№2076 乗り物中心主義者、初めてのハワイへ! 3.いまいちどラグーン・ドライブと ワイキキのビーチへバスで

 2日目…と言っていいのか、3日目となるのか、ともかくハワイで迎えた初めての夜は明けました。
 今日はもう一度、旅客機撮影チャレンジと、やっぱりバスには乗らないと、と、午後はワイキキへ行きます。

10月28日(月)

20191028-102.jpg
 今回宿泊した、ユースホステル。
 空港からだとノンストップで行ける足はなく、必ず1回はバスを乗り継ぐ必要があります。

20191028-101.jpg
 前回書いたように、このYHの部屋は、日本のアパートのような建物をいくつか並べたスタイル。部屋は大部屋(2段ベッド)+個室(追加料金必要)のスタイル。

20191028-103.jpg
 もう一度、ラグーンドライブ先端で、旅客機の撮影にトライします。バスで空港の近くまで移動。7時を過ぎると、どの通りも交通量はかなり多いが、専用レーンではないが、比較的スイスイ走れるのはうらやましい。あと、大通りでも、自然が豊かだなあ。

20191028-104.jpg
 空港の近くには、やや牧歌的なシーンも。

20191028-105.jpg
 また虹!ハワイでは珍しくないのだろうか。青空、なのに雨がパラついたりする。

 本当は、前日A380でランディングした、R/W08Lの撮影ポイントがないかと、いったん西側まで乗って歩いてみた。しかし、土地勘のない無知の悲しさ、このヒッカムのエリアは米軍の敷地で、立ち入れるはずもないのでした。
 R/W08Lに関しては、撮影ポイントは皆無、と考えて良い。残念無念であるが。従って、ここで再度のラグーン・ドライブ先端を目指すと決定。とりあえず空港ターミナルまでヒーヒー言いながら歩いて行く。それにしても、スマホのグーグルマップがなかったら、途方に暮れただろう。
(この日は、脚立はYHに置いてきた)
 ターミナルについて、再度タクシーでラグーン・ドライブへ。無駄な行為だなあ。走っている途中右手のターミナルを見ると、A380がいた。前日乗ってきたJA382Aだ。

20191028-106.jpg
 ラグーン・ドライブ先端は、今日は先客がいました。若いお兄さん。

20191028-107.jpg
 この日は、あのヒッカムからか、戦闘機の発進が見られました。時々、上空を通過していく。

20191028-108.jpg
 遠くのR/W08Lを見ると、ANAのB787-9が着陸しようとしているのが見える。恐らく、前日はA380だった、NH182便だろう。

20191028-109.jpg
 続いて、JALのB787も着陸。つくづくもったいないなあ、と思ってしまう。

20191028-110.jpg
 R/W08Rから、米空軍のボーイングRC-135V(63-9792)が離陸していく。

20191028-111.jpg
 R/W04側には、コミューター航空の着陸はあった。が、ATRでは300㎜でも小さい。

 ただ、この日は、前日と比べると、少しは収穫もありました。

20191028-112.jpg
 この空港は貨物エリアが東側にあり、R/W08Rから離陸する機体は、いったんこちら側に姿を見せ、R/W脇の誘導路を西へ向かう。UPSのB767-300F。

20191028-113.jpg
 続いて、B747-8F。これはウレシイ。

20191028-114.jpg
 R/W08Rから離陸していく、カンタスのA330-200。

20191028-115.jpg
 ほんのわずかなR/W04R着陸機には、HAのA321が見られました。これもウレシイ。

20191028-116.jpg
 あれ、MUのA330-300は、何かあったのか?離陸を取りやめ、誘導路をこちらに向かってくる。

20191028-117.jpg
 目の前を通過して、ターミナルに帰っていきました。

20191028-118.jpg
 アジア・パシフィック・エアラインのB757-200F。グアムのキャリアらしい。

20191028-119.jpg
 そして、トランス・エア(正式には、トランス・エクゼクティブ・エアラインズ)機。なんと、B737-200F。まだ飛んでいたのかよ!

20191028-120.jpg
 これは海兵隊のロッキード・マーチンC-130。

20191028-121.jpg
 12時前、JA382Aが、今日はNH183便として姿を現す。JALのB787-9に続いて離陸していくが、この日は動画を撮ったので、写真はこれだけ。

 前日よりは収穫があった、のかな?
 思えば、前日の成田離陸直後の機内食以降、まともな飲み食いは、ほとんどしていない。これでは、倒れてしまうだろう。今日はここまで、ターミナルまで歩いて行く。半分フラフラ、だったかも。

20191028-122.jpg
 前日もバス停に歩いて行く最中見ていたのだが、HAで使用されていたDC-9が放置されているのが見られる。かなり色あせていて、状態は良くなさそうだ。

 ターミナルまで歩きだと、やはり1時間弱。中に入ると、エアコンが効いていて、極楽…。
 スタバでミネラルウォーターを買って、一気に飲み干す。

20191028-123.jpg
 ワイキキを目指す。しかしこの空港、公共交通は普通の路線バスだけで、ワイキキへ行くのは実質19・20系統の1路線のみ。やはり、時刻表がない。
 オアフ島は空港の西側から空港を経由して、アラモアナ・センターへ向かうLRTの建設が進められている。早い開通がいろいろな面で求められている、とは感じるが、工事現場を見る限りは…少なくとも全線開通には、あと数年の時を必要とするように見えた。

20191028-124.jpg
 目の前にいた20系統を見送ったら、次の19系統は15分くらい後に来た。ここでもインフォメーションは乏しい。
(19系統と20系統は、空港の東側は全く同ルート、西側で異なる)
 やはり疲れでウトウトしてしまった。

20191028-125.jpg
 バスの車内は、大方こんな感じ。最後方が三方シートになっているのが特徴。
 ワイキキ中心部にさしかかると、さすがに町を行き交う観光客が増えるし、ツアーの「トロリー」を何台も見る。当然日本語も多く、鶴丸が描き込まれたトロリーの後をついて行く事もありました。

20191028-126.jpg
 終点の近く、動物園の近くで降りました(前回書いたとおり、バス停には名称がない)。
 ワイキキのビーチ!ハワイとなると、10月末でも当然のごとく暑くて、水着姿の海水浴客がわんさかいました。

20191028-127.jpg
 そのビーチを行く、連節バス。ハワイらしさ、出ていますか?

20191028-128.jpg
 バスは基本的には同じデザインだが、数台だけ、虹のデザインの車両もあります。

20191028-129.jpg
 とにかく腹ペコ。このバス停の背後にあるカフェで、たらふく飲み食いしていました。メニューに日本語が併記されているのは…ワイキキなら当然か。

20191028-130.jpg
 ワイキキを含め、ホノルルの至る所に、セルフ・サービスのレンタサイクル「biki」のスタンドが見られます。

20191028-131.jpg
 利用しなかったからシステムは解らない。ので、料金支払い機の画像を、やや大きめにアップしておきます。何しろ右半分は日本語。

20191028-132.jpg
 自転車には広告が入っていて、ANAの広告車両もあります。「FLYING HONU」が描かれている。

20191028-133.jpg
 帰り道、アラモアナ・センターで見かけた「ANA EXPRESS」。アラモアナ・センターとTギャラリアを15分間隔で往復。オープンタイプのEVで、言わば「ネオ・トロリー」?このバスはANA便でハワイに来た人が乗れるので、本来なら私も利用できるはずなのだが、搭乗券の提示が必要。YHに置いて来ているので、乗る事はできなかった。
 このEVは2台あるようだが、青(JA381A)と、来年導入されるオレンジ(JA383A)の2色。先の「biki」は緑(JA382A)とオレンジが描かれていたが、なぜ両者とも、未導入のオレンジが描かれていたのだろう?色のバランスを考えたのか。これなら2号機を先にオレンジにすれば良かったじゃんか、と思ったが、青・緑の2機で終わりじゃないよ、この後オレンジ色も来るから期待していてね、という予告の意味も、あるのでしょうか。

 この日は、アラモアナ・センターのフードコートで夕食にしました。安食かも知れなかったが、気軽でいい。当然のごとく、日本人ばかり。店も日本語が多い。ここはそういう所。

20191028-134.jpg
 アラモアナ・センターにさしかかった、路線バス。乗り継いで、YHに戻りました。

 ところで、手持ちのUSドルの残りが少ない。翌日はバスでオアフ島をぐるっと回る予定だが、C/Cが普及するアメリカと言えども、少しは先立つものがないと…。まず空港に行って、両替をしないと。空港に近いホテルに移動して最後の夜を過ごす事になっているし、ちょうどいいだろう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 前回書くべきだったが、JR東日本は12日、現在BRTで運行されている、気仙沼線(柳津~気仙沼間)・大船渡線(気仙沼~盛間)の鉄道事業廃止の申請を出しました。これでBRTは完全に、鉄道代行の地位から一歩上の、地域の基幹交通の地位を確立する事になるが、これで宮城県から青森県まで、三陸沿岸を貫く三陸縦貫鉄道もまた、崩壊してしまう事になります。〔リアスシーライナー〕などの三陸沿岸直通列車も、遠い記憶の彼方へ…。柳津~志津川間くらいは鉄道で復旧できなかったのかと、今でも思います。正直残念です。
 先日の台風で被災した八戸線(階上~久慈間)については、12月上旬に再開できる見込みと、昨日リリースがありました。

《今日のニュースから》
13日 正力松太郎賞にソフトバンク工藤監督 王貞治氏に並ぶ4回目受賞
14日 湘南ベルマーレ 曺貴裁前監督 1年間資格停止処分


 繰り返し書いてきた香港の騒乱は、大学から幼稚園が全部休校、という事態になりました。
 全体的な騒乱については、日本の政治家の発言もあったようだが、基本的にはヨソの国の者が、何を言っても無駄でしょう。
 ただ、デモ隊に対しては、これだけは強く言いたい。

 あなた方の敵は、政府・警察などの公権力、なのではないのか?
 鉄道やバスを襲い、運行を妨害するのだけは、どうかやめてくれ!

№2075 乗り物中心主義者、初めてのハワイへ! 2.旅客機撮影はイマイチ

20191027-200.jpg
 今回のハワイ旅行のテーマのひとつに、ダニエル・K・イノウエ空港での旅客機の撮影がありました。
 海に面した空港なので撮影ポイントは非常に限られているが、そのうちのひとつ、「ラグーン・ドライブ」と称する道路の終着地点に、到着後すぐ行ってみる事と決めていました。
 幸い天気も良く、すぐにGO!です。

20191027-201.jpg
 といいたかったのだが、まず、今回NH182便が到着したC99番ゲートはターミナルからかなり遠く、10分以上は歩かされる事に。

20191027-202.jpg
 通路の途中、ターミナルに近づくと、JALのB787-9の姿がありました。

20191027-203.jpg
 便数的にはやはりJAL便が多く、もう一機到着するのも見られる。が、B747-400退役後はかなりダウンサイジングし、一時はB767-600ERで支えられていました。今はB787シリーズが台頭している。
 この日見たJAL機は皆、普通の鶴丸カラーだった。

20191027-204.jpg
 ハワイアン航空のA330-200。№2070でもご覧頂いた機体で、窓の下にはNFL、オークランド・レイダースのマークが描かれています。
 JALのB787-9を挟んで、ANAのJA381Aの姿が。この後NH183便で日本へ帰ります。

 入国審査がまた長い。一度に大勢日本からの便が到着するのだから当然だろうが、4年前のNYのようにぐるぐる回りになって、自分の番が来るまで、20分は待たされる。係官の質問の後、左手、続いて右手の指紋を照合され、最後に顔写真を撮られる。機体がターミナルに到着してから、審査をパスするまで、1時間近くはかかり、USAでは基本的に、乗り継ぎでもいったん入国審査を受けなければならないから、次の便までの乗り継ぎは、1時間では絶対無理。プランニングの際には要注意。アメリカ、というのは、そういう国だ。

 本当は重い荷物を置いて、カメラなどだけ行って行きたかったのだが、ANAのスタッフの話では、ターミナル内に荷物を預かってくれる場所やロッカーなどは、ないそうだ。PCとかあるのだけれど、仕方がない。タクシーで直接、ラグーン・ドライブを目指してもらうことに。15.65$(≒1,700円)とやや高いが、歩くと遠いので仕方がない。

20191027-205.jpg
 ここが、ラグーン・ドライブ先端の撮影場所。駐車場の先の広場で、金網に囲まれているが、白いブロックに立つ事でクリアは可能。ただ、当然足場は悪くなる(だから脚立を持ってきた。運ぶのが大変だったが)。

20191027-206.jpg
 この付近は、本来は自家用アヴィエーションの基地らしい。
 降り立つ旅客機は、アマゾンの系列のプレミアエア、という事でいいのだろうか?

 さて、せっかくお金をかけてでも勇んでやってきた、ラグーン・ドライブ、だったのに…。

 着陸のトラフィックが、ほぼない!04Rへの着陸が多い、という話を聞いていたのに、実際は大半が、先のNH182便と同様に、遠く離れたR/W08Lへの着陸。大型機がいっぱいアプローチしてくるのが遠目に見えるのだが、指をくわえて眺めているだけだった。
 そんな中、数少ない04R着陸機がこれら。

20191027-207.jpg
 ハワイアン航空のB717。マクドネル・ダグラスのMD-95として開発されたものが、同社のボーイング吸収により、この型式名になりました。以前成田でデモフライトに来ていて、その時に撮影した画像をご覧頂いた事もあったが、正式な旅客便としては、初の撮影となりました。

20191027-208.jpg
 もう一機、サウスウェスト航空のB737-800。メインランドではおなじみのLCCだが、最近はハワイも飛んでいるらしい。800型は初めて撮りました。

 一方、離陸も目の前にある、海に面したR/W08R-26Lを使用。08Rから離陸していくのだが、完全な逆光。

20191027-209.jpg
 JALのB787で、これは-8型。

20191027-210.jpg
 当然、米軍機の離陸もあるが、軍用は何も解りません。ご勘弁。

 ここで、やはり睡眠時間が短い事もあって、つい地面に座り込んで、ウトウトしてしまいました。ほとんど寝ていた、といっても良い。着陸機も全然来ないし…。なので、ANAのA380のうち、先にホノルルに来ていたJA381Aの離陸は、気づかずに終わってしまいました。
 でも、自分が乗ってきたJA382Aは、まだ出発していない。でも、12時40分出発と聞いていたのに、遅いなあ、と思って、スマホでANAのアプリから検索してみたら…。

20191027-211.jpg
 手荷物のトラブルがあったらしくて、50分近い遅れになっていたようでした。

20191027-212.jpg
 そのJA382Aが14時前になってR/W08Rにラインナップし、離陸滑走。いつも思うのだが、A380の離陸時の静かさには驚かされる。

20191027-213.jpg
 さすがに超大型機なのでかなりの滑走距離があり、目の前で浮上。ダイヤモンドヘッドをかすめるように、右旋回して、成田に帰って行きました。

 とにかく着陸機が全然ないので、この日はここでギブアップ。疲れもあるし、荷物もあるし、今日はこのまま直接、宿泊地のYHへ向かう事にします。
 しかし、当然帰りの足がない。YHそのものではなくても、ある程度は近くへ行ってくれるだろうな、というバスが停車するバス停を求めて、ラグーン・ドライブをテクテク歩く。暑いし、重いし、ヒーヒー言いました。自分のせいだけれど。

20191027-214.jpg
 その途中、左手にはターミナルが見えます。日本行の便はほぼ全部出発したようだ。

20191027-215.jpg
 一方右手は、海の向こうにビーチと、ダイヤモンドヘッド。

20191027-216.jpg
 1時間近く歩いて、高速道路下のバス停に到着。ガイドブックの簡単なバス路線図で見当をつけておいた系統を待つ。
 ところが、これがなかなか来ない…。というか、バス停には、停車するバスの系統番号、これだけしか書いていない。どこへ行くのか、途中の経由地、通過予定時刻は一切ない。初発や終発の時刻さえない。これでは、全くのヨソ者では、いきなりバスを乗り歩くなんてできないだろう。
 1時間近く待って、ようやく目的のバスが来た。運賃1.25$(≒300円)。観光地を走ったりしているようだが、またウトウトしてしまって、外の様子は、おぼろげにしか覚えていない。今日はもういいや、明日以降。
 一応、この系統では一番近いだろう、と思えるバス停(バス停としての名前はない。近くの施設などを案内する)で下車。ここからYHまでが、また長い…。重い荷物を持って、ヒーヒーいいながら歩いて行く。自分の意思で脚立やら大荷物やらを持ってきているのだから、耐える以外ない。
 ようやくYHが近づいたところで、意地悪く、雨。しかし、上空は青空なのに?と思っていたら…。

20191027-217.jpg
 虹!

 しかもこのすぐ後、バスもやってきました。この時の画像は、№2067でご覧頂いています。バスの方を少々ヘマってしまったが、バスと虹の組み合わせ、なんて、日本ではほとんど見られないだろう、と思って掲載させていただいた者でした。
 YHは、アパートみたいな建物をいくつか連ねたようなスタイル。やや若作りした?おばあちゃんが新設にいろいろルールを教えてくれました。宿泊者は、案外高齢者が多い。ここで2泊する。
 このYHは、食事は提供しない。ハワイ大学のキャンパスがあるからか、いくつか食事ができる店はあるようだが、今日はもう疲れてしまった。出歩く気力は、もうない。レセプション(というほど大したものではないが)で、カップヌードルを買って食べる。日本とは味付けが少し違う。自炊する人が多いようだ(食料品店なら、すぐ近くにある)。
 不思議な事に、上を見上げると、星が見えるのだが、時々雨がパラつく。これがハワイの天気なのだろうか。不思議だ。
 明日も天気次第だが、もう一度旅客機撮影にトライ、だろうか。あとは、少しは観光みたいな事もしたい。バスももう少し乗りたい所だ。

 ともかく、長い長い、43時間の10月27日が終わりました。日本で午前中仕事をしていたのと同じ日付のできごととは、正直思えない…。
 
 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 アシアナ航空の売却問題は、現代グループの不動産大手と、証券大手の企業連合が優先交渉権を得たという事です。企業連合への譲渡が実現した場合、アシアナ自体もどうなるか、また、スター・アライアンスへの加盟は維持されるのか(それは、日韓路線全てでコードシェアを行うANAにも影響を与えるはず)。参加のLCC2社も含め、今後の行方が注目されます。
 昨日は「令和元年(「1年)11月11日、ローカルを中心とした鉄道各社では、「1並び」の記念乗車券が発売され、話題になりました。私は伊豆箱根鉄道の記念乗車券を買ったのだけれど、30年前の平成元年にもありましたよねえ。10年後の「令和11年11月11日」にも、また同じように「1並び」の記念乗車券が並ぶのでしょうか。

《今日のニュースから》
11日 トルコ政府 IS外国人戦闘員国外追放開始
12日 ソウルで合同企業面接会開催 日本企業60社参加

 香港の抗議活動は、収拾への行方が完全に見えなくなってしまいました。市民と政府・警察、お互いの信頼関係は100%ないし、水面下で落としどころを探る、という動きも全く見られない。外部から仲裁しよう、という動きもない(やろうとしても、中国メインランド政府が「内政干渉」として阻もうとするのは必至)。このまま両者、暴力の応酬を繰り返しながら破滅へ向かって一直線、なのか?メインランドの軍事介入も、現実味を帯びてくるのだろうか?このまま争議が収まらないなら、そうなる危険も。

№2074 乗り物中心主義者、初めてのハワイへ! 1.NH182便「FLYING HONU」

20191027-119.jpg
 先月、初めてのハワイに行ってきました。
 ハワイという行先、もちろん前から気になる場所ではあったが、鉄道が全く通っていない土地だし、やはり「男の一人旅」で行くような場所じゃないよな、という先入観があって、ずっと後回しになっていました。
 それを後押ししたのは、やはりANAが5月より就航させている話題の超大型機A380-800、「FLYING HONU」でした。デビューが見えた頃からいつかは搭乗を、とはおぼろげながら考えてはいたが、思ったよりずっと早く、乗る機会を作れました。いや、作れたというより、乗れる内に乗っておこう、半ば自ら強引に機会を作った、という部分が大半でした。いつかいつか、と思っている内に、我が身に何が起こるか、わかったものではないから、後悔はしたくなかった。思い立ったが吉日、という感覚がほとんどでした。
 しかも今回、帰りはなんと!?プレミアム・エコノミーをおごってみました。国際線において、自腹で上級クラスに乗るのは初めての事でもありました。
 他には現地での旅客機の撮影、そしてバスでのオアフ島周遊も、もちろん考えていました。その時点時点での、天候などの状況次第でのプランニングです。
 さて、一般の日本人にとってはあまりにも身近な外国であるハワイ、しかし、私のような「乗り物中心主義者」には、どう映る事になるのでしょうか。

10月27日(日)

20191027-101.jpg
 今回搭乗するNH184便は今のところ、デイリー運航の内の週3便がA380での運航。成田出発が21時30分と遅いので、仕事が終わった後でも、余裕を持って成田に向かう事ができました。この日は横須賀線からの直通の快速で行きます。

 この日は直前に千葉県を中心とした豪雨災害があり、佐倉ではちばグリーンバスの田町車庫が浸水するなどのショッキングな事態も起きていたが、JRの佐倉駅付近に関しては、見た限りでは(暗くなっていたが)大きな被害の痕跡は認められない。〔成田エクスプレス〕なども不通に走っていたし(朝方は止まっていて、成田空港は大騒ぎになっていたらしい)。

20191027-102.jpg
 ただ、総武本線は榎戸から先が不通になっていて、佐倉駅のホームの総武本線の行先表示は「榎戸」になっていた。
(翌日復旧したらしい)

20191027-103.jpg
 JRの車内の路線図は、10月から新しいものに張り替えられています。羽沢横浜国大が書き込まれている他(路線は武蔵小杉から直接乗り入れる形)、来年の高輪ゲートウェイ駅開業、モノレールの羽田空港ターミナル各駅に、常磐線の佐貫の改称が織り込み済みです。

20191027-104.jpg
 一方の成田空港は、しつこく書いているのだけれど、「成田空港」「空港第2ビル」の駅名は、もうはっきり変えなければならない時ではないのか?特に「空港第2ビル」はその名前自体、旅客の案内の面でヘンな表現だし、英語の車内放送では「The next station is for Terminal 2 and 3」(第2・第3ターミナルへ行くための駅)という表現で、つまりは駅名をストレートに反映していない。羽田に習って、成田空港→成田空港第1ターミナル、空港第2ビル→成田空港第2・第3ターミナル、とでも改称すべきだろう。
 ついでに、この車内のドア上のLED表示は、第3ターミナルの存在が記されていない。もう開業から数年経つのに。

20191027-105.jpg
 駅のホームはこんな形で書かれているが、やはり左側のような表記に統一すべき。
 なお、バニラエアが前日に運航を終了、ピーチがこの日から第3ターミナルに移転しています。背後に、そのお知らせが貼られています。
 今日は当然、終点まで乗車。

20191027-106.jpg
 成田空港駅ホーム。割と静かですかね?快速は折り返し大船行。

20191027-109.jpg
 出発階4FのANAカウンター。
 左側に自動チェックイン機があるのだが、荷物を預けるので近くのスタッフに聞いたら、列に並んで下さい、という事だった。だから、荷物を預ける乗客は自動チェックイン機ではなく、行列に並んでチェックインと荷物預けを一緒に行う必要があるのだ、と思っていた。列が長い。若い乗客が多くて、大半がJTBとかH.I.Sのタグを着けているので、学生の団体旅行なのか。
 ところが、いざ自分の番になってカウンターの前に立つと、先にチェックイン機でチェックインを済ませて欲しかった、という事。なんだ、話が違うじゃん?と思った。隣のカウンターに移動してチェックイン、搭乗券を受け取り、荷物も預ける事はできたが、何かスッキリしなかったのは事実。そのカウンターでは、USA路線のみとして、手持ちのPCやタブレットに最近何かあったか?と聞かれた。何もないと答えておく。

20191027-110.jpg
 チェックイン完了後、いったん5Fに上がる。様々な店が並んでいる。こういうものがないと、空港も人を呼べなくなった。コンビニもこのフロアにローソンがあり、必要なものを買い足す。

 それにしても、成田空港も変わった…。第1ターミナルから出発するのは、6年前にLHのA380でフランクフルトへ飛んで以来、なのだが、手荷物検査場も出国審査も全く変わっていた。出国審査は顔認証で、パスポートをかざし、顔をカメラにかざすと、そのまま通過。パスポートにはスタンプが押されない。

20191027-111.jpg
 手荷物検査場を通過して出国審査に向かう途中、第5サテライトを見ると、A380が2機並んでいる。もう真っ暗なので、どちらが青でどちらが緑、どちらに乗る事になるのかは、ここでははっきりしなかった。

20191027-113.jpg
 46番ゲートがある第5サテライトは、遠い。出国審査からたっぷり10分はかかる。6年前のLH便の時もそうだったっけ。
 結局、自分がのる46番ゲートにいたNH182便は、エメラルド・グリーンの2号機、JA382A。隣の45番がブルーの1号機、JA381A。約1時間の間隔を置いて、ホノルルに向かう事になる。

20191027-114.jpg
 この便では、出発直後は食事は出ない(到着前に出る)みたいな事を聞いていた気がする。なので、サテライト中央のこのカフェで、カレーを食していました。隣のテーブルでは、外国人の夫婦が、ラーメンとうどんを食べ比べしていた。
 ちょうど到着したSQ便のクルーは、テイクアウトの列に並んでいた。他にインチョン行OZ便の出発もあるが、遅れているとか。
 先にNH184便が出発するが、行列がうんと長い…。我が182便もそうなるのか?

20191027-115.jpg
 46番ゲートの出発案内表示。この便はUA7940便のナンバーもしょっている。

20191027-116.jpg
 46番ゲート付近。子供が多いのは、ハワイ路線らしい?近くの遊び場の子供達も、もうすぐ21時なのに、元気だなあ。
 ここで、「I-SEC」の職員が、パスポートと搭乗券のチェックに回り、確認が済むと、搭乗券に青色のステッカーを貼る。

20191027-117.jpg
 南ウィング出発便のモニター表示で、下から2番目が182便。この便は、ANA機材による、この日の成田からも、の最後の出発便でもあります。

20191027-118.jpg
 45分前、搭乗開始。やはりA380とあってか、早めだ。クラスや会員のグレードなどで4つのグループに分けられる(私はグループ3)が、その前の事前改札がかなり多かった。上級クラスのグループ1と2でも、背広姿なんて全く見ない。Cクラス中心のグループ2もかなり長くて、家族連れも多い。これがハワイ路線か。

20191027-120.jpg
 キャビンにお邪魔すると、レインボーカラーの照明がお出迎え。

20191027-121.jpg
 個人用モニターを起動させると、こんな感じで「ANA HAWAii」のロゴが現れる。

20191027-122.jpg
 乗客へのお願い、みたいなものも流れるが、言語にスペイン語があるのが目につく。メキシコシティ路線を意識しているのだろう。

20191027-123.jpg
 出発間際。右にはTK便がいる。

20191027-124.jpg
 機内安全ビデオは、「FLYING HONU」に描かれる、ラニ・カイ・ラーの着ぐるみです。クアロア・ランチで撮ったものらしい。
 アナウンスでは、USA路線では、WC付近でたむろするのもNG、だって。空港のカウンターの応対も思い出す。やはりテロには相当警戒している事が窺える。

20191027-125.jpg
 窓際とは言え、外は真っ暗で何も見えないので、離陸はモニターのカメラで見ます。R/W34Lからの離陸。

20191027-126.jpg
 マップ。千葉の上空で右旋回して、太平洋へ抜けていくルート。

20191027-127.jpg
 数値は、別のページを開く。メートル法の「メトリック」と、マイル・フィートの「インペリアル」を選択できる(定位は「インペリアル」)。

20191027-128.jpg
 コクピットから見える(はずの)情景も、計器類の数値と共に見る事ができます。
(もちろん実際は真っ暗)

20191027-129.jpg
 全部の座席にコンセントがあって、スマホとかの充電に使えます。むろんWi-Fiサービスもあるが、国際線なので有料、ここは充電のみ。

20191027-130.jpg
 キャビンの明かりは白に。

20191027-131.jpg
 あれ、もう機内食が回ってきた。このタイミングではないと思っていたのだが。メニューカードはなかったが、ふたに書かれていた「グリルチキン・ココナッツソース」がメインディッシュ。ただ、全体的には和風テイストに触れていたのかな。

20191027-132.jpg
 食後のコーヒーの紙コップもオリジナルで、青・緑・紫(赤じゃなくて)の三色のどれか。
 この他、ハワイ線のみという、パイナップルジュースもあります。おいしいです。

20191027-133.jpg
 ライブTVのCNN。ちょうど、米トランプ大統領による、ISIS幹部抹殺の記者会見が行われていた。既に日本出発前に、そんなニュースが流れていました。

20191027-134.jpg
 往路は、映画は見なかった。ビデオプログラムとか見ていた。A380のメイキングも。これは塗装(ノン・ナレーションの2分の短編)。

20191027-135.jpg
 NHKニュースは、昼12時の録画。千葉の豪雨について伝えていた。

20191027-136.jpg
 音楽も聴いていた。34年前のビルボードのTop10で、一番下の「Take on me」(A-HA)が1位だった。A-HAの楽曲が1位になったのは、この1回だけだったそう。なお、オーディオは自動ではリピートしない。

20191027-137.jpg
 最近は電子書籍も、当たり前になってきました。硬軟様々なジャンルがあるが、これは人気ラブ?コメコミック「からかい上手の高木さん」(1~3巻を配信)。高木さんと西方君、共に作品中では下の名前の設定がないんだ。だけど、西方君が「高木さん」なのに、高木さんが「西方」では、からかわれるより前に、既に西方君の負け、だよな。

20191027-139.jpg
 ハワイが近づき、行く手がだんだん明るくなってきました。

20191027-142.jpg
 到着前の食事は、メインの食事の後に配られた、オリジナルデザインのスタッフバッグの中に入っています。お好きなタイミングでどうぞ、という事でしょう。フライドパスタスナックとマフィンが、オシボリと共に入っています。

20191027-143.jpg
 翼が、赤く染まってきました。朝が早いなあ。

20191027-144.jpg
 改めて、Yクラスのキャビンの様子。

20191027-146.jpg
 降下が始まり、カフルイ島の上空を横切る。うまい表現が見当たらないが、「緑の荒野」という感じがする島でした。

20191027-148.jpg
 いよいよオアフ島上空。エメラルド・グリーンの海岸線。フラップが最大に展開される。

20191027-149.jpg
 モニターが、滑走路を捉えました。R/Wは08Lに着陸。

20191027-150.jpg
 ターミナルに向かう途中、1時間前を飛んでいたJA381Aを見ます。でも、だいぶ離れた所に到着した。

20191027-151.jpg
 停止すると、またカメの着ぐるみのビデオが流れ始める。しかし、やはりYクラスは降機がだいぶ遅い。しばらく座ってお待ちを…、とアナウンスも流れる。結局、10分ほど待って、降機が始まりました。

 いよいよ、ハワイの旅が始まる。それは次回。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR西日本が昨日、「大みそかの臨時列車運転のお知らせ」のリリースを出しました。「終夜運転」ではなく「臨時列車運転」としているのがミソで、運行の規模が前シーズンよりかなり縮小されています。「終夜運転」になるのは、京都~大阪~西明石間、大阪環状線、ゆめ咲線(桜島線)、万葉まほろば線(桜井線:奈良~桜井間)のみとなり、本数も減少。他は3時頃までの運転で、草津~京都間、桜井~高田間、それにJR宝塚線(福知山線)と阪和線は取り止め。JR西日本では前シーズンあたりから、終夜運転の見直しが継続して行われているようです。乗客が減っているのだろうか。乗務員や駅員の負担の軽減、という事もあるのだろう。
(近鉄も既にリリースされているが、こちらは前シーズンとほぼ同じと思われる)

《今日のニュースから》
 8日 東京都無償提供の元都営バス 福島県に到着
 9日 「マスターズ甲子園」開幕 桑田真澄氏登板

 昭和の終わりの球界のスターだった桑田真澄も、もう51歳なのか…。本当は、清原和博もいて欲しかった。PL学園の野球部自体が休部、というのが、昭和の高校野球の熱狂ぶりを思い返すと、何とも…。