№1917 京王線 百草園駅

 今月後半は、近年の京王線の改良駅をご覧頂いています。
 今回は百草園駅です。2014(H26)年の撮影で、記録を見ると、つつじヶ丘多磨霊園武蔵野台と同じ日だったようです。

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 百草園は、聖蹟桜ヶ丘と高幡不動、両特急停車駅に挟まれた、京王線としては比較的小駅です。2014(H26)年度の乗降人員は1日あたり7,524人。2017(H29)年度は7,823人と微増だが、京王線本線に限ると長沼に次いで2番目、京王全体でも7番目に乗降が少ない駅です。区間急行停車駅。
 百草園とは、駅の南側にある庭園の名前です。小田原城主の夫人、寿晶院慈岳元長尼が、徳川家康の長男を追悼するため、鎌倉時代に戦火によって廃寺となっていた松蓮寺を再興、明治時代に再び廃寺となったが、後に庭園百草園となって公開され、戦後京王帝都電鉄の所有となって、今日に至っている、という事のようです。駅の南側にあります。

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 旧駅舎。というか、この駅も以前は地下に駅施設があり、その出入口になっていました。

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 この駅では、エスカレーターは南口のみにあります。

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 エレベーターは南北にあります。これは北口です。

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 コンコース。少々狭いかも。

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 券売機。

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 改札口。

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 この駅も精算機はなく、独立タイプのICカードチャージ機が置かれています。

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 発車案内表示のモニター。この駅は比較的低い位置にあるためか、周辺を警戒色のラバーで覆っています。

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 改札内のコンコース。

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 この駅は乗降が比較的少ない事、ホームがやや狭い事、があるのか、ホームにはエスカレーターが設けられていません。エレベーターが上下ホームにあります。

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 待合室は、この駅は駅舎からやや離れた位置にあります。

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 ホームの発車案内表示装置。

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 最後に、ホーム。上屋が短い。

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 JR西日本は昨日、大阪の新快速への有料座席サービス「新快速Aシート」の導入を発表しました。来年春からスタートの予定で、12連中の9号車(増結4連の神戸方先頭車)を改造、リクライニングシートに、JR西日本在来線普通車初の各座席コンセント設置(AC100V、というからスマホ程度か)、Wi-Fi提供、荷物スペースの設置などを行う。利用するために必要な切符(名称は不明)は乗務員から購入(ICカード・現金の選択可)、1乗車500円としています(座席の指定は行わない)。本数は上下4本(上下各2本か)の計画で、詳細は後に発表、という事です。4本というのは少ないが、京阪「プレミアムカー」の存在もあるし、利用状況を見ながら設定増が図られて行く事になるのだと思います。先日発表の東急大井町線急行「Q SEAT」もそうだが、今後は「京王ライナー」のような編成全車両、というのではなく、編成の中の特定の車両で、他車と差別化した上で有料座席サービスを展開、というのが、今後のトレンドとなっていくのでしょうか。中央線快速のグリーン車連結も、その流れか。

《今日のニュースから》
24日 地元企業など 合同就職面接会開催 福島・浪江町
25日 楽天・ウォルマート(西友) ネットスーパー開業