№1911 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 京王電鉄.3

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 昔の京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)の駅をご覧頂くシリーズ、最終回は井の頭線です。同線では、輸送力増強は車両の大型化(18m級3000系→20m級1000系)で行われる事になり、撮影当時は沿線の各地で、工事の真っ只中でした。

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渋谷 しぶや
 ホームの画像でお分かりの通り、大改良工事の真っ只中でした。時刻の変遷については、№712で書きました(2011(H23)年9月23日改正(震災に伴う節電ダイヤが終了した時点)まで)

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神泉 しんせん
 ホームがトンネルの中にかかっていて、当時は3両分しかなくて、ドアカットが行われていました。撮影当時は5連がフルに停車できるよう、トンネルの拡幅工事が行われていました。駅舎も仮設。この後橋上化されます。

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駒場東大前 こまばとうだいまえ
 この駅は駒場駅と東大前駅が統合して出来た駅で、その名残でホームの前後、東と西に、別々に駅舎があります。こちらは西口の旧東大前駅側。

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池之上 いけのうえ

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下北沢 しもきたざわ
 こちらは西口。反対側に小田急小田原線のホームへ続く階段・エスカレーターがあります。撮影当時は小田急との連絡改札がありませんでした。今もまだないようだが、小田急の工事が進捗すると、改札口が設けられる事になるかも知れません。

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新代田 しんだいた

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東松原 ひがしまつばら

 次の明大前で、京王線と接続します。

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永福町 えいふくちょう
 2面4線の待避駅で、現行ダイヤでは、急行は必ずここで各駅停車を追い抜きます。かつては工場もあったが、京王バスの車庫に転用されています。この後橋上駅舎に改築。「リトナード永福町」もオープンしています。№713で取り上げました。

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西永福 にしえいふく
 当時はホームへは地下道で連絡していました。後に橋上駅舎になっています。

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浜田山 はまだやま
 撮影当時は、橋上駅舎への改良工事の真っ只中でした。

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高井戸 たかいど
 高架駅です。

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富士見ヶ丘 ふじみがおか
 検車区が併設、ここを起終点とする列車も、朝夕を中心に設定されています。当時は地下に駅施設がありました。後に橋上駅舎になっています。

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久我山 くがやま
 この駅も、後に橋上駅舎になりました。

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三鷹台 みたかだい

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井の頭公園 いのかしらこうえん
 ここは、駅自体は地平で変わっていないが、リニューアルされています。

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吉祥寺 きちじょうじ
 相対式2面2線構造は昔も今も変わらないが、駅施設部分は大きく改良されました。橋が跨いでいて、臨時ダイヤで掛け替えを行っています。

 以上、3回に分けて京王の四半世紀位前、だったかな?の各駅をご覧頂きました。第1回目の京王線でも書いがた、元々は地下に駅施設があったものが、橋上化された、という駅が、井の頭線でも多く見られました。
 今後は京王線の東側の連続立体交差工事が、各駅の姿を大きく変えていく事になるでしょう。特に千歳烏山は待避線を新設するそうで、一番変わりそうです。井の頭線は、下北沢が最終的にどのような姿になるのか。ダイヤも含めて、今後5~10年位の京王の変化を見届けたいと思います。

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 その京王は昨日、京王堀之内駅付近の電気施設の火災で、特に相模原線が大きく混乱したようです。今日の20時現在では、詳細は公式には発表されていません。

《今日のニュースから》
10日 苫東厚真火力発電所 2号機再開 全面復旧
11日 ドンキホーテ ユニー完全子会社化発表

 発電所復旧はヤレヤレ、ではあるが、一連の北海道全体の停電と、「温暖化は危機的状況」の一昨日の国連のレポートと合わせて見ると、この体制のままで、今後の電力供給は大丈夫なのか?の懸念が、どうしても拭えなくなりました。泊原発が稼働停止中の中で起きた事だし、当然火力発電所も、これまで以上に温暖化の元凶の一つとしてやり玉に挙がってくるでしょう。かといって、今すぐ全電力を、再生可能クリーンエネルギーだけで賄いきれるのか?電力消費が現状のレベルのまま維持され続けるならまだ良いが、これまた温暖化対策として、自動車等のEV化を片っ端から進めるのだとしたら、電力はいくらあっても足りなくなるのではないか?何度も繰り返すが、未だに「何をエネルギー源に求めるか」の一点で議論が止まっている現状は、いい加減打破しなければならない。少しぐらい成長が鈍ってもやむなし、エネルギー消費のあり方そのものから、私たち一人一人のレベルで、根本的に考えなければならない時がきた、そう考えています。「あいつが悪い、こいつが悪い」と罵り合っている場合ではない。
 プロ野球は監督だけでなく、阪神のオーナーに巨人やDeNAのGMまで辞任と、クライマックスシリーズ開幕前なのに、それ以外の所で大分動きが慌ただしくなっています。巨人は高橋監督でもう一年、でも良かったと思うが、本人の意思では仕方ないですか。今年は何よりチーム、というより球団がゴタゴタしてしまったので、そこから立て直さないと。