北海道旅行記は、1回お休みします。
西日本豪雨では、鉄道網も、特に岡山・広島県を中心にして大規模に被災していて、今後の影響が懸念されます。各社から被災状況や運転再開の見通し、運転状況が相次いで発表されているが、トータルで記されたものはなく、全容を把握できません。ここで、各社が公式Webで発表している、今日現在不通になっている路線・区間をまとめてみました。山陽地方が中心だが、熊本県から岐阜県まで、広範囲に渡っています。
JR西日本
山陽本線 : 福山~海田市 96.6㎞・岩国~徳山 68.8㎞
岩国~柳井間は17日、福山~三原間は18日に再開予定
姫新線 : 上月~新見 107.2㎞
津山線 : 岡山~津山(全線) 58.7㎞
岡山~玉柏・野々口~津山間は17日に再開予定
因美線 : 用瀬~東津山(~津山) 49.7㎞
用瀬~智頭間は18日に再開予定
伯備線 : 豪渓~上石見 71.4㎞
芸備線 : (新見~)備中神代~広島(全線) 159.1㎞
下深川~広島間は1ヶ月以内の再開見込み
木次線:出雲横田~備後落合 29.6㎞
福塩線 : 福山~神辺 8.4㎞・府中~塩町 54.4㎞
福山~神辺間は1ヶ月以内の再開見込み
岩徳線 : 岩国~櫛ヶ浜(全線) 43.7㎞
山陰本線 : 益田~東萩 57.5㎞
1ヶ月以内の再開見込み
舞鶴線 : 西舞鶴~東舞鶴 6.9㎞
早くて20日以降の再開見込み
合計 812.0㎞
大半の区間は、1ヶ月以上の長期にわたって運転を見合わせ。再開していても、通常より大幅に本数が減っている区間が大半。
〔サンライズ出雲〕は、今月一杯は取り止めが発表。〔サンライズ瀬戸〕は、18日始発駅出発より運行を再開(琴平延長は取り止め)。〔スーパーはくと〕は京都~智頭間を5往復運行、鳥取~智頭間はバス代行(郡家は経由しない)。
JR四国
予讃線 : 本山~観音寺 4.1㎞・伊予市~宇和島(山まわり内子線経由) 96.9㎞・向原~伊予大洲(海まわり) 41.0㎞
伊予市~八幡浜間(山まわり)は早くて10日後、本山~観音寺間・八幡浜~卯之町間は1ヶ月後、伊予市~伊予大洲間(海まわり)は2ヶ月後の再開 卯之町~宇和島間は相当な期間が必要
予土線 : (宇和島~)北宇和島~若井(~窪川)(全線) 76.3㎞
早くても2ヶ月後の再開
合計 218.3㎞
〔しおかぜ〕〔いしづち〕は多度津~観音寺間バス代行。
JR九州
筑豊本線 : 桂川~原田 20.8㎞
相当な期間を要する見込み
肥薩線 : 八代~人吉 51.8㎞
19日以降の再開に向けて復旧作業中
人吉~吉松間は〔いさぶろう〕〔しんぺい〕と同じダイヤで普通列車を運行
合計 72.6㎞
JR東海
高山本線 : 飛騨金山~下呂 21.6㎞・飛騨古川~猪谷 37.9㎞
合計 59.5㎞
全線再開には相当な日数を要する見込み
長良川鉄道
美濃市~北濃 54.4㎞
京都丹後鉄道
宮舞線 : 西舞鶴~宮津(全線) 24.7㎞
〔丹後あおまつ〕は21日から、福知山~天橋立間で11・12号〕として運行(金・土・休日のみ)。〔丹後あかまつ〕〔丹後くろまつ〕は運休。
井原鉄道
井原線 : 総社~三谷 15.1㎞(総社~清音間3.4㎞はJR伯備線が運行)
錦川鉄道
錦川清流線 : 川西~錦町(全線) 32.7㎞
平成筑豊鉄道
田川線 : 崎山~田川伊田 13.9㎞
犀川~崎山間は午前中3往復のみ 代行バスは犀川~田川伊田間で運行
(スカイレールサービスは公式Webがなく、詳細がここでは解りませんでした。瀬野駅があんな状況では、動いてはいないだろうと思うが)
豪雨から一週間経った今日現在でも、合計9社で1303.2㎞の旅客鉄道路線が不通になっています。非常に不謹慎な比較だが、東日本大震災の時でさえ、こんな長距離にはならなかったのではないか?とさえ思ってしまったほどです。
特にJR西日本が甚大で、山陽本線からして復旧に相当な時間がかかるとされているのでは、日常の足はもちろん、貨物輸送の面でも深刻な事態です。山陽本線を最優先で復旧させる事になるのではないかと思われるが、早急な全線再開が望まれます。
それは他の路線も同じで、特に広島県の場合、呉市が呉線だけでなく、バスも〔クレアライン〕が運行見合わせのまま、広島へは広島電鉄による臨時輸送バスが運行されているが、あとは広島空港を経由するなど大回りを強いられる状況です。広島~呉間は輸送量が多い区間であり、こちらも早急な再開が期待されます。
懸念されるのは中国山地の路線、特に芸備線の東部(備中神代~新見)や木次線・福塩線、それに姫新線など。衰退著しいのは2年前に乗って感じているところで、しかも東城や庄原、三次から広島への備北交通の高速バスは既に運行を再開しているので、利用者の転移がさらに進む事で、被災状況によっては、存廃の議論が起こるかも知れません。特に備後落合を巡る区間は、恐らくJR北海道が見直しを表明している路線と同等以下、の輸送量しかないように思えたので、重大な危機を迎えたような気がします。
その他、伯備線以外も、特急が頻繁に行き交う高山本線や予讃線も長期の運休が避けられなくなっていて、お盆の輸送に深刻な影響が出そうです。高山あたりは観光の面でも心配です。
全体的に、経営状況が思わしくない鉄道が大半で、JRはまだしも、第3セクター鉄道は、不通が長引くと経営に深刻な影響が出る事になります。それは13年前の高千穂鉄道を見ても明らか。鉄道は基本的に、自社で復旧の費用を賄わねばならず、道路などと比較して辛い所です。
去年の九州北部豪雨のように、毎年梅雨末期の時期は豪雨災害が頻発するが、年々その規模が大きくなってきているようです。せっかく昨日、久大本線が全線の運行を再開したのに、一歩進んでは二歩戻る、そんな事の繰り返しになってきているように思えます。災害への備えはどの鉄道会社もきちんとやらなければならないが、ではどこまでやればここまでの激甚災害にも充分耐えうるものになるのか、と問われると、正直誰も答えられないのではないか。ローカル線だと、それは運営そのものを危うくする事にもなります。地震などでも同じだけれど。鉄道会社だけに任せっきりにするのではなく、一度政治のレベルでも考えなければならないでしょう。
ともかく、全ての被災地、全ての被災鉄道路線が、一日も早く復旧する事を願います。でも、日本全国の鉄道が五体満足な状態に戻る日は、果たしてくるのだろうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
大韓航空とアシアナ航空の社員が合同で昨日、両社の昨今の度重なる不祥事に抗議し、経営陣の退陣を求める集会を開きました。本来ライバル関係の大手2社が合同で集会とは全世界的にも異例だが、韓国では他にもジンエアーなど数社で、役員人事に関する問題が浮上していて、ジンエアーは免許取り消しとかいう話もあるそうです(結論はしばらく先送りになるようだが)。韓国の航空業界の現状は、どうなってしまっているのでしょうか。航空に限った話ではなさそうだが。
《今日のニュースから》
15日 大相撲 最年長力士安美錦872勝 大鵬と並び歴代8位
№1874 青空求めて北海道 5.晴れ のち 霧 大怪盗も現れた釧路
釧路はもう、16年ぶりになるのかなあ?ホテルの朝食会場で見たTVの天気予報の感触はやや微妙だったが、外は今日も晴れ。くしろバスと、阿寒バスを撮りまくります。
6月 5日(火)
しかし、北海道の他の地域は猛暑になるらしいが、釧路は最高気温が17℃に留まるんだって。確かに広い北海道ではあるが、違うものだなあ。釧路はそれで結構だが、また十勝が猛暑になって、レールが歪んだりしなければ良いが。夕方の〔スーパーおおぞら〕で札幌に向かうので。
駅前の雰囲気は、16年前とあまり変わっていない気がする。バスターミナルも、それ自体は変わらない。変わっているとしたら、ターミナルの脇にホテルが立ち、バス案内所はその建物の1Fに入るようになった、という事だろうか。
駅前から延びる北大通りのバス停。どこも上屋が凝った造りになっています。
既に先日の本体の更新でご覧頂いている車両もあるが、改めて、注目できるかなあと思えるバス車両を並べてみます。
くしろバスの新エルガ。でも、フロントに大きく系統番号を書いたボードを掲げるスタイルは、変わらないなあ。ただ、運用が単一系統の中で固定できるなら、案外他地域でも有効な方法ではないか?
阿寒バスの定期観光バス「ピリカ号」。共同受注グループ「バスセンター」色。結構な乗り具合、と見えました。
くしろバスの1系統「たくぼく循環線」は、5月よりイオンのICカード「WAON」で利用できるようになっていて、車体にも大きく記されています。今後、他の路線への展開も進められるとの事。
地方のバス会社だと、自らハウスカードを作るのはコスト的に大変だし、kitakaやSAPICAなどの交通系ICカード導入も、主要大都市から遠いと現実的ではない。ショッピング系ICカードの導入、というのが、地方では無理がないかも知れない。買い物客の利用も期待できそうだし。WAON導入のバスは、三岐鉄道バスの東員駅~イオンモール~山城駅路線に導入されているのを見たが、それに次ぐものだろうか。他にセブン&アイの「nanaco」もあるが、導入する事業者は現れるか?
キュービックも、未だ相当数残っています。この車両は元川崎市営バス。座席の地が川崎時代のまま。
くしろバスはいすゞが中心だが、三菱ふそうも若干あります。これも元川崎市営バス。
新規制と思われる、新エルガ新車も走り出していました。側面の区間表示が中扉戸袋の前に移動しています。
阿寒バスの長尺ブルーリボンシティ。地元のアイスホッケーチームのラッピングが施されています。
釧路空港への空港バスは阿寒バスが運行しているが、今は赤一色になっている。
駅前に移動。くしろバスはプラットホームに発着します。ここでドライバーが交代する便が多い。ホテルが入る建物の2Fに、休憩場所があるよう。
バス案内所には、釧路空港からの出発便の案内表示があります。羽田便はコードシェアが多い。ANAは自社運航と、ADOコードシェアの両方がある。JALはキャセイパシフィック航空・カタール航空のコードシェアがあるが、ANAは外国キャリアのコードシェアがない。
大阪路線がないのは意外だが、8月1日よりピーチが関空便を就航します。
阿寒バスの北見行。ローカル特急路線だが、ドライバーが案内所に「乗客21名」と報告しているのが聞こえたから、結構な乗り具合だ。学生のグループが乗っているらしい。「スターライト」からの転用だろうか。豪華だ。
「ルパン三世」、来ました!26系統は霧多布線で、7時10分に霧多布温泉を出発、2時間以上かかって着きました。このあと、さらにくしろバス本社まで。この車両は元京成バスらしい。くしろバス登録は、上の北見行阿寒バスとほぼ同じ時期、のはず。
阿寒バスの羅臼行。このバスは中心部には行かず、左折します。
駅前で待機しているくしろバス。以前ご覧頂いた秋田中央バスと同様の方法で、車体の腐食部分を補修しています。
改めて、釧路駅。釧路支社も入っている駅ビルだが、現状ではややもてあまし気味、の感も。
駅前の横断歩道を渡った北大通りに、北海道バスの札幌行〔ニュースター号〕の乗り場があります。傍らの建物は待合室になっているが、窓口はない(起終点は太平洋交通の営業所)。阿寒バスの空港バスも、到着はここ(この後フィッシャーマンズワーフMOOまで行く)。
ここまで、ほぼ順調に撮影を重ねてきたが、昼前になって幣舞橋の方角を見たら、霧が…。
その〔ニュースター号〕はフィッシャーマンズワーフMOOを経由して札幌へ向かうので、昼の便を撮ろうと幣舞橋方面へテクテク歩いて行ったら、突然、という感じで、釧路市中心部の全体が霧に包まれてしまった。これが、釧路の天気の特徴、なのだろうか?
このため、せっかくの〔ニュースター号〕も、こんな感じになってしまった。屋根の上のルーフが特徴的。
釧路駅前に戻っても、霧がそのまま曇り空になってしまった、という感じ。案内所前には阿寒バス〔スターライト釧路〕のセレガSHDもいたのに、無念…。
昨日根室で見た、JRのキハ54「ルパン三世」ラッピング車、もう一度見たいと思って(ルパンと銭形がアップで描かれている海側)、東の釧路川の橋梁まで歩いて行く。運用が公表されていないので、空振り覚悟だったけれど…。やはり現れなかった。残念。
この列車は、網走からの釧網本線3727D快速〔しれとこ摩周号〕。ヘッドマークがついています。他に根室発3628D快速〔はなさき〕と、根室行5631Dが通過。13時台に3本あるからチャンスは多いかと思ったのだが。
日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
13日 東日本銀行 不適切業務 金融庁より業務改善命令
14日 日航ジャンボ機墜落事故 遺族が安全啓発センター見学
「8月12日」が今年も近づいてきました。私はあの日の晩の事は良く覚えているが、30代前半以降の若い人は、ライブでは経験していないからよく解らないかも知れません。いつもの事ではあるが、私としては亡くなられた方々の冥福をお祈りすると共に、最低でも日本では、旅客死亡事故はこれが最後になるようにと願うのみです。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
13日 東日本銀行 不適切業務 金融庁より業務改善命令
14日 日航ジャンボ機墜落事故 遺族が安全啓発センター見学
「8月12日」が今年も近づいてきました。私はあの日の晩の事は良く覚えているが、30代前半以降の若い人は、ライブでは経験していないからよく解らないかも知れません。いつもの事ではあるが、私としては亡くなられた方々の冥福をお祈りすると共に、最低でも日本では、旅客死亡事故はこれが最後になるようにと願うのみです。
№1873 青空求めて北海道 4.寂しき最果ての鉄路
西日本の豪雨は、犠牲者が200人に達してしまいました。改めてお悔やみ申し上げます。でもこんな事になるとは、私的には正直、想定の範囲外…。
JRの被害状況も少しずつ明らかになってきているが、JR西日本から昨日、かなりの路線が再開まで相当長期になるとの見通しが出ました。お盆輸送への影響は、もはや避けられない。現場の写真も一部公開されているが、山陽本線瀬野駅は構内全体が土砂で埋まってしまっているし、芸備線は三篠川橋梁が流出して、ここは再開まで1年位かかるかも、という話です。山陽本線・伯備線からして再開のメドが立たないというのでは、地域ローカル輸送はもちろん、物流の面でも今後重大な損害が出るでしょう(JR貨物の輸送量の1/3が、この区域を走る列車によるものらしい)。また、芸備線(東側)や木次線などは、被害の状況によっては、路線の存廃に関わる事態になる可能性があります。一刻も早い再開を願うと共に、今後の動きに注視したいと思います。
この他、JR東海は高山本線の2ヶ所で大規模な被災が発生し、特急〔ひだ〕が全列車運休中、JR九州は筑豊本線(原田線)と肥薩線(八代~人吉間)が不通で、こちらもD&S各列車が運休となって、夏休みも間近というのに、観光地には打撃になってしまうのか。せっかく明後日、久大本線が全線で再開するというのに、日本の鉄道が五体満足な状態に戻る日は、いつか、来るのでしょうか?
JR北海道は一昨年11月、「当社単独では維持が困難な」11線区を公表、その中には根室本線の釧路~根室間(花咲線)も含まれています。
データも公表されているが、ともかく実際に乗って見ないと、実態は少しも見えてこないだろう、乗る事で、ほんのわずかでも路線が置かれている現状を知る事ができるのではないか?今回の北海道旅行は、その点もテーマの一つでした。
「花咲線」区間は、今回乗車を予定しているJR線では、一番厳しい区間になります。現状はどうなっているのでしょうか。16時09分発5632Dに乗ります。この区間、11年前は厚床まで乗車しているが、バスに乗り換えて中標津に向かっています。その先釧路までは、何年ぶりか、正直覚えていません。16年振り、かな…。
15時30分をまわって、根室交通の観光バスが現れる。先に空港に向かって行ったのと同型のセレガSHDで、15時59分着の釧路発5631Dで着いた団体さんを出迎えていた。「フルムーン日本列島5日間様」らしい。皆高齢者だった。
折返しが10分だけなので、すぐに改札開始。結構若い駅員もいるんだ。
団体が乗ってきていながら、列車は単行でした。キハ54 526。
車内は、クロスシート部は特急から転用されたらしいリクライニングシートに交換されている。集団見合型配置で、転回させる事はできないが、リクライニングします。
非冷房車で、ちょっと蒸し暑い。扇風機が回っているが、なら少しだけ、窓を開けていこう。インバウンドのグループが乗り合わせているようだ。言語からすると、中国から?
「有人の駅としては最東端」の看板の前で、記念撮影。外国から来ていたのではなかろうか。
「183」とは何であろうか?キロ数ではないだろう(滝川から308.4㎞、釧路からだと135.4㎞)。ひょっとして、183系特急DCの停止目標?
東根室駅のホームには、学生の姿がある。№1775では「東根室駅の定期客はいない」と書いてしまったが、見直したら、西和田~東根室間で通学0.7枚の発売がある。駅の近くには中学校・高校があります。
「日本最東端の駅」の柱はお馴染みだが、駅名標は、「ねむろ」の反対側が「はなさき」→「にしわだ」になっている。
先にバスで通過した陸橋を潜った先に、花咲駅の跡があります。ホームは撤去されているが、この部分が不自然なカーブになっているのですぐ解るでしょう。遠い昔は行き違いができたわけ。
ちょっと解りづらいかなあ。左手遠くに、朝方根室交通バスで訪れた花咲の集落が見えます。駅は、集落から遠かった…。
帰宅の学生が、昆布盛と落石で下車(西和田はいなかった)。マイカーに乗り換えていった。この辺はマイカーで送迎して貰わないと、通学にならない…。
(遠い昔は、落石へ行く根室交通バスの路線もあったが)
落石~別当賀間、左手に落石海岸。
別当賀駅。貨物列車の車掌車を改造した待合室。
別当賀~初田牛間は直線も長いが、「本線」という割には貧弱(「簡易線」だったわけだし)。
厚床駅へ進入。あれ、左側の線路は…?
なんと、この駅も行き違いができなくなっていて、旧2・3番線ホームは使用されていない。
信号機が残されているのは折返し列車の設定を想定しているからだと思うが、それにしても、かつての標津線分岐駅まで棒線化されているとは。
(手前の旧2番線が標津線で、旧3番線が釧路方面行だった)
浜中駅。「ルパン三世」がお出迎え。
ここからくしろバスの霧多布行の路線があるが(平日のみ)、駅付近は閑散とした感じ。
茶内で下り待ち合わせのため4分停車。外に出てみる。ここは立派な駅舎がある。無人駅だが。ここもルパン三世のボードが立つ。
「浜中町宝島MAP」と、要は町内の案内図なのだが、駅前に立っています。浜中町は「ルパン三世」の原作者、モンキー・パンチ氏の故郷、という事で、町内の駅やJR列車、さらにはくしろバス(翌日見る。次回)に、ルパン三世のキャラクターがあしらわれています。
浜中町、というが、茶内の方が明らかにメイン。かつては町営の軌道が出ていた位なので。もっとも浜中も茶内も乗降が全くないし、駅付近も人影がない。
(町役場は霧多布にある)
駅名標。ここは銭形警部。
駅舎内には、朝方根室駅で見た、キハ54 522に施されていたラッピングと同じイラストが掲げられていました。残念ながら?「ルパン三世」では「聖地巡礼」にはならないなあ。それこそ、世界を股にかける大泥棒、なのだから。浜中町を舞台にしたエピソードが作れたら良いのか?
旧駅事務室を改造した、「ふれ茶内館」。地域の交流スペースなのだろうか。閉まっていたから入れない。
茶内駅の構内。現行のダイヤでは、根室発着の列車は全て、ここで行き違いがある。
しかし、下り5633Dが現れない。と思っていたら、18分遅れで厚岸を出発した、と、ワンマンの運転士が教えてくれました(感謝)。何があったのだろう?
結局15分遅れで姿を見せた5633Dは、「流氷物語」の白ラッピングのキハ54 507号車でした。
今度は後部から線路を見る。やはり貧弱だ。時々警笛が鳴るのは、やはり動物が多いのだろう。
糸魚沢を過ぎると、左手に厚岸湖。やがて遠くに赤い橋と集落が見えてくる。久しぶりに大きな町だ。
厚岸で、ようやく1人乗車。確か、落石で学生が降りて以降、乗降が全くなかったはずだ。くしろバスの車庫がある(旧国鉄→JRバスの営業所)。
厚岸出発。どんどん遠ざかっていく。貧弱なのは変わらないが、遅れている事もあって最高85㎞/hは出る。途中の小駅の停車時間もローカル私鉄並みだ。
尾幌駅も、待合室は車掌車改造。
尾幌~上尾幌間は直線が数㎞続く区間とカーブが連続する区間が両方あって、極端。
上尾幌~別保間にはトンネルが3ヶ所ある。釧路~根室間のトンネルは、この区間に集中している。後は森の中で、鹿の群れまで見ました。
車内は終始こんな感じ。動きがほとんどない。
いつの間にか、車内はかなり涼しくなってきていて、扇風機も止められている。夕陽が西に大きく傾いている。
釧路が近づき、人家が多くなってきた。東釧路で、根室からのインバウンドのグループが降りていきました。釧網線4736Dに乗り換えるのか。東釧路~根室間で行き違いができるのは、現状では上尾幌・厚岸・茶内・落石だけで、定期列車同士の行き違いの設定があるのは、上尾幌と茶内のみです。
釧路川を渡って、ラストスパート。しかし、乗客は5人だけ…。
釧路駅4番線到着。遅れは5分にまで詰めていました。
右側の2・3番線には、根室行5635Dと、網走行4733Dがいる。
ところが、この両列車が受ける〔スーパーおおぞら7号〕・折返し〔スーパーおおぞら12号〕の姿がない。駅員に聞いたら、帯広付近が34℃まで上がってレールにゆがみが出て、特急が徐行しているため遅れているのだとか。ビックリ、帯広はそんなに暑かったの?釧路は涼しい、というかどこか薄ら寒く感じられるくらいなのに…。ひとくくりに「道東」と言っても、全然違うものだなあ、と実感しました。
(先に茶内で行き違った5633Dの遅延も、〔スーパーおおぞら5号〕の遅延が原因だったようだ)
この6月から、花咲線区間では観光客誘致の取り組みが始まっています。乗車列車は対象でなくて残念だったが、弁当を注文できる列車もあります。
というのもあるのだけれど、今回改めて乗って見た限り、「花咲線」の前途は非常に多難と思わざるを得なかった。JR北海道が公表したデータを見ると、この区間は1975(S50)年の時点で既に、後の特定地方交通線指定の基準となるレベルの半分にも満たず、21世紀に入るあたりから、輸送密度が400人台で低迷したまま。ローカル線沿線の人口が少ないのは北海道に限らないが、この区間は輪をかけて少ない。駅そのものも非常に少ないし(135.4㎞に途中18駅で、平均7.5㎞に1駅)、駅勢圏も釧路近郊と厚岸、根室付近を除くと小さい。まして駅間はほとんど人家がない。そもそも列車を利用する日常的な流動が昔から極小という事になり、乗車料収入だけで維持し続けていくのは、間違いなく無理(現状の4倍以上でないと、支出を上回れない)。今回乗った5632Dは、インバウンドのグループが乗っているという違いはあったが、総じて、公表されているデータ通りの乗車人員の傾向になったと思う。何より、落石~厚床間で全く乗降がなかった。1日6~8往復、貧弱な線路の状況も見ると、通常の私鉄だったらとうの昔に「終わっている」路線でしょう。JR北海道だったから、辛うじて持っていたと言えます。
ヨソ者が存廃の善し悪しをどうこうは言えないが、このまま何の結論も出さずに先送りを続けるのは、関係者全員に多大なダメージを与えると思います。残すにしろ廃止にしろ、皆が納得できる(…そうはならないのだろうが)議論・結論が求められるし、鉄道として残すなら、JR北海道だけ、関係自治体だけ、が負担を独り背負う形ではなく、関係者(道や、利用者も含まれる事になるだろう)全員が連携し、覚悟を持って運営に当たる事が強く望まれます。それは、決してカネの負担だけの問題ではない、と思う。
釧路は「大都会」だ。根室から来ると、そう感じる。駅前のホテルに投宿して、明日に備えます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
豪雨の影に隠れてしまっているが、ANAのB787のエンジンの不具合の問題は影響がさらに拡大し、今月一杯までの間でさらに330便の欠航が発表になりました。来月も羽田~伊丹路線を中心に欠航が想定されており、お盆休み期間中の予約受付の制限も行われているそう。豪雨の影響もあり、今年の夏のお盆輸送は、空も陸も、かなりの混乱が予想されます。
《今日のニュースから》
11日 巨人 球団規律委員会開催 私生活相談窓口設置決定
12日 イスラエル シリアを空爆
W杯決勝は、フランスvsクロアチア、と決まりました。開幕前の予想からすると、やや意外な顔合わせ。クロアチアは1998(H10)年のフランス大会が初出場で、この時は3位まで行きました。それからちょうど20年です。同じ年に初出場、予選リーグでクロアチアとも戦っている日本は、いつか同じ高みに登る事ができるでしょうか。
JRの被害状況も少しずつ明らかになってきているが、JR西日本から昨日、かなりの路線が再開まで相当長期になるとの見通しが出ました。お盆輸送への影響は、もはや避けられない。現場の写真も一部公開されているが、山陽本線瀬野駅は構内全体が土砂で埋まってしまっているし、芸備線は三篠川橋梁が流出して、ここは再開まで1年位かかるかも、という話です。山陽本線・伯備線からして再開のメドが立たないというのでは、地域ローカル輸送はもちろん、物流の面でも今後重大な損害が出るでしょう(JR貨物の輸送量の1/3が、この区域を走る列車によるものらしい)。また、芸備線(東側)や木次線などは、被害の状況によっては、路線の存廃に関わる事態になる可能性があります。一刻も早い再開を願うと共に、今後の動きに注視したいと思います。
この他、JR東海は高山本線の2ヶ所で大規模な被災が発生し、特急〔ひだ〕が全列車運休中、JR九州は筑豊本線(原田線)と肥薩線(八代~人吉間)が不通で、こちらもD&S各列車が運休となって、夏休みも間近というのに、観光地には打撃になってしまうのか。せっかく明後日、久大本線が全線で再開するというのに、日本の鉄道が五体満足な状態に戻る日は、いつか、来るのでしょうか?
JR北海道は一昨年11月、「当社単独では維持が困難な」11線区を公表、その中には根室本線の釧路~根室間(花咲線)も含まれています。
データも公表されているが、ともかく実際に乗って見ないと、実態は少しも見えてこないだろう、乗る事で、ほんのわずかでも路線が置かれている現状を知る事ができるのではないか?今回の北海道旅行は、その点もテーマの一つでした。
「花咲線」区間は、今回乗車を予定しているJR線では、一番厳しい区間になります。現状はどうなっているのでしょうか。16時09分発5632Dに乗ります。この区間、11年前は厚床まで乗車しているが、バスに乗り換えて中標津に向かっています。その先釧路までは、何年ぶりか、正直覚えていません。16年振り、かな…。
15時30分をまわって、根室交通の観光バスが現れる。先に空港に向かって行ったのと同型のセレガSHDで、15時59分着の釧路発5631Dで着いた団体さんを出迎えていた。「フルムーン日本列島5日間様」らしい。皆高齢者だった。
折返しが10分だけなので、すぐに改札開始。結構若い駅員もいるんだ。
団体が乗ってきていながら、列車は単行でした。キハ54 526。
車内は、クロスシート部は特急から転用されたらしいリクライニングシートに交換されている。集団見合型配置で、転回させる事はできないが、リクライニングします。
非冷房車で、ちょっと蒸し暑い。扇風機が回っているが、なら少しだけ、窓を開けていこう。インバウンドのグループが乗り合わせているようだ。言語からすると、中国から?
「有人の駅としては最東端」の看板の前で、記念撮影。外国から来ていたのではなかろうか。
「183」とは何であろうか?キロ数ではないだろう(滝川から308.4㎞、釧路からだと135.4㎞)。ひょっとして、183系特急DCの停止目標?
東根室駅のホームには、学生の姿がある。№1775では「東根室駅の定期客はいない」と書いてしまったが、見直したら、西和田~東根室間で通学0.7枚の発売がある。駅の近くには中学校・高校があります。
「日本最東端の駅」の柱はお馴染みだが、駅名標は、「ねむろ」の反対側が「はなさき」→「にしわだ」になっている。
先にバスで通過した陸橋を潜った先に、花咲駅の跡があります。ホームは撤去されているが、この部分が不自然なカーブになっているのですぐ解るでしょう。遠い昔は行き違いができたわけ。
ちょっと解りづらいかなあ。左手遠くに、朝方根室交通バスで訪れた花咲の集落が見えます。駅は、集落から遠かった…。
帰宅の学生が、昆布盛と落石で下車(西和田はいなかった)。マイカーに乗り換えていった。この辺はマイカーで送迎して貰わないと、通学にならない…。
(遠い昔は、落石へ行く根室交通バスの路線もあったが)
落石~別当賀間、左手に落石海岸。
別当賀駅。貨物列車の車掌車を改造した待合室。
別当賀~初田牛間は直線も長いが、「本線」という割には貧弱(「簡易線」だったわけだし)。
厚床駅へ進入。あれ、左側の線路は…?
なんと、この駅も行き違いができなくなっていて、旧2・3番線ホームは使用されていない。
信号機が残されているのは折返し列車の設定を想定しているからだと思うが、それにしても、かつての標津線分岐駅まで棒線化されているとは。
(手前の旧2番線が標津線で、旧3番線が釧路方面行だった)
浜中駅。「ルパン三世」がお出迎え。
ここからくしろバスの霧多布行の路線があるが(平日のみ)、駅付近は閑散とした感じ。
茶内で下り待ち合わせのため4分停車。外に出てみる。ここは立派な駅舎がある。無人駅だが。ここもルパン三世のボードが立つ。
「浜中町宝島MAP」と、要は町内の案内図なのだが、駅前に立っています。浜中町は「ルパン三世」の原作者、モンキー・パンチ氏の故郷、という事で、町内の駅やJR列車、さらにはくしろバス(翌日見る。次回)に、ルパン三世のキャラクターがあしらわれています。
浜中町、というが、茶内の方が明らかにメイン。かつては町営の軌道が出ていた位なので。もっとも浜中も茶内も乗降が全くないし、駅付近も人影がない。
(町役場は霧多布にある)
駅名標。ここは銭形警部。
駅舎内には、朝方根室駅で見た、キハ54 522に施されていたラッピングと同じイラストが掲げられていました。残念ながら?「ルパン三世」では「聖地巡礼」にはならないなあ。それこそ、世界を股にかける大泥棒、なのだから。浜中町を舞台にしたエピソードが作れたら良いのか?
旧駅事務室を改造した、「ふれ茶内館」。地域の交流スペースなのだろうか。閉まっていたから入れない。
茶内駅の構内。現行のダイヤでは、根室発着の列車は全て、ここで行き違いがある。
しかし、下り5633Dが現れない。と思っていたら、18分遅れで厚岸を出発した、と、ワンマンの運転士が教えてくれました(感謝)。何があったのだろう?
結局15分遅れで姿を見せた5633Dは、「流氷物語」の白ラッピングのキハ54 507号車でした。
今度は後部から線路を見る。やはり貧弱だ。時々警笛が鳴るのは、やはり動物が多いのだろう。
糸魚沢を過ぎると、左手に厚岸湖。やがて遠くに赤い橋と集落が見えてくる。久しぶりに大きな町だ。
厚岸で、ようやく1人乗車。確か、落石で学生が降りて以降、乗降が全くなかったはずだ。くしろバスの車庫がある(旧国鉄→JRバスの営業所)。
厚岸出発。どんどん遠ざかっていく。貧弱なのは変わらないが、遅れている事もあって最高85㎞/hは出る。途中の小駅の停車時間もローカル私鉄並みだ。
尾幌駅も、待合室は車掌車改造。
尾幌~上尾幌間は直線が数㎞続く区間とカーブが連続する区間が両方あって、極端。
上尾幌~別保間にはトンネルが3ヶ所ある。釧路~根室間のトンネルは、この区間に集中している。後は森の中で、鹿の群れまで見ました。
車内は終始こんな感じ。動きがほとんどない。
いつの間にか、車内はかなり涼しくなってきていて、扇風機も止められている。夕陽が西に大きく傾いている。
釧路が近づき、人家が多くなってきた。東釧路で、根室からのインバウンドのグループが降りていきました。釧網線4736Dに乗り換えるのか。東釧路~根室間で行き違いができるのは、現状では上尾幌・厚岸・茶内・落石だけで、定期列車同士の行き違いの設定があるのは、上尾幌と茶内のみです。
釧路川を渡って、ラストスパート。しかし、乗客は5人だけ…。
釧路駅4番線到着。遅れは5分にまで詰めていました。
右側の2・3番線には、根室行5635Dと、網走行4733Dがいる。
ところが、この両列車が受ける〔スーパーおおぞら7号〕・折返し〔スーパーおおぞら12号〕の姿がない。駅員に聞いたら、帯広付近が34℃まで上がってレールにゆがみが出て、特急が徐行しているため遅れているのだとか。ビックリ、帯広はそんなに暑かったの?釧路は涼しい、というかどこか薄ら寒く感じられるくらいなのに…。ひとくくりに「道東」と言っても、全然違うものだなあ、と実感しました。
(先に茶内で行き違った5633Dの遅延も、〔スーパーおおぞら5号〕の遅延が原因だったようだ)
この6月から、花咲線区間では観光客誘致の取り組みが始まっています。乗車列車は対象でなくて残念だったが、弁当を注文できる列車もあります。
というのもあるのだけれど、今回改めて乗って見た限り、「花咲線」の前途は非常に多難と思わざるを得なかった。JR北海道が公表したデータを見ると、この区間は1975(S50)年の時点で既に、後の特定地方交通線指定の基準となるレベルの半分にも満たず、21世紀に入るあたりから、輸送密度が400人台で低迷したまま。ローカル線沿線の人口が少ないのは北海道に限らないが、この区間は輪をかけて少ない。駅そのものも非常に少ないし(135.4㎞に途中18駅で、平均7.5㎞に1駅)、駅勢圏も釧路近郊と厚岸、根室付近を除くと小さい。まして駅間はほとんど人家がない。そもそも列車を利用する日常的な流動が昔から極小という事になり、乗車料収入だけで維持し続けていくのは、間違いなく無理(現状の4倍以上でないと、支出を上回れない)。今回乗った5632Dは、インバウンドのグループが乗っているという違いはあったが、総じて、公表されているデータ通りの乗車人員の傾向になったと思う。何より、落石~厚床間で全く乗降がなかった。1日6~8往復、貧弱な線路の状況も見ると、通常の私鉄だったらとうの昔に「終わっている」路線でしょう。JR北海道だったから、辛うじて持っていたと言えます。
ヨソ者が存廃の善し悪しをどうこうは言えないが、このまま何の結論も出さずに先送りを続けるのは、関係者全員に多大なダメージを与えると思います。残すにしろ廃止にしろ、皆が納得できる(…そうはならないのだろうが)議論・結論が求められるし、鉄道として残すなら、JR北海道だけ、関係自治体だけ、が負担を独り背負う形ではなく、関係者(道や、利用者も含まれる事になるだろう)全員が連携し、覚悟を持って運営に当たる事が強く望まれます。それは、決してカネの負担だけの問題ではない、と思う。
釧路は「大都会」だ。根室から来ると、そう感じる。駅前のホテルに投宿して、明日に備えます。
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豪雨の影に隠れてしまっているが、ANAのB787のエンジンの不具合の問題は影響がさらに拡大し、今月一杯までの間でさらに330便の欠航が発表になりました。来月も羽田~伊丹路線を中心に欠航が想定されており、お盆休み期間中の予約受付の制限も行われているそう。豪雨の影響もあり、今年の夏のお盆輸送は、空も陸も、かなりの混乱が予想されます。
《今日のニュースから》
11日 巨人 球団規律委員会開催 私生活相談窓口設置決定
12日 イスラエル シリアを空爆
W杯決勝は、フランスvsクロアチア、と決まりました。開幕前の予想からすると、やや意外な顔合わせ。クロアチアは1998(H10)年のフランス大会が初出場で、この時は3位まで行きました。それからちょうど20年です。同じ年に初出場、予選リーグでクロアチアとも戦っている日本は、いつか同じ高みに登る事ができるでしょうか。