そんな中下された、障害者施設殺傷事件に小学生虐待死事件の判決。量刑だけでなく、事件そのものの意味を、背景から今一度探る必要もあると思うのだが、そんな余裕が、今、あるのだろうか?東京大空襲から75年、地下鉄サリン事件から25年、日比谷線脱線事故から20年、韓国哨戒船沈没事件から10年、今月はどんな事があったのか、敢えてウィルス感染以外から探してみたのだが、極めて難しかった…。
1日 東京マラソン 大迫傑 日本新記録更新
2日 北朝鮮 飛翔体2発発射
3日 新幹線バリアフリー強化 国土交通省 ガイドライン見直し
4日 槇原敬之 覚せい剤所持で起訴
5日 囲碁 井山裕太三冠 棋聖戦8連覇 最多タイ
6日 故・緒方貞子元国連難民高等弁務官 米タイム誌 100年分「ことしの女性」に選出
7日 台湾 国民党新主席 江啓臣氏選出
8日 名古屋ウィメンズマラソン 一山麻緒優勝 東京五輪内定
9日 高輪ゲートウェイ駅 開業前に内覧
10日 藤子不二雄A氏デザインキャラクター消印 氷見郵便局で使用開始
11日 トヨタ春闘 7年ぶりベアゼロで決着
12日 東京オリンピック 聖火リレースタート
13日 震災後創立 なみえ創成中学校 初の卒業式
14日 東京で桜開花 統計史上最速
15日 広島カープ 球団創立70年 記念広場完成
16日 関西電力 経済産業省より業務改善命令
17日 日本郵便 ドローン配送実験
18日 「ゲーム1日60分制限」 香川県議会 条例可決
19日 鯨調査船 塩釜港に帰還 IWC脱退後初
20日 韓国 チョ・グク前法相 収賄等の罪で初公判
21日 原宿駅新駅舎 供用開始
22日 首都高速横浜北西線 開業もETCトラブル発生
23日 相模原市立青根小学校 閉校で最後の卒業式
24日 気象庁 観測処理データ システム障害
25日 5G 国内でサービス開始
26日 三菱ふそうトラック・バス 燃料電池トラック 試作車公開
27日 YS-11 量産1号機 茨城県筑西市に陸路で移動
28日 「東アジア文化都市」事業 北九州で開幕
今月はこの他、自民党・河井案里議員の秘書が逮捕、神戸の病院で患者虐待の動画拡散が発覚、ロナウジーニョ逮捕、高梨沙羅が100回目の表彰台、マンガ大賞に「ブルー・ピリオド」、森友学園疑惑で自殺した職員の手記が公開、世界でもっとも売れたアルバムに「嵐」のベスト盤、劇作家別役実氏・歌手ケニー・ロジャース氏・「ねむの木学園」宮城まり子氏・声優増岡弘氏死去、トヨタとNTTが「スマートシティ」で資本提携、などがありました。
ハリウッドの元大物プロデューサーの禁錮刑、娘への性的暴行で父親に逆転有罪判決、韓国で大規模ネット性犯罪組織の主宰者逮捕、外務省職員の児童買春容疑など、女性に対する性的犯罪行為に関するニュースがいくつかありました。歪んだ快楽の代償は、今や自らの生涯をかけてでも償いきれないほど高くつくと、我々男子は皆、今こそ思い知るべし。
新型コロナウィルスの影響は当然の如く、交通業界に重くのしかかっています。JR四国は昨日、発足以来最大の危機に陥っているとして、「志国土佐時代の夜明けのものがたり」はデビューを遅らせ、来月いっぱいは運休と発表しています。高速バス〔キャメル〕も、7日から4月いっぱい全便運休、とリリースされました。交通とは、人や物の移動のニーズがあってこそのシステムであり、それが失われたり、断ち切らたりすれば、生きていけなくなるのも当然。少なくともGWいっぱいまでは、交通業界に甚大な損害を与え続けるのは確実でしょう。そしてその後遺症は、数か月、数年は続くのではないか…。今は、我々の暮らし同様、耐える以外道はないが、どこまで持つのか、大いに懸念されます。
9年ぶりの常磐線全線開通は数少ない明るい話題、のはずだったが、あっという間にどこかへ行ってしまった…。14日のJRグループなどのダイヤ改正、29日の羽田空港国際線大増便、どちらも、大いに期待されたはずだったのだが…。「遠くに出かける事で支援・応援する」という行為が、現状ではとても許されるものになっていない、というのが、なんとも辛い。
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《今月この1枚》

という悲痛な状況に陥る直前の今月前半、北欧4か国を周遊する旅をしてきました。詳しくは来月書くが、前に書いた通り、途中でPCを紛失するとか、あとは列車の停車時間を失念して、荷物を列車に置いたまま駅で置いてけぼりになってしまう(全部無事手元に戻ってきたが)、あいも変わらぬ大失態を繰り返してしまいました。それでも全体的にはまあまあ楽しめたのかな、北欧の、特にスウェーデンやノルウェーの北極圏の車窓は、いつもながら目を奪われるダイナミックさを、改めて感じたりもしました。十数年ぶりくらいの場所も多くて、あまりに大きな変化が起きてびっくりするような場所もありました。北欧での最終日、ヘルシンキの空港では、いよいよ欧州もウィルス感染の影が忍び寄ってきているなあ、と感じるシーンもあったが、当時はまだノーテンキなものでした。
その北欧最終日の8日、ヘルシンキへのフライトに搭乗する前に、コペンハーゲンで乗車した、DSB(デンマーク鉄道 Danske Statsbaner)の「Sトーク」用の電車です。17年前にも乗っていて、№1468で書いているが、改めて出します。片側の4車体に1軸台車を5個配置、反転させた編成を背中合わせに連結した8両編成として運用されています。正式な形式名は解りません(片側が8000番台・もう片側が9000番台)。幅が極めて広くて、3,520㎜もあるそうです。7年前はA・Eに集中して導入されていると書いたが、今はほぼ全ての系統に入っているようです(正確には解らん)。これは、B系統の終点、ファルムで撮影したもの。コペンハーゲンの郊外の、閑静な住宅地の中の終点でした。DSBのマークが変わっていますね。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
29日 日本行き小型機離陸失敗・炎上 マニラ国際空港
30日 海上自衛隊「しまかぜ」 中国の漁船と衝突
31日 首里城北殿 解体作業開始
「しまかぜ」って、実在するんだ。知らなかった(ミリタリーには、基本的に関心がないので)。「艦これ」の駆逐艦に対して、本物は護衛艦だが。
思えば1年前は、平成の世があと1か月で終わり、翌日の4月1日には新元号が発表になるという時期でした。昭和→平成の時と違い、世の中はどこか、浮かれていた所もあったような気がします。それからちょうど1年の後、まさか、全世界規模の、一人ひとりの生き死にまで懸かった一大事に直面する事になろうとは、当時は誰も考えなかった。今書いた昭和→平成の移り変わりより、あるいは阪神や東日本の大震災の直後より、数倍、数十倍、空気が重苦しくなってしまいました。何より、先が全く見えないし、じわじわと状況が悪くなっているので。「緊急事態宣言」が現実味を帯びてきているが(安倍首相は「4月1日はない」と言っているが)、万が一宣言された時、日本は、どのような空気に覆われる事になるのでしょうか。残念ながら、新年度となる来月もまた、精神的な重圧に耐えながら、悶々とした日々を送る事になりそう。今から覚悟しておいた方が、良さそうです。
当ブログは、今月は変則的な不定期更新となりました。こんなご時世になんだが、来月は通常通り、火・木・土の週3日の更新体制に戻る予定です。遠出がままならぬ状況ではあるが、ネタは一応あるので。北欧旅行を中心に書きます。