№1955 恒例 冬の成田へ 2019 <後>
1回休んだが、14日の成田空港撮影行、続けます。先日のサマースケジュールの発表では、新機材就航の発表もあったが、今回の撮影でも、新たな機材の就航を見る事ができました。
ひこうきの丘へ移動するが、航空科学博物館へ行く成田空港バス路線は、昨秋に再編成が行われていました。
南部工業団地へ向かう路線と合わせて再編成して「南部博物館線」となり、土休日は南部工業団地を循環してから博物館に向かうルートになりました。
さくらの山への路線も時刻が再編成になり、土休日は夕方の1本だけになってしまった。
9時55分発は京成カラーそのままのいすゞエルガワンステップ。乗客は多かったが、大半は「にしてつ」(西鉄の成田ロジスティクスセンター)で下車していった。
今現在、航空科学博物館が増改築工事のため、バスは敷地には入れず、JRの高速バスなどが発着するバス停に発着になっています。JRバス関東の新エルガの隣りで待機。
成田空港からは約20分。また、芝山千代田駅の駅前には入らなくなったので注意(臨空ビル前発着。後で出します)。
1年振り、去年の元日以来の、ひこうきの丘です。
ひこうきの丘を含めた付近の観光ガイドを書いた、「スカイパーク芝山」の案内板。
1年前までは仮設だったトイレは、本設の棟が出来ていました。自販機などは変わっていない。
これから、「初物」を中心に、今回撮影した機材の一部をご覧頂くが、見物客が見ている方向を見ると…。
マレーシア航空 A380-800
いきなりの大物。この2年位、ちょくちょく日本に来ているという情報はあったけれど、縁がなく撮れずじまいかなあと思っていたから、これはウレシイ。
筑波山に向かって、離陸。
工事中の航空科学博物館は、こんな感じ。BAのB787-9が降下していく。
タイ・ライオン・エア A330-300
第1ターミナルで撮ったタイ・ライオンを、もう一度。
シンガポール航空 B787-10
これも初。B787-10はこの後ANAも導入するが、やはりこの路線から。シンガポール路線は、新機材が導入される確率が高い気がする。
JALのB787-9が、3機連続で離陸していく。
ティーウェイ航空とチェジュ航空の2ショット。韓国勢のLCCは相変わらず元気だが、昨今の日韓関係の悪化は、悪い影響を与えてはいないだろうか?
ティーウェイ航空 B737-800
これは別のティーウェイで、描かれている「BOOTO」というのは、TWのオリジナルマスコット、らしい。
スカンジナビア航空 A340-300
スターアライアンス色は、初めて見た。就航から20年以上は経つはずで、そろそろ新機材導入、という話はないのだろうか?
ブリティッシュ・エアウェイズ B787-9
先ほどB滑走路に着陸仕様とするところを見たBAのB787-9が、今度は出発。
KLMオランダ航空 B777-200ER
2時間くらいの遅れでした。
アシアナもA380-800が来ていました。多くの観客が注目。
筑波山に向かうように離陸。先のMHもそうだったが、何だか茶色の煙が舞い上がるような感じだった。
大半の観客の注目がOZ機に向かう中、B滑走路にはANAのスターウォーズ機が着陸。
大韓航空 CS300(A220)
ボンバルディアの新型機「Cシリーズ」で、釜山線。エアバスとパートナー契約が結ばれていて、エアバス名はA220。
(JTB時刻表はA220と表記)。
インドネシア・エアアジア・XのA330-300(PK-XRC)が、駐機場に現れました。昨年末の路線休止後も約一ヶ月、成田に留め置かれていたらしい(空港の使用料を滞納しているという話も聞こえてくるが)。
ノックスクート B777-200ER
顔つきがユニーク。
ひこうきの丘ができるまでの主要撮影ポイント、通称「畑ポイント」も、引き続きたくさんの撮影者がいます。何が来るんだろう?
大韓航空 B747-400
数年前までイヤっという程見られたジャンボジェット、なのに、今回の滞在で見かけたB747で旅客用は、この1機だけでした。
エバー航空 B787-8
ANA機からは「787」の数字が消えつつあるが、こちらはいつまで見られるでしょうか。
バニラエア A320-200
遠くに見えるB滑走路着陸機もバニラ。最後の冬。
上の3枚は、「畑ポイント」の歩道から撮りました。
デルタの格納庫の中に、何故かエールフランス機の姿が。何があったのか?
午前中はほとんどなかったA滑走路への着陸も、午後になってデルタやユナイテッドの到着ラッシュになって、次々に現れる。
チャイナエアと、ベトナム航空のA350XWB-900のツーショット。A350自体は増えて来ているが、ツーショットとなると、現状の日本では、まだ珍しい光景かも知れない。
デルタのA350が着陸。大勢の観客がカメラを向ける。
北風が冷たい。でも、これが正しい、関東の冬。そう思える事が、温暖化防止の第一歩、ではないですか?オイミャコンや江丹別に比べたら楽勝、でしょ?
ヘリポートから飛び立つ、千葉県警察のヘリコプター。
アメリカン航空 B787-9
AAって、日本初就航がB747SP、それからMD-11、B777-200ERと変わってきているから、だんだん小型化している(B777も引き続き来ているが)。
パキスタン航空 B777-200ER
最後に、PKのB777-200ER。昨年7月にさくらの山で撮った機体で、あの時は全体が真っ白で全くつまらなかったが、半年の間で、尾翼にカラーが入りました。
これで今日は終わり。航空科学博物館まで戻ります。
その道すがら、タイ国際航空のA380の着陸を見ました。
去年の元日はJRバス関東の高速バスで東京駅へ向かったが、今回は「休日おでかけパス」なので、帰りもJRの電車。15時55分発の成田空港交通バスに乗ります。行きに乗った時と同じ、京成カラーのエルガ。
平日だと、16時06分発(直行)が最終バスになるので注意。乗れなかったら、「博物館入口・プロロジスセンター」か「南部物流」まで歩くと、便が多くなります。
帰りは芝山千代田駅に所用があったので、臨空ビル前で降りました。前述のように、路線再編成時に駅前の交通広場には入らなくなったので、ここで降りて、進行方向にある地下道を行く事になります。
ところでこのバス停、元からの成田空港交通に加え、最近になってJRバス関東、さらに成東の方からのちばフラワーバスが入るようになったが、同じ場所なのに名称がてんでバラバラ。一般の利用は少ないだろうが、何とか統一した方が良いと思いますけれどね…。
芝山千代田駅のホームから、空港の駐機場を見ます。先にB滑走路着陸を見たANAスターウォーズ機がいました。隣はスター・アライアンス色のB787-9。これも早い内に撮りたいなあ。
16時17分発京成成田行。京成3000形。このまま成田まで乗り通しました。芝山鉄道はPASMOを導入しておらず、京成成田まで460円は現金払い。
JR成田駅前は広場が改修されていて、京成駅からの回遊性が良くなっていました。
JR成田駅の発車案内表示。一番右の上から2番目に注目。これ、千葉県内を一周してきたらしい団体列車で、一般の乗車はできないのだけれど、なんとL特急のマークが表示されている。
最後に、JR総武快速線4614F。成田5分停車なので、ドアを3つ締め切っている。何度も書くが、快速電車がもう少し早くならないと、バスの格安便に勝てないのではないか?
こんな感じで、今年最初の「成田詣で」が終わりました。さすがに成田、いつ来ても、新しいキャリアや機材が見られて、お金や手間ヒマかけて来るだけの甲斐があるのはウレシイ。ただ、前回書いたように、早朝はA滑走路の着陸が少なくなってきているように思えるので、次からは行動パターンを変えてみるつもりです。
次回は、夏かなあ。ANAの「フライング・ホヌ」に大いに期待。2便とも、時間的には充分撮影可能だし、A滑走路離着陸も確定なので。また「殺人的」な暑さになるかも知れないけれど、めげずに行ってきます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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東京都交通局が「経営計画2019」を策定し、昨日公表しました。地下鉄では、三田線が2022年度から8連化を開始(ホームは既に8連に対応している)、また、東急新横浜線への直通にも言及しています。6000形は第1次車がこの時期に30年に近くなるので、8連の新型車両に置き換え、という事になるのでしょう。2022年度は新宿線の10連化が完了する他、日暮里・舎人ライナーも新型(全ロングシートになるらしい)への置き換えが始まるようです。
都営バスは、2019年度に、有明地域に営業所を開設。
なお、上野動物園モノレールについては言及がありませんでした。休止後に再度考える事になるのだろうが、一昨日から車両の不具合で、当面の間運休と発表になっています。どの程度の不具合なのかは解らないが、最悪このまま休止→廃線、という流れになってしまうかも知れません。
スカニアのフルフラットノンステップバスは、不具合のため運用を見合わせているそうです。
《今日のニュースから》
25日 「中華まんミュージアム」 埼玉県入間市にオープン
26日 JR新大久保駅事故から18年 韓国人遺族ら追悼