№1847 「花」を求めて北陸路 1.富山行夜行便
先月の北陸旅行について、今回から5回に分けて書きます。
北陸への旅は2014(H26)年8月以来約4年振り、今回はのと鉄道にも行くが、のと鉄道となると実に11年振りになります。無論、あの人気アニメのラッピング車も目当てでした。新幹線開業と同時に北陸本線から転換されて開業したあいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道にも乗ります。あいの風は、今回は全線とはいかなかったが。
事前の富山・石川両県の天気予報は期間中ずっと良くない予報だったが、どうだったでしょうか。
4月15日(日)
北陸新幹線開業後では初になるが、今回は高速バスの夜行便で行きます。いずれは新幹線にも乗るが、もう少し先になります。
今回も4年前同様、西武バス系の夜行で行きます。前回の新宿駅西口発が、バスタ新宿が始発となりました。
バスタ新宿は「ドリーム号」で経由があり、昼間に羽田空港行リムジンバス乗車で利用した事はあるが、夜行バスへの乗車では初めてになりました。
バスタ新宿から、夜行バスが次々出発、甲州街道を行く。オリオンとウィラー。
発車案内の表示。とにかく夜行が各方面へ次々と出発。昼行(というには遅いが)便もまだかなりあります。
構内はどこもかしこも混雑。トイレの列も長いし、コンビニもご覧の通りの行列。バスタ新宿に夜来るのは初めてだったが、ちょっとビックリする。日曜の夜だから?普段からこんな感じなのだろうか?
構内も当然人・人・人。若い乗客が目立つようだ。GWはどうなってしまうんだろう?とか思った。
平成エンタープライズの大阪経由神戸行。見た所、旧ツアー組が半分くらいを占めているようでした。
今回富山行が出発する、A2乗り場の発車案内。会社・行先関係なく、10分間隔で出発していく。他の乗り場もそう。普通の路線バスと違って乗車に時間が掛かるから、これ以上は詰められないだろう。一つ前はジャムジャムライナーの青森行だが、青森行はこの他に弘南バスとウィラーもあり、以前青森駅でも感じたが、東京~青森間は激戦区っぽい。
A2の発車案内表示に、富山行が表示されました。次は新潟交通の新潟行。
ジャムジャムの青森行の出発を見て、富山地方鉄道のセレガが入ってきました。
この路線は去年ダイヤ改正を行い、富山と高岡を一本化。22時25分発富山経由高岡・氷見行が毎日運行で、この30分発富山行は特定日の運行。この改正、新幹線の影響なのでしょうか?昼行はともかく、夜行は影響はないだろうと思っていたのだが。
この便は日によって受け持ちが西武か地鉄のどちらかになり、この日は地鉄。
先に、B2から出発の富山経由高岡・氷見行が出発、追い抜いて行きました。向こうも地鉄。4年前は富山・高岡、両方とも西武だったが。
車内。標準的な3列シートで、窓際はカーテン付き。9Aに座ります。座席にはコンセントがあるが、ケータイなどの充電のみ。
定刻に出発。ウィラーの青森行と同時だが、向こうは甲州街道を左折して行った。どこを経由して行くのだろう?
新宿駅界隈はまだ賑わいを見せるが、明治通りはさすがに暗い。
池袋駅東口。ここで満席になりました。
出発後のアナウンスで、休憩は上里と越中境で取ると告げられました。下落合駅は乗車はなかったが、ドライバーが床下の仮眠室へ消えて行って、消灯。24時前、関越道へ。
練馬から40分弱で、上里SAに到着。車内の明かりがつく。
左は越後交通の長岡経由新潟行。大宮始発便でしょう。
上里SAの高速バス。他に新潟交通の新潟行と、西日本JRバスの「グランドリーム」、画像にはないが北陸鉄道の便もいた。旧ツアー組は、ここでは見かけませんでした。スペースには余裕があった。
上里SA。コンビニが開いている。
13分の停車で出発。この後、越中境PAとの間で1回停車があるが、乗務員交代のみ。
気づくと、北陸道の越中境PAに停車していました。もう出発5分前になっていたが、慌てておりて、トイレだけ。
西武バスの金沢行ガーラが見えるが、ここはそれ以上にトラックが多くて、バスは窮屈だ。
4時15分出発。もう消灯はせず、やがて黒部IC間もなく到着のアナウンスが流れる。
黒部ICは一旦本線を降りて、料金所の近くに停車する。定刻より10分程早い。この先の魚津IC・滑川ICも同じだ。
夜が明け、明るくなってきました。常願寺川を渡る。真上は晴れているようにも見えるが、北アルプスはやっぱり曇っているようだ。
5時過ぎ、富山ICを降りました。国道41号線を北上していく。途中のバス停で、チラホラ下車がありました。
富山駅到着。定刻より5分程早い到着でした。バスターミナルには入らない。
傍らを「キラキラ号」が通過して行きました。東口は停車しない。橫浜YCATからの便でバスタ新宿をこちらの20分後に出発、この後高岡を経由して金沢まで行くらしい。
自宅を出る前の天気予報は今一つ良くなかったが、富山駅の上空は、快晴の様に見えました。
まず、あいの風の電車を撮りたいと思っていたが、どうなるでしょうか。
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《今日見た・聞いた・思った事》
東急が昨日、2018年度の設備投資計画を発表しました。予想通り、設備投資額597億円は前年度より一気に95億円、前年度比で20%近い大幅な増加となりました。特に安全対策で310億円を投資します。
安全総点検の結果を踏まえ、田園都市線の地下区間(旧新玉川線区間)で大規模な設備更新に着手、ハード面の強化と、リスク個所の可視化を進め、輸送障害を未然に防止。点検で顕在化したリスクに対する工事も実施。
この他では3D式踏切障害検知装置の導入を推進。
東急初のデジタルATCを東横線に導入、2022年の共用開始を目指す。「駅視-Vision-」は、今年度中に(こどもの国・世田谷線を除く)東急全駅に展開。
ホームドアは、東横・田園都市・大井町の各線64駅中33駅が設置済みで、今年度は12駅に整備し、2019年度までに、対象路線全駅に整備を完了。
注目の車両面では、2020系6編成、7000系6編成を導入。VVVF改造されているとはいえ、前回の東京オリンピックよりも前にデビュー、最古参では56年間走り抜いた7700系(旧7000系)はいよいよ、今年度引退という事になりました。盛大なお別れセレモニーが行われる事になるでしょう。「田園都市線の旧型車両」(8500系を差すと思われる)は2022年度までに置き換え。2020系は、今年度には東武スカイツリーラインへも直通が始まるかと思われます。
この他、池上駅は橋上駅舎化。5階建ての駅ビルとなり、公立図書館が入居、保育園や店舗も検討されるとの事。旗の台駅は「木になるリニューアル」を実施。
《今日のニュースから》
11日 女子高生7人 過呼吸疑い JR新橋駅前SL広場
12日 京都・祇園で火災 三つ星日本料理店全焼