№2086 今年最後の関西詣で 1.普通列車で東海道西下

 今月は更新する記事の量が多くなりそうなので、日曜日も更新します。

 先月の17日から19日にかけて、今年最後となる関西旅行に行ってきました。
 目的としては、神戸電鉄や山陽電鉄の旧塗装復刻車と、あさって3日で運行を終了する、京阪石山坂本線「響け!ユーフォニアム」ラッピング電車の撮影、というあたりがありました。が、事前の天気予報はあまり良くなくて、ともかく空模様と相談しながら臨機応変に、という所でした。
 今回は年休を1日もらって、日程に多少余裕を持たせました。本当は〔サンライズ〕で姫路まで行きたかったのだが、2週間前の段階で満席(ノビノビ座席だけでなく、個室も)で、月曜日早朝の新幹線も考えたのだけれど、朝の大阪で余裕を持たせたくて、冬場にやった「弾丸旅行」と同じく、日曜日の仕事終了後に直接、普通列車の乗り継ぎで、大阪へ西下する事と、したのでした。

11月27日(日)

20191117-101 大船軒サンドイッチ.jpg
 熱海まで行く列車は最終的に同じになるのだが、小田原までは、先行する普通列車1867Eに乗車しました。車内のクロスシートで食した、大船軒
のサンドイッチ。前にも同じ事を書いたはずだが、ハムとチーズが最高にうまいです。

20191117-102 貨物駅と丹沢.jpg
 平塚(運転日だと〔マリンエクスプレス踊り子〕通過待ち)を過ぎて、湘南貨物駅を右に見る。その背後は丹沢。

20191117-103 小田原.jpg
 小田原で後続の快速アクティーに乗り換え。ちょうど、大雄山線の「赤電」復刻編成の到着と同時。アクティーは10連で、車内はかなり混んでいました。海を見る余裕もなし。

20191117-104 熱海.jpg
 熱海からは、JR東海の443M浜松行。211系6連で、トイレがない。今日は、最後部車両に乗りました。

20191117-105 大岡川.jpg
 大岡川。鉄橋は御殿場線。

20191117-106 富士山.jpg
 富士川を渡って、最後部から仰ぎ見る富士山。

20191117-107 富士川駅 山梨交通バス.jpg
 富士川駅前の山梨交通バス。やはり、静岡県で「山梨交通」とは、違和感があるなあ。歴史上の経緯があるわけだが。

20191117-108 駿河湾.jpg
 左手に、駿河湾。

20191117-109 しずてつバス旧塗装復刻車.jpg
 興津駅前に、しずてつジャストラインの旧塗装復刻車がいました。しずてつバスは案外、旧塗装復刻車が多い。

20191117-110 静岡鉄道.jpg
 静岡鉄道A3000系。

20191117-111 静岡駅.jpg
 静岡駅で6分停車。左は甲府行〔ふじかわ9号〕。

20191117-112 島田.jpg
 島田を出て大井川を渡り、金谷に向けて上っていく。この時期のこの時間はまだ明るく、富士山もはっきり見えました。

20191117-113 フレートライナー.jpg
 静岡県内の東海道本線の主役は、普通列車とフレートライナー。

20191117-114 御厨駅.jpg
 来春開業の御厨駅。周辺は確かに住宅などが多く、開業すれば地元の方々には朗報となるでしょう。

20191117-115 浜松.jpg
 浜松到着。熱海から2時間41分。左の新快速に乗り換え。

20191117-116 新快速米原行.jpg
 新快速米原行5349F。313系8連だが、先頭2連は転換クロスシートの303F。3月31日に乗った時はボックスシートの3000番台で、ダイヤ改正の直後でもあり、こういう運用になったのかと思っていたのだが、何かのイレギュラーだったのか?

20191117-117 駅弁.jpg
 この車内で、小田原駅で乗り換えの間に買っておいた、「小鰺押寿司」を食します。ロングシートは論外だが、転換クロスシートも逆に、今ひとつムードが出ないかも知れない。普通列車で駅弁を食べるなら、ボックスシートが雰囲気的には一番か?

20191117-118 夕暮れ.jpg
 夕暮れの浜名湖。

20191117-119 新幹線.jpg
 名古屋を過ぎて、新幹線に抜かれていきます。
 この後、関ヶ原越えは真っ暗だし、車内も静かで、特筆するような事はない。
 あるとしたら、前2両の303F(1999(H11)年製)の車内はかなり明るく感じられるが、後部6両の5014F(2012(H24)年製)は、暗く感じられる。303Fの照明はLEDのようだが、ずいぶん差があるように思えた。

20191117-120 米原到着.jpg
 米原到着。乗り換え客がゾロゾロホームを移動する。

 米原からは、敦賀からの新快速3337Mの乗車が一般的だが、播州赤穂行普通(高槻~西明石間)833Tが先発するので、何気なくフラフラと乗ってしまった。近江八幡あたりで新快速待避だろう、と勝手に考えていたのだが…。

20191117-121 新快速通過待ち.jpg
 なんと、河瀬での通過待ちだった。暗闇と静寂に包まれた河瀬駅を、轟音と共に走り去っていく新快速の姿を、唖然としながら見送る事になりました。手元に時刻表を用意していながらチェックしていなかったこちらが一番悪い、のだろうが、米原でも彦根でも、ホームの表示も、ホームのアナウンスも、河瀬の通過待ちについては一切触れなかったし、車掌のアナウンスも、「この電車は河瀬で新快速の通過を待ちます」みたいな事は、一言も言わなかった。正直、釈然としなかった。薄々思うのだが、琵琶湖線~JR京都線~JR神戸線のラインの新快速は、他の列車とは別物として扱われている部分があるのではないか?もう少し一体的な案内が欲しい(関東のJR東日本でもそんな面が見られる気がする)。

 抜かれてしまったものは仕方がない、京都までは、次の新快速より先に着くのでそのまま乗り通し、京都で3339Mを待つ。かなり遅くなってきたが、それでも新快速は混雑していて、座れなかった。

20191117-122 大阪到着.jpg
 大阪到着。想定より、20分遅くなった。「青春18きっぷ」のシーズンになったら、もっと混み合うんだろうなあ。

 この日は、このところ定番の投宿先となっている、本町のホテルに宿泊。
 TVで天気予報を見たら…、明日は、やはりあまり良くない。ともかく朝起きて、天気を確認してから、プランを決めよう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
 1日 日産自動車 新体制発足


 今年はアニメ・コミックとコラボした乗り物をタイトル画像に据えて来ましたが、トリはやはり、誰もが知っている「ドラえもん」、でしょ?2016(H28)年12月12日の撮影で、もう3年も前になりました。オープンしたばかりの「ひこうきの丘」からの撮影で、№1628でも書いています。JALでは10年近く前の2010(H22)年より、劇場版の公開に合わせてドラえもんをラッピングした機体を何度か就航させているが、この機体(JA610J)は国際線用のB767-300ERで、ドラえもんを起用してJALの利用や日本をアピールしているものです。特に中国で人気らしいから、中国・台湾路線を中心に飛んでいました。その№1629でも書いたのだけれど、この手のラッピング機は比較的短いスパンで終わる事が多いが、著作権もあるだろうが、もう少し長いスパンで就航、エバー航空「ハローキティジェット」のごとく、数機用意した上で、機体ごとにテーマを決めて、路線を決めて飛ぶ、という試みもあっても良いのではないかと、今でも感じています。「ドラえもん号」を羽田~北京線、「のび太号」を成田~台北線に、という感じで。次にドラえもんラッピング機が現れる機会は、あるでしょうか。