№2021 2019年6月 今月は何があった 何をやった

「老後2,000万円」に「イージス・アショア」。来月に迫る参議員選挙の波乱の要因となり得るのか。ブレーキが掛かる気配がない、エスカレートする一方のアメリカvsイラン。天安門事件から30年の節目に起きた、香港の大規模抗議行動。日本は、世界は、上も下も、右も左も、どこへ向かうのか。その方向性は、日本初のG20サミットで、少しは見出せたのか?ノルマンディー上陸作戦から75年、同性愛者の権利擁護運動の発端となった「ストーンウォールの反乱」から50年、マイケル・ジャクソン没後10年、6月はどのような事が起きたのでしょうか。

31日 宇都宮パルコ 閉店

 1日 ヤクルト セ・リーグタイ記録16連敗
 2日 大型クルーズ船 観光船に衝突 イタリア・ヴェネチア
 3日 雲仙・普賢岳大火砕流から28年 市長ら慰霊碑で追悼
 4日 羽生善治 通算1434勝 歴代最多勝利更新
 5日 ルノーへの経営統合提案撤回 FCA発表
 6日 丸山穂高衆議院議員 衆議院で可決 小泉進次郎議員棄権
 7日 元KAT-TUN田口淳之介 保釈
 8日 津久井やまゆり園再建方針 説明会開催
 9日 那覇空港ターミナルビル停電 欠航・大幅遅延発生

10日 消費税約3000万円脱税 アニメ製作会社 国税局が告発
11日 コンタクトレンズ大手3社 不当広告制限疑い 公正取引委員会立ち入り検査
12日 日本ハム吉田輝星 プロ初登板・初勝利
13日 富士山「弾丸登山」自粛呼びかけ 静岡・山梨両県 国に要望
14日 チケット不正転売禁止法 施行
15日 JRA 156頭の競争除外 禁止薬物摂取の可能性
16日 銚子電鉄 特産メロンPRの臨時電車運転
17日 中国 四川省で地震 82人死傷
18日 FIFAプラティニ元副会長 フランス司法当局から身柄拘束
19日 マレーシア航空機撃墜事件 ロシア軍大佐ら4人起訴の意向発表
20日 道路舗装アスファルトでカルテル 2社に課徴金31億円強

21日 陸上自衛隊ヘリ 立川駐屯地で着陸失敗・大破
22日 千島列島ライコケ山で噴火 噴煙1万メートル付近に到達
23日 J2水戸ホーリーホック 11年間残業代未払い 社長謝罪
24日 宮迫博之・田村亮ら吉本興業11人 反社会勢力会合出席で謹慎処分
25日 ブリジストン・ヤマハ 電動自転車343万台リコール
26日 「大崎事件」 最高裁 再審開始決定を取り消し
27日 JOC新会長 山下泰裕氏就任

 今月はこの他、農水省元事務次官の長男殺害事件、「南海キャンディーズ」山里亮太と俳優蒼井優が結婚、英メイ首相が保守党党首辞任、NY高層ビル屋上にヘリコプター激突、吹田市で交番襲撃、ピエール瀧に懲役1年6ヶ月の執行猶予付判決、厚木市で実刑確定の男が逃走、LIXILCEOに瀬戸欣哉氏復帰、などがありました。
 サニブラウンの日本新記録、大谷翔平の日本人初のメジャーでサイクルヒット、スケボーで岡本碧優が国際大会優勝、久保健英のレアル移籍発表、八村塁がNBAドラフト1位指名と、海外で戦う、あるいは戦いを目指す日本人アスリートのビッグニュースが相次ぎました。「なでしこ」はちょっと残念、だったけれど…。
 福岡を始め、今月も、大きな交通事故が多かった…。
 事故と言えば、今月に入ってシーサイドラインの逆走に地下鉄ブルーラインの脱線、小田急の踏切事故と、神奈川県内で鉄道のアクシデントが相次いでしまいました。
 三菱重工業のボンバルディア買収は、日本の航空業界、特に、MRJ改めスペースジェットの導入を予定するANA・JALに加え、今ボンバルディアを運航しているIBEXには、どこまで影響を与えるだろうか。

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《今月この一枚》

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 養老鉄道の604Fは、元近鉄名古屋線1600系で、近年旧塗装のベージュ+紺帯をカラーリングしていて「センロク」の愛称が付いたが、今月入場で元の色に戻される事になると発表があり、急遽、先週17日の夜行日帰りで撮りに行きました。
 それはまた来月書きたいと思うが、ここでは同日、東赤坂駅で撮影した、以前もご覧頂いた事がある「ラビットカー」復刻の606Fと、先日営業運行を開始した、元東急の7700系7712Fの顔合わせをご覧頂きます。何とも不思議な顔合わせです。「新旧交代劇」というのはどこの鉄道でも見られる事ではあるけれど、606Fが近鉄6000系として製造されたのが1963(S38)年、一方7712Fの東急7000系としての製造は1966(S41)年なので、どちらも50年以上経っているわけです。1960年代を代表する、東西二大大手私鉄の代表車両のこんな並びが見られるとは。まさか、今になって7700系を購入する会社があるとは思いもしませんでした。1000系ならあるかも知れないが、7700系は既にVVVF改造済みである事に加え、先頭車のM車改造も行われているので、1000系より改造の手間が掛からないと判断されたのかも知れません。ただ、全車両置換えというのではなさそうで、「ラビットカー」はもうしばらくは走りそうだし、「センロク」も塗装は戻されるが、編成そのものはまだ走るみたいなので、しばらくはこの不思議な顔合わせが、頻繁に見られそうです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
28日 ハンセン病 国に家族へ賠償命令 熊本地裁
29日 JOC新会長 山下泰裕氏就任

 フランスで最高気温45.9℃だって…!7年前のボルドーも暑かったけれどねえ。最近欧州では若い人たちを中心とした温暖化に抗議する運動が展開されていて、「学校を休んでやる」という部分だけはどうにも理解・賛同できない(昨今の、社会運動もまた「エンタメ」化する傾向の流れか)のだが、確かにこのままだと、全地球規模で狂った温暖化が猛威を奮う事になるのではないか。でも、一番怒りを突きつけなければならない相手は、大西洋の向こうでふんぞり返り、温暖化防止の枠組みの破壊をもくろむあいつだ、と思うのだけれどねえ。

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 6月の「Myカレンダー」は、西武鉄道20000系の「銀河鉄道999」でした。前に書いたとおり、東長崎駅に進入する所を撮影したものです。この999に限らないが、カレンダー作成時点でのプリンターの調子が良くなくて、よく見るとヨコに線が入ったりして、少々見苦しいものになってしまったのは、悔やまれる点の一つです。この画像では幸い目立たないと思うが。
 蛇足だが、先代の3000系「999」ラッピング車は、現在も横瀬駅の構内に保管されているようです。無論車体全体にカバーが掛けられていて、デザインを見る事はないが、西武秩父(池袋)方の先頭車のスカートに伸びたメーテルの金髪で、それと解ると思います。

 ところで、当ブログはBIGLOBEのサービスを利用して作成・公開しているが、BIGLOBEでは来月2日(火)、大規模なメンテナンスを行い、終了後には提供されるサービスがかなり変更されるとアナウンスされています。
 どこまで私が作成する当ブログに関わってくるのか、正直把握仕切れていないが、はっきりしているのは、個別記事の画像がなくなり、タイトル画像に統一されるという事です。つまり、令和が始まった5月に華々しく始めた、平成の交通の出来事を回顧する画像を出せなくなってしまう、という事です。全くお恥ずかしい話だが、7月以降出すはずだった画像は、また日を改めて出す機会を作れればと考えています。
 なおリニューアル後は、スマホで撮ったmp4の動画をアップロード出来るそうなので、今後は動画の公開もあるかも知れません。
 2日はレギュラー更新予定の火曜日だが、メンテ終了後、どういう状況になるか解りません。従って、来週に限っては、2日と4日(木)の更新はお休みとさせて頂き、代わりに3日(水)に更新する予定です。その後6日(土)から、またいつも通りのパターンとします。
 タイトル画像は、今の西武の999は、2日まではそのままにしておきますが、メンテ終了後はCSS編集が一度リセットされるそうなので、変な画像になっているかも知れません。2日夜には、7月のタイトル画像を出す事にします。西武電車の主要駅の一つがあり、最近ムーミンのテーマパークもオープンした埼玉県の主要都市を舞台にした、「ゆるふわアウトドアアニメ」のバスです。

№2020 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 近畿日本鉄道.8

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 一ヶ月近く間が空いたが、四半世紀位前、平成が始まって数年、1990年代前半くらいの近鉄線の駅をご覧頂くシリーズです。今回は山田線・鳥羽線・志摩線です。
 この3路線は、近鉄沿線一の国際的観光地である伊勢・志摩を貫く、ほぼ一体の路線というイメージがあるが、元々の生い立ちが異なります。志摩線はかつては国鉄参宮線に接続する、戦争前に開通したローカル鉄道であり(開通当時は狭軌)、一方で志摩線は、山田線と、後に近鉄に合併された志摩線を短絡するために1970(S45)年に全通した、「比較的」新しい(来年で50周年)路線で、それぞれに異なった雰囲気を持っているように感じます。志摩線は、1994(H6)年の志摩スペイン村開園に合わせて大規模な輸送力の増強が図られた時期で、長大トンネルや複線の新線への付け替えなどの線形改良が行われ、新線上に移転した駅もあります。

山田線 伊勢中川~宇治山田

 伊勢中川は、名古屋線〔後〕でご覧頂きました。

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伊勢中原 いせなかはら

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松ヶ崎 まつがさき

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松阪 まつさか
 JR紀勢本線・名松線との接続駅。近鉄は2面3線です。

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東松阪 ひがしまつさか

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櫛田 くしだ
 中央に通過線がある、相対式ホームの待避駅。

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漕代 こいしろ

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斎宮 さいくう

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明星 みょうじょう
 検車区を併設する、2面4線の待避駅。

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明野 あけの
 中央に通過線がある、相対式ホームの待避駅。櫛田と明野は、地下に駅施設を移転させたばかりだった頃だと思われます。

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小俣 おばた

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宮町 みやまち
 たまにこの駅で折返し、伊勢方面へ向かう列車が設定される事があります(今のダイヤではない)。

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伊勢市 いせし
 JR参宮線の接続駅で、JR東海との共同使用駅。このビルはJR東海の管理下にあるが、近鉄の窓口もあります。

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宇治山田 うじやまだ
 改良工事が終わったばかりの頃です。このあと2001(H13)年に、国の有形登録文化財に登録される事になります。

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 宇治山田駅のホーム。左2線が鳥羽線と繋がっていて、右2線は行き止まり。当時は、行き止まりの先に定期観光バスが発着するスペースがあり、連絡改札と、ターンテーブルがありました。いい時代でした。
(今はツアーバス形態の1コースだけとなり、鳥羽BC発着で宇治山田は駅前)

鳥羽線 宇治山田~鳥羽

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五十鈴川 いすずがわ
 2面4線の待避駅。ここを始終着とする列車も多数設定されています。

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朝熊 あさま

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池の浦 いけのうら

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鳥羽 とば
 JR参宮線の終着駅でもあります。撮影時点ではやや地味目立った橋上駅舎は、この後大幅な増改築が行われる事になります。

志摩線 鳥羽~賢島

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中之郷 なかのごう
 橋上駅舎に改築されたばかりの頃、だったと思います。鳥羽からここまで、先行して複線化されていました。

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志摩赤崎 しまあかさき
 単線区間にある、交換可能な駅。

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船津 ふなつ
 ここから複線になります。

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加茂 かも

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松尾 まつお

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白木 しらき
 青峰トンネルの開通と同時に移転した駅で、中央に通過線を配置した、相対式ホームの待避駅になっています。ここに映っている学校帰りの子供達も、今は社会人となり、良きパパママになっているのだろうか。なっているといいな。

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五知 ごち
 この駅も、青峰トンネル開通に伴う新線上に移転した駅です。

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沓掛 くつかけ

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上之郷 かみのごう
 ここと志摩磯部の1区間は、複線化されませんでした。適切な用地が確保出来なかったからか。エースカーが懐かしいなあ。時代がバレてしまうが。

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志摩磯部 しまいそべ
 志摩スペイン村がオープンした時点では、ここがアクセス最寄り駅とされ、三重交通によるシャトルバスが運行されていました。駅舎も、スペイン風の橋上駅舎に改築されています。基本的には相対式ホームだが、加えて行き止まり式の線路もあり、「伊勢志摩ライナー」の折返し整備も行われていました。現在は鵜方が最寄り駅となり、シャトルバスもなくなった上、「しまかぜ」は通過。

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穴川 あなかわ
 志摩磯部から先がまた、南側に敷設された複線の新線となりました。その新線上に移転した駅です。旧駅からは相当離れています。

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志摩横山 しまよこやま

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鵜方 うがた
 この地域の交通の要衝は鵜方の方で、三重交通バスの発着も多数あります。この駅も、改築されたばかりでした。ホームは普通の島式。3年前のG7サミットの時、ここが一時的に終着駅になった事は、記憶に新しい。

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志摩神明 しましんめい

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賢島 かしこじま
 特急の受け入れのため、高台の上に、頭端式のホームが造られました。駅前には交通広場も造られています。

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 以前は、特急は高台のホームだが、普通電車は志摩電気鉄道時代からの、地平にある駅のホームに発着していました。特急のホームに向かう線路と分かれると、急坂を下って到着していました。町の中心は旧駅舎側に面しているので、一般の利用はこちらの方が便利だったのでしょう。
 しかし後に、高台側にも普通電車専用ホームを造り、合わせて連絡通路も整備し、完全に高台側に統合される事になります。一番上の画像の一番右が、普通電車用のホームです。この旧駅舎は、近鉄職員(乗務員など)の宿泊所に転用されているようです。南口と称しているようです。

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 参考までに、これより前にも賢島を訪れた事があったので、駅舎として機能していた頃の旧駅舎の画像も乗せておきます。棒線でした。さらに路線が延びていたようだった。貨物線だったらしい。


 近年は、特に志摩線は特急・普通とも減便が行われ、大晦日の終夜運転もなくなり(スペイン村の終夜営業が取り止めになったから)、やや低調というイメージがあります。近年こちらの方まで足を踏み入れていないので、実態は解らないが。「しまかぜ」が、山田・鳥羽・志摩の伊勢志摩3線に、再び活気を取り戻してくれる事が期待されます。
 次回は再び大阪に戻って、南大阪線系統の駅を取上げるが、また来月の後半になりそうです。来月で終わりにしたいが。

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《今日のニュースから》
26日 「大崎事件」 最高裁 再審開始決定を取り消し
27日 JOC新会長 山下泰裕氏就任

№2019 JTB時刻表2019年7月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2019年7月号」が20日、発売になりました。
 JR北海道・札沼線の北海道医療大学~新十津川間は、来年のGWを持って廃止になります。表紙はその札沼線・晩生内~札的間を走るキハ40。そばの畑でしょうかねえ?

2019 今年ならではの 青春18きっぷ旅
 今年のJRの7つのトピックスを基にした、「青春18きっぷ」の旅の提案。

北海道上陸作戦! …  「701系ロングシートの修行」か…。この程度の距離・時間だったら、私は東海道本線の「青春18きっぷ大移動」で何度も経験しているので、あまり気にならない(単独行という事もあるし)。ロングシートより、トイレの有無の方が問題かも知れない。701系はいいが、JR東海製造の211系5000番台はトイレが無く、熱海~浜松間約150㎞の長丁場でもトイレが無かったりするので…。
 新青森駅~青森港間は、二次アクセスの情報がなかった。時間的に、タクシーしか選択の余地はないだろうが。
元号のつく駅と令和ゆかりの地を巡る … ズバリ「明治」という駅はないが、東京メトロに「明治神宮前」があり、ここから副都心線で渋谷へ、そこからJRで鶴見を目指す、というスタートは考えられないか。福岡からの帰りがLCCね…。

 この数年の「青春18きっぷ」特集を読んでみると、このきっぷの使い方も、かなり様変わりしてきていると感じます。無論フレキシータイプなのだから使い方は幅広くなるのだが、モデルコースに見られるように、現地までは他交通機関を使い、現地で「青春18きっぷ」を使う、という、「フリーきっぷ」的な使用方法が多くなっているようです(それは2017年7月号が典型)。40年近く前の発売開始のような、5日間連続してフルに使用し、普通列車だけで相当な遠くへ行く、という旅は、少なくなっているのでしょうか。それは、〔ムーンライトながら〕の臨時列車格下げなどに見られるような、普通列車の運行形態の、平成における30年間の大幅な変化もあるでしょう。
 今後注目してみたいのは、JR西日本が来年運行開始を予定している「WEST EXPRESS 銀河」。どういう形態で運行される事になるかはまだ発表がないが、団体列車とかではなく、臨時の一般列車としての運行が、大いに期待されるのではないでしょうか(もちろん、普通列車として)。

札沼線 非電化区間、最後の夏へ
 札沼線の非電化区間(北海道医療大学前~新十津川間)が、ついに来年のGWを持って、廃線となる事になりました。
 豊ヶ岡駅の写真があるが、線路が写真で見ただけでも、相当貧弱そう。結局、「学園都市線」区間の電化が、廃線への流れを決定的にしたのだろう。

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 遠い昔、JRになって間もない頃に乗った事がある区間だが、どうしようかなあ、もう一度、乗りに行く機会をつくってみようかなあ…。でも、終わりの日まで、土休日や長期の休みは、いつでも相当な混雑が目に見えているし、恐らくはもう普通の平日でも、それなりに混雑しているだろうからなあ(編集長も、迷っている?)。

「のりもの情報局」は、「ロイヤルウイング『操舵室・機関室立ち入りのチャンス ランチ・ディナークルーズプラン』」「東武鉄道『尾瀬夜行23:55』」「上信電鉄 700形営業運転中」「長野電鉄 権堂駅硬券乗車券発売中」「京阪電気鉄道 男山ケーブル車両リニューアル」「JTBパブリッシング『鈴川絢子とちっくんの東京電車さんぽ』発売」。
鉄道模型プレゼントコーナーは、西武鉄道30000系「ぐでたまスマイルトレイン」の基本3両セット。

特集のページ
 まず、7月号恒例?となった、JR各社毎の長時間運転列車のTOP3を並べています。
 北海道のTOP3の顔ぶれは変わらない。2位の2529Dは17分の短縮になりました。帯広の停車時間が25分→40分と拡大しているが、逆に白糠は24分→10分と短縮しています。
 東日本は、上野東京ライン1644Eが、中央本線441Mを逆転して、首位に立ちました。1644E自体の所要時間は変わっていないが、441Mが7分短縮(高尾発が7分遅くなった)になっています。また3位には、長野発飯田行3520M~210Mが立ちました。塩尻から辰野に向かうのに、岡谷を経由し、大回りになっています。東日本はJR旅客6社で唯一、所要5時間を越える普通列車が無い。 
 東海は、TOP3は相変わらず全て飯田線。531Mと544Mが入れ替わりました。多少の所要時間の増減の結果です。531Mの所要6時間55分は、普通列車ではJRグループ全体でも最長です。
 東海で飯田線を除くとどうなるだろう?亀山15時14分発→新宮20時05分着、所要4時間51分となる紀勢本線335D、岐阜16時15分発→猪谷21時04分着、所要時間4時間49分の高山本線1725D(土休日4725D)~1833Dあたりが見つかりました。これらが、飯田線がらみ以外で最長運行時間の1・2位になると思われます。
 西日本は、山陽本線は先の改正で全体的に運転系統の分断が行われた結果、第1位だった369Mは圏外に去り(岩国で分断)、前年2・3位の伯備線2本が一つずつ順位を上げています。3位は、播州赤穂発長浜行快速720Tがランクインしました(土休日のみ運転)。アーバンネットワークだけあって、距離は1・2位より長く、表定速度54.1㎞/hは、今回挙げられた18本では、東日本TOPの1644E(56.2㎞/h)に次いで早くなっています。
 四国は、前年の2位と3位が入れ替わり、2位は高松→松山間の101M、3位は松山→高松間の4138M~138M(快速〔サンポート南風リレー〕)。
 九州は変わらず。
 今回挙げられた18本で距離的に最長なのは、東日本の1644E(268.1㎞)。しかし、この18本にはない西日本の新快速・敦賀→播州赤穂(米原経由)3527M(土休日3327M)が275.5㎞となり、1644Eを上回っています。ひょっとして、これがJR全体でも、定期「普通」列車の最長距離?
(所要4時間06分。ただし全区間通しの車両はないようだ)

 臨時列車は、既に先月号に掲載済みだが、特急〔諏訪しなの号〕が今年も運転。今年は富士見発着に短縮。名古屋発9月21日、富士見発22日運転。〔木曽あずさ号〕は、中央東線特急が全面的にE353系になったためか、今シーズンは設定なし。〔ムーンライト信州〕も設定がなくなったし、〔はまかいじ〕もないし、中央東線の臨時列車の体系も、様変わりしています。
 東武〔SL大樹〕は、6号が8月3日のみ時刻変更。鬼怒川温泉発が36分繰り下げ。「日光夏の花火」開催に合わせたもので、大谷川橋梁では花火見物のため、速度を落として運転するという事。

 会社線は、岩手県北バスが運行する、「MEX」の夜行バス3路線を掲載(「MEX」とは「Michinori EXPRESS」)。〔MEX青森〕がTDS・バスタ新宿~弘前・青森、〔MEX三沢〕がTDS・バスタ新宿~盛岡・八戸駅・三沢、〔MEX八戸〕が川崎・バスタ新宿~盛岡・八戸(本八戸・ラピア)。
 また、21日より運行を開始した、西日本JRバス・JR四国バスの〔北陸ドリーム四国号〕を掲載。富山・金沢・福井~徳島・高知間を、約12時間20分で運行。関西をスルーする夜行だが、どの位の需要があるものだろうか?

本文
 既に先月号から掲載されているが、宗谷本線〔風っこそうや〕が7月後半~9月前半に運行されます。改めて記して見ます。グラビア特集のモデルコースにも組み込まれています。

音威子府~稚内間
下り
風っこそうや1号 音威子府13:22 → 16:55稚内

上り
風っこそうや2号 稚内7:55 → 12:02音威子府

停車駅:天塩中川・雄信内(2号のみ)・幌延・豊富・南稚内
7月27日~8月12日の土休日運転 全車指定席

旭川~音威子府
下り
風っこそうや3号 旭川7:18 → 12:26音威子府

上り
風っこそうや4号 音威子府13:00 → 17:43旭川

停車駅:新旭川(4号のみ)・比布・塩狩・和寒・剣淵(1号のみ)・士別・名寄・美深
8月17日~9月8日の土休日運転 全車指定席

 8月26日、博多発の臨時特急が追加で運行されます。

かもめ199号 博多23:34 → 1:05長崎
停車駅:鳥栖・新鳥栖・佐賀・肥前山口・肥前鹿島・諫早・浦上 783系

ソニック199号 博多23:22 → 1:51大分
停車駅:赤間・折尾・黒崎・八幡・戸畑・小倉・行橋・宇島・中津・柳ヶ浦・宇佐・杵築・別府 883系

 JR九州のリリースにはないが、ヤフオクドームで26日に三代目J SOUL BROTHERSのライブがあるので、その対応でしょう。
(同ライブは25日にも行われるが、この日は公演が2時間早いためか、〔ソニック197号〕の運転日追加のみ。〔かもめ47号〕は諫早から先の時刻を変更)

 高速バスは、横浜~田沢湖線〔レイク&ポート号〕が、今月をもって江ノ電バスが撤退、羽後交通の単独運行になります。藤沢・鎌倉は廃止になり、横浜駅西口発着に短縮。
 ここへきて、昼行・夜行とも、運賃改定(値上げ)を行う高速バス路線が増えています。
(一例)西武バス・池袋~新潟(昼行) 3,100~6,700円→3,200~6,900円 21日改定済み
 また、G20サミットのため、大阪市内を27~30日に発着する高速路線は、全便運休になったり、運行されても大阪市内は停車しない路線が多数あります。路線によって注釈ありなし様々だが、南海バス・江ノ電バスの堺~戸塚路線の注釈は若干誤解を与えそうな表現で、堺市内始終着は変わらず、南海堺駅前~京都駅八条口間を直行で運行。

 国内線航空では、大阪(伊丹)~熊本線(G-12)で、8月1日より、JAL運行便にAMXのナンバーがつくコードシェア運航が始まります。AMXの乗務員不足による熊本~伊丹路線欠航に対応するものだが、通常は小さい方のキャリアに大きい方のナンバーがつく(ADO・SNA・SFJ・ORCにANA、FDAにJAL、がある)国内線では異例。コードシェアだけだが、AMX初のジェット便という事にもなります。対応して、AMXの熊本~天草線(P-1)も時刻を変更。

 次号は一転して、新幹線・特急がグラビアの特集になるらしい。JR九州の「Waku Waku Trip 新幹線」など。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
23日 J2水戸ホーリーホック 11年間残業代未払い 社長謝罪
24日 宮迫博之・田村亮ら吉本興業11人 反社会勢力会合出席で謹慎処分
25日 ブリジストン・ヤマハ 電動自転車343万台リコール

 西日本豪雨から1年経っていないのに、明日の西日本は、所によって大雨になるという予報が出ています。最低、人的な犠牲は出ないで欲しいし、交通への悪影響も、勘弁。