№2018 近鉄・京阪といまざとBRT 3<終>.京阪・JR 「各駅停車」乗継ぎ

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 この日の大阪の天気は「晴れのち曇り」。「いまざとライナー」試し乗りの後、どこまで晴れが持つかは解らなかったが、空模様をにらみながら、京阪電車の各駅停車で京都を目指しました。

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 201系完全撤退直前となった、大阪環状線の森ノ宮電車区。待機しているのは全て、323系。

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 京阪の京橋駅。ここから各駅停車で京都方面を目指す事になります。

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 寝屋川の基地。古いの新しいの様々。

 枚方市で降りて、しばらく京阪バスを撮っていたのだが、予報通りなのか、空がだんだん薄曇り、という感じになってきました。妙に涼しい風が吹く。荒れ模様になってくるのか。

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 再び京都を目指すが、2つの支線を寄り道します。まず交野線。日中10分間隔と利便性が高い路線だが、案外ローカル色が濃い。

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 終点の私市駅。こぢんまり。三角屋根が印象的。

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 枚方市から中書島まで準急。準急と言っても、萱島から東は各駅停車。樟葉で特急待ち合わせ。

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 八幡市からの、当時の男山ケーブルは、ちょうどこの5月27日からリニューアルのための休止に入っていて、代行輸送(タクシー)が始まっていました。その案内表記。元の案内表示と同じ体裁で書かれているのは、さすがと思いました。
 ケーブルは今月19日に運行を再開しており、10月1日には名称を「石清水八幡宮参道ケーブル」と改称、駅名も変わります。本線の八幡市も「石清水八幡宮」と改称する事になっています。

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 中書島からの宇治線13000系。この日の宇治線は10000系も入っていたが、何回か書いている事だけれど、京阪は本線より、支線の方が車両が新しいのが面白い。大手私鉄でもJRでも、通常、支線は本線の旧型車両を転用するのが普通だが。

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 宇治線の終点、宇治駅。
 駅舎とホームの間にJR宇治線があって、地下道で交差しています。昔はホームもJR線を越えた先にあったが、駅舎改築と共にホームが移転しています。

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 運行情報モニターにも、男山ケーブル運休のお知らせが表示されます。

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 中書島まで戻り、一旦出町柳まで行って、折り返してきました。その途中の三条で、特急の待ち合わせ。

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 特急運用に入っていた3000系の戸袋窓に貼られていた、「京都七条-京都ステーションループバス」のステッカー。
 このバスは、4月1日より運行を開始しました。名称の通り、JRの京都駅(ただし駅前ではない)と、京阪の七条駅を、約5分で結んでいます。
 JRの京都駅へは、この新路線で移動してみます。

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 このバスの運賃は、市営バスと同じ230円。ただ、京阪電車の利用者、京都駅側の「ザ・サウザンド・キョウト」(1月にオープンしたホテル)、「京都センチュリーホテル」の利用者は、100円で乗れます。京阪電車側は、京阪七条駅の改札の近くに、割引券が置いてあります。

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 その割引券。

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 ループバスの乗り場は、鴨川に面した出口1番の近くで、京都市営バス〔南5〕系統と共用。利用者は多そうだ。

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 時間が近づいて、南側の塩小路橋を渡って京阪バスが現れた。駅などで配られているチラシのイラストでは新レインボーが描かれていたのだが、先代のレインボーⅡ(PDG-KR234J2)だった。「バスジャパンハンドブックシリーズV101 京阪バス」が刊行されたが(現在データ分析中です。しばらくお待ちを)、やはり専用車両はレインボーⅡの2台で、新レインボーには専用車がないようだ。

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 帰路は七条通を経由し、所要5分弱で「ザ・サウザンド・キョウト」に到着。玄関前に入り、一旦バックして乗降を扱う。便利ではあるが、1台が15分で一周とは、運行する立場としては慌ただしくはないか?京阪電車が10分サイクルでもあり、もっとお客さんが増えれば、2台使用で10分間隔、というダイヤはできないだろうか。
 このホテルから京都駅までは、徒歩2~3分程度?

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 京都タワー。手前の京都タワーホテルには京阪の広告が掲げられていて、JR奈良線東福寺駅からのアクセスは書かれているが、肝心のステーションループバスがない。

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 八条口の「K LOOP」と称するバス。ケイルックという会社が運行しているようだ。京都駅付近は、以前から新規参入事業者が多い気がする。

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 米原まで在来線で行く。いつもは新快速だが、この日は時間に余裕があるので、普通電車(高槻まで快速運転)で行きました。

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 野洲で、終着の新快速から接続を取る。
 夕方ゆえ車内は混み合うが、うまくは言えないが、同じ琵琶湖(東海道)線なのに、新快速とは微妙に客層が違う気がする。シーズンが違う事もあるだろう。

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 米原が近づくと、正面に伊吹山。駅間が長く、また直線も長いので、普通電車でも最高120㎞/hで快走する。
 空はひたすらどんよりした曇り空になってしまいました。「梅雨」の2文字が、頭の中をチラつく。

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 米原到着の直前、新快速と出会う。

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 今回乗車した223系の戸袋部に貼られていた、京都鉄道博物館のステッカー。
 白状すると、JR系の鉄道博物館は、京都はもちろん、大宮も、名古屋のリニア館もまだ行っていない。皆から薦められるのだが、規模が大きすぎて、全部見るのには時間が掛かりそう…。いずれ、行ってみよう。

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 米原駅。

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 近江鉄道の、米原駅のホーム。彦根方面への電車が発ったばかり。18時を過ぎたばかりだが、もう駅員がいない。

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 って、こんな所で間違える人、いるの!?そもそも「京セラ前」という駅自体、遠方に住む一般の人には、ほとんど知られていないと思うのだが。

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 東口には、湖国バスの一般路線のバス停の他、「ブルーライナー」と称する、日本海観光バスが運行する、大阪~加賀温泉郷間の高速バスのバス停もあります。ただし米原は、事前に予約をしておかないと通過。同社は東京への路線や、北陸鉄道浅野川線の内灘を基点とするコミュニティバスも運行しています。

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 東側に広がる更地。以前の近江鉄道の駅は、ここにありました。この先どうなるのか、未だ決まっていないのか。

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 駅には、こんなチラシがありました。滋賀県は、自転車保険の加入が義務なのだそう。イラストを描いた大塚志郎は、「びわっこ自転車旅行記」などで知られる漫画家、らしい。正直知らなかったのですが。

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〔ひかり532〕号に乗るのは、久しぶりだなあ。

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 伊吹山。5月終わりともなれば、19時を回ってもまだ存分に明るい。

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 N700系の車内。

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 米原駅で買っておいた、「近江名物 牛肉弁当」(1,000円)。駅弁を食べて、それより先に車内販売で購入しておいたアイスクリームも食する。前にも書いたが、結局車内販売っていつ来るか解らないのは不便で、自分で歩いて行っていいのだから売店スペースみたいなものの方が良いとも思う。この列車、警備員は乗っていないようだが、車掌の巡回が頻繁だ。G20を控えているからか。

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 小田原に着きました。東海道線に乗り換え。今年は、月曜日は遠出(弾丸旅行ばかりだが)から帰ってくる事が多いが、22時前に帰宅したのは、かなり久しぶりでした。

 こんな感じで、大阪への弾丸旅行は終わりました。前日、この日と、JRも私鉄も、在来線は普通電車(各駅停車)ばかりだったなあ。今ハマッているアプリゲームの影響、ですネ。関東地方のモノレールでラッピングやっている、アレ(歳考えろよ…)。
 やっぱり関西は、もっともっと、時間が欲しいです。最低でも、一週間くらいは掛けたい。山陽電車の旧塗装復刻編成運行開始(来月から)とか聞いたりしてしまうと、なおさら…。大阪シティバスも、もっともっと、撮りたいです。

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