№2102 2019年12月 今月は何があった 何をやった

 冷戦終結から30年。というのに、COP25やNATOの会議の結果は、世界の不団結ぶりを改めて露呈する結果となった。今年の世界は、トランプの毒に犯されたのか、温暖化がもたらした「あつさのせい」なのか、老いも若きも男も女も、上も下も右も左も、北も南も東も西も、目をつり上げ、眉間にしわ寄せ、激しい言葉と、時には暴力で主義主張を一方的にぶつけ合うだけの、騒然と、そしてギスギスとした1年だった。「分断」も、当然だろ?翻って日本、IRを巡って発覚した汚職劇は、来年の政治の波乱を予告するものなのか。今月はどのような事が起きたのでしょうか。

 1日 日産自動車 新体制発足
 2日 野村ホールディングス 8年ぶり社長交代 新体制人事発表
 3日 松坂大輔 14年ぶり 西武と契約
 4日 新潟 女児殺害事件 被告に無期懲役判決
 5日 中国 王毅外相 韓国 文在寅大統領と会談
 6日 独メルケル首相 アウシュビッツ強制収容所初訪問
 7日 横浜F・マリノス J1優勝 15年ぶり4度目
 8日 中国対米輸出額 11月は前年比23%減
 9日 〔のぞみ〕車内殺傷事件 被告に無期懲役求刑

10日 セブン=イレブン 残業代未払い 4億9000万円未払い
11日 ラグビーW杯日本代表 丸の内でパレード
12日 大塚家具 ヤマダ電気出資受け入れ 傘下入り発表
13日 ピョンチャン金メダリスト ザギトワ選手 活動一時停止を発表
 (後に「引退ではない」と表明)
14日 矢切の渡し 通常運航を再開
15日 新国立競技場 報道陣に内部公開
16日 ソフトバンク 元ヤクルト バレンティン獲得を発表
17日 立憲民主党・国民民主党 党首会談 合流に向けた協議開始で合意
18日 経団連 女性役員登用増へ「30%ClubJapan」と協力
19日 民族共生象徴空間「ウポポイ」 施設完成 一部公開 

20日 福島県富岡町 夜ノ森駅付近避難指示 来年3月10日解除決定
21日 熊本市 南熊本第二団地落成式 熊本市最後の災害公営住宅
22日 高速道で69台多重衝突事故 米バージニア州
23日 ヤフー持ち株会社・LINE 経営統合で最終合意
24日 ヤクルト山田哲人 年俸5億円で契約更改 球団史上最高額
25日 オスプレイ 駐屯地への配備容認 千葉県木更津市
26日 JFL奈良クラブ 入場者数水増し問題 社長引責辞任発表
27日 慰安婦問題「日韓合意は違憲」訴え棄却 韓国憲法裁判所
28日 「ねずみ男」など「鬼太郎」妖怪にしめ縄飾りつけ 鳥取県境港市
29日 インターステラテクノロジズ小型ロケット 窒素もれ発見で打ち上げ延期

 今月はこの他、「ながら運転」罰則強化、声優井上真樹夫氏・元ロッテ醍醐猛夫氏・俳優梅宮辰夫氏、旧社会党委員長石橋政嗣氏死去(旧国鉄の運命を決定づけた1986(S61)年衆参ダブル選挙までの、総理大臣と野党第一党の党首が、相次いでいなくなった)、アフガニスタン銃撃事件で日本人医師死亡、藤田菜七子騎手が日本人女性初のJRA重賞勝利、ニュージーランド火山噴火で大量遭難、英議会選挙でEU離脱推進主張の保守党圧勝、DeNA筒香がMLBレイズと契約、マライヤ・キャリー「恋人たちのクリスマス(All I Want For Christmas Is You)」が発表から25年でヒットチャート1位(山下達郎「クリスマス・イブ」に似ている)、米議会下院がトランプ大統領を弾劾訴追、日中韓首脳会談、などがありました。
 神奈川県と青森県弘前市で、個人データの大量流出が相次いで発覚しました。一県民として神奈川県の事案は心配だったが、幸い情報は、第三者には渡っていなかったよう。
 新幹線と都営バスで、バリアフリーに関して見直しの動きがあります。新幹線は幹線のバリアフリー対策検討会、都営バスは双子用ベビーカーを折りたたみなしで乗れるように運用方の変更。ベビーカーに関しては、海外の経験も加味すると、乗り合わせた他の乗客の理解・協力も是非必要な事だと思います。今年の出生率が過去最低に終わりそう、というニュースもあり、ベビーカー対策は、安心して子育てが出来る環境の整備の面で重要、と思います。それは、独り交通事業者だけが考えなければならない事、ではない。
 生産停止とCEO解任、ボーイング737MAXはどこへ行く?

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《今月この一枚》

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 今月16日、福島まで日帰り行って、電車・バスを少しだけ撮ってきました。今回は記事に起こす事はしないが(バスの方は本体で公開しています。福島交通は公開再開)、撮りたいものはほぼ撮れました。好天に恵まれて、新幹線から見る那須や安達太良が絶景でした。画像は福島交通の1000系です。医王寺前~花水川間の、摺上川橋梁の花水坂側での撮影で、沿線はまだ柿の実がたくさん成っているので、季節感が出ていいかなと思って撮った1枚です。
 今年の日本は例年以上の異常気象に見舞われ…日本だけではないが…、福島県も甚大な被害を被りました。福島交通も、電車の飯坂線は何事もなかったようだが、郡山のバス車庫が浸水して車両が多数被災してしまったし(帰りにJR東北本線の電車から見たら、都営バスからの支援車両がいた)、近くの阿武隈急行は、県境を跨ぐ区間の再開は来年以降になってしまいました。東日本大震災の傷跡は未だ癒えていないが、それでも来年には常磐線の全線の運行も再開になります。福島県に限らないけれど、一日も早く、被災地が立ち直る事を願います。特に「乗り物の力」が、被災地に元気・勇気を与えてくれる存在になって欲しいと、期待しています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
30日 中国 ゲノム遺伝子編集研究者 懲役3年実刑判決
31日 日本ハム斎藤佑樹 結婚 球団が発表


 今年は、ブログ更新2000回及び10周年の節目を迎えましたが、その記念、というには大げさに過ぎるが、日本各地を走り、あるいは飛び回った、コミックあるいはアニメをラッピングした乗り物から作ったMyカレンダーの画像から(一部そうではなかった月もあるが)、タイトル画像を月替わりで飾って、皆様に楽しんで頂きました。
 ここで改めて、今月のJALのドラえもんも含め、元ネタとなったMyカレンダーを、改めてご覧頂こうと思います。新たにスキャンし直して、サイズを大きくしました。

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 1月 静岡鉄道 ちびまる子ちゃん
 鉄道線で運行中。

2月 伊豆箱根鉄道 ラブライブ!サンシャイン!!.jpg
 2月 伊豆箱根鉄道 ラブライブ!サンシャイン!!
 現在定期検査のため運用を離脱しており、来年1月以降復帰の予定。

3月 スカイマーク 宇宙戦艦ヤマト2202.jpg
 3月 スカイマーク 宇宙戦艦ヤマト2202
 既に終了。

4月 のと鉄道 花咲くいろは.jpg
 4月 のと鉄道 花咲くいろは
 鉄道線で運用。

5月 くしろバス ルパン三世.jpg
 5月 くしろバス ルパンⅢ世
 釧路~厚岸~霧多布路線で運行。

6月 西武鉄道 銀河鉄道999.jpg
 6月 西武鉄道 銀河鉄道999
 既に終了。

7月 国際興業 ヤマノススメ.jpg
 7月 国際興業 ヤマノススメ
 飯能・日高市内の路線で運行。

8月 東武鉄道 クレヨンしんちゃん.jpg
 8月 東武鉄道 クレヨンしんちゃん
 既に終了。

9月 伊豆東海バス あまんちゅ!.jpg
 9月 伊豆東海バス あまんちゅ!
 伊東市内の路線で運行。

10月 京阪電気鉄道 機動戦士ガンダムAGE.jpg
10月 京阪電気鉄道 機動戦士ガンダムAGE
 既に終了。

11月 ジェイアール四国バス アンパンマン.jpg
11月 ジェイアール四国バス アンパンマン
 大栃線(土佐山田~アンパンマンミュージアム~大栃)で運行。

12月 日本航空 ドラえもん.jpg
12月 日本航空 ドラえもん
 既に終了。

表紙.jpg
 また、表紙もコミック・アニメのコラボを集めて、四分割で作ってみたので、ここで出します。
左上:湘南モノレール JUST BECAUSE!(HMのみ・既に終了)
右上:ANA ポケットモンスター(既に終了)
左下:立川バス フレームアームズ・ガール(立川駅~大山団地路線などで運行)
右下:西日本旅客鉄道(JR西日本) 名探偵コナン(鳥取・島根県内の山陰本線で運行)
 ヘッドマークだけ、というのは、叡山電鉄にも例があります(「ブレンドS」など)。

 初めにカレンダー製作ありきで撮ってきた訳ではないが、写真そのもの、あるいはカレンダーの出来(プリンターの不調で、きれいに仕上がらなかった面がある)はともかく、題材は乗り物・ラッピング作品ともども、ある程度はバラエティを出せたかなと思っています。あとは、カレンダーとなると、やはり季節感が欲しいよなあと、毎年Myカレンダーを作りながら思います。(当たり前だが)売り物になっている各種カレンダー、この辺はさすがによくできているなあ。
 改めて眺めてみると、乗り物を彩るラッピングは、「ドラえもん」を初め「ちびまる子ちゃん」「アンパンマン」のようなファミリー路線、「ルパンⅢ世」「銀河鉄道999」のような不朽の名作、も多数あるけれど、最近の傾向としては、女の子がズラリと並んだ作品が多いと感じます。手元に画像があるがMyカレンダーでは使わなかった作品では、京阪の「けいおん!」(ガンダムAGEとの比較の結果だが)、鹿島臨海鉄道や茨城交通の「ガールズ&パンツァー」などもそうです。むろん、10代半ばの女の子がズラリと並んだ作品の方がウケがいいのは間違いないと解ってはいるが、それだけじゃあねえ、という感想があるのも事実です。だから、伊豆箱根鉄道駿豆線の「Dr.STONE」は歓迎だったんです。そろそろ、男の子がグイグイ物語を引っ張っていく作品も欲しいなあ、と思っていた頃だったから。この手のラッピングは交通事業者側・アニメ製作側、どちらが言い出しっぺになるのかは私には解らないけれど、いずれにしろ、バランス良く手がけて欲しいなあと思っています。
 アニメ・コミックは、日本から発信されるポップカルチャーの主役となりました。それは、京都アニメーション放火事件を巡る世界の反応を見ても明らかです。去年はアニメの市場規模が2兆円を超えて過去最高、海外展開は初めて1兆円を突破したと、日本動画境界の調査結果で明らかになった、というのも今月のニュースの一つでした。この傾向が続く限り、今後も日本の各地で、アニメ・コミックのラッピングに彩られた乗り物が現れるでしょう。やり過ぎて物議を醸し出したりするケースが出てきても困るが、私としても、今後とも新たなラッピングをまとった乗り物の出現を大いに期待したいし(これも「乗り物の力」あればこそ、だから)、可能なら追いかけてみようと思っています。

 当ブログ、そして本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」をご愛顧くださいまして、ありがとうございました。今年の更新は、今回が最後になります。
 せっかく2000回&10周年を迎えたというのに、今年は、7月にプロバイダー側の事情による製作環境の変化(6月以前と7月以降でスタイルが違うのはそのためです)があり、9月には私のPCのトラブルのため1週間の更新中断がありと、やや不安定な更新事情になってしまいました。また、今年の年初に予告していた長期旅行も、私の都合で取り止めにしてしまって、個人的に残念だった、という事もありました。一方でANAのA380に乗りにわざわざハワイまで行くとか、乗り物以外ではバスケBリーグの観戦や、数十年ぶりの映画館で映画鑑賞(「天気の子」も、都営バスでラッピングがありました。撮っているのでいずれ本体で出します)とか、チャレンジ・再チャレンジに取り組んだ1年でもありました。
 来年は、3月前半にまた北欧へ行くが、その後はしばらく海外はお休み、国内に専念します。今年長期で行けなかった関西など、行きたいところが多数あるので。あとはまた、乗り物でも、それ以外でも、可能な限りチャレンジ・再チャレンジに取り組む1年となろうと思います。
 来年の第1回の更新は1月4日の予定、その後はまた、原則火・木・土の週3日更新で行きます。
 残念ながら冒頭に記したとおり、今年は去年以上に、世界は荒れた年になった気がします。せっかく日本は穏やかに平成→令和へと時代が変わった、というのに。オリンピック・パラリンピックイヤーの来年・2020年こそ、皆が穏やかに過ごせる1年となるよう、願ってやみません。

 皆様、良いお年をお迎え下さい。

№2101 JTB時刻表から見る日本の乗り物 2019年

 今年も、残すところ今日を入れてもあと3日。平日ダイヤが終わって、帰省ラッシュは本格化しており、私が通勤に乗る東海道線も、まだ6時前というのに、「青春18きっぷ大移動」もあるだろう、いつも以上の混雑になっています。
 例年通り、JTB時刻表を中心にして、今年1年の日本の交通を回顧します。
 時代が平成が令和に、10連休の最中に平穏に移り変わった今年2019年は、久しぶりにJR各社で大きな動きがありました。春先には平成最後の新線が大阪で開業し、秋には東京で新しい相互直通ルートの開通がありました。新タイプの特急列車も運行を開始しています。
 一方で北海道ではローカル支線の廃止があった他、10月の消費税率引き上げ時には、転嫁分を超える大幅な値上げがあり、新しい旅客誘致策も模索されているものの、前途は依然として多難と認識させられました。
 私鉄では新特急車両のデビューがありました。大胆なデザインが注目されています。秋には令和最初の鉄道新線となる、モノレールの延伸開業も。
 今年もまた、日本の交通は、自然災害の脅威を逃れる事は出来ませんでした。東日本を中心に多数の不通路線が発生、新幹線にも過去に例がない、重大な被害が出ました。原因の根本にある異常気象はもはや世界規模であり、一鉄道事業者では(JR・大手私鉄レベルでも)、その対策も手に余りつつあるようです。

《2019年の十大ニュース》

◆ JR⇔相鉄 相互直通運転開始

相鉄・JR直通 相鉄12000系.jpg
 まだ一ヶ月前の話だが、11月30日より、横浜市内に新設された羽沢横浜国大駅を経由する、JR東日本と相鉄の相互直通運転が開始した。路線網が神奈川県内に留まっていた相鉄にとっては、他社線を介してではあるが、初の東京都心直通の実現である。
 基本的には新宿~羽沢横浜国大~海老名間54.1㎞の運転で、新宿~武蔵小杉間は湘南新宿ラインと同じルートをたどり、各駅に停車。武蔵小杉からは東海道本線の貨物支線に合流し、ノンストップで羽沢横浜国大に着く。羽沢横浜国大~海老名間の相鉄線内は、西谷・二俣川・大和のみ停車の特急と、各駅停車の2種類が設定されている。平日・土曜のみ朝方はさらに埼京線に直通、川越~海老名間80.6㎞を直通する列車も、若干の設定がある。新宿~海老名間の最速は59分。運賃860円(IC858円)。小田急があるため全区間通しの利用は少ないと思われるが、都心へは横浜などを経由しなければならず遠回りを強いられていた相鉄線の中間各駅、またJR線内では恵比寿・渋谷を発着した活発な利用が期待される。

相鉄・JR直通 JRE233系.jpg
 車両は、JR側は埼京線で使用されているE233系7000番台、相鉄は相互直通用に今春デビューした12000系。
 運賃計算上は鶴見から分岐する形態となり、鶴見~羽沢横浜国大間8.8㎞。この区間は国鉄時代末期に、同一線路を使用していた東海道線と横須賀線を分離し、輸送力の増強を図るために建設された貨物専用の別線で、JR化後はライナー列車〔おはようライナー新宿〕や〔湘南ライナー〕の一部、行楽シーズン等に運行される他地域からの臨時列車などが運行されていた。東海道線の工事のため、迂回運転を行う列車が運行された事もあったが、毎日運転の一般通勤列車の運行は、初めてになる。
 羽沢横浜国大駅は、この貨物別線上に設けられていた羽沢貨物駅に隣接して建設されており、貨物別線から分岐したJR線はこの駅で、相鉄が建設した新線に合流、相鉄線は西谷間での2.1㎞の新線を経由して、本線に合流する形態となる。
 相鉄の新線は、正式には「相鉄新横浜線」と称する。2022(R4)年には羽沢横浜国大から新横浜に到達、東急が建設する日吉~新横浜間の「東急新横浜線」と連結し、東急との相互直通運転を行う計画で、相鉄の都心直通は2ルートとなる。
 なお、新宿駅へのJRグループ以外の鉄道会社の車両の定期乗り入れは、東京臨海高速鉄道(りんかい線)70系、東武鉄道100系「スペーシア」に次いで3社目。
(国鉄時代に、富士急行のDCが乗り入れていた事がある)
 JRでは関連して一部ダイヤ改正が行われ、埼京線の快速の停車駅の変更や、〔湘南ライナー〕の一部統合が行われ、特急〔成田エクスプレス〕〔日光〕一部列車の時刻が修正されている。

◆ おおさか東線 全線開業 臨時特急〔まほろば〕運転

2019040100.jpg
 おおさか東線は、元々は貨物のバイパス路線だった城東貨物線を転用して旅客営業を開始した新線で、2008(H20)年に先行開業していた久宝寺口~放出間9.2㎞に続いて、3月16日に放出~新大阪間20.2㎞が開業し、当面の計画区間が全線開通した。
 放出は学研都市線(片町線)と同一ホームでの乗り換えが可能になっており、新大阪は2番線に発着する。旧12番線で以前はJR京都線(東海道本線)が発着していたが、大阪東線受け入れのためホームを新設、在来の路線が移転し、空いた2番線をおおさか東線が使用しているものである。
 新規開業区間では、JR野江は京阪や大阪メトロ、JR淡路は阪急の駅に隣接しており、既に開業している区間と合わせ、大阪市域東部で各線と連絡する、外環状線の機能が期待されている。
 開業により、大阪東線は放出折り返しを延長した、久宝寺口~新大阪間の各駅停車と共に、奈良発着の直通快速が設定された。延長開業前に運行されていた奈良~久宝寺口~放出~尼崎間の、JR東西線直通列車の運行区間を変更したもので、土休日は午前・午後各2往復の運転となった。
 11月の土休日には、初の臨時特急〔まほろば〕が設定された。287系を使用し、新大阪~奈良間ノンストップ、所要時間50~51分で結んだ。今後も、行楽シーズンの運転が期待される。
 今回の新規開業区間は、日本における平成最後の鉄道新線となった。将来的には北梅田への延伸も予想されている。

◆ 中央東線特急 E353系置き換え完了 〔富士回遊〕〔はちおうじ〕〔おうめ〕運行開始
 2017(H29)年12月に〔スーパーあずさ〕に導入されていたE353系は、昨年12月に続いて今春ダイヤ改正において追加導入され、E257系全列車を置き換えた。〔スーパーあずさ〕は〔あずさ〕に統合され、松本発着〔あずさ〕、甲府発着〔かいじ〕の2本立て体制が確立した。

富士回遊号.jpg
 また、富士急行直通特急〔富士回遊〕が2往復設定された。富士急行直通の定期優等列車は、国鉄時代に廃止された急行〔かわぐち〕以来。新宿~大月間は〔かいじ〕併結。さらに、通勤ライナー列車〔中央ライナー〕〔青梅ライナー〕も特急に格上げされ、八王子発着〔はちおうじ〕・青梅発着〔おうめ〕となった。
 これら中央東線の特急は全列車指定席となり、新しい着席サービスを提供している。

◆ 山田線(宮古~釜石間)再開 三陸鉄道リアス線移管開業

三陸鉄道陸中山田駅.jpg
 東日本大震災による大津波の被害を受け、長期間不通になっていた山田線・宮古~釜石間55.4㎞は3月23日、三陸鉄道に移管の上、8年ぶりに運行を再開した。
 三陸鉄道では、在来の南リアス線・北リアス線を統合し、盛~釜石~宮古~久慈間を「リアス線」として統一。全長163.0㎞は、第3セクター鉄道としては最長となった。
 宮古市内では払川・八木沢・宮古短大前の2駅が新規に開業したが、この2駅が、通年営業の一般駅では、平成最後の新駅となった。
(臨時駅では、4月23日開業の常磐線Jヴィレッジ駅が最後)
 なお、台風19号被災により、リアス線は現在、釜石~津軽石間と、田野畑~久慈間が不通となっている。全線再開は3月20日の見込みと、発表があった。

◆ 石勝線夕張支線 廃止
 石勝線の新夕張と夕張を結ぶ夕張支線が、3月31日を持って廃止となった。
同区間は、元々は追分~紅葉山(現新夕張)~夕張を結ぶ、旧夕張線の本線部の一部で、紅葉山で分岐し、楓・登川へ向かう区間は支線だった。しかし、1981(S56)年の石勝線開通時に、登川支線の一部が石勝線に転用されて追分~楓間が石勝線の一部となり(登川は廃止)、夕張線の残存区間は石勝線の支線となって、立場が逆転する事となった。
 石炭輸送が盛んだった時期は札幌直通準急もあり、清水沢からは南大夕張への石炭輸送鉄道の旅客営業もあって活気があったが、鉱山の閉鎖もあり輸送人員は減少の一途をたどり、夕張市そのものも財政が破綻するなど、存続が極めて難しい状況に陥っていた。
 廃止に際しては、夕張市側より交通網の再整備を行うとした廃線の逆提案が行われ、注目を集めた。廃線後は夕張鉄道(現在はバス専業)が代替バスを運行し、新札幌への直通便も設定されている。

◆ 西武新特急車 「Laview」デビュー

西武 Laview.jpg
 かねてよりアナウンスされていた新特急車001系が3月16日、池袋・秩父線特急〔ちちぶ〕〔むさし〕でデビューした。
 愛称の「Laview」とは、「Laxuary」(贅沢)「Living」(リビング)のL・「Arrow」(矢のような早さ)・「View」(眺望)から取られた造語で、「いままでに見たことがない新しい車両」をコンセプトとしている。建築家・妹島和世氏の監修によるデザインは、車体は大型の三次元曲面ガラスを配した先頭部に、最大限に拡大された側面窓を配置し、見るものに多大なインパクトを与えている。車内はソファー形状のイエローのリクライニングシートを配置、モバイル用コンセントも全席に設けられている。女子旅を意識して、女性用トイレ・パウダールームも設けられた。
 デビュー以降増備が進み、池袋線・秩父線運用の10000系「ニューレッドアロー」を置き換えている。10月19日以降は、平日は下り15本・上り17本、土休日は下り16本・上り15本と、全〔ちちぶ〕〔むさし〕の半数以上が「Laview」となった。2019年度中に池袋・秩父線全特急列車の置き換えが完了する見込み。

◆ ゆいレール 延長開業

ゆいレール 経塚~浦添前田間.jpg
 10月1日、首里~てだこ浦西間4.1㎞が延長開業。元々は春の開業が予定されていたが若干の延期となり、結果的に令和最初の鉄道新線の開業となった。経塚より先は初めて那覇市を出て、浦添市に乗り入れている。
 合わせてダイヤ改正が行われ、曜日ごとに異なっていた時刻表が平日・土休日の2本立てとなり、日中は8分間隔に増発されている。
 この開業で、ゆいレールは全長が17.0㎞となって多摩・千葉を抜き、大阪モノレール・東京モノレールに次ぐ、日本第3位のモノレールとなった。

◆ 消費税増税に伴い運賃改定 JR北海道大幅値上げ
 消費税率が10月1日より8%→10%に引上げられた事により、大半の交通事業者が税率引き上げ分を運賃・料金に転嫁する改定を行った。
 経営環境が悪化しているJR北海道は、税率引上げ転嫁分に留まらず、平均20%の、JRグループ発足以降では最大の値上げとなった。
 なお、京王相模原線・京急空港線は加算運賃が引き下げとなり、一部区間は逆に値下げとなっている。京急線・品川~羽田空港間は410円→300円と大幅な値下げとなった。

 JR各社の主な区間の運賃を新旧比較します。

JR東日本 東京~新青森 10,150円 → 10,340円
JR東海 名古屋~高山 3,350円 → 3,410円
JR西日本 新大阪~広島 5,620円 → 5,720円
JR北海道 札幌~旭川 2,490円 → 2,860円
JR四国 高松~松山 3,510円 → 3,560円
JR九州 博多~鹿児島中央 5,510円 → 5,610円

 現在発売中の「青春18きっぷ」は、今夏まで11,850円 → 今冬から12,050円。
 主要私鉄の主な区間の運賃を新旧比較します。

京成 京成上野~成田空港(スカイアクセス経由) 1,240円 → 1,270円
東武 浅草~東武日光 1,360円 → 1,380円
西武 池袋~西武秩父 780円 → 790円
京王 新宿~京王八王子 360円 → 370円
小田急 新宿~小田原 880円 → 900円
東急 渋谷~横浜 270円 → 280円
京急 品川~三崎口 930円 → 950円
相鉄 横浜~海老名 310円 → 320円
TX 秋葉原~つくば 1,190円 → 1,210円
新京成 松戸~京成津田沼 260円 → 270円
東京メトロ 渋谷~浅草 240円 → 250円
名鉄 名古屋~中部国際空港 870円 → 890円
近鉄 大阪難波~奈良 560円 → 570円
京阪 三条~淀屋橋 410円 → 420円
阪急 京都河原町~大阪梅田 400円 → 400円(変わらず)
阪神 大阪梅田~神戸三宮 320円 → 320円(変わらず)
南海 難波~和歌山 920円 → 930円
西鉄 福岡(天神)~大牟田 1,020円 → 1,040円
名古屋市 高畑~藤が丘 330円 → 340円
大阪メトロ 江坂~なかもず 370円 → 380円
山陽 西代~姫路 810円 → 830円
神鉄 湊川~三田 630円 → 640円

◆ 台風・豪雨被害相次ぎ 各地の鉄道長期運休 芸備線・筑豊本線・大井川鐵道は再開

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 今年は全世界規模で異常気象による災害が多発し、原因とされる温暖化の防止に向けた国際的な議論が、例年以上に活発化した年となった。
 日本においても9月の台風15号、10月の台風19号とその直後の豪雨が、特に東日本で大規模な被害をもたらした。
 鉄道は、北陸新幹線の長野車両センターが千曲川の氾濫により浸水、多数の新幹線車両が水浸しとなった光景が衝撃を与えた。被災車両は全車廃車とされ、このため、北陸新幹線は全線再開後も車両不足で暫定ダイヤとなり、今シーズンの年末年始輸送も、上越新幹線を含めて大きな影響が生じている。
 また、水郡線、箱根登山鉄道、上田電鉄は、橋梁流出や大規模土砂災害により1年以上の不通が予想されており、前述の三陸鉄道リアス線など、他の被災路線も、復旧が来年になる路線・区間が少なくない。
 東日本大震災、熊本地震などによる被災路線も含め、今日現在の、日本の鉄道の長期不通区間をまとめた。

JR北海道  根室本線:東鹿越~新得間 41.5㎞※
       日高本線:鵡川~様似間 116.0㎞
JR東日本  常磐線:富岡~浪江間 20.8㎞
       只見線:会津川口~只見間 27.6㎞
       水郡線:西金~常陸大子間 11.5㎞
       吾妻線:長野原草津口~大前間 13.3㎞
JR九州   豊肥本線:肥後大津~阿蘇間 27.3㎞
       日田彦山線:添田~夜明間 29.2㎞
三陸鉄道   釜石~津軽石間 46.2㎞
       田野畑~久慈間 35.4㎞
阿武隈急行  富野~丸森間 15.4㎞
小湊鐵道   月崎~上総中野間 9.3㎞
箱根登山鉄道 箱根湯本~強羅間 9.3㎞
上田電鉄   上田~城下間 0.8㎞
南阿蘇鉄道  立野~中松間 10.5㎞
※ 実際は東鹿越~上落合(信)間17.4㎞

 なお、BRT区間の気仙沼線・柳津~気仙沼間と、大船渡線・気仙沼~盛間は除いているが、この両区間は先頃、JR東日本より廃止の申請が出された。両区間は、鉄道による再起の道が絶たれる事になる。
 バス路線も一部事業者の車庫が浸水するなど多大な被害が出ており、西東京バス・奥多摩駅~日原鍾乳洞間など、なお運休が続く路線も残っている。
 一方で昨年末の時点では不通だった、JR西日本・芸備線の中深川~三次間、JR九州・筑豊本線の桂川~原田間、大井川鐵道・井川線の閑蔵~井川間は、運行を再開した。来年には常磐線が震災以降9年ぶりに全線の運行を再開し、特急〔ひたち〕の仙台延伸も行われる予定。

◆ ANA・A380 JAL・A350 相次ぎ就航
 日本の二大エアラインの新しき二大スターが相次いで就航、共に機種そのものの他、機内のプロダクトにも新機軸を盛り込んだ、意欲作となった。

ANA A380.jpg
 ANAのA380は、総2階建ての、世界最大の旅客機。ANAでは3機を発注し、拡充が求められていた、成田~ホノルル線の専用機とされる事になった。ファーストクラスも設定した4クラスとなり、エコノミークラスには、家族連れなどの利用を考慮して、フルフラットシートとして使用できる「ANA COUCHii」も設定している。ハワイに生息する亀から連想した「FLYING HONU」の愛称が与えられ、機体全体に亀の親子を大きく描いた大胆なデザインとなった。1機毎に異なるマルチカラーとなる。
 5月24日にブルーの1号機が就航、直後にはグリーンの2号機も導入された。来年にはオレンジの3号機が到着し、3機体制となる。

JAL A350-900.jpg
 JALのA350は、事実上JAL初のエアバス機の発注として、一般のニュースにもなった。標準型の-900と、長胴型の-1000があり、JALは両方を発注しているが、まずは-900が国内線に導入される事になった。幹線用として3クラスが設定され、全席にシートテレビを設置、ハリウッド映画などプログラム数が大幅に拡充された。荷物棚の大型化もセールスポイントである。
 9月1日に1号機が羽田~福岡線に就航、以降導入数の増強に応じて就航便数を増加させている。冬スケジュールからは羽田~新千歳線にも就航し、来年には羽田~沖縄線にも就航する。現在は5機体制となっている。

◆ その他
● 北海道新幹線 青函トンネル内160㎞/h運転開始
 〔はやぶさ〕最速列車は、東京~新函館北斗間で4時間を切った。
● 上越新幹線 E7系導入
 グランクラスは座席のみ営業。
● JR神戸線 〔通勤特急 らくラクはりま〕運行開始
 平日のみ大阪~姫路間で運行される、ライナー的な列車。
● JR東日本「風っ子」 JR北海道・宗谷本線で運行
 JR北海道支援策の一環。来年には「The ROYAL EXPRESS」が運行される。
● 九州新幹線「Waku Waku Trip 新幹線」運行
 車体の内外に、ミッキーマウスなどのディズニーのキャラクターを描いた。
● JR京都・神戸線新快速「A-SEAT」設定
 当面は2往復のみの設定。乗車整理券500円は車内で購入する。
● JR新幹線・特急の車内販売体制 大幅縮小
 JR北海道は、北海道新幹線区間も車内販売を廃止している。
● 梅小路京都西駅・糸島高校前・Jヴィレッジ(臨時)各駅開業
 Jヴィレッジ駅は、平成最後の新駅となった。来春ダイヤ改正で一般駅となる。
● 直別・尺別・初田牛・ヤナバスキー場前(臨時)各駅廃止
 ヤナバスキー場前は、肝心のスキー場が既に休業状態だった。他3駅は北海道。
● 京成スカイライナー 大幅増発
 運行時間帯も拡大、成田空港発最終は、京成上野着が日付を跨ぐ。
● 京急線快特 土休日に「ウィングシート」導入
 下り午前中・上り午後の列車に40分間隔で設定。指定券はネット販売のみ。
● 平成筑豊鉄道 令和コスタ行橋駅開業(令和初の新駅)
 ショッピングセンターの最寄り駅。水戸岡鋭治デザイン。
● 岩手県交通「盛宮106特急」 2階建て車両導入
 スカニア・アストロメガ。3クラス制。宮古発朝・盛岡発午後の1往復。
● 茨城交通・日立電鉄交通サービス合併
 茨城県内のみちのりHD傘下2社の対等合併で、新社名は「茨城交通」。
バニラエア ピーチに統合
 ANAHD傘下のLCCが一本化。

《表紙の写真・グラビア 及び特別付録》
 1月号 東海道新幹線 三島~新富士 (2005年撮影 300系)
● 平成の鉄道ニュース TOP10
● 平成初期の車両達

 2月号 中央本線 日野春~長坂 (E353系)
● JRグループ ダイヤ改正のあらまし

 3月号 山陽新幹線 新山口~厚狭 (N700系)
● おおさか東線 徹底調査
● 編集部が見つけた 時刻表3月号のみどころ
特別付録:電子書籍「JR全駅名あいうえお順一覧」ダウンロードコード

 4月号 三陸鉄道リアス線 浪板海岸~吉里吉里 (三陸鉄道 36-700形)(
● 祝!三陸鉄道リアス線全線開通
● リアス線に乗っていこう! 沿線のおすすめスポット
● 矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ 第77回 三陸鉄道運転士

 5月号 東海道本線 美濃赤坂駅 (313系)
● 10連休の鉄道旅の楽しみ方

 6月号 都電荒川線 学習院下~面影橋 (都電8500形)
● 都会の路線散策のすすめ
● 話題の 鉄道雑貨大特集

 7月号 札沼線 晩生内~札的 (キハ40形)
● 2019 今年ならではの 青春18きっぷ旅
● 札沼線 非電化区間、最後の夏へ

 8月号 九州新幹線 博多~新鳥栖 (800系「Waku Waku Trip 新幹線」)
● 全国の新幹線・特急 大研究
● ニューフェイスの 新幹線&特急列車
● 全国の新幹線&特急列車ランキング

 9月号 岡山電気軌道 東山・おかでんミュージアム駅付近 (岡電「チャギントン」電車)
● 一度は見たい! インパクト大の車両たち
● 知っておきたい 鉄道車両デザイン最新事情
特別付録:Go! Waku Waku Trip with MICKEY チケットホルダー

 10月号 東海道新幹線 新富士~静岡 (N700系)
● 1964年 “夢の超特急”と日本の鉄道
● 高度成長期の時代を駆け抜けた列車たち
● ミュージアムで体感しよう
● 気になる話題続々!未来の鉄道
特別付録:時刻表1964年10月号表紙ポストカード

 11月号 大村線 松原~千錦 (キハ66+キハ67)
※ グラビアなし
  特別付録:令和を走る国鉄車両カレンダー2020

 12月号 湘南新宿ライン 新宿~渋谷 (相鉄12000系)
● 相鉄・JR相互直通運転開始
● この秋、首都圏の鉄道は便利に変化!
特別付録:JR・相鉄直通列車時刻表


《裏表紙の広告》
1月号 リッチモンドホテルズ
2月号 リッチモンドホテルズ
3月号 東京モノレール モノレール&山手線内 割引切符
4月号 リッチモンドホテルズ
5月号 リッチモンドホテルズ
6月号 リッチモンドホテルズ
7月号 リッチモンドホテルズ
8月号 リッチモンドホテルズ
9月号 リッチモンドホテルズ
10月号 BS朝日 新・鉄道・絶景の旅
11月号 時刻表 1964年10月号 完全復刻版
12月号 特別展 天空ノ鉄道物語

《定価》
1~9月号 1,183円(本体1,095円)
10~12月号 1,205円(本体1,095円)

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◆ その他 交通以外 今年の主なトピックス
 今年も「社会」「政治」「経済」「国際」「スポーツ」「文化など」に分けて、5つずつ記します。単純に分別できない出来事もあるが、主観で選別しました。また、「これもあるだろ!」という出来事が多数あるはずだが、全部は網羅していません。ご承知置き下さい。平成→令和は今更取り上げるまでもないし、消費税増税と豪雨・台風被害は上で挙げたので、ここでは除きました。

社会
● 野田市 女子小学生 虐待死事件
● 川崎・登戸で通り魔 小学生ら殺傷
● 京都アニメーションスタジオ 放火火災
● 「表現の不自由展」 名古屋市長発言など巡り議論
● 関西電力幹部 元高浜町長から金品譲与発覚

政治
● 厚生労働省 統計不正調査問題発覚
● 統一地方選 大阪W選 おおさか維新の会候補勝利
● G20サミット 日本初開催
● 参議院選挙 れいわ維新党躍進
● 「桜を見る会」問題発覚 与野党攻防

経済
● 日本・EU間 EPA(経済連携協定)発効
● コンビニエンスストア 24時間営業巡り本部・加盟店間対立
● ヤフー ZOZO買収・LINE経営統合で合意
● フェイスブック「リブラ」導入構想 電子マネー導入活発化
● かんぽ生命 不適切販売問題 郵政グループ3社社長辞任

国際
● ノートルダム寺院 火災
● 香港 大規模抗議行動長期・過激化
● 日本・韓国 対立先鋭化 来日韓国人大幅減少
● INF全廃条約失効
● 異常気象 世界各地で頻発 若者ら抗議活動活発化

スポーツ
● イチロー引退
● 渋野日向子 全英女子ゴルフ優勝
● 八村塁 日本人初 NBAドラフト1位指名&公式開幕戦先発出場
● ラグビーW杯開催 日本ベスト8・南アフリカ優勝
● 東京オリンピック マラソン・競歩 開催地札幌に変更決定

文化など
● 「ボヘミアン・ラプソディ」 興業収入100億円突破
● 「百舌鳥・古市古墳群」世界文化遺産登録
● 探査機はやぶさ2 小惑星リュウグウに着地成功
● ノーベル化学賞 吉野彰氏受賞
● ポケットベル サービス終了

プロ野球日本シリーズ ソフトバンク4-0巨人 MVP:ジュリスベル・グラシアル
日本ダービー優勝馬 ロジャーバローズ 鞍上:浜中 俊

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● 来年の乗り物はどうなる
 来年はいよいよ、東京オリンピック・パラリンピックイヤーです。新国立競技場も落成し、イベントも行われているようだが、オリ・パラは、日本の交通をどう変えるのだろうか。輸送に関しては既に大まかな所は発表になり、首都圏では17年前のサッカーW杯くらいの運行時刻の延長などは行われるようです。質的な部分ではどうだろうか。
 オリ・パラ以外では、3月14日同時デビューのJR東日本261系〔サフィール踊り子〕と、近鉄80000系「ひのとり」、東西の両新横綱が中心となるのだろうか。〔サフィール踊り子〕は全車グリーン車なので敷居が高い感じ、個人的には「ひのとり」の方に期待、かな?アーバンライナー編成がどのような形で転用されていく事になるのか。
 あとはJR西日本「WEST EXPRESS 銀河」・JR九州「36+3」の運行開始、東海道新幹線の最高速度285㎞/h引き上げにより、〔のぞみ〕毎時12本運転開始と、一方で700系の退役、JR高輪ゲートウェイ駅・メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅の開業、東武では日比谷線~東武スカイツリーライン直通の有料列車「TSライナー」と、その前にアーバンパークライン(野田線)の全線急行運転開始、このあたりはアナウンスされています。特に3月14日は、JRグループ関連以外でも、阪神のダイヤ改正や京急の大規模駅名改称もあり、全国的に結構忙しそうです。
 常磐線の9年ぶり全線運転再開と〔ひたち〕の仙台延伸は書いたが(一部には3月14日、という報道もあったが、JR東日本からの正式リリースはない)、一方で札沼線非電化区間の廃止もあります。常磐線は全線再開したら、乗りに行きます(普通列車の乗り継ぎの予定)。JR北海道はそろそろ、見直しが表明された各路線の動向が固まりつつあるようだが、再来年以降に向けて、どう動くのか。
 あとはなんと言っても、常磐線以外でも災害に被災した路線の、一刻も早い運行再開を願いたいが、こうも異常気象が世界レベルで続くようだと、また新たな被災路線が出てきそうで、今から心配です。とにかく、これ以上の大規模災害は勘弁。
 航空では、羽田空港の国際線大幅増便があります。それと、三菱スペースジェットは、来年中にはエアラインで就航できるのか。どうも最近のANAのリリースなどを見ると、イマイチテンションが低くなっているような気がするのだが。
 とにかく、来年は全交通機関が、災害も事故もない穏やかな1年となり、オリ・パラ輸送も無事完遂して、良い年だったと言えるよう、願います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
29日 インターステラテクノロジズ小型ロケット 窒素もれ発見で打ち上げ延期

№2100 JTB時刻表2020年1月号(JTBパブリッシング)

「2020年」としては最初となる、JTB時刻表1月号が、20日に発売になりました。
 表紙は東海道新幹線700系。浜松~豊橋間とあるが、左手は浜名湖。

今、乗っておきたい列車 2020

東海道新幹線700系.jpg
700系
 やや地味、ではあるが、高速性能と居住性のバランスを取った、という評価になるのでしょうか。
 16連の「C」「B」編成が消えると、残るは西日本の「E」編成のみ、となるが、現状は正直不遇、だと思う。本来「ひかりレールスター」用に生み出されたのに、九州新幹線博多開業時に〔ひかり〕の大半が〔さくら〕に立て替えられ、現在山陽新幹線内で完結する〔ひかり〕は、定期列車では下り2本・上り3本のみで、「ひかりレールスター」は下り1本・上り2本(1本は岡山止まり)だけ。しかも停車駅がかなり多くて、実態は通過駅がある〔こだま〕、のようなもの。700系、と言うより、近年は山陽新幹線自体が、東海道と九州に挟まれて、独自の営業政策を採りづらくなってきています。
 700系が引退すると、東海道新幹線はN700系シリーズに統一される事になります。東海道新幹線が単一の系列のみで運行されるのは、、国鉄時代末期に100系がデビューするまで、0系のみで運行されていた、それ以来になります。
 台湾の新幹線のベースになった事は記されていない。以前グラビアでやっていた事があるし、筆が回っても良かったと思う。

2019年11月11日.jpg
185系
 185系は地元を走る電車なので、ちょっとばかり思い入れがあります。歳がバレてしまいそうだが、私が学生の頃のデビューでした。153系との併結の急行〔伊豆〕がデビューの列車でした。
 という経緯もあり、加えて当時の国鉄そのものが置かれていた社会的な立場もあるだろう、185系は評判が良くありませんでした。これはほぼ同時期、大阪の新快速に、同じ2ドア転換クロスシートの(むろん構造は違うが)117系がデビューして、人気を博していた事があったはずです。同じ転換クロスシートなのに、片や無料の快速、片や有料の、それも特急で、という訳です(だから今になって117系が、もちろん大改造されて、臨時列車という形にはなるが、「特急」として走るのは、やや皮肉めいているかも知れない)。窓が開閉できる、というのも、特急車両としてはネガティブなポイントになりました(こちらも、平成になって逆に窓が開かない通勤電車というのが出てきて、これはこれで異常時に問題となるのだが)。
 また、特急用にしては最高速度が110㎞/hに抑えられている事(同時期の183系などは120㎞/h)、さらに間合いで普通列車として走り、それも東京発着で近郊電車と同様の形態、と言うのも、まあ当たって乗れればラッキー(座れれば、だが)であるが、185系の評価を下げた原因になったでしょう。ただ、最後の1本が意外に最近まで走っていて、東京7時24分発伊東行521Mが、2013(H25)年3月15日まで、185系で運用されていました(当時存在した、伊東始発〔踊り子〕への送り込みだったと思われる)。特急車両の普通列車への運用は、185系デビュー以降日本各地で見られるようになり、JR化後は縮小されるものの、今では日豊本線の「秘境区間」でも見られます。787系の普通電車とは。
 多少185系の弁護をさせてもらうと、では民営化後のJRはというと、JR東海の373系は、リクライニングシートではあるが、構造的には117系の方に近く、しかもデッキには扉がない。普通電車の運用も〔ムーンライトながら〕だけでなく、東京~静岡間の普通電車もありました(こちらも、2012(H24)年3月16日まで走っていた)。また、昨今のJR九州のD&S観光列車は、キハ47系や旧第3セクター鉄道の改造車がほとんどで、そんなに早くもないし、中身はいいけれど「特急」としてはどうよ?と、思うのだが。
 そんなこんなの理由で、185系はすごく保守的な電車に聞こえてしまうのだが、ひとつ新しいポイントがあって、補助電源装置(MG)がブラシレスになっています。東日本大震災の時に、MGのブラシが調達できなくなり、直接の被災地域でない西日本の電車が運行できなくなるかも、という話、記憶に新しいでしょう(実際にはそうはならなかったが)。「うるさい」という酷評もあるが、今の電車の補助電源はほとんどSIV、という時代だから、そういう声が出てくるのは、仕方がない事か。

 カラーリングは、やはり「国鉄ストライプ色」(私が勝手につけた名称だが)に落ち着きました。デビュー当時は結構驚いたもので、だから1981(S56)年の時刻表の表紙も、ここを強調していたのだろう。今見ると、むしろシンプルかも。一つ、「バリエーション豊富!」と描いた割には、「リレー色」の写真がなかったねえ。7年前の東北新幹線開業30周年の時、合わせて復刻するのではないかと思っていたのだが。
 という185系だが、思いもよらず長生きになりました。JRになってから生まれたE351系などが、令和の世を見る事なく消えていった(転用が利かない系列だし)事を思うと意外感もあるが、さすがに寿命が来たようです。少なくとも、特急用としては。185系そのものの評価はともかく、113系の退役後は、東海道本線では一番古いクルマになっていたのは事実で、しかも東京発着の、JR東日本の首都圏では一番の観光地へ向かう特急としては、もう持たなくなってきたのは間違いないでしょう。ただ、先日の来春ダイヤ改正のリリースを読むと、〔踊り子〕のE257系への置き換えは、まずは一部に留まるようにようです。改正以降も、1年程度は定期〔踊り子〕に使われるのだろうと思います。その先は…。183系などのように、臨時列車、〔ムーンライトながら〕など(今年になって、各シーズンの運転日が大幅に減っているのは懸念材料)とか、修学旅行の団体列車などに、一部車両は活路を見いだすのではないか、そう考えています。

 700系と185系、この両者を1日で乗るのは、今の時点ではかなり難しい。700系は先頃いったん定期運用から退き、臨時〔のぞみ〕に入る日はあるが、当然新横浜~名古屋間がノンストップで、〔踊り子〕の停車駅には停車しない。東京~横浜(新横浜)でガマンするしかない?ただ、3月1日になると「お別れ運転」という事か、〔こだま〕の一部がN700系から700系となり、東京発着列車もあるから、これを生かしたい所でしょう。乗り具合は読みづらいが、特に土休日は混雑も予想されるから(伊豆は河津桜のシーズンだし)、指定券を入手しておいた方が良いか。

今、乗っておきたい 車両カタログ
 E4系は、来年春のダイヤ改正では、これまで2編成併結で運行されていた〔Maxとき〕+〔Maxたにがわ〕が、E2系による2列車に分割される形で、1往復が削減される事になります。北陸新幹線E7系の被災で延命の可能性もある、と記されているが、全面退役に向けた動きと言えます。
 251系は、来年春に〔スーパービュー踊り子〕が運行を終了すると、有力な転用先もないから、このまま退役という事になるでしょう。そろそろ国鉄民営化後・平成の世になってから生み出された形式の退役も、チラホラ見られるようになってきました(JR以外でも)。
「今こそ乗りに行きたい路線」のコラムで、名鉄2路線に筆が回っているのは、少々驚いた。もちろん危機的状況にあるとは聞いているし(+広見線・新可児~御嵩間も)、だから磁気カードもICカードも導入されず、継子扱いされている所があるのだが、時刻表のグラビアで語られるとは、思いもしなかった。今でも1時間に2本は運行がある路線ではあるが、竹鼻線の一部区間もそうだったしねえ。蒲郡線は、平成の世になった頃は名古屋直通の有料特急も走っていたのに、確かに凋落ぶりは著しいようです。
 この数年の大規模な災害を見ると、日高本線のように、災害のために長期不通→廃線に追い込まれてしまいそうな路線が、もっと出てくる懸念があります。イヤだなあ。

「のりもの情報局」は、「南海電気鉄道 学文路駅入場券発売」「伊豆箱根鉄道 伊豆長岡温泉×いずっぱこ 温泉まんじゅうラリー」「湘南モノレール 合格祈願受験生応援キャンペーン開催中」「芝山鉄道 『芝鉄×空の湯らくとくきっぷ』発売」「日本テレビ 『特別展 天空ノ鉄道物語』開催中」「カンゼン『京急とファン大研究読本』」。合格祈願が2件、温泉がらみが2件。
「鉄道プレゼントコーナー」は、JR201系中央線快速H4編成4両セット。とはまたマニアックなチョイスだ。

「NEWS」冒頭に記されている、災害による運休(一部運休を含む)は17路線に上り、八戸線・磐越東線・八高線は全線再開したものの、1年前より4路線増えてしまっています。なお、三陸鉄道・田老~田野畑間は、今日復旧しました。残りの不通区間は、来年3月20日開通予定と発表になっています。小湊鐵道も、里見~月崎間は今日開通しました。養老渓谷~上総中野間の再開は来年。
「GALA湯沢スキー場オープンに合わせてガーラ湯沢駅」営業中、と書かれているが、実は23日、上越線で越後湯沢を経由する機会があったが、越後湯沢駅付近は雪が全くなくてビックリしました。現在のゲレンデは一部営業を行っているようでもあるが。
 どこもかしこも、気候変動による影響が強力に出ているようです。このまま放置しておくと、来年以降も災害にやられる鉄道路線は増えそうだし、スキーリゾートを抱える地域の経済は、かなりの悪影響を覚悟しなければならなくなるのかもしれない。確かに、何とかして変えないと。

特集のページ
 私鉄の終夜運転のリストも並びました。
 今シーズンは、東京メトロ銀座線が今日から1月2日の間渋谷駅の工事に入り、終夜運転は浅草~溜池山王間のみ。
(日中は運転される青山一丁目~表参道間は、終夜運転は行わない。外苑前駅は休止)
 この工事が終わった1月3日より、渋谷駅は現在地より東側に作られる島式ホームに発着になります。正月に工事とはねえ。以前JR九州で、博多駅の工事のため、1月1日の夜間に博多発着列車の運行を取り止めた事があったが。ご苦労様です。
 京王は今シーズンから、相模原線の終夜運転は取り止め。相鉄は「お問い合わせ下さい」となっていたが、公式Web上では、昨年とほぼ同じと思われます(JR直通は運行されない)。
 関西圏は、「お問い合わせ下さい」となっていた近江鉄道は、通常の終電~1時台までの間、米原・彦根~多賀大社前間3往復を運転。同じく「お問い合わせ下さい」の大阪モノレールは、1時台まで臨時列車を運転。その他は、私鉄・地下鉄に関してはほぼ例年通りです。

 初詣以外の臨時列車で、「何だこれは?」と思ったのは、JR東海の静岡~富士~甲府間で運行される、急行〔ゆるキャン△梨っ子〕。
「ゆるきゃんぷ」と読むが、山梨を舞台にしたアニメの名前らしい。ついに、アニメのタイトルがそのまま、列車の(それも有料の全車指定席の急行)の名前になる時代が来たのか。

下り

静岡8:31 → 11:29甲府

上り

甲府12:00 → 15:05静岡

停車駅:富士・内船・身延・甲斐常葉・鰍沢口・市川大門 
停車駅は〔ふじかわ〕より少ないが、上りはどこかで〔ふじかわ8号〕に抜かれる。下りの静岡→富士間は、快速〔さわやかウォーキング〕(1月5日)と同じ時刻。
運転日:2月1・2・8・9日 373系で全列車指定席(セミコンパート席は発売しない)。
 JR東海ではこれに合わせて、「ゆるキャン△梨っ子1日フリーきっぷ」を発売。2月1~9日の内の1日有効。身延線全線と、東海道本線・三島~静岡間の普通電車が乗り放題(料金を払えば〔ゆるキャン△梨っ子〕・〔ふじかわ〕・ライナー列車も乗車可)。

 JR・相鉄直通全列車の時刻表は、特集ページに掲載になりました。来春のダイヤ改正号までは、ここに載る事になるのでしょう。

 会社線は、小田急や近鉄、京王の有料の列車の時刻が掲載になりました。京成の〔シティライナー(成田山開運号)〕は、載っていない。
 また、上田~城下間が不通になっている上田電鉄は、例年より規模が縮小しているものの、今シーズンも城下~別所温泉間の臨時列車を運転。代行バスは運行されないが、上田~城下間は1㎞程度なので、初詣に行く元気がある人なら、歩いても大した事はないでしょう。
 高速バスは、16日に運行を開始した、東急バス・京成バス・京成トランジットバスの武蔵小杉・二子玉川~TDR路線が掲載になりました。武蔵小杉発朝方4便、TDR発夕方~夜間5便。

本文
 3月1日以降700系で運転される〔こだま〕は、下り2本・上り3本。

下り

こだま631号 東京6:33 → 9:09名古屋
こだま683号 東京19:26 → 23:26新大阪

上り

こだま636号 名古屋8:34 → 11:16東京
こだま652号 名古屋12:34 → 15:16東京
こだま696号 新大阪21:33 → 22:35名古屋

 山陽新幹線の700系16連〔ひかり〕は、引き続き1往復運行。

下り

ひかり441号 新大阪6:03 → 9:23博多

上り

ひかり444号 博多20:51 → 23:32新大阪

 水郡線は、西金~常陸大子間の代行バスの時刻が掲載されました。同区間の所要31分。西金では、下りは水戸発全列車から、上りは初発を除く水戸行全列車に接続。

 高速バスは、名古屋~砺波・高岡・氷見路線の12月1日改正時刻がここで掲載。ひみ番屋街発着便の内、名古屋発4便・名古屋行2便が氷見営業所発着に短縮。

 裏表紙は12月号に続いて、森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーで開催中の「特別展 天空ノ鉄道物語」。次号のグラビアは、この特別展が特集となるようです。もちろん、来春ダイヤ改正についても速報が載るでしょう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
27日 慰安婦問題「日韓合意は違憲」訴え棄却 韓国憲法裁判所
28日 「ねずみ男」など「鬼太郎」妖怪にしめ縄飾りつけ 鳥取県境港市