、誰が歌っているんだろう?

№2142 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.2

神奈中バス ダイヤ変更お知らせ.jpg

「緊急事態宣言」の全国への拡大が、16日決定しました。既に首都圏では「出勤7割削減」が要請されている状況であり、今後も「最低7割・極力8割」の接触削減が求められるのであれば、平日の通勤・通学も、休日の買い物や行楽も、減少が加速する事が避けられないし、当然、それはストレートに公共交通機関にダメージを与える事になります。去年とは大違い、深刻なまでに憂鬱な「ゴールデンウイーク」が、すぐそこまで来ています。苦しいところだけれど、何とか持ちこたえて欲しいと、今は願うだけです。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日17日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。前回ウッカリ書き漏らしたりんかい線、茨城急行バス、JRバス関東(関東のみ)を加えています。また、富士急行のバスは、分社別に分けました。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです。特にバスで、急速に輸送力削減の動きが出てきました。

*** 鉄道 ***

JR東日本 定期列車は通常通り運行。新幹線は車内販売を休止、アテンダント乗務でフルサービスのグランクラスは、営業取りやめ(アテンダントが乗務しない列車は、引き続き座席のみ営業)。臨時列車は「のって楽しい列車」・多客対応の臨時列車とも、5月いっぱいの運転は取りやめ。6月分も指定券の発売を停止。

JR東海 東海道新幹線はGW中に続き、5月15・22・29日各金曜日、東京~新大阪間臨時〔のぞみ〕を取りやめ。

東京メトロ 通常通り運行。

東京都営 通常通り運行。

京成 通常通り運行。〔スカイライナー〕は11日から、一部列車の青砥停車を開始。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じる。

東武 通常通り運行。GW中のJR直通臨時特急は取りやめ。「SL大樹」は、5月5日までの全列車が運休(6日はもともと運行予定がない)。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。他は通常通り運行。「52席の至福」は、5月5日まで全コース運休。

京王 通常通り運行。

小田急 通常通り運行。

東急 通常通り運行。

京急 通常通り運行。土休日に一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。今日18日より土曜日のみ12連で運転の快特を8連に減車。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。なお昨日17日より、「コミックマーケット98」の一日乗車券を発売。今回に限り、郵送による通信販売も受け付け(コミケそのものは中止)。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。「北総線1日乗車券」は、GW中発売分(4月25日~5月6日の土休日)の扱いは、今のところ記されていない。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。GW期間中の「こども110円運賃」は中止。

横浜シーサイドライン 通常通り運行。5月6日まで土休日に予定していた特別ダイヤは取りやめ、通常の土休日ダイヤで運行。

湘南モノレール 今日18日より減便。平日は日中と夜間、土休日は日中以降最終まで、15分間隔で運行。

関東鉄道 通常通り運行。常総線は、土休日は終日単行で運転。

江ノ電 通常通り運行。※リリースにはないが、平日は一部列車を2連に減車している。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、16日から減便。日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯・〔踊り子〕は通常運行。

伊豆急行 定期列車は通常通り運行。JR直通の多客対応の臨時特急などは、5月いっぱいまで取りやめ。

富士急行 一般列車は通常通り運行。富士登山電車は運休し、一般車両で代走運行。富士山ビュー特急のスイーツプランは休止しており、土休日も1号車特別車両の指定券を発売。

小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。急行・西武直通は取りやめ。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 「晴海ライナー」は、今日18日・明日19日は運休。

京成バス 「シャトル☆セブン」は、葛西臨海公園駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は一部の日を除き、一部または全便運休。水元公園循環バスは、今日18日から運休。

京成タウンバス 25日より、〔有01〕〔新小59〕〔新小52乙〕系統は運休(浅草寿町への乗り入れが取りやめ)。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 中田スポーツセンター閉鎖により、中田スポーツセンター発着便を中野操車場発着に変更。

ちばレインボーバス 一般路線は通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 佐倉南高校線は休校日ダイヤで運行(4月末日までの予定)。

東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。20日より、〔川11〕〔川12〕〔草加14〕〔川10〕〔草加15〕〔北朝01〕系統は平日も土曜ダイヤ、〔草加11〕系統は休日ダイヤで運行、〔草加16〕〔草加20〕系統は運休。

国際興業 メッツァ直通バスは運休。〔池11〕系統(池袋駅西口~中野駅)・〔赤31〕系統(赤羽駅東口~高円寺駅北口)は、平日・土曜も休日ダイヤで運行。※関東バスと共同運行の系統。20日より、平日も土曜ダイヤで運行(さいたま市コミュニティバスはカレンダー通り)。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便は運休。深夜急行バスは運休

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。メッツァ・三井アウトレットパーク直通バス、三峰口駅~三峰神社間急行を取りやめ。小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。23日より、入間市駅発着系統の大半を特別ダイヤで運行。川越・狭山両営業所運行路線の深夜バスは取りやめ。

関東バス 阿佐谷・武蔵野・青梅街道・丸山〔営〕は一部系統を除き、平日・土曜も休日ダイヤで運行。一部系統は休日ダイヤをベースに増発便を運行。五日市〔営〕は引き続き、平日は臨時ダイヤで運行。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。5月8日までの予定。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。

西東京バス 八王子市内路線は休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行(一部系統は、ラッシュ時に輸送力を増強)。

京王バス 中野・永福町・調布・小金井・多摩の各営業所は特別ダイヤ、府中・桜ヶ丘・八王子・南大沢・高尾の各営業所は休日ダイヤで運行(一部増発実施)。小金井市コミュニティバス「CoCoバス」は、16日より、北東部循環は平日も土休日ダイヤで運行。
※ 京王バス南・高尾〔営〕は、今月寺田支所から格上げで発足の模様。

小田急バス 世田谷〔営〕は、〔下61〕系統の平日・土曜は臨時ダイヤ、その他の系統は全日、休日ダイヤで運行。20日より、登戸〔営〕は〔向10〕〔向13〕〔百02〕〔新15〕〔新19〕〔新20〕系統などは、平日のみ臨時ダイヤ、〔読01〕〔読05〕系統は平日・土曜・休日臨時ダイヤで運行、〔読02〕〔読04〕系統は運休。20日より、〔吉14〕系統の深夜バスは取りやめ(京王バスは既に取りやめている)。

東急バス 土曜日の深夜バスは全て取りやめ。深夜急行バス「ミッドナイトアロー」は、既に運行を取りやめている。

京浜急行バス 今日11日より、八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))、三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統は取りやめ(都内の深夜バスは21日から)。〔八8〕系統(金沢八景駅~関東学院〔循環〕)は、5月6日まで土曜ダイヤで運行。オープントップバスは、既に運休している。21日の大森・蒲田発着系統のダイヤ改正がリリースされているが、ウィルス感染対策とは関係なく行われるようだ。

KMバス お台場レインボーバスは、土休日のみ臨時ダイヤで運行(5月6日までの予定)。バスロケ「見えバス」は運用停止。

銀河鉄道 「緊急特別ダイヤ」で運行。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは引き続き通過または運休。

新京成バス 20日より、船橋新京成バスの深夜急行バスは運休。

千葉交通 今日18日より、佐原循環バス(土休日のみ運休)は運休(5月31日まで)。21日より、銚子駅~千葉科学大学路線は減便。25日より、イオンモール成田線は土休日も平日ダイヤで運行。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。27日より、深夜急行バスは全便運休(千葉駅0時25分発は20日より運休)。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 大網駅~季美の森・みどりが丘・みずほ台循環線は全日、土休日ダイヤで運行(5月6日までの予定)。清見台団地線は、午前中の日東交通担当便7往復が運休。木更津駅~三井プレミアムアウトレット~袖ヶ浦駅路線は特別ダイヤで運行。今日18日から、千葉白子急行は、土休日は全便運休。20日から、長南・白子・大滝各営業所・車庫は全日土曜ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。

日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。

平和交通 深夜急行バスは既に運休(銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線は運行している)。津田沼駅~ららぽーとTOKYO-BAY線は運休。

あすか交通 通常通り運行。

東洋バス 通常通り運行。

関東鉄道 21日より、最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。


朝日自動車 21日より、深夜バスは全路線運休。

阪東自動車 20日より、川村線を一部減便。

茨城急行 東武動物公園系統は運休。17日より、北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 5月6日まで、森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。20日より、入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、今月一杯運休の予定。赤城自然園休園により、バスも運休(5月6日まで)。

イーグルバス 今日18日より、小江戸巡回バスは運休。

横浜市営 「ピアライン」(今月いっぱいの予定)「あかいくつ」「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。26系統は海つり桟橋・横浜港シンボルタワー乗り入れを取りやめ。深夜バスは、土曜日のみ運休。GW期間中の「こども50円運賃」は中止 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は休園)。

川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線、市営川崎高校行直行バスは運休。

神奈中 土曜日を休日ダイヤで運行。深夜急行バスは取りやめ。24日より、平日は土曜ダイヤで運行(深夜バスは土曜ダイヤの時刻で運行)。輸送力不足が見込まれる系統は、臨時便を運行。湘南台駅~慶応大学間は13日から臨時ダイヤで運行。連接バスの〔湘25〕(急行)は、平日は朝夕のみ運行。土曜日は一般車両・各停の〔湘23〕〔湘24〕を含め、通常の土曜ダイヤに近いダイヤで運行(深夜バスは運行しない)。いすゞ自動車藤沢工場休業に伴い、14日~今日18日まで、関連する系統を運休した。

相鉄バス 土曜日は休日ダイヤで運行。21日より、横浜・旭の各営業所は、平日は土曜ダイヤで運行(116系統は神奈中と共に24日から)。深夜急行バスは運休。

臨港バス 浜川崎〔営〕は減便を深度化、今日18日より、全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。

江ノ電バス 土曜日は、土曜ダイヤがある路線は休日ダイヤで運行し、深夜バスは取りやめ。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。18日より、平日も深夜バスを取りやめ。24日から全日、休日ダイヤで運行(神戸製鋼に隣接した長島に関連した系統は、24・27・28日に増発を実施)

箱根登山バス 定期観光バスは運休。25日より、箱根新道線〔R〕、ポーラ美術館線〔TP〕、御殿場プレミアムアウトレット線〔M〕、小田原駅~ダイナシティ路線は運休。その他も大半が減便の特別ダイヤで運行(栢山駅~コロナワールド路線はダイナシティ折り返し)。箱根キャリーサービスは16日から休業。

伊豆箱根バス 定期観光バスは運休。22日から、三島〔営〕は熱海相の原団地線、笹良ヶ台団地線は1割減便し、21時以降は取りやめ。熱海後楽園線、清水町循環線は半数に減便。熱海箱根線は姫の沢公園折り返しで3往復運行。熱海大場線は、大場発熱海行1本減便。他の路線は5月中旬の減便を予告。小田原〔営〕は、小田原市内線は1割減便し、21時以降は取りやめ。小田原箱根線は半数に減便。湯河原箱根線は取りやめ。湯河原温泉場線は箱根登山バスと共同で、15分間隔に削減(25日から)。「三島羽田シャトル」は、運行開始を延期。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、明神峠路線は5月9日運行開始予定。御殿場プレミアム・アウトレット、ぐりんぱ路線は区間運休。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」芝ルート・麻布東ルートは平日ダイヤを土休日ダイヤで運行。

富士急バス 富士五湖周辺の観光3路線は、「レッドライン」は30分間隔、「グリーンライン」は60分間隔で運行。16日より、「YAMANAKO NO KABA」は運休。今日18日より、富士山駅~馬返線は運休。藤野駅~名倉循環は13日より、運行日は土曜ダイヤで運行(5月6日まで)。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス 三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は富士サファリパーク発着に短縮。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。

富士急静岡バス ぐりんぱ路線、富士桜墓園、大石寺(5月6日まで予定)が全便運休。

山梨交通 20日より、甲府駅~イオンモール甲府昭和間快速バスは一部運休。

東海バス 定期観光バスは運休。石廊崎オーシャンパーク関連系統は石廊崎上で折り返し運転。MOA美術館線は休館日ダイヤで運行。その他通学対応便で運休が発生。22日より、熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休。熱海駅~熱海後楽園路線は大幅に減便し、熱海駅発最終は16時00分に繰り上げ。「三島羽田シャトル」は、運行開始を延期。その他の高速バスも運休・予約受付停止。

JRバス関東 休日運行の宇都宮~ツインリンクもてぎ系統は、茂木駅発着に短縮(5月10日まで)。深夜バス・荒川沖駅~阿見プレミアムアウトレット系統は運休。江戸崎7時00分発土浦駅行を取りやめ。館山駅~安房神戸~安房白浜線は休日ダイヤで運行(洲の崎線はカレンダー通り)。定期観光バスは運休。
 
 この他、鉄道・バスの各事業者とも、駅・窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止、従業員の採用活動の停止、などを実施。バスでは、乗客・乗務員の感染防止のため、最前部座席の使用停止(神奈中バス、京浜急行バスの実施を確認)と、運転席の防護シートの設置を、順次実施する事業者があります。
 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式Webで、再度確認して頂ければと思います。
 鉄道は今の所は、一部の中小私鉄を除いて、定期列車は通常通りの運行が確保されているようです。しかし、冒頭に書いた通り、外出自粛の要請はだんだん強力なものになってきていて、この数日、ちょっとナイショで少しだけ都心とか、羽田空港とかを見てきたのだけれど、どこもかしこも不気味なほど人出がないし(今日は悪天候の影響もあっただろうが)、列車も皆、驚くほどガラガラでした。〔成田エクスプレス〕なんて、全く乗客がいなかったようにしか見えなかったし。主な商業施設もことごとく休業で、どこもかしこも急速に活気が失われているのを、痛烈に感じさせられました。少なくとも「緊急事態宣言」が発出される5月6日まではこの状態が続くと思われ、したがって、おそらく鉄道もこのままとはいかないはず。来週には、JR東日本・大手私鉄・地下鉄なども相次いで、GW期間にかけての減量ダイヤを発表する事になるとみています。来週の土曜日にまたまとめて書きたいと考えています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 札沼線非電化区間は結局、「緊急事態宣言」の全国への拡大により、昨日17日の新十津川発列車を持って、運行が突然、全部終わってしまいました。地元民向けのラストラン運転も取りやめで、今日から5月6日までは休止という扱いになります。残念ながら廃止となる鉄道路線は昔も今も少なくないが、こんな悲惨な最期を迎えた鉄道路線も、例がないのではないでしょうか?
(なおNHKのニュースサイトでは見出しが「学園都市線」になっていたが、「学園都市線」とは残存する電化区間の愛称であり、ここで使うのは誤り)
 また、15日に全線が開通した立山黒部アルペンルートは、今日18日から営業を休止しています(来月10日までの予定)。
 
《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
17日 沖縄 那覇空港 滑走路そばで不発弾発見 運航に影響
(布マスク 都内で配達開始) 
18日 悪天候で民家の屋根瓦飛散 神奈川県大磯町
(大津市役所 「クラスター」と断定)