№1914 バスで行くバス 51.大勝湯(東京都荒川区)
「バスで行くバス」、今回は東京・下町の銭湯、「大勝湯」さんです。
都電荒川線の終点・三ノ輪橋電停の至近で、商店街の中にある銭湯です。もちろんバスでも行けるし、地下鉄の駅も近くです。
(訪問日:2018(H30)年10月15日)
<アクセス>
三ノ輪橋は、明治通りと昭和通り(国道4号・日光街道)の交差点に近く、利便性は高いです。
まずバスから。三ノ輪橋交差点の北西の大関横丁は、〔里22〕(日暮里駅~錦糸町駅)・〔草63〕(池袋駅~巣鴨駅~浅草寿町(始発は雷門一丁目))・〔草64〕(池袋駅~王子駅~浅草雷門南)の3系統が発着。〔里22〕は日中4~5本、〔草63〕〔草64〕は3~4本。どの系統も土曜日・休日の方が、日中は便数が多くなります。
こちらへ向かってくるバスが停車するバス停は、この写真を撮影した歩道橋の下にあります。反対方向は信号の先で、〔里22〕と〔草63〕〔草64〕では位置が異なります。左側のCOCOSが入っているビルがある道を入ります。
まっすぐ進んで常磐線の高架を潜ると、都電荒川線三ノ輪橋電停に隣接する踏切に出ます。その先に、ジョイフル三ノ輪のアーケードがあります。都電のイラストが描かれています。
その三ノ輪橋の、昭和通り(日光街道)側の入口。ビルは、荒川線の前身となる王子電気鉄道が建てたものとして有名です。
ビルの真下を抜けると、三ノ輪橋の電停。最近レトロ調に改装され、「関東の駅百選」に認定されています。
三ノ輪橋電停入口の東側にある、ジョイフル三ノ輪への入口。反対車線の都営バスが被ってしまってスミマセン。この右手に、〔草43〕(浅草雷門(平日)・浅草寿町(土休日)~千住車庫・足立区役所)が発着する三ノ輪橋停留所があります。日中は、平日・土曜日は毎時2本、休日は毎時3本。
都電で来る場合は、一つ手前の荒川一中前電停で降りると便利です。2000(H12)年11月11日の開業で、荒川線では一番新しい電停(都電が荒川線のみとなってからは、初めて)。
荒川一中前の踏切。ここでも、踏切の先に、都電のイラストを描いたアーケードが見られます。
三ノ輪橋電停・荒川一中前電停、どちらからでも徒歩3分程度。大関横丁や三ノ輪橋の都営バス停留所からも、5分程度という所でしょうか。
この他、地下鉄日比谷線三ノ輪駅も利用できます。北千住寄りの出入口3を出て、大関横丁の信号を渡ります。やはり5分程度か。
ジョイフル三ノ輪の商店街。全体的には元気な商店街。ただ、残念ながら、店仕舞いのセールを行っている店舗も、いくつか見られました。
大勝湯の入っているビルの隣に、鉄道写真家・中井精也氏のギャラリー「ゆる鉄画廊」があります。訪れた時にはちょうど、中井氏の姿がありました。思った以上に明るい方でしたね…。作品の販売も行っています。
(平日13:00~19:00 土休日10:00~19:00 火・水休み)
<営業時間・定休日>
10時開店と早いが、閉店も21時30分と、都会にしては早めかも。水曜定休。
コインランドリーも併設(「ゆる鉄画廊」の左隣)。こちらは7時~21時で、やはり水曜定休。
下駄箱の木札をカウンターに渡して、ロッカーの鍵を貰うシステム。
仕切りの磨りガラスは浮世絵が描かれているが、なかなかエロい…。
<脱衣場>
広い。TVが放映されていました。ヘヤードライヤーが自由に使える。マッサージチェアは使用停止。
浴場への入口の脇、男女の境の柱にも、なかなかエロい浮世絵があります。自分の目でご確認を
<浴場>
広いです。壁画は天馬のタイル絵。女湯側にはラクダが描かれている。
カラン40。簡易シャワー付き(柱部の2器にはなし)。
浴槽は、全体的な広さに反比例して、心持ち小さい、かも知れない。ジェット・泡風呂、電気風呂の他、尾久には「草津温泉」(白く濁っている)「和倉温泉」と称する風呂、水風呂がある。
サウナはない。
カウンターの前にはソファがあり、ここでもTVが見られる。
風呂雑貨の他に飲料の販売がある。ポカリスエット・オロナミンC・コーラ・お茶・ミネラルウォーターなど。コーヒー牛乳はなかった。
なお、マッサージのサービスがあるようです。10時30分~20時、30分2,000円・60分4,000円。詳細は直接風呂屋さん側に聞いて下さい。
都電の三ノ輪橋電停には、21日「三ノ輪橋おもいで館」がオープンします。都営交通案内所の機能の他、グッズ類の販売や冊子の頒布なども行うそうです。イメージイラストを見ると、展示もあるようです。「ゆる鉄画廊」、そして銭湯と合わせて訪ねるのも一興、ではないでしょうか。
(ここも火・水休みとなるそう)。
残念ながら、都内の銭湯も閉店するところは未だ少なくないのだが、それでもまだ数多くの銭湯が頑張っています。「大勝湯」さんのように、鉄道趣味と合わせて楽しめる所が、他にもあるかと思います。そんな銭湯を、これからも探して行きたいと思っています。
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《今日のニュースから》
17日 「泰緬鉄道」建設75周年 追悼式典開催
18日 志津川湾・葛西海浜公園 ラムサール条約登録
「泰緬鉄道」は戦時中旧日本軍が建設したが、過酷な労働条件で死亡した捕虜や労働者が数万人とも言われて、「死の鉄道」とも呼称されています。開通後日本からC56が転用されて使用され、うち1両は、現在は靖国神社で静態保存されています。
志津川湾は、震災の津波は生態系に影響は出なかったのだろうか?東京の海は、一見条約に登録されるような場所じゃないだろ?と思うところだが、近くには谷津干潟もあります。大事にしていきたいものです。
クリミア半島で18歳の少年の銃乱射・爆発事件が起きて、やはり10代の学生を中心にして、多数が死亡したそうです。アメリカみたいだ。