№1874 青空求めて北海道 5.晴れ のち 霧 大怪盗も現れた釧路

画像

 釧路はもう、16年ぶりになるのかなあ?ホテルの朝食会場で見たTVの天気予報の感触はやや微妙だったが、外は今日も晴れ。くしろバスと、阿寒バスを撮りまくります。

 6月 5日(火)

 しかし、北海道の他の地域は猛暑になるらしいが、釧路は最高気温が17℃に留まるんだって。確かに広い北海道ではあるが、違うものだなあ。釧路はそれで結構だが、また十勝が猛暑になって、レールが歪んだりしなければ良いが。夕方の〔スーパーおおぞら〕で札幌に向かうので。

画像

 駅前の雰囲気は、16年前とあまり変わっていない気がする。バスターミナルも、それ自体は変わらない。変わっているとしたら、ターミナルの脇にホテルが立ち、バス案内所はその建物の1Fに入るようになった、という事だろうか。

画像

 駅前から延びる北大通りのバス停。どこも上屋が凝った造りになっています。
 既に先日の本体の更新でご覧頂いている車両もあるが、改めて、注目できるかなあと思えるバス車両を並べてみます。

画像

 くしろバスの新エルガ。でも、フロントに大きく系統番号を書いたボードを掲げるスタイルは、変わらないなあ。ただ、運用が単一系統の中で固定できるなら、案外他地域でも有効な方法ではないか?

画像

 阿寒バスの定期観光バス「ピリカ号」。共同受注グループ「バスセンター」色。結構な乗り具合、と見えました。

画像

 くしろバスの1系統「たくぼく循環線」は、5月よりイオンのICカード「WAON」で利用できるようになっていて、車体にも大きく記されています。今後、他の路線への展開も進められるとの事。
 地方のバス会社だと、自らハウスカードを作るのはコスト的に大変だし、kitakaやSAPICAなどの交通系ICカード導入も、主要大都市から遠いと現実的ではない。ショッピング系ICカードの導入、というのが、地方では無理がないかも知れない。買い物客の利用も期待できそうだし。WAON導入のバスは、三岐鉄道バスの東員駅~イオンモール~山城駅路線に導入されているのを見たが、それに次ぐものだろうか。他にセブン&アイの「nanaco」もあるが、導入する事業者は現れるか?

画像

 キュービックも、未だ相当数残っています。この車両は元川崎市営バス。座席の地が川崎時代のまま。

画像

 くしろバスはいすゞが中心だが、三菱ふそうも若干あります。これも元川崎市営バス。

画像

 新規制と思われる、新エルガ新車も走り出していました。側面の区間表示が中扉戸袋の前に移動しています。

画像

 阿寒バスの長尺ブルーリボンシティ。地元のアイスホッケーチームのラッピングが施されています。

画像

 釧路空港への空港バスは阿寒バスが運行しているが、今は赤一色になっている。

画像

 駅前に移動。くしろバスはプラットホームに発着します。ここでドライバーが交代する便が多い。ホテルが入る建物の2Fに、休憩場所があるよう。

画像

 バス案内所には、釧路空港からの出発便の案内表示があります。羽田便はコードシェアが多い。ANAは自社運航と、ADOコードシェアの両方がある。JALはキャセイパシフィック航空・カタール航空のコードシェアがあるが、ANAは外国キャリアのコードシェアがない。
 大阪路線がないのは意外だが、8月1日よりピーチが関空便を就航します。

画像

 阿寒バスの北見行。ローカル特急路線だが、ドライバーが案内所に「乗客21名」と報告しているのが聞こえたから、結構な乗り具合だ。学生のグループが乗っているらしい。「スターライト」からの転用だろうか。豪華だ。

画像

「ルパン三世」、来ました!26系統は霧多布線で、7時10分に霧多布温泉を出発、2時間以上かかって着きました。このあと、さらにくしろバス本社まで。この車両は元京成バスらしい。くしろバス登録は、上の北見行阿寒バスとほぼ同じ時期、のはず。

画像

 阿寒バスの羅臼行。このバスは中心部には行かず、左折します。

画像

 駅前で待機しているくしろバス。以前ご覧頂いた秋田中央バスと同様の方法で、車体の腐食部分を補修しています。

画像

 改めて、釧路駅。釧路支社も入っている駅ビルだが、現状ではややもてあまし気味、の感も。

画像

 駅前の横断歩道を渡った北大通りに、北海道バスの札幌行〔ニュースター号〕の乗り場があります。傍らの建物は待合室になっているが、窓口はない(起終点は太平洋交通の営業所)。阿寒バスの空港バスも、到着はここ(この後フィッシャーマンズワーフMOOまで行く)。

画像

 ここまで、ほぼ順調に撮影を重ねてきたが、昼前になって幣舞橋の方角を見たら、霧が…。

画像

 その〔ニュースター号〕はフィッシャーマンズワーフMOOを経由して札幌へ向かうので、昼の便を撮ろうと幣舞橋方面へテクテク歩いて行ったら、突然、という感じで、釧路市中心部の全体が霧に包まれてしまった。これが、釧路の天気の特徴、なのだろうか?

画像

 このため、せっかくの〔ニュースター号〕も、こんな感じになってしまった。屋根の上のルーフが特徴的。

画像

 釧路駅前に戻っても、霧がそのまま曇り空になってしまった、という感じ。案内所前には阿寒バス〔スターライト釧路〕のセレガSHDもいたのに、無念…。

画像

 昨日根室で見た、JRのキハ54「ルパン三世」ラッピング車、もう一度見たいと思って(ルパンと銭形がアップで描かれている海側)、東の釧路川の橋梁まで歩いて行く。運用が公表されていないので、空振り覚悟だったけれど…。やはり現れなかった。残念。
 この列車は、網走からの釧網本線3727D快速〔しれとこ摩周号〕。ヘッドマークがついています。他に根室発3628D快速〔はなさき〕と、根室行5631Dが通過。13時台に3本あるからチャンスは多いかと思ったのだが。

画像日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

《今日のニュースから》
13日 東日本銀行 不適切業務 金融庁より業務改善命令
14日 日航ジャンボ機墜落事故 遺族が安全啓発センター見学

「8月12日」が今年も近づいてきました。私はあの日の晩の事は良く覚えているが、30代前半以降の若い人は、ライブでは経験していないからよく解らないかも知れません。いつもの事ではあるが、私としては亡くなられた方々の冥福をお祈りすると共に、最低でも日本では、旅客死亡事故はこれが最後になるようにと願うのみです。