
沖縄都市モノレール、愛称「ゆいレール」は10月1日、首里~てだこ浦西間が延伸開業しました。本来は今春開業の予定がずれ込んだもので、結果的に令和最初の鉄道新線となりました。沖縄での目的の一つはこの新線区間の乗車にありますが、それは午後に回す事にして、青空ものぞく午前中は、空港の展望デッキから、旅客機の撮影に当てる事にします。

展望デッキ。南北に1ヶ所ずつあり、ここは南側。現在は無料です。

展望デッキから見るエプロン。南北両フィンガーに挟まれたエリアです。

展望デッキに立つと、ちょうど、見てきたばかりの、エバー航空のA321「ハローキティジェット」が離陸していきます。

JTAのB737-800。

ジンベエジェットも見る事ができました。ピンク色もあるのだが、更に南側に駐機していて、しばらく動く様子が見られない。

JALグループの機体そのもの、その他基本的に目に触れるものは、ほとんど全てが新鶴丸デザインに移行しているが、貨物コンテナは9年近く経っても統一しきれないようで、左から2番目は、1990年代のデザインのまま。

ANAの993便の折り返し、994便が出発。10時10分発予定が、993便到着時点では10時20分出発、と表示されていたが、まず無理だろうとは思っていた。結局。33分の遅れ、10時43分になってターミナルを離れる。6年前のB747-400Dで見たように、鋭角を切ってバックしていく。

RACのDHC-8-Q400CCが離陸していく。

展望デッキからは、反対側にゆいレールを見る事もできます。京急ラッピング編成が出発。
完全にスッキリした青空にはならず、雲が次々と流れて、たびたび太陽を遮っていく。それに、昼になると滑走路方向は光線状態が良くなくなってくるので、昼前には、旅客機の撮影は終了とします。

ゆいレールに乗る前に、昼メシ。展望デッキへの入口にある、A&Wバーガーへ。行列ができている。「The A&W バーガー」。A&Wはこの後もお世話になるが、チェーンのファストフードであっても、いつでもどこでもマックとかバーガーキングとかじゃなく、地元の資本があるのだったら、やはりそっちの方に行きたいと思う。海外でも、日本でも。

さあゆいレール。那覇空港駅。

明後日まで沖縄にいるので、「2日乗車券」(1,400円)を購入しました。「2日」と呼称しているが、購入時点から48時間、だから明後日の午前中までは利用できます。QRコードが書き込まれていて、これを改札口にかざして入場する(普通乗車券も同じ)。ICカード「OKICA」もあるが、今の時点では、全国相互利用ICカードは受け入れていない(来年春から)。

てだこ浦西行に乗ります。日中は8分間隔。これは来年(2020(R2)年4月)開館予定の、DMMかりゆし水族館のラッピング編成。2編成確認できました。

首里から、新線区間に入りました。石嶺駅へ。

高台に敷かれた路線で、浦添市に入ったあたりで、陸橋があったりします。
(この陸橋は墓地のもので、一般の立ち入りはできないみたい)

新線区間の経塚~浦添前田間で、空港行とすれ違う。

終点の手前には、トンネルもあったりして、那覇空港~首里間以上に、変化に富んでいるようにも感じました。

てだこ浦西駅に着きました。島式ホーム。

てだこ浦西駅。モノレールの駅としては低い位置にあり、券売機や改札、事務室は地平のレベルに置かれています。
駅前広場はまだ整備途上だし、駅付近には、何もない。

てだこ浦西駅に進入する、那覇空港からの列車。一般の鉄道のポイントに相当する転轍装置は、片渡りが2組で、那覇空港と異なる。
ここから、新駅に一つづつ降りて行きます。

浦添前田駅。
駅付近はここも整備途上で、何より地上への陸橋は、半分が未開通だ。交通広場も整備中。

浦添前田駅に進入する、てだこ浦西行。鋭角気味なカーブを切って、駅に向かいます。

延伸区間、浦添前田~経塚間の沿線。白っぽい、沖縄らしい町並み。

経塚駅。

駅の南東側には墓地が広がっています。沖縄の墓は独特です。

石嶺駅。新線区間では、唯一那覇市にあります。
新線の駅は全て島式ホームだが、在来区間のような吹きっさらしではなく、ドーム状のガラス張りになっています。

石嶺もまた、交通広場は整備途上。どの駅も、駅施設自体はともかく、付帯設備がほとんど未整備。やや急いで開通させた、という印象もありました。

何しろ、こんな仮設の「バス停」も見られた程です(浦添前田にもあった)。「仮バス停」と書かれた看板(名称もない)に、時刻表を貼り付けただけ。

火災から一ヶ月経った、首里城。焼けた跡が残っているのも見えるが、火災の前はどんなだったっけ…?正直、思い出せない。申し訳、ありません…。

オスプレイだ。実物は初めて見た。

今回は、初めて名護に行きます。那覇空港16時45分発の高速バス111系統。那覇バスのセレガR。行列は長かったが、このバス停からは、この5分後に、別の事業者による運天港行の便があり、この便を待つ乗客もいる。
このバスは、乗客12人で出発。バスターミナルは、中には入らないで、壺川通りに面したバス停に発着。この先、那覇ICまでの一般道区間で、8割方席が埋まる。学生が多いのが、高速バスとしては意外。

高速道路上のバス停は、皆こんな感じの上屋。沖縄らしいデザイン。バス停の間隔は短めだ。

最後部から前方を見る。

沖縄市付近。それにしても、那覇からかなり離れた郊外でも、交差する一般道は皆渋滞している。

一般道だけではない。高速道自体も、上りが大渋滞だ。沖縄北ICはいったん本線から出て、料金所の先にあるバス停に向かう形態になるが、その手前から渋滞に巻き込まれてしまう。石川IC、金武(きん)ICもだ。なぜ上りが?と思ったが、故障車らしい。ただ、ICそのものの渋滞は、料金所の先、一般道の交差点の赤信号に、高速道路から出た車両が引っかかってしまうためのように見えた。沖縄も、クルマ社会なんだなあ。

時刻表で「○○IC」と書かれたバス停は、皆、本線から離れた料金所の先にある(ここは金武IC)。宜野座ICは、料金所から相当遠く、いったん一般道の交差点を通過する位だ。この高速バスはクローズドドアではなく、一般道区間も含めて自由に乗降できるので、一般の路線gバスがそのまま高速道路を経由して走る、そんな感じだと考えて良いと思う。

すっかり真っ暗になって、19時ちょっと前に、名護バスターミナル到着。18分の遅れになっていました。

夜のとばりが降りた、名護バスターミナル。琉球バス交通と沖縄バスが、半々くらい止められていました。
明日はここで、バスをたくさん撮りたいなあ。でないと、わざわざ名護まで来た意味もなくなるので。
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《今日のニュースから》
13日 ピョンチャン金メダリスト ザギトワ選手 活動一時停止を発表
14日 矢切の渡し 通常運航を再開