№1926 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 東京急行電鉄.3

 ひと昔、ふた昔くらい前の東急の駅、今回は大井町線とこどもの国線、そして世田谷線の各駅をご覧頂きます。
 大井町線は、混雑が激化しつつあった田園都市線のバイパスの役割を期待されて、撮影の後、各地で大規模な改良工事に着手する事になります。その直前、という時期だったでしょうかね?

大井町線 大井町~二子玉川園

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大井町 おおいまち
 この後、駅舎が増改築されます。この駅舎、今見ると「レトロモダン」という感じがしないでもない。

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下神明 しもしんめい

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戸越公園 とごしこうえん
 当時はホームが短く、大井町方1両のドアカットが行われていました。今は踏切の移動でホームを延伸し、ドアカットを解消しています。

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中延 なかのぶ

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荏原町 えばらまち

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旗の台 はたのだい
 池上線との接続駅。当時は大井町線も、オーソドックスな相対式ホームでした。

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北千束 きたせんぞく

 大岡山は、次回の目蒲線で出します。大岡山は大規模な工事が始まっていました。

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緑が丘 みどりがおか
 この後改築されます。№1005で書きました。

 自由が丘は、東横線で出しました。

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九品仏 くほんぶつ
 この駅もホームが短く、二子玉川園方1両がドアカットを行っていました。この駅はこの短いホームのままで、ホームドアが設置されています。踏切は移動できなさそうだし。

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尾山台 おやまだい

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等々力 とどろき
 線路と線路の間に駅舎があります。これは今も変わっていません。

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上野毛 かみのげ
 2011(H23)年に改築され、急行運転のために上りに通過線が設置されています。№805で書きました。

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二子玉川園 ふたこたまがわえん
 今は二子玉川と改称しています。昔は遊園地がありました。
 当時の駅は、2面4線の両側が大井町線、中央の2線が田園都市・新玉川線になっていました。4番線に大井町線の8000系が停まっているのが見えます。
(当時の大井町線の時刻表では、二子玉川園駅の到着が1番線・4番線のどちらになるかが色分けされ、列車の方向幕の色も変えられていた)
 この後駅は改築され、溝の口への複々線化(大井町線延伸)に備えて、田園都市線と大井町線が入れ替えられました。周辺も再開発されて、楽天などのビルが並んでいます。

こどもの国線 長津田~こどもの国
 当時は、財団法人こどもの国協会が線路を保有、こどもの国へのアクセスがメインの役割で、運転時間帯も短く、運行本数も多くはありませんでした。7000系最後の活躍の地でした。
 途中に東急の長津田工場があるが、中間に駅はありませんでした。恩田駅が開業するのは、線路の保有が横浜高速鉄道に移って通勤路線化した、2000(H12)年3月19日です。

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こどもの国 こどものくに
 今は新しい駅舎になっているが、無人駅(遠隔操作)になっています。

世田谷線 三軒茶屋~下高井戸
 300形導入前なので、どの駅もホームは低く、古びています。

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三軒茶屋 さんげんぢゃや
 ちょうど改築工事の真っ只中でした。

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西太子堂 にしたいしどう

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若林 わかばやし

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松陰神社前 しょういんじんじゃまえ

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世田谷 せたがや

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上町 かみまち
 検車区があります。

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宮の坂 みやのさか

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山下 やました
 小田急小田原線の豪徳寺駅に隣接しています。

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松原 まつばら

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下高井戸 しもたかいど
 京王線との接続駅で、この時点で既に、京王によって改築が行われていました。世田谷線の乗り場は、この奥です。

 次回は、当時の目蒲線と池上線の駅をご覧頂いて、東急は完結です。

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《今日のニュースから》
18日 「丹波篠山市」へ改称 篠山市住民投票実施 賛成多数
19日 旧スペースワールド 実物大スペースシャトル模型 解体作業開始
20日 「地面師グループ」 主犯格逮捕

 日産のゴーン会長の逮捕劇、水面下ではかなり前から動きがあったようだが、一般には直前まで何も知らされず、電撃的でした。色々な話を聞いた印象として、ひょっとしたら彼は、日産自動車という会社を「食い物」にしていたのではないか?思うに日本人はゴーンさんに限らず、「カリスマ」的な業績を上げて、業界外にまで発言力を高めている企業のTOPの人々を、少しばかし英雄視しすぎるのではないか?日産に限らず、昨今のITベンチャー企業とかでも見られる現象なのだけれど、どうも彼らを盲目的に祭りあげる所がある気がする(ライブドアの「ホリエモン」だって、そうだったでしょ?)。私は別に、昨今世界で叫ばれている「富める者と貧しきものの格差」についての議論に首を突っ込む気は無いが(しょせん、高額所得者のサラリーを羨んだり、怒ったり、妬んだりしたって、自分の収入が増えるわけではない)、少しばかし、彼らの口にする事、やっている事を、常日頃から疑ってかかる必要は、あるのではないだろうか。「金持ち」の「カリスマリーダー」に対する向き合い方は、「格差」の時代に生きる我々一人一人にも突きつけられた課題でもあろうと思います。