武漢での発覚からわずか3か月、こんな事になるなんて、正直思いもしなかった。甘かったです。東京オリ・パラを延期に、センバツを中止に追い込んだだけでなく、トム・ハンクスに田嶋幸三JFA会長、「三大テノール」プラシノ・ドミンゴ、藤浪晋太郎、酒井高徳、英国の皇太子に首相まで、そして…、志村けん…!! 老いも若きも男も女も、地位も立場もお構いなしに、ウィルスは瞬く間に全世界を覆い、人々の身体も精神も、重苦しく塗りつぶしていく。春を告げる各地のイベント、だけでなく、東日本大震災にNZの銃撃事件の追悼式典まで中止(来月の福知山線事故の追悼式典も中止)。世界の名だたる大都市の現状は、明日の東京の、日本の姿、なのか?明るい話題を生み出す源が失われているのも、精神的に重圧です。「明けない夜はない」という宇野昌磨の言葉を、今は信じるしかない。
そんな中下された、障害者施設殺傷事件に小学生虐待死事件の判決。量刑だけでなく、事件そのものの意味を、背景から今一度探る必要もあると思うのだが、そんな余裕が、今、あるのだろうか?東京大空襲から75年、地下鉄サリン事件から25年、日比谷線脱線事故から20年、韓国哨戒船沈没事件から10年、今月はどんな事があったのか、敢えてウィルス感染以外から探してみたのだが、極めて難しかった…。
1日 東京マラソン 大迫傑 日本新記録更新
2日 北朝鮮 飛翔体2発発射
3日 新幹線バリアフリー強化 国土交通省 ガイドライン見直し
4日 槇原敬之 覚せい剤所持で起訴
5日 囲碁 井山裕太三冠 棋聖戦8連覇 最多タイ
6日 故・緒方貞子元国連難民高等弁務官 米タイム誌 100年分「ことしの女性」に選出
7日 台湾 国民党新主席 江啓臣氏選出
8日 名古屋ウィメンズマラソン 一山麻緒優勝 東京五輪内定
9日 高輪ゲートウェイ駅 開業前に内覧
10日 藤子不二雄A氏デザインキャラクター消印 氷見郵便局で使用開始
11日 トヨタ春闘 7年ぶりベアゼロで決着
12日 東京オリンピック 聖火リレースタート
13日 震災後創立 なみえ創成中学校 初の卒業式
14日 東京で桜開花 統計史上最速
15日 広島カープ 球団創立70年 記念広場完成
16日 関西電力 経済産業省より業務改善命令
17日 日本郵便 ドローン配送実験
18日 「ゲーム1日60分制限」 香川県議会 条例可決
19日 鯨調査船 塩釜港に帰還 IWC脱退後初
20日 韓国 チョ・グク前法相 収賄等の罪で初公判
21日 原宿駅新駅舎 供用開始
22日 首都高速横浜北西線 開業もETCトラブル発生
23日 相模原市立青根小学校 閉校で最後の卒業式
24日 気象庁 観測処理データ システム障害
25日 5G 国内でサービス開始
26日 三菱ふそうトラック・バス 燃料電池トラック 試作車公開
27日 YS-11 量産1号機 茨城県筑西市に陸路で移動
28日 「東アジア文化都市」事業 北九州で開幕
今月はこの他、自民党・河井案里議員の秘書が逮捕、神戸の病院で患者虐待の動画拡散が発覚、ロナウジーニョ逮捕、高梨沙羅が100回目の表彰台、マンガ大賞に「ブルー・ピリオド」、森友学園疑惑で自殺した職員の手記が公開、世界でもっとも売れたアルバムに「嵐」のベスト盤、劇作家別役実氏・歌手ケニー・ロジャース氏・「ねむの木学園」宮城まり子氏・声優増岡弘氏死去、トヨタとNTTが「スマートシティ」で資本提携、などがありました。
ハリウッドの元大物プロデューサーの禁錮刑、娘への性的暴行で父親に逆転有罪判決、韓国で大規模ネット性犯罪組織の主宰者逮捕、外務省職員の児童買春容疑など、女性に対する性的犯罪行為に関するニュースがいくつかありました。歪んだ快楽の代償は、今や自らの生涯をかけてでも償いきれないほど高くつくと、我々男子は皆、今こそ思い知るべし。
新型コロナウィルスの影響は当然の如く、交通業界に重くのしかかっています。JR四国は昨日、発足以来最大の危機に陥っているとして、「志国土佐時代の夜明けのものがたり」はデビューを遅らせ、来月いっぱいは運休と発表しています。高速バス〔キャメル〕も、7日から4月いっぱい全便運休、とリリースされました。交通とは、人や物の移動のニーズがあってこそのシステムであり、それが失われたり、断ち切らたりすれば、生きていけなくなるのも当然。少なくともGWいっぱいまでは、交通業界に甚大な損害を与え続けるのは確実でしょう。そしてその後遺症は、数か月、数年は続くのではないか…。今は、我々の暮らし同様、耐える以外道はないが、どこまで持つのか、大いに懸念されます。
9年ぶりの常磐線全線開通は数少ない明るい話題、のはずだったが、あっという間にどこかへ行ってしまった…。14日のJRグループなどのダイヤ改正、29日の羽田空港国際線大増便、どちらも、大いに期待されたはずだったのだが…。「遠くに出かける事で支援・応援する」という行為が、現状ではとても許されるものになっていない、というのが、なんとも辛い。
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《今月この1枚》
という悲痛な状況に陥る直前の今月前半、北欧4か国を周遊する旅をしてきました。詳しくは来月書くが、前に書いた通り、途中でPCを紛失するとか、あとは列車の停車時間を失念して、荷物を列車に置いたまま駅で置いてけぼりになってしまう(全部無事手元に戻ってきたが)、あいも変わらぬ大失態を繰り返してしまいました。それでも全体的にはまあまあ楽しめたのかな、北欧の、特にスウェーデンやノルウェーの北極圏の車窓は、いつもながら目を奪われるダイナミックさを、改めて感じたりもしました。十数年ぶりくらいの場所も多くて、あまりに大きな変化が起きてびっくりするような場所もありました。北欧での最終日、ヘルシンキの空港では、いよいよ欧州もウィルス感染の影が忍び寄ってきているなあ、と感じるシーンもあったが、当時はまだノーテンキなものでした。
その北欧最終日の8日、ヘルシンキへのフライトに搭乗する前に、コペンハーゲンで乗車した、DSB(デンマーク鉄道 Danske Statsbaner)の「Sトーク」用の電車です。17年前にも乗っていて、№1468で書いているが、改めて出します。片側の4車体に1軸台車を5個配置、反転させた編成を背中合わせに連結した8両編成として運用されています。正式な形式名は解りません(片側が8000番台・もう片側が9000番台)。幅が極めて広くて、3,520㎜もあるそうです。7年前はA・Eに集中して導入されていると書いたが、今はほぼ全ての系統に入っているようです(正確には解らん)。これは、B系統の終点、ファルムで撮影したもの。コペンハーゲンの郊外の、閑静な住宅地の中の終点でした。DSBのマークが変わっていますね。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
29日 日本行き小型機離陸失敗・炎上 マニラ国際空港
30日 海上自衛隊「しまかぜ」 中国の漁船と衝突
31日 首里城北殿 解体作業開始
「しまかぜ」って、実在するんだ。知らなかった(ミリタリーには、基本的に関心がないので)。「艦これ」の駆逐艦に対して、本物は護衛艦だが。
思えば1年前は、平成の世があと1か月で終わり、翌日の4月1日には新元号が発表になるという時期でした。昭和→平成の時と違い、世の中はどこか、浮かれていた所もあったような気がします。それからちょうど1年の後、まさか、全世界規模の、一人ひとりの生き死にまで懸かった一大事に直面する事になろうとは、当時は誰も考えなかった。今書いた昭和→平成の移り変わりより、あるいは阪神や東日本の大震災の直後より、数倍、数十倍、空気が重苦しくなってしまいました。何より、先が全く見えないし、じわじわと状況が悪くなっているので。「緊急事態宣言」が現実味を帯びてきているが(安倍首相は「4月1日はない」と言っているが)、万が一宣言された時、日本は、どのような空気に覆われる事になるのでしょうか。残念ながら、新年度となる来月もまた、精神的な重圧に耐えながら、悶々とした日々を送る事になりそう。今から覚悟しておいた方が、良さそうです。
当ブログは、今月は変則的な不定期更新となりました。こんなご時世になんだが、来月は通常通り、火・木・土の週3日の更新体制に戻る予定です。遠出がままならぬ状況ではあるが、ネタは一応あるので。北欧旅行を中心に書きます。
№2133 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 相模鉄道
ひと昔、ふた昔くらい前の私鉄の駅の画像をご覧頂くシリーズ、今回は神奈川県の相模鉄道です。去年、JRとの相互直通運転が始まり、全国的に話題になった鉄道だが、今回ご覧いただく画像を撮影した1990年代は、「大手私鉄」の仲間入りをしたばかりの頃、10両編成の運行はあったものの、運行区間も短く、グループのエリアも狭く、まだメジャーな存在とは言い難い時期でした。列車種別も急行と各駅停車の2種類だけ、だったし。21世紀になると、JR直通以外にも高架化とか、ブランドイメージ導入とかで、どの駅も大きく様変わりする事になります。
という時期なので、いずみ野線はまだいずみ中央に延伸になったばかりの頃、羽沢横浜国大はもちろん、ゆめが丘、湘南台もまだ先の話です。
本線 横浜~海老名
横浜 よこはま
相鉄ジョイナスが建ち、2Fにホームがあります。その基本的な構造自体は、昔も今も変わらない。
平沼橋 ひらぬまばし
西横浜までは、JR東海道線・横須賀線と並走します。その中間の小駅。
西横浜 にしよこはま
ここも小駅だが、今は駅舎が建て替えられています。羽沢貨物線(今のJR直通電車が走る区間)開通までは、貨物列車は保土ヶ谷とここの間で中継されていました。その名残で、保線用の線路が残っています。また、バスの西横浜営業所が隣接していました。この後、星川の高架化工事のため、留置用の側線が整備され、バス営業所は神奈川区に移転する事になります(現横浜営業所)。
天王町 てんのうちょう
元々高架駅だが、現在は星川高架化の関連で改良工事中。
星川 ほしかわ
地平時代。2面4線というのは変わらず、急行の各駅停車追い抜きもここで行われていました。当時は側線があり、車両の留置も行われていました。大半の側線は西横浜に移設される事になるが、新しい高架線にも2本整備されています。
和田町 わだまち
駅舎自体は変わっていないが、現在はリニューアルされています。
上星川 かみほしかわ
踏切からホーム側を撮っているが、橋上駅舎。相鉄バスが乗り入れていて、休憩のための留置も見られました。
西谷 にしや
今は直通線分岐駅として知られるようになりました。特急まで停車するようになったが(急行は通過のまま)、当時は各駅停車のみの停車。2面4線の退避駅だったが、当時は定期旅客列車の退避はなかった。いずみ野線湘南台延伸時から、退避が設定されるようになります。両側の待避線が、直通線に転用される事になります。ホームの真上で、東海道新幹線が交差。
鶴ケ峰 つるがみね
各駅停車のみ停車の駅では、乗降が一番多い駅でした。ただ、駅舎もホームも、当時は狭かった。湘南台延伸時に設定された快速の停車駅となり、のちに駅舎も増改築されます。
二俣川 ふたまたがわ
いずみ野線分岐駅。全体的な改良工事の真っただ中の撮影なので、こんな形になってしまいました。以前は2面3線で、のちにいずみ野線用として、現在の2番線が設置されました(今は本線も発車)。今はさらに大掛かりな駅になっています。
希望ケ丘 きぼうがおか
当時は上下で駅舎が別々。だから特に朝ラッシュ時の踏切は、かなり危なっかしかった。今は橋上駅舎化。
三ツ境 みつきょう
駅舎は変わっていないが、ブランドイメージに合わせてリニューアルされます。
瀬谷 せや
当時は南北に駅舎があり、ここは跨線橋で結ばれていました。2面3線で上りが2線だったが、当時は上り3番線を使用する定期旅客列車はありませんでした。今は橋上駅舎化され、2面4線となって、特急の追い抜きも頻繁に見られるようです。
大和 やまと
小田急との共同使用駅。昔は相鉄は地平(島式は変わらず)、小田急は築堤上にホームがあって、単なる相対式でした。撮影時点で相鉄は地下化、小田急は2面4線の高架駅となって、ロマンスカーも停車する要衝として、成長しています。当時は相鉄⇔小田急間は連絡改札などなく、自由に行き来できました。北側の改札が相鉄、南側が小田急の管理です。
(今は連絡改札が設けられている)
相模大塚 さがみおおつか
橋上駅舎だが、リニューアルされます。ここは車両の留置線が何本かあり、今でもJRのE233系の姿が見られたりするようです。かつては厚木基地のジェット燃料を輸送する貨物列車があり、相模線の厚木から貨物線を経由し、ここまで乗り入れていました。今でも基地に向かう側線の跡が残っています。
さがみ野 さがみの
橋上駅舎。ここものちにリニューアル。
かしわ台 かしわだい
車両基地のある駅。2面4線だが、昔も今も、旅客列車の追い抜き・退避はない。撮影時点では、駅舎の改良工事中で、同時に駅前の道路も拡幅工事中でした(一時的に、車両通行止めになっていた)。なお南側の、かなり遠くにも駅舎があります。東口と呼んでいるが、昔の大塚本町駅があったあたりです。
海老名 えびな
小田急による開発が行われる前で、駅も、広場も、今とはかなり様相が変わってしまいました。先に小田急の駅舎が改築され、現在は相鉄の駅舎が増築工事中です。JR相模線の海老名駅は、かなり長い通路で結ばれています。相模線はもちろん、今は小田急にも、そして相鉄の駅にもJR東日本の電車が現れます。
いずみ野線 二俣川~いずみ中央
南万騎が原 みなみまきがはら
掘割に相対式ホームがあります。駅舎はのちに増改築されます。駅の北側で、東海道新幹線が交差します。
緑園都市 りょくえんとし
開業時点では、開発はまだ始まっていなくて、山の中。神奈中バスの名瀬終点から歩いていきました。開発が進んで、バス路線も延長されています。駅舎も増築されています。
弥生台 やよいだい
ここものちに橋上駅舎が増築されます。桜が見事。
いずみ野 いずみの
最初の開業時点では、ここが終点でした。2面4線だが、湘南台まで延伸された時点でもなお、旅客列車の追い抜き・退避の設定はなく、待避線は車両の留置に使用されていました。特急設定時に退避が始まり、現在は朝ラッシュ時上りの通勤特急のみ、追い抜きを行っています。
いずみ中央 いずみちゅうおう
当時の終点。島式ホーム。泉区役所の近くだが、バス路線はすぐ近くの道路を経由するものの、駅前の交通広場にはほとんど入らず、交通の要衝としては弱かった。そうてつローゼンと一体になっています。高架線に見える6000系は「アートギャラリー号」。
この後1999(H11)年3月に湘南台まで延伸、そして昨年11月に直通線が開通し、今の路線網(というほど大げさではないが)が出来上がる事になります。
なお、羽沢横浜国大以外の各駅は、2013(H25)年の、ブログ開始10周年記念「神奈川の駅を全部撮る!」で、改めて全駅を撮影しています。7年前なのでさらに姿を変えてしまった駅もいくつかあるが、少しでも現在に近い姿を見たいと思われる方は、そちらをご覧頂ければと思います。
JR直通の次の変化は、3年後に予定される、東急との相互直通の開始です。その時点では、また相鉄線の各駅は姿を変えていくのでしょうか。ホームドアの全駅整備もアナウンスされているし。改良工事が現在進行形の駅も多く、30年前の面影も、真の大手私鉄の風格を備えていく中で、だんだんと消えていく事になるのでしょう。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
27日 YS-11 量産1号機 茨城県筑西市に陸路で移動
28日 「東アジア文化都市」事業 北九州で開幕
毎日のように「〇〇県で何人感染」「〇〇県で何人死亡」とかいうニュースばかりだと、本当に気分は最高に、ブラックに近いブルーです。「非常事態宣言」「首都封鎖」が現実味を帯びて語られるようになってきたが、ツイッターなどをナナメ読みすると、あまり自らの発言に責任を持たない、軽率と思えるコメントが非常に多いのだけれど、「早くやれ、でないと手遅れだ」「私権を脅かす行為には、絶対反対」の2つの方向に大別できるようです。それぞれの政治的思想も絡んでくるようだが、どちらももっとも、ではあるでしょう。結局、広範囲に広がりすぎた感染を抑え込むには、人の移動を最大限止める以外道がなく(少なくとも私には他の手段は思いつかない)、「私権をある程度制限しても感染防止のためには、私権(特に移動)の制限もやむなし」なのか、「感染防止も大事だが、やはり私権や思想の自由は大事なんだ」という事か、この究極の二者択一を、我々自身が迫られる状況が、目の前に迫りつつあるという事でしょう。どちらもイヤ、というのなら、上から何か言われる前に、我々自身が、自分の責任で、道を決めなければなりません。
№2132 JTB時刻表2020年4月号(JTBパブリッシング)
新型コロナウィルス感染はだんだん事態が深刻になってきて、オリ・パラの延期も決まったけれど、正直どこからどう書けばよいのやら解らず、私の頭の中は混乱状態です。とりあえず東京都は今日、今週末の不要不急の外出は控えるよう、要請を出しました。神奈川県など周辺の各県からも、同様の要請が出ています。どの業界も同じだろうが、交通業界への被害が甚大になってきていて、JR各社の発表では、新幹線・在来線とも、路線によっては半分以上の利用の落ち込みが見られるという事です。結局のところ、ウィルス感染自体がどうにか好転しなかったらどうにもならず、残念ながら、私がいつも口にする、「乗り物の力で人々を元気に」というフレーズ、今回の事態には当てはまりません。「コロナに勝つ!」なんて看板を掲げている飲食店とかも見かけるけれど、シロートの人間がウィルスに勝てるはずがない、ですよね?残念だけれど、私も週末は、仕事は行かなければならないが、後は自宅でおとなしく過ごす事にします。次の休みの日も、たぶん同じでしょう。「首都封鎖」なんて事態だけは、どうかご勘弁。
「JTB時刻表2020年4月号」、少々早めに、先週の19日、発売になりました。
春の私鉄 ダイヤ改正大特集
JRだけでなく、私鉄も、特にJRとの関りが強い私鉄では同日にダイヤ改正を行うが(近年では特に)、特に今年の3月14日は、JRと直接ダイヤ面での関わりが少ない各私鉄も、結構大きな改正がありました。改正でなくても、駅の移転や改称など、目に触れる部分での変化が大きいです。
特に、大手私鉄の西の横綱・近鉄と、東の横綱・東武は、会社の沿革まで記されています。
JRでは、東日本のE261系〔サフィール踊り子〕がまず注目だが、西の目玉商品は、近鉄の「ひのとり」。今号の表紙も飾っています(場所は書いていないが、奈良県内のどこかではないか)。レギュラー車両でシートピッチが1mを超えるのは、DRC・スペーシアなどの東武特急に次ぐものか。客室も良さそうだが、カフェスポットの設置が注目されると思うう。実際のものはまだ見ていないが、コーヒー等の他、パンなどの軽食も販売するという。JRの特急でも、できませんかねえ?
ただ、この列車は単純にアーバンライナー編成を置き換えて「停車駅の少ない名阪特急」(いわゆる「甲特急」だが、全列車が津に、大半が大和八木に停車する現状では、「ノンストップ特急」という言い方はもう使えないか)の、いずれは全列車で使用される事になるが、料金が全席で追加になり、実質値上げ。設備で十分カバー、という所なのだろう。ともあれ早く乗ってみたい列車でもあるが、「しまかぜ」もまだだしなあ。
東武は、今回はアーバンパークライン(野田線)が中心となり、全線で急行運転を開始。ここには記載がないが、逆井~六実間の複線化工事の完成で、千葉県内区間でも急行が走る事になりました。複線区間全区間で、急行運転が行われる事になります。
ここは先日行ってきました。柏~船橋間は、高柳駅が橋上駅舎の2面4線となり、上下とも急行が普通を追い抜くダイヤになっています。ただ、30分間隔は、距離からすると少ないなあ。この路線に限らないが、急行運転をする路線は、15~20分間隔くらい(急行:普通=1:1~2程度)のフリークェンシーが欲しい(京王井の頭線が、理想形か)。
今回はやや暫定的な部分があり、6月6日に予定されている、スカイツリーライン(伊勢崎線)関連のダイヤ改正時に、暫定的に通勤型で運行されている夜間の急行が、特急〔アーバンパークライナー〕となって、柏発着が増える事になります。でも停車駅や所要時間は変わらないので、着席サービスの提供、という部分が大きいだろう。
このほか、桐生線の阿左美駅が移転。スカイツリーライン(伊勢崎線)関連は、特急・SL関連はリリースが出ているが、本格的には、「THライナー」もスタートする6月6日に改正が行われます。一般列車はどの程度変わるか。
東上線は、結局今回は変わらなかったねえ。地下鉄有楽町線が増発になったので(日中6→5分毎)少しは何かあると思っていたのだが、みなみ寄居駅開業の10月31日に改正、となるか。
京急は、ダイヤ改正はしないが、一挙に6つの駅名が変わる(京急は駅名の変更が多い鉄道だ)。特に新逗子→逗子・葉山は、逗子線の終点だから、列車(主にエアポート急行)の行先表示も変わる事になる。仲木戸はペデストリアンデッキを挟んでJRの東神奈川と向かい合っているが、京急にはすでに神奈川駅があり、神奈川(京急)~東神奈川(JR)~京急東神奈川(京急)という関係になって、これは、子安(京急)~新子安(JR)~京急新子安(京急)に似ている。
あとは富山地方鉄道の市内線の直通運転が大きいかなあ。富山ライトレールは先月、富山地方鉄道に合併されています。富山港線は、1924(T13)年に富岩鉄道によって開業していて、以降富山電気鉄道→国鉄→JR西日本→富山ライトレール→富山地方鉄道と、100年弱の間に5回も運営事業者が変わった事になります。
神戸電鉄は、全体的に相変わらず削減が続くが、一方で粟生線は志染~三木間で増発があり、30分間隔の運転になる(三木市の要請もあったという事)。昔は15分間隔だったけれど。
他社でもいろいろあるが、東急東横線・みなとみらい線がなかった。比較的小規模だったからかも知れない。東横線・みなとみらい線は、平日朝6時台の元町・中華街→渋谷間の特急の設定で、オフピーク通勤キャンペーン時に運行されてきた「時差Biz特急」の定期列車化。副都心線直通開始以降で、みなとみらい線・東横線で完結する定期特急は、確か初めて。目黒線はラッシュ時の増発の他、深夜に大岡山行の設定があります(日吉0時29分発で、奥沢行の延長)。
これから予想されるトピックスで一つ、もう間もなくの話になるが、札幌市交通局の市電が、4月から外郭団体の札幌市交通事業振興公社の運営になる、という事は記載がありませんでした。上下分離方式で、軌道は引き続き札幌市交通局が保有(富山の「セントラム」と同じ)。ダイヤや運賃、運賃体系(乗り継ぎ割引など)は変わらないので、当面は目に見える変化は、あまりないでしょう。
「のりもの情報局」は、「京成電鉄『桜に染まるまち、佐倉』キャンペーン実施」「つくばエクスプレス・流鉄『うさぎのモフィスタンプラリー』開催」「大井川鐡道『みどりのきかんしゃトーマス号』」「箱根登山鉄道 リニューアル車両デビュー」
「JTBパブリッシング『のりもの大集合かるた』」「JTBパブリッシング『時刻表専用ブックカバー』リトライ」。
最近は、タイアップキャンペーンで、駅の表記を短期間変えるケースが多いようです。京急は「北斗の拳」「ワンピース」とのタイアップで変えていた事があったし。
「モフィスタンプラリー」は、今日、中止が発表になりました。
「鉄道プレゼントコーナー」は、「FIRSTCAR MUSEUM」(「先頭車両」という事か?)で、近鉄50000系「しまかぜ」。
特集のページ
春の行楽臨時列車が多数掲載されているが、新型コロナウィルスの影響で、掲載になりながら取りやめとなった列車も、少なからず出てきています。5月・6月設定の列車もあるが、今後の感染の影響によっては、さらに取りやめが増えるでしょう。JR東海の特急〔しだれ桜〕(3月29日運転)は、今のところは運転されそう(今日現在、JR東海の公式Webでのリリースでは、運転の有無は確認できなかった)。
「本文の訂正」でも、列車取りやめの他、JR東海・東海道本線の快速の愛知御津・西小坂井臨時停車(共に3月29日)の取りやめが記載されています。
本文
JR西日本〔WEST EXPRESS銀河〕の時刻が発表になりました。
下り
京都21:15 → 9:31出雲市 運転日:京都発5月8日~6月26日の金曜日と5月11日(姫路着の時刻を変更)
停車駅:新大阪・大阪・三ノ宮・神戸・姫路・生山・米子・宍道・松江・玉造温泉・宍道
上り
出雲市16:00 → 6:12大阪 運転日:出雲市発5月9日~6月27日の土曜日と5月13日
停車駅:宍道・玉造温泉・松江・宍道・米子・根雨・備中高梁・神戸・三ノ宮
ずいぶん時間がかかるなあの印象が強い。下りの大阪→米子間が9時間18分、上りは12時間24分。単純比較もできないが、2004(H16)年10月まで同区間(福知山線経由)で運行されていた急行〔だいせん〕は、下りが6時間27分、上りが7時間57分(共に倉吉~米子間快速)でした。長時間停車する駅が多く、下りは姫路で54分(5月11日除く)・生山で32分・米子で32分、上りは松江で28分・根雨で33分・備中高梁で35分の停車。大半は定期特急待ち合わせだが、下りの根雨は普通列車821Mの待ち合わせ。多少特殊な列車で、設備面が売りの列車という事を考慮しても、普通列車にまで抜かれるのは、「特急」としてはどうなのだろうか。
なお本文の記載では漏れていて、先の「本文の訂正」に記されているが、下りは姫路→生山、上りは備中高梁→神戸間を挟む利用のみ可能。
JRの改正で、前回書かなかった部分をいくつか。
御殿場線は、国府津~御殿場間の日中(10~14時台)はほぼ1時間おきの運転。国府津発は毎時50分に統一(東京方面からの快速アクティーから接続)。
姫新線(佐用~新見間)は、快速として走っていた下り1本・上り3本が、各駅停車の普通に変更。一方で下り9877Dは富原、上り9850Dは多治部・富原が通過。
伯備線は、日中の岡山~備中高梁間の普通列車3本が、総社折り返しに短縮。
会社線は、堺・大阪・京都~神奈川県の夜行バスは、江ノ電バスが今月いっぱいで撤退。南海バスの単独運行になるように見えるが、江ノ電バスに代わり、4月1日より和歌山バスが参入。
東京~羽後本荘間〔エクスプレス鳥海〕は、4月1日より新宿駅西口(バスタ新宿ではない)発着に延伸。
東京都内と長野を結ぶ路線は4月1日より、これまでの新宿~中央道経由~長野(京王・アルピコ)と、池袋~上信越道~長野(長電・アルピコ東京)が、予約システムを一本化。ダイヤも統一され、池袋系統も中央道経由になります。柳原発着は、2往復が長野駅発着に短縮。
名古屋~長野は4月1日より、1往復減便。長野発早朝・名古屋発午後便のみ運行。
4月10日、高岡~高山線が開業。濃飛・加越能に加えて、イルカ交通の参入が注目されます。新高岡駅・白川郷経由で、1往復はさらに砺波駅も経由。
一般路線は、JR四国バスの大栃線が、3月31日をもって美良布~大栃間を廃止。残存区間は、平日のみ上下とも20時台の便が設定され、最終バスが繰り下げになります。大栃へ行かなくなるのなら、路線の名前を変えなければならなくなるのでは?廃止区間は時刻表の掲載がないが、4月1日から香美市営バスが運行。平日8往復・土休日5往復のみ運行(元日のみ運休)。アンパンマンミュージアム前バス停は大宮前と改称。
なお、既に時刻表の掲載がなくなっているが、JRバス関東の水都東線も、4月1日から関東鉄道による運行になり、茨城県で水戸より北のJR一般バス路線は全滅します。
航空は、3月29日より夏スケジュールに移行、羽田発着の国際線が大幅増便になる…のだが、欄外に、「新型コロナウィルスの影響で、スケジュールが変更になる場合がある」と注釈があります。そんな文言では済まなくなっているのが現状だが、いずれこの時刻表をもとに、新しい日本の国際線ダイヤを総整理・研究してみたいと考えています。このスケジュール通りに飛べる日は、いつくるのか。
付録に「私鉄特急大図鑑 2020」。
冒頭に書いたように、新型コロナウィルスの影響は交通業界への影響が甚大で、時刻表に記載されているGWにかけての臨時列車も、〔サンライズ出雲91・92号〕など、多数の取りやめがすでに発表になっています。〔SLやまぐち〕も、5月6日までは取りやめです。新幹線も大幅に削減されるし、JR北海道では既に、定期特急の減便・減車が始まっています(〔カムイ19号〕は〔ライラック〕編成で運行し、グリーン車も営業するが、グリーン車指定席券は車内で発売)。次号はGW直前となるが、例年のような、「GW直前!さあ、どこ行こう?」みたいな事には、間違いなくなりません。今から非常に憂鬱です。
ところで、札沼線はどうなるんでしょうねえ?5月6日限りの非電化区間廃止に向け、相当乗客が集中する事は間違いないが、現状のままでは当然、大混雑を黙認するわけにはいかないし、一方でSL列車などとは違い、あくまで定期の普通列車なので、運行取りやめ、とも行かないのではないか。JR北海道は今のところ、札沼線のラストはどうする、というリリースは出していません。今後注目です。
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当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
22日 首都高速横浜北西線 開業もETCトラブル発生
23日 相模原市立青根小学校 閉校で最後の卒業式
24日 気象庁 観測処理データ システム障害
25日 5G 国内でサービス開始
26日 三菱ふそうトラック・バス 燃料電池トラック 試作車公開
とにかく、明るい話題が日本も、世界もほとんどない、というか皆無に近くて、これが精神的に辛い。それを生み出す源がないから…(大震災の直後でさえ、そういうのは小さくてもあったと思う)。ところで今週初め、秋葉原に立ち寄る機会があって、「メイドカフェ」が多いのはらしいな、と感じたのだけれど、この状況で商売、成り立っているのでしょうかねえ?入った事がないから雰囲気は解らんが、感染を招きそうな雰囲気がありそうな気がする。それはないとしても、メイドさんがマスク姿だったら、あまりにも興醒め、じゃないですか?
「JTB時刻表2020年4月号」、少々早めに、先週の19日、発売になりました。
春の私鉄 ダイヤ改正大特集
JRだけでなく、私鉄も、特にJRとの関りが強い私鉄では同日にダイヤ改正を行うが(近年では特に)、特に今年の3月14日は、JRと直接ダイヤ面での関わりが少ない各私鉄も、結構大きな改正がありました。改正でなくても、駅の移転や改称など、目に触れる部分での変化が大きいです。
特に、大手私鉄の西の横綱・近鉄と、東の横綱・東武は、会社の沿革まで記されています。
JRでは、東日本のE261系〔サフィール踊り子〕がまず注目だが、西の目玉商品は、近鉄の「ひのとり」。今号の表紙も飾っています(場所は書いていないが、奈良県内のどこかではないか)。レギュラー車両でシートピッチが1mを超えるのは、DRC・スペーシアなどの東武特急に次ぐものか。客室も良さそうだが、カフェスポットの設置が注目されると思うう。実際のものはまだ見ていないが、コーヒー等の他、パンなどの軽食も販売するという。JRの特急でも、できませんかねえ?
ただ、この列車は単純にアーバンライナー編成を置き換えて「停車駅の少ない名阪特急」(いわゆる「甲特急」だが、全列車が津に、大半が大和八木に停車する現状では、「ノンストップ特急」という言い方はもう使えないか)の、いずれは全列車で使用される事になるが、料金が全席で追加になり、実質値上げ。設備で十分カバー、という所なのだろう。ともあれ早く乗ってみたい列車でもあるが、「しまかぜ」もまだだしなあ。
東武は、今回はアーバンパークライン(野田線)が中心となり、全線で急行運転を開始。ここには記載がないが、逆井~六実間の複線化工事の完成で、千葉県内区間でも急行が走る事になりました。複線区間全区間で、急行運転が行われる事になります。
ここは先日行ってきました。柏~船橋間は、高柳駅が橋上駅舎の2面4線となり、上下とも急行が普通を追い抜くダイヤになっています。ただ、30分間隔は、距離からすると少ないなあ。この路線に限らないが、急行運転をする路線は、15~20分間隔くらい(急行:普通=1:1~2程度)のフリークェンシーが欲しい(京王井の頭線が、理想形か)。
今回はやや暫定的な部分があり、6月6日に予定されている、スカイツリーライン(伊勢崎線)関連のダイヤ改正時に、暫定的に通勤型で運行されている夜間の急行が、特急〔アーバンパークライナー〕となって、柏発着が増える事になります。でも停車駅や所要時間は変わらないので、着席サービスの提供、という部分が大きいだろう。
このほか、桐生線の阿左美駅が移転。スカイツリーライン(伊勢崎線)関連は、特急・SL関連はリリースが出ているが、本格的には、「THライナー」もスタートする6月6日に改正が行われます。一般列車はどの程度変わるか。
東上線は、結局今回は変わらなかったねえ。地下鉄有楽町線が増発になったので(日中6→5分毎)少しは何かあると思っていたのだが、みなみ寄居駅開業の10月31日に改正、となるか。
京急は、ダイヤ改正はしないが、一挙に6つの駅名が変わる(京急は駅名の変更が多い鉄道だ)。特に新逗子→逗子・葉山は、逗子線の終点だから、列車(主にエアポート急行)の行先表示も変わる事になる。仲木戸はペデストリアンデッキを挟んでJRの東神奈川と向かい合っているが、京急にはすでに神奈川駅があり、神奈川(京急)~東神奈川(JR)~京急東神奈川(京急)という関係になって、これは、子安(京急)~新子安(JR)~京急新子安(京急)に似ている。
あとは富山地方鉄道の市内線の直通運転が大きいかなあ。富山ライトレールは先月、富山地方鉄道に合併されています。富山港線は、1924(T13)年に富岩鉄道によって開業していて、以降富山電気鉄道→国鉄→JR西日本→富山ライトレール→富山地方鉄道と、100年弱の間に5回も運営事業者が変わった事になります。
神戸電鉄は、全体的に相変わらず削減が続くが、一方で粟生線は志染~三木間で増発があり、30分間隔の運転になる(三木市の要請もあったという事)。昔は15分間隔だったけれど。
他社でもいろいろあるが、東急東横線・みなとみらい線がなかった。比較的小規模だったからかも知れない。東横線・みなとみらい線は、平日朝6時台の元町・中華街→渋谷間の特急の設定で、オフピーク通勤キャンペーン時に運行されてきた「時差Biz特急」の定期列車化。副都心線直通開始以降で、みなとみらい線・東横線で完結する定期特急は、確か初めて。目黒線はラッシュ時の増発の他、深夜に大岡山行の設定があります(日吉0時29分発で、奥沢行の延長)。
これから予想されるトピックスで一つ、もう間もなくの話になるが、札幌市交通局の市電が、4月から外郭団体の札幌市交通事業振興公社の運営になる、という事は記載がありませんでした。上下分離方式で、軌道は引き続き札幌市交通局が保有(富山の「セントラム」と同じ)。ダイヤや運賃、運賃体系(乗り継ぎ割引など)は変わらないので、当面は目に見える変化は、あまりないでしょう。
「のりもの情報局」は、「京成電鉄『桜に染まるまち、佐倉』キャンペーン実施」「つくばエクスプレス・流鉄『うさぎのモフィスタンプラリー』開催」「大井川鐡道『みどりのきかんしゃトーマス号』」「箱根登山鉄道 リニューアル車両デビュー」
「JTBパブリッシング『のりもの大集合かるた』」「JTBパブリッシング『時刻表専用ブックカバー』リトライ」。
最近は、タイアップキャンペーンで、駅の表記を短期間変えるケースが多いようです。京急は「北斗の拳」「ワンピース」とのタイアップで変えていた事があったし。
「モフィスタンプラリー」は、今日、中止が発表になりました。
「鉄道プレゼントコーナー」は、「FIRSTCAR MUSEUM」(「先頭車両」という事か?)で、近鉄50000系「しまかぜ」。
特集のページ
春の行楽臨時列車が多数掲載されているが、新型コロナウィルスの影響で、掲載になりながら取りやめとなった列車も、少なからず出てきています。5月・6月設定の列車もあるが、今後の感染の影響によっては、さらに取りやめが増えるでしょう。JR東海の特急〔しだれ桜〕(3月29日運転)は、今のところは運転されそう(今日現在、JR東海の公式Webでのリリースでは、運転の有無は確認できなかった)。
「本文の訂正」でも、列車取りやめの他、JR東海・東海道本線の快速の愛知御津・西小坂井臨時停車(共に3月29日)の取りやめが記載されています。
本文
JR西日本〔WEST EXPRESS銀河〕の時刻が発表になりました。
下り
京都21:15 → 9:31出雲市 運転日:京都発5月8日~6月26日の金曜日と5月11日(姫路着の時刻を変更)
停車駅:新大阪・大阪・三ノ宮・神戸・姫路・生山・米子・宍道・松江・玉造温泉・宍道
上り
出雲市16:00 → 6:12大阪 運転日:出雲市発5月9日~6月27日の土曜日と5月13日
停車駅:宍道・玉造温泉・松江・宍道・米子・根雨・備中高梁・神戸・三ノ宮
ずいぶん時間がかかるなあの印象が強い。下りの大阪→米子間が9時間18分、上りは12時間24分。単純比較もできないが、2004(H16)年10月まで同区間(福知山線経由)で運行されていた急行〔だいせん〕は、下りが6時間27分、上りが7時間57分(共に倉吉~米子間快速)でした。長時間停車する駅が多く、下りは姫路で54分(5月11日除く)・生山で32分・米子で32分、上りは松江で28分・根雨で33分・備中高梁で35分の停車。大半は定期特急待ち合わせだが、下りの根雨は普通列車821Mの待ち合わせ。多少特殊な列車で、設備面が売りの列車という事を考慮しても、普通列車にまで抜かれるのは、「特急」としてはどうなのだろうか。
なお本文の記載では漏れていて、先の「本文の訂正」に記されているが、下りは姫路→生山、上りは備中高梁→神戸間を挟む利用のみ可能。
JRの改正で、前回書かなかった部分をいくつか。
御殿場線は、国府津~御殿場間の日中(10~14時台)はほぼ1時間おきの運転。国府津発は毎時50分に統一(東京方面からの快速アクティーから接続)。
姫新線(佐用~新見間)は、快速として走っていた下り1本・上り3本が、各駅停車の普通に変更。一方で下り9877Dは富原、上り9850Dは多治部・富原が通過。
伯備線は、日中の岡山~備中高梁間の普通列車3本が、総社折り返しに短縮。
会社線は、堺・大阪・京都~神奈川県の夜行バスは、江ノ電バスが今月いっぱいで撤退。南海バスの単独運行になるように見えるが、江ノ電バスに代わり、4月1日より和歌山バスが参入。
東京~羽後本荘間〔エクスプレス鳥海〕は、4月1日より新宿駅西口(バスタ新宿ではない)発着に延伸。
東京都内と長野を結ぶ路線は4月1日より、これまでの新宿~中央道経由~長野(京王・アルピコ)と、池袋~上信越道~長野(長電・アルピコ東京)が、予約システムを一本化。ダイヤも統一され、池袋系統も中央道経由になります。柳原発着は、2往復が長野駅発着に短縮。
名古屋~長野は4月1日より、1往復減便。長野発早朝・名古屋発午後便のみ運行。
4月10日、高岡~高山線が開業。濃飛・加越能に加えて、イルカ交通の参入が注目されます。新高岡駅・白川郷経由で、1往復はさらに砺波駅も経由。
一般路線は、JR四国バスの大栃線が、3月31日をもって美良布~大栃間を廃止。残存区間は、平日のみ上下とも20時台の便が設定され、最終バスが繰り下げになります。大栃へ行かなくなるのなら、路線の名前を変えなければならなくなるのでは?廃止区間は時刻表の掲載がないが、4月1日から香美市営バスが運行。平日8往復・土休日5往復のみ運行(元日のみ運休)。アンパンマンミュージアム前バス停は大宮前と改称。
なお、既に時刻表の掲載がなくなっているが、JRバス関東の水都東線も、4月1日から関東鉄道による運行になり、茨城県で水戸より北のJR一般バス路線は全滅します。
航空は、3月29日より夏スケジュールに移行、羽田発着の国際線が大幅増便になる…のだが、欄外に、「新型コロナウィルスの影響で、スケジュールが変更になる場合がある」と注釈があります。そんな文言では済まなくなっているのが現状だが、いずれこの時刻表をもとに、新しい日本の国際線ダイヤを総整理・研究してみたいと考えています。このスケジュール通りに飛べる日は、いつくるのか。
付録に「私鉄特急大図鑑 2020」。
冒頭に書いたように、新型コロナウィルスの影響は交通業界への影響が甚大で、時刻表に記載されているGWにかけての臨時列車も、〔サンライズ出雲91・92号〕など、多数の取りやめがすでに発表になっています。〔SLやまぐち〕も、5月6日までは取りやめです。新幹線も大幅に削減されるし、JR北海道では既に、定期特急の減便・減車が始まっています(〔カムイ19号〕は〔ライラック〕編成で運行し、グリーン車も営業するが、グリーン車指定席券は車内で発売)。次号はGW直前となるが、例年のような、「GW直前!さあ、どこ行こう?」みたいな事には、間違いなくなりません。今から非常に憂鬱です。
ところで、札沼線はどうなるんでしょうねえ?5月6日限りの非電化区間廃止に向け、相当乗客が集中する事は間違いないが、現状のままでは当然、大混雑を黙認するわけにはいかないし、一方でSL列車などとは違い、あくまで定期の普通列車なので、運行取りやめ、とも行かないのではないか。JR北海道は今のところ、札沼線のラストはどうする、というリリースは出していません。今後注目です。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
22日 首都高速横浜北西線 開業もETCトラブル発生
23日 相模原市立青根小学校 閉校で最後の卒業式
24日 気象庁 観測処理データ システム障害
25日 5G 国内でサービス開始
26日 三菱ふそうトラック・バス 燃料電池トラック 試作車公開
とにかく、明るい話題が日本も、世界もほとんどない、というか皆無に近くて、これが精神的に辛い。それを生み出す源がないから…(大震災の直後でさえ、そういうのは小さくてもあったと思う)。ところで今週初め、秋葉原に立ち寄る機会があって、「メイドカフェ」が多いのはらしいな、と感じたのだけれど、この状況で商売、成り立っているのでしょうかねえ?入った事がないから雰囲気は解らんが、感染を招きそうな雰囲気がありそうな気がする。それはないとしても、メイドさんがマスク姿だったら、あまりにも興醒め、じゃないですか?