№2062 山陽・山陰 ローカル線巡り 5〈終〉.JAL284便で帰宅の途に
夜行を含めて3泊4日の岡山・出雲の旅も終わり、帰宅の途に就きます。出雲「縁結び」空港から、JAL便です。5年ぶり。
松江しんじ湖温泉駅から、直接空港へアクセスできます。JAL284便に接続する、14時35分発松江一畑交通便。運賃1,150円は、30日までより20円の上昇。乗車券は、電車の券売機で買えます。
出雲空港はそんなに便数は多くないはずだが、アクセス路線の車両は結構あるようで、駅前には他に2台待機していて、さらに出発すると、空港からガーラの到着も見た。何台あるのだろう。
松江しんじ湖温泉駅出発時点の乗客は、自分も含めて2名。しかしさすがに羽田便接続だけあって、松江駅からは大挙乗車がありました。
シートポケットには、走行中はシートベルトを装着するよう指示するリーフレットと共に、JALカードの入会申込書も入っていました。
山陰道に乗って、松江玉造の料金所を通過。左手には玉造温泉を見る。対面通行区間。木次線のレールも見て、10分ほどで高速道を降りる。
空港が近づき、滑走路R/W07の西側を通過してターミナルへ向かうと、右手のJALのB737-800が着陸していった。5年前とは逆だ。
空港ターミナルには、定刻に到着しました。
空港ターミナル。手前は出雲市からの出雲一畑交通車。その前の石見交通バスは団体。
展望デッキ。
展望デッキには、出雲空港に就航するフリートが描かれたボードがあります。現在、出雲空港にはJAL(J-AIR含む)とJAC、それに今はFDAが就航しています。
空港ターミナルの内部。
JALのカウンター。
5年前もご覧頂いたが、JALの整備士が作った「天使のオーケストラ」。
手荷物検査場。JAL284便はハワイアン航空・カタール航空のコードシェアがあるが、出発案内表示にはない(JALのカウンターにもなかった)。
出発ロビー。旅行者が多いが、ビジネスマンの姿も目立つ。
16時を過ぎて、離陸後はしばらく揺れが続くと予想され、長時間機内の移動ができなくなるので、トイレは搭乗前の今のうちに…とアナウンスが入る。
折り返し、出発整備中のB737-800(JA328J)。
「出雲~東京線 開設40周年」のボード。といっても当時はTDA(東亜国内航空)で、YS-11だったという。
時間があるので、売店で「天ぷら出雲そば」を、うどんで食べました。ここで食べるから10%の税込みとなって、698円。
搭乗開始。まず事前改札で、若い夫婦が乗り込んでいった。子供はいなかったが、奥さんは妊娠中?次の上級会員の優先搭乗が意外に多い。その後後部の座席から搭乗が始まり、ここでゲートを通過します。
33A席につくと、隣のスポットにE170の姿がありました。
搭乗中。ほぼ満席になりそうだ。
定刻をやや回って出発。
あれ、機内安全ビデオは古い内容のものだ。9月1日に新しい内容のものになると聞いていたが、全機一斉、という訳ではなかったのか。
離陸はR/W07で、5年前とは逆。誘導路がなく、滑走路を逆に走る。空港周辺は、ど田舎。ターニングパッドで反転するところ。フェンスの外に、航空ファンがいる。
離陸。ターミナルを左に見て、上昇。
すぐに、宍道湖上空。
この2日間、一畑電車で何度も走ってきた湖畔。左が伊野灘、右が津ノ森、という所。
真ん中あたりに見える、漁港がある集落は、恵曇。
日本海と、左手の海岸沿いには島根原発が見える。
中海の上空。浮かぶ島は,大根島。
2日前に「鬼太郎列車」で来た、境市の町並みと、美保関。真下は米子空港(美保基地)だったはずだ。
しかし、上昇が続く内、上方の曇の中に入って、下界は見えなくなりました。時々ウィングレットさえ見えなくなる。ただ、ターミナルで予告していたような揺れは、幸いありませんでした。
たまには下界も見えるが、どこかは解らない。
キャビン。「SKY NEXT」。
空港で買っておいた、「出雲のお福わけ」というまんじゅうを、お茶と共に頂く。
Wi-Fiは、アプリでは開けなかった。「一時的に使用不可」のメッセージが出るだけ。バージョンアップが必要?ブラウザで開きました。「機動戦士ガンダム」の第1話を配信している。40周年記念か。
(実は、Android向けのアプリは、7月いっぱいでサービスを終了していた)
10月ともなると、陽が暮れるのが、早くなってくる。
伊豆半島の松崎。
伊豆半島の南部を横断し、伊東を見る。真下は下田、だろうか。
伊豆大島上空。ここで左に旋回。このまま羽田へ…と思っていたのだが。
スマホに表示される、フライト情報。ただ、若干タイムラグがある。自動更新ではない?数値は出ないようだ。
大島が遠ざかっていく。陽が、曇の向こうに消えていった。
三浦半島。このまま東京湾を北上すると思っていたのだが。
そうではなくて、房総半島の南端を通過する。左手は鴨川。
海上で左旋回し、再度房総半島の上空へ。
勝浦の上空になるのだろうか。野島崎に連なる、房総半島の南端が、シルエットとして見えます。
「キッズダム」がある、山倉ダムの湖。養老川も確認できます。
市原の工業地帯が見えてきた。
だいぶ暗くなってきたけれど、蘇我駅と、フクダ電子アリーナ。勝浦から、ほぼ北上してきた形です。東京湾上空へ。
この後右手には、幕張やTDRが見えていたはず。
中央防波堤の埋め立て地。
R/W22へアプローチ。もう海上スレスレ。
着陸。この時点で、本来の到着時刻を若干回っていました。
23番ゲートに到着。タキシングの途中は足止めとか食らわなかったから、ターミナル到着は、定刻より8分遅れで済みました。
次は、青森行になるらしい。
手荷物受取場を出ると、3月に帯広から帰ってきたときは工事中だったエリアが、真新しくなっていました。
こんな感じで、夜行含め3泊4日の岡山・出雲の旅は終わりました。水島臨海鉄道も一畑電車もできるだけ早く再訪したい、とは思っているが、他に行きたい場所、たぶん行かなければならない場所がたくさんあって、しばらくは後回しになってしまうんだろうなあ。
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ボーイング737MAXの運行停止が長引く中、連続墜落事故の原因とされるMCASがうまく機能しない可能性を技術者が指摘していたのに、それをFAAに報告していなかった可能性があると報じられ、ボーイング社の株価が大幅に下落する事態になりました。この問題、日本でへの影響も、そろそろ懸念されるのではないか。既に発注しているANAはもちろん、B737-800の後継機の選定にかかる時期が近づいているはずのJALやSKY、SNAあたりも、成り行きを注視しているはずで、特にA350を導入したJAL、短期でもA330の運航実績があるSKYあたりは、A320neoに乗り換えてしまう可能性も、もはやゼロではあるまい。事態の収束は長引きそうで、どういう方向に動くのか。
日野自動車が、サンライズと組んで企業PRのアニメを製作、24日からの東京モーターショーで公開します(現在公式Webで、絵コンテレベルの15秒の「テイザームービー」を公開)。でも展示車両には、バスがないんだよなあ。
《今日のニュースから》
18日 京成 点字ブロック改修 盲人福祉協会に回答
19日 マイクロバス転落 児童7人けが 福岡県うきは市
点字ブロックの問題は、もちろん京成一社だけの問題ではない。ホームドアの整備は簡単ではなく、点字ブロックが視覚障害者にとっては命綱であり続けるのだから、同業他社も今一度点検・再整備の作業が必要でしょう。
連日台風19号関連でニュースが埋め尽くされる中、昨日は中央本線、今日は東武日光線の一部区間が運行を再開しました。明日には八高線(高麗川~寄居間)するが、以前各地で鉄道が寸断し、特に水郡線や上田電鉄などは鉄橋が流出したため、恐らくは再開までは年単位の時間がかかるでしょう。せっかく来週23日の、芸備線全線運転再開が近づいているというのに。代行バスなど、各地のバスは、運行そのものはできても、渋滞のためにダイヤが大幅に乱れているところが少なくないようです。こういう場合、マイカーの走行を、ある程度は規制する事は、できないものでしょうか。とにかく、公共交通を優先させる施策が求められます。