№1993 弾丸旅行月間 第4弾 3.今年最初の関西へ 関西本線踏破

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 大阪の天気は不安定。「青春18きっぷ」1日分使って、普通列車で帰るが、名古屋までは久しぶりに、関西本線に乗る事としました。JR難波から名古屋まで乗り通しです。

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 おおさか東線を降りた新大阪から、JR京都線(東海道本線)と大阪環状線を乗り継いでいく。京セラドーム大阪。
 新今宮で乗り換えて、JR難波駅へ。

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 コンコースのパブリックアート「大いなる旅立ち」。長安に旅立つ遣唐船が描かれています。

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 降車のお客さんは多かったが(特に若い人)、全体的には閑散とした印象もある、2面4線の地下駅。

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 JR難波駅の時刻表。基本的には、毎時普通4本+快速2本。

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 日中の快速は基本的に、211系の高田行だが、10時57分発の王寺行1356Kで、JR難波を出発します。201系の4連。昨年乗車の奈良線と同じで、同じ快速なのに、ずいぶん差がある気がする。

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 ターミナルの天王寺、先におおさか東線で寄った久宝寺、近鉄接続の柏原と過ぎて、近鉄大阪線と交差すると、急に山道になる。乗った事がある路線だけれど、改めてこの変化には驚かされる。

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 王寺が近づき、左手には信貴山を見ます。
 王寺に着くと、車両は側線に引き揚げていきました。回送の客扱い、という所だったでしょうか?車内は終始ガラガラに近かったし。

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 王寺は去年、和歌山線から近鉄田原本線に乗り換えた場所だが、今日はすぐに後続の大和路快速加茂行3358Kに乗車。221系は更新車両が増えました。

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 奈良で小休止。高架駅の傍に日航ホテルが建つが、JALのロゴが「Arc of the Sun」のままだ。直系のホテルでまだ残っているとは。

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 木津~伊賀上野間の乗車は、いつ以来だか忘れてしまった。
 木津を過ぎると単線。ローカル色が濃くなる。

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 という大きな駅なのに、ここでも駅員の配置がいない時間がある。着いた時間は、ちょうど長い昼休みのただ中。

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「みどりの券売機プラス」と称する、指定券の券売機。指定券券売機自体はもっと大きい駅にもあるし、他のJRにもあるが、JR西日本はみどりの窓口の大幅縮小を表明しており、今後JR西日本の大半の駅で、駅員時間限定配置+指定券販売機設置、という流れになっていくのだろう。

 12時を過ぎた。新元号が発表になっているだろう。手持ちのスマホのニュースアプリを開く。
令和」か…。とりあえず、これ以上の感慨はない。一日本人として、新しい世の中を生き抜く、それだけの事です。

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 12時42分発236Dが、亀山発239Dとして到着した。キハ120形の単行が、221系と並ぶ。

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 木津を出て、さらにローカル色が強まる。左は木津川。

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 笠置はこれからが桜のシーズン、という感じだった。この先もあちらこちらで、桜がブンブン咲き始めていた。

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 大河原駅は、中線を撤去した跡がある。

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 月ヶ瀬口駅のホームは長い。単行、せいぜい2連(3連ってあり?)ではもてあましてしまう長さだが、梅のシーズンとかには、長編成の臨時列車があったりするのだろうか?

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 島ヶ原で、加茂行241Dと交換。ここも、中線を撤去した跡がある。他にも中線を撤去した駅が多く、大幹線だった過去を彷彿させるよう。

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 伊賀上野に近づき、伊賀鉄道の1000系が見えてきた。伊賀鉄道も、この数年乗っていないなあ。
 伊賀上野~亀山間は10年前、2009(H21)年9月に乗って以来です。№30で書きました。あの時は亀山→伊賀上野だった。

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 キハ120形には、運賃箱、乗車時のカードリーダーと、明らかにICカードに対応した機器が設置されている。万葉まほろば線(桜井線)・和歌山線では227系導入完了と同時に車載タイプのICカード導入を行う事になっていて、これが関西本線にも波及する事になるのだろう(亀山はどうなる?)。

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 伊賀上野からしばらくは平坦な直線が続く。佐那具が近づき、行く手には山々が立ちはだかるよう。

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 柘植で加茂行243D、草津線5348M~5363Mが並んだ。ジャンクションではあるが、閑散とした印象。

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 中在家のスイッチバック式信号所は完全に廃止になり、線路や信号機が残っているだけ。

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 柘植~加太間の山間部をグングン下っていく。

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 車内。単行だし、春休みという事もあるが、決してガラガラ、という事はない。加茂~亀山間は60分間隔運転が確保されていて、これは国鉄の民営化時点からほぼ変わっていない。ロケーションからすると、利便性は低くはないだろうと思う。本当は、この区間も電化されるといいのだけれどなあ。JR西日本目線で見ると、この区間だけ非電化区間が孤立した形になっているので。

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 亀山が近づくとどこか都会的?大手チェーンのホテルが見られる。高速道路のICや、シャープの工場があるだろうか。

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 亀山駅。JR東海の管轄。

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 駅前は、三重交通バスのターミナルにもなっています。待機していた三重交通バスの回送の表記。

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 14時24分発快速2310M。313系1000番台×2連で、ワンマン対応だが、車掌が乗務しています。

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 四日市~亀山間は3月にTOICAが導入されたばかり、井田川駅ではこんな感じで、上屋に覆われた形で入場用・出場用が並んでいます。

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 天候が不安定、亀山行快速と、伊勢鉄道を待ち合わせた南四日市で降ってきたのは、あられだ。

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 富田。三岐鉄道のバスの車庫。

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 快速みえとすれ違う。
 名古屋には15時35分到着。JR難波から5時間弱で、関西本線全線踏破が完了しました。

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 静岡まで、東海道線を乗り継ぎます。特別快速2100F。

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 蒲郡までは直線区間が長く、120㎞/hで快走する。

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 豊橋からの普通電車970M。

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 下りの普通電車153F。311系の8連だ。長い。この区間、普通電車は3~8連と、長さにずいぶんバラツキがある。

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 浜松からの静岡行普通電車460M。

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 磐田~袋井間の御厨新駅。今回は上り側から見ます。カーブにかかっている。

「青春18きっぷ」であれば、本来なら熱海まで乗り通すべきだが、帰宅が遅くなって明日に差し支えると思って、ズルイんだけれど、静岡~熱海間で新幹線を使ってしまいました。ちょうど熱海停車の〔ひかり476号〕があったので。乗車券+特急料金3,050円。この列車、静岡で7分も停車。何しろ到着が、460Mと同時でした。

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 さすがに新幹線はノンストップで速く、静岡~熱海間は23分で着きました。

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 今日は4月1日。在来線連絡改札口には、こんな手書きのメッセージがありました。

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 熱海からの東海道線1936Eは伊東始発の10連。途中の国府津で増結。
 戸塚には、そのまま普通列車で乗り継ぐより、47分早い到着になりました。

 という事で、月をまたいだ弾丸関西旅行が終わりました。常々思うが、やはり時間が全然足りない。1~2週間くらいかけて、じっくり関西の電車に乗って、撮影もやりたいと思うのだが、そんな時間がいつか作れるでしょうか?本当は来月やりたかったのに…。

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 今日は、福知山線脱線事故から14年です。私は3年前に事故現場を見てきたが、慰霊施設新設の工事に手がついた段階でした。その慰霊施設「祈りの杜」で、初めて慰霊式典が行われました。私の立場では何度も書いてきたとおり、亡くなられた方々の冥福を祈ると共に、(少なくとも日本では)これが最後の鉄道の大惨事となる事を願う、それだけです。
 JR東日本と相鉄が2019年度の設備投資計画を発表したが、文字数が足りなくなりそうなので、次回書きます。他の大手私鉄の発表もあるかも知れません。

《今日のニュースから》
24日 JR旅客6社 京王観光に1億8000万円賠償請求
25日 米大統領選 民主党バイデン前副大統領 立候補表明

 京王観光では今日、紅村社長ら取締役2人の月額報酬30%自主返上3ヶ月などの、役員の処分を発表しています。