更新の時点ではまだ速報でしかないが、横浜シーサイドラインで20時過ぎ、新杉田駅で列車が逆走して衝突、負傷者が20人程出ているそうです。重傷者もいるそうで、ちょっと心配です。
「JTB時刻表2019年6月号」、先週土曜日発売になりました。
表紙は都電荒川線(学習院下~面影橋間)。路面電車が時刻表の表紙を飾るのは珍しい。「箱館ハイカラ號」の2015年5月号以来。
都会の路線散策のすすめ
6月というと、GW連休と夏休みの間でもあり、祝日もないので、普通の人は長期の休み、という人はあまりいないだろう。そういえば、8月の「山の日」設定以降は、6月は日本では唯一、祝日がない月になっていました。
(ただし、今年から12月23日は祝日ではなくなり、12月も祝日がなくなる)
なので、こういう機会に近場の路線に乗ってみようよ、そういう企画なのだろうと思います。
東急池上線は「東京の鉄道らしからぬ?短い編成の電車」と記されているが、3両編成は、JR山手線に接続する普通の鉄道では、一番短い(次が京急の一部の普通電車の4両編成)。西武多摩川線の赤電があるのなら、こちらにもある旧塗装復刻編成を記しても良かった。
関西は、有馬温泉は今は関西各地からの高速バスもあるから、神鉄は苦しいかなあ。大半は有馬口で乗換になるし。途中の急勾配も堪能したい所。
他にも都会は有名無名、長いの短い、大きいの小さいの、色々路線はあり、ごく普通の通勤鉄道だって、見所は少なくない。好きな路線を選んで乗り降りすれば良いのだろうと思います。
話題の鉄道雑貨 大特集
最近は急に、鉄道グッズを身にまとう子供が多くなりましたねえ。衣類が多いけれど、トートバッグも目立つ気がします。
クリアファイルあたりが定番なんじゃないの?と思っていたけれど、今は色々ありますねえ。「冷蔵コンテナバッグ」(保冷バッグ)なんてマニアック。大先輩方なら、国鉄貨物の黄金時代を思い出すのではないか。昔は他にも変わったコンテナがあったし、これらも製品化されたりするのだろうか。
ここに上がったグッズ類は全て専門グッズショップでの発売だけれど、最近は鉄道会社そのものもグッズ販売には積極的で、ローカル私鉄だけでなく、大手私鉄でも専門のショップを駅などに置いたりしています(小田急の新宿など)。探してみたら良いと思います。
「のりもの情報局」は、「小田急電鉄×映画『海獣の子供』江ノ島スタンプラリー」「西武鉄道 謎解き宝探しイベント」「養老鉄道 全線開通100周年記念・7700系営業運行開始」「『鉄道の日』関東実行委員会 記念フォトコンテスト」「天夢人 女子鉄アナウンサー久野知美『かわいい鉄道』発売中」「JTBパブリッシング『全国駅名あいううえお順一覧2019』電子書籍発売中」。
養老鉄道7700系は元東急7700系だけれど、元をたどれば7000系で、すでに製造から50年以上経っている車両。置換える元近鉄車両と同じ年代だ。
「鉄道模型プレゼントコーナー」は、「鉄道コレクション」の「長野電鉄3600系冷房車(L2編成)3両セットA」。元営団地下鉄日比谷線3000系で、この編成は1964(S39)年だから前回のオリンピックと同じ年の製造(東急7000系と同世代)、1994(H6)年に長野電鉄に譲渡されています(使用開始は1997(H9)年)。日比谷線で3000系を置換えた03系が次々にリタイアしているのにいまだ現役なわけだが、今後いつまで使うのか。
特集のページ
4月号に掲載された、朝日旅行主催の、三陸鉄道全線乗車と、岩手開発鉄道を巡るツアーの告知が、再度掲載されています。久野知美氏が参加。
臨時列車では、7月27日に釜石のスタジアムで行われる「ワールドラグビーパシフィック・ネーションズカップ2019」の開催による臨時列車を、26~28日にかけて運行。
ここでは釜石線の快速〔ラグビー釜石〕を掲載しています。
26日運転
下り
9号 花巻13:50・新花巻14:12 → 15:53釜石
11号 花巻16:45・新花巻16:54 → 19:00釜石
27日運転
下り
1号 花巻8:41・新花巻8:54 → 10:31釜石
3号 花巻10:15・新花巻10:23 → 12:23釜石
5号 花巻10:45・新花巻10:53 → 12:53釜石
7号 花巻11:03・新花巻11:22 → 13:22釜石
上り
2号 釜石17:18 → 19:07新花巻・19:15花巻
4号 釜石18:14 → 20:11新花巻・20:18花巻
6号 釜石18:50 → 20:33新花巻・20:59花巻
8号 釜石20:07 → 21:50新花巻・21:59花巻
28日運転
上り
10号 釜石11:15 → 13:05新花巻・13:14花巻
12号 釜石13:15 → 15:05新花巻・15:13花巻
全列車、途中遠野に停車。全車自由席。なおJR東日本・盛岡支社の公式Webによると、27日の下り1号・上り6号はE130系による運行になるそうです。八戸線用500番台だろうか。
(他は100系・110系の4連)
紀勢本線(JR東海区間)では、特急〔紀勢本線全通60周年号〕を運転。
下り
名古屋8:51 → 12:16熊野市・12:36新宮 13・14日運転(熊野市~新宮間は14日のみ)
上り
熊野市14:35 → 18:26名古屋 15日運転
停車駅:桑名・四日市・鈴鹿・津・松阪・瀧・三瀬谷・紀伊長島・尾鷲
全車指定席(グリーン車連結)
本文
JRの夏の臨時列車が発表になりました。
「ワールドラグビーパシフィック・ネーションズカップ2019」関連で、東北新幹線でも、東京~盛岡間(新花巻停車)の臨時〔はやぶさ〕を運行。
下り
はやぶさ147号 東京6:56 → 9:03新花巻・9:15盛岡
(通常の〔はやぶさ47号〕+新花巻停車)
はやぶさ149号 東京7:40 → 10:10新花巻・10:22盛岡
(通常の〔はやぶさ49号〕+新花巻停車)
上り
はやぶさ166号 盛岡20:17・新花巻20:31 → 22:40東京
(通常の〔はやぶさ66号〕+新花巻停車)
全て7月27日運転 グランクラスはアテンダント乗務のフル営業
また宮古線では、26日の下り、28日の上りに、「リゾートあすなろ」使用の臨時快速〔さんりく宮古〕を運転。
下り
盛岡12:05 → 14:10宮古 26日運転
上り
宮古14:07 → 16:26盛岡 28日運転
途中ノンストップ 全車指定席
なお、スタジアムは三陸鉄道リアス線となった鵜住居駅に隣接し、三陸鉄道でも臨時列車を運行するが、今号には掲載がない。27日に釜石~鵜住居間2往復、宮古~鵜住居間1往復を運転。
〔いしづち〕〔しまんと〕はお盆休み期間中、〔しおかぜ〕〔南風〕との分離運転が行われるが(今シーズンは8月9日~15日)、12日~15日の〔しまんと7号〕は8600系、電車の〔しまんと〕だ。なお〔いしづち〕は、7月・9月の3連休3回も、一部は分離運転を実施。
〔ムーンライトながら〕は、今シーズンは東京発8月1日~17日・大垣発8月2日~18日の18日間運転。昨年から運転日数が少なくなりつつあります。
2016(H28)年 東京発7月25日~8月23日・大垣発7月26日~8月24日 30日間運転
2017(H29)年 東京発7月21日~8月19日・大垣発7月22日~8月20日 30日間運転
2018(H30)年 東京発7月27日~8月18日・大垣発7月23日~8月19日 23日間運転
ちょっと気がかりな傾向です。あと、今後は車両もどうなるのか。185系〔踊り子〕もいよいよ置き換えが始まりそうだし。185系自体は、しばらくは少数が波動用として残るのだろうから、これを使用する事になるのだろうが。
奥羽本線・秋田~青森間では、臨時急行〔津軽83・82号〕を運転。下り83号は、夜行。
下り
津軽83号 秋田22:30 → 6:03青森
停車駅:八郎潟・弘前・新青森
秋田発7月27日運転
上り
津軽82号 青森16:05 → 19:29秋田
停車駅:新青森・浪岡・弘前・大鰐温泉・碇ヶ関・大館・鷹ノ巣・二ツ井・東能代・森岳・八郎潟
7月27・28日運転
両列車とも12系客車 全車指定席。
この区間は電車特急の〔つがる〕が走っていて、平仮名と漢字の違いはあるが、同じ名前の2種類の列車が走る事になる。
下りが夜行になる、というのは企画としては面白いが(秋田支社のリリースの感触では、北海道新幹線と組み合わせた、函館への夜行日帰り旅行を期待しているらしい。でも写真の客車は、明らかに24系だけれど)、元々の客車〔津軽〕は、上野(首都圏)と秋田県北部・青森県西部を結ぶのがメインの役割で、夜行区間は南の区間だった。だから、秋田~青森間を夜行にするのは、少し違うと思う。
高速バスは、関東バス・京阪バスの新宿・品川~京都・枚方路線〔東京ミッドナイトエクスプレス京都号〕が、5月15日より、東京側の発着が「東京駅丸ノ内」まで延長しています。「東京駅丸ノ内」は三菱ビルの前になり、「スカイバス東京」が発着する所。なおここに記載がないが、実際の起終点は大手町のグランキューブ(6時50分発・22時10分発)。
同日、千葉中央バスの鎌取・千葉・TDR・上野~大津・京都路線もダイヤ改正を実施し、四条烏丸に新規停車。京都駅八条口は、到着が10分繰り下げ、出発が10分繰り上げ。
茨城交通の東京~勝田・東海路線の5月1日改正ダイヤが、今号より掲載になりました。土休日運行の東京駅21時30分発勝田〔営〕行が、19時00分発にシフト。原子力機構行最終20時50分発は21時10分発に繰り下げ。上りの原子力機構発最終は、15時45分発→15時00分発に繰り上げ。
次号は7月号恒例、となったか、「青春18きっぷ」特集らしい。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
31日 宇都宮パルコ 閉店
1日 ヤクルト セ・リーグタイ記録16連敗
6月のタイトル画像は、これももはや多くを語る事はないだろう、「SF」+「鉄道」の不朽の名作、松本零士原作「銀河鉄道999」です。母を機会生命体に殺された少年、星野鉄郎が、自らも機械の身体を手に入れるべく、謎の美女・メーテルと共に、超特急999で果てのない旅へ。999とは、自我を持つコンピューターでコントロールされる、銀河鉄道最新鋭の列車、ではあるが、遠い昔、地球上のどこかの国で使われていたSL(C62型)列車を模していて、このギャップがまた、人気のポイントではなかろうかと思います(思うんだけれど、現実の日本でも今、こんな列車こそ欲しいなあ)。アニメ化もされ、続編も描かれたりしているようです。
鉄道をモチーフにした作品だけあって現実世界の鉄道でもラッピングの機会は多く、過去には北海道ちほく高原鉄道や上信電鉄でも運行があり、現在は北九州モノレールでも運行されているが、ここでは、3月まで池袋線を中心に運行していた西武鉄道20000系を出します。西武では3000系でも999ラッピングがあり、引退後2代目として20158Fが、2016(H28)年10月から2年半の間ラッピングを施されていました。3000系も20000系も、池袋(西武秩父)方はメーテル、飯能方は車掌が描かれています(どうして鉄郎が描かれなかったのだろう?)。「『999』って、やっぱりメーテルでしょ?」と、上り列車で東長崎駅に進入してくる所を撮ってみました。昨年6月25日の撮影です。
(8月18日追加) 6月 タイトル画像
また、平成の交通を振り返る個別記事の画像は、帯広を走っていたJR北海道バスです。国鉄民営化後、後を継いだJR各社のバスは、平成に入ってからしばらくは一般路線網を維持していたが、この数年後から急速に一般路線を縮小し、高速バスにシフトしていきます。JR東海バスに至っては、一般路線は全て廃止です。現在のJRバス路線網は、国鉄時代の面影がほぼなくなってしまい、営業制度も一般民営事業者と変わらないものになって、国鉄~JRらしい独特の雰囲気は、現代ではほぼ失われたと言って良いと思います。JR北海道も、帯広地域は1999(H11)年1月に全路線を廃止しました。その後バス部門を分社、えりも岬も走る日勝線と、鉄道代替の深名線以外は、札幌市を中心としたエリアに特化した格好です。
(8月18日追加) 6月 個別記事画像