№1987 弾丸旅行月間 第3弾 1.8年振りの長野 東京→長野 普通列車乗継ぎ

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 弾丸旅行の第3弾は長野です。長野は8年前、東日本大震災の直後以来です。あの時は震災発生以降、重苦しい世の中全体の雰囲気は精神的に苦痛で苦痛で、被災者の方々には失礼と思いつつも、どうしても「息抜き」をしたくて、出かけて行ったものでした。あの時も弾丸旅行的で、行きは仕事が終わった直後に京王の高速バスで出かけて、翌日の新幹線で帰ってきたのみでした。
 今回は、往路は「青春18きっぷ」なので、普通列車乗継ぎ。中央東線・松本経由で、ひたすら普通列車を乗り継いで行きました。帰りをどうするかは、この時点では決めていなかった。

 3月24日(日)

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 東京からの中央特快1341T(上りで到着したばかりなので、列車番号は1240Tのまま)

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 高尾からの甲府行539M。211系6連で、ロングシート。211系で中央東線に乗るのは、初めてになりました。思ったより、混んでいないと思った。

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 次の相模湖で、さっそく〔かいじ11号〕通過待ち。

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 相模湖の、やや奥まった所。ボート遊びをしている。

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 藤野駅前の神奈中バス(神奈川中央交通西)。南のやまなみ温泉と、北の和田(陣馬峠の近く)に路線があります。やまなみ温泉からは小型車の路線があったが、3月いっぱいで廃止になりました。神奈川県でもローカル線は厳しい。たとえ政令指定都市(相模原市緑区)になったとしても。

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 春本番!沿線はどこも桜を初め、花がブンブン咲いていました。この先もそう。

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 梁川~鳥沢間の右手に見える、扇山。

 比較的静かな車内だったが、大月で、高齢者のハイキングのグループが乗り込んできて、賑やかになる。

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 初狩駅は、かつてのスイッチバックの跡がそのまま活用されている事で知られています。旅客用ホームは本線上にあるが、勾配がきつい。

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 初狩出発。この山の名前はちょっと解らない。スイッチバック部に保線車両がいるのが解るでしょうか。

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 甲斐大和で〔あずさ21号〕通過待ち。大月~塩山間は16日改正で、日中は約1時間間隔に削減されています。そんなものかな、という乗り具合。

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 甲斐大和は「鞍馬石」が産出される所なのだそうで、ホームには灯籠を模った碑がありました。

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 甲斐大和が、甲府までの間のサミットになるようで、この先は甲府盆地を左に見ながら、グングン下っていく。

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 富士山は、甲府盆地からだと、三つ峠や破風山などの山々が連なっているので、見えるのはてっぺんだけ。

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 甲府で小淵沢行347Mに乗り換え。今度も211系6連だが、前3両はセミクロス、後3両はロングシート。

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 再び急坂を上っていく。むしろ、甲府から遠ざかっていく方が、富士山が良く見える様になる。面白い事に、新府では、富士山は(下り列車では)右側に見えます。

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 瑞牆山・金峰山、といった山々。高校生の時に部活動で行った事があるんだけれどなあ。
 車内は、元々乗客は多くないし、ドアはボタン開閉式に改造されていて、乗降がないとドアの開閉もないから、静かだ。長坂ではドアが空いたが、吹き込む風が冷たい。
 今日は休日、臨時〔あずさ〕の運行も多いようで、E353系と次々すれ違う。

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 小淵沢到着。寒い!
 左に見える白くて高い山は、甲斐駒ヶ岳、だと思う。
 小淵沢は3番線に着いたが、次の長野行1547Mは、小海線ホームの5番線からの出発。「HIGH RAIL 1375」と並んで待っていました。車内は暖房が入っていた。

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 小海線234Dが4番線に到着。5番線出発になっているのは、このためだったか。面白い事に、4番線には架線が張られていないが、5番線にはあります。このような接続パターンが多いのか。

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 小海線との分岐部。遠くに八ヶ岳の山々を見ます。

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 青柳~茅野間からの八ヶ岳。雪を被っている様子は、こちらからの方がはっきり解ります。
 茅野で〔あずさ23号〕待ち合わせ。茅野の先の普門寺(信)から岡谷にかけては単線。本線なのにダイヤ編成上のネックだと思う。何とか複線化できないの?と思うが、下諏訪~岡谷間の高架線も単線で造ってしまっているからなあ。
 春分の日が過ぎたばかり、陽は長くなってきたが、さすがに18時を過ぎると暗くなってきた。塩尻から先、篠ノ井線に入ると、乗客も増えていきます。

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 松本で10分停車。反対側には〔しなの24号〕。

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 上高地線の乗り場案内は、未だ「松本電鉄」と書かれている。アルピコ交通になって8年になるのだが、表示は新しいものだし、敢えてそう表記しているのか。到着前のアナウンスも「松本電鉄」だったし。
 松本では、駅弁を購入出来ました。といってもロングシート車(3連)では、車内で開く、というわけにはいかない。長野に着いてからのお楽しみ。

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 姨捨駅。スイッチバックと夜景が有名、ではあるのだが、車内の乗客は、行楽・観光はほとんどいないようで、車窓に関心を持つ旅客はほぼいない。中央線ルートに関しては、「青春18大移動」は見られなかったように思えました。

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 上りホームからの夜景。上りホームには、ミニ展望台もあります。
 目の前に見えるのは本線の架線で、〔しなの26号〕が通過して行きました。

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 稲荷山で行き違った1548M小淵沢行(121系4連)が少々遅れていたが、終点の長野はほぼ定刻に着きました。小淵沢から2時間52分。高尾発長野行441Mよりは列車のスケールとしては小さいが、それでも充分に乗り応えのある列車だと思いました。ロングシートがどうかだが。
 東京を出たのが13時50分だったから、長野まで6時間37分かかりました。
(東京は9分後の中央特快1355TでもOK)

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 夜の長野駅。

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 最後に、松本駅で購入した、「信州和風牛肉弁当」。レタスが、駅弁としては異色。ゼリーは赤ワイン。

 今回の旅の最大の目的は、しなの鉄道の、国鉄・JR時代の旧塗装を復刻した115系の撮影になります。全部、とは行かないだろうが、1つでも2つでも撮りたい。北陸新幹線開業と同時に転換開業した、北しなの線にも乗ります。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 京成と新京成が、新型車両の導入を発表しました。
 共同開発で、京成は3100形(8連)、新京成は80000形(6連)になります。3100形は「赤電」以来2代目。80000形とはずいぶんなインフレで、形式名では日本の鉄道史上、東武70000系を抜いて、最も大きな数字になるはずです(東武には80000番台の車両もあるが、あくまで8000系)。3100形は基本的にはスカイアクセス線用になるようで、オレンジの帯で本線用とは区別、スーツケース持ち込みに対応した、折りたたみ座席を設置するという事。確かにアクセス特急だと、結構大荷物が多くて、少々邪魔かな?と思うケースも少なくなかったので。80000形は在来形式と同じジェントルピンクと白のツートンがベースで、車内はオーソドックスに思えるが、急カーブが多い路線のロケーションに対応し、騒音に追従して自動的に音量の調節を行える放送装置が備えられるらしい。どちらもフルSiC-VVVF制御となり、車内はプラズマクラスターイオン発生装置を搭載する、という事。デビューは、3100形は今秋、80000形は今冬を予定しているが、80000形の運行区間は自線内の松戸~京成津田沼間としていて、京成千葉線には入らないのだろうか?
 京成は、1972(S48)年製の3500形が残っており、金町線は4連しか入線出来ないから、これに対応して3500形を置換える形式を(4+4にするとかして)造るのかと思っていたが、そうではない。3100形導入による玉突きで、在来車両(3400形あたり?)を転用・編成替えをして、置換える事になるのだろうか。

 ZIP AIRの機体デザインと、クルーのユニフォームが発表になりました。機体は、窓の部分にチトーライン(緑色)を引くのは、昨今のエアライン業界では珍しい。ユニフォームは、LCCとしては落ち着いているなあと感じました。ただ、スニーカーを履くらしい。

《今日のニュースから》
10日 価格不当要求の疑い エクスペディア・楽天・ブッキングドットコム 公正取引委員会捜査 
11日 スーダン 軍クーデター バシール大統領拘束

 ウィキリークスのアサンジ代表が逮捕されました。前にもどこかで書いたけれど、ウィキリークスって、そんな大した事をやってはいないんじゃないの?嫌がらせにはなったろうが、政治体制を大きく変えた、という事はなかった。「パナマ文書」「パラダイス文書」の方が数十倍、世界的な影響が大きかった。この程度の事で7年も、こぢんまりした大使館の中でヒッキーやってるなんて、個人的にはなんてつまらない人生だと思う。「ウィキリークス大好き♡」とはしゃいでいたドナルド・トランプは、何というのかねえ。