№2118 九州横断旅行 1.ANA797便
先月26日から28日にかけて、大分から熊本の、九州横断旅行に出かけました。豊肥本線は熊本地震の影響で、未だに肥後大津~阿蘇間の普通が続いていて、今回、阿蘇~肥後大津間は長距離バスでつなぐ事になります。熊本も、地震以降では初めての訪問になりました。どんな姿を見る事になるのでしょうか。
ただ、事前の天気予報が、3日間とも、良くない…。
1月26日(日)
今回は仕事が終わってすぐ羽田空港へ直行、ANA便で大分へ飛びます。そうでないと、翌日の豊肥本線のダイヤが、運行区間でも、特に非豊後竹田~阿蘇間は常に限られたものになっているので。
今回は藤沢から羽田空港まで、高速バスを利用しました。13時00分発江ノ電バス。昨年の初めあたりから運行している、エアロエースの802号車。
全席に充電用のUSBハブが備えられています。Wi-Fiもある(メルアドの登録が必要。1回60分で1日3回まで)。
大船へのルートの途中、柏尾川の反対側に見える、江ノ電バスの湘南営業所。夜行高速バス〔レイク&ポート号〕は、昨年から羽後交通の単独運行になっているが、入庫先は引き続きここのよう。この画像では解らないだろうが、エアロクィーンがチラッと見えました。
藤沢からの乗客はそんなに多くなく、大船からの乗車が目立ちました。しばらく居眠り。ラクでいいなあ。
目覚めれば鶴見つばさ橋を過ぎた所。左には海芝浦。205系が停車しているのが解るでしょうか。
首都高速湾岸線。交通量は、そんなには多くない。
藤沢から1時間強で、羽田空港に着きました。国際線まで乗り通す乗客はいなかった。
第2ターミナル2Fの出発ロビー。
出発案内表示。右側の上から4番目が、今回搭乗するANA767便。「コードシェア便」と書かれているが、他社の便名は表示されない。
バゲージドロップ。ここで荷物を預けて、早めに手荷物検査場を通過してしまう。
手荷物検査場では、後ろには香港のパスポートを持つ家族連れが並んでいたけれど、皆マスク姿だった。
出発は、南側のフィンガーの70番ゲート。まだ機体の姿はなかった。お客さんの姿は既に多い。
南側のフィンガーはあちらこちら工事中で、72・73番ゲートは閉鎖されている。国際線就航の準備もあるだろう。
14時52分、西側からA321型が現れました。JA132A。どこから来たのかは解らない。高知か?
すぐ後ろ、中国東方航空のA330-300が通過して行く。上海ディズニーランドのフルラッピング。でも、この日の時点では既に閉園になっていたのだが。
搭乗開始。工事のため右側の売店?が壁で覆われていて、そのためやや狭い。
15時30分出発予定より、8分遅れでの出発となりました。機内安全ビデオ。歌舞伎。機体から脱出する際は手荷物は持ち出すな、とは、ANA版でも強調はされている。
D滑走路、R/W05へタキシング。その途中、真っ白なB767-300が見えた。元JAL機だろうが、レジが読み取れなかった。
D滑走路は離陸機が多くなく、SKYのBリーグラッピング機がテイクオフしていくと、すぐにラインナップ。A滑走路への着陸機を見る。
離陸滑走。
風の塔を右に見て、Uターンするような形で右線回。
すぐ右に羽田空港全体を見るが、このあたりから雲を遮るようになる。
それでも雲の切れ目から、下界を見る事もできます。右側に羽田空港、左下には多摩川。
相模原市。中央部は、米軍の相模原補給廠。
遠くに見える湖は、津久井湖。
ベルトサインが消灯する頃、右手は河口湖。富士吉田市は、真っ白だ。左側は富士山が見えていただろう。
左に西湖、右に河口湖。奥には、黒岳を初めとする山々。
本栖湖。
南アルプスを越える。
改めて、キャビン。ANAのA321neoは、去年徳島路線で乗ったばかりでした。
正直スマホのWi-Fiは、未だに扱いに慣れない部分もあるのだけれど、ともかくライブTVを見る事は出来ました。CNNjは、米トランプ大統領の弾劾裁判。
ドリンクサービスが回ってきたので、お茶と共に、空港で買っておいた「ブルーインパルス弁当」なるものを食してみました。お子様ランチ、だよね。1,485円だったのだが、正直値段の割には、ややボリュームが少ないと思いました。無論、ブルーインパルス型の容器を持ち帰って、自宅で遊べるというのがあるのだが。
弁当にはステッカーも入っていて、容器に貼り付ける事で完成します。こんな感じ。
「治一郎のバウムクーヘンカット」。コーヒーと共に食する。
モニターでは、外国人の目線で日本を旅するという「SELECTRAVEL」というプログラムがあり、1月は神奈川県だったから見てみました。内容は面白かったが、全部レンタカーの移動、というのは、ちょっと哀しい。箱根の老舗旅館は外国人でいつも満室、らしいが、一泊3万5000円~!では、私のようなビンボー人には泊まれないよ…。画像は鎌倉の長谷寺で、他には横須賀のドブ板通りとか、カップヌードルミュージアムとかが出てきた。
窓の外は、基本的にはずっと曇りがち、巡航高度では、景色はほとんど楽しめなかった。ルートはWi-Fiの画面で確かめる。姫路を過ぎたあたり。
データ。高度は10,000mは越えていない。
岡山県の上空でもう降下開始。下界も見えてくる。非常に見づらいが、広島のようだ。
宮島。
光市付近。
このあたりは、一昨年搭乗したSNA便とほぼ同じだ。
周防灘上空を通過してアプローチしていくのも同じ。姫島も見る。このあたりでベルトサインが点灯する。
国東半島。
今回違っていたのは、このあたり。一昨年より半島が遠い。
右手には、空港を見る。この画像では解りづらいが、R/W01からの離陸機がいる。JALのB737-800のようだ。
空港をやり過ごして、大きく右線回してアプローチ。離陸機が滑走路を離れ、上昇していくのが見えた。この離陸機がいたので、R/Wは01になったのではないだろうか。
着陸。
到着。右にはJALのB737-800が、もう1機いました。ちなみに、反対側にはJ-AIRのE190がいたが、この時間は、JAL機は大分にはいないはずだ。何だろう?
降機が時には、パーソナルモニターは、機内安全ビデオのメイキングが流れていました。
ただ、前にもどこかで少し書いたが、機内安全ビデオはエンタメではないのだから、シンプルかつストレートなのが一番。でないと、伝えたい事、伝わってもらわないと困る事が伝わらない心配もあると思う。なので、個人的には、この内容はやや疑問。根本的には、お客さんがビデオを見ないのが一番良くないのだが。
大分空港到着は、1分の延着で済みました。
手荷物受け取りのバゲージクレーム。慌ただしく手荷物を受け取る。
到着ロビー。
この日は別府に泊まるので、別府行大分交通バスに乗車。10分しかないので、少々慌ただしいが、次のバスは相当後なので、何が何でも乗らない。めじろんnimocaを導入しているので、PASMO利用可。
大分空港道路を行く。正面に、由布岳。
という感じで、この日宿泊の別府に到着しました。ホテルに着くとすぐ、雨が降り出した。残念ながら翌日からの2日間も、曇天になりそうだ。ともかく明日は、豊肥本線で熊本に行きます。阿蘇~肥後大津間はバス、という事になるが。阿蘇は、熊本は、どんな表情を見せるのだろうか。
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《今日のニュースから》
9日 旭川でマイナス36℃ 今冬一番の厳寒
10日 JRグループ 全国でシステム障害 クレジットカード使用不可で混乱
11日 イスラム革命から41周年 イラン各地で記念集会
JRの方に関心が行っているが、近鉄生駒線も、電気トラブルの影響で、今日は2回に渡って一時全線不通になりました。昨日からたびたび起きているそう。
野村克也さんが亡くなりました。お悔やみを申し上げますが、去年頭の星野仙一氏以降、昭和40~50年代くらいにプレーヤーとして、後には指導者として球界を支えてきたレジェンドが、相次いでいなくなっています。一方で山本浩二氏の復帰は明るい。どうか星野仙一・衣笠祥雄の分まで、長生きして欲しい。
韓国映画「パラサイト」が、外国語作品としては初めて、アカデミー作品賞を受賞する快挙を達成しました。私は映画を見ていないからそのものはどうこう言えないが、韓国社会の格差を描いた、という事で、9年前の韓国弾丸旅行を思い出しました。「なんとなく」のレベルでしかなかったが、韓国社会って、結構格差が大きいのではないか?と、当ブログ№503でも感想を書かせていただいています。サムスンとかあるので、国全体が先進的、というイメージも受けるのだが、やはりダークな部分も、結構あるのは間違いなさそうです。
この状況では致し方ないが、ニュースは連日コロナウィルス感染一色で、他のトピックスを探すのが一苦労です。今回書いている九州横断旅行の時点でも、既に厳しい状況になりそうだ、という雰囲気が見えてきていました。日本の工場の操業にも影響が出始めているようで、経済の面でも心配が出てきています。交通や観光も、心配だなあ。